JP3127011B2 - Cvd反応装置 - Google Patents

Cvd反応装置

Info

Publication number
JP3127011B2
JP3127011B2 JP03222269A JP22226991A JP3127011B2 JP 3127011 B2 JP3127011 B2 JP 3127011B2 JP 03222269 A JP03222269 A JP 03222269A JP 22226991 A JP22226991 A JP 22226991A JP 3127011 B2 JP3127011 B2 JP 3127011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
reaction
section
region
reaction chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03222269A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0544043A (ja
Inventor
太一 山口
伸哉 青木
昭 香川
宰 河野
明 佐治
昇 黒田
弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP03222269A priority Critical patent/JP3127011B2/ja
Publication of JPH0544043A publication Critical patent/JPH0544043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127011B2 publication Critical patent/JP3127011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上に化学気相蒸
着法(CVD法)を用いて被膜層を形成させる際に用い
られるCVD反応装置に係わり、更に詳しくは、超電導
マグネットコイルや電力輸送用などとして応用開発が進
められている長尺の酸化物超電導体をCVD法を用いて
製造する場合に使用されるCVD反応装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長尺の酸化物超電導体をCVD法
を用いて製造する場合、例えば図2に示されるような横
長型の反応チャンバを用いたCVD反応装置が用いられ
ている。このCVD反応装置1は、横長型の反応チャン
バ2、原料ガス供給装置3、排気ポンプ4、基板ヒータ
5、基板移送装置6を主要構成要素として備えて構成さ
れている。
【0003】上記反応チャンバ2の下方側の一端には原
料ガス供給口7が形成され、かつこの原料ガス供給口7
は、原料ガス供給管8を通じて上記原料ガス供給装置3
と接続されている。また、上記反応チャンバ2の下方側
の他端にはガス排出口9が形成され、かつこのガス排出
口9はガス排出管10を通じて排気ポンプ4と接続され
ている。
【0004】また、上記反応チャンバ2内の長尺基板1
1は、基板移送装置6により図中の矢印方向に移動さ
れ、送入されるようになっている。また、さらに上記チ
ャンバ2内の下部には基板ヒータ5が設けられ、反応チ
ャンバ2内に送入される長尺基板11を加熱できるよう
になっている。
【0005】上記従来のCVD反応装置1を用いて長尺
のSC体を作製するには、基板移送装置6によって反応
チャンバ2内に長尺基板11を送入し、さらに原料ガス
供給管8を介して原料ガス供給装置3からチャンバ2内
に原料ガスを導入するとともに、反応チャンバ2内を所
定の原料ガス雰囲気とする。しかる後、直ちに基板ヒー
タ6で上記チャンバ2内の長尺基板11を加熱してこの
長尺基板11表面にSC層を蒸着させ、これによりSC
体を作製することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCVD反応装置1を用いた場合、長尺基板11は、
反応チャンバ2の入口Aに導入されると同時に高温で急
激な加熱を受け、また、出口Bから搬出されると同時に
外気により急激に冷却されるため、上記反応チャンバ2
の入口及び出口において急激な温度変化を起こし、かつ
この急激な温度変化に起因する膨張あるいは収縮等の激
しいストレスが負荷される。従って、これにより基板に
「反り」や「撓み」が発生して基板の成膜面に起伏が生
ずる恐れがあるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、長尺基板を反応チャンバ内に導入する際、および反
応チャンバから搬出する際に、長尺基板にあるいは基板
上に蒸着されたSC層に起こる温度変化を緩やかにする
ことにより、この温度変化に起因して基板あるいはSC
層に発生する膨張あるいは収縮等のストレスの軽減を図
ることのでき、かつこの長尺基板上に均一かつ安定な組
成のCVD蒸着層を効率的に形成することができるCV
D反応装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、原料化合物
ガス等の原料ガスを化学反応せしめて基体表面に生成物
を堆積させるCVD反応を行う横長型の反応チャンバ
と、該反応チャンバ内に原料ガスを供給する原料ガス供
給手段と、該反応チャンバ内のガスを排気するガス排気
手段と、長尺の基体を該反応チャンバの長手方向に沿っ
て一方側に移動させる基体移動手段と、該反応チャンバ
内に配設された横長型の加熱手段とを備えたCVD反応
装置であって、前記加熱手段は、上記原料ガスを化学反
応せしめて上記基体表面に生成物を堆積させる反応温度
に該基体を加熱する反応領域と、該反応領域の基体移動
方向前方側に設けられ、上記基体が該反応領域に達する
までに該反応温度となるように該基体を漸次加熱する予
熱領域と、該反応領域の基体移動方向後方側に設けら
れ、反応温度に加熱された該基体を徐冷する徐冷領域と
を備えてなり、該反応チャンバ内に、上記反応領域両端
部に近接する遮蔽手段を設け、該反応チャンバ内を反応
部と予熱部と徐冷部とに分割し、かつ該予熱部及び該徐
冷部内に不活性ガスを送り込む不活性ガス供給手段を設
けた構成とすることにより解決される。
【0009】
【作用】上記したように、本発明のCVD反応装置にあ
っては、加熱手段を、上記原料ガスを化学反応せしめて
上記基体表面に生成物を堆積させる反応温度に該基体を
加熱する反応領域と、該反応領域の基体移動方向前方側
に設けられ、上記基体が該反応領域に達するまでに該反
応温度となるように該基体を漸次加熱する予熱領域と、
該反応領域の基体移動方向後方側に設けられ、反応温度
に加熱された該基体を徐冷する徐冷領域とを備えてなる
構成としたので、基体を反応チャンバ内の反応領域に導
入する際、あるいは反応領域から搬出する際に、該基体
に起こる温度変化を緩やかにすることができ、これによ
り、この温度変化に起因して基体あるいはこの基体に蒸
着された薄膜に発生する膨張あるいは収縮等のストレス
が軽減される。
【0010】また、反応チャンバ内に、上記反応領域両
端部に近接する遮蔽手段を設け、該反応チャンバ内を反
応部と予熱部と徐冷部とに分割し、かつ該予熱部及び該
徐冷部内に不活性ガスを送り込む不活性ガス供給手段を
設けた構成としたので、反応部のみに原料ガスが供給さ
れ、予熱部及び徐冷部内には不活性ガスが供給される。
このため、良好な薄膜が得られない不十分な加熱条件で
ある予熱領域並びに徐冷領域などの領域上では成膜が行
われないので、基体上に不良薄膜が成膜されることがな
い。
【0011】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明のCVD反応装置の一実施例を示す
ものであり、図中符号21はCVD反応装置である。こ
のCVD反応装置21は、横長型の反応チャンバ22、
原料ガス供給装置23、排気ポンプ24、基板加熱装置
25、基板移送装置26を主要構成要素として備えて構
成されている。
【0012】上記反応チャンバ22は、その内部に設け
られた2枚の仕切部材27,27により、反応チャンバ
22の長手方向中央部に位置する反応部22aと、この
反応部22aの基板移動方向前方側に位置する予熱部2
2bと、上記反応部22aの基板移動方向後方側に位置
する徐冷部22cとに分けられている。また、上記反応
部22aの上部には、上方に向けてすぼまりかつその頂
部に原料ガス供給手段23が接続された原料ガス拡散部
28が形成され、予熱部22bの上部および徐冷部22
cの上部には、不活性ガス供給装置29が接続されてい
る。また、上記2枚の仕切部材27,27下端の直下に
は、2つのガス排出口30,30が形成され、かつこれ
ら2つのガス排出口30,30はガス排出管31を通し
て排気ポンプ24に接続されている。
【0013】上記反応チャンバ22内の長尺基板32
は、基板移送装置26により図中の矢印方向に移動さ
れ、上記反応チャンバ22内を予熱部22b→反応部2
2a→徐冷部22cの順で通過するようになっている。
また、さらに上記チャンバ22内の下部には予熱部22
bから徐冷部22cに渡る基板加熱装置25が設けら
れ、上記反応チャンバ22内に送入される長尺基板32
を加熱できるようになっている。
【0014】上記基板加熱装置25は、横長の熱伝導プ
レート33と、この熱伝導プレート33の、中央部の加
熱するヒータ34と、上記熱伝導プレート33の両端を
冷却する冷却器35,35と、上記ヒータ34および冷
却器35,35を制御する温度制御装置36とを備えて
いる。
【0015】また、上記構成とした基板加熱装置25
は、反応部22a内において、原料ガスを化学反応せし
めて長尺基板32表面上に生成物を堆積させる際の反応
温度で長尺基板32を加熱する反応領域25aと、予熱
部22b内において、上記長尺基板30が反応部22a
内の反応領域25aに到達するまでに、上記反応温度と
なるように長尺基板32を漸次加熱する予熱領域25b
と、徐冷部25cにおいて、反応温度に加熱された上記
長尺基板32を徐冷する徐冷領域25cとを備えてい
る。
【0016】以上述べたように、本例のCVD反応装置
21にあっては、基板加熱装置25を、原料ガスを化学
反応せしめて長尺基板32表面に生成物を堆積させる反
応温度に長尺基板32を加熱する反応領域25aと、こ
の反応領域25aの基板移動方向前方側に設けられ、上
記長尺基板32が反応領域25aに達するまでに上記反
応温度となるように長尺基板32を漸次加熱する予熱領
域25bと、反応領域25aの基板移動方向後方側に設
けられ、反応温度に加熱された長尺基板32を徐冷する
徐冷領域25cとを備えてなる構成としたので、長尺基
板32を反応チャンバ22内の反応領域25aに導入す
る際、あるいは反応領域25aから搬出する際に、この
長尺基板32に起こる温度変化を緩やかにすることがで
き、これにより、この温度変化に起因して長尺基板32
あるいはこの長尺基板32に蒸着された薄膜に発生する
膨張あるいは収縮等のストレスが軽減される。従って、
これらストレスにより引き起こされる、例えば、基板の
成膜面への起伏の発生や、基板上に蒸着した薄膜へのク
ラックの発生を抑制することができる。また、徐冷部2
2cの領域にO2ガスを導入し、in-situ酸素処理を行う
ことにより、さらに良好な超電導テープを得ることもで
きる。
【0017】また、反応チャンバ22内に、上記反応領
域25a両端部に近接する仕切部材27,27を設け、
反応チャンバ22内を反応部22aと予熱部22bと徐
冷部22cとに分割し、かつ予熱部22b及び徐冷部2
2c内に不活性ガスを送り込む不活性ガス供給装置29
を設けた構成としたので、反応部22aのみに原料ガス
が供給され、予熱部22b及び徐冷部22c内には不活
性ガスが供給される。このため、良好な薄膜が得られな
い不十分な加熱条件である予熱領域25b並びに徐冷領
域25cなどの領域上では成膜が行われないので、長尺
基板32上に不良な薄膜が成膜されるなどの不都合が防
止される。
【0018】上記本実施例のCVD反応装置21を用
い、長尺のSC体を製造するには、まず、原料ガス供給
装置23から反応部22a内に、原料ガス拡散部27を
介してSC体原料ガスを導入すると同時に、不活性ガス
供給装置29により予熱部22bおよび徐冷部22c内
にはアルゴンなどの不活性ガスを供給する。また、排気
ポンプ24によりチャンバ22の下方側の2つのガス排
出口30,30から反応部22a内の反応残ガスと、予
熱部22bおよび徐冷部22c内の不活性ガスを排気す
る。この時、反応部22a内は、均一なSC体原料ガス
雰囲気となっており、予熱部22bおよび徐冷部22c
内は、不活性ガス雰囲気となっている。
【0019】次に、長尺基板32を反応チャンバ22内
に送入し、予熱部22b→反応部22a→徐冷部22c
の順で各部内を順次通過させる。まず、はじめに不活性
ガス雰囲気の予熱部22bに入った長尺基板32は、基
板加熱装置25の予熱領域25aにより、長尺基板32
の加熱を受けている部位が、予熱部22bと反応部22
aの境界に達するまでにCVD反応温度となるように漸
次加熱される。続いて原料ガス雰囲気の反応部22aに
挿入された長尺基板32は、次の徐冷部22cに達する
までに基板加熱装置25の反応領域25aによってCV
D反応温度で持続的に加熱され、SC体原料ガスが、加
熱された上記長尺基板32上で反応し、この長尺基板3
2上にSC層が蒸着される。さらに、このSC層が蒸着
された長尺基板32は、徐冷部22cに送入されて基板
加熱装置25の徐冷領域25cによって徐冷される。
【0020】なお、本発明に係わるCVD反応装置を用
いてSC体を製造する際において好適なSC体原料とし
ては、例えばY−Ba−Cu−O系のSC体を作製する
際は、Y-ビス-2,2,6,6-テトラメチル-3,5-ヘプタンジ
オナート(略称:Y(DPM)3)やBa-ビス-2,2,6,6
-テトラメチル-3,5-ヘプタンジオナート(略称:Ba
(DPM)2)やCu-ビス-2,2,6,6-テトラメチル-3,5-
ヘプタンジオナート(略称:Cu(DPM)2)などの
SC体原料が好適である。
【0021】(実験例1)上述した実施例のCVD反応
装置21を用いてSC体を作製した。まず、原料ガス供
給装置23から反応部22a内に、Y(DPM)3、B
a(DPM)2、Cu(DPM)2より成るSC体原料ガ
スを導入するとともに、不活性ガス供給装置29により
予熱部22bおよび徐冷部22c内にアルゴンガスを供
給した。同時に排気ポンプ24により2つのガス排出口
30,30から所定の速度で反応部22a内のガスと予
熱部22bおよび徐冷部22c内のガスを排気し、反応
部22a内を原料ガス雰囲気とし、予熱部22bおよび
徐冷部22c内をアルゴンガス雰囲気とした。次に、上
述した操作に従って、長さ1m、幅5mm、厚さ0.1
mmの長尺のハステロイC−276を予熱部22b→反
応部22a→徐冷部22cの順で通過させ、上記長尺ハ
ステロイ上にSC層が蒸着されたSC体を作製した。な
お、上記ハステロイの移動速度は1m/hとし、また、
基板加熱装置25のヒータ34の加熱温度を850℃と
し、冷却装置35,35の冷却温度を30とした。
【0022】上記操作により、長尺ハステロイ基板上
に、Y−Ba−Cu−O系SC層が形成された長尺SC
体を作製した。また、得られた長尺SC体のSC層は、
約10μmの膜厚で、また、X線回折によりそのSC膜
組成を調べてみたところ、その組成は均一であった。ま
た、その長尺SC体の臨界温度は、85K以上であり、
臨界電流密度は、5000A/cm2(at77K,0
T)であった。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のCVD反応
装置にあっては、加熱手段を、上記原料ガスを化学反応
せしめて上記基体表面に生成物を堆積させる反応温度に
該基体を加熱する反応領域と、該反応領域の基体移動方
向前方側に設けられ、上記基体が該反応領域に達するま
でに該反応温度となるように該基体を漸次加熱する予熱
領域と、該反応領域の基体移動方向後方側に設けられ、
反応温度に加熱された該基体を徐冷する徐冷領域とを備
えてなる構成としたので、基体を反応チャンバ内の反応
領域に導入する際、あるいは反応領域から搬出する際
に、該基体に起こる温度変化を緩やかにすることがで
き、これにより、この温度変化に起因して基体あるいは
この基体に蒸着された薄膜に発生する膨張あるいは収縮
等のストレスが軽減される。従って、上記ストレスによ
り引き起こされる、基体の成膜面への起伏の発生や、基
体上に蒸着した薄膜へのクラックの発生を抑制すること
ができ、例えば、本発明のCVD反応装置を用いてSC
体を作製すると、臨界電流密度、臨界温度の高い良質の
SC体が得られる。
【0024】また、反応チャンバ内に、上記反応領域両
端部に近接する遮蔽手段を設け、該反応チャンバ内を反
応部と予熱部と徐冷部とに分割し、かつ該予熱部及び該
徐冷部内に不活性ガスを送り込む不活性ガス供給手段を
設けた構成としたので、反応部のみに原料ガスが供給さ
れ、予熱部及び徐冷部内には不活性ガスが供給される。
このため、良好な薄膜が得られない不十分な加熱条件で
ある予熱領域並びに徐冷領域などの領域上では成膜が行
われないので、基体上に不良な薄膜が成膜されるなどの
不都合が防止される。従って、例えば、本発明のCVD
反応装置を用いてSC体を作製すると、臨界電流密度、
臨界温度の高い良質のSC体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のCVD反応装置の一実施例を示す図
である。
【図2】 従来のCVD反応装置の第1例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21…CVD反応装置、22…反応チャンバ、22a…
反応部、22b予熱部、22c…徐冷部、23…原料ガ
ス供給装置、24…排気ポンプ、25…基板加熱装置、
25a…反応領域、25b…予熱領域、25c…徐冷領
域、26…基板移送装置、27…仕切部材、29…不活
性ガス供給装置、32…長尺基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 39/24 ZAA H01L 39/24 ZAAB // H01B 12/06 ZAA H01B 12/06 ZAA H01L 21/31 H01L 21/31 B (72)発明者 香川 昭 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 河野 宰 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 佐治 明 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番 地の1 中部電力株式会社 電力技術研 究所内 (72)発明者 黒田 昇 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番 地の1 中部電力株式会社 電力技術研 究所内 (72)発明者 吉田 弘 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番 地の1 中部電力株式会社 電力技術研 究所内 (56)参考文献 特開 昭62−227075(JP,A) 特開 平1−304619(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 C23C 16/00 - 16/56 C30B 23/00 - 25/22 H01L 21/205 H01L 21/31

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料化合物ガス等の原料ガスを化学反応
    せしめて基体表面に生成物を堆積させるCVD反応を行
    う横長型の反応チャンバと、該反応チャンバ内に原料ガ
    スを供給する原料ガス供給手段と、該反応チャンバ内の
    ガスを排気するガス排気手段と、長尺の基体を該反応チ
    ャンバの長手方向に沿って一方側に移動させる基体移動
    手段と、該反応チャンバ内に配設された横長型の加熱手
    段とを備えたCVD反応装置であって、前記加熱手段
    は、上記原料ガスを化学反応せしめて上記基体表面に生
    成物を堆積させる反応温度に該基体を加熱する反応領域
    と、該反応領域の基体移動方向前方側に設けられ、上記
    基体が該反応領域に達するまでに該反応温度となるよう
    に該基体を漸次加熱する予熱領域と、該反応領域の基体
    移動方向後方側に設けられ、反応温度に加熱された該基
    体を徐冷する徐冷領域とを備えてなり、該反応チャンバ
    内に、上記反応領域両端部に近接する遮蔽手段を設け、
    該反応チャンバ内を反応部と予熱部と徐冷部とに分割
    し、かつ該予熱部及び該徐冷部内に不活性ガスを送り込
    む不活性ガス供給手段を設けたことを特徴とするCVD
    反応装置。
JP03222269A 1991-08-07 1991-08-07 Cvd反応装置 Expired - Lifetime JP3127011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03222269A JP3127011B2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 Cvd反応装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03222269A JP3127011B2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 Cvd反応装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0544043A JPH0544043A (ja) 1993-02-23
JP3127011B2 true JP3127011B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=16779741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03222269A Expired - Lifetime JP3127011B2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 Cvd反応装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127011B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102958832A (zh) * 2010-06-28 2013-03-06 三星泰科威株式会社 石墨烯制造设备及方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040016401A1 (en) * 2002-07-26 2004-01-29 Metal Oxide Technologies, Inc. Method and apparatus for forming superconductor material on a tape substrate
US20040023810A1 (en) * 2002-07-26 2004-02-05 Alex Ignatiev Superconductor material on a tape substrate
JP5435473B2 (ja) * 2009-12-04 2014-03-05 古河電気工業株式会社 超電導薄膜の成膜方法
JP5854853B2 (ja) * 2012-01-13 2016-02-09 古河電気工業株式会社 Cvd装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102958832A (zh) * 2010-06-28 2013-03-06 三星泰科威株式会社 石墨烯制造设备及方法
CN102958832B (zh) * 2010-06-28 2016-05-25 韩华泰科株式会社 石墨烯制造设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0544043A (ja) 1993-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3315116B2 (ja) 低比抵抗窒化チタン膜の製造方法
EP1638700B1 (en) Ultraviolet (uv) and plasma assisted metalorganic chemical vapor deposition (mocvd) process
JP2005516882A5 (ja)
JPH08319569A (ja) Cvd反応装置および酸化物超電導導体の製造方法
JP3127011B2 (ja) Cvd反応装置
US4031851A (en) Apparatus for producing improved high strength filaments
US8153281B2 (en) Metalorganic chemical vapor deposition (MOCVD) process and apparatus to produce multi-layer high-temperature superconducting (HTS) coated tape
US20040178175A1 (en) Atomic layer deposition for high temperature superconductor material synthesis
JPH01104774A (ja) 酸化物超伝導体薄膜の製造方法
JP3115367B2 (ja) Cvd反応装置
JP2953826B2 (ja) 酸化物超電導体の製造方法および製造装置
JP3140101B2 (ja) Cvd反応装置
CN214176054U (zh) 一种制备氧化硅和掺杂多晶硅的一体式设备
JPS6010108B2 (ja) 窒化珪素を基体上に熱分解堆積する方法
JP3222723B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04277627A (ja) 枚葉型プラズマ化学気相成長装置
JP3342785B2 (ja) 酸化物超電導導体の製造装置および製造方法
JPS5976488A (ja) 超伝導回路装置の製法
JPH01152770A (ja) 超電導薄膜を有する基板
US20220108881A1 (en) Method and system for forming silicon nitride on a sidewall of a feature
JPH0315119A (ja) 酸化物超電導線材の製造方法
JPS63144537A (ja) ウエハ搬送装置
JPH021124A (ja) 誘電体膜の製造方法
JPH10256183A (ja) 半導体装置の製造方法
KR950007250Y1 (ko) 투-핫-존(two-hot-zone) 저압 화학기상증착 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 11