JP3124220U - 刈払機用刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりいっそうの軽量化、操作性の改善、刃の長寿命化の達成。
【解決手段】刈払機用刃10は、金属板で形成され全体が概して円盤状をなしており、中心部11と、その外側の波型部12と、さらにその外側の刃部13とからなる。中心部11は、取付孔14を有する。波型部12は、第1下向き環状凸部15、上向き環状凸部16、第2下向き環状凸部17、軽量化のための孔19を有する。刃部13は、外方の斜め上方に向かって伸延し、中心部11の下面付近高さ位置に達して終端しており、その端縁部が鋸刃状の刃20に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、刈払機に取り付けて草等の刈払に使用され、外周部に刃を有する概略円盤状の刈払機用刃に関する。
刈払機は、作業者が肩に掛けるベルと等により刈払機の全重量を支持し、竿状のハンドル付操作軸の先端部に取り付けてある回転する刈払機用刃を地面に沿って振り回すようにして移動させて草等を刈り倒すために使用される。刈払機用刃は、基本的には丸鋸状である。しかし、近年種々の目的で改良が加えられ、例えば、小石の飛散を防止し操作性を向上させるために円板状の回転体に角度の付いたブレードを組付けたもの(特開平10−313635参照)、軽量化のために円板状の本体に孔を設けたもの(意匠登録1098398参照)などがある。通常の刈払機用刃は、図5、図6に示すように、刈払機の回転軸に取り付けられる。刈払機用刃は、回転軸に取り付ける孔を中心に有しており、その孔の直径(25.4mm)が統一されている。また、刈払機側の刈払機用刃を固定するためのねじ部材の呼び径も、駆動軸側が雄ねじであるもの(図6参照)と雌ねじであるものとがあるが、呼び径を8mmに統一されている。図における1は基本的な丸鋸状の刈払機用刃、2は操作軸側の本体、3は回転駆動源に連結した駆動軸、4は押さえ座金、5は雄ねじ部、6は固定用ねじ部材(ナット)、7は駆動軸3にスプライン嵌合した刈払機用刃の受座、8は刈払機用刃の中心の孔であり、受け座7と押さえ座金4との間に刈払機用刃1が挟持されている。
解決しようとする問題点は、ブレード等を組付ける構成は重量の増大を招く傾向があり、操作性を良くする上で避けたい点であり、また軽量化のために孔を多数設けることは強度との兼ね合いでそれなりに限界がある。
本考案の課題は、必要な強度を確保しながら、より軽量化できる構成、刃が不用意に地面に接触することを防止する構成、刈払機に取りつけるための取付ねじ部材を保護する構成を採用でき、作業時の操作性のよい、刈払機用刃を提供することにある。
本考案の手段は、金属板で形成され全体が円盤状をなしており、所定厚さで平坦に形成され中心に回転軸に対する取付孔を有する中心部と、前記中心部の外側に連なり半径方向外方に向かって波型をなして伸延し前記取付孔と同心の上向き環状凸部及び下向き環状凸部を形成している波型部と、前記波型部の外縁に連続して形成された刃部と、を具備することを特徴とする(請求項1)。
この構成では、波型部を有することで強度的に有利となり軽量化が可能となる。例えば、プレス成型すれば波型の存在と加工硬化とによる強度向上があり、その分厚さを薄くしたり、軽量化用の孔によって除去する量を多くしたりすることが可能となるからである。
前記波型部の下向き環状凸部が前記中心部に続く第1下向き環状凸部と前記刃部に続く第2下向き環状凸部とを含み、前記第2下向き環状凸部の突出端が前記中心部の下面よりも下に位置し、前記刃部が外方の斜め上方に向かって伸延し外縁端に刃を有している構成とするのがよい(請求項2)。この構成では、下向き環状凸部が地面に沿うような通常の使用状態において、刃部が傾斜しており、且つ刃が地面から確実に離れて斜め上を向いているので、刃が地面や地面上の小石と接触し難く、従って損傷しにくい。
前記刃部の外縁端の刃の高さ位置が、前記中心部の高さ付近に位置するように決められている構成とするのがよい(請求項3)。この構成では、中心部の略外方延長上に刃があるので従来の一般的な刈払機用刃(前記1)と比べて使用感に違和感がなく使いやすい。
前記波型部が、軽量化のための上下に貫通した複数の孔を形成されている構成とするのがよい(請求項4)。この構成では、波型部によって一般的な刈払機用刃よりも強度が向上しており、その分孔によって除去する重量を多くできて余分に軽量化できるから、より操作性が向上する。
刈払い機に取りつけた状態で前記波型部は、前記中心部の外縁に連続した前記下向き環状凸部の突出端が、前記回転軸下端部に螺合する刈払機用刃取付ねじ部材の下端よりも下方に位置するように決められている構成とするのがよい(請求項5)。この構成では、中心部の外縁に連続した下向き環状凸部により刈払機用刃取付ねじ部材を比較的接近した位置で包囲しているので地表にねじ部材が接触し難く、効果的な刈払機用刃取付ねじ部材の保護作用が得られる。また、下向き環状凸部が、作業性をよくする。
本考案の刈払機用刃は、波型部を有することで強度的に有利となりより軽量化が可能となる効果を奏する。
また、刃部が外方斜め上方に向かって伸延している構成、又は刃が中心部の高さ付近に位置する構成は、刃が下向き環状凸部の下端よりも必然的に上側に位置するので、草刈操作するとき刃が地面と接触し難く、刃の損傷を防止する効果を奏する。
また、波型部が、上下に貫通した複数の孔を形成されている構成は、強度の向上によりその分余分に軽量化でき、操作性、特に傾斜面の刈払の操作性が向上する効果を奏する。
また、中心部の外縁に連続した下向き環状凸部が回転軸下端部に螺合する刈払機用刃取付ねじ部材の下端よりも下方に位置する構成は、刈払機用刃取付ねじ部材を比較的接近した位置で包囲していて地表とねじ部材とを接触し難くしており、効果的に刈払機用刃取付ねじ部材を保護すると共に同ねじ部材に草等が巻き付くことを防止して作業性をよくする効果を奏する。
金属板で形成され全体が円盤状をなしており、所定厚さで平坦に形成され中心に回転軸に対する取付孔を有する中心部と、前記中心部の外側に連なり半径方向外方に向かって波型をなして伸延し前記取付孔と同心の上向き環状凸部及び下向き環状凸部を形成している波型部と、前記波型部の外縁に連続して形成された刃部と、を具備する。刈払機に取りつけた状態で前記波型部は、前記下向き環状凸部一つが前記中心部の外側に連なり、そしてその下向き環状凸部の外縁に前記上向き環状凸部が連続し、この上向き環状凸部の外縁にもう一つの下向き環状凸部が連続している。前記刃部は、外方斜め上方に向かって伸延して外縁端の刃の高さ位置が、前記中心部の高さ付近に位置するように決められている。そして、前記波型部は、上下に貫通した軽量化のための複数の孔を形成されている。
本考の実施例を図1〜図3を用いて説明する。刈払機用刃10は、金属板で形成され全体が概して円盤状をなしており、中心部11と、その外側の波型部12と、さらにその外側の刃部13とで構成されている。中心部11は、所定厚さ(1.25mm)で平坦に形成され中心に回転軸に対する取付孔14を有する。
波型部12は、中心部11の外側に略同じ厚さで連なり半径方向外方に向かって波型をなして伸延し、取付孔14と同心の第1下向き環状凸部15、上向き環状凸部16、そして第2下向き環状凸部17を順次形成している。第1下向き環状凸部15及び第2下向き環状凸部17はいずれも同じ所定寸法、例えば中心部11上面を基準に5mm下方へ突出している。上向き環状凸部16は中心部11上面から5mm上方へ突出している。なお、第1下向き環状凸部15は取付ねじ部材18の保護をより効果的にするために、図4に示すように、取付ねじ部材18の下端よりも少し下方まで突出させてもよい。この波型部12には上下(厚さ方向)に貫通した多数の円形の孔19を穿設してある。この孔19は、軽量化のためのものであり、その大きさや形状や数は特に限定されないが、できるだけ軽量化に有効となるように且つ刈払機用刃10の使用時の切削抵抗や小石などに当たったときの衝撃などに対応できるように強度を考慮して適切に分散配置してある。
刃部13は、波型部12の外縁を構成している第2下向き環状凸部17の半径方向外方端に連続して略同じ厚さで形成され、外方端部が鋸刃状の刃20に形成されている。この刃部13は、図1に断面として見られるように、外方の斜め上方に向かって伸延し、前記中心部11の下面付近高さ位置に達して終端しており、その端縁部が鋸刃状の刃20に形成されている。この例では刃20が超硬合金のチップをろう付けして形成されている。
なお、この刈払機用刃13の概略の製造方法は、例えば、プレス金型加工により金属板を平坦なまま打ち抜いてチップ取り付け部を有する刃部13、取付孔14、円形の孔19を同時に形成してから、次に第1下向き環状凸部15、上向き環状凸部16、第2下向き環状凸部17を同時に成型し、その後チップをろう付けする。
このように構成した刈払機用刃10は、図5、図6に示した従来のものと同様に、図3に示すように刈払機の駆動軸(3)に取り付けて使用する。この刈払機用刃10は、波型部12を設けたことにより、強度が向上し、これにより従来のものよりも孔19を設けて重量を軽減する際に必要な強度を確保しながらより軽く形成できる。例えば、各孔19の直径を少しずつ大きくすることで可能である。軽量化できたことによって操作性が向上し、特に傾斜面の草を刈り倒す作業が楽になる。また、刃部13が斜め上向きであるから、小石が刃20に当たる可能性が低く刃20の寿命が長くなる。
図4に示した前記刈払機用刃10aは第1下向き環状凸部15aの下端が取付ねじ部材18の下端よりも少し下方に位置しているから、第1下向き環状凸部15aが地面21に接触する使用状態でも取付ねじ部材18が地面21に接触しないから、取付ねじ部材18が損傷を受け難い。
本考案の実施例の図2におけるA−A断面概略図である。 同実施例の概略平面図である。 同実施例を刈払機に取り付けた状態を示す部分断面概略側面図である。 他の実施例を示す部分省略部分断面概略側面図である。 従来の基本的な刈払機用刃を刈払機に取り付けた状態の概略側面図である。 図5の主要拡大断面図である。
符号の説明
1 (従来の基本的な)刈払機用刃
2 操作軸側の本体
3 駆動軸
4 押さえ座金
5 雄ねじ部
6 固定用ねじ部材(ナット)
7 受座
10 刈払機用刃
11 中心部
12 波型部
13 刃部
14 取付孔
15 第1下向き環状凸部
16 上向き環状凸部
17 第2下向き環状凸部
18 取付ねじ部材
19 円形の孔
20 刃

Claims (5)

  1. 金属板で形成され全体が円盤状をなしており、所定厚さで平坦に形成され中心に回転軸に対する取付孔を有する中心部と、前記中心部の外側に連なり半径方向外方に向かって波型をなして伸延し前記取付孔と同心の上向き環状凸部及び下向き環状凸部を形成している波型部と、前記波型部の外縁に連続して形成された刃部と、を具備する刈払機用刃。
  2. 前記波型部の下向き環状凸部が前記中心部に続く第1下向き環状凸部と前記刃部に続く第2下向き環状凸部とを含み、前記第2下向き環状凸部の突出端が前記中心部の下面よりも下に位置し、前記刃部が外方の斜め上方に向かって伸延し外縁端に刃を有していることを特徴とする請求項1に記載の刈払機用刃。
  3. 前記刃部の外縁端の刃の高さ位置が、前記中心部の高さ付近に位置するように決められていることを特徴とする請求項1、請求項2記載の刈払機用刃。
  4. 前記波型部が、軽量化のための上下に貫通した複数の孔を形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の刈払機用刃。
  5. 刈払い機に取付けた状態で前記波型部は、前記中心部の外縁に連続した前記下向き環状凸部の突出端が、前記回転軸下端部に螺合する刈払機用刃取付ねじ部材の下端よりも下方に位置するように決められていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載の刈払機用刃。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013106576A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Ito Racing Service Co Ltd 草刈刃および草刈機
JP2015080437A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 伊藤レーシングサービス株式会社 草刈刃及び草刈機
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JP2019216740A (ja) * 2019-08-23 2019-12-26 株式会社カネシカ 刈払機用回転刃

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