JP3126046B2 - カラー画像の色調整方法及び色調整装置 - Google Patents

カラー画像の色調整方法及び色調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像の色調整方法
及び色調整装置に関する。詳しくは、カラー画像に含ま
れている任意の色を抽出して所定の色に修正するカラー
画像の色調整方法、及びそのために使用されるカラー画
像の色調整装置に関する。
【0002】近年、自動車や服飾のデザインの分野では
カラーモニタを利用して、デザイナーがイメージする色
に容易に調整できるようになってきた。カラーモニタを
利用したデザインシステムでデザイナーが色を決めるに
は、計算機を使用して画像データの処理が行われる。ま
た、コンピュータグラフィックスの作成にあたって、モ
ニタ上で画像の各部分に色を割り当て、あるいは一旦決
めた色を変更する場合にも、色の調整が必要になる。こ
うした場合に計算機は、モニタ上で作成された商品など
の形状の各部にそれぞれ特定の色を割り付け、あるいは
画像スキャナのような読み取り装置から読み込まれた画
面の色を調整するためのデータ処理を実行する。
【0003】したがって、色の抽出を精度良く行なった
り、部分的にも色を簡単に修正できるカラー画像の色調
整方法が望まれている。ここでは、特に色修正されたカ
ラー画像が商品本来の自然らしさを失わないで目標とす
る色に調整され、しかもその際の計算機と人間とのイン
タフェースを高めるという目標が設定される。
【0004】
【従来の技術】従来の色の調整や、修正においては、デ
ィスプレイ上にカラーパレットを同時に表示して、オペ
レータが望む色を画像表示と同一の画面から選択する方
法があった。図7には、縦横複数の区画に区分されたカ
ラーパレットを示す。このカラーパレット30の各領域
31,32等にはそれぞれ異なる色が配列される。この
方法では、修正後の色を目視で選択できるという利点が
あるが、選択できる色の数はパレットの区画によって制
限される。その結果、最初の画像が有していた物体の立
体感や、細かな色の変化が消失し、画像から自然な感じ
が失われる。
【0005】別の色調整の方法として、オペレータが望
む色を色データとして入力するものがある。図8はディ
スプレイに表示された色データ調整画面を示している。
一般に人間が知覚する色の属性には、色相、彩度、及び
明度が存在する。このため、色空間における色データの
3次元直交座標値として、色データの色相(H)、彩度
(S)、及び明度(V)を選択すれば、RGBデータで
記憶されているカラー画像の画像データはパラメータ表
示される。したがって、図8に示すようなH,S,Vの
調整用のつまみを擬似的に表示した画像を使用して、修
正前の画像データについてこれら3つのパラメータ値を
加減算すれば、カラー画像の色の調整が可能になる。
【0006】後者のような色調整方法では、3つのパラ
メータ値の選択により色の選択が多様化し、前者の方法
と比較して、商品本来の自然らしさを失わないで目標と
する色に調整する上では、極めて都合がよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、元の画像デー
タに調整量を加減する後者の方法であっても、同じ色の
領域を調整対象領域として選択してその色を修正する場
合に調整すべきパラメータ値のうち明度や彩度を一律に
変化させると、修正前には物体の光沢部分であって本来
は画像中で白っぽい領域であるべき部分に色が付いた
り、影の部分であって黒っぽい領域であるべき部分に色
が付いてしまって、物体の感じが変化したり、あるいは
コントラストが低下するという問題があった。
【0008】また、調整対象領域の背景に同色系の領域
があると擬似的な輪郭が発生するという問題もあった。
すなわち、背景との境界部分で本来は色が連続的に変化
して、輪郭が不明瞭な画像であったものが、色の修正の
結果で不自然な輪郭線が付加されてしまう。このよう
に、画像データに調整量を一律に加減しているために、
調整後の画像が元の画像と同様な自然な感じが保存でき
ないという問題点が残されている。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、調整する画像データの色空間での座標値に応
じて調整量を補正し、調整後の画像に調整前の画像の自
然さを保存するようにしたカラー画像の色調整方法を提
供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、色修正された
カラー画像の自然らしさを失わないで目標とする色に調
整する際の計算機と人間とのインタフェースを高めるよ
うにしたカラー画像の色調整装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、上記目的を達成
する本発明の原理を説明するフローチャート図である。
この図1に示すように、本発明のカラー画像の色調整方
法では、代表点特定ステップS1、目標色指定ステップ
S2、修正量演算ステップS3、及び修正量補正ステッ
プS4によって、カラー画像の各画素毎に指定される修
正量に従ってカラーデータ(以下RGBデータ)が調整
される。
【0012】代表点特定ステップS1では、カラー画像
の代表点が特定される。次に、目標色指定ステップS2
では、この代表点の色に対する調整目標となる目標色を
指定する。修正量演算ステップS3において、代表点の
色を目標色に変更するために必要な修正量が演算され、
最後に、カラー画像の各画素の画像データが色空間に占
める位置に応じて、ステップS3で求めた代表点での修
正量に補正をして、各画素毎の修正量を決定する修正量
補正ステップS4が実行される。
【0013】また、図6に示す本発明のカラー画像の色
調整装置によって、上述したカラー画像の色調整方法が
実行される。このカラー画像の色調整装置は、カラー画
像を各画素のRGBデータとして記憶するRGBデータ
記憶手段11と、前記カラー画像から色調整の対象領域
内の代表点を指示して代表色を入力する代表点指示手段
13と、前記代表点指示手段13により指示された代表
点を含む色調整の対象領域の画像データを保持する画像
データ記憶手段16と、前記代表点指示手段13により
入力された代表色の調整目標となる目標色の画像データ
を入力する目標色入力手段17と、前記代表点の画像デ
ータと前記目標色の画像データとの色空間内での修正量
を算出する修正量演算手段19と、前記画像データ記憶
手段16の各画像データの座標値に応じた係数を決定す
る係数決定手段20と、前記係数によって前記修正量演
算手段19で算出された修正量を補正して前記画像デー
タ記憶手段16に保持されている画像データを修正する
色修正演算手段21と、前記色修正演算手段21で修正
された画像データによって前記RGBデータ記憶手段1
1に記憶されたカラー画像から調整対象領域の色修正を
したカラー画像を表示する表示手段1とを有するもので
ある。
【0014】
【作用】本発明方法では、指定された目標の色に対して
調整される画像データの色空間中での座標値によって修
正量を補正している。これにより、カラー画像に含まれ
る光沢部分や影の部分についての修正量が補正され、画
像の感じを保存でき、コントラストの低下を防ぐことが
できる。
【0015】また、色調整の対象領域を抽出して指定さ
れた目標色に変更する調整を行う場合にも、対象領域内
の修正量に対して各画像データの座標値に応じた係数に
よる重み付けができるから、背景色との境界部分に擬似
的な輪郭が発生しないように色調整ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明方法の一実施例を図面に基づい
て説明する。図2は対象画像を表示するカラーモニタ1
を示しており、その画面2にはカラー画像の一例とし
て、一輪の花が表示されている。この対象画像は、例え
ば原画からイメージスキャナで読み取られ、以下に説明
する手順によってこのカラーモニタ1上で色調整され
る。なお画面2の左上には、図7のカラーパレットと同
様の目標色を示すパレットが表示される。
【0017】〔調整対象領域の抽出〕オペレータはカラ
ーモニタ1の画面2上に表示されている画像の一点をマ
ウスなどで指定して、代表点が特定される。例えば画面
2に表示されたカーソルで一枚の花びらを指すことによ
って、花びら部分の画像データが色調整の対象領域とさ
れる。この対象領域の抽出にあたっては、まず代表点の
画像データに基づいて代表色を求めて、この代表色を含
む色空間中の3次元的な立体を特定し、そこに含まれる
画像データの共通する領域として抽出される。この場合
に、画像データのRGB値による色空間で領域指定して
も良いが、ここでは色相(H)、彩度(S)、及び明度
(V)による色空間で表される色データに変換して抽出
する。
【0018】〔目標色の指定〕色調整の目標とする色
は、画面2のカラーパレットの1色をカーソルによって
指すことによって、指定できる。この目標色の指定は、
RGB値などの数値データをオペレータがキー入力して
も良いし、更には、赤、青など色を特定する言葉で指定
することも可能である。
【0019】〔色の調整〕まず、代表点の画像データを
目標色の画像データに変更するために必要な画像データ
の修正量Δを求める。
【0020】図3は色相(H)、彩度(S)、及び明度
(V)による色空間座標を示す図である。ここで画像デ
ータの修正量Δを求めるには、RGB値で表示されてい
る目標色の画像データを、HSVの色データに変換し
て、色相、彩度、明度の各座標値の修正量を決定する。
図3では、代表点に相当する画素の画像データD0 (h
0 ,s0 ,v0 )と、目標色の画像データD1 (h1
1 ,v1 )が色空間に占める位置を示している。従っ
て修正量Δは、この色空間(H−S−V)では2つの画
像データD0 ,D1 の各座標値の差に相当する。また、
図2に示す調整対象領域である花びら部分の画像データ
は、この図3の色空間で画像データD0 を含む所定の距
離だけ離れた閉じた領域内に存在し、画像データD0
ここでは画像データ{hx,sx,vx}として示して
いる。
【0021】図4は画像データのうちの彩度値による補
正のための補正曲線を示すもので、横軸は彩度Sを、縦
軸は彩度に応じて決まる補正係数値f1 (S)を表す。
また、明度値の補正曲線を同様に設定して、明度Vから
補正係数値f2 (V)を決めることができる。
【0022】次に、抽出された各画像データ{hx,s
x,vx}を上記修正量Δに基づいて修正するにあたっ
て、彩度S、明度Vの座標値sx,vxにより決定され
る係数f1 (sx),f2 (vx)を求め、修正量Δの
対応する成分を補正する。この補正量を決定する係数
は、それぞれ図4に示す補正曲線を設定しておけば、決
定できる。すなわち、抽出された調整対象領域の各画像
データ{hx,sx,vx}は、次の変換式に従って目
標色の画像データD1 (h1 ,s1 ,v1 )を中心とす
る新たな画像データ{hy,sy,vy}に変換され
る。
【0023】hy=hx+(h1 −h0 ) sy=sx+f1 (sx)・(s1 −s0 ) vy=vx+f2 (vx)・(v1 −v0 ) このように補正係数値は彩度、明度ともに色空間の各座
標値の中央値で極大となる補正曲線に基づいて決定さ
れ、ここでは彩度S、明度Vの座標値sx,vxによ
り、上記修正量Δを一次関数の形で直線的に補正してい
る。しかし、図5に示すガウス分布曲線に基づいて、補
正係数値g1 (sx),g2 (vx)をそれぞれ決定す
ることもできる。また補正曲線の関数の形を彩度、明度
ともに同じ関数の形としているが、彩度については直
線、明度については曲線(又は、その反対)であっても
良い。
【0024】また、代表点での修正量が彩度については
(s1 −s0 )、明度については(v1 −v0 )であれ
ば、上記変換式によって代表点を目標色に調整できる。
したがって、図4または図5に示す補正曲線に従って関
数の形を決定する場合に、代表点での彩度値s0 及び明
度値v0 における補正係数値f1 (s0),f
2 (v 0 )がそれぞれ1になるように設定すれば、カラ
ー画像の各画素の色空間で占める彩度値sx及び明度値
vxの座標値に応じて修正量Δが補正され、目標色に応
じて各画素毎の色の調整が行われる。
【0025】このような色の調整を行うことにより、カ
ラー画像の色を目標色に従って修正しても、画像中の白
っぽい領域と黒っぽい領域との関係が保存され、物体の
光沢部分と影の部分とのコントラストが低下せず、物体
の感じが変化しない。また、上述の変換のように彩度、
明度の両方の修正量に補正しないで、例えば明度のみを
補正することによっても、カラー画像の白黒の関係を保
存できる。
【0026】また、カラー画像から特定の画像領域を抽
出して調整対象領域とし、各画素毎に指定される修正量
に従って対象領域のRGBデータのみを調整するカラー
画像の色調整についても、色調整をしない背景領域との
境界部分に擬似的な輪郭が発生しなくなる。
【0027】図6は本発明の色調整装置の構成の一例を
示すブロック図である。画像入力装置10は原画からR
GB信号などの入力画像データを画素単位で取り込むも
ので、例えばイメージスキャナなどが使用される。RG
Bデータ記憶手段11は、入力されたカラー画像を各画
素のRGBデータとして記憶する。この画像データはモ
ニタ1の表示用メモリ12にそのまま送られて、カラー
画像がモニタ1の画面2に表示される。
【0028】代表点指示手段13は、例えば図2のカラ
ーモニタ1と接続されるマウスなどであって、画面2に
表示されたカラー画像から色調整の対象領域内の代表点
を指示できる。これによって、代表点指示手段13から
代表色データ保持用メモリ14にその代表色の色データ
が格納される。また色調整領域抽出回路15は代表点指
示手段13が指示した代表点を含む画素の領域を抽出す
る。この抽出においては、代表点の色相データを利用す
ることが可能である。画像データ記憶手段16は、この
色調整領域抽出回路15を介して代表点指示手段13に
より指示された代表点を含む色調整の対象領域の画像デ
ータを保持する。
【0029】一方、目標色入力手段17は図2の画面2
に示されるカラーパレットの特定色を指示し、あるいは
数値データとして目標色を入力するものである。この目
標色入力手段17により、目標色データ保持用メモリ1
8に代表色の調整目標となる目標色の画像データが入力
される。修正量演算手段19は、代表色データ保持用メ
モリ14及び目標色データ保持用メモリ18からそれぞ
れ代表点の画像データD0 (h0 ,s0 ,v0 )と、目
標色の画像データD1 (h1 ,s1 ,v1 )とを受け取
って、色空間内での修正量Δ(Δh,Δs,Δv)を算
出する。
【0030】係数決定手段20では、画像データ記憶手
段16からの各画像データの座標値に応じた係数を決定
している。この係数は、図4あるいは図5に示す補正曲
線に基づいて決定され、修正量演算手段19で求めた修
正量Δ(Δh,Δs,Δv)の例えば彩度、明度につい
ての補正処理に使用される。すなわち、色修正演算手段
21には、係数決定手段20からの係数値f1 (s
x),f2 (vx)と、抽出された調整対象領域の各画
像データ(hx,sx,vx)と、修正量演算手段19
で算出された修正量Δが入力され、画像データ記憶手段
16に保持されている画像データが画素単位で修正され
る。この色修正演算手段21で修正された画像データ
{hy,sy,vy}は、逆変換回路22を介して表示
用メモリ12に送られる。こうしてRGBデータ記憶手
段11に記憶されたカラー画像から調整対象領域で色修
正されたカラー画像をカラーモニタ1に表示できる。
【0031】上記の説明では、代表点を指示することに
よって色調整領域を抽出する場合を述べたが、色相の指
定によって対象となる画素を特定して、対象領域を抽出
することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では調整さ
れるカラー画像の目標色を指定して色調整するときに、
カラー画像の各画素毎に色空間の各座標値の中央値で極
大となる補正曲線に基づいて補正された修正量で色調整
するように構成した。このため、色調整の対象領域内で
の色の重み付けが容易に行え、画像の白い光沢部分と黒
い影の部分との関係を保存することができる。また調整
領域と背景領域との境界部分に擬似的な輪郭が発生しな
いから、カラー画像の本来の自然らしさを失わないで目
標とする色に調整をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色調整方法の原理を説明するフローチ
ャート図である。
【図2】カラーモニタに表示された対象画像の一例を示
す図である。
【図3】色空間座標における画像データを示す図であ
る。
【図4】彩度値による補正のための補正曲線を示す図で
ある。
【図5】補正係数値を決定する別の補正曲線を示す図で
ある。
【図6】本発明の色調整装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】複数の区画に区分されたカラーパレットを示す
図である。
【図8】ディスプレイに表示される色データ調整画面を
示す図である。
【符号の説明】
1 カラーモニタ 10 画像入力装置 11 RGBデータ記憶手段 12 表示用メモリ 13 代表点指示手段 14 代表色データ保持用メモリ 15 色調整領域抽出回路 16 画像データ記憶手段 17 目標色入力手段 18 目標色データ保持用メモリ 19 修正量演算手段 20 係数決定手段 21 色修正演算手段 22 逆変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−294236(JP,A) 特開 昭52−156625(JP,A) 特開 昭50−11542(JP,A) 特開 平2−81594(JP,A) 特開 平3−41570(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/02 G06T 1/00 H04N 9/74

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像の各画素毎に指定される修正
    量に従ってカラーデータを調整するカラー画像の色調整
    方法において、 前記カラー画像の代表点を特定する代表点特定ステップ
    と、 前記代表点の色に対する調整目標となる目標色を指定す
    る目標色指定ステップと、 前記代表点の色を前記目標色に変更するために必要な修
    正量を演算する修正量演算ステップと、前記カラー画像の各画素毎に色空間の各座標値の中央値
    で極大となる補正曲線に基づいて、 前記代表点での修正
    量に補正をして、前記各画素毎の修正量とする修正量補
    正ステップと、 を含むことを特徴とするカラー画像の色調整方法。
  2. 【請求項2】 前記修正量補正ステップでは、前記カラ
    ー画像の色相、彩度、及び明度をパラメータとする色空
    間での各画素の座標値を基準にして、前記代表点での修
    正量に補正をすることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像の色調整方法。
  3. 【請求項3】 前記カラー画像から前記代表点を含む特
    定の画像領域を色調整の対象領域として抽出するととも
    に、抽出された対象領域の各画素が前記色空間で占める
    座標値のうち、少なくともその彩度、又は明度に応じて
    前記代表点での修正量に補正をして、前記対象領域の各
    画素毎の修正量とすることを特徴とする請求項記載の
    カラー画像の色調整方法。
  4. 【請求項4】 カラー画像の各画素毎に指定される修正
    量に従ってカラーデータを調整するカラー画像の色調整
    装置において、 前記カラー画像を各画素のカラーデータとして記憶する
    カラーデータ記憶手段と、 前記カラー画像から色調整の対象領域内の代表点を指示
    して代表色を入力する代表点指示手段と、 前記代表点指示手段により指示された代表点を含む色調
    整の対象領域の画像データを保持する画像データ記憶手
    段と、 前記代表点指示手段により入力された代表色の調整目標
    となる目標色の画像データを入力する目標色入力手段
    と、 前記代表点の画像データと前記目標色の画像データとの
    色空間内での修正量を算出する修正量演算手段と、 前記画像データ記憶手段の前記カラー画像の各画素毎に
    色空間の各座標値の中央値で極大となる補正曲線に基づ
    いて係数を決定する係数決定手段と、 前記係数によって前記修正量演算手段で算出された修正
    量を補正して前記画像データ記憶手段に保持されている
    画像データを修正する色修正演算手段と、 前記色修正演算手段で修正された画像データによって前
    記カラーデータ記憶手段に記憶されたカラー画像から調
    整対象領域の色修正をしたカラー画像を表示する表示手
    段と、 を有することを特徴とするカラー画像の色調整装置。
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