JP3125817B2 - データ記録方法およびデータ再生方法 - Google Patents

データ記録方法およびデータ再生方法

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JP3125817B2 JP04113936A JP11393692A JP3125817B2 JP 3125817 B2 JP3125817 B2 JP 3125817B2 JP 04113936 A JP04113936 A JP 04113936A JP 11393692 A JP11393692 A JP 11393692A JP 3125817 B2 JP3125817 B2 JP 3125817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク状記録媒体
などへのデータの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばハードディスク装置やフロッピー
ディスク装置、また光磁気ディスク装置などのデータ記
録装置においては、データアクセスの最小単位は、セク
タと呼ばれるデータブロックとなる。これらのデータ記
憶装置は、コンピュータの外部記憶装置として使用され
るが、従来、前記アクセスの単位である1セクタ当たり
のデータブロックのサイズ(以下セクタサイズという)
は、512バイトが主流であった。
【0003】しかし、近年、データファイルの大容量
化、データの信頼性の向上を背景として、セクタサイズ
の大型化が叫ばれ、実際に、CD−ROMのように2K
バイトや約2.5Kバイト単位でデータが取り扱われる
メディアも出現している。このため、512バイトと、
これらの大容量のセクタサイズ間で、互換をとることが
できるようにする要求が強く、各種提案がされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの提案は、基本
的には、小さいデータサイズ(例えば512バイト)の
小セクタを複数個積み重ねることにより大きいサイズ
(例えば2.5Kバイト)の大セクタを構成するように
するものであり、小セクタ単位のデータは連続的に記録
再生するようにしていた。このため、小セクタ単位のデ
ータは、バーストエラーに対する保護が弱くならざるを
得なかった。
【0005】本願の発明者は、上記の点にかんがみて、
小さいセクタサイズのデータに対しても、データの信頼
性が確保できる新規なデータ記録方法を先に提案した。
この先に提案したデータ記録方法は、例えばサンプル・
サーボ方式の光ディスク装置のような場合には、セクタ
サイズより小さいデータサイズで記録再生ができること
を利用する。
【0006】すなわち、サンプル・サーボ方式の光ディ
スク(光磁気ディスクも含む)には、図6に示すよう
に、トラック中心20から左右に振り分けた1対のピッ
ト21,22を含むチドリマークが記録されたサーボエ
リアAsが、所定間隔でプリフォーマットされていると
共に、データエリアAdと時間的、空間的に分離されて
いる。このサーボエリアAsとデータエリアAdとを含
む単位のエリアをセグメントと呼び、サンプル・サー
式の場合、このセグメント単位でデータの記録再生が
できる。
【0007】先に提案した発明においては、ユーザセク
タサイズが、例えば512バイト/1セクタの小セクタ
と、2560バイト/1セクタの大セクタとの互換を取
ってディスク1に記録再生するようにするに当たって、
例えば図7でディスク1上の記録パターンに示すよう
に、1小セクタ分のデータ記録エリアDsの5個で、1
個の大セクタ分のデータ記録エリアDbを構成するよう
に記録し、また再生するのであるが、この場合に、1小
セクタ分のデータをディスク1に書き込むに際し、この
1小セクタ分のデータを1セグメント分単位に分割し、
その分割した1セグメント分単位のデータを、飛び飛び
のセグメントに、例えば5セグメント毎の1セグメント
に記録する。
【0008】先に提案した発明の一例を、さらに詳細に
説明する。この場合、小セクタ及び大セクタのデータフ
ォーマットは、図8及び図9に示すようになっている。
図8に、この例の場合の小セクタのデータフォーマット
を示す。すなわち、小セクタのデータは、512バイト
のユーザデータと、8バイトの制御データとの合計52
0バイトのデータが、図8に示すように、横×縦=10
4(バイト)×5(行)に配列され、この520バイト
のデータに対して、エラー訂正用符号が生成されて、8
0バイト(16バイト×5行)のパリティが付加されて
形成される。データのリード/ライト方向は縦方向であ
るが、1セグメント分(4バイト×5行=20バイト)
毎にメモリから読み出されて、後述するようにディスク
に記録され、また、ディスクからの再生データは1セグ
メント分毎にメモリに書き込まれる。
【0009】エラー訂正用符号としては、この例の場合
には、各1行の104バイトのデータについて、例え
ば、(120,104,17)リード・ソロモン符号が
生成されて16バイトのパリティが生成される。したが
って、1セクタのデータは合計600バイトになる。1
小セクタ内のエラーは、このパリティを用いて、そのエ
ラー訂正能力の範囲内で訂正することが可能である。
【0010】そして、大セクタのデータは、前記小セク
タの5個が、図9に示すように列方向に積み重ねられた
ものに等しい構造とされる。すなわち、横方向は小セク
タと同じサイズで、各1行の104バイトのデータにつ
いて、例えば、(120,104,17)リード・ソロ
モン符号が生成されて16バイトのパリティが生成され
る。そして、縦方向が5行×5=25行とされる。
【0011】この場合、メモリ上のデータのリード/ラ
イト方向は、図9において、縦方向であるが、5行毎に
4バイトづつ(合計20バイトの1セグメント分づ
つ)、順次縦方向にメモリからデータが読み出されて、
連続的にディスクに記録され、また、ディスクから再生
されたセグメント単位のデータが縦方向に順次メモリに
書き込まれて、図9のような大セクタが形成される。こ
のときの大セクタの記録パターンは、各5行分づつの小
セクタ分のデータについて見ると、後述するように、1
セグメント単位で、5セグメント毎に記録されたものと
なっており、したがって、小セクタと大セクタとの互換
がとれるものである。
【0012】図10は、この例の場合のトラックフォー
マットを示すものである。この例の場合、図10Dに示
すように、1セグメント分は、4バイト分のサーボエリ
アと、再生クロック同期のための1バイト分のリファレ
ンスエリアと、20バイト分のユーザデータエリアから
なる。そして、図10Aに示すように、1トラックは、
小セクタの30個(小セクタ番号“0”〜“29”が順
次に、この30個の小セクタに付与される)分のデータ
を含む。大セクタのデータ記録エリアDbは、1トラッ
クを6分割して形成する。したがって、大セクタ記録エ
リアDbは、図10Bに示すように、1小セクタ分のデ
ータ記録エリアDsの5個からなる。
【0013】1小セクタ分のデータ記録エリアDsに記
録されるデータは、前記図8に示した小セクタ単位のデ
ータそのものではなく、図10Cに示すように、大セク
タ記録エリアDbに含まれる5個の小セクタのセグメン
ト単位のデータが混在したものとなる。すなわち、例え
ば小セクタ番号“0”〜“4”の5個の小セクタのデー
タについて見ると、図10B及び図10Cに示すよう
に、番号“0”の小セクタのセグメント単位のデータ
は、図中斜線を付して示すように、記録エリアDsの5
個分の大きさの記録エリアDbの全体に渡って、5セグ
メント毎の1セグメントの飛び飛びのセグメントに、記
録される。また、番号“1”の小セクタのセグメント単
位のデータは、番号“0”の小セクタのセグメント単位
のデータの隣のセグメントに、5セグメント毎に飛び飛
びに、記録される。同様にして、番号“2”、“3”、
“4”の小セクタのセグメント単位のデータは、順次に
その隣のセグメントに、飛び飛びに5セグメント毎に記
録されるものである。
【0014】記録は、小セクタ単位でも行うことがで
き、組となる5個の小セクタがすべて記録されると、ユ
ーザデータサイズ2560バイト、セクタサイズ300
0バイトの大セクタのデータフォーマット(図9)に等
しいデータ構造が完成する。したがって、小セクタ単位
のデータのアクセスと、大セクタ単位のデータのアクセ
スが可能となり、互換がとれる。
【0015】以上のような構成によれば、データは5セ
グメントおきに書き込まれているため、従来のように連
続して書き込む場合に比べて、バーストエラー訂正長
は、5倍になり、小セクタのデータに対してもデータの
信頼性が確保できる。
【0016】なお、上記の小セクタと大セクタとの互換
をとる記録方法を一般化すると、小セクタサイズAと、
大セクタサイズnA間(nは2以上の整数)において互
換をとる場合に、データの記録はi(iは1以上の整
数)セグメント単位で、(i×n)セグメント毎のiセ
グメントに記録するということになる。
【0017】なお、以上の発明は、サンプル・サーボ方
式の光ディスクに限らず、セグメントと同等の概念のあ
る記録媒体であれば適用でき、記録媒体はディスク状記
録媒体にも限らない。
【0018】ところで、以上のように、小セクタ単位の
データをセグメント単位に分割し、そのセグメント単位
のデータをディスクに、空間的に分散して記録する構成
をとる場合に、1つの小セクタ単位でデータの記録を行
うと、次の1小セクタを記録するために、ディスクの1
回転分待たなければならない。
【0019】すなわち、例えば、前述の例の場合であれ
ば、図10Cに示すように、先ず、小セクタ番号“0”
のセグメント単位のデータを斜線を付して示すように5
セグメント毎に1セグメント記録すると、既に、大セク
タ記録領域Dbを過ぎてしまうので、次に、小セクタ番
号“1”のセグメント単位のデータの記録を行うには、
同じ記録エリアDsのところになるまで、ディスクの1
回転を待って、記録をしなければならない。このため、
大セクタを完成させる場合には、ディスクの5回転を必
要としてしまう。このため、データの書き込み効率が悪
く、データ書き込みに時間が掛かり過ぎる欠点がある。
【0020】この発明は、以上の点にかんがみ、上記の
ような新規なデータ記録態様で記録を行うに際して、効
率よくデータの記録を行えるようにするデータ記録方法
を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明においては、所定データ量分の単位
記録エリア毎に、前記所定データ量分の単位データが記
録可能な記録媒体に、データアクセスの単位となるデー
タブロックを、複数個の前記単位データに分割し、その
分割した単位データ毎のデータを、前記記録媒体上で、
m(m≧2)個の前記単位記録エリア毎に、空間的に分
離して記録する方法であって、m個の前記データブロッ
クのそれぞれから一つずつの、合計m個の前記単位デー
タ毎を、前記記録媒体の空間的に隣接する前記m個の単
位記録エリア毎に記録することを特徴とする。
【0022】また、請求項2の発明は、セクタを構成す
るデータブロックを、記録媒体上で記録再生可能な最小
単位のi倍(iは1以上の整数)のデータずつに分割す
ると共に、前記最小単位のi倍のデータずつを、前記記
録媒体に、前記最小単位のn×i(nは2以上の整数)
倍毎に、空間的に分離して記録するに際し、前記最小単
位の前記n×i倍毎のデータには、n個のセクタのそれ
ぞれからの前記最小単位のi倍のデータが含まれるよう
にして、前記n個のセクタからなる大セクタの単位で、
データを記録するようにしたことを特徴とする。
【0023】
【作用】上記の構成の請求項1の発明においては、デー
タアクセスの単位となるデータブロック、例えばセクタ
は、複数個の単位データに分割され、その分割された単
位データ毎のデータが、記録媒体上で、m(m≧2)個
の単位記録エリア毎に、空間的に分離して記録される。
そして、m個のデータブロック(セクタ)のそれぞれか
ら一つずつの、合計m個の単位データ毎が、空間的に隣
接するm個の単位記録エリア毎に記録される。したがっ
て、各セクタのデータは、単位データ毎に空間的に分離
されて記録されるので、バーストエラーに強くなると共
に、例えばm個のセクタにより大セクタを構成した場合
に、その大セクタの単位で、効率の良いデータ記録が可
能になる。
【0024】また、請求項2の発明においては、セクタ
のデータブロックを、記録再生が可能な最小単位(例え
ばセグメント)のn×i倍毎に、空間的に分離して記録
すると共に、その最小単位の前記n×i倍毎のデータに
は、n個のセクタのそれぞれからの最小単位のi倍のデ
ータのデータが含まれるようにされるので、例えばn個
のセクタにより大セクタを構成した場合に、その大セク
タの単位で、効率の良いデータ記録が可能になる。
【0025】
【実施例】以下、この発明によるデータ記録方法の一実
施例を、図を参照しながら説明する。以下に説明する実
施例は、前述した先に提案した新規な態様でデータを記
録するディスク記録再生システムにこの発明を適用した
場合である。
【0026】[ディスク記録再生システム及びデータ構
成の説明] 図2は、この発明によるデータ記録方法の実施対象の一
例であるディスク記録再生システムの全体の構成のブロ
ック図である。光ディスク1は、この例では、書き換え
可能な光ディスク例えば光磁気ディスクである。サンプ
ル・サーボ方式のため、予め、この光ディスク1には、
1セグメント毎に前述したようなチドリマークがプリピ
ットとして設けられている。光ディスク1は、スピンド
ルモータ2により回転駆動されるが、スピンドルモータ
2は、サーボ回路5からのサーボ信号を受けて、光ディ
スク1を例えば角速度一定(CAV)で回転駆動する。
【0027】光ディスク1の一面側には、光学ヘッド3
が設けられている。また、光ディスク1の光学ヘッド3
と対向する面とは反対側の面と対向する位置には、磁気
ヘッド6が設けられている。光学ヘッド3と磁気ヘッド
6とは、同期して光ディスク1の半径方向に沿って移動
するように構成されている。
【0028】光学ヘッド3は、レーザ光源及び光ディテ
クタを備え、レーザ光源はレーザ駆動回路4からの駆動
信号により駆動され、光ディテクタはディスク1からの
反射光を受け、再生情報をこれより得る。レーザ駆動回
路4は、また、光学ヘッド3のレーザ光源の出力パワー
を制御し、記録時には再生時より大きなパワーのレーザ
光をレーザ光源から発生させるようにする。また、光学
ヘッド3には、サーボ回路5からのサーボコントロール
信号が供給され、これによりフォーカス制御やトラッキ
ング制御がなされる。
【0029】光学ヘッド3で光ディスク1から再生され
たRF信号(高周波信号)は、ヘッドアンプ11を介し
てサーボ回路5に供給される。サーボ回路5は、このR
F信号からフォーカスエラー、トラッキングエラー等を
形成し、これより光学ヘッド3及びスピンドルモータ2
に供給するサーボ制御信号を形成する。
【0030】そして、12は変調/復調回路で、記録デ
ータの変調を行い、また、再生データの復調を行う。復
調の前段には、NRZ2値検出回路やパーシャルレスポ
ンス3値検出回路などの信号検出回路を含む。13は記
録データ及び再生データを処理するためにデータを一時
蓄えるためのRAMである。また、14は、このRAM
13への記録データの書き込み及び再生データの読み出
しを制御するRAMコントローラである。記録データ及
び再生データと他の部位、例えばパーソナルコンピュー
タとのやり取りは、この例の場合にはSCSIインター
フェイスにより行われる。15はそのSCSIインター
フェイスのためのSCSIコントローラである。
【0031】[データの構成例]次に、このシステムに
おける記録再生データの構成を説明する。このデータ構
成は、先に説明した図8及び図9の場合と同様である。
すなわち、ユーザセクタサイズは、小セクタが512バ
イト/1セクタ、大セクタが2560バイト/1セクタ
とされる。そして、小セクタ及び大セクタのデータフォ
ーマットは、前述の図8及び図9に示したようになって
おり、大セクタのデータは、小セクタの5個が、図9に
示すように列方向に積み重ねられたものに等しい構造と
されている。そして、図7に示したように、ディスク1
上では、1小セクタ分のデータ記録エリアDsの5個
で、1個の大セクタ分のデータ記録エリアDbが構成さ
れる。そして、1小セクタ分のデータをディスク1に書
き込むに際し、この1小セクタ分のデータを1セグメン
ト分単位に分割し、その分割した1セグメント分単位の
データを、飛び飛びのセグメントに、例えば5セグメン
ト毎の1セグメントに記録するようにする。
【0032】図3は、この例の場合のトラックフォーマ
ットを示すものである。大セクタ記録エリアDb、小セ
クタ分の記録エリアDs及び1セグメント分の記録エリ
アの構成は、前述の例の場合と全く同様である。
【0033】すなわち、1セグメント分の記録エリア
は、図3Dに示すように、4バイト分のサーボエリア
と、再生クロック同期のための1バイト分のリファレン
スエリアと、20バイト分のユーザデータエリアからな
る。そして、図3Aに示すように、1トラックは、小セ
クタの30個(小セクタ番号“0”〜“29”)分のデ
ータを含み、大セクタ記録エリアDbは、図3Bに示す
ように、1小セクタ分のデータ記録エリアDsの5個か
らなる。
【0034】1小セクタ分のデータ記録エリアDsに記
録されるデータは、図3Cに示すように、大セクタ記録
エリアDbに含まれる5個の小セクタのセグメント単位
のデータが混在したものとなる。すなわち、大セクタを
構成する5個の小セクタとして、例えば小セクタ番号
“0”〜“4”の5個の小セクタのデータについて見る
と、図3B及び図3Cに示すように、番号“0”、
“1”、“2”、“3”、“4”の各小セクタの1セグ
メント単位のデータが順に並んだ5セグメント単位のも
のを1組として、この5セグメント単位のデータが、記
録エリアDsの5個分の大きさの記録エリアDbの全体
に渡って、順次記録された状態のものとなる。
【0035】この場合、各大セクタの先頭の5個のセグ
メント単位のデータは、その大セクタを構成する5個の
小セクタのそれぞれの先頭のセグメント単位のデータと
なっている。
【0036】そして、この例の場合、図3に示すよう
に、大セクタの記録エリアDbの直前の1セグメント分
のエリアには、このエリアの直後の大セクタについての
アドレスが記録される。このアドレスは、ディスク1に
予めプリフォーマットされる。あるいは、ディスク1の
フォーマッティング時に記録される。もっとも、最初の
データ記録時に、このアドレスも一緒に書き込むように
してもよい。
【0037】このアドレスのデータは、図3Eに示すよ
うに、2バイトのトラック番号TNo(ディスク1の例え
ば最内周のトラックからの番号)と、1バイトのセクタ
番号SNo(そのトラック中において、何番目の小セクタ
かの番号)と、3バイトのこれら番号データについての
エラー訂正用のパリティECCと、14バイトのその他
の補助データ(ALPCやリファレンスデータ)からな
る。前記アドレスデータのセクタ番号SNoとしては、当
該アドレスが先頭に付加される大セクタに含まれる小セ
クタの番号の最も小さい番号が付与される。5個の小セ
クタ毎に大セクタが構成されるので、このアドレスデー
タのセクタ番号SNoは、その大セクタが1トラックにお
いて、何番目の大セクタであるかを示すことになる。な
お、この番号SNoとして1トラック中における何番目の
大セクタであるかを示す大セクタ番号を記録するように
してもよい。
【0038】記録は、次のようになされる。すなわち、
SCSIインターフェイスからの記録データは、SCS
Iコントローラ15及びRAMコントローラ14を介し
てRAM13に一時蓄えられる。そして、システムコン
トローラ10からの指示により適宜読み出されて、変調
/復調回路12に供給されて変調がなされ、磁気ヘッド
駆動回路16に供給される。磁気ヘッド駆動回路16
は、記録データに応じた変調磁界を光ディスク1に印加
するように磁気ヘッド6を駆動して記録を行う。このと
き、前述したようなサーボコントロールがなされ、1セ
グメント単位のデータが順次記録される。
【0039】再生においては、サンプル・サーボ方式
より、1セグメント単位のデータが順次ディスクから読
み出される。光学ヘッド3の光ディテクタから得られた
再生RF信号は、ヘッドアンプ11を通じて変調/復調
回路12に供給されて復調され、その復調データがRA
M13に蓄積される。そして、適宜、SCSIインター
フェイスを介して再生データ処理部に転送される。
【0040】この場合、記録データは、1小セクタ単位
で記録するのではなく、上述のように5セグメント毎に
1セグメントを記録する場合には、5小セクタ単位(つ
まり、大セクタ単位)で、一旦、RAM13に取り込
む。このとき、RAM13の記憶内容は図9のようにな
る。そして、この図9において、縦方向であるが、5行
毎に4バイトづつ(合計20バイトの1セグメント分づ
つ)、順次縦方向にメモリからデータを読み出して、連
続的にディスクに記録する。
【0041】また、再生データは、1小セクタ単位で取
り込むのではなく、常に5小セクタ単位でRAM13
に、図9に示すような状態になるように取り込むように
する。そして、RAM13から、その内の必要な小セク
タのデータのみを読み出して、復号するようにする。
【0042】このとき、記録するデータ、あるいは再生
するデータが5小セクタ以下である場合もあり、しかも
任意の小セクタ番号位置から記録再生ができる。このた
めのデータアクセス方法について説明する。
【0043】[データアクセス方法の例]この例におい
ては、大セクタ毎に付与されたアドレスを用いて、以下
に説明するように小セクタ単位のデータアクセスを行う
ことができる。
【0044】図4は、この場合のデータアクセスのフロ
ーチャートである。すなわち、先ず、目的の小セクタに
対するアドレスとして、目的トラック番号Tr及び目的
小セクタ番号Seが設定される(ステップ101)。次
に、大セクタを構成する小セクタ数n(nセグメント毎
に飛び飛びに記録する。この例ではn=5)で、目的小
セクタ番号Seを除算し、商SEと、剰余R(R<n)
を求める(ステップ102)。
【0045】求めた商SEは、大セクタ番号に相当す
る。また、剰余Rは、大セクタ記録エリアDbの先頭か
らのセグメント単位のデータの番号に相当する。前述し
たように、大セクタ記録エリアDbの始めのn個のセグ
メント単位のデータは、大セクタに含まれるn個の小セ
クタの先頭のセグメント単位のデータであり、剰余Rに
より、目的の小セクタの先頭のデータ位置が指示される
ことになる。
【0046】そこで、このアドレスデータのトラック番
号TNoと、目的トラック番号Trとを比較対照しながら
サーチし、目的トラック番号Trのトラック位置を検知
する(ステップ103)。続いて、前記商SEを参照し
て、その目的トラック番号Trのトラック中の前記商S
Eで指示される大セクタの先頭を検知する(ステップ1
04)。次に、その大セクタの記録エリアDbの先頭か
ら前記剰余Rで指示される位置のセグメント(“0”か
らセグメントの番号が始まるとしているので、R+1番
目のセグメント)を目的の小セクタの先頭位置として記
録あるいは再生を開始する(ステップ105)。以上
で、アクセス終了となる。
【0047】例えば、目的の小セクタとして、(トラッ
ク番号“50”、小セクタ番号“14”)という指示が
設定された場合には、n=5であるので、14/5=2
余り4となるので、先ず、(トラック番号“50”、大
セクタ番号“2”)をサーチし、その大セクタの始めか
ら5番目のセグメントから記録あるいは再生をスタート
するものである。
【0048】[記録時のデータ処理の例]次に、以上の
ようにアクセスしてデータの記録を行う場合におけるR
AM13でのデータの書き込み及び読み出し、ディスク
への記録の態様について以下に説明する。以下の説明で
は、簡単のため、小セクタは単にセクタと称している。
【0049】図1は、この記録時のデータ処理の一例の
フローチャートで、この例はk個のセクタ(kは正の整
数)分の容量を有するファイルを目的アドレスから記録
する場合である。
【0050】すなわち、ファイル記録モードになると、
図1のルーチンに入る(ステップ201)。そして、ス
テップ202で、ディスク1上で、記録を開始する目的
アドレス(Tr,Se)を前述のようにしてアクセス
し、待機する。次に、ステップ203で、目的アドレス
のセクタ番号Seを、mod.nの演算を行って、大セ
クタ中でのセクタ番号a(a=0〜4)に変換する。次
に、ステップ204に進んで、記録するファイルのセク
タ数kが(n−a)より大きいか否か判別する。セクタ
番号aは、大セクタを構成するn個のセクタの何番目か
らデータの記録を開始するかを示すものであり、(n−
a)は最初の大セクタ記録エリアDbに何セクタ記録で
きるかを示す。このステップ204では、ファイルのセ
クタ数kと、最初の大セクタ記録エリアDbに記録でき
るセクタ数との大小をチェックすることになる。
【0051】ステップ204で、k(n−a)である
と判別されると、ステップ205に進み、SCSIイン
ターフェイスを介して転送されてくるファイルデータの
(n−a)セクタ分をRAM13に取り込み、図9に示
した構造の大セクタのデータの下方(n−a)個のセ
クタ分を形成する。
【0052】次に、ステップ206に進んで、ファイル
のセクタ数kを処理したセクタ数分だけ減じる。その
後、ステップ207に進んで、RAM13から、図9に
おいて、下方から(n−a)個のセクタ分のデータを、
縦方向の5行毎に4バイトづつ(合計20バイトの1セ
グメント分づつ)、順次縦方向に読み出して、ステップ
202でアクセスしたディスク位置からディスク1に記
録する。この場合、a=0であれば、大セクタ記録エリ
アDbの最初のセグメントから、前述した5セグメント
分毎の組みのデータを順次連続的に記録する。a1の
ときには、5セグメント毎の始めのaセグメントにはデ
ータは記録されず、5セグメント毎の後の(n−a)セ
グメントづつにデータが記録されて行く。
【0053】このステップ207の次には、ステップ2
08に進み、記録するファイルの残りのセクタ数kがn
個より多いか否か判別する。そして、k≧nであれば、
ステップ208からステップ209に進み、SCSIイ
ンターフェイスを介して転送されてくるファイルデータ
のn(=5)セクタ分をRAM13に取り込み、図9に
示した構造の大セクタのデータを生成する。そして、ス
テップ210に進んで、ファイルのセクタ数を処理した
セクタ数分だけ減じた後、ステップ207に戻って、今
度は、RAM13から、n=5セクタ分のデータを、図
9において、縦方向の5行毎に4バイトづつ(合計20
バイトの1セグメント分づつ)、順次縦方向に読み出し
て、ディスク1の次の大セクタ記録エリアDbに、連続
的に記録する。
【0054】その後、再びステップ208に進み、ファ
イルの残りのセクタ数kがn個より多いか否か判別し、
判別の結果、knであれば、ステップ207〜210
を繰り返す。そして、ステップ208で、knである
と判別すると、ステップ208から211に進み、その
残りのkセクタをRAM13に取り込み、このkセクタ
で図9の大セクタ構造のデータの上からkセクタ分を生
成する。また、ステップ204で、k(n−a)であ
ると判別されたときにも、このステップ204からステ
ップ211に進み、同様にそのkセクタをRAM13に
取り込む。
【0055】そして、ステップ212に進み、ディスク
1の次の大セクタ記録エリアDbにおいて、5セグメン
ト毎の始めのkセグメントにデータが記録され、後の
(n−k)セグメントには、データは記録されない。そ
の後、ステップ213に進み、このルーチンを終了す
る。
【0056】[再生時のデータ処理の例]次に、前記の
ようにして記録されたファイルデータの再生を行う場合
におけるディスクからRAM13へのデータの書き込み
について以下に説明する。以下の説明でも、簡単のた
め、小セクタは単にセクタと称している。
【0057】この場合、再生データは、1セクタ単位で
取り込むのではなく、n=5セクタ単位で常にRAM1
3に取り込むようにする。そして、その内の必要なセク
タのデータのみを読み出して、復号するようにしてい
る。記録時と同様に、セクタ数kのファイルを読み出す
場合の処理動作について、図5を参照してさらに説明す
る。
【0058】すなわち、ファイル再生モードになると、
図5のルーチンに入る(ステップ301)。そして、ス
テップ302で、ディスク1上で、記録を開始する目的
アドレス(Tr,Se)を前述のようにしてアクセスす
る。次に、ステップ303で、目的アドレスのセクタ番
号Seを、mod.nの演算を行って、大セクタ中での
セクタ番号a(a=0〜4)に変換する。次に、ステッ
プ304に進んで、記録するファイルのセクタ数kが
(n−a)より大きいか否か判別する。このステップ3
04では、ファイルのセクタ数kと、大セクタ記録エリ
アDb内において、アクセス位置から再生できるセクタ
数との大小をチェックするものである。
【0059】ステップ304で、k(n−a)である
と判別すると、ステップ305に進み、ディスク1の目
的アドレスの大セクタ記録エリアDbの前記アクセス位
置から、5セグメント単位の後ろの(n−a)セグメン
トのみを順次再生し、これをRAM13に順次取り込ん
で、(n−a)セクタ分をRAM13に取り込む。RA
M13に取り込まれたデータは、SCSIインターフェ
イスを介して、例えばパーソナルコンピュータに転送さ
れる。以下同様である。
【0060】次に、ステップ305からステップ306
に進んで、ファイルのセクタ数kを処理したセクタ数分
だけ減じ、その後、ステップ307に進んで、ファイル
の残りのセクタ数kがn個より多いか否か判別する。そ
して、knであれば、ステップ307からステップ3
08に進み、次の大セクタ記録エリアDbから、順次、
すべてのセグメント単位のデータを再生し、RAM13
に取り込み、図9のようなデータ構造のデータを得る。
【0061】次に、ステップ308からステップ309
に進んで、ファイルのセクタ数kを処理したセクタ数分
だけ減じる。その後、ステップ307に戻る。ステップ
307では、ファイルの残りのセクタ数kがn個より多
いか否か判別する。判別の結果、未だ、knであれ
ば、ステップ307〜309を繰り返す。
【0062】そして、knであると判別すると、ステ
ップ307からステップ310に進み、その残りのkセ
クタ分のみをディスク1の大セクタ記録エリアDbから
再生し、RAM13に取り込む。また、ステップ304
で、k(n−a)であると判別されたときにも、この
ステップ304からステップ310に進み、同様にその
kセクタをRAM13に取り込む。その後、ステップ3
11に進んで、このルーチンを終了する。
【0063】以上はファイルデータを連続して再生する
場合の例であるが、ディスクから、必要な1小セクタの
みを読み出す場合には、この小セクタが含まれる大セク
タ単位でデータをディスクから再生して、RAM13に
取り込み、このRAM13から、前記必要な小セクタの
みを読み出すようにする。この場合、RAM13の5セ
クタ分のデータの何番目の小セクタを読み出すかは、前
述したアクセス方法における剰余Rから求められる。つ
まり、図9のデータ構造の1番上から(R+1)番目の
小セクタ分のデータをRAM13から読み出すようにす
る。
【0064】なお、図5の再生のフローチャートにおい
て、ファイルデータの最初と、最後のデータも、大セク
タ分のデータをRAM13に取り込み、図9のデータ構
成において、最初のデータはアクセス時に求められた前
記剰余Rで示される順位の小セクタから、最後のデータ
は、頭からk個の小セクタだけを、それぞれRAM13
から読み出して、SCSIインターフェイスを介してコ
ンピュータに転送するようにしてもよい。
【0065】この発明においても、上記の方法を一般化
すると、データの記録は、i(iは1以上の整数)セグ
メント単位で行うことができるので、小セクタサイズA
と、大セクタサイズnA間(nは2以上の整数)におい
て互換をとる場合に、(n×i)セグメント毎のiセグ
メントにデータを記録するということになる。そして、
その場合にもステップ102での除算Se/nにより大
セクタ番号が識別されるが、アクセスのスタートは、大
セクタの始めから数えて(i×R+1)番目のセグメン
トから開始するものである。
【0066】なお、この発明は、サンプル・サーボ方
の光ディスクに限らず、セグメントと同等の概念の存在
する記録媒体であって、データブロック(セクタ)単位
で、データ分散型の記録を行うようにするシステムであ
れば適用できる。また、記録媒体は、ディスク状記録媒
体にも限らず、例えばカード状記録媒体であってよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、データブロックを所定単位量づつ、記録媒体上で空
間的に分離して記録する場合に、記録媒体上で、そのデ
ータブロックが空間的に及ぶ記録範囲に記録すべきデー
タを、一括して記録するようにしたので、分散記録であ
っても、記録速度を劣化させることなくデータの記録を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデータ記録方法の一実施例を説
明するためのフローチャートである。
【図2】この発明によるデータ記録方法が実施されるデ
ィスク装置の一例のブロック図である。
【図3】この発明によるデータ記録方法が適用されるデ
ィスクのトラックフォーマットを示す図である。
【図4】図1の例に用いるデータアクセス方法の一例の
フローチャートである。
【図5】この発明により記録されたデータの再生方法の
一例の説明のためのフローチャートである。
【図6】サンプル・サーボ方式を説明するための図であ
る。
【図7】ディスク上の記録パターンの一例を示す図であ
る。
【図8】小セクタのデータフォーマットを示す図であ
る。
【図9】大セクタのデータフォーマットを示す図であ
る。
【図10】先に提案したデータ記録方法によるディスク
上のトラックフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 13 RAM Db 大セクタの記録エリア Ds 小セクタ分のデータの記録エリア As サーボエリア Ad データエリア

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定データ量分の単位記録エリア毎に、前
    記所定データ量分の単位データが記録可能な記録媒体
    に、データアクセスの単位となるデータブロックを、複
    数個の前記単位データに分割し、その分割した単位デー
    タ毎のデータを、前記記録媒体上で、m(m≧2)個の
    前記単位記録エリア毎に、空間的に分離して記録する方
    法であって、 m個の前記データブロックのそれぞれから一つずつの、
    合計m個の前記単位データ毎を、前記記録媒体の空間的
    に隣接する前記m個の単位記録エリア毎に記録すること
    を特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】セクタを構成するデータブロックを、記録
    媒体上で記録再生可能な最小単位のi倍(iは1以上の
    整数)のデータずつに分割すると共に、前記最小単位の
    i倍のデータずつを、前記記録媒体に、前記最小単位の
    n×i(nは2以上の整数)倍毎に、空間的に分離して
    記録するに際し、 前記最小単位の前記n×i倍毎のデータには、n個のセ
    クタのそれぞれからの前記最小単位のi倍のデータが含
    まれるようにして、前記n個のセクタからなる大セクタ
    の単位で、データを記録するようにしたデータ記録方
    法。
  3. 【請求項3】一つのファイルをk個(kは正の整数)の
    セクタに分割し、前記セクタをn個(nは正の整数)ず
    つ集合化して大セクタを構成して記録媒体に記録するデ
    ータ記録方法であって、 前記記録媒体上の記録を開始する目標アドレスのセクタ
    番号を、前記大セクタ中のセクタ番号a(aは正の整数
    で、a<n)に変換する第1のステップと、 前記記録を行うファイルの総セクタ数kが、(n−a)
    より大きいか否かを判定する第2のステップと、 前記第2のステップで前記記録を行うファイルの総セク
    タ数kが、(n−a)より大きいと判定された場合に、
    前記ファイルの(n−a)個のセクタ分のデータをメモ
    リに記憶する第3のステップと、 前記ファイルの総セクタ数kから既にメモリに記憶した
    前記(n−a)個のセクタ分を減算したセクタ数を、前
    記ファイルの新たな総セクタ数とする第4のステップ
    と、 前記メモリから前記(n−a)個のセクタ分のデータを
    読み出して、前記記録媒体に記録する第5のステップ
    と、 前記第4のステップで求められた前記ファイルの新たな
    総セクタ数が、前記nより大きいか否かを判定する第6
    のステップと、 前記第4のステップで求められた前記ファイルの新たな
    総セクタ数が、前記nより大きい場合に、前記新たな総
    セクタ数のセクタをnセクタ毎に前記記録媒体に記録す
    る第7のステップと、 を備えることを特徴とするデータ記録方法。
  4. 【請求項4】一つのファイルをk個(kは正の整数)の
    セクタに分割し、前記セクタをn個(nは正の整数)ず
    つ集合化して大セクタを構成して記録媒体に記録された
    前記ファイルを再生するデータ再生方法であって、 前記記録媒体上の再生を開始する目標アドレスのセクタ
    番号を、前記大セクタ中のセクタ番号a(aは正の整数
    で、a<n)に変換する第1のステップと、 前記再生を行うファイルの総セクタ数kが、(n−a)
    より大きいか否かを判定する第2のステップと、 前記第2のステップで前記再生を行うファイルの総セク
    タ数kが、(n−a)より大きいと判定された場合に、
    前記ファイルの(n−a)個のセクタ分の前記記録媒体
    から読み出してメモリに記憶する第3のステップと、 前記ファイルの総セクタ数kから既にメモリに記憶した
    前記(n−a)個のセクタ分を減算したセクタ数を、前
    記ファイルの新たな総セクタ数とする第4のステップ
    と、 前記第4のステップで求められた前記ファイルの新たな
    総セクタ数が、前記nより大きいか否かを判定する第5
    のステップと、 前記第4のステップで求められた前記ファイルの新たな
    総セクタ数が、前記nより大きい場合に、前記新たな総
    セクタ数のセクタをnセクタ毎に前記記録媒体から読み
    出して再生する第6のステップと、 を備えることを特徴とするデータ再生方法。
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