JP3128864U - Golf club - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドのぶれを少なくでき、またフェース部材とウェイト部材との連結が比較的容易なゴルフクラブを提供する。
【解決手段】前面5Bにフェース3を有するフェース部材4と、このフェース部材4の後面4A側に固定されウェイト部材5とを備える。フェース部材4の後面4Aに凹部11を形成すると共に、ウェイト部材5の前面5Bに凹部11に圧入される凸部14を形成する。凹部11の中心軸線Xは後面4Aに直交して形成されると共に、その開口部12の奥側に該開口部12よりも幅大な中空部13を形成する。凸部14の中心軸線Yは、前面5Bに直交して形成されると共に、凸部14は開口部12よりも大きい球体部16の基端に幅狭な首部15を形成し、凸部14を凹部11に嵌着する。凹部11での打撃力が分散されることなく凸部14にそのまま伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。
【選択図】図1Provided is a golf club that can reduce head blurring and relatively easily connect a face member and a weight member.
A face member 4 having a face 3 on a front surface 5B and a weight member 5 fixed to a rear surface 4A side of the face member 4 are provided. A concave portion 11 is formed on the rear surface 4A of the face member 4, and a convex portion 14 that is press-fitted into the concave portion 11 is formed on the front surface 5B of the weight member 5. The central axis X of the recess 11 is formed perpendicular to the rear surface 4A, and a hollow portion 13 wider than the opening 12 is formed on the back side of the opening 12. The central axis Y of the convex portion 14 is formed orthogonal to the front surface 5B, and the convex portion 14 forms a narrow neck portion 15 at the base end of the spherical portion 16 larger than the opening portion 12, and the convex portion 14 is formed. Fit into the recess 11. Since the striking force in the concave portion 11 is transmitted as it is to the convex portion 14 without being dispersed, the shake at the time of striking can be reduced.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、ゴルフクラブに関するものである。 The present invention relates to a golf club.
従来、この種のものとしてフェースを有するヘッド本体(フェース部材に相当)と、このヘッド本体の後面側に固定されるウェイト部材とを備え、ヘッド本体およびウェイト部材の突き合わせ面の一方に凹部を形成するとともに、他方に凹部に圧入される複数の凸部を形成し、凹部は、突き合わせ面に対し互いに異なる方向性をもって傾斜しそれぞれ凸部が圧入される複数の部分を有するものとし、凸部を全体的に塑性変形させながら凹部に圧入して、ヘッド本体とウェイト部材とを互いに固定することにより、凹部は、互いに異なる方向性をもって突き合わせ面に対し傾斜しており、凹部に凸部が圧入されることにより凸部と凹部との喰付きさせるゴルフクラブヘッドの製造方法が知られている(例えば特許文献1)。
前記従来技術では、凹部は互いに異なる方向性をもって突き合わせ面に対し傾斜しており、凹部に凸部が圧入されることにより凸部と凹部との喰付きさせるものであるが、斜め方向の凹部に対して凸部を圧入しているので、ゴルフボールの打球時において打撃力が斜め方向に向かってしますおそれがあった。また製造時においては、凸部の圧入方向がやや狂いやすいおそれがある。 In the prior art, the concave portion is inclined with respect to the abutting surface with different directions, and the convex portion and the concave portion are bitten by pressing the convex portion into the concave portion. On the other hand, since the convex portion is press-fitted, there is a fear that the striking force may be inclined in the direction of hitting the golf ball. Further, at the time of manufacturing, the press-fitting direction of the convex portion may be slightly distorted.
解決しようとする問題点は、前面にフェースを有するフェース部材と、該フェース部材の後面側に固定されるウェイト部材とを一体に連結する例えばウェッジ型を含むアイアン型等のゴルフクラブにおいて、ヘッドのぶれを少なくでき、またフェース部材とウェイト部材との連結が比較的容易なゴルフクラブ及びその製造方法を提供する点である。 The problem to be solved is that, in a golf club such as an iron type including a wedge type, a face member having a face on the front surface and a weight member fixed to the rear surface side of the face member are integrally connected. The object of the present invention is to provide a golf club that can reduce blurring and that is relatively easy to connect between a face member and a weight member, and a method for manufacturing the same.
請求項1の考案は、前面にフェースを有するフェース部材と、該フェース部材の後面側に固定されるウェイト部材とを備え、前記フェース部材及びウェイト部材の突き合わせ面の一方に凹部を形成すると共に、突き合わせ面の他方に前記凹部に圧入される凸部を形成したヘッドにシャフトを接続したゴルフクラブにおいて、
前記凹部は、一方の突合せ面に該一方の突き合わせ面に直交して形成されると共に、その底部側は開口部よりも幅大に形成され、前記凸部は、前記突き合わせ面の他方に該他方の突き合わせ面に直交して形成されると共に、幅大な先端部の基端に該先端部より幅狭な基端部を形成し、前記凸部を前記凹部に嵌着したことを特徴とするゴルフクラブである。
The invention of claim 1 includes a face member having a face on the front surface and a weight member fixed to the rear surface side of the face member, and forming a recess in one of the face members and the abutting surface of the weight member. In a golf club in which a shaft is connected to a head formed with a convex portion that is press-fitted into the concave portion on the other of the butted surfaces,
The concave portion is formed on one abutting surface orthogonal to the one abutting surface, the bottom side is formed wider than the opening, and the convex portion is formed on the other of the abutting surfaces on the other side. And a base end portion narrower than the tip end portion is formed at the base end of the wide tip end portion, and the convex portion is fitted into the concave portion. It is a golf club.
請求項2の考案は、前面にフェースを有するフェース部材と、該フェース部材の後面側に固定されるウェイト部材と、前記フェース部材と前記ウェイト部材との間に充填、固化して介在する連結部材とを備えたヘッドにシャフトを接続したゴルフクラブであって、前記フェース部材の後面に第1の凹部を該後面に直交して形成し、前記フェース部材の後面と前記ウェイト部材の前面との間に前記連結部材を介在し、前記第1の凹部は開口部の幅よりも底部側の幅が大きく形成されており、かつ該第1の凹部に前記連結部材が充填、固化していることを特徴とするゴルフクラブである。
The invention of
請求項3の考案は、前面にフェースを有するフェース部材と、該フェース部材の後面側に固定されるウェイト部材と、前記フェース部材と前記ウェイト部材との間に充填、固化して介在する連結部材とを備えたヘッドにシャフトを接続したゴルフクラブであって、前記ウェイト部材の前面に第2の凹部を該前面に直交して形成し、前記フェース部材の後面と前記ウェイト部材の前面との間に前記連結部材を介在し、前記第2の凹部は開口部の幅よりも底部側の幅が大きく形成されており、かつ該第2の凹部に前記連結部材が充填、固化していることを特徴とするゴルフクラブである。
The invention of
請求項1の考案によれば、凹部、凸部の中心軸線は後面、前面に対して直角に配置されているので、打撃力はフェース部材介してウェイト部材にも伝達され打撃力が分散されることなくフェース部材からウェイト部材へそのまま伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。 According to the first aspect of the present invention, since the central axes of the concave and convex portions are arranged at right angles to the rear surface and the front surface, the striking force is transmitted to the weight member via the face member, and the striking force is dispersed. Therefore, the vibration is transmitted from the face member to the weight member as it is, so that the shake at the time of hitting can be reduced.
請求項2の考案によれば、凹部の中心軸線は後面に対して直角に配置されているので、凹部での打撃力が分散されることなく、フェース部材から連結部材を介してウェイト部材側に凹部に沿うように伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。 According to the second aspect of the invention, since the central axis of the recess is disposed at a right angle to the rear surface, the striking force in the recess is not dispersed, and the face member is moved to the weight member side via the connecting member. Since it will be transmitted along a recessed part, the blurring at the time of impact can be decreased.
請求項3の考案によれば、凹部の中心軸線は前面に対して直角に配置されているので、凹部での打撃力が分散されることなく、フェース部材から連結部材を介してウェイト部材側に凹部に沿うように伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。 According to the third aspect of the present invention, since the central axis of the concave portion is disposed at a right angle to the front surface, the impact force in the concave portion is not dispersed, and the face member is moved to the weight member side via the connecting member. Since it will be transmitted along a recessed part, the blurring at the time of impact can be decreased.
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。 Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiment described below does not limit the contents of the present invention described in the claims of the utility model registration. In addition, all the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention.
図1〜図4は実施例1を示しており、シャフト1の下端に接続されるヘッド本体2は、前後に2分割されており、打球面であるフェース3を前面に設けたフェース部材4と、該フェース部材4の後側に配置されて後面5Aを形成するウェイト部材5とを一体化したものである。ヘッド本体2はシャフト1を接続するためのシャフト取付部6であるホ−セルが一側上部に形成されると共に、一側下部にヒール7が形成されている。またフェース3にはスコアライン等と称する小溝8が複数段に形成されている。さらにヘッド本体2の他側にはトウ9が形成されていると共に、下部にはソール10が形成されていると共に、ヘッド本体2の後面5Aのほぼ中央にいわゆるキャビティバックを形成するための凹所が形成されている。
1 to 4 show a first embodiment. A
前記フェース部材4は前記シャフト取付部6、フェース3、及びヒール7、トウ9並びにソール10の前側を備えており、金属材料比重が小さい純チタン或いはチタン合金等から構成されている。また前記ウェイト部材5はヒール7、トウ9並びにソール10の後側を備えている。ウェイト部材5は、フェース部材4を形成する材料の比重より大きい比重を有する材料により形成されるものであり、例えば金属材料比重が大きい鋼、ステンレス鋼、ベリリウム銅合金等の銅合金等からなる。また、フェース部材4の材料よりもウェイト部材5の材料が軟質に形成されている。
The
前記フェース部材4とウェイト部材5との一方の突合せ面であるフェース部材4の後面4Aは、フェース3と平行な平面によって形成されており、その表面に第1の凹部11が形成されている。この第1の凹部11は、後面4Aの外縁よりやや内側に配置されると共に、該外縁に沿って複数間隔をおいて位置されている。第1の凹部11は後面4Aに後方から見て正面が円形の第1の開口部12が形成されると共に、その開口部12から前方に向けて第1の中空部13が形成されている。開口部12は前方へ向けてほぼ円筒状或いは径小となるようなほぼ裁頭円錐形状であって、また中空部13は開口部12の直径たる第1の幅Aよりも径大な直径たる第2の幅Bを有するほぼ球面状であって(A<B)、その球面の一部が開口部12の前側に連通するようになっている。そして、開口部12の円形中心12Aと中空部13の球体中心13Aを結ぶ第1の中心軸線Xは後面4Aと直角に配置されている。
A
前記フェース部材4とウェイト部材5との他方の突合せ面であるウェイト部材5の前面5Bは後面4Aと平行に設けられる平面状であって、その表面には第1の凸部14が形成されている。この第1の凸部14は、第1の凹部11と対向するように配置されるもので、前面5Bの外縁よりやや内側に配置されると共に、該外縁に沿って複数間隔をおいて位置されている。第1の凸部14は前面5B前方に首部15を介して球体部16が設けられている。首部15は前面5B側と球体部16とを該球体部16よりも幅狭な箇所(首部15の直径たる第3の幅Cより球体部16の直径たる第4の幅Dは大きい。C<D)を介して接続するものであって、その形状は開口部12と同一(A=C)かやや大きい直径を有する円柱状(A<C)であり、首部15の前方に前記中空部13の幅Bと同一(B=D)又はほぼ大きい幅(B<D)を有する球体部16が連設している。尚、第1の開口部12の長さと首部15の長さはほぼ等しい。そして、首部15の直径中心15Aと球体部16の球体中心16Aを結ぶ第2の中心軸線Yは前面5Bと直角に配置されている。
The
次に製造方法を説明する。フェース部材4の凹部11を上向きに固定台(図示せず)にセットし、次に中心軸線Xに中心軸線Yが同一線状となるように、凹部11に凸部14を対向するようにしてウェイト部材5を配置する。そして凹部11に凸部14を圧入するようにウェイト部材5に下方への圧力Pを加える。この圧力Pの加圧方向は中心軸線X、ひいては中心軸線Yと平行に配置する。これにより球体部16が開口部12を押し広げて中空部13に挿入する。この結果、開口部12に首部15が嵌着すると共に、中空部13に球体部16が嵌着することで抜け止めが図れる。
Next, a manufacturing method will be described. The
このようにフェース部材4にウェイト部材5を固着したヘッド本体2にシャフト1を接続し、そしてシャフト1の上端に設けたグリップ(図示せず)を握ってゴルフクラブをスイングすることにより、フェース3によりゴルフボール(図示せず)を打球するものである。尚、フェース部材4に凸部14を形成すると共に、ウェイト部材5に凹部11を形成してもよい。
In this way, the shaft 1 is connected to the
以上のように、前記実施例では前面5Bにフェース3を有するフェース部材4と、このフェース部材4の後面4A側に固定されウェイト部材5とを備え、フェース部材4の後面4Aに凹部11を形成すると共に、ウェイト部材5の前面5Bに凹部11に圧入される凸部14を形成し、凹部11の中心軸線Xは後面4Aに直交して形成されると共に、その開口部12の奥側に該開口部12よりも幅大な中空部13を形成し、凸部14の中心軸線Yは、前面5Bに直交して形成されると共に、凸部14は開口部12よりも大きい球体部16の基端に幅狭な首部15を形成し、凸部14を凹部11に嵌着したことにより、凸部14の凹部11に対する抜け止めを確実に行うことができ、さらに凹部11の中心軸線Xは後面4Aに対して直角に配置され、凸部14の中心軸線Yも前面5Bに対して直角に配置されていることにより、フェース3によってゴルフボールを打球したとき、その打撃力はフェース部材4介してウェイト部材5にも伝達されるが、その際前記打撃力は凹部11、凸部14を介しても伝達されることとなるが、それらの中心軸線X,Yは後面4A、前面5Bに対して直角に配置されているので、凹部11での打撃力が分散されることなく凸部14にそのまま伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。
As described above, in the above embodiment, the
さらに、前記ゴルフクラブの製造方法においても、凹部11の中心軸線Xは後面4Aに対して直角に配置され、凸部14の中心軸線Yも前面5Bに対して直角に配置されて、凸部14を凹部11に塑性変形させながら圧入して、フェース部材4とウェイト部材5とを互いに固定する工程の途中において、中心軸線Xと中心軸線Yとを一直線状に配置すると共に、中心軸線Xと平行に圧力Pを加えて圧入を行うことにより、圧力Pの荷重方向と、一直線状になっている中心軸線Xと中心軸線Yとが平行となり、この結果圧入時においてフェース部材4とウェイト部材5とが相互に位置ずれするようなことはなく、フェース部材4の外縁とウェイト部材5の外縁とが一致するように正確に両者を固着することができる。
Further, also in the golf club manufacturing method, the central axis X of the
さらに、フェース部材4の材料よりもウェイト部材5の材料が軟質であり、該ウェイト部材5に凸部14を形成し、フェース部材4に凹部11を形成することにより、凸部14が塑性変形しやすく、したがって、フェース部材4とウェイト部材5との固定作業もより容易にできる。
Furthermore, the material of the
以下に他の実施例を示す。尚、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 Other embodiments are shown below. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as the said Example 1, and the detailed description is abbreviate | omitted.
図5に示した実施例2においては、フェース部材4におけるウェイト部材5の突き合わせ面たる後面4Aには、細長な溝状の凹部21が形成される。一方、ウェイト部材5における突き合わせたる前面5Bには凹部21にそれぞれ圧入される細長な凸条形状の凸部24が形成される。これら凹部21及び凸部24は、それぞれ、突き合わせ面の外縁に沿ってほぼ環状となるように断続して位置している。
In the second embodiment shown in FIG. 5, an elongated groove-
そして、実施例1と同様に凹部21は後面4Aに後方から見て正面が矩形の開口部22が形成されると共に、その開口部12から前方に向けて中空部23が形成されている。開口部12は前方へ向けて幅狭となるように、あるいは直方体などに形成されており、また中空部23の最大幅Bは同じ方向において開口部22の幅Aよりも大きく形成されている。そして、開口部22の矩形中心22Aと中空部23の中心23Aを結ぶ中心軸線Xは後面4Aと直角に配置されている。
As in the first embodiment, the
前記凸部24は、凹部21と対向するように配置されるもので、凸部24は前面5B前方に首状な幅狭部25を介して幅大部26が設けられている。尚、幅狭部25、幅大部26における幅C,Dとは凸部14における長手方向長さと直交する方向を示す。そして、幅狭部25の中心25Aと幅大部26の中心26Aを結ぶ中心軸線Yは前面5Bと直角に配置されている。尚、フェース部材4に凸部24を形成すると共に、ウェイト部材5に凹部21を形成してもよい。
The
次に製造方法を説明する。フェース部材4の第1の凹部21を上向きに固定台(図示せず)にセットし、次に中心軸線Yに中心軸線Yが同一線状となるように、凹部21に凸部24を対向するようにしてウェイト部材5を配置する。そして凹部21に凸部24を圧入するようにウェイト部材5に中心軸線Yと平行となるように下方への圧力を加える。これにより幅大部26が開口部22を押し広げて挿入する。この結果、開口部22に幅狭部25が嵌着すると共に、凹部21に凸部24が嵌着することで抜け止めが図れる。
Next, a manufacturing method will be described. The first
以上のように、前記実施例2においても実施例1と同様に中心軸線X、中心軸線Yは後面4A、前面5Bに対して直角に配置されているので、凹部21での打撃力が分散されることなく凸部24にそのまま伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。
As described above, also in the second embodiment, since the central axis X and the central axis Y are arranged at right angles to the
また、圧力Pの荷重方向と、一直線状になっている中心軸線Xと中心軸線Yとが平行となり、フェース部材4とウェイト部材5とが相互に位置ずれするようなことはなく圧入できる。
Further, the load direction of the pressure P and the straight central axis X and the central axis Y are parallel to each other, so that the
図6〜図8に示した実施例3においては、フェース部材4の後面4Aに第1の凹部31を形成する。凹部31は後面4Aに形成した開口を幅狭部32に形成すると共に、幅狭部32の奥側、すなわち前方に幅狭部32よりも幅が大きい断面が円形の幅大部33が形成されている。そして、幅狭部32の中心32Aと幅大部33の中心33Aを結ぶ第1の中心軸線X´は、後面4Aに直角に配置されている。同様にウェイト部材5の前面5Bに別の第2の凹部34を形成する。凹部34は前面5Bに形成した開口を幅狭部35に形成すると共に、幅狭部35の奥側、すなわち後方に幅狭部35よりも幅が大きい断面が円形の幅大部36が形成されている。そして、幅狭部34の中心34Aと幅大部35の中心35Aを結ぶ第3の中心軸線Z´は、前面5Bに直角に配置されている。尚、凹部31,34は、実施例1のように点在してよいし、或いは実施例2のように細長な形状でもよい。
In the third embodiment shown in FIGS. 6 to 8, the first recess 31 is formed on the
そして、フェース部材4とウェイト部材5との間に介在する連結部材37は後面4Aと前面5Bに密着すると共に、その一部は凹部31,34にそれぞれ充填し固化している。この充填して固化した連結部材37の挿入部38においては先端側の幅大部39側が基端側の幅狭部40側よりも幅大となって形成されることによって、抜け止めがなされる。そして、凹部31,34に挿入した挿入部38の中心軸線Y´は後面4A、前面5Bに対して直角に配置されている。
The connecting
次に前記製造方法について説明する。プレス装置は、固定側である一方の金型41に対して可動側である他方の金型42を開閉可能に移動するものであり、一方の金型41の上面に、前面5Bを上向きにしてウェイト部材5を嵌合する一方の取り付け型43を設ける。他方の金型の下面に、後面4Aを下向きにしてフェース部材4を嵌合する他方の取り付け型44を設ける。そして、一方の金型41と他方の金型42にはそれぞれ一方の取り付け型43、他方の取り付け型44、ひいてはウェイト部材5、フェース部材4を加熱するためのヒーター45が設けられている。
Next, the manufacturing method will be described. The pressing device moves the
したがって、図7のように型開き状態で一方の取り付け型43にウェイト部材5を嵌合して取り付け、他方の取り付け型44にフェース部材4を嵌合して取り付ける。また後面4Aと前面5Bとの間に、加熱により軟化すると共に冷却により硬化する樹脂からなる板状の連結部材37を介在する。この板状の連結部材37は板厚が同一の平板状であって、後面4Aと平行な上面に凹部31に対向して第1の突起部46が一体に形成されている。この第1の突起部46は後面4Aに対して直角に突設しており、その突出の量は凹部31を充填できる量を有している。同様に前面5Bと平行となした面に前記凹部34に対向して第2の突起部47が形成されている。この第2の突起部47は前面5Bに対して直角に突設しており、その突出の量は凹部47を充填できる量を有している。
Therefore, as shown in FIG. 7, the
次に一方の金型41と他方の金型42とを型閉めした後に圧力P´を加える。この圧力P方向は、上下方向に一直線状に配置された中心軸線X´,Y´,Z´方向と平行とする。この加圧と共に、ヒーター45を発熱させて後面4Aと前面5Bの表面度を高温に加熱する。この高温は樹脂を軟化するに適した温度、例えば300〜350℃程度とする。したがって、型閉、加圧により第1の突起46、第2の突起47は凹部31,34に挿入され、さらに加熱によって連結部材37の第1の突起46、第2の突起47は軟化し、そして加圧によって第1の突起46、第2の突起47はそれぞれ凹部31,34を充填するように変形する。このようにして樹脂板を連結部材37としてフェース部材4にウェイト部材5を一体化する。
Next, after one
その後、型開きすると共に、連結部材37を介して一体化したフェース部材4とウェイト部材5をプレス装置に取り付けたまま、或いはプレス装置より取り出して例えば自然冷却などにより冷却する。この冷却によって樹脂が固化し、この結果第1の突起46、第2の突起47による凹部31,34に挿入された部位の底部側の幅は開口部12側の幅よりも大きく形成されるので、この挿入部38によって抜け止めがなされて、連結部材37を介してフェース部材4とウェイト部材5とが一体に固着される。尚、連結部材37は加熱により軟化すると共に冷却により硬化するものであればよく樹脂の他に、接着剤或いは炭素繊維等によって形成してもよい。
Thereafter, the mold is opened, and the
以上のように、前記実施例では前記フェース部材4の後面4Aに凹部31を該後面4Aに直交して形成し、前記フェース部材4の後面4Aと前記ウェイト部材5の前面5Bとの間に前記連結部材37を介在し、前記凹部31は開口部12の幅狭部32よりも底部側の幅大部33が大きく形成されており、かつ該凹部31に前記連結部材37が充填、固化していることにより、フェース3によってゴルフボールを打球したとき、その打撃力はフェース部材4介してウェイト部材5にも伝達されるが、その際前記打撃力は凹部31を介して伝達されることとなるが、それらの中心軸線X´,Y´は後面4Aに対して直角に配置されているので、凹部11での打撃力が分散されることなく挿入部38側にそのまま伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。
As described above, in the embodiment, the concave portion 31 is formed on the
また、ウェイト部材5の前面5Bに凹部34を該前面5Bに直交して形成し、フェース部材4の後面4Aとウェイト部材5の前面5Bとの間に連結部材37を介在し、凹部34は開口部12の幅狭部35よりも底部側の幅大部36が大きく形成されており、かつ該凹部34に連結部材37が充填、固化していることにより、フェース3によってゴルフボールを打球したとき、その打撃力はフェース部材4介してウェイト部材5にも伝達されるが、その際前記打撃力は凹部34を介しても伝達されることとなるが、それらの中心軸線Y´,Z´は前面5Bに対して直角に配置されているので、凹部34での打撃力が分散されることなくにそのまま凹部34側に伝達されることとなるので、打撃時のぶれを少なくすることができる。
Further, a recess 34 is formed in the
さらに、フェース部材4の後面4A及びウェイト部材5の前面5Bに第1及び第2の凹部31,34を各々予め形成し、該第1及び第2の凹部31,34はそれぞれ開口部12の幅(幅狭部32、幅狭部35)よりも底部側の幅(幅大部33、幅大部36)が大きく形成され、第1の凹部31の中心軸線X´は後面4Aと直角に配置されると共に第2の凹部34の中心軸線Z´は前面5Bと直角に配置され、フェース部材4の後面4Aとウェイト部材5の前面5Bとの間に、加熱により軟化すると共に冷却により硬化する樹脂からなる連結部材37を介在し、この後連結部材37を加熱した状態でフェース部材4の後面4Aとウェイト部材5とに中心軸線X´,Y´,Z´と平行に圧力P´を加えることで軟化した連結部材37の一部を第1及び第2の凹部31,34に充填し、この後に前記連結部材37を冷却固化して製造することにより、プレス装置の加圧方向は中心軸線X´,Y´,Z´と平行になるので、この結果加圧時においてフェース部材4とウェイト部材5とが相互に位置ずれするようなことはなく、連結部材37を介したフェース部材4の外縁とウェイト部材5の外縁とが一致するように正確に両者を固着することができる。
Further, first and second recesses 31 and 34 are respectively formed in advance on the
以上のように本考案に係るゴルフクラブは、各種のものに適用できる。 As described above, the golf club according to the present invention can be applied to various types.
3 フェース
4 フェース部材
4A 後面
5 ウェイト部材
5B 前面
5B 前面
11 凹部
12 開口部
13 中空部
14 凸部
15 首部(幅狭な基端部)
16 球体部(幅大な先端部)
31 凹部
32 幅狭部
33 幅大部
34 凹部
35 幅狭部
36 幅大部
37 連結部材
X Y Y´ Z
3
11 Recess
12 opening
13 Hollow part
14 Convex
15 Neck (narrow base end)
16 Sphere (wide tip)
31 recess
32 Narrow part
33 Wide part
34 Recess
35 Narrow part
36 Wide part
37 Connecting member XY Y 'Z
Claims (3)
前記凹部は、一方の突合せ面に該一方の突き合わせ面に直交して形成されると共に、その底部側は開口部よりも幅大に形成され、前記凸部は、前記突き合わせ面の他方に該他方の突き合わせ面に直交して形成されると共に、幅大な先端部の基端に該先端部より幅狭な基端部を形成し、前記凸部を前記凹部に嵌着したことを特徴とするゴルフクラブ。 A face member having a face on the front surface; and a weight member fixed to a rear surface side of the face member. The concave portion is formed on one of the face surfaces of the face member and the weight member, and the concave portion is formed on the other of the face surfaces. In a golf club in which a shaft is connected to a head formed with a convex portion that is press-fitted into,
The concave portion is formed on one abutting surface orthogonal to the one abutting surface, the bottom side is formed wider than the opening, and the convex portion is formed on the other of the abutting surfaces on the other side. And a base end portion narrower than the tip end portion is formed at the base end of the wide tip end portion, and the convex portion is fitted into the concave portion. Golf club.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009152U JP3128864U (en) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | Golf club |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JPH07110347A (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Nec Corp | Direct current measuring device |
JP2021006331A (en) * | 2020-10-26 | 2021-01-21 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | Golf club head |
-
2006
- 2006-11-09 JP JP2006009152U patent/JP3128864U/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07110347A (en) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Nec Corp | Direct current measuring device |
JP2021006331A (en) * | 2020-10-26 | 2021-01-21 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | Golf club head |
JP7042884B2 (en) | 2020-10-26 | 2022-03-28 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | Golf club head |
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