JP3129176U - 壁面緑化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築物の屋内の例えば壁面の緑化を図ることができる壁面緑化装置を提供する。
【解決手段】外面に少なくとも1つの開口部12が設けられ、屋内の壁面等に取り付けられる縦型ケース10の中に、植物11に供給される液体を貯留する上部水槽14と下部水槽15を備え、下部水槽15には水を上部水槽14に送給するポンプ16が設けられ、開口部12に対向するように植栽部材13がケース10内部に設けられ、植栽部材13は、植物11を支持する植物支持部材18と、吸水性のシート部材19とを含み、シート部材19の一端は、上部水槽14内部まで延びると共に、他端は下部水槽15へ向かって延び、上部水槽14に貯留された水はシート部材19を通って植物支持部材18に移動して植物11に供給される。
【選択図】図2

Description

本考案は、建築物の屋内の例えば壁面を、植栽された植物によって緑化させるための技術に関するものである。
昨今の都市部においては、高層建築物が増加したことにより、都市部の温度が局所的に上昇するヒートアイランド現象が生じて、地球の温暖化に繋がるなどの大きな社会問題となっている。都市部の高層ビルの外壁は、コンクリートで作られているものが多く、外壁に照射された太陽光がコンクリートに蓄熱され、その蓄熱された熱が外気へ放出されることによって外気温度の上昇をもたらす。
そのため、最近では、ビルの屋上に植栽を施して植物をビルの壁面に沿って下垂させたり、植物が植えられた基盤をビルの外壁に取り付けて緑化を行う等、ビルの外壁に対して緑化を施すことが広く行われている。ビルの外壁を植物で覆うことにより、太陽光の照り返しを緩和し、ヒートアイランド現象の防止を図るためである。
ここで、ビルの外壁に緑化を施すと、太陽光線の照り返しを緩和するのみならず、ビルの外壁の意匠性が向上する。例えば、複数の植物を組み合わせて、ビルの外壁に植栽すると、ビルの外壁を色々なバリエーションで彩ることが可能である。
そこで、建築物の外壁のみならず、屋内の壁面の緑化を図り、建築物の屋内空間の演出をしたいという要望が産業界に存在する。
従来の技術としては、外面に開口を設け、内部に植物を植栽させるガラスブロックを複数個連結し、その連結体が建築物の外壁と窓を兼用するという技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術によれば、内部に植物が植栽されたガラスブロックで外壁及び窓を構成することにより、建物内外から壁面緑化を視覚できる。
特開2002−209443号公報
しかしながら、建築物においては、強度上の問題等からガラスブロックで外壁を構成することが好ましくないような場合や、地下室や実験室等、窓を設けて室内に光を取り入れることが好ましくないような場合、及び既存の建築物等を改変することが困難な場合もある。
そのような場合においては、ガラスブロックで外壁及び窓を構成する代わりに、該ガラスブロックを屋内の壁面に直接取り付けることによって、屋内の壁面の緑化を図るということが考えられる。
ここで、上記従来技術は、各ガラスブロック毎に植物へ点滴灌水し、植物を植栽している基盤から滲み出た水は各ガラスブロックから外部へ排出しているという構成である。上記従来技術に係るガラスブロックを屋内の壁面に直接取り付けて使用した場合には、植物が植栽されているガラスブロックからの排水を屋内にそのまま排出することになり、水の飛散等の問題を生じることになる。そのため、上記従来技術に係るガラスブロックを屋内の壁面に直接取り付けて使用することはできない。
上記のとおり、従来の技術では、建築物の屋内の壁面の緑化を図ることが困難であるという課題があった。
本考案は、外面に開口部を設け、内部に植物を植栽させるケースが壁面に取り付けられる壁面緑化装置であって、外面に少なくとも1つの開口部が設けられ、壁面に取り付けられる縦型のケースと、前記開口部より上方であって、前記ケース内の上部に設けられた上部液体室と、前記開口部より下方であって、前記ケース内の下部に設けられた下部液体室と、前記下部液体室に貯留された液体を前記上部液体室に送給する手段であって、前記下部液体室内に設けられた液体送給手段と、前記液体送給手段によって供給される液体の通路であって、前記下部液体室と前記上部液体室とを連通する連通手段と、前記開口部に対向するように前記ケース内に設けられた、植物が植栽される植栽部材と、を備え、前記植栽部材は、植物を支持するための多孔質のシートからなる植物支持手段と、吸液性のシート部材と、を含み、前記植物支持手段と前記シート部材は互いに接触する部分を有し、前記シート部材の一端は、前記上部液体室内部まで延びており、他端は前記下部液体室へ向かって延びており、前記液体送給手段によって前記上部液体室に供給された液体は、前記シート部材を通って前記植物支持手段へ移動して植物に供給されることを特徴とする。
かかる構成によれば、植物に供給される液体はケース内部で循環されるので、余剰な液体をケースの外部に排出する必要が無く、排出された液体の飛散等の問題は生じない。そのため、本考案に係る壁面緑化装置は、屋内の壁面等に取り付けて使用することが可能であり、屋内の緑化を図ることができる。
本考案の壁面緑化装置であって、前記植栽部材は、前記植物支持手段と、前記シート部材と、板状の部材とを積層させてなる三層構造であって、前記植栽部材は、前記ケースの前記開口部に対向する面に取り付けられていることが好適である。
かかる構成によれば、植栽部材をケースに取り付けることが容易となり、取り付けに係る作業性が向上する。
本考案の壁面緑化装置であって、前記シート部材は、高分子吸水ポリマーを含む吸水シートと、ポリエチレンからなる横波形状部材と、からなり、前記吸水シートは、水を吸収すると膨張し、その膨張した吸水シートの一方の面は、前記植物支持手段に接触し、他方の面の一部は、前記横波形状部材の凹部に入り込むことが好適である。
かかる構成によれば、吸水シートに液体が浸透すると前記吸水シートは膨張し、膨張した吸水シートの一部は、ポリエチレンからなる横波形状部材の凹部に入り込んで液体を保持することが可能になると共に、前記吸水シートと植物支持手段との接触面から、最適な量の液体を吸水シートから植物支持手段及び植物に供給することができる。
本考案の壁面緑化装置であって、前記上部液体室内の液体は、前記吸水シートによって吸い上げられ、前記吸水シート内部を浸透して前記植物支持手段へ供給する背面給水とすることが好適である。
かかる構成によれば、液体は、シート部材の内部を浸透して植物支持手段に移動し、植物に供給されるので、植物への水やりのための配管を別に設ける必要が無く、簡易な構成で水やりを行うことができると共に、水だれ等も少なくすることができる。
本考案によれば、新築の建築物、及び、既存の建築物の屋内の壁面等の緑化を図ることが可能になる。
以下、本考案を実施するための形態(以下、実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る壁面緑化装置を正面から見た図である。縦型ケース10は、植栽された植物11を内部に収納するためのケースであり、建築物の屋内の壁面や窓等に取り付けることが可能である。ケース10正面には1つの開口部12が設けられており、この開口部12に対向するケース10の背面には、複数の植物11が植栽された植栽部材13が取り付けられている。植物11は、開口部12を通じて外部から視覚することができる。
本実施形態においては、複数の植物11が植栽部材13に植栽されているが、例えば1つの植物を植栽部材13に植栽させ、それを収納できる額縁程度の大きさのケース10に収納させても良く、植栽される植物の数やケースの大きさについては、希望に応じて種々の変更が可能である。また、植栽部材13には、観葉植物、花、木等の色々な種類の植物を植栽することが可能である。
ケース10内の上部であって、かつ開口部12の上方には上部水槽14が設けられている。一方、ケース10内の下部であって、かつ開口部12の下方には下部水槽15が設けられている。下部水槽15には、植物11に供給するための水が入っていて、その水を下部水槽15から上部水槽14に送給するための循環水ポンプ16が、下部水槽15内の水中に設置されている。循環水ポンプ16によって送給される水の通路である連通パイプ17は、上部水層14と下部水槽15とを連通しており、この連通パイプ17は循環水ポンプ16に接続されている。
上部水槽14内に送給された水は、植栽部材13内部を移動して植物11に供給され、植物11への供給に使われなかった水は、植栽部材13内部を下方に移動して下部水槽15内に送られる。植栽部材13は、上部水槽14内の水を吸い上げ、その吸い上げた水を植物11に供給する、吸水性の導水シートを含んでいる。本考案は、この導水シートを介して、上部水槽14内の水を植物11に供給することを特徴とするものである。以下、図2を参照しながら、植栽部材13の構成及び植物11への水の供給方法について説明する。図2は、図1のA−A線断面を示す図面である。
先ず、植栽部材13の構成について説明する。植栽部材13は、植物11を支持するための植物支持部材18、上部水槽14内の水を植物支持部材18及び植物11に供給するためのシート部材19、開口部12に対向するケース10の背面に固定されるボード20からなる三層構造である。この植栽部材13は、ケース10の開口部12に対向するケース10の背面に図示しないボルトで取り付けられている。以下、植栽部材13を構成している、植物支持部材18、シート部材19、ボード20についてそれぞれ説明する。
植物支持部材18は、多孔質のシートである不織布からなる袋状の部材である。植物支持部材18は、土、人工土壌等の植物11が植え付けられる植栽基盤を包んでいて、植物支持部材18は、厚さ10mm程度の略平板形状になっている。この植物支持部材18は、植物11が植栽されている植栽面21と、植栽面21の裏面であって、シート部材19と接触しているシート接触面22と、を有する。植栽面21には、植物11を植栽基盤へ植え付けるための図示しない植え付け穴が、植栽される植物11の数だけ設けられている。植物11の根元は、植物11を支持するのに十分な量の植栽基盤で固定されているため、植え付け穴周辺の植栽面21は、植物11の生育方向に盛り上がっている。また、土、人工土壌等の植栽基盤が、植え付け穴から外部に漏れるのを防止するために、植え付け穴部分は、図示しないビニールコードで植物11及び植物支持部材18の図示しない植え付け穴を固縛されている。
シート部材19は、高分子吸水ポリマーが織り込まれた、薄い板状の吸水シート24と、ポリエチレンからなる横波形状部材23と、から構成される。吸水シート24は水を吸収すると膨張し、その膨張した吸水シート24の一方の面は、植物支持部材18のシート接触面22と接触する。また、膨張した吸水シート24の他方の面は、部分的に横波形状部材23の凹部に入り込んで、水を保水する。横波形状部材23は、吸水シート24と接触する側とは反対側の面でボード20と接触する。図3は、横波形状部材23単体を正面から見た図であり、図の斜線部分は横波形状部材23の凸部を示している。本実施形態においては、吸水シート24は、高分子吸水ポリマーが織り込まれているとしているが、これに限らず種々の変更が可能であり、他の吸水性に富む繊維を吸水シート24に織り込んだり、吸水性を良好にする物質を吸水シート24に添加させても良い。
再び図2に戻って説明する。吸水シート24の上端は、上部水槽14内部まで延びて、上部水槽14内の水に浸されている。また、吸水シート24の下端は、下部水槽15内部まで延びて、下部水槽15内の水に浸されている。本実施形態においては、吸水シート24の下端は、下部水槽15内の水に浸されているが、例えば吸水シート24の下端を、下部水槽15内の水の水面よりも上方に配置させても良く、種々の変更が可能である。
ボード20は、樹脂等を素材とする平板状のボードであり、ボード20の一方の平面部は横波形状部材23と接触し、他方の平面部は開口部12に対向するケース10の背面と接触している。ボード20は、植物支持部材18及びシート部材19に比べて剛性が高く、変形が少ないものを用いているため、容易にケース10に取り付けることができる。
次に、植物11への水の供給方法について説明する。上述したとおり吸水シート24の上端は、上部水槽14内の水に浸されており、上部水槽14内の水は、毛細管現象によって、吸水シート24内に吸い上げられる。そして、その吸い上げられた水は、吸水シート24内部を浸透しながら、吸水シート24内部を下方へ移動していく。
吸水シート24は、高分子吸水ポリマーが織り込まれているので吸水性に富み、水を吸収して膨張する。そのため、上部水槽14内の水が吸水シート24内部に浸透していくと、吸水シート24は膨張し、その膨張した吸水シート24の一方の面は、植物支持部材18のシート接触面22と接触する。また、膨張した吸水シート24の他方の面は、部分的に横波形状部材23の凹部に入り込んで、水を保水する。そして、吸水シート24に吸収されていた水は、毛細管現象によって、不織布からなる植物支持部材18へ染み出して、その内部を浸透していき、その浸透水が、植物11が植え付けられている植栽基盤に供給される。本考案は、吸水性に富む吸水シート24を上部水槽14と植物支持部材18及び植物11との間に介在させ、毛細管現象を利用して上部水槽14内の水を植物支持部材18及び植物11に背面から供給するという発想に基づき、上述したような構成を採るものである。
本実施形態によれば、上部水槽14内の水は、高分子吸水ポリマーが織り込まれている吸水シート24内部を徐々に浸透しながら植物支持部材18及び植物11に供給されるので、吸水シート24から植物支持部材18及び植物11に供給される水の量が過大となることはない。植物11に供給される水の量が過大であると、植物11の根腐れ等を引き起こす恐れがあり、好ましくないが、本実施形態によれば、そのような不具合を引き起こすことはない。また、横波形状部材23はポリエチレンからなり、その内部には無数の空隙が存在する。横波形状部材23の凸部の内部においては、その空隙に空気が入り込んで、空気層が形成されることによって、通気性を確保することができる。また、膨張した吸水シート24からは適度な量の水が植物支持部材18及び植物11に供給されるので、植物11に供給される水の量が不足することもない。すなわち、本実施形態によれば、最適な量の水を吸水シート24から植物支持部材18及び植物11に供給することができると共に、通気性も確保することができる。また、植物11への水やりのための配管を別に設ける必要が無く、簡易な構成で植物11への水やりを行うことができると共に、水だれも少なくすることができる。
また、植物11への供給に使われなかった水は、吸水シート24内部を下方に浸透していき、下部水槽15内に送られる。そして、再び循環水ポンプ16によって上部水槽14へ送給されることになる。
本実施形態においては、植物11に供給される水は、壁面緑化装置の内部で循環されるので、植物11の供給に使われなかった余剰水を装置の外部に排出する必要は無く、水の飛散等の問題は生じない。そのため、本実施形態に係る壁面緑化装置は、建築物の屋内の壁面や窓等に取り付けて使用することが可能であり、屋内の緑化を図ることができる。また、本実施形態に係る壁面緑化装置は、屋内に限らず、建築物の屋外の外壁等に取り付けて使用できるのは勿論であり、本実施形態によれば、屋内、屋外を問わず幅広く使用可能な壁面緑化装置を提供することができる。
本実施形態においては、植栽部材13は、植物支持部材18、シート部材19、ボード20からなる三層構造の積層体であるとして説明したが、例えば植栽部材13を植物支持部材18とシート部材19とからなる2層構造とし、その積層体をケース10の背面にボルトで取り付けても良く、種々の変更が可能である。
本実施形態においては、植栽部材13を、開口部12に対向するケース10の背面に、直接ボルトで取り付けるとして説明したが、例えばボード20とケース10の背面との間に、取り付け用のパイプやステーを介して取り付けても良く、種々の変更が可能である。
本実施形態においては、植物に供給される液体は水であるとして説明したが、例えば、水に液体肥料等を混合させて植物に供給しても良く、種々の変更が可能である。
本実施形態においては、ケース10の正面には1つの開口部12が設けられているとして説明したが、例えば、ケース10の正面には複数の開口部が設けられていても良い。また、ケース10に設けられた開口部12の形状は、四角形、円形、三角形等の色々な形状とすることが可能であり、希望に応じて種々の変更が可能である。
以上、本考案を実施するための形態について説明したが、本考案はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
本考案の実施形態に係る壁面緑化装置の正面図である。 本考案の実施形態に係る壁面緑化装置のA−A線断面図である。 本考案の実施形態に係る横波形状部材の正面図である。
符号の説明
10 縦型ケース、11 植物、12 開口部、13、植栽部材、14 上部水槽、15 下部水槽、16 循環水ポンプ、17 連通パイプ、18 植物支持部材、19 シート部材、20 ボード、21 植栽面、22 シート接触面、23 横波形状部材、24 吸水シート。

Claims (4)

  1. 外面に開口部を設け、内部に植物を植栽させるケースが壁面に取り付けられる壁面緑化装置であって、
    外面に少なくとも1つの開口部が設けられ、壁面に取り付けられる縦型のケースと、
    前記開口部より上方であって、前記ケース内の上部に設けられた上部液体室と、
    前記開口部より下方であって、前記ケース内の下部に設けられた下部液体室と、
    前記下部液体室に貯留された液体を前記上部液体室に送給する手段であって、前記下部液体室内に設けられた液体送給手段と、
    前記液体送給手段によって供給される液体の通路であって、前記下部液体室と前記上部液体室とを連通する連通手段と、
    前記開口部に対向するように前記ケース内に設けられた、植物が植栽される植栽部材と、を備え、
    前記植栽部材は、植物を支持するための多孔質のシートからなる植物支持手段と、吸液性のシート部材と、を含み、
    前記植物支持手段と前記シート部材は互いに接触する部分を有し、
    前記シート部材の一端は、前記上部液体室内部まで延びており、他端は前記下部液体室へ向かって延びており、
    前記液体送給手段によって前記上部液体室に供給された液体は、前記シート部材を通って前記植物支持手段へ移動して植物に供給されることを特徴とする壁面緑化装置。
  2. 請求項1に記載の壁面緑化装置であって、
    前記植栽部材は、前記植物支持手段と、前記シート部材と、板状の部材とを積層させてなる三層構造であって、前記植栽部材は、前記ケースの前記開口部に対向する面に取り付けられていることを特徴とする壁面緑化装置。
  3. 請求項1又は2に記載の壁面緑化装置であって、
    前記シート部材は、高分子吸水ポリマーを含む吸水シートと、ポリエチレンからなる横波形状部材と、からなり、前記吸水シートは、水を吸収すると膨張し、その膨張した吸水シートの一方の面は、前記植物支持手段に接触し、他方の面の一部は、前記横波形状部材の凹部に入り込むことを特徴とする壁面緑化装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の壁面緑化装置であって、
    前記上部液体室内の液体は、前記吸水シートによって吸い上げられ、前記吸水シート内部を浸透して前記植物支持手段へ供給する背面給水を特徴とする壁面緑化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06142312A (ja) * 1992-10-30 1994-05-24 Fuji Shoji:Kk 弾球遊戯機の賞球払出し装置
JP2013099298A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Daiwa House Industry Co Ltd 緑化面形成部材
KR20190115054A (ko) 2017-09-07 2019-10-10 히다치 겡키 가부시키 가이샤 작업 기계
JP2020198820A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 花街道貿易株式会社 植栽構造体

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