JP3124434U - スナップファスナー取付け機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できるようにしたスナップファスナー取付け機を提供する。
【解決手段】リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、リベット部材と嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュート13a,13bを、幅方向において前後に二つ割された構造とし、互いに連結される前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材10Bのうち、前半側シュート部材130Aを透明材料製とし、後半側シュート部材10Bを金属製とする。
【選択図】図4

Description

本考案は、合成樹脂製のリベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形(フランジ付け)させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機に関するものである。
例えば、合成樹脂製のリベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具と、その上方に受け具と対向して配置された昇降自在な打込み具と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された合成樹脂製の嵌合用部材を収容する第1ホッパーと、リベット部材を収容する第2ホッパーと、第1ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給する第1シュートと、第2ホッパーから繰り出されたリベット部材を流下供給する第2シュートと、第1シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打込み具に、第2シュートの下端まで流下供給されたリベット部材を前記受け具に、夫々、送り込む上下二段の押圧用板部を有する前後方向に往復移動可能なプッシャーとを備え、前記打込み具は、昇降駆動手段によって駆動される昇降自在な打込み具本体と、打込み具本体に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャックと、打込み具本体に対して上下方向スライド自在で且つ付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチと、ガイドパンチの内側に配置され且つ打込み具本体に対して固定されたカシメパンチとを備え、前記受け具は、リベット部材を載置する受け台と、打込み具の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたシート状部材位置決め用の開閉自在な下部チャックとを備え、前記受け具と前記打込み具との間にシート状部材を介在させた状態で、打込み具を下降させることにより、前記ガイドパンチで嵌合部材を押し下げて、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿入し、前記カシメパンチで突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機は、特許文献1等によって既に知られている。
この種のスナップファスナー取付け機は、特許文献1にも記載されているように、受け具と打込み具との間に、例えば、衣服における前身頃の端縁等のシート状部材を介在させた状態で、ペダルを踏み込むと、モータ出力により一回転クラッチを介して駆動される打込み具が下降し、リベット部材と嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めした後、打込み具が昇降ストロークの上端まで上昇復帰し、次のリベット部材及び嵌合用部材がプッシャーによって自動的に受け具及び打込み具に送り込まれるので、受け具及び打込み具にリベット部材及び嵌合用部材を手動で供給するいわゆる半自動機に比べると、スナップファスナー取付け作業を能率良く行える利点がある。
ところで、一着の衣服であっても、それに取り付けるスナップファスナーが全て同じものであるとは限らず、例えば、衣服の色模様に合わせて、特定位置のスナップファスナーだけ、リベット部材の色を衣服と同色のものに変えることがある。また、一着の衣服においても、端部では何枚もの布地が重ねられて厚さが厚くなっているのが普通であり、このような厚肉箇所に取り付けるスナップファスナーだけ、突起の長いリベット部材を用いることがある。
このような場合、従来では、色や突起長さの異なるリベット部材を用いる箇所だけ、スナップファスナー取付け作業を残しておき、適当な時点で、例えば、全ての衣服に対する同一スナップファスナーの取付け作業が完了した後、スナップファスナー取付け機の第2ホッパーや第2シュート内に残っているリベット部材を全て取り出し、色や突起長さの異なる別のリベット部材と入れ換えて、スナップファスナー取付け作業を残しておいた箇所にスナップファスナーを取り付けるようにしているが、第2シュート内に残留するリベット部材を目視で確認できないため、シュート内面との拗れなど何らかの原因によってリベット部材が第2シュート内に不測に取り残されると、そのまま、次のスナップファスナー取付け作業を再開してしまうことがあった。
その結果、突起長さの不足によるカシメ不良が生じたり、リベット部材の色違いが生じることになり、工具などを使用して、そのスナップファスナーを破壊することにより衣服から分離し、再度、取付け作業をし直すといった面倒な作業が必要とされた。
また、二つのホッパーのうち、一方に雄型の嵌合用部材を収容し、他方に雌型の嵌合用部材を収容し、両ホッパーに連なる二つのシュートには、夫々、シュート内のガイド溝を開閉するシャッターの操作レバーを設け、リベット部材を手動で受け具に供給し、打込み具に雄型の嵌合用部材と雌型の嵌合用部材を選択的に自動供給する形式のスナップファスナー取付け機においても、雄型の嵌合用部材、雌型の嵌合用部材のどちらかが何らかの原因によってシュート内に不測に取り残されると、同様な問題を招くことになる。
実用新案登録公報第2592699号
本考案は、上記の点に留意してなされたもので、その目的は、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を作業者が目視できるようにしたスナップファスナー取付け機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、請求項1に記載の考案は、リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートの少なくとも一部を透明材料で形成して、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できるようにしたことを特徴としている。
請求項2に記載の考案は、リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートを、幅方向において前後に二つ割された構造とし、互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたことを特徴としている。
請求項3に記載の考案は、リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートを、幅方向において前後に二つ割された構造とし、互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製とし、後半側シュート部材を金属製としたことを特徴としている。
請求項4に記載の考案は、リベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具と、その上方に受け具と対向して配置された昇降自在な打込み具と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された嵌合用部材を収容する第1ホッパーと、リベット部材を収容する第2ホッパーと、第1ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給する第1シュートと、第2ホッパーから繰り出されたリベット部材を流下供給する第2シュートと、第1シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打込み具に、第2シュートの下端まで流下供給されたリベット部材を前記受け具に、夫々、送り込む上下二段の押圧用板部を有する前後方向に往復移動可能なプッシャーとを備え、前記打込み具は、昇降駆動手段によって駆動される昇降自在な打込み具本体と、打込み具本体に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャックと、打込み具本体に対して上下方向スライド自在で且つ付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチと、ガイドパンチの内側に配置され且つ打込み具本体に対して固定されたカシメパンチとを備え、前記受け具は、リベット部材を載置する受け台と、打込み具の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたシート状部材位置決め用の開閉自在な下部チャックとを備え、前記受け具と前記打込み具との間にシート状部材を介在させた状態で、打込み具を下降させることにより、前記ガイドパンチで嵌合部材を押し下げて、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿入し、前記カシメパンチで突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、前記第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造とし、前記第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたことを特徴としている。
請求項5に記載の考案は、リベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具と、その上方に受け具と対向して配置された昇降自在な打込み具と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された嵌合用部材を収容する第1ホッパーと、リベット部材を収容する第2ホッパーと、第1ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給する第1シュートと、第2ホッパーから繰り出されたリベット部材を流下供給する第2シュートと、第1シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打込み具に、第2シュートの下端まで流下供給されたリベット部材を前記受け具に、夫々、送り込む上下二段の押圧用板部を有する前後方向に往復移動可能なプッシャーとを備え、前記打込み具は、昇降駆動手段によって駆動される昇降自在な打込み具本体と、打込み具本体に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャックと、打込み具本体に対して上下方向スライド自在で且つ付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチと、ガイドパンチの内側に配置され且つ打込み具本体に対して固定されたカシメパンチとを備え、前記受け具は、リベット部材を載置する受け台と、打込み具の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたシート状部材位置決め用の開閉自在な下部チャックとを備え、前記受け具と前記打込み具との間にシート状部材を介在させた状態で、打込み具を下降させることにより、前記ガイドパンチで嵌合部材を押し下げて、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿入し、前記カシメパンチで突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、前記第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造とし、前記第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製とし、後半側シュート部材を金属製としたことを特徴としている。
請求項1に記載の考案によれば、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できる。
請求項2に記載の考案によれば、シュートを、幅方向において前後に二つ割された構造としたので、つまり、シュートを、前半側シュート部材と後半側シュート部材に分割形成し、それを連結する構造としたので、一体物のシュートにリベット部材又は嵌合用部材の断面形状に対応する溝を刻設する場合に比して、シュートの製造が容易であり、しかも、前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたので、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できる。
請求項3に記載の考案によれば、シュートを、幅方向において前後に二つ割された構造としたので、つまり、シュートを、前半側シュート部材と後半側シュート部材に分割形成し、それを連結する構造としたので、一体物のシュートにリベット部材又は嵌合用部材の断面形状に対応するガイド溝を刻設する場合に比して、シュートの製造が容易であり、しかも、前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製とし、後半側シュート部材を金属製としたので、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できる。
殊に、シュートの後半側シュート部材を金属製としたので、前半側シュート部材を透明合成樹脂で製造しても、それに連結された金属製の後半側シュート部材が補強部材となって、透明合成樹脂製前半側シュート部材の温度変化等による変形を防止できる。また、前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明合成樹脂で製造すると、ネジ孔(雌ネジ状の孔)の加工やネジ止めによる連結が困難になるが、本考案では、後半側シュート部材を金属製としたので、後半側シュート部材に雌ネジ状の孔を加工し、透明合成樹脂製の前半側シュート部材には、それに対応する貫通孔を形成することによって、両シュート部材のネジ止めによる連結が可能であり、この面でも、シュートの製造が容易である。
請求項4に記載の考案によれば、第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造としたので、つまり、第1シュート及び第2シュートの夫々を、前半側シュート部材と後半側シュート部材に分割形成し、それを連結する構造としたので、一体物の第1シュート及び第2シュートに嵌合用部材やリベット部材の断面形状に対応するガイド溝を刻設する場合に比して、第1シュート及び第2シュートの製造が容易であり、しかも、第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたので、第1シュート内に残留する嵌合用部材や第2シュート内に残留するリベット部材を目視できる。
請求項5に記載の考案によれば、第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造としたので、つまり、第1シュート及び第2シュートの夫々を、前半側シュート部材と後半側シュート部材に分割形成し、それを連結する構造としたので、一体物の第1シュート及び第2シュートに嵌合用部材やリベット部材の断面形状に対応するガイド溝を刻設する場合に比して、第1シュート及び第2シュートの製造が容易であり、しかも、第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製としたので、第1シュート内に残留する嵌合用部材や第2シュート内に残留するリベット部材を目視できる。
殊に、第1シュート及び第2シュートの後半側シュート部材を夫々金属製としたので、前半側シュート部材を透明合成樹脂で製造しても、それに連結された金属製の後半側シュート部材が補強部材となって、透明合成樹脂製前半側シュート部材の温度変化等による変形を防止できる。また、前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明合成樹脂で製造すると、ネジ孔(雌ネジ状の孔)の加工やネジ止めによる連結が困難になるが、本考案では、後半側シュート部材を金属製としたので、後半側シュート部材に雌ネジ状の孔を加工し、透明合成樹脂製の前半側シュート部材には、それに対応する貫通孔を形成することによって、両シュート部材のネジ止めによる連結が可能であり、この面でも、第1シュート及び第2シュートの製造が容易である。
図1〜図12は、本考案に係るスナップファスナー取付け機の一例を示す。これらの図において、1は自立可能な本体フレームであり、本体フレーム1は、ベース2と、ベース2上に立設された中空状の支柱3と、支柱3の上部に連設されたブロック状フレーム4と、ブロック状フレーム4の大部分を被うカバーを兼ねた上部フレーム5等から構成されている。支柱3の一側面には、支柱3に内蔵したモータ(図示せず)の出力軸に伝動ベルトを介して連動連結されたフライホイール(図示せず)が架設されている。
支柱3の内部にはカム軸(図示せず)がフライホイール軸(図示せず)と同芯状に架設されている。フライホイール軸とカム軸との間には、一回転クラッチ(図示せず)が設けられており、カム軸が前記モータにより一回転クラッチを介して回転駆動されるように構成されている。一回転クラッチは、ベース2に設けたペダル7を踏み込むことによって入り操作され、一回転することによって自動的に切り操作されるように構成されている。
ブロック状フレーム4の前端側下部には、合成樹脂製のリベット部材Aをその突起が上向きになるように支持する受け具8が設けられており、ブロック状フレーム4の前端側上部には、前記受け具8の上方に受け具8と対向して配置された昇降自在な打込み具9が設けられている。そして、受け具8と打込み具9とで、リベット部材Aの突起先端部を打撃する打撃作用部を構成している。
上部フレーム5の左右両側方には、図1、図2に示すように、上部フレーム5の上端に架設された前後一対の横枠10の両端に固定した左右一対の縦枠11が設けられており、右側の縦枠11には、中央にリベット部材Aの突起を挿通するための貫通孔が形成された合成樹脂製の嵌合用部材Bを収容する第1ホッパー12aと、第1ホッパー12aから繰り出された嵌合用部材Bを流下供給する第1シュート13aが設けられており、左側の縦枠11には、リベット部材Aを収容する第2ホッパー12bと、第2ホッパー12bから繰り出されたリベット部材Aを流下供給する第2シュート13bが設けられている。
第1シュート13a及び第2シュート13bは、夫々、必要に応じて流路の断面形状の異なるものと交換できるように、前記縦枠11に対して着脱交換可能な状態に取り付けられている。また、第2シュート13bは、図3に示すように、第1シュート13aよりも後方に配設されており、これによって、打込み具9と受け具8の間に、衣服の端縁などのシート状部材を挿入する十分な作業スペースが形成されている。
第1シュート13a及び第2シュート13bは、夫々、図4、図7〜図12に示すように、幅方向において前後に二つ割された構造とされている。即ち、第1シュート13a及び第2シュート13bは、何れも、前半側シュート部材130Aと後半側シュート部材130Bに分割形成され、複数本の頭付きビス6によってネジ止め連結されている。そして、図4に示すように、シュート内部に残存する嵌合用部材Bやリベット部材Aを作業者が前方から目視で確認できるように、前記第1シュート13a及び第2シュート13bの互いに連結される前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材130Bのうち、前半側シュート部材130Aを透明合成樹脂、透明ガラス等の透明材料製とし、後半側シュート部材130Bは、補強部材として機能するように、鉄等の金属製としてある。131は後半側シュート部材130Bに形成されたネジ孔であり、前記頭付きビス6と螺合している。
第1,第2ホッパー12a,12bは、図2に示すように、縦枠11に軸受を介して回転自在に支持させた横軸15a,15bに固定されている。各横軸15a,15bの内側端部には、一方向の回転を許容するラチェット機構(図示せず)を介してアーム16a,16bが設けられており、当該アーム16a,16bは、上部フレーム5の左右両側面に設けた揺動アーム17a,17bにコイルスプリング18a,18bで連結されている。また、前記アーム16a,16bと上部フレーム5の左右両側面との間には戻し用のコイルスプリング19a,19bが設けられている。そして、揺動アーム17a,17bの往復揺動により、第1,第2ホッパー12a,12bが一方向に間歇的に回転し、この間歇回転によって第1ホッパー12aから嵌合用部材Bを一定姿勢で繰り出し、第2ホッパー12bからリベット部材Aを一定姿勢で繰り出すように構成されている。20aは嵌合用部材補給口、20bはリベット部材補給口である。
図3に示す21は、上下二段の押圧用板部21a,21bを有する前後方向に往復移動可能なプッシャーであり、所定厚さの金属板で作製され、第1シュート13aの下端まで流下供給された嵌合用部材Bを上段の押圧用板部21aで前記打込み具9に送り込み、第2シュート13bの下端まで流下供給されたリベット部材Aを下段の押圧用板部21bで前記受け具8に送り込むように構成されている。
前記打込み具9は、図3に示すように、昇降駆動手段(説明を省略する。)によって駆動される昇降自在な打込み具本体22と、当該打込み具本体22に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャック23と、打込み具本体22に対して上下方向スライド自在で且つ打込み具本体22との間に介在させたコイルスプリング24から成る付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチ25と、ガイドパンチ26の内側に配置され且つ打込み具本体22に対して固定され、打込み具本体22と一体に昇降するカシメパンチ26とを備えている。27は上部チャック23を閉じ状態に付勢するバネである。
ガイドパンチ25及びカシメパンチ26は、打込み具本体22に対して着脱交換可能な状態に取り付けられている。即ち、ガイドパンチ25及びカシメパンチ26としては、嵌合用部材Bが雄型(雄スナップ用)である場合と、嵌合用部材Bが雌型(雌スナップ用)である場合とに適合した形状のものが予め用意されており、嵌合用部材Bが雄型であるか、雌型であるかにより、交換して使用される。28はガイドパンチ25の抜け止めリングであり、打込み具本体22の下端にねじ込み固着してある。
上部チャック23は、プッシャー21の上段の押圧用板部21aによって送り込まれた嵌合用部材Bを自重で落下しないように弾性的に保持するものであり、打込み具9のガイドパンチ25で押し下げられた嵌合用部材Bによりバネ27に抗して左右に押し広げられ、嵌合用部材Bの保持状態を解くようになっている。29は上部チャック23を打込み具本体22の前面に押し付けることにより、上部チャック23を打込み具本体22に摩擦力によって保持させるための押しバネ、30はそのバネ圧調整用ナット、31は打込み具本体22対する上部チャック23の上昇限界位置を規定するストッパーである。
前記受け具8は、リベット部材Aを載置する受け台32と、打込み具9の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたリベット部材位置決め用の開閉自在な下部チャック33とを備えている。下部チャック33は、スプリング34によって閉じ状態に付勢された左右一対の部材から成り、左右一対の部材の相対向する側面には、プッシャー21の下段の押圧用板部21bによって送り込まれるリベット部材Aの断面形状に対応するガイド溝と、ガイド溝終端(受け台32の真上)に位置する円形穴部とが形成されており、円形穴部の内径はリベット部材Aの頭部の直径よりも若干大径に形成されている。35は下部チャック33の上下動をガイドするガイド板であり、ブロック状フレーム4の下部前面に2本のピン36で位置決めされ、ボルト37により固定されている。
下部チャック33における左右一対の部材の下端部は、揺動アーム39の前端に挿抜自在なピン40で枢着されており、揺動アーム39が揺動することによって、下部チャック33がスプリング34に抗して左右に開きつつ下降するように構成されている。
従って、前記受け具8と前記打込み具9との間に衣服の端縁などのシート状部材を介在させた状態で、打込み具9を下降させることにより、上部チャック23が嵌合用部材Bを保持した状態で下降し、上部チャック23が下部チャック33で支持されたシート状部材に当接した後も、打込み具本体22が更に下降を続けることにより、前記ガイドパンチ24が嵌合部材Bを押し下げるので、リベット部材Aの突起がシート状部材を貫通して、嵌合部材Bの貫通孔に挿入されることになる。
この状態で、ガイドパンチ24及びカシメパンチ25が更に下降を続け、ガイドパンチ24の下降が受け台32で阻止された後も、カシメパンチ25がガイドパンチ24に対して下降することにより、カシメパンチ25で突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材Aと前記嵌合用部材Bとをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めすることになる。
尚、図4においては、嵌合用部材Bとして、雄型の嵌合用部材Bを図示したが、ガイドパンチ25及びカシメパンチ26を雌スナップ用のものと交換することにより、雌型の嵌合用部材Bとリベット部材Aのカシメ止めを行うことができる。即ち、スナップファスナーは、雄スナップを形成するリベット部材A及び雄型の嵌合用部材Bと、雌スナップを形成するリベット部材A及び雌型の嵌合用部材Bの四部材で作製されるものであり、ガイドパンチ25及びカシメパンチ26の交換によって、雄スナップ、雌スナップの何れでも作製できるのである。
図1に示す70はシート状部材を載置する作業台であり、本体フレーム1に着脱自在に装着されている。作業台70には、シート状部材の後端縁を突き当てることが可能な位置決め用立ち上がり片71が蝶ボルトとナットにより前後に位置調節可能な状態に装着されている。図3に示す72は前記打込み具9の後方に配設されたマーキングプロジェクターであり、打込み具9が昇降ストロークの上端にあるとき、シート状部材の所定位置(シート状部材におけるリベット部材Aの突起の真上位置)に十字状のスポットライトを照射するように構成してある。
第2シュート13bの下端近傍部には、後半側シュート部材130Bの下面にビス止めしたブラケットを介してストッパー76が枢着されている。このストッパー76は、支点となる縦方向のボルト77周りに回動させることにより、最下端に位置するリベット部材Aと下から2番目のリベット部材Aとの間に突入した流出阻止状態(図6参照)と、前記リベット部材A,A間から退出した流出許容状態(図5参照)とに切換え可能に構成されている。
従って、異なる色のリベット部材Aや突起長さの異なるリベット部材Aに変更する一つ前のスナップファスナーを取り付ける直前に、流出許容状態にあったストッパー76を流出阻止状態に切り換え、この状態で、スナップファスナーの取付け作業を行うと、第2シュート13bからのリベット部材Aの流出が無いので、プッシャー21の上段の押圧用板部21aは嵌合用部材Bを打込み具9に送り込むが、図3、図6に示すように、下段の押圧用板部21bは受け具8に空送りすることになり、受け具8にリベット部材が支持されていない状態となる。そのため、受け具8から不要なリベット部材を取り出す手間が要らず、色や突起長さH,hの異なるリベット部材Aを手動(ピンセット)で受け具8に容易かつ敏速に装填することができる。
78はストッパー76を押圧して摩擦力によって上記二状態に固定するコイルスプリング、79はバネ圧調整用ナットである。ストッパー76には、指先を係止させるための操作用開口部76aが形成されている。80aは第1シュート13aの先端の蓋部材、80bは第2シュート13bの先端の蓋部材であり、これらの蓋部材80a,80bを取り外して、第1,第2シュート13a,13bの先端を開放することにより、シュート内部の嵌合部材Bやリベット部材Aを抜き取ることができる。81は蓋部材80aの固定用ボルト、82は蓋部材80bの固定用板バネ、83は位置決め用突起である。
上記の構成によれば、第1シュート13a及び第2シュート13bを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造としたので、つまり、第1シュート13a及び第2シュート13bの夫々を、前半側シュート部材130Aと後半側シュート部材130Bに分割形成し、それを連結する構造としたので、一体物の第1シュート及び第2シュートに嵌合用部材やリベット部材の断面形状に対応するガイド溝を刻設する場合に比して、第1シュート13a及び第2シュート13bの製造が容易であり、しかも、第1シュート13a及び第2シュート13bの互いに連結される前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材130Bのうち、前半側シュート部材130Aを透明材料製としたので、第1シュート13a内に残留する嵌合用部材Bや第2シュート13b内に残留するリベット部材Aを目視できる。
殊に、第1シュート13a及び第2シュート13bの後半側シュート部材130Bを夫々金属製としたので、前半側シュート部材130Aを透明合成樹脂で製造しても、それに連結された金属製の後半側シュート部材130Bが補強部材となって、透明合成樹脂製前半側シュート部材130Aの温度変化等による変形を防止できる。また、前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材130Bの夫々を透明合成樹脂で製造すると、ネジ孔(雌ネジ状の孔)の加工やネジ止めによる連結が困難になるが、この実施形態では、後半側シュート部材130Bを金属製としたので、後半側シュート部材130Bにネジ孔131を加工し、透明合成樹脂製の前半側シュート部材130Aには、それに対応する貫通孔を形成することによって、両シュート部材130A,130Bのネジ止めによる連結が可能であり、この面でも、第1シュート13a及び第2シュート13bの製造が容易である。
図13、図14は、本考案の他の実施形態を示し、第1シュート13a及び第2シュート13bの互いに連結される前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材130Bの夫々を透明合成樹脂製とした点に特徴がある。この場合、前半側シュート部材130Aと後半側シュート部材130Bとの連結は、両者130A,130Bが樹脂製でネジが利かないため、一方に形成した突起aを他方に形成した貫通孔bに挿通し、その突出先端部を拡径変形(フランジ付け)させることによって行われる。その他の構成は、図1〜図12の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図15、図16は、本考案の他の実施形態を示す。この実施形態は、二つのホッパー12A,12Bのうち、一方に雄型の嵌合用部材Aを収容し、他方に雌型の嵌合用部材Aを収容し、両ホッパー12A,12Bに連なる二つのシュート13A,13Bには、夫々、シュート内のガイド溝を開閉するシャッターの操作レバー132a,132bを設け、リベット部材Bを手動で受け具8に供給し、打込み具9に雄型の嵌合用部材Aと雌型の嵌合用部材Aを選択的に自動供給する形式のスナップファスナー取付け機における二つのシュート13A,13Bに本考案を適用した点に特徴がある。
即ち、このスナップファスナー取付け機では、二つのホッパー12A,12Bが左右方向に相対峙して設けられており、一方のホッパー12Aには、雄型の嵌合用部材Bを収容し、他方のホッパー12Bには、雌型の嵌合用部材Bを収容するように構成されている。両ホッパー12A,12Bに連なるシュート13A,13Bには、夫々、シュート13A,13B内のガイド溝を開閉するシャッターの操作レバー132a,132bが設けられており、操作レバー132a,132bの操作によって、雄型の嵌合用部材Bと雌型の嵌合用部材Bとを選択的に流下供給するように、つまり、雄スナップの取付け作業を行う場合には、雄型の嵌合用部材Bを流下供給し、雌スナップの取付け作業を行う場合には、雌型の嵌合用部材Bを流下供給するように構成されている。
両シュート13A,13Bは、図16に示すように、1本のシュートの横幅程度、前後に位置をずらして配設されている。両シュート13A,13Bの下端には、嵌合用部材Bの送り出し溝cを形成したガイドレール133が前後方向に設けられており、両シュート13A,13Bのガイド溝は、ガイドレール133に形成した送り出し溝cと前後に異なる位置で接続されている。何れかのシュート13A,13Bの下端まで流下供給された嵌合用部材Bは、打込み具9の昇降に連動して前後方向に往復移動するように構成されたプッシャー21Aによって打込み具9に送り込まれるように構成されている。この実施形態では、リベット部材Aを受け具8に手動で供給するため、図15に示すように、チャックは、打込み具9にのみ設けられており、受け具8にはチャックが設けられていない。
この実施形態は、このような構成のスナップファスナー取付け機において、両シュート13A,13Bの夫々を、幅方向において前後に二つ割された構造とし、両シュート13A,13Bの互いに連結される前半側シュート部材130A及び後半側シュート部材130Bのうち、前半側シュート部材130Aを透明合成樹脂、透明ガラス等の透明材料製とし、後半側シュート部材130Bを金属製としたものである。
本発明の実施形態を示すスナップファスナー取付け機の斜視図である。 要部の縦断正面図である。 要部の縦断側面図である。 要部の拡大正面図である。 要部の平面図である。 要部の平面図である。 第1シュートの正面図である。 第1シュートの底面図である。 図7のA−A断面図である。 第2シュートの正面図である。 第2シュートの底面図である。 図10のB−B断面図である。 他の実施形態を示す第1シュートの断面図である。 他の実施形態を示す第2シュートの断面図である。 他の実施形態を示す要部の正面図である。 他の実施形態を示す要部の斜視図である。
符号の説明
A リベット部材
B 嵌合用部材
12a 第1ホッパー
12b 第2ホッパー
12A,12B ホッパー
13a 第1シュート
13b 第2シュート
13A,13B シュート
130A 前半側シュート部材
130B 後半側シュート部材

Claims (5)

  1. リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートの少なくとも一部を透明材料で形成して、シュート内に残留するリベット部材又は嵌合用部材を目視できるようにしたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  2. リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートを、幅方向において前後に二つ割された構造とし、互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  3. リベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の嵌合用部材とを、シート状部材の両側に配置し、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に前記嵌合部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、リベット部材又は嵌合用部材を収容するホッパーと打撃作用部との間に設けられたシュートを、幅方向において前後に二つ割された構造とし、互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製とし、後半側シュート部材を金属製としたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  4. リベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具と、その上方に受け具と対向して配置された昇降自在な打込み具と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された嵌合用部材を収容する第1ホッパーと、リベット部材を収容する第2ホッパーと、第1ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給する第1シュートと、第2ホッパーから繰り出されたリベット部材を流下供給する第2シュートと、第1シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打込み具に、第2シュートの下端まで流下供給されたリベット部材を前記受け具に、夫々、送り込む上下二段の押圧用板部を有する前後方向に往復移動可能なプッシャーとを備え、前記打込み具は、昇降駆動手段によって駆動される昇降自在な打込み具本体と、打込み具本体に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャックと、打込み具本体に対して上下方向スライド自在で且つ付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチと、ガイドパンチの内側に配置され且つ打込み具本体に対して固定されたカシメパンチとを備え、前記受け具は、リベット部材を載置する受け台と、打込み具の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたシート状部材位置決め用の開閉自在な下部チャックとを備え、前記受け具と前記打込み具との間にシート状部材を介在させた状態で、打込み具を下降させることにより、前記ガイドパンチで嵌合部材を押し下げて、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿入し、前記カシメパンチで突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、前記第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造とし、前記第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材の夫々を透明材料製としたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  5. リベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具と、その上方に受け具と対向して配置された昇降自在な打込み具と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された嵌合用部材を収容する第1ホッパーと、リベット部材を収容する第2ホッパーと、第1ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給する第1シュートと、第2ホッパーから繰り出されたリベット部材を流下供給する第2シュートと、第1シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打込み具に、第2シュートの下端まで流下供給されたリベット部材を前記受け具に、夫々、送り込む上下二段の押圧用板部を有する前後方向に往復移動可能なプッシャーとを備え、前記打込み具は、昇降駆動手段によって駆動される昇降自在な打込み具本体と、打込み具本体に上下方向スライド自在に装着された嵌合用部材保持用の開閉自在な上部チャックと、打込み具本体に対して上下方向スライド自在で且つ付勢手段により下方へ付勢された筒軸状のガイドパンチと、ガイドパンチの内側に配置され且つ打込み具本体に対して固定されたカシメパンチとを備え、前記受け具は、リベット部材を載置する受け台と、打込み具の下降と所定のタイミングで同期して下降するように構成されたシート状部材位置決め用の開閉自在な下部チャックとを備え、前記受け具と前記打込み具との間にシート状部材を介在させた状態で、打込み具を下降させることにより、前記ガイドパンチで嵌合部材を押し下げて、リベット部材の突起をシート状部材に突き刺すと共に嵌合部材の貫通孔に挿入し、前記カシメパンチで突起先端部を打撃して拡径変形させ、前記リベット部材と前記嵌合用部材とをシート状部材を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、前記第1シュート及び第2シュートを、夫々、幅方向において前後に二つ割された構造とし、前記第1シュート及び第2シュートの互いに連結される前半側シュート部材及び後半側シュート部材のうち、前半側シュート部材を透明材料製とし、後半側シュート部材を金属製としたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
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