JP3129008U - ガスクロマトグラフ - Google Patents

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Abstract

【課題】カラム交換等のオーブン内作業の作業性を改善したガスクロマトグラフを提供する。
【解決手段】前面に横開き扉1を有する箱形のオーブン2を持つガスクロマトグラフのオーブン2の前面下部の扉1の下端よりも低い位置に蛍光灯等の光源71を持つ照明手段7を設け、これによりオーブン2内の天井面25を照明するように構成する。このように構成することにより、カラム交換やガス漏れテストの作業に際して作業者の手元が明るく照明されるので、作業性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本考案はガスクロマトグラフに関する。
ガスクロマトグラフは、試料成分を分離する役割を担うカラムを収容しこれを所定温度にコントロールするオーブン(恒温槽)を備えている。一般的なガスクロマトグラフ用オーブンは、例えば特許文献1に従来技術として示されているように、前面に横開き扉を有する箱形の断熱容器で構成される。
図2に従来のガスクロマトグラフ用オーブンの構造の一例を示す。同図は前面の扉に平行な面で切った縦断面図を示し、前面の扉は紙面手前にあるものとする。
同図に示すように、オーブン2の筐体は、金属製の外壁21と内壁22との間に断熱材23を挟んで構成され、その内部空間である槽室24にカラム4が収められ、カラム4の後方(紙面奥)には図示しない加熱用ヒータと槽内空気を循環させるファンが設けられる。オーブン2の上部には、分析すべき試料をカラム4に導入する試料導入部5とカラム4で分離された試料成分を検出し電気信号として取り出す検出器6が設けられる。試料導入部5と検出器6の底部はそれぞれカラム接続部51および61としてオーブン2の内壁下面(天井面25)に露出しており、これらにカラム4の両端がそれぞれ接続されている。
特開2001−108664号公報
ガスクロマトグラフィにおいては分析対象に応じて種類やサイズの異なるカラムを用いるので、頻繁にカラムを交換する必要がある。カラムの交換は、オーブンの扉を開け、カラム接続部のネジを緩めてカラムを取り外し、新たなカラムの両端をカラム接続部に挿入して再度ネジを締めることで行われる。これはオーブン内の天井面での作業であるから、作業者に不自然な姿勢を強いることになるばかりでなく、実験室は通常は上方から照明されているため、槽内天井面には光が届き難く、作業者の手元が暗くなるので作業性が悪かった。
また、カラム交換後にカラム接続部のガス漏れの有無をテストする場合も、同様の事情で作業性が悪かった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、カラム交換等のオーブン内作業の作業性を改善したガスクロマトグラフを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために、オーブンの前面下部の前面扉の下端よりも低い位置に照明手段を備え、これによりオーブン内の天井面を照明するように構成する。
本考案は上記のように構成されているので、カラム交換やガス漏れテストの作業に際して作業者の手元が明るく照明されるので、作業性が向上する。
本考案が提供するガスクロマトグラフの第1の特徴はオーブン内を照明する照明手段を備えるように構成した点にあり、第2の特徴はその照明手段をオーブンの外部前方の前面扉の下端よりも低い位置に設けるように構成した点である。
従って、最良の形態の基本的な構成は、上記の特徴的構成を具備するガスクロマトグラフである。
図1に本考案の一実施例として本考案を適用したガスクロマトグラフを示す。
同図において、1は前面の扉、2はオーブン、3はこのガスクロマトグラフ全体を制御する制御部である。なお、図1では省略されているが、図2と同様に、カラム4、試料導入部5、検出器6がオーブン2の内外に装着されているものとする。
7は、オーブン2の前面下部に設けた照明手段であり、扉1の開閉の支障とならないように、扉1の下端よりも低い位置に設置される。照明手段7の光源71から発する照明光Aが後方斜め上方に向かうように反射器72が設けられている。光源71としては、図1では直管形蛍光灯を例示しているが、複数個のLED(発光ダイオード)等を配列して構成してもよい。
上記構成により、扉1を開けた状態でオーブン2内の天井面25が照明されるから、カラム交換等の作業に当たり作業者の手元が明るくなり、作業が容易になる。また、照明手段7はほぼ机上面にあるから作業の邪魔になることもなく、反射器72により光源71からの光が作業者の目を直射して作業者を眩惑することも防止されるので、良好な作業性が保たれる。
変形例として、反射器72を角度可変に構成して照明範囲を調節できるようにしてもよい。また、ドアスイッチを利用することにより、扉1を開けた状態でのみ照明手段7が作動するようにも構成できる。さらにまた、照明手段7にスライド機構を付加して、照明手段7を使用しないときはオーブン2の下に収納できるように構成することも可能である。
これらの変形は、いずれも特に新規の工夫を要することなく既存の技術知識の範囲内で設計可能である。
本考案はガスクロマトグラフに利用できる。
本考案の一実施例を示す図である。 従来のオーブンの構成例を示す図である。
符号の説明
1 扉
2 オーブン
3 制御部
4 カラム
5 試料導入部
6 検出器
7 照明手段
21 外壁
22 内壁
23 断熱材
24 槽室
25 天井面
51 カラム接続部
61 カラム接続部
A 照明光

Claims (1)

  1. 前面に横開き扉を有する箱形のオーブン内にカラムを収容すると共に、前記オーブンの天井面にて前記カラムを接続するように構成されたガスクロマトグラフにおいて、前記オーブンの前面下部の前記扉の下端よりも低い位置に前記オーブン内部を照明する照明手段を備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016029399A (ja) * 2015-12-01 2016-03-03 株式会社島津製作所 ガスクロマトグラフ

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