JP3126771B2 - スロットマシンの図柄移動装置 - Google Patents

スロットマシンの図柄移動装置

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JP3126771B2 JP03302831A JP30283191A JP3126771B2 JP 3126771 B2 JP3126771 B2 JP 3126771B2 JP 03302831 A JP03302831 A JP 03302831A JP 30283191 A JP30283191 A JP 30283191A JP 3126771 B2 JP3126771 B2 JP 3126771B2
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博 山河
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動回転体と従動回転
体とに亘って図柄ベルトが巻掛けられ、前記駆動回転体
の前記図柄ベルトとの係合回転で、当該図柄ベルトが駆
動回動されるスロットマシンの図柄移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記スロットマシンの図柄移動装置は、
図柄ベルトが駆動回転体と従動回転体とに亘って巻掛け
られているので、一定数の図柄を回動方向に沿って並設
したい場合、周方向に図柄が並設された円筒状のリール
を回転させる図柄移動装置に比べて、図柄移動装置の厚
みを薄くしてスロットマシン全体の薄型化を図ることが
できるが、従来、可撓性を有するテープを無端帯状に接
続して柔軟な図柄ベルトを構成し、この図柄ベルトの左
右両側縁に沿って一定間隔で送り孔を形成するととも
に、これらの送り孔に係合する係合ピンを駆動回転体に
設けて、係合ピンの送り孔との係合回転で図柄ベルトを
駆動回転体の回転に同期させて駆動回動させる技術が提
案されている(例えば、実公昭63−50386号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、図柄ベルトが可撓性を有する柔軟なテープで構成さ
れているため、回転体への図柄ベルトの巻掛け時等にお
いて、この柔軟なテープに折れ癖や皺等が発生し易く、
このような折れ癖や皺等が発生すると図柄ベルトの図柄
表示機能の低下を招来する。しかも、柔軟なテープの左
右両側縁に沿って多数の送り孔が形成されているから、
各送り孔の周縁が係合ピンとの係脱繰り返しによって早
期に破損し易く、耐久性に欠ける欠点がある。また、こ
のような耐久面での欠点を解消する方法として、例えば
図6、図7に示すように、各送り孔01の周縁を別途取
り付けた硬質の補強部材02で補強して、図柄ベルト0
3の可撓性を確保しながら送り孔01の早期破損を防止
することが考えられるが、これによる場合は、多数の送
り孔01の周縁を補強するための専用の硬質補強部材0
2が必要で、しかも、各硬質補強部材02が送り孔01
の周縁に現れるため、図柄ベルト03の図柄表示面積が
減少して図柄表示機能が低下する問題がある。本発明は
上記実情に鑑みてなされたものであって、図柄ベルトの
図柄表示構造を工夫することにより、図柄ベルトを粗雑
に取扱っても所期の図柄表示機能を確実に発揮すること
ができ、しかも、そのための構成を利用して、所期の図
柄表示面積を確保しつつ耐久性向上を図ることのできる
スロットマシンの図柄移動装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、冒記スロットマシンの図柄移動装
置において、前記図柄ベルトが、複数の硬質図柄表示板
を回動方向に沿って板厚方向で相対傾動可能に連結して
構成され、隣合う前記硬質図柄表示板の間に、該硬質図
柄表示板の端縁の一部が前記駆動回転体に設けられた係
合部材と係合する状態で該係合部材に対する噛み合い空
間が形成されている点にあり、かかる構成から次の作用
効果を奏する。
【0005】
【作用】複数の硬質図柄表示板を板厚方向で相対傾動可
能に連結して図柄ベルトを構成したことにより、図柄ベ
ルトに要求される可撓性を確保しながらも、回転体への
図柄ベルトの巻掛け時等において、図柄ベルトを粗雑に
取扱っても、硬質図柄表示板自体には皺や折れ癖等が発
生することがない。しかも、硬質図柄表示板の端縁の一
部を利用して、駆動回転体の係合部材と係合する噛み合
い空間を構成してあるから、噛み合い空間の周縁を補強
しながらも、所期の図柄表示面積を確保することができ
る。
【0006】
【発明の効果】従って、硬質図柄表示板を用いて図柄ベ
ルトを構成するが故に、図柄ベルトを粗雑に取扱っても
所期の図柄表示機能を確実に発揮することができ、しか
も、そのための硬質図柄表示板の端縁の一部を利用し
て、噛み合い空間の周縁を補強することができるから、
所期の図柄表示面積を確保しつつ図柄ベルトの耐久性の
向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】〔第1実施例〕 図1,図2は、三台を一組にしてスロットマシンのキャ
ビネット内に据え付けられる図柄移動装置を示し、駆動
回転体1と従動回転体2とを支持フレーム3に所定間隔
で軸支し、駆動回転体1と従動回転体2とに亘って図柄
ベルト4が巻掛けられているとともに、駆動回転体1の
図柄ベルト4との係合回転で、図柄ベルト4が駆動回転
体1の回転に同期して駆動回動されるよう構成してあ
る。前記駆動回転体1はモーターMの左右駆動軸5各々
に固定され、従動回転体2は従動回転軸6の左右両端各
々に固定されているとともに、モーターM及び従動回転
軸6は、左右の駆動回転体1及び従動回転体2の間に配
置した板金製の支持フレーム3に支承されている。
【0009】前記支持フレーム3は板材の左右並びに上
下を折り曲げて箱状に形成され、上下方向に沿って折り
曲げた左右折り曲げ片7の一方に大径の貫通孔7aが形
成され、この貫通孔7aにモーターMの一側部を嵌め込
んでビス止め固定されているとともに、左右折り曲げ片
7の上部に形成したL字状の切り欠き7bに沿って従動
回転軸6の軸受け6aが挿通され、軸受け6aを保持し
ている保持枠6bを引っ張りコイルスプリングSを介し
て支持フレーム3上端に係止して、図柄ベルト4にテン
ションを付与する状態で支承するよう構成されている。
前記左右折り曲げ片7の遊端側を屈曲して、三台の図柄
移動装置を左右に連結する為の連結座8が形成され、両
端がキャビネット内に固定される一連の連結フレーム9
を各図柄移動装置の図柄ベルト内側に挿入し、連結フレ
ーム9の上縁に連設した突出片9aを各連結座8に形成
した貫通孔8aに嵌め込んでビス止めするよう構成して
ある。
【0010】前記図柄ベルト4は、図3に示すように、
複数の図柄表示板10を回動方向に沿って連結して構成
されるもので、各図柄表示板10が一連の連結用帯板1
1に接着固定されている。前記図柄表示板10はポリカ
ーボネート樹脂等で形成される硬質透明板材(厚さ1mm
程度)で形成され、図柄が印刷されている矩形板部10
aの左右両側に連結用の舌片10bが上下中央に位置す
る状態で設けられている。前記連結用帯板11はポリウ
レタン系樹脂を繊維で補強してある複合材で形成され、
図柄表示板10の舌片10bが接着される左右の連結用
ベルト部11aに繋がる状態で、各矩形板部10aの裏
面が接着される額縁様の枠板11bが打ち抜き形成され
ている。
【0011】そして、図柄表示板10を左右連結用ベル
ト部11aの両側端に亘って接着して、各図柄表示板1
0どうしが回動方向に沿って連結され、かつ、駆動回転
体1及び従動回転体2に沿っての回動時に、舌片10b
の上下端縁に沿っての連結用ベルト部11aの屈曲変形
により、駆動回転体1の回転軸芯に直交する方向で相対
傾動可能に連結してある。前記連結用ベルト部11aの
端縁どうしを突き合わせてその一側面に連結用帯板11
と同質の連結板11cを熱融着し、無端帯状の図柄ベル
ト4が形成されているとともに、連結板11cの一端が
連結用ベルト部11aよりも横側方にはみ出るように設
けて、このはみ出し部分が図柄ベルト4の停止位置を検
出するフォトセンサー(図外)の被検出部に構成されて
いる。
【0012】前記図柄表示板10の隣合うものどうしの
間に、図柄表示板10の端縁の一部が駆動回転体1及び
従動回転体2に設けられた係合部材12と係合する状態
で該係合部材12を噛み合わせる噛み合い空間Aが形成
されている。前記噛み合い空間Aは、矩形板部10aの
側端縁と舌片10bの上下端縁と連結用ベルト部11a
内側端縁の間に形成され、両回転体1,2の係合部材
12で矩形板部10aの左右側端縁を挟んで、図柄ベル
ト4の駆動回動時の横振れを防止している。前記駆動回
転体1及び従動回転体2に設けられる係合部材12は、
当該回転体1,2外周に沿って円弧状に形成され、隣合
う係合部材12の間に図柄表示板10の舌片10bが嵌
まり込むよう構成されているとともに、係合部材12の
外側がわに、連結用ベルト部11aが巻掛けられる巻掛
け面13が形成されている。尚、図柄ベルト4の内周面
側に、図柄移動装置の前方に向けて投光する投光器(図
外)が設けられ、この投光器の光を連結用帯板11の枠
板11bに形成してある打ち抜き孔11dから図柄表示
板10を透過させて、図柄を鮮明に視認できるよう配慮
してある。
【0013】〔第2実施例〕 図4,図5は、第1実施例におけるような連結用帯板1
1を使用せず、複数の硬質樹脂製図柄表示板10どうし
を互いに揺動自在に連結して図柄ベルト4を構成してあ
る別実施例を示す。前記各図柄表示板10は、裏面側の
上下方向一端側に一対の揺動軸部材14を互いに対向す
る姿勢で横向きに一体形成し、裏面側の上下方向他端側
に揺動軸部材14が嵌まり込む軸受け孔15aが設けら
れている軸受け部15を一体形成して構成してある。そ
して、揺動軸部材14又は軸受け部15又はその双方の
弾性変形で、当該揺動軸部材14を隣合う図柄表示板1
0の軸受け孔15aに無理嵌めして無端帯状の図柄ベル
ト4が構成され、隣合う図柄表示板10の間には、図柄
表示板10の端縁の一部が駆動回転体1及び従動回転体
2に設けられた係合部材12と係合する状態で該係合部
材12を噛み合わせる噛み合い空間Aが形成されてい
る。前記揺動軸部材14の先端部が半球状に形成され、
図柄表示板10どうしの着脱が容易に行えるよう考慮し
てある。前記図柄ベルト4が巻掛けられる駆動回転体1
及び従動回転体2は図柄表示板10の上下長さ分を一辺
とする多角形柱状に形成され、図柄ベルト4の噛み合い
空間Aに嵌まり込む係合部材12が多角形柱の角部に形
成され、多角形柱の各辺を構成している扁平面16に図
柄表示板10の裏面を当て付けて、図柄ベルト4が巻掛
けられている。本実施例の場合、図柄表示板10の樹脂
成形精度を確保できれば、図柄表示板10どうしの連結
精度も確保し易い利点があるだけでなく、図柄表示板1
0どうしの着脱が容易に行えるから、図柄表示板10の
一部を別異の図柄表示板10に変更したいとき、その変
更作業を簡便に行える利点もある。その他の構成は第1
実施例と同様である。
【0014】〔その他の実施例〕 ア.図柄ベルトが巻掛けられる従動回転体は、図柄ベル
トの回動方向に沿って副数個設けられていても良い。 イ.駆動回転体及び従動回転体の図柄ベルト幅方向での
個数及び配置は特に限定されない。 ウ.図柄表示板の間に形成される噛み合い空間の図柄ベ
ルト幅方向での数は特に限定されず、図柄表示板の左右
中間位置に形成されていても良い。 エ.第1実施例において、図柄表示板10の矩形板部1
0aが接着される額縁様の枠板11bを省略し、左右二
本の連結用ベルト部11aが図柄表示板10を介して連
結されている状態の図柄ベルト4を構成して実施しても
良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図柄移動装置の一部破断正面図
【図2】図柄移動装置の側面図
【図3】図柄ベルトの分解斜視図
【図4】別実施例を示す図柄ベルトの分解斜視図
【図5】別実施例を示す図柄移動装置の側面図
【図6】比較例を示す図柄ベルトの正面図
【図7】比較例を示す図柄ベルトの要部断面図
【符号の説明】
1 駆動回転体 2 従動回転体 4 図柄ベルト 10 図柄表示板 12 係合部材 A 噛み合い空間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回転体(1)と従動回転体(2)と
    に亘って図柄ベルト(4)が巻掛けられ、前記駆動回転
    体(1)の前記図柄ベルト(4)との係合回転で、当該
    図柄ベルト(4)が駆動回動されるスロットマシンの図
    柄移動装置において、前記図柄ベルト(4)が、複数の
    硬質図柄表示板(10)を回動方向に沿って板厚方向
    相対傾動可能に連結して構成され、隣合う前記硬質図柄
    表示板(10)の間に、該硬質図柄表示板(10)の端
    縁の一部が前記駆動回転体(1)に設けられた係合部材
    (12)と係合する状態で該係合部材(12)に対する
    噛み合い空間(A)が形成されていることを特徴とする
    スロットマシンの図柄移動装置。
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