JP3123800U - 飲物加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御単元を利用して貯熱モジュールが予定の温度まで持続的に予熱するのを制御することにより、短時間内で飲物の温度を上げることができるため、エネルギーを節約し、使用上の安全性を高め、さらに使用上の自由度の制限を減らすことができる。
【解決手段】管路6は貯熱モジュール2の一端から貯熱モジュール2の他端まで巻きつくように設けられる。貯熱モジュール2は熱エネルギーを保存すると共に、予定の温度まで維持するのに用いられる。制御単元3には少なくとも一個の温度感知部材32、33が形成され、温度感知部材32、33は貯熱モジュール2または管路6の温度を検出するのに用いられる。制御バルブ4は管路6の開閉を制御するのに用いられ、そして飲物を管路6を経て貯熱モジュール2に進入するのを導引して熱交換を行うことにより、上記飲物を予定の温度まで達するように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】管路6は貯熱モジュール2の一端から貯熱モジュール2の他端まで巻きつくように設けられる。貯熱モジュール2は熱エネルギーを保存すると共に、予定の温度まで維持するのに用いられる。制御単元3には少なくとも一個の温度感知部材32、33が形成され、温度感知部材32、33は貯熱モジュール2または管路6の温度を検出するのに用いられる。制御バルブ4は管路6の開閉を制御するのに用いられ、そして飲物を管路6を経て貯熱モジュール2に進入するのを導引して熱交換を行うことにより、上記飲物を予定の温度まで達するように構成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、飲物加熱装置に関するもので、特に貯熱モジュールを利用して予め熱エネルギーを保存することにより、短時間内において飲物の温度を上げる飲物加熱装置に係るものである。
図4を参照すると、従来の飲物加熱装置8において、框体81および熱エネルギー生成単元82が含まれる。框体81は好ましくはアルミ合金またはステンレス鋼の材質からなり、框体81は飲物を収容するのに用いられる。熱エネルギー生成単元82は框体81の外表面を被覆するように設けられ、框体81を加熱することができる。框体81には進水口811、排水口812と通気口813が設けられ、進水口811は框体81の相対的に高い位置に設けられて貯液タンク(図示せず)と連接することにより、上記貯液タンクの飲物を框体81に導入することができる。排水口812は框体81に相対して比較的低い位置に設けられ、熱交換を完成した上記飲物を排出することができる。通気口813は進水口811に隣接する位置に設けられ、排気すると同時に框体81の内部の気圧が平衡な状態を維持するのに用いられることができる。上記従来の飲物加熱装置を使用する場合、先ず上記飲物を進入口7811を経由して框体81の内部に導入し、それから熱エネルギー生成単元82を起動して加熱の動作を行うことにより、框体81を加熱すると同時に上記飲物の温度を高めることができ、そして最後に排水口812を経て加熱された上記飲物を取得することができるようにとしたものがある。
また、図5を参照すると、従来の飲物加熱装置9において、貯液タンク91、加熱タンク92、制御器93と排水口94が含まれる。貯液タンク91は管路を通じて加熱タンク92と相互に連通するように形成され、さらに貯液タンク91と加熱タンク92の間には水ポンプ(図示せず、すなわちポンプ)が設置される。加熱タンク92は好ましくは高導熱性の材質(例えば、アルミ、ステンレス鋼など)により製成され、そして加熱器(図示せず)が設けられ、上記加熱器は加熱タンク92の温度を上げるのに用いられる。制御器93は上記加熱器を起動するように制御するのに用いられる。排水口94は管路を利用して加熱タンク92と連接することにより、加熱された上記飲物は排水口94まで流れる。そして、従来の飲物加熱装置を使用しようとする時、排水口94を開いて制御器93が上記水ポンプを起動するのを制御することにより、貯液タンク91内の上記飲物は上記管路を経て加熱タンク92内に導入される。また、制御器93を利用して加熱タンク92の上記加熱器を起動することにより、短時間内において加熱タンク92の温度を迅速に高める。上記飲物は上記管路を通じて加熱タンク92を経て排水口94まで流れ、加熱タンク92の内部の管路は迂回の螺旋状に環設されることにより、比較的長い熱交換の径路が形成されるため、上記飲物と加熱タンク92との間の熱交換の効率を高めることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
中華民国公告第282132号
上記のような従来の飲物加熱装置においては、下記の改善すべき問題点を有している。例えば、上記飲物が熱を受けて沸騰の状態までなった時、上記飲物は大量な熱エネルギーを吸収して蒸気の状態になり易く、そして通気口813を経由して框体81の外部に散逸してしまうため、厖大な熱エネルギーの浪費になってしまうという問題点を有している。また、上記蒸気状態の飲物は大量な熱エネルギーを持ち去り易いため、框体81の内部の飲物は高温の状態を維持し難くなり、熱エネルギー生成単元82は繰り返し加熱して上記飲物の温度を維持しなければならないため、上記飲物を繰り返し沸騰しなければならず、厖大なエネルギーの損耗になるという問題点を有している。
また、上記のような従来の飲物加熱装置においては、下記の改善すべき問題点を有している。例えば、比較的高いパワーを利用して加熱タンク92を瞬間的に加熱することにより、短時間内において加熱タンク92の温度を上げることができるが、瞬間的な電力の過負荷で危険が生じ易いため、使用上の自由度の制限と危険性が増えてしまうという問題点を有している。さらに、極短時間内で加熱タンク92の温度を常温から比較的高い予定の温度まで達させるのを制御するのは極めて容易ではないという問題点を有している。このように、上記のような従来の飲物加熱装置をさらに改良しなければならない。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、制御単元を利用して貯熱モジュールが予定の温度まで持続的に予熱するのを制御することにより、貯熱モジュールが短時間内で飲物の温度を上げることができるため、確実にエネルギーを有効に節約し、使用上の安全性を高め、さらに使用上の自由度の制限を減らすことができる飲物加熱装置を提供しようとするものである。
本考案の第一の目的は、制御単元を利用して貯熱モジュールの予熱と予定の温度の維持を制御し、熱エネルギーを上記貯熱モジュール内に予め保存することにより、飲物を予定の温度まで迅速に加熱して飲用することができるため、上記飲物の温度を迅速に上げ、さらにエネルギーの散逸を減らすことができる飲物加熱装置を提供しようとするものである。
本考案の第二の目的は、制御単元には制御バルブと少なくとも一個の温度感知部材が設けられ、上記温度感知部材は貯熱モジュールの温度を感知し、さらに制御バルブの開閉を制御することにより、飲物が予定の温度まで達した時だけ飲用できるのを確保することができるため、飲用の品質を高め、さらに安全性と衛生性を高めることができる飲物加熱装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案による飲物加熱装置は、下記のようになるものである。すなわち、
管路、貯熱モジュール、制御バルブ、液排出口および制御単元により構成される。管路は貯液単元と連接する。貯熱モジュールには貯液単元と相互に連通するための管路が巻きつけられ、貯熱モジュールには少なくとも一個の加熱単元が設けられ、加熱単元は貯熱モジュールの温度を上げるのに用いられる。制御バルブは貯液単元と貯熱モジュールとの間の管路に設けられることにより、貯液単元内の飲物が貯熱モジュールを流れ経たか否かを制御する。液排水口は管路の末端に設けられる。制御単元には第一温度感知部材が設けられ、第一温度感知部材は貯熱モジュールの温度を検出するのに用いられ、さらに制御バルブとは電気的連接する。第一温度感知部材を利用して貯熱モジュールの温度を検出することにより、加熱単元が作動するのを制御し、貯熱モジュールが予定の温度より低くならないように維持させ、さらに制御単元を操作することによって制御バルブが開くのを制御し、貯液単元内の上記飲物が管路を経て貯熱モジュールを通過して熱交換を行うことにより、短時間内において予定の温度に達した上記飲物を取得することができる。
管路、貯熱モジュール、制御バルブ、液排出口および制御単元により構成される。管路は貯液単元と連接する。貯熱モジュールには貯液単元と相互に連通するための管路が巻きつけられ、貯熱モジュールには少なくとも一個の加熱単元が設けられ、加熱単元は貯熱モジュールの温度を上げるのに用いられる。制御バルブは貯液単元と貯熱モジュールとの間の管路に設けられることにより、貯液単元内の飲物が貯熱モジュールを流れ経たか否かを制御する。液排水口は管路の末端に設けられる。制御単元には第一温度感知部材が設けられ、第一温度感知部材は貯熱モジュールの温度を検出するのに用いられ、さらに制御バルブとは電気的連接する。第一温度感知部材を利用して貯熱モジュールの温度を検出することにより、加熱単元が作動するのを制御し、貯熱モジュールが予定の温度より低くならないように維持させ、さらに制御単元を操作することによって制御バルブが開くのを制御し、貯液単元内の上記飲物が管路を経て貯熱モジュールを通過して熱交換を行うことにより、短時間内において予定の温度に達した上記飲物を取得することができる。
本考案による飲物加熱装置は、貯熱モジュールには第一部位が設けられ、第一部位は加熱単元を収容するのに用いられ、そして加熱単元が生じた熱エネルギーを保存することもできる。また、貯熱モジュールには第二部位が設けられ、第二部位は第一部位に隣接し、第二部位は管路が巻きつけて通過するのに用いられることもできる。また、貯熱モジュールには少なくとも一個の熱伝導調節器が設けられ、熱伝導調節器は第一部位と第二部位の間に形成されることにより、第一部位と第二部位との間の熱伝導を制御し調整することもできる。また、加熱単元は電熱管または電子発熱装置から選択することもできる。また、貯液単元は貯液容器または濾水器の管路から選択することもできる。また、制御単元には他に第二温度感知単元が設けられ、第二温度感知単元は選択的に貯熱モジュールの第二部位に設置され、さらに制御単元とは電気的連接するように形成されることもできる。また、制御単元には他に第二温度感知単元が設けられ、第二温度感知単元は選択的に貯熱モジュールに近い管路に設置され、さらに制御単元とは電気的連接するように形成されることもできる。また、制御単元には他に液位感知部材が設けられ、液位感知部材は貯液単元内に設置されることにより、貯液単元内の上記飲物の残量を検出することもできる。また、他に制御部材が設けられ、制御部材により液排出口の開閉を制御し、さらに制御部材は制御単元とは電気的連接することにより、制御バルブの開閉を制御することもできる。また、第一温度感知部材は貯熱モジュールの第一部位の温度が予定の下限温度に達していないのを検出した時、制御単元は貯熱モジュールの加熱単元を起動して加熱を行うと同時に、制御バルブが開けないように制御することにより、上記飲物が管路を経て貯熱モジュールに導入されるのを防止することもできる。また、第二温度感知部材は貯熱モジュールの第二部位の温度が上記予定の温度に達していないのを検出した時、制御単元は貯熱モジュールの加熱単元を起動して加熱を行うと同時に、制御バルブが開けないように制御することにより、上記飲物が管路を経て貯熱モジュールに導入されるのを防止することもできる。また、第一温度感知部材と第二温度感知部材は貯熱モジュールの温度が上限温度を超えたのを検出した時、制御単元は加熱単元が加熱を停止するのを制御することもできる。また、液位感知部材は貯液単元内の上記飲物の量が低過ぎるのを検出した時、制御単元は制御バルブが開けないように制御することもできる。また、制御バルブは電磁バルブまたはポンプから選択することもできる。
本考案の飲物加熱装置によれば、制御単元を利用して貯熱モジューの予熱と予定の温度の維持を制御し、熱エネルギーを上記貯熱モジュール内に予め保存することにより、飲物を予定の温度まで迅速に加熱して飲用することができるため、上記飲物の温度を迅速に上げ、さらにエネルギーの散逸を減らすことができるという利点がある。
本考案の飲物加熱装置によれば、制御単元には制御バルブと少なくとも一個の温度感知部材が設けられ、上記温度感知部材は貯熱モジュールの温度を感知し、さらに制御バルブの開閉を制御することにより、飲物が予定の温度まで達した時だけ飲用できるのを確保することができるため、飲用の品質を高め、さらに安全性と衛生面を高めることができるという利点がある。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本考案の実施例1の飲物加熱装置には貯液単元1、貯熱モジュール2、制御単元3、制御バルブ4および液排出口5が含まれる。貯液単元1は選択的に貯液の容器などの装置を使用することができ、そして管路6を利用して貯熱モジュール2と相互に連接することにより、飲物を導引して貯熱モジュール2に進入させる。貯熱モジュール2は高導熱性の材質(例えば、アルミ、銅またはその合金など)により製成され、貯熱モジュール2は熱エネルギーの保存および予定の温度を維持するのに用いられる。制御単元3は電子制御回路を有し、各部材の間の導通と作動を制御するのに用いられる。制御バルブ4は好ましくは電磁バルブまたはポンプなどの装置から選択し、制御バルブ4は制御単元3とは電気的連接することにより、管路6の開閉を制御することができる。制御バルブ5は管路6の末端に設けられ、制御バルブ5は上記飲物を排出して飲用するのに用いられる。
図1、2を参照すると、本考案の実施例1の飲物加熱装置の貯熱モジュール2には第一部位21、第二部位22、少なくとも一個の熱伝導調節器23と少なくとも一個の加熱単元24が含まれる。第一部位21は選択的に貯熱モジュール2の中心位置に位置するように形成されることにより、充分な熱エネルギーを蓄えることができる。第二部位22は選択的に第一部位21の外周側に隣接するように形成され、第二部位22は管路6が迂回して巻きつけるのに用いられるため、上記飲物は管路6を経て貯熱モジュール2を流れ経ることができる。熱伝導調節器23は第一部位21と第二部位22との間に形成されることにより、第一部位21と第二部位22との熱伝導のスピードを制御し調整することができるため、第一部位21と第二部位22との間には予定の温度差が形成される。加熱単元24は好ましくは電熱管または電子発熱装置などから選択し、加熱単元24は制御単元3とは電気的連接し、そして第一部位21に設置されるため、貯熱モジュール2に対して加熱を行うことができる。
再び図1を参照すると、本考案の実施例1の飲物加熱装置の制御単元3には液位感知部材31、第一温度感知部材32と第二温度感知部材33が設けられる。液位感知部材31は選択的に貯液単元1内に設置され、液位感知部材31により貯液単元1の飲物の残量を検出することができる。第一温度感知部材32は選択的に貯熱モジュール2の第一部位21に貼接されることにより、第一部位21の即時の温度を検出することができる。第二温度感知部材33は選択的に貯熱モジュール2の第二部位22または貯熱モジュール2に近い管路6の出口の位置に設置されることにより、第二部位22または管路6の即時の温度を検出することができる。液排出口5は制御部材51の制御を受けて飲物を排出するか否かを決定し、制御部材51は制御単元3との電気的連接を制御する。制御部材51が指令を制御単元3まで伝送することにより、制御単元3は制御バルブ4が開いたり閉めたりするのを選択的に制御することができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の飲物加熱装置を使用しようとする時、先ず電源(図示せず)を起動し、加熱単元24を貯熱モジュール2の第一部位21と第二部位22に対して加熱の作動を行わせ、第一部位21の温度が予定の温度になるまで加熱し続ける。制御単元3の第一温度感知部材32が第一部位21の温度が上限温度に達したと検出した時、第一温度感知部材32はオフの信号を制御単元3まで伝送することにより、制御単元3は加熱単元24に加熱の作動を停止するように制御するため、貯熱モジュール2の温度が高くなり過ぎるのを避けることができる。これにより、大量な熱エネルギーを第一部位21内に保存すると共に、さらに熱伝導調節器23を利用して貯熱モジュール2の第二部位22の温度が予定の温度に達するのを制御する。貯熱モジュール2は飲物が進入する前に予め加熱の方式を利用して熱エネルギーを保存しておくため、貯熱モジュール2は比較的低いパワーの加熱単元24を選択して予熱を行うことができる。そして、高いパワーの加熱単元24を採用して瞬間的な加熱を行う必要がないため、本考案においてはパワーが過大になるとの原因から生じる危険性および選択上における制限をさらに減らすことができる。
それから、再び図1、2を参照すると、制御部材51を操作してオープンの信号を制御単元3まで輸送すると、同時に制御単元3の第二温度感知部材33は第二部位22または管路6の温度が予定の温度に達しているか否かを検出する。仮に第二部位22は予定の温度に達した場合、制御単元3はオープンの信号を制御バルブ4まで伝送することにより、管路6を導通するため、貯液単元1内の飲物を管路6内に導入する。それに反して、仮に第二部位22が予定の温度に達していない場合、制御単元3は上記オープンの信号を遮断することにより、制御バルブ4は閉止の状態を維持する。
再び図1、2を参照すると、上記飲物が管路6を経て貯熱モジュール2に進入した後、上記飲物は管路6に沿って迂回しながら貯熱モジュール2の第二部位22の内部を前進する。貯熱モジュール2の第一部位21はすでに大量な熱エネルギーを保存しているため、上記熱エネルギーは持続的に第二部位22まで伝導され、そしてさらに進んで上記飲物まで熱交換されるため、短時間内において迅速に上記飲物の温度を加熱して予定の温度まで達することができる。上記飲物が貯熱モジュール2を流れ過ぎた後、上記飲物の温度は直ちに予定の温度に達し、それから管路6を経て上記飲物を液排出口5まで導引し、そして排出して飲用する。
再び図1、2を参照すると、上記飲物加熱装置を使用していない時、制御単元3の第一温度感知部材32と第二温度感知部材33は貯熱モジュール2の第一部位21と第二部位22の温度を検出し続け、仮に第一部位21の温度が予定の下限温度より低くなると、または第二部位22の温度が予定の温度より低くなると、制御単元3は第一温度感知部材32と第二温度感知部材33の信号を接収して加熱単元24を起動して加熱の作動を行うことにより、貯熱モジュール2は充分な熱エネルギーを保存し続けることができる。それに反して、仮に第一部位21と第二部位22のその内の一ヶ所の温度が予定の上限温度より高くなると、制御単元3は加熱単元24が加熱を停止するのを制御することにより、貯熱モジュール2の温度が高くなり過ぎるのを避けることができるため、エネルギーの消耗と使用上の危険性をさらに低く抑えることができる。また、貯液単元1内に位置する液位感知部材31は貯液単元1の飲物の残量を検出するのに用いられ、仮に貯液単元1内の飲物の量が不足する場合、液位感知部材31はオフの信号を回送し、そして制御単元3を通じて制御バルブ4まで転送するため、制御バルブ4は開けなくなる。同時に、制御単元3は警告の信号を発し、警告ランプ(図示せず)またはブザー(図示せず)を作動させることにより、使用者に飲物を貯液単元1内まで補給するように気づかせ、この時に仮に制御部材51を押圧して起動しても上記飲物を取得して飲用することができない。
図3を参照すると、本考案の実施例2の飲物加熱装置が掲示される。実施例1と比較してみると、実施例2において管路6は選択的に貯液単元1と連接し、貯液単元1は濾水器またはRO逆浸透から選択することができる。制御単元3は液位感知部材31と第二温度感知部材33を省略したもので、そして第一温度感知部材32だけが設けられる。第一温度感知部材32は選択的に貯熱モジュール2の第一部位21(または第二部位22)に設置されることにより、さらに進んで第一部位21(または第二部位22)の温度を検出することができる。
再び図3を参照すると、仮に第一部位21の温度が下限温度より低くなると、制御単元3は貯熱モジュール2の加熱単元24を起動することにより、貯熱モジュール2の温度を高めると共に、熱エネルギーを第一部位21に保存することができる。また、制御単元3は暫く制御バルブ4を閉止し、すなわち制御部材51が作動するのを制御して制御バルブ4が開く信号を制御単元3まで伝送し、制御単元3はやはり制御バルブ4に閉止の状態を維持させるため、使用者が予定の温度に達していない飲物を飲用してしまうのを避けることができる。さらに、本考案の実施例2においては液位感知部材31と第二温度感知部材33を省略しているため、組立の部材を減らすと共に、部材の体積を減らすことができ、さらに組立の自由度と実用性を高めることができる。
上述の如く、図4に示す従来の飲物加熱装置によれば、先ず飲物を蒸気の状態にしてから通気口813を経てから框体81の外部まで散逸してしまうため、厖大な熱エネルギーの浪費になると同時に、過量な熱エネルギーが散逸してしまうという問題点をがあった。また、図5に示すもう一つの従来の飲物加熱装置によれば、比較的高いパワーで加熱タンク92を瞬間的に加熱することにより、瞬間的な電力の過負荷で危険が生じ易いため、使用上の自由度の制限と危険性が増えてしまい、さらに短時間内において予定の温度まで加熱した飲物を取得できないなどの問題点があった。しかし、図1に示す本考案の飲物加熱装置によれば、制御単元3を利用して貯熱モジュール2の少なくとも一個の加熱単元24を制御し、貯熱モジュール2が予定の温度より低くならないように予め加熱することにより、熱エネルギーを貯熱モジュール2の第一部位21内に保存し、さらに貯熱モジュール2は短時間内において飲物の温度を上記予定の温度に近い温度まで上げることができるため、確実にエネルギーの浪費を減らすことができると共に、エネルギーを節約し、使用上の安全性を高めることができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
1 貯液単元 2 貯熱モジュール
21 第一部位 22 第二部位
23 熱伝導調節器 24 加熱単元
3 制御単元 31 液位感知部材
32 第一温度感知部材 33 第二温度感知部材
4 制御バルブ 5 液排出口
51 制御部材 6 管路
8 飲物加熱装置 81 框体
811 進水口 812 排水口
813 通気口 82 熱エネルギー生成単元
9 飲物加熱装置 91 貯液タンク
92 加熱タンク 93 制御器
94 排水口
21 第一部位 22 第二部位
23 熱伝導調節器 24 加熱単元
3 制御単元 31 液位感知部材
32 第一温度感知部材 33 第二温度感知部材
4 制御バルブ 5 液排出口
51 制御部材 6 管路
8 飲物加熱装置 81 框体
811 進水口 812 排水口
813 通気口 82 熱エネルギー生成単元
9 飲物加熱装置 91 貯液タンク
92 加熱タンク 93 制御器
94 排水口
Claims (15)
- 管路(6)、貯熱モジュール(2)、制御バルブ(4)、液排出口(5)および制御単元(3)により構成される飲物加熱装置であって、管路(6)は貯液単元(1)と連接し、貯熱モジュール(2)には貯液単元(1)と相互に連通するための管路(6)が巻きつけられ、貯熱モジュール(2)には少なくとも一個の加熱単元(24)が設けられ、加熱単元(24)は貯熱モジュール(2)の温度を上げるのに用いられ、制御バルブ(4)は貯液単元(1)と貯熱モジュール(2)との間の管路(6)に設けられることにより、貯液単元(1)内の飲物が貯熱モジュール(2)を流れ経たか否かを制御し、液排水口(5)は管路(6)の末端に設けられ、制御単元(3)には第一温度感知部材(32)が設けられ、第一温度感知部材(32)は貯熱モジュール(2)の温度を検出するのに用いられ、さらに制御バルブ(4)とは電気的連接し、第一温度感知部材(32)を利用して貯熱モジュール(2)の温度を検出することにより、加熱単元(24)が作動するのを制御し、貯熱モジュール(2)が予定の温度より低くならないように維持させ、さらに制御単元(3)を操作することによって制御バルブ(4)が開くのを制御し、貯液単元(1)内の上記飲物が管路(6)を経て貯熱モジュール(2)を通過して熱交換を行うことにより、短時間内において予定の温度に達した上記飲物を取得することができることを特徴とする飲物加熱装置。
- 貯熱モジュール(2)には第一部位(21)が設けられ、第一部位(21)は加熱単元(24)を収容するのに用いられ、そして加熱単元(24)が生じた熱エネルギーを保存することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 貯熱モジュール(2)には第二部位(22)が設けられ、第二部位(22)は第一部位(21)に隣接し、第二部位(22)は管路(6)が巻きつけて通過するのに用いられることを特徴とする請求項2記載の飲物加熱装置。
- 貯熱モジュール(2)には少なくとも一個の熱伝導調節器(23)が設けられ、熱伝導調節器(23)は第一部位(21)と第二部位(22)の間に形成されることにより、第一部位(21)と第二部位(22)との間の熱伝導を制御し調整することを特徴とする請求項3記載の飲物加熱装置。
- 加熱単元(24)は電熱管または電子発熱装置から選択することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 貯液単元(1)は貯液容器または濾水器の管路から選択することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 制御単元(3)には他に第二温度感知単元(33)が設けられ、第二温度感知単元(33)は選択的に貯熱モジュール(2)の第二部位(22)に設置され、さらに制御単元(3)とは電気的連接するように形成されることを特徴とする請求項3記載の飲物加熱装置。
- 制御単元(3)には他に第二温度感知単元(33)が設けられ、第二温度感知単元(33)は選択的に貯熱モジュール(2)に近い管路(6)に設置され、さらに制御単元(3)とは電気的連接するように形成されることを特徴とする請求項3記載の飲物加熱装置。
- 制御単元(3)には他に液位感知部材(31)が設けられ、液位感知部材(31)は貯液単元(1)内に設置されることにより、貯液単元(1)内の上記飲物の残量を検出することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 他に制御部材(51)が設けられ、制御部材(51)により液排出口(5)の開閉を制御し、さらに制御部材(51)は制御単元(3)とは電気的連接することにより、制御バルブ(4)の開閉を制御することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 第一温度感知部材(32)は貯熱モジュール(2)の第一部位(21)の温度が予定の下限温度に達していないのを検出した時、制御単元(3)は貯熱モジュール(2)の加熱単元(24)を起動して加熱を行うと同時に、制御バルブ(4)が開けないように制御することにより、上記飲物が管路(6)を経て貯熱モジュール(2)に導入されるのを防止することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
- 第二温度感知部材(33)は貯熱モジュール(2)の第二部位(22)の温度が上記予定の温度に達していないのを検出した時、制御単元(3)は貯熱モジュール(2)の加熱単元(24)を起動して加熱を行うと同時に、制御バルブ(4)が開けないように制御することにより、上記飲物が管路(6)を経て貯熱モジュール(2)に導入されるのを防止することを特徴とする請求項7記載の飲物加熱装置。
- 第一温度感知部材(32)と第二温度感知部材(33)は貯熱モジュール(2)の温度が上限温度を超えたのを検出した時、制御単元(3)は加熱単元(24)が加熱を停止するのを制御することを特徴とする請求項7記載の飲物加熱装置。
- 液位感知部材(31)は貯液単元(1)内の上記飲物の量が低過ぎるのを検出した時、制御単元(3)は制御バルブ(4)が開けないように制御することを特徴とする請求項9記載の飲物加熱装置。
- 制御バルブ(4)は電磁バルブまたはポンプから選択することを特徴とする請求項1記載の飲物加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006003689U JP3123800U (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | 飲物加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006003689U JP3123800U (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | 飲物加熱装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014122538A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Kwareukyutar Co Ltd | 温水洗浄便座の温水加熱装置及びその装置を含む温水供給装置(waterheatingdeviceandhot−watersupplyingdeviceincludingthesameinbidet) |
-
2006
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JP2014122538A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Kwareukyutar Co Ltd | 温水洗浄便座の温水加熱装置及びその装置を含む温水供給装置(waterheatingdeviceandhot−watersupplyingdeviceincludingthesameinbidet) |
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