JP3128634U - Rfidタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤 - Google Patents

Rfidタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤 Download PDF

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Abstract

【課題】通信性能に優れるとともに安価であるばかりか、製造工程も複雑でなく再利用も可能なRFIDタグを備えた包装薬剤を提供する。
【解決手段】メモリや制御部等を備えた半導体チップ等を有するRFIDタグ本体21にアンテナ22が接合されて前記メモリに記録された或いは記録される情報が前記アンテナ22を介して送受信されるRFIDタグ2を備えた包装薬剤1において、包装薬剤1がヒートシール包装であって、RFIDタグ2が前記RFIDタグ本体21とこの前記RFIDタグ本体21が接合されるヒートシール包装1の表面に露出している金属層121により形成されるアンテナ22とからなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、無線認証タグ(以下「RFIDタグ」という)を備えた包装薬剤、殊にPTP包装を用いた包装薬剤についてRFIDタグを備えたものに関する。
近頃、医療情報の電子的な管理などが行われ、電子カルテだけでなくもRFIDタグ(無接触式のIDタグ)を用いて薬剤についての情報も含めて管理するシステムが例えば特開2004−213222号公報などに提示されている。
そして、更に、処方箋により処方される薬剤についての情報を記録したRFIDタグを直接包装薬剤に付設して薬剤情報を管理する手段が例えば特開2003−233673号公報、特開2005−211611号公報などに提示されている。
これらの公報に提示されているRFIDタグを備えた包装薬剤は、RFIDタグに薬剤の種類や名称、剤形、効能、効果、用法、用量、相互作用、副作用、更には薬剤の製造元の情報、薬剤の原料、成分等や保管に関する薬剤情報などを記録させることにより、処方薬剤の確認や処方先、使用期限などの確認などにより薬剤の管理をすることができることからきわめて便利である。
そして、前記公報には図4および図5に示すように、小型のRFIDタグ2を例えばPTP(press through package)タイプのヒートシール包装薬剤1に備えたものが提示されている。
ところで、一般にRFIDタグは、メモリや制御部等を備えた半導体チップにアンテナが接合されて前記メモリに記録された或いは記録される情報が前記アンテナを介して送受信されるものであり、前記アンテナのサイズが小型化促進の妨げになっている。
そして、近頃、マイクロメートル単位のきわめて小型のRFIDタグが制作されるようになり、前記図および図 に示したようなヒートシール包装薬剤にRFIDタグを備えたものも考えられるが、小型のRFIDタグはアンテナをPET樹脂製の基材の上にエッチングにより形成しているので製造工程が煩雑で高価となり、多くの場合に使用後に処分してしまうヒートシール包装に付設するには向かない。また、一般にRFIDタグにおいてアンテナはRFIDタグの読取機との通信距離やデータ通信の正確さを左右するきわめて重要なものであり、小型のRFIDタグが内蔵するアンテナは必然的に小型となることから通信脳裏翼が低く実用的でない。加えて、従来のRFIDタグは粘着剤などにより貼りつけるものであり、再利用が困難である。
特開2004−213222号公報 特開2003−233673号公報 特開2005−211611号公報
本考案は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであり、通信性能に優れるとともに安価であるばかりか、製造工程も複雑でなく再利用も可能なRFIDタグを備えた包装薬剤を提供するものである。
前記課題を解決するためになされた本考案に係るRFIDタグを備えた包装薬剤は、前記RFIDタグがメモリや制御部等を備えた半導体チップ等を有するRFIDタグ本体にアンテナが接合されて前記メモリに記録された或いは記録される情報が前記アンテナを介して送受信されるRFIDタグを備えた包装薬剤において、前記包装薬剤がヒートシール包装であって、前記RFIDタグが前記RFIDタグ本体とこの前記RFIDタグ本体が接合される前記ヒートシール包装の表面に露出している金属層により形成されるアンテナとからなることを特徴とする。
RFIDタグを前記RFIDタグ本体とこのRFIDタグ本体が接合されるアンテナとから構成するとともに、前記アンテナを前記ヒートシール包装の表面に露出している金属層により形成したので、従来のRFIDタグのように別途に用意したアンテナを組み込む必要がなく、RFIDタグ本体を小型化できるとともに製造もヒートシール包装の表面に露出している金属層にRFIDタグ本体を接合すればよく従来のようにRFIDタグを一個ずつ貼着する手間がいらずに容易である。
特に、アンテナはヒートシール包装の表面に露出している金属層を用いることから電波(磁波)の授受面を比較的大きな面積とすることができ、読取機が離れていても確実な通信が可能である。
また、本発明において、前記包装薬剤に備えられるRFIDタグ本体が複数であり、前記各RFIDタグ本体にヒートシール包装の各薬剤毎に区分して形成したそれぞれ独立したアンテナが接合されている場合には、各薬剤について包装を分離した場合にも各薬剤について情報を提供することができる。
更に、独立したアンテナは前記前記ヒートシール包装の表面に露出している金属層を電磁遮蔽層により所定形状に覆うことにより形成することにより、各アンテナを所望の大きさや形状にきわめて容易に形成することができる。
本考案によれば、小型できわめて高性能の通信機能を有するアンテナを備えたRFIDタグを備えた包装薬剤を容易に製造することが可能であり、また、製造も容易であり、使用済みのものを集めて例えば超音波を加えるなどの所定工程によりRFIDタグ本体とアンテナである使用済みの薬剤包装との接合を解除すればRFIDタグ本体だけを容易に取り出すことができることからリサイクルにも適している。
以下、図面に示した本考案の実施の形態について説明する。
図1は本考案の実施形態の一例であるRFIDタグ2を備えた包装薬剤1を示すものであり、RFIDタグ2がメモリや制御部等を備えた半導体チップ等(図示せず)を有するRFIDタグ本体21にアンテナ22が接合されて構成される。
更に図2および図3に示した拡大断面図を参照して詳しく説明すると、包装薬剤1は殆どが従来のPTPタイプのヒートシール包装薬剤と同じく、例えば錠剤やカプセル形の薬剤3を収容可能なドーム型の収容部を成形した合成樹脂シート11と金属層(アルミニウム箔)121とヒートシールフィルム122を含む複合シート12とをヒートシールした包装形態を有するものである。
そして、前記金属層(アルミニウム箔)121を含む複合シート12はアルミニウム箔により形成される金属層121が表面に露出している。
更に、前記金属層121は電磁波遮蔽樹脂などにより形成された遮蔽層124をもちいることにより、前記薬剤を収容した円形のドーム成型部に当たる部分123の外周に例えば円形のアンテナ22が形成されている。
このアンテナ22部分は金属層121全体により構成してもよいが、一般に包装薬剤1は分割線13により複数に切り取って分割可能であり、切り取ったそれぞれの分割片にRFIDタグ2を備える必要からアンテナ22が薬剤を収容した円形のドーム成型部に当たる部分122の外周にそれぞれ備えられている。
そして、RFIDタグ本体21の接合は、例えば図3に示すように、RFIDタグ本体21の裏面に突設した金属バンプ211を金属層121の設置位置に予め配置した溶融性の合成樹接着剤層124を形成し、これを例えば超音波により熱溶融して後、固化させることにより金属バンプ211を金属層121に形成されるアンテナ22に接合した状態で金属層121にRFIDタグ本体21を固定させる等、従来、周知の手段によりRFIDタグ本体21を固定する。
尚、金属層121に形成される所望のアンテナ22形状は、金属層121の表面に例えば合成樹脂剤などからなる電磁遮蔽層123を部分的に塗布するなどの手段を用いて所定形状に覆うことで形成することができる。
尚、図面中、符合125はRFIDタグ本体21の金属バンプ211を接合するアンテナ22としての機能を発揮させるために金属層121の表面に形成した切れ目である。
以上の構成を有する本実施形態は、従来例に示したものと同様に包装されている各薬剤についての薬剤名、処方の目的、副作用、製造情報や使用期限などの薬剤管理に必要な各種の薬剤情報が記録されて、読取機や書込機(図示せず)と無線で通信して医療管理や薬剤管理等を行うことができるものである。
特に、本実施形態は、小型化の可能なRFIDタグ本体21を用いているので嵩張ることがなく、アンテナ22は、金属(アルミ)箔を含む複合シート12の金属(アルミ)箔により形成される金属層121により形成したので、大型化ができて性能がよく、また、別途に高価な小型のアンテナを要さないので安価に提供することができる。
また、使用後は、RFIDタグ本体21だけを回収することができ、メモリーに記録した情報を書き換えるだけで例えば従来のRFIDタグのように粘着剤を含めて再生することなくそのまま再利用が可能であり、資源や価格の面でも有利である。
以上は、本考案の実施の一形態を述べたが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、例えばSP(strip package)タイプの包装薬剤のようにPTPタイプのヒートシール包装薬剤と同様に表面に金属(アルミニウム)層を露出する包装薬剤についても同様に実施することができることは言うまでもない。
本考案の実施の一形態に係る包装薬剤の裏面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 図1のB−B拡大断面図である。 従来例を示す説明図である。 異なる従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 包装薬剤、2 RFIDタグ、21 RFIDタグ本体、22 アンテナ、121 金属層、電磁遮蔽層123

Claims (3)

  1. メモリや制御部等を備えた半導体チップ等を有するRFIDタグ(無線認証タグ)本体にアンテナが接合されて前記メモリに記録された或いは記録される情報が前記アンテナを介して送受信されるRFIDタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤において、前記包装薬剤がヒートシール包装であって、前記RFIDタグ(無線認証タグ)が前記RFIDタグ(無線認証タグ)本体とこの前記RFIDタグ(無線認証タグ)本体が接合される前記ヒートシール包装の表面に露出している金属層により形成されるアンテナとからなることを特徴とするRFIDタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤。
  2. 前記包装薬剤に備えられるRFIDタグ(無線認証タグ)本体が複数であり、前記各RFIDタグ(無線認証タグ)本体にヒートシール包装の各薬剤毎に区分して形成したそれぞれ独立したアンテナが接合されている請求項1に記載のRFIDタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤。
  3. 前記独立したアンテナは前記前記ヒートシール包装の表面に露出している金属層を電磁遮蔽層により所定形状に覆うことにより形成されている請求項2に記載のRFIDタグ(無線認証タグ)を備えた包装薬剤。
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