JP3127534U7 - - Google Patents

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金属物穿孔締め付け用調整ネジ
本考案は一種のネジ、特に金属物穿孔締め付け用調整ネジに関するものである。
図1を参照すること。周知のセルフドリリングねじ1は以下のものを有する:ネジ頭11、当該ネジ頭11から下向きに伸びるネジロッド12、当該ネジロッド12にらせん状に巻きついているネジ山13、及び当該ネジロッド12の自由端に一体となって設けられているドリルヘッド14。そのため、締め付ける時、当該ドリルヘッド14で金属物(図中に表示なし)に穴を開け、その後当該ネジ山13が入り込むことを合わせ、セルフドリリングねじ1の締め付け、固定という効果が得られるものである。
当該セルフドリリングねじ1は金属物で直接螺設を行う効果があるが、実際の使用後、当該ドリルヘッド14の材質は必ず硬い鋼性素材でなければならず、それでなければドリルで締めつけられないことが分ってくる。また当該ドリルヘッド14は相対的に錆び付いて腐食しやすく、美観を損ねる。それ以外にも当該セルフドリリングねじ1は単一方向に締め付け、抜き取り作業が行えるのみである。そのため屋根用波板等の金属物での修理、交換に用いる時になると、当該セルフドリリングねじ1の抜き取り作業は、必ず屋根で行う取り外しになるので、作業者が受ける危険性が増加してしまう。
これらに鑑み、「ステンレス製タッピングボルト」の設計を研究開発した者がいる。図2を参照し、当該タッピングボルト2はネジ山211を有するネジロッド21とドリル先端部22を含む。そのうち、当該ネジロッド21はステンレス素材で作られ、その後端はネジ頭212をなし、前端には凹溝213を設ける。また当該ドリル先端部22は硬度が高い鋼性金属素材である。その前端はドリルヘッド221をなし、後端は多角形のはめ込み用ブロック222が一体となって形成されている。当該はめ込み用ブロック222は当該凹溝213内にぴったりとはめ込める。そのため、図3に示したように、使用時には当該ドリル先端部22によりまず金属物3に穴31を開け、当該ネジロッド21のネジ山211が当該金属物3に入り込み固定されるようにする。そして最後に必要に応じて当該ドリル先端部22を取り外せば、防錆ができ美観を増す以外にも、当該ネジロッド21の凹溝213も回転させて調整ができる。作業員は屋根板等での金属物3の補修、交換に活用する時、屋根の上で当該セルフドリリングねじ2の取り外し作業等を行うが、この改良により作業効果が確実に改善できるのである。
しかしながら、周知のステンレス製タッピングボルト2では、上記の効果促進を望んでいるものの、その構造設計を詳細に分析してみると、使用時には上記の効果を達成できないことが分かる。それは主に当該ドリル先端部22が当該ネジロッド21に直接はめ込まれ、はめ込まれた後にドリル先端部22とネジロッド21のネジ山211が接続する状態になる。しかし当該ドリル先端部22と当該ネジロッド21は、互いに分離されているものがはめ込み組み合わされる設計となっているため、実際に締め付け作業をおこなった後、ドリル先端部22が当該金属物3を切り込んで穿孔した後、当該ネジロッド21のネジ山211が当該ドリル先端部22に開けられた穴31に沿って切り込めなくなることが分る。また反対に当該ネジ山211が切り込む時、当該ステンレス素材でできたネジ山211の切り込みが強引なためネジ山が損傷しやすくなる。これにより締め付け後脱落現象が起こる以外にも、さらに深刻な場合もし当該ネジ山211が軟らかい材質なので、当該ネジ山211が全然ネジ切りできず、これに続くネジ山211も回転、締めこみができないことになる。この問題は繰り返し試験を行っても結局解決できず、まさに改善が待たれている。
そのため、本考案の目的は、金属物穿孔締め付け用の一種の調整ネジを提供することであり、使用の利便性があり、金属物の穿孔締め付け時に締め付け、入り込み、固定が即座にできる効果を有する。
本考案である金属物穿孔締め付け用の調整ネジは、ネジ山第1部分を設けたネジロッド、及び当該ネジロッドに接続するドリル先端部を含む。そのうち当該ネジロッドは端面に凹溝を設け、当該凹溝によりちょうど当該ドリル先端部のはめ込み用ブロックがはめ込まれ固定できる。同時に当該ドリル先端部に設けたネジ山第2部分に合わさる。当該ネジ山第2部分とネジ山第1部分は互いに繋がる。そのため締め付け作業の時、当該ドリル先端部が金属物を貫く時に、当該ネジ山第2部分を連動させて切り込み、続くネジ山第1部分が順調に入り込めるようにする。そのため当該ネジ山第1部分の損傷が解消でき、更に締め付け、固定という効果が容易に果たせるのである。更に使用者は必要性に応じて当該ドリル先端部を取り外し、金属物内で直接締め付け工具を当該凹溝内に差し込むことができる。ネジ頭を通さず当該ネジロッドを回してネジを回転させ、締め付け位置の調整が行え、更に使用の利便性が向上しうるのである。
請求項1の考案は、金属物穿孔締め付け用調整ネジにおいて、ネジロッド、及び当該ネジロッドと互いに連結するドリル先端部を含み、そのうち、当該ネジロッドとドリル先端部は異なる材質により接続し一体となり、また当該ネジロッドはロッド部本体、当該ロッド部本体に設けられたネジ山第1部分、及び当該ロッド部本体の両端にそれぞれ設けられたネジ頭と端面を具え、なお上記の当該端面は凹溝を設け、また、当該ドリル先端部は本体、当該本体に形成されるドリルヘッド、本体上の当該ドリルヘッドと反対方向に形成されるはめ込み用ブロック、及び本体上の当該ドリルヘッドとはめ込み用ブロックの間に設けられるネジ山第2部分を具え、上記の当該はめ込み用ブロックは、ちょうど当該凹溝内にはめ込み固定でき、ちょうど当該ネジ山第2部分と当該ネジ山第1部分が繋がり、当該ネジ山第1、2部分が等しいピッチをなし、及び当該ネジ山第1部分の外径D1がネジ山第2部分の外径D2より大きくなるため、金属物にドリルで穿孔した後、当該ドリル先端部を取り外し、当該ネジロッドを回して締め、距離移動の調整ができることを特徴とする金属物穿孔締め付け用調整ネジ。
請求項2の考案は、当該凹溝の周壁は多角形平面により構成され、同時に当該はめ込み用ブロックは多角形柱状であり、当該はめ込み用ブロックを当該凹溝内にはめ込み固定できることを特徴とする請求項1に記載された金属物穿孔締め付け用調整ネジ。
本考案は金属物穿孔締め付け用調整ネジを提供することであり、使用の利便性があり、金属物の穿孔締め付け時に締め付け、入り込み、固定が即座にできる効果を有する。
図4では、本実施例である金属物穿孔締め付け用調整ネジ4が記載されている。これにはネジロッド41及び及び当該ネジロッド41に接続するドリル先端部42を含む。そのうち当該ネジロッド41とドリル先端部42は異なる材質が接続し一体となっているものである。本実施例記載の当該ネジロッド41はステンレス素材であり、当該ネジロッド41は以下のものを有する:ロッド部本体411、当該ロッド部本体411に設けられたネジ山第1部分412、及び当該ロッド部本体411両端にそれぞれ設けられたネジ頭413と端面414。上記当該端面414は凹溝415を設け、図中の六角形体に示されるように、当該凹溝415の周壁416は多角形平面により構成される。
上記の内容を続けて、当該ドリル先端部42は硬度が高い炭素鋼素材(鉄等)で作られる。当該ドリル先端部42は以下のものを有する:本体421、当該本体421に形成されるドリルヘッド422、本体421上の当該ドリルヘッド422と反対方向に形成されるはめ込み用ブロック423、及び本体421の当該ドリルヘッド422とはめ込み用ブロック423の間に位置するネジ山第2部分424。上記の当該はめ込み用ブロック423は図中の六角形に示されるように多角形柱状であり、当該はめ込み用ブロック423を当該凹溝415内にはめ込み固定できる。そのためちょうど当該ネジ山第2部分424と当該ネジ山第1部分412が繋がり、当該ネジ山第1、2部分412、424が等しいピッチをなす。また同時にネジ山第1部分412の外径D1はネジ山第2部分424の外径D2より大きくなる。
図5を参照すること。本実施例である調整ネジ4を屋根用波板等の金属物5に締め付けを行いたい時、まず当該ドリル先端部42を当該ネジロッド41にはめ込んで固定する。その後締め付け工具(図中に表示なし)により当該ネジ頭413を回転させ、当該ドリル先端部42の回転を促し、当該金属物5にまず穴51が開けられるようにする。その後当該ネジ山第2部分424を順調に入れ込み、当該穴51においてネジ切りを行う。この時当該ドリル先端部42は硬度が高い素材であるため、ネジ切り過程ではネジ山の損傷が起こりえない。また同時に締め込み後軌跡ができるため、当該ネジ山第1部分412は当該調整ネジ4が締め付けられ固定されるまで、順調に締め付けられ入り込む。また、この時の状況について、当該調整ネジ4の使用時間が増えてくると、多少のガタが発生するようになる。操作者はその時屋根に登って回して締める必要がなくなり、当該ドリル先端部42を取り外し、当該ネジロッド41の凹溝415が外部に露出させるだけでよくなる。その後締め付け工具6 (破線で示されるように)を当該凹溝415内に差し込む(即ち当該金属物5内に位置するようにする)のである。そのため操作者は当該ネジ頭413を通さず当該ネジロッド41を回して回転させることができる。もし当該ネジロッド41を回して緩め抜き取る場合か、または回して締め付ける方法で当該ネジ頭413と当該金属物5の間を更に密着させれば、水漏れ防止及び締め付け位置調整等の効果がなしえ、使用の利便性が更に向上するのである。
上記の内容をまとめると、本考案は交互にはまり合い固定されるネジロッドとドリル先端部により、同時に当該ドリル先端部がネジ山第2部分を設けている設計に対応させている。そのためドリルの穿孔過程で当該ネジ山第2部分と共に連動して切り込み、更に続くネジ山第1部分が順調に入り込めるようになる。当該ネジ山第1部分はこれにより締め付け作業を行う過程でネジ山の損傷がなくなり、締め付け、固定という効果が容易に果たせる。当然、当該ネジロッドの調整を行うため、当該ドリル先端部を取り外すこともでき、さらに締め付け工具を当該凹溝内に差し込んで締め付け調整も行える。使用の利便性は更に向上するのである。
周知のセルフドリリングねじの立体分解図である。 周知のステンレス製タッピングボルトの立体分解図である。 周知のステンレス製タッピングボルトの断面図である。 本考案の好ましい実施例を示した立体分解図である。 当該好ましい実施例の穿孔締め付け状態を示した表示図である。
符号の説明
1 セルフドリリングねじ
11 ネジ頭
12 ネジロッド
13 ネジ山
14 ドリルヘッド
2 タッピングボルト
21 ネジロッド
211 ネジ山
212 ネジ頭
213 凹溝
22 ドリル先端部
222 はめ込み用ブロック
3 金属物
31 穴
4 調整ネジ
41 ネジロッド
42 ドリル先端部
411 ロッド部本体
412 ネジ山第1部分
413 ネジ頭
414 端面
415 凹槽
416 周壁
421 本体
422 ドリルヘッド
423 はめ込み用ブロック
424 ネジ山第2部分
5 金属物
51 穴
D1、D2 外径

Claims (2)

  1. 金属物穿孔締め付け用調整ネジにおいて、ネジロッド、及び当該ネジロッドと互いに連結するドリル先端部を含み、そのうち、当該ネジロッドとドリル先端部は異なる材質により接続し一体となり、また当該ネジロッドはロッド部本体、当該ロッド部本体に設けられたネジ山第1部分、及び当該ロッド部本体の両端にそれぞれ設けられたネジ頭と端面を具え、なお上記の当該端面は凹溝を設け、また、当該ドリル先端部は本体、当該本体に形成されるドリルヘッド、本体上の当該ドリルヘッドと反対方向に形成されるはめ込み用ブロック、及び本体上の当該ドリルヘッドとはめ込み用ブロックの間に設けられるネジ山第2部分を具え、上記の当該はめ込み用ブロックは、ちょうど当該凹溝内にはめ込み固定でき、ちょうど当該ネジ山第2部分と当該ネジ山第1部分が繋がり、当該ネジ山第1、2部分が等しいピッチをなし、及び当該ネジ山第1部分の外径D1がネジ山第2部分の外径D2より大きくなるため、金属物にドリルで穿孔した後、当該ドリル先端部を取り外し、当該ネジロッドを回して締め、距離移動の調整ができることを特徴とする金属物穿孔締め付け用調整ネジ。
  2. 当該凹溝の周壁は多角形平面により構成され、同時に当該はめ込み用ブロックは多角形柱状であり、当該はめ込み用ブロックを当該凹溝内にはめ込み固定できることを特徴とする請求項1に記載された金属物穿孔締め付け用調整ネジ。
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