JP3127740U - 立木切断補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】山等の傾斜面その他、重機を搬入することができない場所でも支障なく使用することができる運搬容易、かつ、安価な立木切断補助装置を提供する。
【解決手段】下側部材1の上端には上側部材5を該下側部材1に対し上下方向に回動自在に連結し、該下側部材1には該下側部材1を立木7の基部7aに固定するための下側固定手段9を備えさせ、該上側部材5には該上側部材5を立木7の上部7bに固定するための上側固定手段11を備えさせたことを特徴とする立木切断補助装置。
【選択図】図1

Description

本考案は、立木切断補助装置に関するものであり、更に詳しくは、立木を切断する際に、立木の基部から切り離された立木の上部を所定の方向に安全に地上に倒し、又は地上まで安全に下ろすことができるようにした立木切断補助装置に係るものである。
立木を切断する際には、立木の基部から切り離された立木の上部を所定の方向に正確に倒すことが安全性等の見地から要求されるのであるが、立木の基部から切り離された立木の上部を確実に制御し、これを所定の方向に正確に倒すことは必ずしも容易なことではない。
このような問題を解決するために、特開平8−228615号公報は、下部走行体上に上部旋回体を設け、該上部旋回体にアタッチメントを備えさせた立木等切断作業機を開示している。
この立木等切断作業機は、アタッチメントの先端部にグラップルを連結し、下部走行体の前方部に切断装置を備えさせてなるものである。
即ち、上記立木等切断作業機においては、アタッチメント先端部のグラップルにより立木の上部を把持させた状態で下部走行体前方部の切断装置により立木の基部を切断させ、該立木の上部を上部旋回体とアタッチメントとの作動により所定の地上位置に置くようにしている。
特開平8−228615号公報
しかるに上記従来の木等切断作業機においては次のような問題がある。
(イ)上記従来の立木等切断作業機は、下部走行体上に上部旋回体を設け、該上部旋回体にアタッチメントを備えさせた重機であるため、極めて高価である。
(ロ)上記従来の立木等切断作業機は、下部走行体上に上部旋回体を設け、該上部旋回体にアタッチメントを備えさせた重機であるため、山等の傾斜面その他、重機を搬入することができない場所では使用することができない。
本考案は、上記従来の立木等切断作業機における上述の如き問題を解決しようとしてなされたものである。
即ち、本考案は、山等の傾斜面その他、重機を搬入することができない場所でも支障なく使用することができる運搬容易、かつ、安価な立木切断補助装置を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記の立木切断補助装置を提供するものである。
(1)下側部材の上端には上側部材を該下側部材に対し上下方向に回動自在に連結し、該下側部材には該下側部材を立木の基部に固定するための下側固定手段を備えさせ、該上側部材には該上側部材を立木の上部に固定するための上側固定手段を備えさせたことを特徴とする立木切断補助装置(請求項1)。
(2)下側固定アームの一端には該下側固定アームを立木の基部に固定するための下側固定手段を備えさせ、該下側固定アームの他端には上側回動アームを上下方向に回動自在に取り付け、該上側回動アームの一端には該上側回動アームを立木の上部に固定するための上側固定手段を備えさせ、該上側回動アームの他端には該上側回動アームを上下方向に回動させるための駆動手段を連結させたことを特徴とする立木切断補助装置(請求項2)。
(3)前記固定手段は立木を略水平方向に貫くボルトを備えている(請求項3)。
[考案の作用]
[請求項1の考案]
立木を切断する際には、まず、立木切断補助装置を立木を倒すべき方向に合わせて立木に固定する。即ち、下側部材を下側固定手段により立木の基部に固定すると共に上側部材を上側固定手段により立木の上部に固定する。
この状態で、上側部材の回動中心付近の高さにて立木を水平方向に切断した後、下側部材に対して上側部材を回動させることにより立木の上部を倒す。上側部材は下側部材に対して所定の方向にのみ回動するため、立木の上部は当該所定の方向に倒れる。図1参照。
竹又は細木の場合には、立木切断補助装置を立木に固定した後、下側固定手段と上側固定手段との間における上下二箇所の切断位置(43)(45)にて立木を水平方向に切断し、当該上下切断位置(43)(45)間の中間部分(7c)を取り除き、上側固定手段を緩めて立木の上側残部(7b’)を立木の基部(7a)上に下ろす。図6参照。この作業を繰り返すことにより、立木の上部(7b)を複数の部分に切断した状態で除去する。
[請求項2の考案]
立木を切断する際には、まず、立木切断補助装置を立木を倒すべき方向に合わせて立木に固定する。即ち、下側固定アームを下側固定手段により立木の基部に固定すると共に上側回動アームを上側固定手段により立木の上部に固定する。
この状態で、上側回動アームの回動中心付近の高さにて立木を水平方向に切断した後、駆動手段により上側回動アームを回動させることにより立木の上部を倒す。
上側回動アームは下側固定アームに対して所定の方向にのみ回動するため、立木の上部は当該所定の方向に倒れる。図5参照。
[請求項3の考案]
立木に略水平方向の透孔を形成し、該透孔にボルトを挿通させることにより立木切断補助装置を立木に固定する。
[請求項1の考案]
請求項1の立木切断補助装置によれば、立木の基部から切り離された立木の上部を所定の方向に安全に地上に倒し、又は地上まで安全に下ろすことができる。この立木切断補助装置は、運搬容易であって、山等の傾斜面その他、重機を搬入することができない場所でも支障なく使用することができる。また、この立木切断補助装置は、構造が簡単であって安価に製造することができる。
[請求項2の考案]
請求項2の立木切断補助装置によれば、駆動手段により上側回動アームを回動させることにより立木の上部を倒すようにしているため、大きな立木の場合でも、立木の基部から切り離された立木の上部を所定の方向に安全に地上に倒すことができる。この立木切断補助装置は、運搬容易であって、山等の傾斜面その他、重機を搬入することができない場所でも支障なく使用することができる。また、この立木切断補助装置は、構造が簡単であって安価に製造することができる。
[請求項3の考案]
請求項3の考案によれば、立木切断補助装置は、立木を略水平方向に貫くボルトにより立木に確実に固定される。
図1に示す事例について説明する。
符号1に示すものは立木切断補助装置の下側部材である。下側部材1の上端には、一例として回動軸3を介して、上側部材5を該下側部材1に対し上下方向に回動自在に連結する。
下側部材1には該下側部材1を立木7の基部7aに固定するための下側固定手段9を備えさせる。
上側部材5には該上側部材5を立木7の上部7bに固定するための上側固定手段11を備えさせる。
図1における符号13は、立木7を水平方向に切断する切断位置を示す。
図2は、下側固定手段9又は上側固定手段11の一例を示す。
図2に示す事例における下側固定手段9又は上側固定手段11は、下側部材1又は上側部材5に保持体12を固着し、該保持体12に凹部15を備えさせ、該凹部15にチェーン、ベルト、ワイヤ、レバー等の締付手段17を開閉自在、かつ、緊緩自在に設けてなる。
図2に示す事例においては、保持体12の凹部15に備えさせた締付手段17を開き、該凹部15を立木7の基部7a又は上部7bに当接させた状態で締付手段17を締め付けることにより、下側部材1又は上側部材5を立木7の基部7a又は上部7bに固定する。
図3、図4は、下側固定手段9又は上側固定手段11の別の一例を示す。
図3、図4に示す事例における下側固定手段9又は上側固定手段11は、下側部材1又は上側部材5に保持体19を固着し、該保持体19に略コ字状部21を備えさせ、該コ字状部21における相対向する保持脚21a、21bに立木7を略水平方向に貫くボルト23を螺挿してなるものである。符号25に示すものはナットである。
図3、図4に示す事例においては、保持体19に略コ字状部21に合わせて立木7に切欠部27a、27bを形成すると共にボルト23を挿通させる挿通孔29を形成している。
次に、図5に示す事例について説明する。
符号31に示すものは立木切断補助装置における下側固定アームである。下側固定アーム31の一端には該下側固定アーム31を立木7の基部7aに固定するための下側固定手段33を備えさせる。
下側固定アーム31の他端には回動軸35を介して上側回動アーム37を上下方向に回動自在に取り付ける。
上側回動アーム37の一端には該上側回動アーム37を立木7の上部7bに固定するための上側固定手段39を備えさせる。
下側固定手段33と上側固定手段39とは、好ましくは、それぞれ図3、図4に示す下側固定手段9、上側固定手段11と同様のものとする。
上側回動アーム37の他端には該上側回動アーム37を上下方向に回動させるための駆動手段41を連結させる。
駆動手段41としては、例えば油圧シリンダ等のシリンダを用いる。なお、符号42に示すものは立木7を略水平方向に切断する切断位置である。
図6は、図1に示す立木切断補助装置と同様の装置の使用状態の一例を示す。即ち、主として竹又は細木の場合において、立木切断補助装置を立木7に固定した後、下側固定手段9と上側固定手段11との間における上下二箇所の切断位置43、45にて立木7を水平方向に切断し、当該上下二箇所の切断位置43、45間の中間部分7cを取り除き、上側固定手段11を緩めて立木7の上側残部7b’を立木7の基部7a上に下ろす。この作業を繰り返すことにより、立木7の上部7bを複数の部分に切断した状態で除去する。
本考案による立木切断補助装置の一例を示す側面図である。 下側固定手段又は上側固定手段の一例を示す平面図である。 下側固定手段又は上側固定手段の別の一例を示す平面図である。 同上の断面図である。 本考案による立木切断補助装置の別の一例を示す側面図である。 図1に示す立木切断補助装置の使用状態の別の一例を示す側面図である。
符号の説明
1 下側部材
3 回動軸
5 上側部材
7 立木
7a 基部
7b 上部
7b’ 上側残部
7c 中間部分
9 下側固定手段
11 上側固定手段
12 保持体
13 切断位置
15 凹部
17 締付手段
19 保持体
21 略コ字状部
21a 保持脚
21b 保持脚
23 ボルト
25 ナット
27a 切欠部
27b 切欠部
29 挿通孔
31 下側固定アーム
33 下側固定手段
35 回動軸
37 上側回動アーム
39 上側固定手段
41 駆動手段
42 切断位置
43 切断位置
45 切断位置

Claims (3)

  1. 下側部材の上端には上側部材を該下側部材に対し上下方向に回動自在に連結し、該下側部材には該下側部材を立木の基部に固定するための下側固定手段を備えさせ、該上側部材には該上側部材を立木の上部に固定するための上側固定手段を備えさせたことを特徴とする立木切断補助装置。
  2. 下側固定アームの一端には該下側固定アームを立木の基部に固定するための下側固定手段を備えさせ、該下側固定アームの他端には上側回動アームを上下方向に回動自在に取り付け、該上側回動アームの一端には該上側回動アームを立木の上部に固定するための上側固定手段を備えさせ、該上側回動アームの他端には該上側回動アームを上下方向に回動させるための駆動手段を連結させたことを特徴とする立木切断補助装置。
  3. 前記固定手段は立木を略水平方向に貫くボルトを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の立木切断補助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011139651A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 伐採装置及び伐採方法
JP2011167158A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 伐採補助具
JP2019062863A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 中国電力株式会社 引きロープ取付用器具

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