JP3126736B2 - 抗精神病療法 - Google Patents

抗精神病療法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、精神***病や***病様障害、例えば緊張型
***病、解体型***病、妄想型***病、未分化***病、
残遺***病、***病様障害、暫時反応性精神病、***感
情性障害、誘発型精神障害、***型人格障害、***気質
性人格障害、妄想型人格障害および妄想性障害にかかっ
ているかまたはその疑いのある哺乳類を治療する新規方
法を提供する。
現在、中枢神経系の障害の治療に利用できる多数の薬
剤がある。そのような薬剤の中には、精神***病や***
病様障害のような深刻な精神状態を治療するために抗精
神病薬として知られるカテゴリーがある。そのような状
態を治療するのに現在利用できる薬はしばしば不十分で
ある。それらの薬は、晩発性ジスキネシー、行動障害お
よび他の望ましくない錐体外路作用を含む、望ましくな
い深刻な副作用を伴うことがある。
安全で且つ一層効果的な方法で症状を抑制または除去
するようなもっと良い薬が所望されている。更に、多く
の患者は現存の薬剤治療に応答しないかまたは部分的に
しか応答しない。そのような部分的応答者または無応答
者の概数は、治療した者の40%〜80%に及ぶ。
抗精神病薬が導入されて以来ずっと、患者は薬剤誘発
型パーキンソン病、急性ジストニア反応、静座不能、晩
発性ジスキネシーおよび晩発性シストニーなどを包含す
る薬剤誘発型の錐体外路症状に悩まされることが多い。
The Simpson Angus Scale,Barnes Akathisia Rating Sc
aleおよびAbnormal Involuntary Movement Scale(AIM
S)が錐体外路症状を評価する周知の測定尺度である。
精神***病の治療に利用できる薬の大部分は、その病気
の症状に対して有益な効果をもたらす用量で使用すると
上記の錐体外路副作用を生じやすい。副作用の過酷さお
よび/または効能の欠乏は、しばしば貧弱なコンプライ
アンスしか得られないかまたは治療を中止させる。
そのような薬の多くは鎮静作用に関連づけられるが、
病気の感情的症状に望ましくない影響を与え、抑圧を引
き起こすことがある。場合によっては、薬剤の長期使用
が、上述した晩発性ジスキネシーや晩発性ジストニーの
ような回復不能状態を引き起こす。
汎用抗精神病薬であるハロペリドールはそのような薬
の1つであり、高発性率で錐体外路症状を引き起こすと
報告されており、また晩発性ジスキネシーも引き起こす
ことがある。より最近になって、錐体外路作用をもたな
いという主張のもとで、三環式高精神病薬グループの1
員であるクロザピンが導入された。しかしながら、この
化合物は、致命的となり得る白血球数の減少をもたらす
状態の顆粒球減少症を引き起こすことがわかり、現在で
は非常に厳密な医学的監視と管理の下でのみ使用するこ
とができる。
抗精神病化合物のもう1つのグループは英国特許第1,
533,235号に記載されている。それらの化合物はチエノ
ベンゾジアザピンである。このグループに属する1つの
化合物であるフルメザピン(7−フルオロ−2−メチル
−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4H−チエノ
〔2,3−b〕〔1,5〕−ベンゾジアセピン)は、精神***
病にかかっている精神病患者に臨床投与される段階に進
められた。計17人の患者がフルメザピンでの治療を受け
た後、受け入れられないような抗発生率での治療患者に
おける酵素濃度上昇のため、合衆国食品医薬品局(U.S.
Food and Drug Administration)での鑑定後に臨床試験
を停止した。患者から採取した血液試料から推定した酵
素クレアチンホスホキナーゼ(CPK)並びに肝酵素であ
る血清グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ
(SGOT)および血清グルタミン酸ピルビン酸トランスア
ミナーゼ(SGPT)は正常値より実質的過剰であり、毒性
の可能性を指摘する。肝酵素濃度を上昇させる性質の点
では、フルメザピンは、長い間用いられているがその安
全性が疑問視されている高精神病薬クロルプロマセピン
に類似している。
発明の要約 本発明の方法は、精神***病か***病様障害にかかっ
ているかまたはその疑いのある患者に、有効量の式Iの
化合物: 〔上式中、 Z1は酸素または硫黄であり; Rは水素、ハロゲン、アミノ、−NHCO−R2、C3-7シクロ
アルキル、C4-10(シクロアルキルアルキル)、−Z2
場合によりC1-6アルキルで置換されることがあるC3-7
クロアルキル、−Z2−C4-10(シクロアルキルアルキ
ル)、−Z2−C4-10(シクロアルケニルアルキル)、−Z
2−C4-10(メチレンシクロアルキルアルキル)、−NH−
R2、−NR2R3、−NH−OR2、フェニル、フェノキシ、ベン
ゾイル、ベンジルオキシカルボニル、テトラヒドロナフ
チル、インデニル、X、R2、−Z2R2、−SOR2、−SO
2R2、−Z2−R2−Z3−R3、−Z2−R2−Z3−R3−Z4−R4
−Z2−R2−CO−R3、−Z2−R2−CO2−R3、−Z2−R2−O2C
−R3、−Z2−R2−CONH−R3、−Z2−R2−NHCO−R3、−Z2
−R2−X、Z2−R2−Z3−Xであり、ここでZ2,Z3およびZ
4は独立的に酸素または硫黄であり、そしてR2,R3および
R4は独立的に直鎖もしくは枝分かれC1-15アルキル、直
鎖もしくは枝分かれC2-15アルケニルまたは直鎖もしく
は枝分かれC2-15アルキニルであり、それらの基の各々
は場合により1個もしくは複数個のハロゲン、−OH、−
CN、−CF3、−SH、−COOH、−NH−R2、−NR2R3、C1-6
ルキルエステル、1個もしくは2個のフェニル、フェノ
キシ、ベンゾイルまたはベンジルオキシカルボニルによ
り置換されることがあり、前記各芳香族基は場合により
1もしくは2個のハロゲン、−CN、C1-4アルキルまたは
C1-4アルコキシにより置換されることがあり、そしてX
は1〜4個のN,OもしくはS原子またはそれらの組合せ
を含有する5員または6員の複素環基であり、前記複素
環基は場合により炭素または窒素原子のところで直鎖も
しくは枝分かれC1-6アルキル、フェニル、ベンジルまた
はピリジンにより置換されることがあり、また複素環基
中の炭素原子が酸素原子と一緒になってカルボニル基を
形成し、または前記複素環基は場合によりフェニル基と
縮合されることがあり;そして R5およびR6はチアジアゾールまたはオキサジアゾール環
の結合部位を含む任意の位置に存在してもよく、そして
独立的に水素、直鎖もしくは枝分かれC1-5アルキル、直
鎖もしくは枝分かれC2-5アルケニル、直鎖もしくは枝分
かれC2-5アルキニル、直鎖もしくは枝分かれC1-10アル
コキシ、−OHにより置換された直鎖もしくは枝分かれC
1-5アルキル、−OH、ハロゲン、−NH2またはカルボキシ
であり; R1は水素、直鎖もしくは枝分かれC1-5アルキル、直鎖も
しくは枝分かれC2-5アルケニルまたは直鎖もしくは枝分
かれC2-5アルキニルである〕;または 医薬上許容される塩を投与することを含んで成る。
本明細書中で使用する時、「患者」という用語は、分
裂病様状態の治療から恩恵を受けることができる任意の
哺乳類を包含する。該用語は特に人間の患者を指すが、
それに限定する意図はない。
本発明の方法に使われるチアジアゾールおよびオキサ
ジアゾール化合物は、米国特許第5,041,455号、同第5,0
43,345号、欧州特許出願第384288号、PCT/DK91/00234お
よびPCT/DK91/00235に開示され特許請求されている。こ
のチアジアゾールおよびオキサジアゾール誘導体は、初
老期痴呆と老年痴呆の治療に有用なコリン作用性ムスカ
リン様物質であることが知られている。これらの化合物
はアルツハイマー病、緑内障、および疼痛状態の治療に
有用であると思われる。他の開示は、臨床的な症状発現
がコリン作用の欠損のためである病気の治療にチアジア
ゾール化合物が有用であるかもしれないと示唆している
(欧州特許出願第307142号)。そのような病気として
は、ハンティングトン舞踏病、晩発性ジスキネシー、運
動過剰症、躁病およびツレット症候群が挙げられる。
更に、本発明の方法で使われるチアジアゾールおよび
オキサジアゾール誘導体は、条件回避モデルアッセイに
おいて有意な活性を示した。条件回避モデルアッセイ
は、精神***病と***病様状態の治療への化合物の有用
性を予知する1つの確立された方法である。
***病様状態は過剰のドーパミンに関係すると思われ
る。従って、本出願人は、本方法で使用するチアジアゾ
ールおよびオキサジアゾール化合物がドーパミン受容体
に対して低親和性を有することを知って特に驚いた。ム
スカリン受容体に選択的な物質は、今までに1つも臨床
医または管理局により精神***病の治療用に許されたこ
とがなかった。よって、本発明の方法は、精神***病と
***病様状態の治療に切望されるものを提供することが
できる驚くべき予想外の発見である。
本発明の方法は、精神***病と***病様状態を治療す
るのに開示されたチアジアゾールおよびオキサジアゾー
ル化合物を使用する。この活性は十分に確立された手順
を使ったモデルにおいて証明された。例えば、該化合物
は、抗精神病活性を予測する標準的行動試験である条件
回避モデルにおいて評価された。Davidson,A.B.およびW
eidley,E.Differential Effects of Neuroleptic and o
ther Psychotropic Agents on Acquisition of Avoidan
ce in Rats,18 Life Sci.1279−1284(1976)。加え
て、本方法の化合物は、神経受容体への結合の程度を測
定するために考案された多数の試験管内結合アッセイに
おいて好ましい活性プロフィールを有することがわかっ
た。
それらの化合物は3H−オキソトレモリンM結合アッセ
イにおいて1μM未満のIC50レベルを有し、このことは
該化合物がムスカリン受容体親和性を有することを示
す。
試験管内受容体結合アッセイにおけるこの活性プロフ
ィールは、行動試験において観察されたものと同様に、
それらの化合物が精神病状態の治療に効果的であるがお
そらく錐体外路副作用を誘導しないだろうということを
指摘する。
ラットでの条件回避行動 序論 動物において現在使われている臨床的抗精神病薬の主
な薬理学的性質の1つは、条件回避反応を遮断するそれ
らの能力である(CookおよびDavidson,1978:Davidsonお
よびWeidley,1976)。
条件回避試験におけるそれらの活性および効能と、抗
精神病薬としてのそれらの臨床的効果および効能との間
には高い相関性がある(Creese他、1976)。
条件回避試験では、動物は軽いショック授与を避ける
ために条件刺激の間に反応することを学ぶ。条件刺激の
間の反応は回避反応と呼ばれ、ショックの最中の反応は
逃避反応と呼ばれる。動物が条件刺激の最中のショック
授与の最中にも反応できなかった時は反応不全であり、
これは行動障害を示す。動物は時間の99%を回避するこ
とを迅速に学ぶ。抗精神病薬は、動物が逃避反応を発す
るので動物の反応能力を害することなく回避反応の割合
を低下させる。反応不全の割合は行動障害の尺度と見な
される。
手順 ラットは脚ショックを回避または逃避するために実験
室内の反応レバーを押すことが必要であった。各実験期
間は50試行から成った。各試行の間、室を照明で照ら
し、最大10秒間音を与えた。音の最中の反応は即座に音
と室内光を消し、試行を終わらせた。音のみの間の反応
が無い時に、音+脚ショック(2.0mA)を最大10秒間与
えた。ショック授与の最中の反応はショック、音および
室内光を即座に消し、試行を終わらせた。
薬剤スクリーニングのために、実験期間の開始前に3.
0mg/kgの用量を30分間に渡りs.c.投与した。薬剤が50%
以上の反応不全を生じさせることなく回避応答%を少な
くとも50%に減少させたならば、薬剤を活性であると見
なした。活性薬剤については、次いで用量応答曲線を測
定した。
参考文献 Cook,L.およびDavidson,A.B.:Behavioral pharmacolo
gy:Animal involving aversive control of behavior.P
sychopharmacology,A Generation of Progress中,M.A.L
ipton,A.DimascioおよびK.Killam編,563−567頁,Raven
Press,New York,1978。
Davidson,A.B.およびWeidley,E.:Differential effec
ts of neuroleptic and other psychotropic agents on
acquisition of avoidance in rats.Life Sci.18:1279
−1284,1976。
Creese,I.,Burt,D.R.およびSnyder,S.H.:Dopamine re
ceptor binding predicts clinical and pharmacologic
al properties of antischizophrenic drugs.Science
(Wash.DC)192:481−483,1976。
ムスカリン受容体に対する化合物の親和性は、非選択
的作用剤リガンドである。3H−オキソトレモリンMを使
って測定した。
Birdsdall N.J.M.,Hulme E.C.,およびBurgen A.S.V.,
“The Character of Muscarinic Receptors in Differe
nt Regions of Rat Brain",207 Proc.Roy.Soc.1(Londo
n,Series B,1980)。このアッセイの結果を下の表1に
記載する。次の手順を使って各化合物を試験し、ムスカ
リン受容体に対する化合物の親和性を決定した。
各々の試験管内結合には、体重が約100〜約150グラム
の雄のSprague−Dawley(Harlan Sprague−Dawley,Indi
anapolis,IN)ラットを各々断頭により犠牲にした。即
座に脳を取り出し、脳から大脳皮質を切除した。大脳皮
質組織を10客の0.32Mショ糖中でホモジナイズし、約100
0×gにおいて約10分間ホモジナイズした。上清を約12,
000×gで約10分間遠心分離し、得られたペレットを20m
M Tris−Cl,pH7.4中に再懸濁した。再懸濁したペレット
を再び約50,000×gで約10分間遠心分離した。得られた
ホモジナイザーを約25℃にて約10分間予備インキュベー
トし、次いで再び約5,000×gで約10分間遠心した。ペ
レットをぺレット1g/緩衝液3mlの割合で再懸濁し、使用
するまで約−80℃で凍結保存した。
実施例の化合物、3nMの3H−オキソトレモリンM(約8
7Ci/ミリモル、New England Nuclear,Boston MA)およ
び約10mgの湿量に相当する大脳皮質膜(これは約100μ
gの皮質膜タンパク質である)を、1mM MnCl2を含む20n
M Tris−Cl緩衝液(pH7.4)全量約1ml中で混合すること
により、ムスカリン受容体への3H−オキソトレモリンM
結合の結合阻害を測定した。上述のホモジネート混合物
を約25℃で約15分間インキュベートし、グラスフィルタ
ー(Whatman,GF/C)を通してホモジネートを減圧濾過し
た。該フィルターを約2mlの冷Tris−Cl緩衝液で3回洗
浄し、約10mlのシンチレーション液(Ready Protein+,
Beckman,Fullerton,CA)を含むシンチレーションバイア
ルの中に入れた。フィルター上にトラップされた放射能
を液体シンチレーション分光法により測定した。非特異
的結合は1μMアトロピンを使って決定した。特異的結
合を50%阻害するのに必要とされる化合物の濃度(I
C50)を、標準化されたコンピューター算定法を使って
決定した。DeLean.A.他、Am.J.Physiol.,235(1978)。
本発明の幾つかの化合物を試験することにより得られ
た試験結果は次の表1から明らかであろう。
この方法で使われる化合物は広い用量範囲に渡り効果
的である。例えば、成人の治療では、1日あたり約0.05
〜約100mg、好ましくは約0.1〜約100mgの用量を使うこ
とができる。最も好ましい用量は1日あたり約10mg〜約
70mgである。精神病にかかっている患者への治療法を選
択する際には、1日あたり約30〜約70mgの用量で開始
し、そして状態が制御下に入ったら用量を1日あたり約
1〜約10mgほどに減らすことがしばしば必要かもしれな
い。正確な用量は、投与形式、治療しようとする被検者
および治療しようとする被検者の体重、並びに担当の医
者または獣医の好みおよび経験に依存するだろう。
投与の経路は、活性化合物を適当なまたは所望の作用
部位に効率的に輸送する任意の経路、例えば経口または
非経口、例えば直腸、経皮、静内、筋内または鼻内であ
ることができるが、経口投与が好ましい。
典型的な組成物は、医薬上許容される担体と組み合わ
された、式(I)の化合物または医薬上許容されるそれ
の酸付加塩を含む。組成物を調製する時、医薬組成物の
調製のための常用技術を使うことができる。例えば、活
性化合物は通常、担体と混合させるか、担体により希釈
されるか、またはアンプル、カプセル、サッシェ、紙も
しくは他の容器の形である担体中に封入されるだろう。
担体が希釈剤として働く時、それは活性化合物の佐剤、
賦形剤または媒質として働く固体、半固体または液体材
料であることができる。活性化合物は例えばサッシェ中
の粒状固体容器上に吸着させることができる。適当な担
体の幾つかの例は、水、塩溶液、アルコール、ポリエチ
レングリコール、ポリヒドロキシエトキシル化ヒマシ
油、ゼラチン、ラクトース、アミロース、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、ケイ酸、脂肪酸モノグリセリド
およびジグリセリド、ペンタエリスリトール脂肪酸エス
テル、ヒドロキシメチルセルロース並びにポリビニルピ
ロリドンである。
本方法で使われる適当な塩の例としては、無機塩およ
び有機酸付加塩、例えば塩酸塩、臭化水素塩、硫酸塩、
リン酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン
酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、シュウ酸塩、または同様な医
薬上許容される無機もしくは有機酸付加塩が挙げられ
る。特に好ましい塩としては酒石酸塩、シュウ酸塩およ
び塩酸塩が挙げられる。
医薬製剤は滅菌することができ、所望により、活性化
合物と有害に反応しないような補助剤、乳化剤、浸透圧
調整用の塩、緩衝剤および/または着色物質等と混合す
ることができる。
非経口投与用に特に適当であるのは、注射可能な溶液
または懸濁液、好ましくは活性化合物がポリヒドロキシ
ル化ヒマシ油中に溶解されている水性溶液である。
タルクおよび/または炭水化物担体もしくは結合剤等
を有する錠剤、糖剤またはカプセルは経口投与に特に適
する。錠剤、糖剤またはカプセル剤に好ましい担体とし
ては、ラクトース、コーンスターチおよび/またはポテ
トスターチが挙げられる。甘味賦形剤を使用することが
できる場合には、シロップまたはエリキシル剤を使うこ
とができる。
一般に、該化合物は、単位用量当たり医薬上許容され
る担体中に約1〜約100mgを含んで成る単位形態で調剤
される。
本発明の方法に使われる典型的な錠剤は、常用の錠剤
製造技術により調製することができ、次の成分を含有す
る。
活性化合物 5.0mg ラクトース 67.8mg Ph.Eur. Avicel 31.4mg Amberlite 1.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.25mg Ph.Eur. 本方法で使用する化合物は公知の化学的方法により調
製することができる。該化合物の大部分は、米国特許第
5,041,455号、同第5,043,345号、欧州特許出願第384288
号、PCT/DK91/00234およびPCT/DK91/00235に記載された
方法を使って調製することができる。これらの刊行物は
参考として本明細書中に組み込まれる。次の記載は本発
明の方法に使われる化合物の調製のための可能な合成経
路を例示するためのものである。
それらの化合物は、 a) 式IIの化合物 (上式中、Z1,R,R5およびR6は上記に定義した意味を有
する)をハロゲン化アルキルによりアルキル化し、得ら
れた化合物をヒドリドイオンにより還元して式Iの化合
物を形成させ (上式中、Z1,R,R1,R5およびR6は上記に定義した意味を
有する);または b) 式IIIの化合物 (上式中、Z1,R1,R2,R5およびR6は上記に定義した意味
を有する)を標準手順により酸化して式IVの化合物を形
成させ 次いで、適当な求核試薬により−SO2−R2を置換して式
Iの化合物を形成させる ことにより調製することができる。
本発明は式Iの化合物の立体異性体形並びにラセミ体
にも及ぶと理解すべきである。
次の実施例は、本発明の方法で使われる化合物の調製
を詳細に記載したものである。これらの実施例は決して
本発明を限定するつもりのものではなく、そのように解
釈してはならない。
実施例1 A.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン N,N−ジメチルホルムアルデヒド(5ml)中の一塩化硫
黄(2.4ml,30ミリモル)の溶液に、α−アミノ−α−
(3−ピリジル)アセトニトリル〔Archive der Pharma
zie 289(4)(1956)〕(1.70g,10ミリモル)をゆっ
くり添加した。反応混合物を室温で18時間攪拌した。水
(20ml)を加え、水相をエーテルで抽出し、エーテル相
を捨てた。水相に50%水酸化カリウム溶液を加えてpH>
9にした。水相をエーテルで数回抽出し、エーテル相を
乾燥し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー
(SiO2、溶離液:酢酸エチル/塩化メチレン(1:1))
により精製した。表題化合物が収率45%(880mg)で得
た。M+:197。
B.3−(3−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン メタノール(10ml)中のナトリウム(460mg,20ミリモ
ル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン(750mg,3.8ミリモル)を添加
した。混合物を50℃で1時間攪拌し、蒸発させた。残渣
を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機
相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を与え、石油エーテ
ルを使って収量630mg(86%)で結晶化させた。
C.ヨウ化3−(3−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.37ml,6ミリモ
ル)と3−(3−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(500mg,2.5ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱し、
それを濾過により収集した。収量:1.0g(100%)。
D.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−メ
トキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メ
チルピリジニウム(1.0g,3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(460mg,12ミリモル)を添加し、反応混
合物を室温で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、塩化メチレンで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させ
た。収量:390mg。(m.p.150℃;M+:211;化合物1)。
実施例2 A.3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン エタノール(10ml)中のナトリウム(440mg,17ミリモ
ル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン(540mg,3.3ミリモル)を添加
した。混合物を40℃で10時間攪拌し、蒸発させた。残渣
を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機
相を乾燥し、蒸発させて520mg(76%)の表題化合物を
得た。
B.ヨウ化3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.3ml,5ミリモ
ル)と3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(520mg,2.5ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱し、
それを濾過により収集して0.72g(83%)を得た。
C.3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−エ
トキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メ
チルピリジニウム(0.72mg,2ミリモル)の溶液に水素化
ホウ素ナトリウム(300mg,8ミリモル)を添加し、反応
混合物を室温で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶
かし、塩化メチレンで抽出した。乾燥した有機相を蒸発
させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させ,次いでメタノールから再結晶して190mgを得た。
(m.p.137℃;M+:225;化合物2)。
実施例3 A.3−(3−プロポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)ピリジン 1−プロパノール(10ml)中のナトリウム(440mg,17
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(650mg,3.3ミリモル)
を添加した。混合物を50℃で10時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わ
せた有機相を乾燥し、蒸発させて700mg(96%)の表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−プロポキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.37ml,6ミリモ
ル)と3−(3−プロポキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)ピリジン(700mg,3.1ミリモル)の混合物
を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱
し、それを濾過により収集して0.98g(88%)を得た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−プ
ロポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジ
ンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−プ
ロポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−
メチルピリジニウム(980mg,2.7ミリモル)の溶液に水
素化ホウ素ナトリウム(380mg,10ミリモル)を添加し、
反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水
に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸
発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて440mgを得た。(m.p.148℃;M+:239;化合物3)。
実施例4 A.3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン n−ブタノール(10ml)中のナトリウム(290mg,12.5
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)
を添加した。混合物を25℃で18時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わ
せた有機相を乾燥し、蒸発させて580mg(100%)の表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.3ml,5ミリモ
ル)と3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(580mg,2.5ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱し、
それを濾過により収集して0.60g(64%)を得た。
C.3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ブ
トキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メ
チルピリジニウム(0.60g,1.6ミリモル)の溶液に水素
化ホウ素ナトリウム(240mg,6.4ミリモル)を添加し、
反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水
に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸
発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて280mgを得た。(m.p.158℃;M+:253;化合物4)。
実施例5 A.3−(3−イソプロポキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン イソプロパノール(10ml)中のナトリウム(290mg,1
2.5ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモ
ル)を添加した。混合物を25℃で18時間攪拌し、蒸発さ
せた。残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。合わ
せた有機相を乾燥し、蒸発させて540mg(98%)の表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−イソプロポキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.3ml,5ミリモ
ル)と3−(3−イソプロポキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(540mg,2.4ミリモル)の混
合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈
澱し、それを濾過により収集して0.68g(77%)を得
た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソプロポキシ
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピ
リジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−イ
ソプロポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(650mg,1.8ミリモル)の溶液
に水素化ホウ素ナトリウム(280mg,7.2ミリモル)を添
加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残
渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機
相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(Si
O2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により
精製した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから
結晶化させて280mgを得た。(m.p.164℃;M+:239;化合物
5)。
実施例6 A.3−(3−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン 1−ペンタノール(20ml)中のナトリウム(230mg,10
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)
を添加した。混合物を50℃で3時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わ
せた有機相を乾燥し、蒸発させて所望の化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.3ml,5ミリモ
ル)と3−(3−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(620mg,2.5ミリモル)の混
合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈
澱し、それを濾過により収集して0.81g(84%)を得
た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−ペ
ンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ペ
ンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(0.81g,2ミリモル)の溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(300mg,8ミリモル)を添加
し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、エーテルで抽出した。乾燥した有機相を
蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶
離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させ、次いでメタノールから再結晶して220mgを得た。
(m.p.150℃;M+:267;化合物6)。
実施例7 A.3−(3−イソブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン イソブタノール(10ml)中のナトリウム(230mg,10ミ
リモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)を
添加した。混合物を50℃で3時間攪拌し、蒸発させた。
残渣を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。合わせた
有機相を乾燥し、蒸発させて所望の化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−イソブトキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.6ml,10ミリモ
ル)と3−(3−イソブトキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン(588mg,2.5ミリモル)の混合
物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱
し、それを濾過により収集して0.88g(87%)を得た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソブトキシ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−イ
ソブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1
−メチルピリジニウム(0.82g,2.2ミリモル)の溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(160mg,4.3ミリモル)を添加
し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相
を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2
溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製
した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶
化させて400mgを得た。(m.p.135℃;M+:253;化合物
7)。
実施例8 A.3−(3−イソペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン イソペンタノール(20ml)中のナトリウム(230mg,10
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)
を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、エーテルで抽出した。合わせた
有機相を乾燥し、蒸発させて所望の化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−イソペンチルオキシ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,10ミリモ
ル)と3−(3−イソペンチルオキシ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(622mg,2.5ミリモル)
の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液か
ら沈澱し、それを濾過により収集して0.78g(81%)を
得た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソペンチルオ
キシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチ
ルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−イ
ソペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1−メチルピリジニウム(780mg,2ミリモル)の
溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミリモル)を
添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、
残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有
機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(Si
O2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により
精製した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから
結晶化させて350mgを得た。(m.p.152℃;M+:267;化合物
8)。
実施例9 A.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン 1−ヘキサノール(15ml)中のナトリウム(230mg,10
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)
を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、エーテルで抽出した。合わせた
有機相を乾燥し、蒸発させて所望の化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)と3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(658mg,2.5ミリモル)の混
合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈
澱し、それを濾過により収集して0.81g(80%)を得
た。
C.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ヘ
キシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(810mg,2ミリモル)の溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(230mg,6ミリモル)を添加
し、反応混合物を室温で1時間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相
を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2
溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製
した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶
化させて350mgを得た。(m.p.148℃;M+:281;化合物
9)。
実施例10 A.3−(3−ベンジルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン ベンジルアルコール(15ml)中のナトリウム(490mg,
2.5ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.5ミリモ
ル)を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、蒸発さ
せた。残渣を水に溶かし、エーテルで抽出した。合わせ
た有機相を乾燥し、蒸発させて所望の化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ベンジルオキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)と3−(3−ベンジルオキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(673mg,2.5ミリモル)の混
合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈
澱し、それを濾過により収集して0.75g(73%)を得
た。
C.3−(3−ベンジルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ベ
ンジルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(750mg,1.8ミリモル)の溶液
に水素化ホウ素ナトリウム(230mg,6ミリモル)を添加
し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相
を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2
溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製
した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶
化させて340mgを得た。(m.p.149℃;M+:287;化合物1
0)。
実施例11 A.3−〔3−(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−ブテン−1−オール
(540mg,7.5ミリモル)と水素化ナトリウム(180mg,7.5
ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(490mg,2.5ミリモル)の溶液を添加した。反応
混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて65
0mgの表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)と3−〔3−(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジニウム(583mg,2.5ミ
リモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物
が溶液から沈澱し、それを濾過により収集して890mg(9
6%)を得た。
C.3−〔3−(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1−メチルピリジニウム(1.03g,2.8ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(210mg,5.5ミリ
モル)を添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて380mgを得た。(m.p.141℃;M
+:251;化合物11)。
実施例12 A.3−〔3−(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の2−ブチン−1−オール
(530mg,7.5ミリモル)と水素化ナトリウム(180mg,7.5
ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(490mg,2.5ミリモル)の溶液を添加した。反応
混合物を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表
題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)と3−〔3−(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジン(578mg,2.5ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して0.88g(95
%)を得た。
C.3−〔3−(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.88g,2.35ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(180mg,4.7ミリ
モル)を添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させ、次いでメタノール中で再結晶
して140mgを得た。(m.p.158℃;M+:249;化合物12)。
実施例13 A.3−(3−プロパルギルオキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のプロパルギルアルコール
(420mg,7.5ミリモル)と水素化ナトリウム(180mg,7.5
ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(490mg,2.5ミリモル)の溶液を添加した。反応
混合物を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて53
0mg(98%)の表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−プロパルギルオキシ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.45ml,7.2ミリ
モル)と3−(3−プロパルギルオキシ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)ピリジン(430mg,2.4ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して0.58g(67
%)を得た。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−プ
ロパルギルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−プ
ロパルギルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1−メチルピリジニウム(0.68g,1.9ミリモル)
の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(230mg,6ミリモル)
を添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発
後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥し
た有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー
(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))に
より精製した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトン
から結晶化させて200mgを得た。(m.p.155℃;M+:235;化
合物13)。
実施例14 A.3−(3−シクロプロピルメトキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のシクロプロピルカルビノ
ール(360mg,5ミリモル)と水素化ナトリウム(110mg,5
ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(490mg,2.5ミリモル)の溶液を添加した。反応
混合物を室温で3時間攪拌した。水を加え、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて40
0mg(69%)の表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−シクロプロピルメトキシ−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.25ml,4ミリモ
ル)と3−(3−シクロプロピルメトキシ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)ピリジン(400mg,1.7ミリモ
ル)の混合物を室温で36時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して0.41g(65
%)を得た。
C.3−(3−シクロプロピルメトキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−シ
クロプロピルメトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1−メチルピリジニウム(410mg,1.1ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(170mg,4.4ミリ
モル)を添加し、反応混合物を0℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて130mgを得た。(m.p.153℃;M
+:251;化合物14)。
実施例15 A.ヨウ化3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(10ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)ピリジン(1.98g,10ミリモ
ル)とヨウ化メチル(4.25g,30ミリモル)の溶液を室温
で16時間攪拌した。沈澱を濾過により収集して3.40g(1
00%)の表題化合物を得た。
B.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(20ml)中の水素化ホウ素ナトリウム(33
0mg,8.6ミリモル)の懸濁液に0℃においてヨウ化3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(1.46g,4.3ミリモル)を添加
した。反応混合物を0℃で1時間攪拌した。水を加え、
混合物を酢酸エチルで抽出した。乾燥した後、酢酸エチ
ル相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(溶
離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。収量:880mg(95%)。シュウ酸を使ってアセトンか
ら結晶化させることにより表題化合物を得た。(m.p.12
4℃;M+:215と217;化合物16)。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシエトキ
シ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチル
ピリジンシュウ酸塩 2−メトキシエタノール(10ml)中のナトリウム(12
0mg,5ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩(310mg,1ミリモル)を
添加した。混合物を50℃で18時間攪拌し、蒸発させた。
残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有
機相を乾燥し、蒸発させた。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて270mgを得た。(m.p.15
2.1℃;M+:253;化合物15)。
D.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン塩酸塩 1,2−ジクロロエタン(20ml)中の3−(3−クロロ
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジン(670mg,3.1ミリモル)
の溶液に、0℃において1,2−ジクロロエタン中のクロ
ロ蟻酸1−クロロエチルエステル(440mg,3.1ミリモ
ル)の溶液を添加した。反応混合物を40℃に2時間加熱
した後、蒸発させた。残渣をメタノールに溶かし、加熱
して1時間還流させた。室温に冷却した後、沈澱を濾過
により収集して320mg(41%)の表題化合物を得た。
(m.p.224℃;M+:201と203;化合物17)。
E.3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンシュウ酸塩 1−ブタノール(15ml)中のナトリウム(150mg,6.5
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジ
ン塩酸塩(240mg,1ミリモル)を添加した。反応混合物
を50℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、
酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル相を乾燥し、蒸発さ
せてオイル(200mg)を得た。シュウ酸塩としてアセト
ンから結晶化させることにより表題化合物を得た。収
量:170mg(52%)。(m.p.173−174℃;M+:239;化合物1
8)。
実施例16 A.ヨウ化3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1−エチルピリジニウム アセトン(15ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)ピリジン(1.13g,5.7ミリモ
ル)とヨウ化エチル(2.65g,17ミリモル)の溶液を40℃
で16時間攪拌した。沈澱を濾過により収集して表題化合
物を得た。収量:510mg(26%)。
B.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1−エチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(10ml)中の水素化ホウ素ナトリウム(17
0mg,4.5ミリモル)の懸濁液に0℃においてヨウ化3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−エチルピリジニウム(510mg,1.5ミリモル)を添加
した。反応混合物を0℃で1時間攪拌した。水を加え、
混合物を酢酸エチルで抽出した。乾燥した後、酢酸エチ
ル相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(溶
離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。シュウ酸を使ってアセトンから結晶化させることに
より710mgの表題化合物を得た。(m.p.143℃;M+:229と2
31;化合物19)。
実施例17 A.ヨウ化3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1−エチルピリジニウム アセトン(4ml)中の3−(3−エトキシ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)ピリジン(0.90g,4.3ミリモ
ル)とヨウ化エチル(2.03g,13ミリモル)の溶液を40℃
で16時間攪拌した。沈澱を濾過により収集して表題化合
物を得た。収量:1.34g(86%)。
B.3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1−エチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(10ml)中の水素化ホウ素ナトリウム(41
0mg,10.8ミリモル)の懸濁液に0℃においてヨウ化3−
(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)
−1−エチルピリジニウム(1.32g,3.6ミリモル)を添
加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。水を加え、混
合物を酢酸エチルで抽出した。乾燥した後、酢酸エチル
相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。シュウ酸を使ってアセトンから結晶化させることに
より0.49gの表題化合物を得た。(m.p.120−122℃;M+:2
39;化合物20)。
全く同じ方法で次の化合物を調製した: 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チオジアゾール−
4−イル)ピリジンから3−(3−ヘキシルチオ−1,2,
5−チオジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−エチルピリジンシュウ酸塩。m.p.134−135℃。
化合物209。
3−(3−エチルチオ−1,2,5−チオジアゾール−4
−イル)ピリジンから3−(3−エチルチオ−1,2,5−
チオジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−エチルピリジンシュウ酸塩。m.p.151−152℃。化
合物210。
3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チオジアゾール
−4−イル)ピリジンから3−(3−ヘキシルオキシ−
1,2,5−チオジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−エチルピリジンシュウ酸塩。m.p.138−139
℃。化合物211。
実施例18 A.3−(3−ヘプチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 1−ヘプタノール(10ml)中のナトリウム(120mg,5
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩(310mg,1ミリモル)を添加
し、反応混合物を50℃で18時間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル相を
乾燥し、蒸発させてオイルを得た。シュウ酸塩としてア
セトンから結晶化させることにより表題化合物を得た。
収量:270mg(70%)。(m.p.152℃;M+:295;化合物2
1)。
実施例19 A.3−〔3−(3−ペンチルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−ペンチン−1−オー
ル(750mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミ
リモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混
合物を室温で1時間攪拌した。水を加えて、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表
題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−ペンチニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.6ml,9ミリモ
ル)と3−〔3−(3−ペンチニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から
沈澱し、それを濾過により収集して0.68g(59%)を得
た。
C.3−〔3−(3−ペンチニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−ペンチニルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.68g,1.7ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて240mgを得た。(m.p.166−16
7℃;M+:263;化合物22)。
実施例20 A.3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の4−ペンテン−1−オー
ル(640mg,7.5ミリモル)と水素化ナトリウム(260mg,
7.5ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(490mg,2.5ミリモル)の溶液を添加し
た。反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混
合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発
させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリ
モル)と3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(2.5ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して0.67g(69
%)を得た。
C.3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.67g,1.7ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて150mgを得た。(m.p.141
−142℃;M+:265;化合物23)。
実施例21 A.3−〔3−(2−プロペニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のアリルアルコール(650m
g,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミリモル)
の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−(3−クロ
ロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジン(590
mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混合物を室温で
1時間攪拌した。水を加え、混合物をエーテルで抽出し
た。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得
た。
B.ヨウ化3−〔3−(2−プロペニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.4ml,6ミリモ
ル)と3−〔3−(2−プロペニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から
沈澱し、それを濾過により収集して0.96g(88%)を得
た。
C.3−〔3−(2−プロペニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、25ml)中のヨウ化3−〔3−
(2−プロペニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.96g,2.6ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(210mg,5.5ミ
リモル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて270mgを得た。(m.p.136
−137℃;M+:237;化合物24)。
実施例22 A.3−(3−オクチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン 1−オクタノール(10ml)中のナトリウム(350mg,15
ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル)ピリジン(590mg,3ミリモル)を
添加した。混合物を50℃で1時間攪拌し、蒸発させた。
残渣を水に溶かし、次いで塩化メチレンで抽出した。合
わせた有機相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−オクチルオキシ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−(3−オクチルオキシ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(3ミリモル)の混合物を室
温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱し、そ
れを濾過により収集して0.81g(62%)を得た。
C.3−(3−オクチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、10ml)中のヨウ化3−(3−オ
クチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(0.81g,1.87ミリモル)の溶液
に水素化ホウ素ナトリウム(210mg,5.6ミリモル)を添
加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌した。蒸発後、
残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有
機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(Si
O2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により
精製した。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから
結晶化させて330mgを得た。(m.p.144−145℃;M+:309;
化合物25)。
実施例23 A.3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−ヘキシン−1−オー
ル(880mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミ
リモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混
合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物をエー
テルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。溶液から表題化合物が
沈澱し、それを濾過により収集して0.85g(71%)を得
た。
C.3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、10ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.85g,2.1ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(190mg,5ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて350mgを得た。(m.p.174
−175℃;M+:277;化合物26)。
実施例24 A.3−〔3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−メチル−2−ブテン
−1−オール(780mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム
(310mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラ
ン中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加し
た。反応混合物を室温で0.3時間攪拌した。水を加え、
混合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸
発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−メチル−2−ブテニルオキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチ
ルピリジニウム アセトン(3ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−〔3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミ
リモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。溶液から表
題化合物が沈澱し、それを濾過により収集して0.92g(7
9%)を得た。
C.3−〔3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.92
g,2.3ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(220
mg,6ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時
間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで
抽出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムク
ロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノ
ール(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸
塩としてアセトンから結晶化させて380mgを得た。(m.
p.150−151℃;M+:265;化合物27)。
実施例25 A.3−〔3−(3−ブテニル−2−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−ブテン−2−オール
(650mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミリ
モル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−(3
−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジ
ン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混合物
を室温で18時間攪拌した。水を加え、混合物をエーテル
で抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合
物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−ブテニル−2−オキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジ
ニウム アセトン(3ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−〔3−(3−ブテニル−2−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。溶液から表題化
合物が沈澱し、それを濾過により収集して0.73g(65
%)を得た。
C.3−〔3−(3−ブテニル−2−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−ブテニル−2−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.73g,1.9
ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(190mg,5
ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪
拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出
した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて270mgを得た。(m.p.134
−135℃;M+:251;化合物28)。
実施例26 A.3−〔3−(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の4−ヘキセン−1−オー
ル(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミ
リモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混
合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物をエー
テルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−〔3−(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。溶液から表題化合物が
沈澱し、それを濾過により収集して0.54g(45%)を得
た。
C.3−〔3−(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.54g,1.3ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて190mgを得た。(m.p.151
−152℃;M+:279;化合物29)。
実施例27 A.トランス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のトランス−3−ヘキセン
−1−オール(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム
(310mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラ
ン中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加し
た。反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混
合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発
させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化トランス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチ
ルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)とトランス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミ
リモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。溶液から表
題化合物が沈澱し、それを濾過により収集して0.90g(7
5%)を得た。
C.トランス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化トランス−3
−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.90g,
2.2ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(190m
g,5ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間
攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽
出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノー
ル(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩
としてアセトンから結晶化させて420mgを得た。(m.p.1
63−164℃;M+:279;化合物30)。
実施例28 A.シス−3−〔3−(2−ペンテニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のシス−2−ペンテン−1
−オール(780mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310
mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。
反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物
をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化シス−3−〔3−(2−ペンテニルオキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリ
ジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)とシス−3−〔3−(2−ペンテニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。該溶液から表題
化合物が沈澱し、それを濾過により収集して0.53g(46
%)を得た。
C.シス−3−〔3−(2−ペンテニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化シス−3−
〔3−(2−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.53g,1.
3ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4
ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪
拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出
した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて210mgを得た。(m.p.143
−144℃;M+:265;化合物31)。
実施例29 A.シス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のシス−2−ヘキセン−1
−オール(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310
mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。
反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物
をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化シス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリ
ジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)とシス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集した。
C.シス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化シス−3−
〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.6g,1ミ
リモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミ
リモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪拌
した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて150mgを得た。(m.p.122
−123℃;M+:279;化合物32)。
実施例30 A.3−〔3−(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の5−ヘキセン−1−オー
ル(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミ
リモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピ
リジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混
合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物をエー
テルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)と3−〔3−(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から
沈澱し、それを濾過により収集して0.75g(62%)を得
た。
C.3−〔3−(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.75g,1.8ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(150mg,4ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて250mgを得た。(m.p.137
−138℃;M+:279;化合物33)。
実施例31 A.シス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のシス−3−ヘキセン−1
−オール(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310
mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。
反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混合物
をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化シス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリ
ジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)とシス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して0.9g(46%)
を得た。
C.シス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化シス−3−
〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(0.90g,2.
2ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(230mg,6
ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間攪
拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出
した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて300mgを得た。(m.p.149
−150℃;M+:279;化合物34)。
実施例32 A.トランス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中のトランス−2−ヘキセン
−1−オール(900mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム
(310mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラ
ン中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加し
た。反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加え、混
合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発
させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化トランス−3−〔3−(2−ペンテニルオキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチ
ルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,7.5ミリモ
ル)とトランス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミ
リモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物
が溶液から沈澱し、それを濾過により収集して1.09g(9
0%)を得た。
C.トランス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化トランス−3
−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(1.09g,
2.7ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(270m
g,4ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で0.5時間
攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽
出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノー
ル(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩
としてアセトンから結晶化させて400mgを得た。(m.p.1
30−131℃;M+:279;化合物35)。
実施例33 A.3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の1−ブタンチオール(2.
7g,30ミリモル)と水素化ナトリウム(1.2g,30ミリモ
ル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−(3−
クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジン
(1.2g,6ミリモル)の溶液を添加した。反応混合物を−
10℃で0.5時間攪拌した。水を加え、混合物をエーテル
で抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させた。残渣を
カラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル
/塩化メチレン(1:1))により精製して表題化合物を
得た。
B.ヨウ化3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−
1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)と3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)ピリ
ジン(6ミリモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。
表題化合物が溶液から沈澱し、それを濾過により収集し
て1.2g(74%)を得た。
C.3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−1,2,5,6
−テラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(1,2,5
−チアジアゾール−3−イル)−1−メチルピリジニウ
ム(1.2g,4.4ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウ
ム(380mg,10ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃
で0.5時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸
エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣を
カラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル
/メタノール(4:1))により精製した。表題化合物を
シュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて430mgを得
た。(m.p.189−190℃;M+:181;化合物36)。
実施例34 1,2,5,6−テラヒドロ−3−(3−ヘキシルオキシ−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジンシュウ酸塩 1,2−ジクロロエタン(20ml)中の3−(3−ヘキシ
ルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,
5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジン(0.70g,2.4ミリ
モル)の溶液に、0℃において1,2−ジクロロエタン中
のクロロ蟻酸1−クロロエチルエステル(0.35g,2.4ミ
リモル)の溶液を添加した。反応混合物を40℃に2時間
加熱し、蒸発させた。残渣をメタノールに溶かし、加熱
して1時間還流させ、そして蒸発させた。残渣を希水酸
化ナトリウム中に溶かし、エーテルで抽出した。合わせ
たエーテル相を乾燥し、そして蒸発させた。シュウ酸塩
としてアセトンから結晶化させことにより収率72%(62
0mg)で表題化合物を得た。(m.p.157−159℃;M+:267;
化合物37)。
全く同じ方法で次の化合物を調製した: 3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジン塩酸塩。m.p.217
−218℃。化合物215。
3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジン塩酸塩。m.p.1
81−182℃。化合物216。
3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジンシュウ酸
塩。m.p.190−191℃。化合物217。
3−(3−ブチレチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジンシュウ酸塩。
m.p.182−183℃。化合物218。
3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジンシュウ酸
塩。m.p.181−182℃。化合物219。
3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロピリジンシュウ酸
塩。m.p.173−175℃。化合物220。
3−〔3−(4−ペンチルチオ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.140−142℃。化合物2 21。
3−〔3−(2,2,2−トルフルオロエチルチオ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒド
ロピリジン塩酸塩。m.p.105−110℃。化合物222。
3−〔3−(2,2,2−トルフルオロエトキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ
ピリジン塩酸塩。m.p.149−151℃。化合物223。
3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.191−192℃。化合物224。
実施例35 A.3−{3−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン 2−(2−メトキシエトキシ)エタノール(10ml)中
のナトリウム(210mg,9ミリモル)の溶液に3−(3−
クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジン
(590mg,3ミリモル)を添加した。混合物を50℃で4時
間攪拌し、蒸発させた。残渣を水に溶かし、エーテルで
抽出した。合わせた有機相を乾燥し、蒸発させて表題化
合物を得た。
B.ヨウ化3−{3−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1−
メチルピリジニウム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−{3−〔2−(2−メトキシエトキシ)エト
キシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン
(3ミリモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題
化合物が溶液から沈澱し、それを濾過により収集して0.
76g(60%)を得た。
C.3−{3−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−{3−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル}−1−メチルピリジニウム
(0.76g,1.8ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウ
ム(150mg,4ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃
で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エ
チルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/
メタノール(4:1))により精製した。表題化合物をシ
ュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて70mgを得た。
(m.p.142−143℃;M+:299;化合物38)。
実施例36 A.3−〔3−(3−エトキシ−1−プロポキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−エトキシ−1−プロ
パノール(940mg,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310
mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。
反応混合物を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物
をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−シエトキシ−1−プロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチ
ルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−〔3−(3−エトキシ−1−プロポキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリ
モル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が
溶液から沈澱し、それを濾過により収集した。
C.3−〔3−(3−エトキシ−1−プロポキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−エトキシ−1−プロポキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(3ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(190mg,5ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて210mgを得た。(m.p.149
−150℃;M+:283;化合物39)。
実施例37 A.3−〔3−(2−エトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の2−エトキシエタノール
(1.08g,12ミリモル)と水素化ナトリウム(410mg,12ミ
リモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
ピリジン(790mg,4ミリモル)の溶液を添加した。反応
混合物を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物をエ
ーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表
題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(2−エトキシエトキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(3ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−〔3−(2−エトキシエトキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(4ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から
沈澱し、それを濾過により収集して1.45g(92%)を得
た。
C.3−〔3−(2−エトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−〔3−
(2−エトキシエトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(1.45g,3.73ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(350mg,9ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて640mgを得た。(m.p.153
−156℃;M+:269;化合物40)。
実施例38 A.3−〔3−(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の2−ブトキシエタノール
(1.06g,9ミリモル)と水素化ナトリウム(310mg,9ミリ
モル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−(3
−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジ
ン(590mg,3ミリモル)の溶液を添加した。反応混合物
を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物をエーテル
で抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合
物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(4ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−〔3−(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミリモル)の
混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から
沈澱し、それを濾過により収集して1.07g(85%)を得
た。
C.3−〔3−(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(1.07g,2.5ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(230mg,6ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて490mgを得た。(m.p.152
−153℃;M+:297;化合物41)。
実施例39 A.3−{3−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の2−(2−ブトキシエト
キシ)エタノール(1.46g,9ミリモル)と水素化ナトリ
ウム(310mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロ
フラン中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を
添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌した。水を加
え、混合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥
し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−{3−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エ
トキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1−
メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−{3−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エト
キシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン
(3ミリモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題
化合物が溶液から沈澱し、それを濾過により収集した。
C.3−{3−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−{3−
〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキシ〕−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル}−1−メチルピリジニウム
(3ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(230m
g,6ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間
攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽
出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノー
ル(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩
としてアセトンから結晶化させて340mgを得た。(m.p.9
0−91℃;M+:341;化合物42)。
実施例40 A.3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の2−(2−エトキシエト
キシ)エタノール(1.21g,9ミリモル)と水素化ナトリ
ウム(310mg,9ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロ
フラン中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)ピリジン(590mg,3ミリモル)の溶液を添
加した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。水を加
え、混合物をエーテルで抽出した。エーテル相を乾燥
し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エ
トキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1−
メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,9ミリモ
ル)と3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エト
キシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン
(3ミリモル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題
化合物が溶液から沈澱し、それを濾過により収集した。
C.3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−{3−
〔2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ〕−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル}−1−メチルピリジニウム
(3ミリモル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(230m
g,6ミリモル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間
攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽
出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノー
ル(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩
としてアセトンから結晶化させて290mgを得た。(m.p.1
15−116℃;M+:313;化合物43)。
実施例41 A.3−〔3−(4−メチルピペリジノ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジン DMF(10ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−ピリジン(10.80g,4ミリモル)と
4−メチルピペリジン(1.96g,20ミリモル)の溶液を10
0℃に3時間加熱した。蒸発後、残渣に水を加え、エー
テルで抽出した。有機相を合わせ、乾燥し、そして蒸発
させた後、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶
離液:酢酸エチル/塩化メチレン(1:2))により精製
した。収量:0.8g(77%)。
B.ヨウ化3−〔3−(4−メチルピペリジノ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニウ
ム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,8ミリモ
ル)と3−〔3−(4−メチルピペリジノ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(0.8g,3.1ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶
液から沈澱し、それを濾過により収集して1.14g(92
%)を得た。
C.3−〔3−(4−メチルピペリジノ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(4−メチルピペリジノ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕−1−メチルピリジニウム(1.14g,2.8ミリ
モル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(270mg,7ミリ
モル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて450mgを得た。(m.p.106
−107℃;M+:278;化合物44)。
実施例42 A.3−(3−モルホリノ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)ピリジン DMF(5ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)とモ
ルホリン(1.3g,15ミリモル)の溶液を100℃に3時間加
熱した。蒸発後、残渣に水を加え、エーテルで抽出し
た。有機相を合わせ、乾燥し、そして蒸発させた後、残
渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エ
チル/塩化メチレン(1:1))により精製した。収量:0.
68g(91%)。
B.ヨウ化3−(3−モルホリノ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,8ミリモ
ル)と3−(3−モルホリノ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)ピリジン(680mg,2.7ミリモル)の混合物
を室温で18時間攪拌した。表題化合物が溶液から沈澱
し、それを濾過により収集して1.0g(94%)を得た。
C.3−(3−モルホリノ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、30ml)中のヨウ化3−(3−モ
ルホリノ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−
メチルピリジニウム(1.53g,39ミリモル)の溶液に水素
化ホウ素ナトリウム(380mg,10ミリモル)を添加し、反
応混合物を−10℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水
に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸
発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて470mgを得た。(m.p.177−178℃;M+:266;化合物4
5)。
実施例43 A.3−(3−ヘキシルアミノ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン DMSO(5ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)とヘ
キシルアミン(1.52g,15ミリモル)の溶液を100℃に48
時間加熱した。蒸発後、残渣に水を加え、エーテルで抽
出した。合わせた有機抽出液を乾燥し、そして蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ヘキシルアミノ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.6ml,9.6ミリモ
ル)と3−(3−ヘキシルアミノ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(3.2ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−ヘキシルアミノ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、25ml)中のヨウ化3−(3−ヘ
キシルアミノ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1−メチルピリジニウム(4.2ミリモル)の溶液に水素
化ホウ素ナトリウム(380mg,10ミリモル)を添加し、反
応混合物を−10℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水
に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸
発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて490mgを得た。(m.p.102−103℃;M+:280;化合物4
6)。
実施例44 A.3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン 亜硫酸水素ナトリウム(220mg,3ミリモル)をDMF(20
ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶液に室
温で30分間に渡り添加した。次いで炭酸カリウム(1.24
g,9ミリモル)とヨードプロパン(0.76g,4.5ミリモル)
を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌した。水を加
え、混合物をエーテルで抽出した。合わせたエーテル相
を乾燥し、そして蒸発させて収率89%(0.63g)で表題
化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(0.5ml,8ミリモ
ル)と3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)ピリジン(0.63g,2.6ミリモル)の混合
物を室温で18時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジン
シュウ酸塩 エタノール(99.9%、15ml)中のヨウ化3−(3−プ
ロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1
−メチルピリジニウム(2.6ミリモル)の溶液に水素化
ホウ素ナトリウム(200mg,5ミリモル)を添加し、反応
混合物を−10℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に
溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発
させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて310mgを得た。(m.p.138−139℃;M+:255;化合物4
7)。
実施例45 A.3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)ピリジン 亜硫酸水素ナトリウム(0.5g,6.8ミリモル)をDMF(2
0ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(0.5g,2.5ミリモル)の溶液に室温
で添加し、反応混合物を30分間攪拌した。次いで炭酸カ
リウム(2g,14.5ミリモル)とヨウ化ブチル(1ml,8.8ミ
リモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌した。水
(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出した。合わせ
たエーテル相を乾燥し、そして蒸発させて表題化合物を
得た。収量:0.6g。
B.ヨウ化3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(0.6g,2.3ミリモル)の溶液にヨウ化
メチル(1ml,15ミリモル)を添加し、反応混合物を室温
で48時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ブ
チルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−
メチルピリジニウム(2.3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(250mg,6.2ミリモル)を添加し、反応
混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶
かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
300mgを得た。(m.p.148−150℃;M+:269;化合物48)。
実施例46 A.3−(3−メチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)ピリジン 亜硫酸水素ナトリウム(0.5g,6.8ミリモル)をDMF(2
0ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(0.5g,2.5ミリモル)の溶液に室温
で添加し、反応混合物を30分間攪拌した。次いで炭酸カ
リウム(2g,14.5ミリモル)とヨウ化メチル(1ml,15ミ
リモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌した。水
(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出した。合わせ
たエーテル相を乾燥し、そして蒸発させて表題化合物を
得た。収量:0.5g。
B.ヨウ化3−(3−メチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−メチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(0.5g,2.3ミリモル)の溶液にヨウ化
メチル(1ml,15ミリモル)を添加し、反応混合物を室温
で48時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−メチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−メ
チルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−
メチルピリジニウム(2.3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(250mg,6.2ミリモル)を添加し、反応
混合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶
かし、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
300mgを得た。(m.p.169−170℃;M+:227;化合物49)。
実施例47 A.α−オキシイミド−3−ピリジルアセトニトリル 3−ピリジルアセトニトリル(47.2g,400ミリモル)
をメタノール(100ml)中の水酸化ナトリウム(16g,400
ミリモル)の溶液に溶かした。水(20ml)とメタノール
(20ml)中の亜硝酸ナトリウム(33.2g,480ミリモル)
の溶液に濃硫酸(12.8ml)と水(26ml)の溶液を滴下す
ることにより調製した亜硝酸メチルを、0℃において3
−ピリジルアセトニトリル溶液に添加した。反応混合物
を0℃で1時間攪拌し、沈澱を濾過により収集した。沈
澱を少量のメタノールで洗浄し、70%(41.1g)の収率
で所望の生成物を得た。M+:147。
B.α−オキシイミノ−3−ピリジルアセトアミドオキシ
ム エタノール(99.9%、500ml)中のα−オキシイミノ
−3−ピリジルアセトニトリル(41.0g,279ミリモ
ル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(21.5g,310ミリモ
ル)および酢酸ナトリウム(50.8g,620ミリモル)の混
合物を4時間還流させた。冷却した後、沈澱を濾過によ
り収集し、乾燥した。この沈澱は所望の生成物と酢酸ナ
トリウムを含んだ(85g,168%)。M+:180。
C.3−(3−アミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
ル)ピリジン 粗製α−オキシイミノ−3−ピリジルアセトアミドオ
キシム(5g)と五塩化リン(5g)を乾燥エーテル(250m
l)中で6時間還流させた。水と炭酸カリウムを添加し
てアルカリ性pHにし、相を分離した。水相をエーテルで
抽出し、合わせたエーテル相を乾燥した。エーテル相を
誘発させて収量850mgの表題化合物を得た。M+:162。
D.ヨウ化3−(3−アミノ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(20ml)中の3−(3−アミノ−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル)ピリジン(800mg,5.3ミリ
モル)の溶液にヨウ化メチル(990μ,16ミリモル)を
添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。表題化合物
が沈澱し、それを濾過により収集した(1.1g,69%)。
E.3−(3−アミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシュ
ウ酸塩 メタノール(80ml)中のヨウ化3−(3−アミノ−1,
2,5−オキサジアゾール−4−イル)−1−メチルピリ
ジニウム(1.05g,3.45ミリモル)の溶液に0℃において
水素化ホウ素ナトリウム(262mg,6.9ミリモル)を添加
した。15分後、水(40ml)を加え、混合物をエーテルで
抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させ、そしてカラ
ムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メ
タノール(2:1))により精製した。シュウ酸を使って
アセトンから結晶化させることにより収量310mg(50
%)の表題化合物を得た。(m.p.181−183℃;M+:180;化
合物50)。
実施例48 A.3−(3−アセチルアミノ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)ピリジン 粗製ヒドロキシイミノ−3−ピリジルメチルアミドオ
キシム(4.5g)とポリリン酸(49g)を100℃で18時間攪
拌した。室温に冷却した後、水性アンモニア(25%)を
ゆっくり添加してpH>9にし、沈澱を濾過により収集し
た。沈澱を水に溶かし、塩化メチレンで抽出した。有機
相を乾燥し、蒸発させて収量430mgの表題化合物を得
た。
B.ヨウ化3−(3−アセチルアミノ−1,2,5−オキサジ
アゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン中の3−(3−アセチルアミノ−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル)ピリジン(490mg,2.4ミリ
モル)の溶液にヨウ化メチル(450μ,7.2ミリモル)
を添加し、反応混合物を室温で18時間攪拌し、沈澱を濾
過により収集した。収量:640mg(77%)。
C.3−(3−アセチルアミノ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 メタノール(15ml)中のヨウ化3−(3−アセチルア
ミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)−1−メ
チルピリジニウム(640mg,1.85ミリモル)の溶液に0℃
において水素化ホウ素ナトリウム(140mg,3.7ミリモ
ル)を添加した。15分後、水(10ml)を加え、反応混合
物をエーテルで抽出した。合わせたエーテル相を乾燥
し、蒸発させた。シュウ酸を使ってアセトンから結晶化
させることにより収量140mgの表題化合物を得た。(m.
p.180−181℃;M+:222;化合物51)。
実施例49 A.3−(1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)ピリジン
および3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−
4−イル)ピリジン 氷酢酸(16ml)と濃塩酸(5.2ml)中の3−(3−ア
ミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)ピリジン
(1.0g,6.2ミリモル)の溶液に、0℃においてCuCl2(9
38mg,7ミリモル)と銅コイル(100mg)を添加した。10
分後、水(3ml)中の亜硝酸ナトリウム(483mg,7ミリモ
ル)の溶液を5℃で滴下添加した。反応混合物を0℃で
更に30分間攪拌した。水性水酸化ナトリウム(2N)を加
えてアルカリ性pHにし、混合物をエーテルで抽出した。
エーテル相を乾燥し、そして蒸発させて表題化合物の混
合物を得た。カラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル)により分離すると、上のスポットに23
0mgの収量でクロロ化合物が得られ、下のスポットに60m
gの収量で非置換の生成物が得られた。
B.ヨウ化3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン中の3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジア
ゾール−4−イル)ピリジン(230mg,1.2ミリモル)の
溶液にヨウ化メチル(1ml,15ミリモル)を添加し、反応
混合物を室温で18時間攪拌し、蒸発させて表題化合物を
得た。
C.3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシュ
ウ酸塩 メタノール(5ml)中のヨウ化3−(3−クロロ−1,
2,5−オキサジアゾール−4−イル)−1−メチルピリ
ジニウム(1.2ミリモル)の溶液に0℃において水素化
ホウ素ナトリウム(119mg,3.2ミリモル)を添加した。1
5分後、水(10ml)を加え、混合物をエーテルで抽出し
た。エーテル相を乾燥し、蒸発させた。シュウ酸を使っ
てアセトンから結晶化させ、次いでアセトンから再結晶
することにより収量60mgの表題化合物を得た。(m.p.12
6−129℃;M+:198と200;化合物52)。
実施例50 A.ヨウ化3−(1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)
−1−メチルピリジニウム アセトン(20ml)中の3−(1,2,5−オキサジアゾー
ル−3−イル)ピリジン(430mg,2.9ミリモル)の溶液
にヨウ化メチル(1ml,15ミリモル)を添加し、反応混合
物を室温で18時間攪拌した。生成物が溶液から沈澱し、
表題化合物を濾過により収率82%(700mg)で収集し
た。
B.3−(1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)−1,2,5,
6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 メタノール(15ml)と水(2ml)中のヨウ化3−(1,
2,5−オキサジアゾール−3−イル)−1−メチルピリ
ジニウム(640mg,2.2ミリモル)の溶液に0℃において
水素化ホウ素ナトリウム(168mg,4.4ミリモル)を添加
した。15分後、水を加え、混合物をエーテルで抽出し
た。合わせたエーテル相を乾燥し、蒸発させた。残渣を
シュウ酸塩としてアセトンから結晶化させ、収量100mg
の表題化合物を得た。(m.p.238−240℃分解;M+:165;化
合物53)。
実施例51 A.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)ピリジン 1−ヘキサノール(10ml)中のナトリウム(100mg,4.
3ミリモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−オキサ
ジアゾール−4−イル)ピリジン(180mg,1ミリモル)
を添加した。混合物を25℃で18時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、エーテルで抽出した。合わせた
有機相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−オキサジ
アゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(5ml)中のヨウ化メチル(1mg,15ミリモ
ル)と3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−オキサジア
ゾール−4−イル)ピリジン(1ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌し、そして蒸発させて表題化合物を得
た。
C.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール
−4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 メタノール(5ml)中のヨウ化3−(3−ヘキシルオ
キシ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)−1−メ
チルピリジニウム(1ミリモル)の溶液に水素化ホウ素
ナトリウム(76mg,2ミリモル)を添加し、反応混合物を
0℃で15分間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶かし、エ
ーテルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣を
カラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル
/メタノール(4:1))により精製した。表題化合物を
シュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて60mgを得
た。(m.p.143−147℃;M+:265;化合物54)。
実施例52 A.3−(3−ブチルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール−
4−イル)ピリジン 1−ブタノール(5ml)中のナトリウム(150mg,6.5ミ
リモル)の溶液に3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジ
アゾール−4−イル)ピリジン(350mg,1.9ミリモル)
を添加した。混合物を25℃で2時間攪拌し、蒸発させ
た。残渣を水に溶かし、エーテルで抽出した。合わせた
有機相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ブチルオキシ−1,2,5−オキサジア
ゾール−4−イル)−1−メチルピリジニウム アセトン(10ml)中のヨウ化メチル(1mg,15ミリモ
ル)と3−(3−ブチルオキシ−1,2,5−オキサジアゾ
ール−4−イル)ピリジン(1.9ミリモル)の混合物を
室温で18時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−ブチルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩 メタノール(20ml)中のヨウ化3−(3−ブチルオキ
シ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)−1−メチ
ルピリジニウム(1.9ミリモル)の溶液に水素化ホウ素
ナトリウム(148mg,3.8ミリモル)を添加し、反応混合
物を0℃で15分間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、エーテルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発させ、
残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸
エチル/メタノール(4:1))により精製した。表題化
合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて120m
gを得た。(m.p.132−135℃;M+:237;化合物55)。
実施例53 A.3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−オキサ
ジアゾール−4−イル〕ピリジン 乾燥テトラヒドロフラン中の3−ヘキシン−1−オー
ル(980mg,10ミリモル)と水素化ナトリウム(240mg,10
ミリモル)の溶液に、乾燥テトラヒドロフラン中の3−
(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)
ピリジン(450mg,2.5ミリモル)の溶液を添加した。反
応混合物を室温で2時間攪拌した。水を加え、混合物を
エーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発させて
表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5
−オキサジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニ
ウム アセトン(20ml)中のヨウ化メチル(1.5mg,22ミリモ
ル)と3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−
オキサジアゾール−4−イル〕ピリジン(2.5ミリモ
ル)の混合物を室温で18時間攪拌し、そして蒸発させて
表題化合物を得た。
C.3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−オキサ
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩 メタノール(20ml)中のヨウ化3−〔3−(3−ヘキ
シニルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
ル〕−1−メチルピリジニウム(2.5ミリモル)の溶液
に水素化ホウ素ナトリウム(190mg,5ミリモル)を添加
し、反応混合物を0℃で15分間攪拌した。蒸発後、残渣
を水に溶かし、エーテルで抽出した。乾燥した有機相を
蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶
離液:酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させて50mgを得た。(m.p.159−161℃;M+:261;化合物5
6)。
実施例54 3−(3−ペンチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシュ
ウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(450mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化ペン
チルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっくり添
加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)を加え
た。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、乾燥し
たエーテル相を蒸発させた。残渣をシュウ酸塩としてア
セトンから結晶化させて収量300mg(58%)を得た。エ
タノールからの再結晶により収量125mg(24%)の表題
化合物を得た。(m.p.156−157℃;M+:251;化合物57)。
実施例55 3−(3−ヘプチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(450mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化ヘプ
チルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっくり添
加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)を加え
た。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、乾燥し
たエーテル相を蒸発させた。残渣をシュウ酸塩としてア
セトンから結晶化させて収量400mg(73%)の表題化合
物を得た。(m.p.151−152℃;M+:274;化合物58)。
実施例56 3−〔3−(5−ヘキセニル)−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
ピリジンシュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(450mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化5−
ヘキセニルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっ
くり添加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)
を加えた。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、
乾燥したエーテル相を蒸発させた。残渣をカラムクロマ
トグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール
(4:1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩と
してアセトンから結晶化させて収量340mg(64%)を得
た。(m.p.113−115℃;M+:263;化合物59)。
実施例57 3−(3−オクチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(450mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化オク
チルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっくり添
加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)を加え
た。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、乾燥し
たエーテル相を蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラ
フィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて収量430mg(75%)を得た。
(m.p.157−158℃;M+:293;化合物60)。
実施例58 3−(3−イソブチル−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン
シュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(300mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化イソ
ブチルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっくり
添加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)を加
えた。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、乾燥
したエーテル相を蒸発させた。残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて収量350mg(76%)を得た。
(m.p.148−149℃;M+:237;化合物61)。
実施例59 3−(3−シクロプロピルメチル−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチル
ピリジンシュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(300mg,1.4ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化シク
ロプロピルメチルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液
をゆっくり添加した。反応混合物を10分間攪拌し、水
(20ml)を加えた。生成物をエーテルで抽出し(3×10
0ml)、乾燥したエーテル相を蒸発させた。残渣をカラ
ムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メ
タノール(4:1))により精製した。表題化合物をシュ
ウ酸塩としてアセトンから結晶化させて収量380mg(83
%)を得た。(m.p.147−148℃;M+:235;化合物62)。
実施例60 3−(3−プロピル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 テトラヒドロフラン(20ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジン(450mg,1.5ミリモル)の
溶液に、0℃においてテトラヒドロフラン中の臭化プロ
ピルマグネシウム(1.5ミリモル)の溶液をゆっくり添
加した。反応混合物を10分間攪拌し、水(20ml)を加え
た。生成物をエーテルで抽出し(3×100ml)、乾燥し
たエーテル相を蒸発させた。残渣をシュウ酸塩としてア
セトンから結晶化させて収量350mg(75%)を得た。
(m.p.141−142℃;M+:223;化合物63)。
実施例61 A.3−(3−オクチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶
液に室温で亜硫酸水素ナトリウム(0.25g,3.3ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を30分間攪拌した。炭酸カリ
ウム(1.24g,9ミリモル)と1−ブロモオクタン(0.80m
l,4.5ミリモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌
した。水(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出し
た。合わせたエーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合
物を得た。
B.ヨウ化3−(3−オクチルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−オクチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(3ミリモル)の溶液にヨウ化メチ
ル(0.5ml,7.5ミリモル)を添加し、反応混合物を室温
で48時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−オクチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−オ
クチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1
−メチルピリジニウム(3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(270mg,7ミリモル)を添加し、反応混
合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
400mgを得た。(m.p.121−122℃;M+:325;化合物64)。
実施例62 A.3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)ピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶
液に室温で亜硫酸水素ナトリウム(0.25g,3.3ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を30分間攪拌した。炭酸カリ
ウム(1.24g,9ミリモル)とヨウ化エチル(0.36ml,4.5
ミリモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌した。
水(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出した。合わ
せたエーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得
た。
B.ヨウ化3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン(3ミリモル)の溶液にヨウ化メチル
(0.5ml,7.5ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で4
8時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−エ
チルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−
メチルピリジニウム(3ミリモル)の溶液に水素化ホウ
素ナトリウム(270mg,7ミリモル)を添加し、反応混合
物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
490mgを得た。(m.p.145−146℃;M+:241;化合物65)。
実施例63 A.3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶
液に室温で亜硫酸水素ナトリウム(0.25g,3.3ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を30分間攪拌した。炭酸カリ
ウム(1.24g,9ミリモル)と臭化ペンチル(700mg,4.5ミ
リモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌した。水
(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出した。合わせ
たエーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(3ミリモル)の溶液にヨウ化メチ
ル(0.5ml,7.5ミリモル)を添加し、反応混合物を室温
で48時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ペ
ンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1
−メチルピリジニウム(3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(300mg,8ミリモル)を添加し、反応混
合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
430mgを得た。(m.p.136−138℃;M+:283;化合物66)。
実施例64 A.3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)ピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶
液に室温で亜硫酸水素ナトリウム(0.25g,3.3ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を30分間攪拌した。炭酸カリ
ウム(1.24g,9ミリモル)と臭化ヘキシル(0.63ml,4.5
ミリモル)を加え、反応混合物を更に10分間攪拌した。
水(50ml)を加え、混合物をエーテルで抽出した。合わ
せたエーテル相を乾燥し、蒸発させて表題化合物を得
た。
B.ヨウ化3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1−メチルピリジニウム 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)ピリジン(3ミリモル)の溶液にヨウ化メチ
ル(1ml,15ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で48
時間攪拌し、そして蒸発させた。
C.3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−(3−ヘ
キシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1
−メチルピリジニウム(3ミリモル)の溶液に水素化ホ
ウ素ナトリウム(230mg,6ミリモル)を添加し、反応混
合物を0℃で1時間攪拌した。蒸発後、残渣を水に溶か
し、酢酸エチルで抽出した。乾燥した有機相を蒸発さ
せ、残渣をカラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離液:
酢酸エチル/メタノール(4:1))により精製した。表
題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させて
350mgを得た。(m.p.126−127℃;M+:297;化合物67)。
実施例65 A.3−〔3−(5−シアノペンチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)ピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(0.59g,3ミリモル)の溶
液に室温で亜硫酸水素ナトリウム一水和物(0.25g,3.3
ミリモル)を添加し、反応混合物を1時間攪拌した。炭
酸カリウム(1.24g,9ミリモル)と6−ブロモカプロニ
トリル(0.80g,4.5ミリモル)を加え、反応混合物を更
に24時間攪拌した。水(50ml)を加え、混合物をエーテ
ルで抽出した。合わせたエーテル相を乾燥し、蒸発させ
て表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(5−シアノペンチルチオ)−1,2,
5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリジニ
ウム アセトン中の3−〔3−(5−シアノペンチルチオ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン(3ミ
リモル)の溶液にヨウ化メチル(1ml,15ミリモル)を添
加し、反応混合物を室温で20時間攪拌し、そして蒸発さ
せた。
C.3−〔3−(5−シアノペンチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(5−シアノペンチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(3ミリモル)
の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(290mg,7.5ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させて410mgを得た。m.p.139−140
℃。化合物68。
適当なハロゲン化アルキルを使って出発することによ
り、全く同じ方法で次の化合物を調製した: 3−〔3−(3−クロロプロピルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.136−138℃。化合物
69。
3−〔3−(3−シアノプロピルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.117.5−118℃。化合
物70。
3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.110−110.5℃。
化合物71。
3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.125.5−126℃。
化合物72。
3−〔3−(4−シアノブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.127−127.5℃。化合
物73。
3−〔3−(8−ヒドロキシオクチルチオ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.112.5−113.5
℃。化合物74。
3−〔3−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.136−137℃。化合物
75。
3−{3−〔4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブ
チルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,
2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.117.5−118℃。化合物76。
3−{3−〔2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)
エチルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.117−118℃。化合物77。
3−〔3−(4−シアノベンジルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.138−140℃。化合
物78。
3−〔3−(2−フェニルエチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.155−156℃。化合
物79。
3−〔3−(4−ブロモベンジルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.139−140℃。化合
物80。
3−〔3−(4−メチルベンジルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.162−165℃。化合
物81。
3−〔3−(4−ピリジルメチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.140−142℃。化合
物82。
3−〔3−(2−ベンゾイルエチルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.99−100℃。化
合物83。
3−{3−〔4−オキソ−4−(4−フルオロフェニ
ル)ブチルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル}−1,2,5,6−テラヒドロ−1−メチルピリジンシュ
ウ酸塩。m.p.131−132℃。化合物84。
3−(3−ベンジルオキシカルボニルメチルチオ−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.179−180
℃。化合物85。
3−(3−ベンジルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.195−197℃。化合物86。
3−〔3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.163−165
℃。化合物87。
3−〔3−(5,5,5−トリフルオロペンチルチオ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.134−136
℃。化合物88。
3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルチオ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.128−129
℃。化合物89。
3−(3−エトキシカルボニルペンチルチオ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.78−81℃。化
合物90。
3−〔3−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.159−163
℃。化合物225。
3−(3−イソヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
ピリジンシュウ酸塩。m.p.131−134℃。化合物226。
3−(3−エトキシカルボニルプロピルチオ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジン塩酸塩。m.p.109−111℃。化合
物227。
3−{3−〔2−(2−チエニルチオ)エチルチオ〕
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.112−1
15℃。化合物228。
3−〔3−(5−エチル−2−チエニルメチルチオ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.106−1
10℃。化合物229。
3−〔3−(6−ヒドロキシヘキシルチオ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.108−110℃。
化合物230。
3−〔3−(3−メチル−2−チエニルメチルチオ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.184−1
86℃。化合物231。
3−{3−〔2−(2−チエニルチオ)プロピルチ
オ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.19
3−196℃。化合物232。
3−〔3−(4−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−3−イルチオ)−1,2,5,6−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.173−174℃。化合物233。
3−〔3−(5−メチル−2−チエニルメチルチオ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.148−1
49℃。化合物234。
3−〔3−(4−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.187−189℃。化合物235。
3−〔3−(4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.162−164℃。化合物236。
3−〔3−(4−プロポキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル−3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.182−1883℃。化合物237。
シス−3−〔3−(3−ヘキセニルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.101−102℃。化
合物238。
3−〔3−(1−シクロプロピルメチルチオ)−1,2,
5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.145−146℃。
化合物239。
3−〔3−(1−エトキシカルボニルペンチルチオ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.94−95
℃。化合物240。
3−〔3−(5−ヘキセニルチオ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.115−116℃。化合物24
1。
3−(3−シクロペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
ルピリジンシュウ酸塩。m.p.144−145℃。化合物242。
3−〔3−(2−メトキシエチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.150−151℃。化合
物243。
3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エチルチ
オ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.11
7−118℃。化合物244。
3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.121−122℃。化合物24
5。
3−(3−ヘプチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.122−123℃。化合物246。
3−〔3−(2−エチルブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.141−142℃。化合物
247。
3−(3−シクロヘキシルメチルチオ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.153−155℃。化合物
248。
3−〔3−(7−オクテニルチオ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.115−116℃。化合物24
9。
3−〔3−(3−ブテニルチオ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
チルピリジンシュウ酸塩。m.p.140−141℃。化合物25
0。
3−〔3−(4−ペンテニルチオ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.137−138℃。化合物25
1。
3−〔3−(3,3,3−トリフルオロプロピルチオ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.131−135
℃。化合物252。
3−〔3−(1−オキソ−1−フェニルプロピルチ
オ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.99
−100℃。化合物253。
3−〔3−(4−フェニルチオブチルチオ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.97−99℃。化
合物254。
3−(3−シアノメチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
ピリジンシュウ酸塩。m.p.176−177℃。化合物255。
3−〔3−(6−クロロヘキシルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.125−126℃。化合
物256。
3−〔3−(5−クロロペンチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.106−107℃。化合
物257。
実施例66 A.3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルオキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン テトラヒドロフラン(40ml)中の水素化ナトリウム
(12.8ミリモル)と6,6,6−トリフルオロ−1−ヘキサ
ノール(3.0g,19.2ミリモル)の混合物に3−(3−ク
ロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジン
(1.3g,6.4ミリモル)を添加した。混合物を36時間還流
させ、次いで蒸発させた。蒸発後、残渣を水に溶かし、
次いでジエチルエーテルで抽出した。乾燥した有機相を
蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、溶離液:酢酸エチル/ヘキサン)により精製して63
0mg(31%)の表題化合物を得た。
B.ヨウ化3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルオ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メ
チルピリジニウム アセトン(25ml)中のヨウ化メチル(852mg,6.0ミリ
モル)と3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルオ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン
(630mg,2.0ミリモル)の溶液を7時間還流させた。該
溶液を蒸発させ、残渣をそのまま次の段階に使った。
C.1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(6,6,6−トリフルオロヘキシルオキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩 エタノール(15ml)中のヨウ化3−〔3−(6,6,6−
トリフルオロヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(2.0ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(380mg,10ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。蒸発
後、残渣を水に溶かし、ジエチルエーテルで抽出した。
乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、溶離液:ヘキサン中25%酢酸エチ
ル)により精製した。表題化合物をシュウ酸塩としてア
セトンから結晶化させて180mg(21%)を得た。m.p.138
−140℃。理論値%C=45.17,%H=5.21,%N=9.88。
実測値%C=45.13,%H=5.18,%N=9.62。化合物9
1。
適当なアルコキシ誘導体を使って、全く同じ方法で次
の化合物を調製した: 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔3−(2−チエニル)−1−プロポキシ〕−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸塩。m.p.
130−133℃。M+:321。化合物92。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔3−(4−メトキシフェニル)−1−プロポキシ〕−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸
塩。m.p.166−167℃。M+:345。化合物93。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔2−(4−メトキシフェニル)−1−エトキシ〕−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸
塩。m.p.166−167℃。M+:331。化合物94。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔2−(2−チエニル)−1−エトキシ〕−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸塩。m.p.14
5−146℃。M+:306。化合物95。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔2−(3−チエニル)−1−エトキシ〕−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸塩。m.p.13
8−140℃。M+:306。化合物96。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(3−ヒドロキシ−1−プロポキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.105−1
07℃。M+:256。化合物97。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−フェニル)−1−エトキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.146−147
℃。M+:301。化合物98。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−チエニルメトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.161−162℃。M+:2
94。化合物99。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(3−ヒドロキシ−1−フキシルオキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.14
7−148℃。M+:297。化合物100。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(3−チエニルメトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.175−176℃。M+:2
93。化合物101。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(3−フェニル−1−プロポキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.136−138
℃。M+:315。化合物102。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔3−(2−ピロリドン−1−イル)−1−プロポキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.160−161℃。M+:322。化合物103。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(6−アセトアミド−1−ヘキシルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.
114−116℃。M+:338。化合物104。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−アセトアミド−1−エトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.145−1
48℃。M+:283。化合物105。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔2−(2−ピロリドン−1−イル)−1−エトキシ〕
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ
酸塩。m.p.170−171℃。M+:309。化合物106。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−プロピオンアミド−1−エトキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.14
2−143℃。M+:296。化合物107。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔2−(2−オキサゾリドン−3−イル)−1−エトキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.157−159℃。M+:310。化合物108。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−ベンジルチオ−1−エトキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.133−1
34℃。M+:347。化合物109。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−
〔3−(1−ピロリジル)−1−プロポキシ〕−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル}ピリジンシュウ酸塩。m.
p.141−142℃。M+:308。化合物110。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−
(2−ウレイド−1−エトキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル〕ピリジンシュウ酸塩。m.p.200℃(分
解)。M+:265。化合物111。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(2,4−ジメチルフェニル)−3−
プロパノールから3−〔3−(2,4−ジメチルフェニル
プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.159−162℃。化合物161。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(3,4−ジメチルフェニル)−3−
プロパノールから3−〔3−(3,4−ジメチルフェニル
プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.119−121℃。化合物162。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシメチル−5−エチルチオ
フェンから3−〔3−(5−エチル−2−チエニルメト
キシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6
−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.
146−148℃。化合物163。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ピロリジン−1−イル−3−プロパ
ノールから3−〔3−(ピロリジン−1−イル)プロポ
キシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジン二シュウ酸塩。m.p.
141℃(分解)。化合物164。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(4−フルオロフェニル)−3−プ
ロパノールから3−〔3−(4−フルオロフェニルプロ
ポキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,
5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。
m.p.143−146℃。化合物165。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(4−クロロフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(4−クロロフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.15
4−155℃。化合物166。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(3−メチルフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(3−メチルフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.13
8−139℃。化合物167。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロインデ
ンから3−〔3−(2,3−ジヒドロ−1−インデニルオ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6
−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.
157−159℃。化合物168。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(4−メチルフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(4−メチルフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.15
5−159℃。化合物169。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフトー
ルから3−〔3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
タリルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕
−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ
酸塩。m.p.100−103℃。化合物170。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−フェニル−4−ブタノールから3−
(3−フェニルブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩。m.p.128−130℃。化合物171。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(2−メチルフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(2−メチルフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.14
5−148℃。化合物172。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(2,5−ジメチルフェニル)−3−
プロパノールから3−〔3−(2,5−ジメチルフェニル
プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.130−134℃。化合物173。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとメチルチオエタノールから3−(3−メ
チルチオエトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩。m.p.146−147℃。化合物174。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとジメチルアミノエタノールから3−(3
−ジメチルアミノエトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.148−150℃。化合物175。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−
プロパノールから3−〔3−(3,4−ジクロロフェニル
プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.149−151℃。化合物176。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ジメチルアミノ−3−プロパノール
から3−(3−ジメチルアミノプロポキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジン二シュウ酸塩。m.p.144−146℃。
化合物177。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−エチル−4−ヒドロキシメチルベン
ゼンから3−〔3−(4−エチルベンジルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.187−190
℃。化合物178。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(4−メチルフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(4−メチルフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.14
7−149℃。化合物179。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ブチル−4−ヒドロキシメチルベン
ゼンから3−〔3−(4−ブチルベンジルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.187−190
℃。化合物180。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと3−オクタノールから3−〔3−(1−
エチルペンチルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンフマル酸塩。m.p.117−120℃。化合物181。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと3−ヘプタノールから3−〔3−(1−
エトキシブトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンフ
マル酸塩。m.p.139−140℃。化合物182。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと2−ヘキサノールから3−〔3−(1−
メチルペンチルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンフマル酸塩。m.p.143−144℃。化合物183。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと6−ヒドロキシ−1−ヘキシンから3−
〔3−(5−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
ルピリジンシュウ酸塩。m.p.120−122℃。化合物184。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−シクロヘキシル−4−ブタノールか
ら3−〔3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.145−147℃。
化合物185。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1,5−ジヒドロキシヘキサンから3−
〔3−(5−ヒドロキシヘキシルオキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.128−129℃。化合
物186。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと5−オキソ−1−ヘキサノールから3−
〔3−(5−オキシヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.143−144℃。化合物18
7。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシ−3−メチル−4−ペン
テンから3−〔3−(3−メチル−4−ペンテニルオキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.15
0−151℃。化合物188。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシメチル−4−メチレンシ
クロヘキサンから3−〔3−(4−メチレンシクロヘキ
シルメチル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.160−161℃。化合物189。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシ−2,3−ジメチルペンタ
ンから3−〔3−(2,3−ジメチルペンチルオキシ)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.160−161
℃。化合物190。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシメチル−3−シクロヘキ
センから3−〔3−(3−シクロヘキセニルメトキシ)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
ラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.138−1
40℃。化合物191。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとイソブチルチオエタノールから3−(3
−イソブチルチオエトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.138−140℃。化合物192。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−シクロプロピル−3−プロパノール
から3−(3−シクロプロピルプロポキシ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.151−153℃。化合
物193。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−ヒドロキシメチル−2−メチルシク
ロプロパンから3−〔3−(2−メチルシクロプロピル
メトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,
2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.121−122℃。化合物194。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−シクロペンチル−3−プロパノール
から3−(3−シクロペンチルプロピルオキシ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.154−156℃。
化合物195。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと4−メチル−1−ヘキサノールから3−
〔3−(4−メチルヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.136−139℃。化合物19
6。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと2−ヘプタノールから3−〔3−(1−
メチルヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩。m.p.118−119℃。化合物197。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと4,4,4−トリフルオロ−1−ブタノール
から3−〔3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.157−160
℃。化合物198。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと3−メチル−1−ペンタノールから3−
〔3−(3−メチルペンチルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジンフマル酸塩。m.p.133−134℃。化合物19
9。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと6,6,6−トリフルオロ−1−ヘキサノー
ルから3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルオキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.14
4−146℃。化合物200。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと3−シクロブチル−1−プロパノールか
ら3−〔3−(3−シクロブチルプロポキシ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.146−148℃。
化合物201。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとイソプロポキシエタノールから3−(3
−イソプロポキシエトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.142−143℃。化合物202。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとイソヘプタノールから3−(3−イソヘ
プチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩。m.p.150−152℃。化合物203。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンとイソヘキサノールから3−(3−イソヘ
キシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンマレイン
酸塩。m.p.72−74℃。化合物204。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと2,2,2−トリフルオロエタノールから3
−〔3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1−メチルピリジンフマル酸塩。m.p.131−133℃。化合
物205。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−(2−クロロフェニル)−3−プロ
パノールから3−〔3−(2−クロロフェニルプロポキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.14
7−149℃。化合物206。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと1−シクロプロピル−3−プロパノール
から3−〔3−(3−シクロヘキシルプロポキシ)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンフマルウ酸塩。m.p.89−90
℃。化合物207。
3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジンと2−シクロプロピルエタノールから3−
〔3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.134−135℃。化合物
208。
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
−エチルスルフィニル−1−エトキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−ピリジンシュウ酸塩 出発アルコールとして2−(エチルチオ)エタノール
を使って同様にして1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
ル−3−〔3−(2−エチルスルフィニル−1−エトキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−ピリジン
シュウ酸塩を調製した。反応溶媒として水を使って、1.
1当量のNaIO4と1当量のMeSO3Hにより中間体3−〔4−
(2−エチルチオ−1−エトキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール−3−イル〕ピリジンを酸化した。3.5時間の反
応時間の後、2N NaOHにより溶液を塩基性にし、そして
酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出液をMgSO4上で乾
燥し、真空下で蒸発させた。次いで得られたスルホキシ
ドを上述したのと同じ方法で表題化合物に変換したm.p.
171−172℃。M+:302。化合物112。
1,2,5,6−テトラヒドロ−3−〔3−(5−オキソヘキ
シル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メ
チルピリジン 1,5−ヘキサンジオールを使って同様にして1,2,5,6−
テトラヒドロ−3−〔3−(5−ヒドロキシヘキシル)
−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチルピ
リジンを調製した。この化合物から表題ケトンへの酸化
は次のような条件下で行った。25mlのCH2Cl2中のオキサ
リルクロリド(420μ,4.8ミリモル)の−70℃溶液
に、反応温度を−45℃以下に維持するような速度でDMSO
(750μ,10.6ミリモル)を添加した。添加の2分後
に、反応温度を−45℃以下に維持しながら、20mlのCH2C
l2中の1,2,5,6−テトラヒドロ−3−〔3−(5−ヒド
ロキシヘキシル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル〕−1−メチルピリジン(1.3g,4.4ミリモル)をゆっ
くり添加した。15分後、Et3N(3ml,21.8ミリモル)を加
え、反応液を室温に温めた。ブライン(50ml)を加え、
混合物を50mlのCH2Cl2で3回抽出した。合わせた抽出液
をNa2SO4上で乾燥し、真空下で蒸発させた。得られたオ
イルをシリカゲル上でのクロマトグラフィー(溶離液:9
0%CHCl3+2%MeOH)により精製して810mgのオイルを
得た。このオイルをMeOHに溶かし、シュウ酸(250mg,2.
8ミリモル)で処理した。生じたシュウ酸塩をMeOH/EtOA
cから再結晶して860mgを得た。m.p.143−144℃。M+:29
5。化合物113。
実施例67 A.3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
ル)ピリジン 氷酢酸(16ml)と濃塩酸(5.2ml)中の3−(3−ア
ミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル)ピリジン
(1.0g,6.2ミリモル)の溶液に、0℃においてCuCl2(9
38mg,7ミリモル)と銅コイル(100mg)を添加した。10
分後、水(3ml)中の亜硝酸ナトリウム(483mg,7ミリモ
ル)の溶液を5℃で滴下添加した。反応混合物を0℃で
更に30分間攪拌した。水性水酸化ナトリウム(2N)を加
えてアルカリ性pHにし、混合物をエーテルで抽出した。
エーテル相を乾燥し、そして蒸発させて表題化合物の混
合物を得た。カラムクロマトグラフィー(SiO2、溶離
液:酢酸エチル)により分離すると、上のスポットに23
0mgの収量でクロロ化合物が得られた。
B.3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル〕ピリジン DMF(30ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジ
アゾール−4−イル)ピリジン(1.27g,7.0ミリモル)
の溶液に室温で亜硫酸水素ナトリウム一水和物(0.74g,
10.5ミリモル)を添加し、反応混合物を1時間攪拌し
た。炭酸カリウム(2.0g,14.5ミリモル)と1−ブロモ
−3−フェニルプロパン(2.4g,12ミリモル)を加え、
反応混合物を更に24時間攪拌した。水(50ml)を加え、
混合物をエーテルで抽出した。合わせたエーテル相を乾
燥し、蒸発させた。カラムクロマトグラフィー(SiO2
溶離液:酢酸エチル/塩化メチレン(1:1))により精
製して表題化合物を得た。
C.ヨウ化3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,
2,5−オキサジアゾール−4−イル〕−1−メチルピリ
ジニウム アセトン中の〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−
1,2,5−オキサジアゾール−4−イル〕ピリジン(7ミ
リモル)の溶液にヨウ化メチル(1ml,15ミリモル)を添
加し、反応混合物を室温で20時間攪拌し、そして蒸発さ
せた。
D.3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3−〔3−
(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−オキサジアゾ
ール−4−イル〕−1−メチルピリジニウム(7ミリモ
ル)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(650mg,17ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を−10℃で1時間攪拌した。
蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出した。乾
燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(SiO2、溶離液:酢酸エチル/メタノール(4:
1))により精製した。表題化合物をシュウ酸塩として
アセトンから結晶化させ、更に再結晶して170mgを得
た。m.p.106−108℃。化合物114。
適当なハロゲン化アルキルを使って、全く同じ方法で
次の化合物を調製した: 3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−
オキサジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.122−124℃。
化合物115。
3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−
イル)ピリジン、亜硫酸水素ナトリウムおよび1−ブロ
モペンタンから、3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.123−124℃。化
合物212。
3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−
イル)ピリジン、亜硫酸水素ナトリウムおよび1−ブロ
モヘキサンから、3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−オ
キサジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.111−113℃。化
合物213。
3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−
イル)ピリジン、亜硫酸水素ナトリウムおよび1−ブロ
モ−4−ペンチンから、3−〔3−(4−ペンチニルチ
オ)−1,2,5−オキサジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6
−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.
119−120℃。化合物214。
実施例68 1−〔3−(3−ピリジル)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イルチオ〕−4−〔3−(1−メチル−1,2,5,6
−テトラヒドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イルチオ〕ブタンシュウ酸塩 DMF(30ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−1−メチル−1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン(0.43g,2ミリモル)の溶液に亜硫酸水素
ナトリウム(0.3g,4ミリモル)を添加し、反応混合物を
室温で1時間攪拌した。炭酸カリウム(1g)と3−〔3
−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル〕ピリジンを加え、反応混合物を室温で一晩
攪拌した。水(200ml)を加え、水相をエーテルで抽出
した(3×100ml)。エーテル抽出液を硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラ
フィー(溶離液:酢酸エチル/メタノール(9:1))に
より精製した。得られた遊離塩基をシュウ酸と共にアセ
トンから結晶化させて0.9gを得た。化合物116。m.p.127
−129℃。
実施例69 1−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)−4−
〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチ
オ〕ブタンシュウ酸塩 DMF(30ml)中の3−〔3−(4−クロロブチルチ
オ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メチ
ル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン(0.30g,1ミリモ
ル)の溶液に、1−メチル−5−メルカプトテトラゾー
ル(0.35g,3ミリモル)と炭酸カリウム(2g)を加え、
反応混合物を室温で60時間攪拌した。IN塩酸(200ml)
を加え、水相をエーテルで抽出した(2×100ml)。水
相を固体炭酸カリウムにより塩基性にし、エーテルで抽
出した(3×100ml)。アルカリ抽出液からのエーテル
抽出液を合わせ、硫酸マグネシウム上で乾燥した。エー
テル相を蒸発させ、残渣をシュウ酸と共にアセトンから
結晶化させて0.4gの表題化合物を得た。化合物117。m.
p.77−79℃。
実施例70 指摘の試薬を使うことにより、実施例69に記載したの
と全く同じ方法で次の化合物を調製した。
3−〔3−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジンと2−メチル−5−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾールから、1−(2−メチル−1,3,4−チ
アジアゾール−5−イルチオ)−4−〔3−(1−メチ
ル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−1,
2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ブタンシュウ酸
塩(化合物118)。m.p.102−104℃。
3−〔3−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジンと2−チアゾリン−2−チオールか
ら、1−(2−チアゾリン−2−イルチオ)−4−〔3
−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3
−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ブ
タンシュウ酸塩(化合物119)。m.p.116−117℃。
3−〔3−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジンと2−メルカプトベンゾオキサゾール
から、1−(2−ベンゾオキサゾリルチオ)−4−〔3
−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3
−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ブ
タンシュウ酸塩(化合物120)。m.p.156−158℃。
3−〔3−(5−クロロペンチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと2−メチル−5−メルカプト−1,
3,4−チアジアゾールから、1−(2−メチル−1,3,4−
チアジアゾール−5−イルチオ)−5−〔3−(1−メ
チル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ペンタンシュ
ウ酸塩(化合物121)。m.p.69−70℃。
3−〔3−(5−クロロペンチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと2−メルカプトベンゾチアゾール
から、1−(2−ベンゾチアゾリルチオ)−5−〔3−
(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−
イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ペン
タンシュウ酸塩(化合物122)。m.p.116−117℃。
3−〔3−(5−クロロペンチルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと1−メチル−5−メルカプトテト
ラゾールから、1−(1−メチルテトラゾール−5−イ
ルチオ)−5−〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イルチオ〕ペンタンシュウ酸塩(化合物123)。
m.p.96−97℃。
3−〔3−(6−クロロヘキシルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと2−メチル−5−メルカプト−1,
3,4−チアジアゾールから、1−(2−メチル−1,3,4−
チアジアゾール−5−イルチオ)−6−〔3−(1−メ
チル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−
1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ヘキサンシュ
ウ酸塩(化合物124)。m.p.85−86℃。
3−〔3−(6−クロロヘキシルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと1−メチル−5−メルカプトテト
ラゾールから、1−(1−メチルテトラゾール−5−イ
ルチオ)−6−〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イルチオ〕ヘキサンシュウ酸塩(化合物125)。
m.p.65−66℃。
3−〔3−(6−クロロヘキシルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1−メチル−1,2,5,6−テ
トラヒドロピリジンと2−チアゾリン−2−チオールか
ら、1−(2−チアゾリン−2−イルチオ)−6−〔3
−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3
−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ヘ
キサンシュウ酸塩(化合物126)。m.p.61−62℃。
実施例71 3−(3−メチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
ジンシュウ酸塩ヘミアセトン H2O(10ml)中の3−(3−メチルチオ−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩(0.25g,0.0079モル)の溶
液を氷水浴中で冷却し、そこにH2O(5ml)中のオキソン
(0.7g,0.00114モル)の溶液を滴下添加した。冷却を取
り除き、5時間後に過剰のNaHSO3を添加した。溶液を氷
水浴中で冷却し、塩基性にし、そして混合物をCH2Cl
2(3×25ml)で抽出した。抽出液を乾燥し、溶媒を蒸
発させ、残渣をラジアルクロマトグラフィー(溶離液:5
%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製して白色結晶
質固体(0.2g)を得た。このシュウ酸塩をアセトンから
再結晶して無色結晶を得た。m.p.96−97.5℃。化合物12
7。元素分析とNMRは、この塩が0.5モルのアセトンを含
有することを確証した。CHN分析:C9H13N2O2S・C2H2O4
0.5 C3H6O; 理論値:C 39.68,H 4.79,N 11.10; 実測値:C 39.52;H 4.85;N 11.19。
3−{3−〔2−(1−ピロリジニル)エトキシ〕−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジン二シュウ酸塩 THF(25ml)中のNaH(0.0075モル)の懸濁液を2−ヒ
ドロキシエチルピロリジン(1ml,0.0086モル)で処理
し、そして30分後、化合物127の遊離塩基(0.6g,0.0023
モル)を添加した。更に1時間後、H2O(2ml)を加え、
溶媒を蒸発させた。残渣をH2Oに懸濁し、CH2Cl2(3×2
5ml)で抽出した。抽出液を乾燥し、溶媒を蒸発させ、
残渣ラジアルクロマトグラフィー(溶離液:20%EtOH−
2%NH4OH−CHCl3)により精製して淡黄色液体(0.4g)
を得た。二シュウ酸塩をEtOHから再結晶して白色固体を
得た。m.p.186−188℃。化合物128。CHN分析:C14H22N4O
S・2C2H2O4; 理論値:C 45.57,H 5.52,N 11.81; 実測値:C 45.53;H 5.50;N 11.61。
実施例72 3−{3−〔3−(5−メチル−2−チエニル)−1−
プロポキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸
塩 THF(40ml)中の3−(5−メチル−2−チエニル)
−1−プロパノール(4.0g,25.5ミリモル)の溶液に水
素化ナトリウム(10.2ミリモル)を添加した。混合物を
室温で1時間攪拌した後、反応混合物にTHF(10ml)中
の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)ピリジン(1.0g,5.1ミリモル)の溶液を滴下添加し
た。室温で一晩攪拌した後、水を使って反応を失活さ
せ、次いでジエチルエーテルで抽出した。有機相をNaCl
/Na2SO4上で乾燥し、次いで蒸発させて粗製3−〔3−
(5−メチル−2−チエニル)プロポキシ−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕ピリジンを得た。60mlのアセ
トン中の3−〔3−(5−メチル−2−チエニル)プロ
ポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕ピリジン
(1.0g,3.2ミリモル)とヨードメタン(2.3g,16.0ミリ
モル)の溶液を一晩還流させた。この溶液を蒸発させて
1.5gの第四級化生成物を得た。エタノール(30ml)中の
前記第四級化生成物(1.5g)の溶液に水素化ホウ素ナト
リウム(0.6g,16.0ミリモル)を注意深く添加した。反
応液を蒸発させ、得られた残渣を水に取り、塩化メチレ
ンで抽出した(3×100ml)。有機相をNaCl/Na2SO4上で
乾燥し、次いで蒸発させた。残渣を0.5%NH4OH/5.0%Et
OH/CHCl3を使って溶出させるラジアルクロマトグラフィ
ーにより精製し、337mgの表題化合物を得た。m.p.134−
137℃。化合物129。
3−(5−メチル−2−チエニル)−1−プロパノー
ルの代わりに指摘のアルコールを使って、上述したのと
同じ方法で次の化合物を調製した: (5−プロピル−2−チエニル)メタノールから3−
{3−〔(5−プロピル−2−チエニル)メトキシ〕−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物13
0)。m.p.134−135℃。
3−(5−ペンチル−2−チエニル)−1−プロパノ
ールから3−{3−〔3−(5−ペンチル−2−チエニ
ル)−1−プロポキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
ンシュウ酸塩(化合物131)。m.p.138−140℃。
3−(2−チエニルチオ)−1−プロパノールから3
−{3−〔3−(2−チエニルチオ)−1−プロポキ
シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物
132)。m.p.102−110℃。
実施例73 3−{3−〔3−(2−チエニル)−1−プロピルチ
オ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩 DMF(10ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)ピリジン(2.0g,10.1ミリモル)の
溶液を5℃に冷却し、そこに炭酸カリウム(2.8g,20.2
ミリモル)と亜硫酸水素ナトリウム一水和物(1.5g,20.
2ミリモル)を添加した。反応混合物を1時間攪拌し、
次いで炭酸カリウム(1.4g,10.1ミリモル)とDMF(5m
l)中の3−(2−チエニル)−1−クロロプロパン
(1.8g,11.2ミリモル)の溶液を加え、室温で1時間攪
拌した。水を使って反応を失活させ、次いで塩化メチレ
ンで抽出した(3×75ml)。有機相をNaCl/Na2SO4上で
乾燥し、次いで蒸発させた。残渣を酢酸エチル/ヘキサ
ン(1:1)を使って溶出させるフラッシュクロマトグラ
フィーにより精製し、1.0gの3−{3−〔3−(2−チ
エニル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾー
ル−4−イル}ピリジンを得た。実施例72に記載された
通りに第四級化と還元を行った。化合物133。m.p.98−1
00℃。
指摘のハロゲン化アルキルを使って、上述したのと全
く同じ方法で次の化合物を調製した: (2−チエニル)クロロメタンを使って、3−〔3−
(2−チエニルメチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
リジンシュウ酸塩(化合物134)。m.p.131−135℃。
3−(2−オキサゾリジノン−3−イル)−1−クロ
ロプロパンを使って、3−{3−〔3−(2−オキサゾ
リジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物135)。m.p.1
04−109℃。
3−(2−チアゾリジノン−3−イル)−1−クロロ
プロパンを使って、3−{3−〔3−(2−チアゾリジ
ノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物136)。m.p.75−8
1℃。
5−(ペンチル−2−チエニル)クロロメタンを使っ
て、3−〔3−(5−ペンチル−2−チエニル)メチル
チオ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−
テトラヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物
137)。m.p.143−146℃。
(R)−3−(4−ペンチル−2−オキサゾリジノン
−3−イル)−1−クロロプロパンを使って、(R)−
(+)−3−{3−〔3−(4−ベンジル−2−オキサ
ゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物138)。m.
p.124−133℃。
(S)−3−(4−ベンジル−2−オキサゾリジノン
−3−イル)−1−クロロプロパンを使って、(S)−
(−)−3−{3−〔3−(4−ベンジル−2−オキサ
ゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物139)。m.
p.132−135℃。
(4R,5S)−3−(4−メチル−5−フェニル−2−
オキサゾリジノン−3−イル)−1−クロロプロパンを
使って、(4R,5S)−3−{3−〔3−(4−メチル−
5−フェニル−2−オキサゾリジノン−3−イル)−1
−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩(化合物140)。m.p.102−106℃。
(S)−3−(4−イソプロピル−2−オキサゾリジ
ノン−3−イル)−1−クロロプロパンを使って、
(S)−3−{3−〔3−(4−イソプロピル−2−オ
キサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,
2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒ
ドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物141)。
m.p.75−79℃。
(S)−3−(4−エチル−2−オキサゾリジノン−
3−イル)−1−クロロプロパンを使って、(S)−3
−{3−〔3−(4−エチル−2−オキサゾリジノン−
3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
ルピリジンシュウ酸塩(化合物142)。m.p.69−71℃。
(S)−3−〔4−(2−ブチル)−2−オキサゾリ
ジノン−3−イル〕−1−クロロプロパンを使って、
(S)−3−{3−〔3−(4−(2−ブチル)−2−
オキサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラ
ヒドロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩(化合物14
3)。m.p.77−80℃。
3−(4−プロピル−2−オキサゾリジノン−3−イ
ル)−1−クロロプロパンを使って、3−{3−〔3−
(4−プロピル−2−オキサゾリジノン−3−イル)−
1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンシ
ュウ酸塩(化合物144)。m.p.65−68℃。
実施例74 A.4−メチル−1−(フェノキシカルボニル)−1,4−ジ
ヒドロピリジン 乾燥した500ml三つ口フラスコ中で窒素下において、3
0mlの乾燥THF中のヨウ化第一銅(0.28g,1.5ミリモル)
とジメチルスルフィド(8ml)の溶液を室温で10分間攪
拌した。この反応液に120mlの乾燥THF中のピリジン(2.
43ml,30ミリモル)を加え、次いで−25℃に冷却した。1
0mlの乾燥THF中のクロロ蟻酸フェニル(3.9ml,30ミリモ
ル)を滴下漏斗から反応液に滴下添加した(添加と同時
に黒褐色沈澱が生成した)。この混合物を15分間攪拌し
た。次いで注射器を使って塩化メチルマグネシウム(10
ml,30ミリモル)を反応液に添加した。すると褐色沈澱
が溶解した。反応液を−25℃で20分間攪拌し、次いで室
温で20分間攪拌した。反応液に20%水性NH4Cl(70ml)
を添加した後、混合物を150mlのジエチルエーテルで抽
出した。有機抽出液を各40mlの20%水性NH4Cl/NH4OH
(1:1)、水、10%水性Hcl、水およびブラインで順次洗
浄した。次いで有機相をNaCl/Na2SO4上で乾燥し、濾過
し、濃縮して5.9gの黄色オイルを得た。Kugelrohr蒸留
(bp.150−170℃,1mmHg)により4.9g(77%)の所望の
化合物(A)を得た。
B.3−ホルミル−4−メチル−1−(フェノキシカルボ
ニル)−1,4−ジヒドロピリジン 乾燥した500mlフラスコ中で窒素下において、10mlの
ジクロロメタン中のDMF(7.44ml,97ミリモル)を0℃に
冷却した。その溶液にオキシ塩化リン(4.5ml,48ミリモ
ル)をゆっくり添加した。反応液を室温で30分間攪拌し
た。40mlのジクロロメタン中の(A)(4.7g,22ミリモ
ル)を0℃で窒素下で100ml二つ口フラスコ中で攪拌し
た。カニューレを通してDMF/オキシ塩化リン溶液を滴下
漏斗に移し、次いでそれを(A)/ジクロロメタン溶液
にゆっくり添加した。次いで氷浴を取り、反応液を室温
で20時間攪拌した。反応液を0℃に冷却したら、50mlの
水中の酢酸カリウム(15g)の溶液を滴下漏斗から注意
深く滴下添加した。次いで混合物を20分間還流させた。
塩化メチレン層を分離し、次いで100mlの塩化メチレン
でもう1回抽出した。有機相を合わせ、各々40mlの水、
水性K2CO3、水およびブラインで順次洗浄し、そしてNaC
l/Na2SO4上で乾燥した。有機相をロータリーエバポレー
ター上で濃縮して4gの褐色オイルを得た。酢酸エチル/
ヘキサンを使って溶出させるシリカゲル上でのフラッシ
ュクロマトグラフィーにより精製すると、2.0g(37%)
の所望の化合物(B)が得られた。
C.4−メチル−3−ピリジンカルボキシアルデヒド 窒素雰囲気下でメタノール(85ml)、トリエチルアミ
ン(1.4g)および(B)(5.0g,20.6ミリモル)を250ml
のフラスコに入れた。この溶液を3時間還流させた。次
いで反応液を濃縮し、フラスコに5%Pd/C(0.5g)とト
ルエン(85ml)を加えた。この混合物を2時間還流さ
せ、次いで室温に冷却した。濾過により5%Pd/Cを除去
し、そして濾液を濃縮した。
得られたオイルを酢酸エチル/ヘキサンを使って溶出
させるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー
により精製した。(C)の収量は1.3g(47%)であっ
た。
D.α−アミノ−α−〔3−(4−メチルピリジル)〕ア
セトニトリル シアン化カリウム(7.3g,112.6ミリモル)と塩化アン
モニウム(6.0g,112.6ミリモル)を窒素下で250mlフラ
スコ中で水(150ml)に溶かした。この溶液に(C)(1
0.9g,90.1ミリモル)を添加し、次いで室温で一晩攪拌
した。反応混合物を酢酸エチルで抽出した(3×300m
l)。有機抽出液を合わせ、NaCl/Na2SO4上で乾燥し、次
いで濃縮して11gの褐色オイル(D)を得た。これをそ
のまま次の段階に使用した。
E.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−4−メチルピリジン 窒素下でDMF(90ml)中の一塩化硫黄(73.5ミリモ
ル、5.9ml)を250mlフラスコに入れ、−25℃に冷却し
た。そこにDMF(10ml)中の(D)(3.6g,24.5ミリモ
ル)を滴下漏斗から添加した。反応液を一晩攪拌した。
室温に温めた後、水(30ml)とジエチルエーテル(60m
l)を添加し、エーテル相を分離し、捨てた。次いで水
相を50%水性NaOHで塩基性にし、ジエチルエーテルで抽
出した(4×90ml)。有機抽出液を合わせ、NaCl/Na2SO
4上で乾燥し、濃縮して褐色オイルを得た。このオイル
を、0.05%NH4OH/0.5%エタノール/クロロホルムを使
って溶出させる100gのシリカゲル上でのフラッシュクロ
マトグラフィーにより精製した。(E)の収量は2g(38
%)であった。
F.3−(3−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−4−メチルピリジン メタノール(10ml)中のナトリウム(0.32g,14ミリモ
ル)の溶液を窒素下で25mlフラスコ中に調製した。この
溶液に(E)(0.6g,2.8ミリモル)を添加し、50℃に3
時間加熱し、次いで室温で一晩攪拌した。ロータリーエ
バポレーター上で濃縮し、次いで得られた固体を水性1N
HClに溶かし、ジエチルエーテルで洗浄した。水相を水
性5N NaOHで塩基性にし、塩化メチレン(4×50ml)で
抽出した。合わせた有機抽出液をNaCl/Na2SO4上で乾燥
し、そして濃縮して344mgのオイル(F)を得た(60
%)。
G.ヨウ化3−(3−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−4−メチルピリジニウム (F)(335mg,1.6ミリモル)、ヨードメタン(1.14
g,8.0ミリモル)およびアセトン(100ml)の混合物を25
0mlフラスコ中で窒素下で室温にて一晩攪拌した。反応
液をロータリーエバポレーター上で濃縮して500mgの黄
色固体(G)を得た。そのまま次の段階に使用した。
H.1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−1,4−ジメチルピリジ
ンフマル酸塩 窒素下で50mlフラスコ中の(G)(1.6ミリモル)と
エタノール(15ml)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム
(300mg,8.0ミリモル)を添加した。反応液を室温で一
晩攪拌した後、ロータリーエバポレーター上で濃縮し
た。得られた固体を水性1N HCl(75ml)中に溶かし、ジ
エチルエーテルで洗浄した。水相を塩基性にし、塩化メ
チレン(4×75ml)で抽出した。合わせた有機抽出液を
NaCl/Na2SO4上で乾燥し、濃縮してオイルを得、これを
フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、NH4OH/エ
タノール/クロロホルムで溶出)により精製した。収量
は91mgであった。フマル酸塩として130.4mgを単離し
た。m.p.99−105℃。C14H19N3O5Sについての分析。計算
値C:49.26;H:5.61;N:12.31。実測値:C:49.11;H:5.53;N:
12.03。化合物145。
実施例75 メタノールの代わりにヘキサノールを使って、実施例
74のF〜Hに記載したのと全く同じ方法で次の化合物を
調製した: 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,4−ジメチル
ピリジンシュウ酸塩。m.p.109−111℃。C17H27N3O5Sに
ついての分析。計算値C:52.97;H:7.06;N:10.70。実測
値:C:53.17;H:6.88;N:10.98。化合物146。
実施例76 A.α−アミノ−α−(6−メチル−3−ピリジニル)ア
セトニトリル 水(5ml)中のシアン化カリウム(6.96g,107ミリモ
ル)と塩化アンモニウム(5.72g,107ミリモル)の溶液
に6−メチル−3−ピリジンカルボキシアルデヒド(8.
68g,71.5ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で18時
間攪拌した。反応混合物を50%NaOHで塩基性にし、酢酸
エチルで抽出した。有機相を乾燥し(MgSO4)、蒸発さ
せて収量7gの粗製の所望の生成物を得た。この生成物を
更に精製せずに使った。
B.3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
ル)−6−メチルピリジン DMF(50ml)中の一塩化硫黄(11.7ml,142ミリモル)
の溶液を室温においてDMF中のα−アミノ−α−(6−
メチル−3−ピリジニル)アセトニトリル(7g,47ミリ
モル)の溶液にゆっくり添加した。反応混合物を18時間
攪拌した後、50%NaOHで塩基性にし、エーテルで抽出し
た。エーテル相を乾燥し(MgSO4)、蒸発させた。残渣
をカラムクロマトグラフィー(溶離液:EtOAc/CH2Cl
2(1:1))により精製し、収量5.30g(54%)で所望の
生成物を得た。
C.3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−6−メチルピリジン DMF(20ml)中の3−(3−クロロ−1,2,5−チアジア
ゾール−4−イル)−6−メチルピリジン(0.85g,4ミ
リモル)の溶液に室温において亜硫酸水素ナトリウム一
水和物(0.33g,4.4ミリモル)を添加し、反応混合物を
1時間攪拌した。炭酸カリウム(1.65g,12ミリモル)と
1−ヘキシルブロミド(0.99g,6ミリモル)を添加し、
次いで更に24時間攪拌した。1N HClを添加し、反応混合
物をエーテルで1回抽出した。水相を50%NaOHで塩基性
にし、エーテルで抽出した。エーテル相を乾燥し、蒸発
させて粗製の表題化合物を得た。
D.ヨウ化3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾ
ール−4−イル)−1,6−ジメチルピリジニウム アセトン(5ml)中の3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル)−6−メチルピリジニウ
ム(4ミリモル)の溶液にヨウ化メチル(1ml,15ミリモ
ル)を添加し、反応混合物を室温で20時間攪拌した。反
応混合物を蒸発させて粗生成物を得、これを更に精製せ
ずに次の段階に使用した。
E.3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリ
ジンシュウ酸塩 窒素下で、エタノール(99.9%、20ml)中のヨウ化3
−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,6−ジメチルピリジニウム(4ミリモル)の
溶液に水素化ホウ素ナトリウム(380mg,10ミリモル)を
−10℃で添加した。反応混合物を−10℃で1時間攪拌し
た。蒸発後、残渣を水に溶かし、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥した有機相を蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(溶離液:EtOAc/MeOH(4:1))により精製し
た。表題化合物をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化
させた。アセトンからの再結晶により収量700mgの所望
の生成物を得た。m.p.127−128℃。化合物147。
実施例77 1−ヘキシルプロミドの代わりに適当なアルキルプロ
ミドを使って、実施例76C〜Eに記載したのと同様な方
法で次の化合物を調製した: 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピ
リジンシュウ酸塩。m.p.112−113℃。化合物148。
3−〔3−(4−シアノベンジルチオ)−1,2,5−チ
アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
1,6−ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.74−76℃。化
合物149。
3−〔3−(4−シアノブチルチオ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6
−ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.99−101℃。化合
物150。
3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.119−120℃。化合物151。
3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリ
ジンシュウ酸塩。m.p.154−155℃。化合物152。
3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−チアジ
アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−
ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.111−113℃。化合物
153。
3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1,6−ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.125−126
℃。化合物154。
実施例78 A.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−6−メチルピリジン 水素化ナトリウム(0.72g,15ミリモル)を乾燥THF(2
0ml)と1−ヘキサノール(1.53g,15ミリモル)中に溶
かし、それに乾燥THF(15ml)中の3−(3−クロロ−
1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−6−メチルピリ
ジン(1.06g,5ミリモル)の溶液を添加した。反応混合
物を2時間攪拌した。水を加えた後、混合物をエーテル
で抽出し、エーテル相を乾燥し、そして蒸発させた。残
渣は粗製の表題化合物から成り、これを更に精製せずに
次の段階に使った。
B.3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピ
リジンシュウ酸塩 実施例76D〜Eに記載したのと同様にして化合物155を
調製した。m.p.99−100℃。
実施例79 1−ヘキサノールの代わりに適当なアルコールを使っ
て、実施例78に記載したのと同様な方法で次の化合物を
調製した: 3−(3−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチル
ピリジンシュウ酸塩。m.p.122−123℃。化合物156。
3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
ンシュウ酸塩。m.p.133−134℃。化合物157。
3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6
−ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.133−134℃。化合
物158。
3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6
−ジメチルピリジンシュウ酸塩。m.p.126−128℃。化合
物159。
3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
ンシュウ酸塩。m.p.128−129℃。化合物160。
実施例80 3−〔3−(3−カルボキシプロピルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジン 濃塩酸(10ml)中の3−〔3−(3−カルボキシプロ
ピルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,
2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン塩酸塩(0.7
0g,2ミリモル)の溶液を還流させながら6時間加熱し
た。反応混合物を減圧下で蒸発させた。残渣を水に溶か
し、水酸化ナトリウム溶液で中和して、80%の収率で表
題化合物を得た。m.p.99−101℃。化合物258。
全く同じ方法で次の化合物を調製した。
3−〔3−(3−カルボキシプロポキシ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジン。m.p.113−116℃。化合物259。
3−〔3−(5−カルボキシペンチルチオ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジン。m.p.110−112℃。化合物26
0。
実施例81 3−〔3−(5−メルカプトペンチルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩 ジメチルホルムアミド(5ml)中の3−〔3−(5−
クロロペンチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−
イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン
(0.31g,1ミリモル)の溶液に亜硫酸水素化ナトリウム
(0.35g,5ミリモル)を添加し、混合物を室温で48時間
攪拌した。水を加え、遊離塩基をエーテルで抽出した。
遊離塩基をシュウ酸塩としてアセトンから結晶化させ
た。収率50%。m.p.106−107℃。化合物261。
全く同じ方法で次の化合物を調製した。
3−〔3−(6−メルカプトヘキシルチオ)−1,2,5
−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.105−106℃。
化合物262。
3−〔3−(4−メルカプトブチルチオ)−1,2,5−
チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
−1−メチルピリジンシュウ酸塩。m.p.142−144℃。化
合物263。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 413/14 C07D 413/14 417/14 417/14 (56)参考文献 特開 平1−104070(JP,A) 特開 平2−255679(JP,A) 特表 平6−501682(JP,A) 特表 平6−500541(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 417/04 C07D 417/14 C07D 413/04 C07D 413/14 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式I: 〔上式中、 Z1は酸素または硫黄であり; Rは水素、ハロゲン、アミノ、−NHCO−R2、C3-7シクロ
    アルキル、C4-10(シクロアルキルアルキル)、−Z2
    場合によりC1-6アルキルで置換されることがあるC3-7
    クロアルキル、−Z2−C4-10(シクロアルキルアルキ
    ル)、−Z2−C4-10(シクロアルケニルアルキル)、−Z
    2−C4-10(メチレンシクロアルキルアルキル)、−NH−
    R2、−NR2R3、−NH−OR2、フェニル、フェノキシ、ベン
    ゾイル、ベンジルオキシカルボニル、テトラヒドロナフ
    チル、インデニル、X、R2、−Z2R2、−SOR2、−SO
    2R2、−Z2−R2−Z3−R3、−Z2−R2−Z3−R3−Z4−R4
    −Z2−R2−CO−R3、−Z2−R2−CO2−R3、−Z2−R2−O2C
    −R3、−Z2−R2−CONH−R3、−Z2−R2−NHCO−R3、−Z2
    −R2−X、Z2−R2−Z3−Xであり、ここでZ2,Z3およびZ
    4は独立的に酸素または硫黄であり、そしてR2,R3および
    R4は独立的に直鎖もしくは枝分かれC1-15アルキル、直
    鎖もしくは枝分かれC2-15アルケニルまたは直鎖もしく
    は枝分かれC2-15アルキニルであり、それらの基の各々
    は場合により1個もしくは複数個の、ハロゲン、−OH、
    −CN、−CF3、−SH、−COOH、−NH−R2、−NR2R3、C1-6
    アルキルエステル、1もしくは2個のフェニル、フェノ
    キシ、ベンゾイルまたはベンジルオキシカルボニルによ
    り置換されることがあり、前記各芳香族基は場合により
    1もしくは2個の、ハロゲン、−CN、C1-4アルキルまた
    はC1-4アルコキシにより置換されることがあり、そして
    Xは1〜4個のN,OもしくはS原子またはそれらの組合
    せを含有する5員または6員の複素環基であり、前記複
    素環基は場合により炭素または窒素原子のところで直鎖
    もしくは枝分かれC1-6アルキル、フェニル、ベンジルま
    たはピリジンにより置換されることがあり、また複素環
    基中の炭素原子が酸素原子と一緒になってカルボニル基
    を形成し、または前記複素環基は場合によりフェニル基
    と縮合されることがあり;そして R5およびR6はチアジアゾールまたはオキサジアゾール環
    の結合部位を含む任意の位置に存在してもよく、そして
    独立的に、水素、直鎖もしくは枝分かれC1-5アルキル、
    直鎖もしくは枝分かれC2-5アルケニル、直鎖もしくは枝
    分かれC2-5アルキニル、直鎖もしくは枝分かれC1-10
    ルコキシ、−OHにより置換された直鎖もしくは枝分かれ
    C1-5アルキル、−OH、ハロゲン、−NH2またはカルボキ
    シであり;そして R1は水素、直鎖もしくは枝分かれC1-5アルキル、直鎖も
    しくは枝分かれC2-5アルケニルまたは直鎖もしくは枝分
    かれC2-5アルキニルである〕 で表わされる化合物、またはその医薬上許容される塩を
    含んで成る、精神***病治療剤又は***病様障害治療
    剤。
  2. 【請求項2】Z1が硫黄化合物またはその医薬上許容され
    る塩を含んで成る請求項1に記載の治療剤。
  3. 【請求項3】Z1が硫黄であり、R1が水素または直鎖もし
    くは枝分かれC1-5アルキルであり、R5とR6が独立的に水
    素、メチル、メトキシ、ヒドロキシ、ハロゲンまたはア
    ミノである化合物または医薬上許容されるその塩を含ん
    で成る、請求項1に記載の治療剤。
  4. 【請求項4】Z1が硫黄であり、R1が水素またはメチルで
    あり、R5とR6が水素であり、Rが−Z2R2であり、ここで
    Z2が酸素または硫黄でありそしてR2が直鎖または枝分か
    れC1-15アルキルである化合物または医薬上許容される
    その塩を含んで成る、請求項1に記載の治療剤。
  5. 【請求項5】Z1が硫黄であり、R1が水素またはメチルで
    あり、R5とR6が水素であり、Rが−Z2R2であり、ここで
    Z2が酸素または硫黄でありそしてR2が1もしくは複数の
    ハロゲンまたは−CF3により置換された直鎖または枝分
    かれC1-15アルキルである化合物または医薬上許容され
    るその塩を含んで成る、請求項1に記載の治療剤。
  6. 【請求項6】下記化合物: 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシ−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジン; 3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−プロ
    ポキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジ
    ン; 3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソプロポキシ−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリ
    ジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−ペン
    チルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリ
    ジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソブトキシ−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピリジ
    ン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−イソペンチルオキ
    シ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチル
    ピリジン; 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−(3−ベンジルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−〔3−(3−ブテニルオキシ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(2−ブチニルオキシ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−(3−プロ
    パルギルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イル)
    ピリジン; 3−(3−シクロプロピルメトキシ−1,2,5−チアジア
    ゾール4−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシエトキシ
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル)−1−メチルピ
    リジン; 3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−クロロ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1−エチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1−エチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−ヘプチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−〔3−(3−ペンチニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(2−プロペニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−(3−オクチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−ブテニル−2−オキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; トランス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; シス−3−〔3−(2−ペンテニルオキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; シス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; シス−3−〔3−(3−ヘキセニルオキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; トランス−3−〔3−(2−ヘキセニルオキシ)−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−(1,2,5−チアジアゾール−3−イル)−1,2,5,6−
    テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−ヘキシルオキシ−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル)ピリジン; 3−{3−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−エトキシ−1−プロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−エトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(2−ブトキシエトキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−{3−〔2−(2−ブトキシエトキシ)エトキシ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチルピペリジノ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−(3−モルホリノ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−ヘキシルアミノ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−メチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−アミノ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−アセチルアミノ−1,2,5−オキサジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−(3−クロロ−1,2,5−オキサジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)−1,2,5,6
    −テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−(3−ブチルオキシ−1,2,5−オキサジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−オキサ
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−(3−ペンチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−ヘプチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ヘキセニル)−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
    ピリジン; 3−(3−オクチル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−イソブチル−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−シクロプロピルメチル−1,2,5−チアジアゾ
    ール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
    ルピリジン; 3−(3−プロピル−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−オクチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−〔3−(5−シアノペンチルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(3−クロロプロピルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(3−シアノプロピルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−シアノブチルチオ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(8−ヒドロキシオクチルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−クロロブチルチオ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−{3−〔4,4−ビス−(4−フルオロフェニル)−
    ブチルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−
    1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−シアノベンジルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(2−フェニルエチルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(4−ブロモベンジルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチルベンジルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(2−ベンゾイルエチルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−{3−〔4−オキソ−4−(4−フルオロフェニ
    ル)−ブチルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−ベンジルオキシカルボニルメチルチオ−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−(3−ベンジルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−〔3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5,5,5−トリフルオロペンチルチオ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルチオ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−エトキシカルボニルペンチルチオ−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(6,
    6,6−トリフルオロヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔3
    −(4−メトキシフェニル)−1−プロポキシ〕−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔2
    −(4−メトキシフェニル)−1−エトキシ〕−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(3
    −ヒドロキシ−1−プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾ
    ール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −フェニル−1−エトキシ)−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(3
    −ヒドロキシ−1−ヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(3
    −フェニル−1−プロポキシ)−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(6
    −アセトアミド−1−ヘキシルオキシ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −アセトアミド−1−エトキシ)−1,2,5−チアジアゾ
    ール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(3
    −プロピオンアミド−1−エトキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −ベンジルチオ−1−エトキシ)−1,2,5−チアジアゾ
    ール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −ウレイド−1−エトキシ)−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −エチルスルフィニル−1−エトキシ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−〔3−(5−オキソヘキ
    シル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−オ
    キサジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−オ
    キサジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−{3−〔2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−
    エチルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−
    1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−ピリジルメチルチオ)−1,2,5−チオ
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔3
    −(2−チエニル)−1−プロポキシ〕−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔2
    −(2−チエニル)−1−エトキシ〕−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔2
    −(3−チエニル)−1−エトキシ〕−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(2
    −チエニルメトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−〔3−(3
    −チエニルメトキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル〕ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−(2
    −ピロリドン−1−イル)−1−プロポキシ〕−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔2
    −(2−ピロリドン−1−イル)−1−エトキシ〕−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔2
    −(2−オキサゾリドン−3−イル)−1−エトキシ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}ピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−3−{3−〔3
    −(1−ピロリジル)−1−プロポキシ〕−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル}ピリジン; 1−〔3−(3−ピリジル)−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イルチオ〕−4−〔3−(1−メチル−1,2,5,6
    −テトラヒドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イルチオ〕ブタン; 1−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)−4−
    〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
    −3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチ
    オ〕ブタン; 1−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−イル
    チオ)−4−〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イルチオ〕ブタン; 1−(2−チアゾリン−2−イルチオ)−4−〔3−
    (1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−
    イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ブタ
    ン; 1−(2−ベンゾオキサゾリルチオ)−4−〔3−(1
    −メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イ
    ル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ブタ
    ン; 1−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−イル
    チオ)−5−〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イルチオ〕ペンタン; 1−(2−ベンゾチアゾリルチオ)−5−〔3−(1−
    メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ペンタン; 1−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)−5−
    〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
    −3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチ
    オ〕ペンタン; 1−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−イル
    チオ)−6−〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロピリジン−3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イルチオ〕ヘキサン; 1−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)−6−
    〔3−(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン
    −3−イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチ
    オ〕ヘキサン; 1−(2−チアゾリン−2−イルチオ)−6−〔3−
    (1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−
    イル)−1,2,5−チアジアゾール−4−イルチオ〕ヘキ
    サン; 3−(3−メチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−{3−〔2−(1−ピロリジニル)エトキシ〕−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔3−(5−メチル−2−チエニル)−1−
    プロポキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−
    1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔(5−プロピル−2−チエニル)メトキ
    シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
    テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔3−(5−ペンチル−2−チエニル)−1
    −プロポキシ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}
    −1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔3−(2−チエニルチオ)−1−プロポキ
    シ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
    テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔3−(2−チエニル)−1−プロピルチ
    オ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
    テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−チエニルメチルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−{3−〔3−(2−オキサゾリジノン−3−イル)
    −1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−{3−〔3−(2−チアゾリジノン−3−イル)−
    1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ペンチル−2−チエニル)メチルチオ
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; (R)−(+)−3−{3−〔3−(4−ベンジル−2
    −オキサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; (S)−(−)−3−{3−〔3−(4−ベンジル−2
    −オキサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; (4R,5S)−3−{3−〔3−(4−メチル−5−フェ
    ニル−2−オキサゾリジノン−3−イル)−1−プロピ
    ルチオ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,
    5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; (S)−3−{3−〔3−(4−イソプロピル−2−オ
    キサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; (S)−3−{3−〔3−(4−エチル−2−オキサゾ
    リジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; (S)−3−{3−〔3−(4−(2−ブチル)−2−
    オキサゾリジノン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔3−(4−プロピル−2−オキサゾリジノ
    ン−3−イル)−1−プロピルチオ〕−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(3−メトキシ−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル)−1,4−ジメチルピリジ
    ン; 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,4−ジメチルピ
    リジン; 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリ
    ジン; 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリ
    ジン; 3−〔3−(4−シアノベンジルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6
    −ジメチルピリジン; 3−〔3−(4−シアノブチルチオ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−
    ジメチルピリジン; 3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
    ン; 3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
    ン; 3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジ
    メチルピリジン; 3−〔3−(3−フェニルプロピルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1,6−ジメチルピリジン; 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピ
    リジン; 3−(3−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピ
    リジン; 3−(3−ブトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
    ン; 3−〔3−(4−ペンテニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−
    ジメチルピリジン; 3−〔3−(3−ヘキシニルオキシ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−
    ジメチルピリジン; 3−(3−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1,6−ジメチルピリジ
    ン; 3−〔3−(2,4−ジメチルフェニルプロポキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3,4−ジメチルフェニルプロポキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−エチル−2−チエニルメトキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(ピロリジン−1−イル)プロポキシ−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−フルオロフェニルプロポキシ)−1,2,
    5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−クロロフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−メチルフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2,3−ジヒドロ−1−インデニルオキシ)
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチルフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタリル
    オキシ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,
    5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−フェニルブトキシ−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−〔3−(2−メチルフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2,5−ジメチルフェニルプロポキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−メチルチオエトキシ−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
    ピリジン; 3−(3−ジメチルアミノエトキシ−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(3,4−ジクロロフェニルプロポキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−ジメチルアミノプロポキシ−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(4−エチルベンジルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチルフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−ブチルベンジルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−エチルペンチルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−エチルブトキシ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(1−メチルペンチルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ヘキシルオキシ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ヒドロキシヘキシルオキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−オキシヘキシルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−メチル−4−ペンテニルオキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチレンシクロヘキシルメチル)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2,3−ジメチルペンチルオキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−シクロヘキセニルメトキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−(3−イソブチルチオエトキシ−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−(3−シクロプロピルプロポキシ−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(2−メチルシクロプロピルメトキシ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−(3−シクロペンチルプロピルオキシ−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−メチルヘキシルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−メチルヘキシルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−メチルペンチルオキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(6,6,6−トリフルオロヘキシルオキシ)−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−シクロブチルプロポキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−(3−イソプロポキシエトキシ−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−(3−イソヘプチルオキシ−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
    ピリジン; 3−(3−イソヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
    ピリジン; 3−〔3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−クロロフェニルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−シクロヘキシルプロポキシ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−エチルピリジ
    ン; 3−(3−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−エチルピリジ
    ン; 3−(3−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−エチルピリ
    ジン; 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−オキサジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−オキサジアゾール−
    4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリ
    ジン; 3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−オキサジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−(3−エトキシ−1,2,5−オキサジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−エチルチオ−1,2,5−オキサジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4−
    イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−ペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−(3−ヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン; 3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロピリジ
    ン; 3−〔3−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロピリジン; 3−〔3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    ピリジン; 3−〔3−(2−フェノキシエチルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロピ
    リジン; 3−〔3−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−(3−イソヘキシルチオ−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−(3−エトキシカルボニルプロピルチオ−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−{3−〔2−(2−チエニルチオ)エチルチオ〕−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−エチル−2−チエニルメチルチオ)−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(6−ヒドロキシヘキシルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−メチル−2−チエニルメチルチオ)−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−{3−〔2−(2−チエニルチオ)プロピルチオ〕
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
    3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕
    −1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−メチル−2−チエニルメチルチオ)−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
    −3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
    −3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−プロポキシ−1,2,5−チアジアゾール
    −3−イルチオ)−1,2,5−チアジアゾール−4−イ
    ル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン; シス−3−〔3−(3−ヘキセニルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−シクロプロピルメチルチオ)−1,2,5
    −チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒド
    ロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−エトキシカルボニルペンチルチオ)−
    1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−ヘキセニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−(3−シクロペンチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
    ル−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル
    ピリジン; 3−〔3−(2−メトキシエチルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−{3−〔2−(2−エトキシメトキシ)−エチルチ
    オ〕−1,2,5−チアジアゾール−4−イル}−1,2,5,6−
    テトラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−ペンチニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−(3−ヘプチルチオ−1,2,5−チアジアゾール−4
    −イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジ
    ン; 3−〔3−(2−エチルブチルチオ)−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−(3−シクロヘキシルメチルチオ−1,2,5−チアジ
    アゾール−4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
    メチルピリジン; 3−〔3−(7−オクテニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(3−ブテニルチオ)−1,2,5−チアジアゾ
    ール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
    ルピリジン; 3−〔3−(4−ペンテニルチオ)−1,2,5−チアジア
    ゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
    チルピリジン; 3−〔3−(3,3,3−トリフルオロプロピルチオ)−1,
    2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒ
    ドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(1−オキソ−1−フェニルプロピルチオ)
    −1,2,5−チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テト
    ラヒドロ−1−メチルピリジン; 3−〔3−(4−フェニルチオブチルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−(3−シアノメチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
    −4−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピ
    リジン; 3−〔3−(6−クロロヘキシルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(5−クロロペンチルチオ)−1,2,5−チア
    ジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−1
    −メチルピリジン; 3−〔3−(3−カルボキシプロピルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(3−カルボキシプロポキシ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−カルボキシペンチルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(5−メルカプトペンチルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン; 3−〔3−(6−メルカプトヘキシルチオ)−1,2,5−
    チアジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ
    −1−メチルピリジン;もしくは 3−〔3−(4−メルカプトブチルチオ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−4−イル〕−1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン; または医薬上許容されるその塩を含んで成る、請求項1
    に記載の治療剤。
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