JP3122690U - 包装容器 - Google Patents

Abstract

【課題】包装容器における印刷面を増やすことにより包装容器の宣伝広告機能を向上させると共に包装容器の印刷をより見やすくする。
【解決手段】箱状体１１における上面１１ａの相対向する二縁１２、１２にそれぞれカバー部１７、１７を開閉自在に枢着し、各カバー部１７の外面１７ａと内面１７ｂとを印刷面としたことを特徴とする包装容器。箱状体１１における各外面１１ａ〜１１ｄも印刷面である。包装容器は好ましくは紙製であるが、合成樹脂により形成しても差し支えない。
【選択図】図１

Description

本考案は、ＣＤ、ＤＶＤ等の商品を収納する商品収納ケースの包装容器に関するものである。

実用新案登録第３０２４２１９号公報は、コンパクトディスク用の商品収納ケースであるコンパクトディスク用収納ケースを開示している。

このコンパクトディスク用収納ケースは、使用済み後の焼却処分ないしは原料としての再利用が極めて容易であり、かつ、コンパクトディスクを損傷することなく収納する紙製のコンパクトディスク用収納ケースである。

また、コンパクトディスク用収納ケースとしては、合成樹脂性のケースも使用されている。

これらのコンパクトディスク用収納ケースは、表面に印刷を施すものではなく、印刷を施した包装容器内に収納される。

すなわち、コンパクトディスクを収納したコンパクトディスク用収納ケースは、更に包装容器内に収納された状態で販売される。

この包装容器としては、図４に示すものが従来より使用されている。図４に示す包装容器を以下「従来の包装容器」という。

従来の包装容器は、箱状体１における上面１ａの一縁２にカバー部３を開閉自在に枢着し、該カバー部３の外面３ａと内面３ｂとを印刷面としてなるものである。

従来の包装容器においては、カバー部３の外面３ａと内面３ｂの他、箱状体１における各外面１ａ〜１ｄ（外面１ａは前記上面と同じものである。）に印刷が施されている。
実用新案登録第３０２４２１９号公報

本考案は、包装容器における印刷面を増やすことにより包装容器の宣伝広告機能を向上させると共に包装容器の印刷をより見やすくしようとしてなされたものである。

上記課題を解決するために、本考案は、下記の包装容器を提供する。

箱状体における上面の相対向する二縁にそれぞれカバー部を開閉自在に枢着し、各カバー部の外面と内面とを印刷面としたことを特徴とする包装容器。

本考案によれば、箱状体における上面の相対向する二縁にそれぞれカバー部を開閉自在に枢着し、各カバー部の外面と内面とを印刷面としたため、包装容器は、それぞれ外面と内面とを印刷面とした開閉自在のカバー部を二枚備えている。従って、本考案の包装容器においては、カバー部を一枚のみ備えた従来の包装容器に比べて印刷面が増えた結果、包装容器の宣伝広告機能が向上すると共に包装容器の印刷がより見やすいものとなる。

符号１１に示すものは箱状体である。

図示の箱状体１１は、相対向する二端を開口して出し入れ口１３となしている。

符号１５に示すものは、ＣＤ、ＤＶＤ等の商品を収納する商品収納ケースである。

しかして、本考案においては、箱状体１１における上面１１ａの相対向する二縁１２、１２にそれぞれカバー部１７、１７を開閉自在に枢着し、各カバー部１７の外面１７ａと内面１７ｂとを印刷面となす。

箱状体１１における各外面１１ａ〜１１ｄ（外面１１ａは前記上面１１ａと同じものである。）も印刷面である。

図示の包装容器は紙製であるが、包装容器は合成樹脂により形成しても差し支えない。

図３は紙製の包装容器の展開図である。符号１９に示すものは糊代である。

なお、包装容器は、商品を内蔵した商品収納ケースを収納した状態で、好ましくは、フィルムによりシュリンク包装される。

本考案による包装容器の一例を示す斜視図である。 同上包装容器の正面図である。 同上包装容器の展開図である。 従来の包装容器を示す斜視図である。

符号の説明

１ 箱状体
１ａ 外面（上面）
１ｂ 外面
１ｃ 外面
１ｄ 外面
２ 縁
３ カバー部
３ａ 外面
３ｂ 内面
１１ 箱状体
１１ａ 外面（上面）
１１ｂ 外面
１１ｃ 外面
１１ｄ 外面
１２ 縁
１３ 出し入れ口
１５ 商品収納ケース
１７ カバー部
１７ａ 外面
１７ｂ 内面
１９ 糊代

Claims (1)

1. 箱状体における上面の相対向する二縁にそれぞれカバー部を開閉自在に枢着し、各カバー部の外面と内面とを印刷面としたことを特徴とする包装容器。
   

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