JP3123779B2 - 耐熱性を有する感圧エマルションの製造方法 - Google Patents

耐熱性を有する感圧エマルションの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープ、粘着ラベ
ル、自動車内装材接着用等に用いられる耐熱性を有する
感圧エマルションの製造方法に関するものである。更に
詳しくは、粘着付与樹脂の溶解液の水性エマルション化
に於いて、通常行われている水による乳化の代わりに、
固形分を有するコロイダルシリカ及び水性エマルション
を用い、これら中の水を利用する事により、乳化物の固
形分低下を起こす事なく安定な乳化物を作成し、且つ、
エマルション中にコロイダルシリカを内添させる事で、
耐熱性付与並びに貯蔵中の分離現象の向上を計った、感
圧エマルションの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粘着付与樹脂は、粘着テープ、粘着ラベ
ル、自動車内装材接着剤等の分野で粘着力、被着体に対
する密着性向上等の目的で、エチレン−酢酸ビニル共重
合体エマルション、アクリルエマルション、合成ゴムラ
テックス等の水性エマルションに配合し用いられている
事は周知のごとくである。かかる水性エマルションへの
粘着付与樹脂の配合に際しては、通常粘着付与樹脂は水
性エマルション又は、ディスパージョン化された物が用
いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら粘着付与樹脂の
水性エマルション又はディスパージョンは、一旦有機溶
剤に溶解せしめ、界面活性剤を配合し、撹拌しながら徐
々に水を添加する事で、油性から水性に相転換させる手
法が一般にとられ、場合によつては更に脱溶剤工程で完
全水性化を計っている。これらの固形分は、40〜55
%濃度の物が一般的であり比較的高価なものである。か
かる水溶性エマルションとして、本出願人は先に特開平
2−255782号を提案したが、この様な方法による
水溶性エマルション又はディスパージョンを粘着テー
プ、粘着ラベル、自動車内装材用として用いても、接着
性能的には一応満足されるが、近時省エネルギーの問題
より、高固形分化のニーズが高く、水を直接用いた乳化
方法では最終乳化物の高固形分化に限界がある。又、近
年上昇傾向にある自動車分野用接着剤の高耐熱化ニーズ
に対応し切れない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
を解決するため鋭意検討を重ねた結果、粘着付与樹脂と
水性エマルションから成る感圧接着剤の製造に当り、高
固形分化と合わせて、耐熱性付与及び貯蔵安定性向上を
目的として、粘着付与樹脂の乳化に、単純に水を用いる
代りにとして、コロイダルシリカ及び水性エマルション
中の水を利用した乳化方法の採用により、高固形分化に
成功し、合わせて、コロイダルシリカ、水性エマルショ
ンの順序で連続的に投与する事で、耐熱性、貯蔵時の安
定性付与を計り、本発明を完成させるに至った。即ち、
本発明は、イ. 粘着付与樹脂100重量部、界面活性剤2〜10重
量部、有機溶剤10〜100重量部を含有する均一溶解
液を30〜80℃の範囲で加熱保温し、撹拌条件下で、
連続的にコロイダルシリカを固形分として5〜100重
量部及び、エチレン酢酸ビニル共重合体、アクリルエマ
ルション及び合成ゴムラテックスから選ばれる水性エマ
ルションを固形分として100〜500重量部投与して
成る、耐熱性を有する感圧エマルションの製造方法。ロ. コロイダルシリカが水分散液であり、且つ粒子径が
5〜50マイクロミクロンの範囲である前記(イ)の耐
熱性を有する感圧エマルションの製造方法。ハ. 粘着付与樹脂、界面活性剤、有機溶剤を含有する均
一溶解液へ、コロイダルシリカ、水性エマルションの順
で連続投与する事を特徴とする前記(イ)の耐熱性を有
する感圧エマルションの製造方法である。
【0005】本発明に用いる粘着付与樹脂としては、天
然又は重合ロジン、変性ロジン及び水添ロジン、ポリテ
ルペン系樹脂、テルペン変性体、脂肪族系炭化水素樹
脂、シクロペンタジエン樹脂、芳香族石油樹脂、フェノ
ール樹脂、アルキルフェノールアセチレン系樹脂、スチ
レン系樹脂、キシレン系樹脂、クマロンインデン樹脂等
の軟化点60〜130℃の、単独若しくは2種以上の併
用が挙げられる。乳化安定性、感圧性、耐熱性等から軟
化点100℃前後が好ましい。本発明に用いられる界面
活性剤は、アニオン系、ノニオン系の単独若しくはそれ
等の併用が挙げられ、アニオン系としては脂肪族塩、ア
ルキル硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、ナフタレンスル
ホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル塩等が挙げられ、それ等の内、粘着付与樹
脂の乳化性安定性、及び最終製品の発泡性面より、乳化
力が高く且つ表面張力低下効果の高い、ジアルキルスル
ホコハク酸エステル塩が好ましい。又、ノニオン系とし
ては、HLB( Hydrophile-Lipophile Balance ) が1
0〜15のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル等が挙げられ、これ等の内発泡性面
より具体的には、ポリエチレングリコールアルキルアリ
ルエーテルが好ましい。本界面活性剤の使用割合は、粘
着付与樹脂100重量部に対し2〜10重量部の範囲で
ある。更に好ましくは4〜7重量部の範囲である。使用
割合が2重量部より少ない場合、乳化時の安定性に欠
け、場合によっては粗大な凝集物を発生する。又、10
重量部より多い場合、最終乳化物の粘度が高く、発泡
性、耐水性、耐湿性面に於いて実用性に欠ける。
【0006】本発明に用いる有機溶剤は、基本的には粘
着付与樹脂を溶解可能なものであれば使用可能で、代表
的には、トルエン、キシレン、ミネラルスピリット、ベ
ンゼン、石油ベンジン、n- ヘキサン、n- ヘプタン、
メチルエチルケトン、アセトン、アルコール類、及び可
塑剤類としてジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト等の単独若しくは2種以上の併用が挙げられる。特
に、最終乳化物を接着剤として用いた場合の、乾燥性面
より沸点の異なった2種以上の併用が好ましい。本有機
溶剤の使用割合は、粘着付与樹脂100重量部に対し、
10〜100重量部の範囲、好ましくは20〜50重量
部の範囲である。10重量部より少ない場合、粘着付与
樹脂の均一溶解に支障をきすと同時に、溶解物が高粘度
過ぎて、安定な乳化物が得にくくなる。又、100重量
部より多い場合は、目的とする高固形分乳化物が得られ
ないばかりか、最終乳化物の臭気、人体への悪影響、火
災の危険性等の問題が発生し、実用性に欠ける。本発明
に用いるコロイダルシリカは、無水珪酸の超微粒子を水
中分散したコロイド溶液で、粒子径が5〜50マイクロ
ミクロンの範囲の無水珪酸含有量20〜50重量%、P
H9〜11、粘度2〜50cps、比重1.11〜1.50、外
観が透明若しくは半透明の水溶液が挙げられる。これ等
の内、粒子径が20〜30マイクロミクロン、無水珪酸
含有量30〜50重量%品が粘着付与樹脂の乳化安定性
及び貯蔵時の安定性、更には高固形分の乳化物を得る上
で好ましい。本コロイダルシリカの使用割合は、粘着付
与樹脂100重量部に対し固形分として、5〜100重
量部の範囲であり、好ましくは10〜50重量部の範囲
である。5重量部より少ない場合、目的とする耐熱性の
向上が僅少で、100重量部より多い場合は最終乳化物
の粘度が異常に上昇すると同時に、感圧性が極端に低下
し実用性に欠ける。
【0007】本発明の粘着付与樹脂、界面活性剤、有機
溶剤を含有する均一溶解液へのコロイダルシリカ及び水
性エマルションの投与順序は、先ずコロイダルシリカを
連続投与し、次いで水性エマルションを連続投与する粘
着付与樹脂溶解液の乳化による感圧エマルションの製造
方法である。本投与方法により、結果的に感圧エマルシ
ョンの耐熱性及び貯蔵時の安定性が付与される。投与順
序を逆転した場合、耐熱性の向上は認められず、目的と
する感圧性は低下し、更に貯蔵時に分離現象を生じ実用
性に欠ける。耐熱性及び貯蔵時の安定性付与効果を推測
すると、乳化物は異相構造を形成しているものと推測さ
れる。即ち粘着付与樹脂が粒子の核となり、中間層がコ
ロイダルシリカ層をなし、粒子表層は水性エマルション
層で覆われた粒子を形成しているため、感圧性を保持し
た状態で、耐熱性が付与され、貯蔵時の安定性も計られ
たものと推測される。本発明に用いる水性エマルション
は、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルション、アクリ
ルエマルション、合成ゴムラテックス等が挙げられ、こ
れ等水性エマルションの固形分は45〜65%、粘度1
0〜200cps、粒子径0.1〜5ミクロンのものが
好ましい。本発明の水性エマルションの使用割合は、粘
着付与樹脂100重量部に対し固形分として100〜5
00重量部の範囲であり、好ましくは200〜400重
量部の範囲である。100重量部より少ない場合、絶対
水分が少ない事から完全に油性から水性へ相転換が困難
で乳化物は極めて不安定となる。500重量部より多い
場合、目的とする高固形分化に支障を生じ、合わせて粘
着性も低下し感圧エマルション系接着剤としての機能を
発揮しない。
【0008】本発明の粘着付与樹脂、界面活性剤、有機
溶剤の均一溶解液の加熱保温条件は30〜80℃の範囲
である。低沸点の有機溶剤を併用する場合を考慮する
と、好ましくは40〜60℃の範囲である。30℃より
低い条件で乳化した場合、前記粘着付与樹脂の溶解時の
粘度が高く、均一乳化が困難となり、安定性が著しく低
下する。80℃より高い場合、低沸点溶剤が還流を起こ
し最終乳化物は有機溶剤の分離を起こし、安定性面より
実用性に欠ける。本発明の乳化方法をより具体的に述べ
ると、先ず粘着付与樹脂、界面活性剤、有機溶剤をコン
デンサー付きのフラスコに仕込み、低速で撹拌しながら
昇温し、粘着付与樹脂を均一溶解させる。次いで、撹拌
の回転を上げ、所定量のコロイダルシリカを連続的に徐
々に投与する。引き続き、水性エマルションをコロイダ
ルシリカの投与と同じ要領で連続投与する。粘度は油性
から水性に転相するまで徐々に上昇し、水性に転相した
次点で急激に減粘し、安定且つ、水洗可能な乳化物が得
られる。かくして得られた乳化物は、室温まで冷却後ア
ンモニア水でPH調整する事により、安定な耐熱性を有
する感圧エマルションとなる。
【0009】本エマルションの製造時若しくは使用時
に、必要に応じ、消泡剤、老化防止剤、レベリング剤、
着色剤、増粘剤、充填剤等を用いても良い。以上の様
に、本発明の耐熱性を有する感圧エマルションの製造方
法は、粘着付与樹脂の乳化を、コロイダルシリカ及び、
水性エマルション中の水を利用した乳化方法であり、従
来の感圧性エマルションの問題点であった、高固形分
化、耐熱性付与が、一貫した製造工程で可能ならしめた
事から、経済的にも極めて意義が有り、特に高耐熱性が
要求される自動車内装材の接着分野に於いて感圧接着剤
としての実用価値は極めて高い。
【0010】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に説明するため、
実施例、参考例、比較例を挙げて説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。尚、以下に
於いて特に指定のない限り部又は%は重量基準とする。 実施例1 粘着付与樹脂として、エステルガムS−100[ 荒川化
学工業(株)製、変性ロジンのグリセリンエステル、軟
化点100℃] 100部に対して、界面活性剤としてネ
オコールP[ 第一工業製薬(株)製、ジアルキルスルホ
コハク酸エステル、有効成分75%] 5部と、有機溶剤
として、トルエン10部、n- ヘキサン10部、ジオク
チルフタレート3部、エチルアルコール7部をコンデン
サー及び撹拌機付きの1Lフラスコに仕込み、低速で撹
拌しながら80℃にて加熱溶解した。均一溶解を確認
後、50℃に降温し撹拌機[ スリーワンモーター、新東
科学(株)製] の回転数を300rpmに設定した。該
溶解液中に、コロイダルシリカとしてスノーテックス5
0[ 日産化学(株)製、無水珪酸含有量50%、粒子径
10〜20マイクルミクロン、比重1.375 、粘度16c
ps] を40部、100g/分のスピードで連続滴下
し、引き続き水性エマルションとして、ストラクトボン
ド1351[ 三井東圧化学(株)製SBRラテックス、
固形分48%、粘度150cps、ガラス転移温度−3
0℃]600部をコロイダルシリカ同様の操作で連続滴
下した。得られた乳化物を、14%に稀釈したアンモニ
ア水を用いPHを8に調整後、100メッシュの金網で
ろ過し、本発明の耐熱性を有する感圧エマルションを得
た。該エマルションを以下に示す方法で物性を評価し、
結果を表3に示した。
【0011】<参考例−物性評価方法> (1) 乳化の安定性 前記PH調整直後のエマルションを100g採取し、1
00メツシュの金網でろ過し、残渣を100℃乾燥機で
1時間乾燥させ、元の金網との重量差よりmgで表示。
( 数値の大なるは、粗大粒子が多発し安定性に欠ける事
を意味する。) (2) 貯蔵時の安定性 100ccのガラス製メスシリンダーに、100gの前
記エマルションを採取し、40℃恒温槽中に1週間放置
後、目視で分離を観察すると共に、メスシリンダーを傾
斜しエマルションを他容器に移した時の、シリンダー低
部の異常付着物の有無を観察し下記のごとく表示した。 〇 → 分離、シリンダー低部の異常付着物なし △ → 若干の分離、シリンダー低部の異常付着あり × → 分離、シリンダー低部の異常付着物大 (3) 感圧接着性測定 ステンレス板に150g/m2 の該エマルションを均一
塗布し、100℃乾燥機で2分乾燥後、室温に5分放置
し、直ちに25mm幅の40番綿布を圧着し、30分後
にテンシロン引張試験機にて180゜剥離強度を測定
し、Kg/25mm当りの剥離強度で表示。 (4) 耐熱性 前記、感圧接着性試験と同様の操作で試料を作成し、9
0℃恒温槽中で350gの分銅を剪断方向に釣下げ、分
銅の落下までの時間により表示。( 数値の大なるは、耐
熱性良好なるを示す。)
【0012】
【表1】表ー1
【0013】実施例2〜12 実施例1の方法に準じて表−1に示す配合組成条件に
て、本発明の耐熱性を有する感圧エマルションを製造
し、実施例1ど同様の評価に供し、その結果を表−3に
示した。 比較例1〜 実施例1の方法に準じ表−2に示す配合組成条件にて、
感圧エマルションを製造し、実施例1と同様の試験に供
し、その結果を表−3に示した。
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】表ー3
【0016】
【表4】
【0017】
【発明の効果】表−3から明らかなごとく、本発明の方
法は、粘着付与樹脂の乳化に当り、粘着付与樹脂、界面
活性剤、有機溶剤の均一溶解液に単純に水を用いる事な
く、コロイダルシリカ及び水性エマルションで直接乳化
する方法、即ちこれら中の水を利用して乳化せしめる方
法であり、高固形分の乳化物が容易に得られ、且つコロ
イダルシリカが乳化物粒子内に存在するため、貯蔵時の
安定性が著しく向上し、合わせて従来の感圧性エマルシ
ョンに見られない高耐熱性が得られ、更には粘着付与樹
脂とコロイダルシリカ及び水性エマルションの配合が一
貫工程で行われる事から、粘着テ−プ、粘着ラベル用は
元より、特に耐熱性が要求される、自動車内装材接着に
於ける感圧性接着剤としての実用価値は極めて高く、そ
の意義は大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−68868(JP,A) 特開 昭62−68870(JP,A) 特開 平4−342502(JP,A) 特開 昭60−51769(JP,A) 特開 昭58−40377(JP,A) 特開 平4−342728(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 1/00 - 201/10 C08L 1/00 - 101/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着付与樹脂100重量部、界面活性剤
    2〜10重量部、有機溶剤10〜100重量部を含有す
    る均一溶解液を30〜80℃の範囲で加熱保温し、撹拌
    条件下で、連続的にコロイダルシリカを固形分として5
    〜100重量部及び、エチレン酢酸ビニル共重合体、ア
    クリルエマルション及び合成ゴムラテックスから選ばれ
    水性エマルションを固形分として100〜500重量
    部投与して成る、耐熱性を有する感圧エマルションの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 コロイダルシリカが水分散液であり、且
    つ粒子径が5〜50マイクロミクロンの範囲である請求
    項1記載の耐熱性を有する感圧エマルションの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 粘着付与樹脂、界面活性剤、有機溶剤を
    含有する均一溶解液へ、コロイダルシリカ、水性エマル
    ションの順で連続投与する事を特徴とする請求項1記載
    の耐熱性を有する感圧エマルションの製造方法。
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