JP3129525B2 - 整数上の乗算回路 - Google Patents

整数上の乗算回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整数上の乗算回路に関
し、特に小さな桁数の乗算器を用いて大きな桁数の乗算
を行う回路に関するものである。本発明は、大きな桁数
の乗算を必要とするRSA暗号(池野信一,小山謙二:
“現代暗号学”,電子情報通信学会,1986,6章)
のような暗号化技術をはじめとして多くの整数演算に利
用することができる。
【0002】
【従来の技術】ゲートアレイの設計や基板設計におい
て、小さな桁数の整数上の乗算器は、セルライブラリや
TTL等が用意されているため手軽に構成することがで
きる。しかし、大きな桁数の乗算回路を実現しようとし
た場合には、セルライブラリ等がないので自分で設計し
なければならない。ところが、大きな桁数の乗算器を自
分で設計する場合、小さな桁数の乗算器の回路構成をそ
のまま拡張したのでは、回路構成が非常に複雑になり実
現が難しい。
【0003】また、入力値を所定ビツト毎に分割して複
数クロツクで乗算を行おうとする場合、入力値を多項式
と見なすと、ガロア体(宮川洋,原島博,今井秀樹:
“情報と符号の理論”,岩波講座,1982,6章)の
ような桁上がりのない演算系では、図4のような回路に
よつて乗算が行われることが知られている。図4中、*
i はBi (i=0,…,n−1)を乗数としたmビツ
ト*mビツトのガロア体上の乗算器、EXはmビツトの
EXOR、rはmビツトのレジスタである。
【0004】しかし、整数上の乗算では、図4のような
分割演算を行うと分割演算した桁毎に桁上がりが生じる
ため、効率的な乗算器を実現することは難しい。
【0005】また、図4の回路では、分割した入力値を
1つづつ入力するため、少なくともnクロツク以上の処
理時間を必要とした。処理クロツクnを小さくしようと
する場合はmを大きくする必要があり、大きな乗算器を
もたなければならなかつた。mを小さく分割したままで
処理クロツクをnクロツク以下にして高速化することは
難しい。
【0006】本発明は、上述の欠点を除去し、乗算回路
において大きな桁数の入力値を分割して演算する場合
に、小さな桁数の乗算器を用いて桁上がりを考慮した高
速で効率的な整数上の乗算回路を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の整数上の乗算回路は、h,m,nを正の整
数とする場合に、(n×m)ビツトの整数Aと(h×
m)ビツトの整数Bとの乗算を行う整数上の乗算回路で
あつて、整数Aをmビツト毎に分けたAi(i=n−
1,…,0)をp個(p≧2,Apj,Apj+1,…A
pj+p-1;j=0,…,n/p−1)に分類して並列に入
力し、その各入力毎に並列につながれるBpq+k(q=
0,…,n/p−1,k=0,…,p−1)を乗数に持
つmビツト×mビツトの乗算器と、少なくとも2つの該
乗算器の出力と上位のフルアダーの出力を記憶するレジ
スタの内容とを加算するキヤリーバツフアを有する2m
ビツトの3入力のフルアダーと、該フルアダーの出力の
2mビツトを記憶し、次のクロックで下位のフルアダー
に出力する前記レジスタとを有するp列の演算列を備
え、クロツクに同期されて各演算列の最下位の前記フル
アダー又は前記レジスタからの出力を(p−1)×mビ
ツトおきの乗算出力とすることを特徴とする。
【0008】又、本発明の整数上の乗算回路は、h,
m,nを正の整数とする場合に、(n×m)ビツトの整
数Aと(h×m)ビツトの整数Bとの乗算を行う整数上
の乗算回路であつて、整数Aをmビツト毎に分けたAi
(i=n−1,…,0)を下位桁から2個(A2j,A
2j+1;j=0,…,n/2−1)ずつ同時に入力し、A
2jに対してB2q(q=0,…,(n−1)/2)を並列
に乗じるmビツト×mビツトの乗算器と、A2j+1に対し
てB2q+1を並列に乗じるmビツト×mビツトの乗算器
と、2つの前記乗算器の各々の出力と上位のフルアダー
の出力を記憶するレジスタの内容とを加算する2mビツ
トの3入力フルアダーと、該フルアダーの出力の2mビ
ツトを記憶し、次のクロックで下位のフルアダーに出力
する前記レジスタと、該フルアダーのキヤリーを蓄えて
1クロツク遅れて該フルアダーにフイードバツクするバ
ツフアとを有し、クロツクに同期させて最下位の前記フ
ルアダーまたはレジスタからA×Bの乗算結果を構成す
2mビツト単位の2k(k=0,…,n−1)を出力
する回路と、前記A2j,A2j+1を同時に入力し、A2j
対してB2q+1(q=0,…,(n−1)/2)を並列に
乗じるmビツト×mビツトの乗算器と、A2j+1に対して
2qを並列に乗じるmビツト×mビツトの乗算器と、2
つの前記乗算器の各々の出力と上位のフルアダーの出力
を記憶するレジスタの内容とを加算する2mビツトの3
入力フルアダーと、該フルアダーの出力の2mビツトを
記憶し、次のクロックで下位のフルアダーに出力する前
記レジスタと、該フルアダーのキヤリーを蓄えて1クロ
ツク遅れて該フルアダーにフイードバツクするバツフア
とを有し、クロツクに同期させて最下位の前記フルアダ
ーまたはレジスタからA×Bの乗算結果をmビツト毎に
分けた内のC2k+1(k=0,…,n−2)を出力する回
路とを備えることを特徴とする。
【0009】又、本発明の整数上の乗算回路は、次の多
項式A,Bを乗算する整数上の乗算回路であつて、 A=An-1 ・Xn-1 +An-2 ・Xn-2 +…+A1 ・X+
0 B=Bn-1 ・Xn-1 +Bn-2 ・Xn-2 +…+B1 ・X+
0i(i=n−1,…,0)をp個ずつ同時に入力し、
各入力毎にBpq+k(q=0,…,n/p−1,k=0,
…,p−1)を並列に乗じる乗算器と、2個の該乗算器
の出力と高次の加算器の出力を記憶するレジスタの内容
とを加算する3入力の加算器と、該加算器の出力を記憶
する前記レジスタとを備え、クロツクに同期させて最低
次の前記加算器またはレジスタから低次の係数より出力
する回路をp個有し、当該p個の回路がそれぞれ異なる
係数を並列に出力することを特徴とする。
【0010】
【実施例】本実施例ではn・mビツトの整数Aとh・m
ビツトの整数Bとの乗算器を想定するが、簡単のために
h=nとして説明する。この限定により一般性が失われ
ることはない。すなわち、n・mビツトの2つの整数を
A,Bとし、A・B=Cの演算を実行することを考え
る。ここで、mビツトの2つの整数a,bの乗算a・b
=cを実行する乗算器は公知の構成、例えばセルライブ
ラリやTTL等によつて簡単に実現できる。
【0011】図4に示す乗算回路を整数演算に用いる
と、上位桁から演算が行われるために下位桁からの桁上
がりを考慮することができない。更に、Ai (i=n−
1,…,0)を順次入力し演算するためには、少なくと
もnクロツク必要である。従つて、入力を下位桁から行
い、更にAi を複数個同時に入力することによつて処理
の高速化を考える。ここでは、n/2クロツクで乗算が
行える回路を実施例として説明する。
【0012】整数A,Bを各々mビツト毎にn分割する
と、次のように表せる。
【0013】A=An-1 ・Xn-1 +An-2 ・Xn-2 +…
+A1 ・X+A0 B=Bn-1 ・Xn-1 +Bn-2 ・Xn-2 +…+B1 ・X+
0 ここで、X=2m-1 とし、A,Bについてmビツト毎に
上位桁から分割したビツト系列を、各々Ai ,Bi (i
=n−1,…,0)とする。この場合、整数A,Bは多
項式とみなすことができるので、A・Bは次のように表
すことができる。
【0014】
【数1】 従つて、図1のような回路で乗算器を構成できる。図1
は2組の回路からなり、上段はCk(k=0,2,…,
2n−2)を求める回路であり、下段はCk(k=1,
3,…,2n−3)を求める回路である。図1はB
j(j=0,…,n−1)を乗数とするmビツトの乗算
a・b=cを実行する乗算器が2n個(×B0〜×Bn-1
)と、キヤリーをクロツク遅らせるバツフア付きで
2mビツトの3入力の全加算器(フルアダー)n個(B
0 〜BAn-1 )と、2mビツトのレジスタn−1個
(R2 〜Rn-1 )とから構成される。
【0015】図1の下段において、最初のクロツクで上
の入力からA0 が入力され、下の入力からA1 が入力さ
れると、まず右端のバツフア付乗算器BA0 から最下位
桁であるC0 (=A0 ・B0 )が出力され、各々のレジ
スタにA0 ・Bj +A1 ・B j-1 (j=2,4,…,n
−1)が格納される。尚、レジスタの初期状態はオール
“0”である。
【0016】次のクロツクでA2 ,A3 が入力されたと
き、右端のレジスタR2 の出力(A 0 ・B2 +A1 ・B
1 )と乗算器(×B0 )の出力であるA2 ・B0 の和C
2 (=A0 ・B2 +A1 ・B1 +A2 ・B0 )がバツフ
ア付乗算器BA0 から出力される。これは式(1)のX
2 の係数に当たる。(A0 ・B2 +A1 ・B1 )のキヤ
リーはバツフア付乗算器BA0 のバツフアに蓄えられ、
桁上がりとして次のクロツクの加算において用いられ
る。また、各々のレジスタとバツフアとには前段のレジ
スタからの出力と2つの乗算器からの出力を加えた値が
格納される。
【0017】以上の動作をn/2クロツク繰り返してA
n-2 ,An-1 まで入力すれば、式(1)の乗算結果の偶
数項が演算されることが判る。以後、“0”を入力し同
じ動作を繰り返せばレジスタの中の乗算結果を全て出力
させることができるが、レジスタの内容は一括して他の
レジスタに移してもよい。従つて、実質的な処理クロツ
ク数はn/2クロツクと考えられる。
【0018】また、図1の上段においても同様に、最初
のクロツクで上の入力からA1 が入力され下の入力から
0 が入力されると、まずバツフア付乗算器BA1 から
式(1)のX桁の係数であるC1 (=A0 ・B1 +A1
・B0 )が出力され、各々のレジスタにA0 ・Bj +A
1 ・Bj-1 (j=3,5,…,n−2)が格納される。
【0019】次のクロツクでA3 ,A2 が入力されたと
き、右端のレジスタR3 の出力(A 0 ・B3 +A1 ・B
2 )と乗算器(×B0 ,×B1 )の出力の和C3 (=A
0 ・B3 +A1 ・B2 +A2 ・B1 +A3・B0 )がバ
ツフア付乗算器BA1 から出力される。これは式(1)
のX3 の係数に当たる。このとき、キヤリーは、下段と
同様にバツフア付乗算器BAのバツフアに蓄えられ、桁
上がりとして次のクロツクの加算において用いられる。
【0020】従つて、図1によつて式(1)の演算結果
が下位の桁から2つづつ同時に演算出力されることが判
る。よつて、式(1)の乗算に必要な実質的な処理クロ
ツク数はn/2クロツクである。
【0021】これによつて、整数Aの値が分割入力され
るときA・Bの演算が高速で効率的に行われる。また、
図1は図2のような同一の演算素子の繰り返しによつて
構成できるので、VSLI等の大規模回路を構成しやす
いという利点もある。
【0022】以上によつて、入力値がmビツト毎にn分
割されて入力されるとき、mビツト×mビツトの乗算器
を用いて、n・mビツトの乗算回路が効率的に実現でき
ることが示せた。h≠nの場合にも同様の回路によつて
乗算が実行できることは明かである。また、実施例では
2組の回路によつてn/2クロツクで乗算を実行する例
を示したが、Ai をp個同時に入力し、各々の入力に対
して乗数の系列Bj+k(j=0,p−1,…)のkをず
らした乗算器に入力させたp組の回路によつて、n/p
クロツクで乗算が実行できることも明かである。従つ
て、pの選択によつて自由に高速化できる乗算回路を構
成することができる。一例として、図3にP=4の場合
のC0 ,C4 ,C8 ,…を出力する回路の構成例を示
す。尚、BAを5入力フルアダーとすると図3の回路は
更に簡素化される。
【0023】また、実施例に示したp=2の場合、フル
アダーによる桁上がりがバツフアをもちいたフイードバ
ツクによつて閉じた形になるので、整数上の乗算におい
て問題になる桁上がりに関する遅延などの問題がない。
【0024】また、図1の回路からの出力は2mビツト
単位であるが、このバツフア付きフルアダーを用いるこ
とによつて、mビツトの出力にできることも明かであ
る。すなわち、2mビツトの上位mビツトをmビツトの
レジスタに入力して、そのレジスタの出力をmビツトの
フルアダーに入力し、2mビツトの下位mビツトは直接
該フルアダーに入力し、キヤリーは1ビツト遅延させて
該フルアダーにフイードバツクされせばよい。
【0025】更に、この回路構成はガロア体などの桁上
がりのない演算系においても高速乗算回路として用いる
ことができる。このとき、加算器はEXORでよい。
【0026】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明により、乗算回路において大きな
桁数の入力値を分割して演算する場合に、小さな桁数の
乗算器を用いて桁上がりを考慮した高速で効率的な整数
上の乗算回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の整数上の乗算回路を示す図である。
【図2】図1の回路の基本演算素子を示す図である。
【図3】他の実施例の整数上の乗算回路を示す図であ
る。
【図4】公知のガロア体上の多項式の乗算回路を示す図
である。
【符号の説明】
R…2mビツトのレジスタ、BA…バツフア付き2mビ
ツトのフルアダー、×Bi…Bi(i=0…n−1)を
乗数としたmビツト×mビツトの整数上の乗算器、*B
i…Bi(i=0…n−1)を乗数としたmビツト*m
ビツトのガロア体上の乗算器、EX…mビツトのEXO
R、r…mビツトのレジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 h,m,nを正の整数とする場合に、
    (n×m)ビツトの整数Aと(h×m)ビツトの整数B
    との乗算を行う整数上の乗算回路であつて、 整数Aをmビツト毎に分けたAi(i=n−1,…,
    0)をp個(p≧2,Apj,Apj+1,…Apj+p-1;j=
    0,…,n/p−1)に分類して並列に入力し、その各
    入力毎に並列につながれるBpq+k(q=0,…,n/p
    −1,k=0,…,p−1)を乗数に持つmビツト×m
    ビツトの乗算器と、 少なくとも2つの該乗算器の出力と上位のフルアダーの
    出力を記憶するレジスタの内容とを加算するキヤリーバ
    ツフアを有する2mビツトの3入力のフルアダーと、 該フルアダーの出力の2mビツトを記憶し、次のクロッ
    クで下位のフルアダーに出力する前記レジスタとを有す
    るp列の演算列を備え、 クロツクに同期されて各演算列の最下位の前記フルアダ
    ー又は前記レジスタからの出力を(p−1)×mビツト
    おきの乗算出力とすることを特徴とする整数上の乗算回
    路。
  2. 【請求項2】 h,m,nを正の整数とする場合に、
    (n×m)ビツトの整数Aと(h×m)ビツトの整数B
    との乗算を行う整数上の乗算回路であつて、 整数Aをmビツト毎に分けたAi(i=n−1,…,
    0)を下位桁から2個(A2j,A2j+1;j=0,…,n
    /2−1)ずつ同時に入力し、A2jに対してB2q(q=
    0,…,(n−1)/2)を並列に乗じるmビツト×m
    ビツトの乗算器と、A2j+1に対してB2q+1を並列に乗じ
    るmビツト×mビツトの乗算器と、2つの前記乗算器の
    各々の出力と上位のフルアダーの出力を記憶するレジス
    タの内容とを加算する2mビツトの3入力フルアダー
    と、該フルアダーの出力の2mビツトを記憶し、次のク
    ロックで下位のフルアダーに出力する前記レジスタと、
    該フルアダーのキヤリーを蓄えて1クロツク遅れて該フ
    ルアダーにフイードバツクするバツフアとを有し、クロ
    ツクに同期させて最下位の前記フルアダーまたはレジス
    タからA×Bの乗算結果を構成する2mビツト単位の
    2k(k=0,…,n−1)を出力する回路と、 前記A2j,A2j+1を同時に入力し、A2jに対してB2q+1
    (q=0,…,(n−1)/2)を並列に乗じるmビツ
    ト×mビツトの乗算器と、A2j+1に対してB2qを並列に
    乗じるmビツト×mビツトの乗算器と、2つの前記乗算
    器の各々の出力と上位のフルアダーの出力を記憶するレ
    ジスタの内容とを加算する2mビツトの3入力フルアダ
    ーと、該フルアダーの出力の2mビツトを記憶し、次の
    クロックで下位のフルアダーに出力する前記レジスタ
    と、該フルアダーのキヤリーを蓄えて1クロツク遅れて
    該フルアダーにフイードバツクするバツフアとを有し、
    クロツクに同期させて最下位の前記フルアダーまたはレ
    ジスタからA×Bの乗算結果をmビツト毎に分けた内の
    2k+1(k=0,…,n−2)を出力する回路とを備え
    ることを特徴とする整数上の乗算回路。
  3. 【請求項3】 次の多項式A,Bを乗算する整数上の乗
    算回路であつて、 A=An-1 ・Xn-1 +An-2 ・Xn-2 +…+A1 ・X+
    0 B=Bn-1 ・Xn-1 +Bn-2 ・Xn-2 +…+B1 ・X+
    0i(i=n−1,…,0)をp個ずつ同時に入力し、
    各入力毎にBpq+k(q=0,…,n/p−1,k=0,
    …,p−1)を並列に乗じる乗算器と、2個の該乗算器
    の出力と高次の加算器の出力を記憶するレジスタの内容
    とを加算する3入力の加算器と、該加算器の出力を記憶
    する前記レジスタとを備え、クロツクに同期させて最低
    次の前記加算器またはレジスタから低次の係数より出力
    する回路をp個有し、当該p個の回路がそれぞれ異なる
    係数を並列に出力することを特徴とする整数上の乗算回
    路。
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