JP3129801U - ホーム柵 - Google Patents

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憲次 駒井
敏夫 小泉
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株式会社京急ファインテック
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Abstract


【課題】腰高式可動ホーム柵は、通過する高速列車の風圧障害と、プラットホームスクリンドアは地下鉄において、火災発生時に煙の逃げ場がなく煙害発生すること、既存のプラットホームと、階段用手摺壁の幅が狭い場所に設置するとき車椅子が通過できないことにおいて、大人の等身大の高さと、奥行き厚さを狭くしたホーム柵を得るにある。
【解決手段】 鉄道用プラットホーム上の縁端に安全対策として車両と乗降客を分離させる大人の等身大の高さで長方形の金属壁体として設けたホーム柵であって、ホーム柵100のドア部10と、固定柵20と、中間柵30は、奥行き厚さを薄く、上方の両面に透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面に宣伝用となる額縁電飾広告部12と、手動で水平方向に可動開閉できるドア部10と、ドア部10を格納して戸袋となる固定柵20と、ホーム柵100の端あるいは中間の位置でドア部を受け止める中間柵30とを組み合わせてプラットホーム300の縁端に基礎架台22で固定して設ける構成である。
【選択図】図1

Description

本考案は、鉄道用プラットホーム上の縁端に沿って安全対策として設置されるホーム柵に関する。
従来から、腰高式であってフェンスを用いて、乗降口となる箇所を閉鎖しないプラットホーム用フェンスあるいは、プラットホーム用転落防止柵が知られている。また、腰高式の可動ホーム柵あるいは、天井まで届くプラットホームスクリーンドアが知られ、可動ホーム柵あるいは、プラットホームスクリーンドアの開閉は自動制御が多く知られている。
従来の構成でより簡単な乗降口となる箇所を閉鎖しないプラットホーム用フェンスが設けられプラットホームから軌道側への乗客の進入を抑制している(例えば、特許文献1参照。)。
また、プラットホーム用転落防止柵として、腰高式であってフェンスを用いて、乗降口となる箇所を閉鎖しないプラットホーム用フェンスは、パイプ構造であって、パイプ柱を減らして情報表示部とされた広告板で仕切った構造がある(例えば、特許文献2参照。)
通過する高速列車の風圧障害や、都市のピーク時における利用者の過密乗降人員の安全を期すために構造を頑丈に、乗降が必要なときに自動開閉する仕掛けで、駅のプラットホーム上の縁端に沿って腰高式の可動ホーム柵が設けられていることは知られている。
また、腰高式の可動ホーム柵の透過性を乗降客の安全性から必要として、列車の連結部の停車位置に当たる部分を除いて強化ガラスを使用して透過性を高めている(例えば、特許文献3参照。)。
通過する高速列車の風圧障害や、都市のピーク時における利用者の過密乗降人員の安全を期すために構造を頑丈に、乗降が必要なときに自動開閉する仕掛けで、駅のプラットホーム上の縁端に沿って天井まで届くプラットホームスクリーンドアが設けられていることは知られている。
また、天井まで届くプラットホームスクリーンドアの非常脱出ドア装置は権利化されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2002−308088号公報 特開2002−242142号公報 特開2002−283994号公報 特許3502001号公報
従来の構成でより簡単な乗降口となる箇所を閉鎖しないプラットホーム用フェンスと、プラットホーム用転落防止柵では、都市のピーク時における利用者の過密乗降客を乗降口が閉鎖されていない箇所があるので安全に誘導できない。プラットホーム用フェンスはパイプ構造であるため通過する高速列車の風圧障害も発生する。パイプ構造には安全性に限界がある。
また、乗降口の利用者を安全に誘導するプラットホーム用フェンスは、パイプ柱の数を減らし情報表示部となる広告板で仕切ったプラットホーム用フェンスとしているので構造はさらに脆弱となる。
腰高式はプラットホーム用フェンスに長物であるスキー等を立てかけられることがあるので駅員が列車側ホームを歩くときの障害となる。また、プラットホーム用フェンスの内側の歩行者が長物スキーに躓いて、スキーが跳ね上がりプラットホーム用フェンスを乗り越えて通過する列車に激突させる危険がある。
通過する高速列車の風圧障害や、都市のピーク時における利用者の過密乗降客の安全を期すために構造を頑丈にして、乗降が必要なときに自動開閉する仕掛けの腰高式の可動ホーム柵は、さらに安全性を高める構造として、腰高部分に透過性があると乗降客の安全につながると強化ガラスを使用して製造される腰高式の可動ホーム柵の安全性の根拠は薄弱である。また、製造費用は割高となる。頑丈な構造に仕上げるために可動ホーム柵の戸と、戸袋と、自動制御部とで奥行き幅が必要となるので厚さである幅が大きくなる。新設するプラットホームに可動ホーム柵を設置するのであれば予定したプラットホームの有効面積が取れるが、既存のプラットホームに設置するときは、厚さの大きい可動ホーム柵を設置することは使用できるプラッホームの面積が狭くなり車椅子が通れないこと、可動ホーム柵自体の重量がプラットホームの先端部にかかるので加重で支えられなくプラットホームの補強対策が生じる。
天井まで届くプラットホームスクリーンドアを設けた場合は、特に地下鉄等では火事発生時の煙吸引用の煙害対策を必要とする。煙の逃げ場所が無く2次災害を引き起こす。
本考案は、上記記載のような課題を解決するための手段を設けたホーム柵を提供することを目的としている。
本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本考案は、鉄道用プラットホーム上の縁端に安全対策を目的に車両と乗降客を分離させる大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵100であって、ホーム柵100のドア部10と、固定柵20と、中間柵30は、奥行き厚みを薄くして軽量とした。上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部12とを設けた。手動で可動開閉できるドア部10と、ドア部10を格納して戸袋となる内部を中空とした戸袋構造とした固定柵20を設けた。ホーム柵100の端あるいは、中間に設置してドア部10の先端を受け止める中間柵30とを組み合わせてプラットホーム上の縁端に固定柵20と、中間柵30を基礎架台22で固定して設ける。基礎架台22は、取り付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断した構成のホーム柵である。
また、請求項2記載の考案では、請求項1記載の考案であって、前記記載のドア部10は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵100であって、ドア部10の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部12と、ドア部10の先方下端にキャスター14と、後方上下端にレール用ローラー15とを設ける構成のホーム柵である。
また、請求項3記載の考案では、請求項1〜2記載の考案であって、前記記載の固定柵20は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵100であって、固定柵20は、ドア部10を格納する内部を中空とした戸袋で、戸袋の内部中空24の上下にドア部10のレール用ローラー15を導くガイドレール23と、奥行き厚みを薄くして、上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部12と、固定柵20をプラットホーム上の縁端に基礎架台22で固定して設ける構成のホーム柵である。
また、請求項4記載の考案では、請求項1〜3記載の考案であって、前記記載の中間柵30は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵100であって、中間柵30は、ドア部10の先端を受け止める。固定柵20のプラットホームと平行方向長さの約半分で、奥行き厚みを薄くして、上方は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部12と、中間柵30をプラットホーム上の縁端に基礎架台22で固定して設ける構成のホーム柵である。
また、請求項5記載の考案では、請求項1〜4記載の考案であって、前記記載のホーム柵100は、ドア部10と、固定柵20と、中間柵30は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面はステンレス製材として設けたるホーム柵100であって、ホーム柵100は、設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を長期保持して、額縁強化窓部11の透過窓はペットボード製材を設ける構成のホーム柵である。
また、請求項6記載の考案では、請求項1〜5記載の考案であって、前記記載のホーム柵100は、ドア部10と、固定柵20とを施錠する施錠具であるプッシュロック21と、施錠忘れを防止する施錠確認表示を設けた構成のホーム柵である。
また、請求項7記載の考案では、請求項1〜5記載の考案であって、前記記載のホーム柵100は、ペットボトルや、飲料缶等をホーム柵の上に載せても線路側に落下しない傾斜角度13をドア部10と、固定柵20と、中間柵30に設ける構成のホーム柵である。
以下の説明から明らかになるように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
本考案は、鉄道用プラットホーム上の縁端に安全対策を目的に車両と乗降客を分離させる大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵であって、ホーム柵のドア部と、固定柵と、中間柵は、奥行き厚みを薄くして軽量とした。上方の両面は透過性のある額縁強化窓部と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部とを設けた。手動で可動開閉できるドア部と、ドア部を格納して戸袋となる内部を中空とした戸袋構造とした固定柵を設けた。ホーム柵の端あるいは、中間に設置してドア部の先端を受け止める中間柵とを組み合わせてプラットホーム上の縁端に固定柵と、中間柵を基礎架台で固定して設ける。基礎架台は、取り付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断した構成のホーム柵であるので、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体のホーム柵はプラットホームを通過する高速列車の風圧障害やピーク時における利用者の過密乗降客の安全確保をすることができた。自動開閉制御装置を組み込まないためホーム柵の厚さを薄くすることができた。ホーム柵の厚さを薄くして軽量に製造するので既存の狭いプラットホームに設置することができ、車椅子の通過も可能にした。軽量であるので設置するプラットホームを補強する必要がなくなった。ホーム柵に長物であるスキー等を立てかけても駅員が列車側ホームを歩くときの障害とならない。歩行者が長物スキーに躓いて、スキーが跳ね上がり通過する列車に激突する危険を防止することができた。天井まで届く壁面ではないため火災発生時の煙の逃げ場所が有るので煙で2次災害を引き起こすことを防ぐことができた。基礎架台は、取り付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断した金属壁体柵を人体がふれても電撃ショックは起こらない。
また、請求項2記載の考案では、請求項1記載の考案であって、前記記載のドア部は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵であって、ドア部の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部と、下方の両側は宣伝用の額縁電飾広告部と、ドア部の先方下端にキャスターと、後方上下端にレール用ローラーとを設ける構成のホーム柵であるので、キャスターと、レール用ローラーでドア部の手動による開閉はスムースである。ドア部の上方の両面に設けた透過性のある額縁強化窓部は、車椅子から窓部を通して列車等を見ることができるので、等身大の高さであっても圧迫感が無い。下方の両面に宣伝用の額縁電飾広告部は、電飾あるいは通常の広告媒体としての機能を発揮できる。金属壁体であるので乗降客の安全は万全である。
また、請求項3記載の考案では、請求項1〜2記載の考案であって、前記記載の固定柵は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵であって、固定柵は、ドア部を格納する内部を中空とした戸袋で、戸袋の内部中空の上下にドア部のレール用ローラーを導くガイドレールと、奥行き厚みを薄くして、上方の両面は透過性のある額縁強化窓部と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部と、固定柵をプラットホーム上の縁端に基礎架台で固定して設ける構成のホーム柵であるので、固定柵の上下のレールは、ドア部のレール用ローラーを導いてドア部をスムースに格納出来る。固定柵の上方に設けた透過性のある額縁強化窓部は、車椅子から窓部を通して列車等を見ることが出来るので等身大の高さで長方形の金属壁体あっても圧迫感が無い。下方に宣伝用の額縁電飾広告部は、電飾あるいは通常の広告媒体としての機能を発揮できる。金属壁体であるので乗降客の安全は万全である。
また、請求項4記載の考案では、請求項1〜3記載の考案であって、前記記載の中間柵は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵であって、中間柵は、ドア部の先端を受け止める。固定柵のプラットホームと平行方向長さの約半分で、奥行き厚みを薄くして、上方の両面に透過性のある額縁強化窓部と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部と、中間柵をプラットホーム上の縁端に基礎架台で固定して設ける構成のホーム柵であるので、中間柵の上方の両面に設けた透過性のある額縁強化窓部は車椅子から窓部を通して列車を見ることが出来るので等身大の高さで長方形の金属壁体あっても圧迫感が無い。下方の両面に宣伝用の額縁電飾広告部は、電飾あるいは電飾しない通常の広告媒体としての機能を発揮できる。金属壁体であるので乗降客の安全は万全である。
また、請求項5記載の考案では、請求項1〜4記載の考案であって、前記記載のホーム柵は、ドア部と、固定柵と、中間柵は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面はステンレス製材として設けたるホーム柵であって、ホーム柵は、設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を長期保持して、額縁強化窓部の透過窓はペットボード製材を設ける構成のホーム柵である。ステンレス製材を使用した金属壁材である頑丈な構造物で乗降客の安全は万全である。ホーム柵は何時までも美観を損なわないよう設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を長期保持する。透過窓材はペットボードを用いているので強固であって透過性もよく、強化ガラスのように粉砕されて破片でけが人を発生させる恐れもない。
また、請求項6記載の考案では、請求項1〜5記載の考案であって、前記記載のホーム柵は、ドア部と、固定柵とを施錠する施錠具であるプッシュロックを設けた。施錠忘れを防止する施錠確認表示を設けた構成のホーム柵であるので、ドア部の乗客による自由な開閉を避け、施錠確認表示により施錠の忘れを防止できる。
また、請求項7記載の考案では、請求項1〜5記載の考案であって、前記記載のホーム柵は、ペットボトルや、飲料缶等をホーム柵の上に載せても線路側に落下しない傾斜角度をドア部と、固定柵と、中間柵に設ける構成のホーム柵であるので、ホーム柵にペットボトルや、飲料缶等を置いても線路側へ落下しないように傾斜を設けたので物を置いてもホーム側へ落下するので鉄道の安全に寄与する。
ホーム柵100は、奥行き厚みを極小にして軽量として設置して設けた。
以下、図面に示す実施するための最良の形態により、本考案を詳細に説明する。
図1ないし7に示す本考案の実施するための最良の形態であって、図1は、本考案のホーム柵を示す図である。
図1は、鉄道用プラットホーム300上の縁端に安全対策を目的に車両と乗降客を分離させる大人の等身大の高さで長方形の金属壁体のホーム柵100として設置した状態を示す。大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面の主材料をステンレス製材で構成したホーム柵100は、手動で可動開閉できるドア部10と、ドア部10を格納する戸袋となる固定柵20と、ドア部10の端を受止る中間柵30とを設ける。固定柵20と、中間柵30は、プラットホーム300に基礎架台22で設置固定する。ドア部10の先端下に開閉に必要なキャスター12を設けた。ホーム柵100のドア部10と、固定柵20と、中間柵30の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11を設けた。ドア部10と、固定柵20と、中間柵30の下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12を設けた。ドア部10と、固定柵20を施錠する施錠具としてプッシュロック21を設けた。ホーム柵100は、ステンレス製材で構成しているので、強度があり、錆に強く、耐久性に優れている。全体に突起がない仕上げを試みたので、乗客に安全で優しいデザインとなった。
例えば、ホーム柵100の寸法の概略は、大人の等身大の高さ方向に165Cmと、ドア部10の柵は水平方向に250Cmと、固定柵20は水平方向に290Cmと、中間柵30は水平方向に180Cmと、ホーム柵100の奥行きの最大厚さは全幅150mmとして設けた。従来柵の厚みは、240mm以上あるので柵の厚みを薄く制作することができた。従来型と比較して約38%薄くしたので製品重量も大幅に軽減され、ホーム柵100を設置するためのプラットホーム300に重量負荷対策の必要は無くなった。
図2は、図1に係わるホーム柵と列車の停車した状態を示す図である。
プラットホーム300に列車200が停車した状態である。201は架線と、202はパンタグラフと、203は運転者乗降口開閉ドアと、204は乗客乗降口開閉ドアと、205は列車窓と、ホーム柵100のドア柵10と、固定柵20と、中間柵30との位置関係を示す。ホーム柵100は閉めているため、乗降客が列車200に接触したり、線路に転落することはない。また、ホーム柵100のドア柵10と、固定柵20と、中間柵30の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用となる額縁電飾広告部12を設けた。大人の等身大の高さであるホーム柵100であっても圧迫感がない。
ホーム柵100に、長物のスキー等を立てかけても駅員が列車側プラットホーム300を歩くときの障害とはならない。歩行者が長物スキーに躓いて、スキーが跳ね上がり通過する列車に激突する危険も防止することができる。天井まで届く壁面ではないため火災発生時の煙の逃げ場所が有るので煙で2次災害を引き起こすことを防ぐことが出来る。このように、乗客の安全を確保することが可能となる。
図3は、図1のホーム柵の斜視図を示す図である。
ホーム柵100は、両面をステンレス製材で構成しているので、強度があり、錆に強く、耐久性に優れている。全体に突起がない仕上げを試みたので、乗客に安全で優しいデザインとなった。ホーム柵100は、ペットボトルや、飲料缶等をホーム柵の上に載せても線路側に落下しない傾斜角度13をドア部10と、固定柵20と、中間柵30に設ける構成のホーム柵100である。固定柵20と、中間柵30は、プラットホーム300に基礎架台22で設置固定する。ドア部10の開閉に必要なキャスター14を設けた。ホーム柵100のドア部10と、固定柵20と、中間柵30の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11の両面は額縁構造として設けた。ドア部10と、固定柵20と、中間柵30の下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12を設けた。ドア部10と、固定柵20を施錠する施錠具としてプッシュロック21を設けた。
図4は、図1の固定柵を示す図である。
固定柵20は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体の主材料をステンレス製材で構成し、手動で可動開閉できるドア部10を格納する戸袋となる構成で設けた。ペットボトルや、飲料缶等を載せても線路側に落下しない傾斜角度13を固定柵20に設けている。
ドア部10を格納する戸袋となる固定柵20の内部中空24の上方と下方にドア部のレール用ローラー15の可動方向を安定させるガイドレール23を設けた。固定柵20の上方の両面はは広くした額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12を設けた。額縁強化窓部11は、透過性と、強度と、耐久性に優れている材質のペットボードを使用したので広く視界性が良好である。また、柔軟性があるので割れないので強化ガラスと異なり破損や飛散の心配がないので安全性が高い。額縁電飾広告部12は、電飾構造を設けて行う広告面と、あるいはステンレス平面をそのまま使用する広告面とを設ける。窓部額縁はステンレスヘアーラインとする。固定柵20は、プラットホーム300に基礎架台22で固定する。基礎架台22は、取り付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断したので、金属壁体柵であっても、人体がふれても電撃ショックは起こらない。ドア部10と、固定柵20を施錠する施錠具としてプッシュロック21を設けた。開閉時共に施錠できる。施錠確認表示付であるので施錠忘れを防止できる。
点線で囲う図は固定柵20図4のA−A断面を示した。ドア部10を格納する戸袋となる固定柵20の内部空間24の上方と下方にドア部のレール用ローラー15の可動方向を安定させるガイドレール23を設けた。ペットボトルや、飲料缶等を載せても線路側に落下しない傾斜角度13を固定柵20に設けてある。例えば、ドア部10を格納する戸袋であっても奥行き厚みは150mmと幅が薄い。内部清掃メンテナンスが容易にできる構造である。製品重量も190kgと軽い。設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を保持する。基礎架台22の取り付は、プラントホーム300上よりアンカーボルトを埋め込むため施工が容易である。
図5は、図1のドア部を示す図である。
大人の等身大の高さで長方形の金属壁体の主材料をステンレス製材で構成し、手動で可動開閉できるドア部10は、戸袋となる固定柵20に格納される構成で設けた。ドア部10は、上方の両面に透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12と、ドア部10の先方下端にキャスター14と、後方上下端にレール用ローラー15とを設ける構成のホーム柵100である。ドア部10と、固定柵20を施錠するプッシュロック21に対応する施錠具を設けた。点線で囲う図はドア部10図5のB−B断面を示した。固定柵20に格納されるドア部10の断面であって、ドア部10の断面が示すように金属壁体は空洞ではない。ドア部10の先方下端にキャスター14と、後方上下端にレール用ローラー15を設ける。ペットボトルや、飲料缶等を載せても線路側に落下しない傾斜角度13をドア部10に設けてある。例えば、製品の奥行き厚み即ち幅は薄く、また、製品重量も120kgと軽い。設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を保持する。開閉操作が容易であり、開閉時共に施錠できる。施錠確認表示付であるので施錠忘れを防止できる。ドア部10の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12を設けた。額縁強化窓部11は、広く視界性が良好であり、ペットボードを使用し透過性と、強度と、耐久性に優れている。また、柔軟性があるので割れないので強化ガラスと異なり破損や飛散の心配がないので安全性が高い。額縁電飾広告部12は、可動開閉できるドア部10であるので電飾としないでステンレス平面をそのまま使用する場合もある。窓部額縁はステンレスヘアーラインとする。
図6は、図1の中間柵30を示す図である。
中間柵30は、ドア部10の先端を受け止るように両側は閉じていて、大人と等身大の高さで長方形の金属壁体として設けるものであって、固定柵20の平行方向長さの約半分で、上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12と、奥行き厚みを薄くした中間柵30をプラットホーム上の縁端に基礎架台22で固定する構成のホーム柵である。ペットボトルや、飲料缶等を載せても線路側に落下しない傾斜角度13を中間柵30に設けている。中間柵30の上方の両面は透過性のある額縁強化窓部11と、下方の両面は宣伝用の額縁電飾広告部12を設けた。額縁強化窓部11は、広く視界性が良好であり、ペットボードを使用し透過性と、強度と、耐久性に優れている。また、柔軟性があるので割れないので強化ガラスと異なり破損や飛散の心配がないので安全性が高い。額縁電飾広告部12を設け、額縁電飾広告部12は、電飾構造を設けて行う広告面と、あるいはステンレス平面を電飾しないでそのまま使用する広告面とを設ける。窓部額縁はステンレスヘアーラインとする。中間柵30は、プラットホーム300に基礎架台22で固定する。基礎架台22は、取付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断したので、金属壁体柵であっても、人体がふれても電撃ショックは起こらない。
点線で囲う図は中間柵30のC−C断面を示した。ドア部10を格納しないので断面内部は空洞であるが端面はステンレスの壁で閉じている。ペットボトルや、飲料缶等を載せても線路側に落下しない傾斜角度13を中間柵30に設けてある。例えば、奥行き厚みは150mmと設置幅が薄い。内部清掃メンテナンスが容易にできる構造である。製品重量も110kgと軽い。設置後コーテングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を保持する。中間柵30は、プラットホーム300に基礎架台22で固定する。基礎架台22は、取付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断したので、金属壁体柵であっても、ふれることで電撃ショックは起こらない。基礎架台22の取り付は、プラットホーム300上よりアンカーボルトを埋め込むため施工が容易である。
図7は、図1のホーム柵をプラットホーム上に設置した断面を示す図である。
202はパンタグラフで列車200がプラットホーム300に停車したときと、ホーム柵100を設置したときの位置関係の断面を示した。ホーム柵100は、プラットホーム300に基礎架台22で固定する。基礎架台22の取り付は、プラットホーム300上よりアンカーボルトを埋め込むため施工が容易である。従来方式のホームドアは厚さが大きく設置すると、プラットホーム300と、301は階段で、階段用手摺壁302が既設されている狭い場所では車椅子が通れない。ホーム柵100の厚さを薄くして軽量に製造することができたので既存のプラットホーム300の重量補強を行うことなく設置して、車椅子の通過を可能とした。基礎架台22は、取り付部プレートに絶縁コーテングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断したので、金属壁体柵であっても、人体がふれても電撃ショックは起こらない。
本考案は、ホームドアやホーム柵を製造、販売する産業で利用され、また、鉄道事業で使用される。
本考案のホーム柵を示す図である。 図1に係わるホーム柵と列車の停車した状態を示す図である。 図1のホーム柵の斜視図を示す図である。 図1の固定柵を示す図である。 図1のドア部を示す図である。 図1の中間柵30を示す図である。 図1のホーム柵をプラットホーム上に設置した断面を示す図である。
符号の説明
10 ドア部
11 額縁強化窓部
12 額縁電飾広告部
13 傾斜角度
14 キャスター
15 レール用ローラー
20 固定柵
21 プッシュロック
22 基礎架台
23 ガイドレール
24 内部中空
30 中間柵
100 ホーム柵
200 列車
201 架線
202 パンタグラフ
203 運転者乗降口開閉ドア
204 乗客乗降口開閉ドア
205 列車窓
300 プラットホーム
301 階段
302 階段用手摺壁

Claims (7)

  1. 鉄道用プラットホーム上の縁端に安全対策を目的に車両と乗降客を分離させる大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたホーム柵(100)であって、ホーム柵(100)のドア部(10)と、固定柵(20)と、中間柵(30)は、奥行き厚みを薄くして軽量として、上方の両面に透過性のある額縁強化窓部(11)と、下方の両面に宣伝用となる額縁電飾広告部(12)と、手動で水平方向に可動開閉できるドア部(10)と、ドア部(10)を格納して戸袋となる固定柵(20)と、ホーム柵(100)の端あるいは、中間に設置してドア部(10)の端を受け止める中間柵(30)とを組み合わせてプラットホーム(300)の縁端に固定柵(20)と、中間柵(30)を基礎架台(22)で固定して設ける構成であることを特徴とするホーム柵。
  2. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載のドア部(10)は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けたドア部(10)であって、ドア部(10)は、上方の用面は透過性のある額縁強化窓部(11)と、下方の両面は宣伝用となる額縁電飾広告部(12)と、ドア部(10)の先方下端にキャスター(14)と、後方上下端にレール用ローラー(15)とを設ける構成であることを特徴とする請求項1記載のホーム柵。
  3. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載の固定柵(20)は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けた固定柵(20)であって、固定柵(20)は、ドア部(10)を格納する内部を中空とした戸袋で、戸袋の内部中空(24)の上下にドア部(10)のレール用ローラー(15)を導くガイドレール(23)と、奥行き厚さを薄くして、上方に両面は透過性のある額縁強化窓部(11)と、下方の両面は宣伝用となる額縁電飾広告部(12)と、固定柵(20)をプラットホーム(300)の縁端に基礎架台(22)で固定して、基礎架台(22)は、取り付部プレートに絶縁コーテイングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断する構成であることを特徴とする請求項1と2記載のホーム柵。
  4. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載の中間柵(30)は、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体両面は主材料をステンレス製材として設けた中間柵(30)であって、中間柵(30)は、固定柵(20)のプラットホームと水平方向長さの約半分として、奥行き厚さを薄くして、上方の両面は透過性のある額縁強化窓部(11)と、下方の両面は宣伝用となる額縁電飾広告部(12)と、中間柵(20)をプラットホーム(300)の縁端に基礎架台(22)で固定して、基礎架台(22)は、取り付部プレートに絶縁コーテイングを行い、絶縁板と、絶縁ボルトにより鉄道電気を遮断する構成であることを特徴とする請求項1ないし3記載のホーム柵。
  5. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載のホーム柵(100)は、ドア部(10)と、固定柵(20)と、中間柵(30)で、大人の等身大の高さで長方形の金属壁体としてステンレス製材として設けたホーム柵(100)であって、ホーム柵(100)は、プラットホーム(300)に設置後コーティングを施し、ステンレスヘアーラインの光沢を長期間保持して、額縁強化窓部(11)の透過窓はペットボード製材を設ける構成であることを特徴とする請求項1ないし4記載のホーム柵。
  6. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載のホーム柵(100)は、ドア部(10)と、固定柵(20)とを施錠する施錠具であるプッシュロック(21)と、施錠忘れを防止する施錠確認表示を設ける構成であることを特徴とする請求項1ないし5記載のホーム柵。
  7. 上記記載のホーム柵(100)であって、前記記載のホーム柵(100)は、ペットボトルや飲料缶等をホーム柵(100)のドア部(10)と、固定柵(20)と、中間柵(30)の上に載せても線路側に落下しない傾斜角度(13)を設ける構成であることを特徴とする請求項1ないし6記載のホーム柵。
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