JP3121142U

JP3121142U - 飾り台

Info

Publication number: JP3121142U
Application number: JP2006000902U
Authority: JP
Inventors: 洋子加藤
Original assignee: 洋子加藤
Priority date: 2006-02-13
Filing date: 2006-02-13
Publication date: 2006-04-27
Anticipated expiration: 2016-02-13

Abstract

【課題】ペットの遺影、遺骨を雰囲気に部屋の雰囲気に合う様に飾る。
【解決手段】載せ台２上に写真立て４が配備され、載せ台２に花をモチーフにした立体飾り３が施されると共に遺骨収納体５の載せスペース22が設けられている。これらは一つのセットとして洋向き、或いは和向きにデザインに統一性を持たせることができる。載せ台２には花をモチーフにした立体飾り３が施されており、該花の立体飾り３が模様が写真立て４、即ち、写真立て４に納めた遺影や遺骨収納体５を優しく飾って哀悼の意を表すのに相応しい。
【選択図】図１

Description

本考案は、写真立てを具え、写真立て以外の展示物を載せるスペースを有する飾り台に関する。

従来からペットや故人の遺影を写真立てに入れて飾ったり、ペットや故人の遺骨を専用のケースに収容して飾ることが行われている。

従来の遺骨ケースは、着物地の様な厚手の織地を被せたものが殆んどで、洋室内や洋家具上に飾るには、雰囲気がマッチしない。
又、それら写真立てと遺骨ケースを並べて置く場合にも、写真立てと遺骨ケースのデザインがマッチしない等の問題があった。
本考案は、上記問題を解決できる飾り台を明らかにするものである。

請求項１の飾り台は、載せ台(２)上に写真立て(４)が配備され、載せ台(２)に花をモチーフにした立体飾り(３)が施され、載せ台(２)に展示物(５)を載せる載せスペース(22)が設けられている。

請求項２の哀悼用の飾り台は、載せ台(２)と、写真立て(４)と、遺骨収納体(５)とを含み、載せ台(２)上に写真立て(４)が配備され、載せ台(２)に花をモチーフにした立体飾り(３)が施され、載せ台(２)上の載せスペース(22)に遺骨収納体(５)が載せられている。

請求項３は請求項１又は２の飾り台において、写真立て(４)の正面側において、写真立て(４)を包囲する様に立体飾り(３)が施されている。

請求項４は請求項１乃至３の何れからの飾り台において、立体飾り(３)は展示物(５)を起立させるための起立補助部材(31)を兼用している。

請求項５は請求項１乃至４の何れかに記載の飾り台において、立体飾り(３)は載せ台(２)に固定されている。

請求項６は請求項１乃至５の何れか記載の飾り台において、写真立て(４)及び展示物(５)は取外し可能であり、載せ台(２)及び立体飾り(３)は水洗いが可能である。

請求項１の飾り台(１)は、載せ台(２)、写真立て(４)、展示物(５)を１つのセットにすれば、洋室内や洋家具向け(以下、「洋向き」)として、或いは和室内、和家具向け(以下、「和向き」)としてデザインに統一性を持たせることができる。
例えば、写真立て(４)に飾る写真をペット又は故人の遺影とし、展示物(５)をペット又は故人の遺骨を収納した収納体(51)とすれば、哀悼飾りセットを完成できる。
写真立て(４)に結婚写真を飾り、展示物(５)を結婚にまつわる品とすれば結婚記念飾りセットを完成できる。
載せ台(２)には花をモチーフにした立体飾り(３)が施されており、該立体飾り(３)が写真立て(４)、即ち、写真立て(４)に納めた写真や展示物(５)を優しい雰囲気に包むことができる。
載せ台(２)に写真立て(４)と展示物(５)を載せることができるから、それらを一度に移動させることができ、それらを飾っているサイドボート等の家具を掃除する際に便利である。

請求項２の飾り台についての効果は、上記に記載済みである。
飾り台の全体的なデザインを、哀悼用に相応しくすれば、それだけでも哀悼の意を表すことができる。

請求項３の飾り台(１)は、写真立て(４)の正面側において、写真立て(４)を包囲する様に立体飾り(３)が施されているから、写真立て(４)に納めた写真が花に囲まれているかの様に感じられる。

請求項４の飾り台(１)は、立体飾り(３)は展示物(５)を起立させるための補助部材(31)を兼用しているから、該補助部材(31)によって展示物(５)を立てて飾ったり、展示物(５)を写真立て(４)に凭れかけさせて、補助部材(31)によって該展示物(５)が滑って倒れることを防止して、展示物(５)の起立姿勢(凭れた状態)を安定させることができる。

請求項５の飾り台(１)は、立体飾り(３)は載せ台(２)に固定されているから、立体飾り(３)の位置がずれたり、立体飾り(３)を紛失する虞れがない。

請求項６の飾り台(１)は、写真立て(４)及び展示物(５)を取り外して、載せ台(２)及び立体飾り(３)を水洗いできるため、立体飾り(３)の花のモチーフが複雑な形状で掃除のし難い場合も、載せ台(２)と一緒に水洗いして常に清潔に保つことができるから、立体飾り(３)を含む載せ台(２)が埃にまみれたままとなることを防止できる。

図１は、飾り台(１)の一例を示し、該飾り台(１)は、ペットに哀悼の意を表し、在りし日を偲ぶための哀悼用の飾り台(1a)である。
哀悼用飾り台(1a)は、載せ台(２)と、写真立て(４)と、展示物(５)である遺骨収納体(51)で１つのセットを構成している。

載せ台(２)は直径２０〜３０cmの陶器の丸皿であって、中心から少し外れた位置に、写真立て(４)を取外し可能に立てて支持している。
以下の説明で、写真立て(４)が載せ台(２)の中心から外れた側を「後」とし、その反対側を「前」とする。
写真立て(４)は前側を向いている。

載せ台(２)には、写真立て(４)を支持するためのホルダー(20)が設けられている。ホルダー(20)は、写真立て(４)の下縁を挟むコ字状の小ブロック(21)(21)をその開口を上向きにして載せ台(２)に２個接着固定して形成されている。

載せ台(２)の上面には、その前部から写真立て(４)の両サイドにかけて、花をモチーフにした立体飾り(３)が施されている。
実施例の立体飾り(３)は、洋向きを意識して、バラの花をモチーフにしたが、和向きであれば蓮の花、菊の花等、飾り台(１)を置く部屋、家具等、場所の雰囲気に合う様に、モチーフにする花の種類やデザインを自由に選択できる。
実施例の立体飾り(３)は樹脂粘度で形成されており、接着剤で載せ台(２)上に固定されている。載せ台(２)に接する部分の樹脂粘度が固化する前に、載せ台(２)上で該台の表面に沿う様に形状を整えて接着すれば載せ台(２)と一体成形した如く、美しさを表現できる。

写真立て(４)は、立体飾り(３)を含む載せ台(２)に対して違和感のないデザインのものであれば、形状、材質は問わない。
実施例では、載せ台(２)上の立体飾り(３)との一層の調和を図るべく、写真立て(４)の外周部に花模様の立体小飾り片(41)を施している。

遺骨収納体(51)は、ペットの遺骨の一部が収容でき、立体飾り(３)を含む載せ台(２)や、写真立て(４)に対して、違和感のないデザインであれば、形状、材質は問わない。
実施例の遺骨収納体(51)の外装は、口部を紐で閉じることができる布製の縦長の袋(50)であり、内袋(図示せず)に遺骨を収容して遺骨収納体(51)の芯材を兼用させることができる。
袋及び／又は袋を閉じる紐に、載せ台(２)上の立体飾り(３)と調和する立体飾り片(51)を取り付けている。

載せ台(２)には、遺骨収納体(51)を載せるための載せスペース(22)が設けられている。
実施例の載せスペース(22)は、立体飾り(３)と写真立て(４)との間の空き部分である。
前記載せ台(２)上の立体飾り(３)の一部が前記載せスペース(22)に接近して遺骨収納体(51)を立てておくための補助部材(31)となっている。

遺骨収納体(51)を写真立て(４)の正面側の縁部に立てかけると、遺骨収納体(51)の下部は補助部材(31)に当たって、前側に滑って倒れること防止される。

然して、写真立て(４)にペットの写真(42)を飾り、遺骨収納体(51)にペットの遺骨を納めて該遺骨収納体(51)を載せ台(２)の載せスペース(22)に載せる。
載せ台(２)には花をモチーフにした立体飾り(３)が施されており、該立体飾り(３)が写真立て(４)、即ち、写真立て(４)に納めた遺影や遺骨収納体(51)を優しく飾って哀悼の意を表すのに相応しい。
一般に、哀悼の意を表す飾りには、生花を添えることが多いが、花をモチーフにした立体飾り(３)が、生花に代わる役割を果たすので、生花を飾る手間や費用を省くことができる。
載せ台(２)に写真立て(４)と遺骨収納体(51)を載せることができるから、哀悼用飾り台(1a)を一度に移動させることができる。このため哀悼用飾り台(1a)を飾っているサイドボート等の家具を掃除する際に便利である。

哀悼用飾り台(1a)は、写真立て(４)の正面側において、写真立て(４)を包囲する様に立体飾り(３)が施されているから、写真立て(４)に納めた遺影が花に囲まれているかの様に感じられ、哀悼の意を表すのに一層相応しい。

尚、実施例では、載せ台(２)上の立体飾り(３)の存在しいない空スペースを遺骨収納体(51)の載せスペース(22)としたが、立体飾り(３)の上を遺骨収納体(５)の載せスペース(22)としてもよいのは勿論であり、この場合、遺骨収納体(51)が花をモチーフにした立体飾り(３)に支えられているかの様に感じられる。

上記実施例は、ペットに対して哀悼の意を表すための哀悼用飾り台(1a)であるが、故人を偲ぶための哀悼飾り台としても実施できるのは勿論である。この場合、セット(１)全体を大きくして、位牌や供物を載せるスペースを確保すれば、忌が明けるまでの後飾り祭壇として使用できる。又、囲いのない斬新な仏壇として使用することもできる。

又、写真立て(４)に結婚写真を飾り、展示物(５)を結婚にまつわるものとすれば、結婚記念飾りセットを成できる等、写真立て(４)に飾る写真、展示物(５)の種類は問わない。

又、実施例の載せ台(２)上の立体飾り(３)は樹脂粘度によって作られているが、これに限らず、布、紙、ガラス、金属等、立体飾り(３)の材質は問わない。

又、実施例の載せ台(２)は、陶器製の皿であるが、載せ台(２)の材質、形状もこれに限るものではない。

載せ台(２)及び立体飾り(３)を水洗いできる素材で形成すれば、立体飾り(３)が複雑な形状で掃除のし難い場合でも、写真立て(４)び遺骨収納体(51)は取り外して、載せ台(２)及び立体飾り(３)を水洗いして常に清潔に保つことができる。このため、立体飾り(３)を含む載せ台(２)が埃まみれとなって、哀悼を表すことに礼を失することを防止できる。

上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。

哀悼用飾り台の斜視図である。図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。哀悼用飾り台の分解斜面図である。

符号の説明

１飾り台
1a 哀悼用飾り台
２載せ台
20 ホルダー
３立体飾り
31 補助部材
４写真立て

Claims

載せ台(２)上に写真立て(４)が配備され、載せ台(２)に花をモチーフにした立体飾り(３)が施され、載せ台(２)に展示物(５)を載せる載せスペース(22)が設けられている飾り台。
載せ台(２)と、写真立て(４)と、展示物(５)である遺骨収納体(51)を含み、載せ台(２)上に写真立て(４)が配備され、載せ台(２)に花をモチーフにした立体飾り(３)が施され、載せ台(２)上の載せスペース(22)に遺骨収納体(５)が載っている飾り台。
写真立て(４)の正面側において、写真立て(４)を包囲する様に立体飾り(３)が施されている請求項１又は２に記載の飾り台。
立体飾り(３)は展示物(５)を起立させるための起立補助部材(31)を兼用している請求項１乃至３の何れかに記載の飾り台。
立体飾り(３)は載せ台(２)に固定されている請求項１乃至４の何れかに記載の飾り台。
写真立て(４)及び展示物(５)は取外し可能であり、載せ台(２)及び立体飾り(３)は水洗いが可能である請求項１乃至５の何れかに記載の飾り台。