JP3121000U - 医療用クランプ及び医療用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上板2は、両端に上板係合部5を形成し、下部に上板挟持部7を前記支柱板4からみて左右両側にそれぞれ形成し、支柱板4は、略中央に孔11を形成し、下板3は、両端に略垂直方向に立ち上がる両側板8を形成し、上部に前記上板挟持部7とともにチューブTを押圧挟持するこのできる下板挟持部9を支柱板4からみて左右両側にそれぞれに形成し、前記両側板8は、略中腹部ないし略下部に孔12を形成し、略中腹部ないし略上部に上板係合部5と係合する両側板係合部10を形成した医療用クランプ1。
【選択図】図4
Description
[1]本考案は、上板(2、32)と、下板(3、33)と、当該下板(3、33)の略中央から略垂直に立ち上がり、前記上板(2、32)と前記下板(3、33)の略中央を連結する支柱板(4、34)からなり、
前記上板(2、32)は、両端に上板係合部(5、35)を形成し、下部に上板挟持部(7、37)を前記支柱板(4、34)からみて左右両側にそれぞれ形成し、
前記支柱板(4、34)は、略中央に孔(11、41)を形成し、
前記下板(3、33)は、両端に略垂直方向に立ち上がる両側板(8、38)を形成し、上部に前記上板挟持部(7、37)とともにチューブ(T)を押圧挟持するこのできる下板挟持部(9、39)を支柱板(4、34)からみて左右両側にそれぞれに形成し、
前記両側板(8、38)は、略中腹部ないし略下部に孔(12、42)を形成し、略中腹部ないし略上部に上板係合部(5、35)と係合する両側板係合部(10、40)を形成した医療用クランプ(1、31)を提供する。
[2]本考案は、前記上板係合部(5)と前記両側板係合部(10)は、少なくとも略斜面(S)と略平面(M)を有する突部であり、一方の略平面(M)が一方の略斜面(S)を乗り越えて、相互の略平面(M)同士で係合する[1]記載の医療用クランプ(1)を提供する。
[3]本考案は、前記上板係合部(35)と前記両側係合部(40)は、複数の凸部(35a)と複数の凹部(35b)を有し、複数の凸部(35a)と複数の凹部(35b)で相互に係合する[1]記載の医療用クランプ(31)を提供する。
[4]本考案は、上板(2、32)の両端にガイド部(6)を形成した[1]から[3]記載のクランプ(1、31)を提供する。
[5]本考案は、上板(2、32)の上部に窪み(13、43)を形成した[1]から[4]記載のクランプ(1、31)を提供する。
[6]本考案は、[1]から[5]に記載のクランプをチューブ(T)の途中に装着した医療用具を提供する。
また、チューブTを支柱板4、34からみて両側に設けた上板挟持部7、37と下板挟持部9、39により挟持されるため、二箇所で液体の流れを遮断する。そのため、どちらか一つの挟持が緩んでも、残りの一ないし二箇所のチューブT挟持孔で、確実に挟持状態を維持することができる。
[クランプ1、31の概要]
本考案のクランプ1、31は、上板2、32と、下板3、33と、当該下板3、33の略中央から略垂直に立ち上がり、前記上板2、32と前記下板3、33の略中央を連結する支柱板4、34からなる。
図1から図7に例示するように、上板2、32は、両端に上板係合部5、35を形成し、下部に上板挟持部7、37を前記支柱板4、34からみて左右両側にそれぞれ形成している。
また、必要に応じて上板2、32の両端には、両側板8、38を両側から挟み込むんで固定できるガイド部6を形成しても良い。ガイド部6の形状は、当該目的を達成できればどのような形状でも良い。このようにガイド部6を形成することで、係合時に上板2、32が横にずれて、上板挟持部7、37等がチューブTから外れることを防止することができる。
また上板係合部5、35と前記両側板係合部10、40を係合させる際に、上板2、32を指で押し易いように上板2、32の上部に窪み13、43を形成しても良い。
支柱板4、34は、下板3、33の略中央から略垂直に立ち上がり、前記上板2、32と前記下板3、33の略中央を連結している。略中央にチューブTが挿通する孔11、41を形成している。支柱板4、34の上部と上板2、32の略中央部の接続部分が支点Pとなり、当該支点Pを中心として上板2、32は、上下に可動することができる。
下板3、33は、両端に略垂直方向に立ち上がる両側板8、38を形成し、上部に前記上板挟持部7、37とともにチューブTを押圧挟持するこのできる下板挟持部9、39を支柱板4、34からみて左右両側にそれぞれに形成している。
[両側板8、38]
両側板8、38は、略中腹部ないし略下部に孔12、42を形成し、略中腹部ないし略上部に上板係合部5、35と係合する両側板係合部10、40を形成している。
[上板係合部5、35と両側板係合部10、40]
「上板係合部5、両側板係合部10」とは、図1から図5に例示するように、少なくとも略斜面Sと略平面Mを有する突部であり、一方の略平面Mが一方の略斜面Sを乗り越えて、相互の略平面M同士で係合する部材を意味する。
例えば図4、図5に例示するように、上板係合部5の先端の上略平面Mが、両側板係合部10の略斜面Sを乗り越えて、上板係合部5の先端上略平面Mと両側板係合部10の下略平面Mで係合できれば、上板係合部5と両側板係合部10は、どのような形状でも良い。
「上板係合部35、両側板係合部40」とは、図6から図7に例示するように、複数の凸部35aと複数の凹部35bを有し、複数の凸部35aと複数の凹部35bで相互に係合する部材を意味する。
上板係合部35の凸部35aが両側板係合部40の凹部35b、上板係合部35の凹部35bが両側板係合部40の凹部40aと係合できれば、上板係合部35と両側板係合部40はどのような形状でも良い。
上板2、32の下部には、下板3、33側に向けて上板挟持部7、37を突設し、支柱板4、34からみて左右両側の二箇所に形成している。下板3、33の上部には、上板2、32側に向けて下板挟持部9、39を突設し、前記上板挟持部7、37とともにチューブTを押圧挟持することができるように、支柱板4、34からみて左右両側の二箇所に形成している。
支柱板4、34には、孔11、41を形成し、両側板8、38には、孔12、42を形成し、これらの各孔11、41、12、42は、略同じ高さに形成されている。
支柱板4、34と両側板8の孔11、41、12、42の三箇所にチューブTを挿通することで、チューブTの横ずれを防ぎ、さらにチューブTを水平状態に保持したまま挟持することができる。
クランプ1は、図4(a)に例示するように、支柱板4と両側板8の孔11、12にチューブTを挿通することにより装着される。この時、チューブTは上板挟持部7と下板挟持部9により挟持されていないので、液体はチューブT内を流れることができる。上板2の両側の上部又は窪み13を下向きに押すと、上板2は支点Pを中心として下方に撓み、両側の上板係合部5と両側板係合部10が前記のように係合することができ、図4(b)に例示するような状態になる。必要により両側板8を支柱板4と反対側(外側)に押しながら上板係合部5と両側板係合部10を係合しても良い。
この時、チューブTは両側の上板挟持部7と下板挟持部9により挟持されるため、二箇所で液体の流れを遮断する。また、図4(c)に例示するように片側の上板係合部5と両側板係合部10を係合することにより、前記片側の上板挟持部7と下板挟持部9が挟持されるため、一箇所で液体の流れを遮断することもできる。再び通液を行なう際には、両側板8を支柱板4と反対側(外側)に押すことで簡単に図4(a)の状態に戻る。
クランプ31は、支柱板34と両側板38の孔にチューブTを挿通することにより装着される。この時、チューブTは上板挟持部37と下板挟持部39により挟持されていないので、液体はチューブ内を流れることができる。上板32の両側の上部又は窪み43を下向きに押すと、上板32は支点Pを中心として下方に撓み、両側の上板係合部35と両側板係合部40を噛み合わせて係合することで、図7例示するような状態になる。必要により両側板38を支柱板34と反対側(外側)に押しながら上板係合部35と両側板係合部40を係合しても良い。この時、チューブTは上板挟持部37と下板挟持部39により挟持されるため、液体の流れは遮断される。
また片側の上板係合部35と両側板係合部40を係合することにより、前記片側の上板挟持部37と下板挟持部39が挟持されるため、一箇所で液体の流れを遮断することもできる。再び通液を行なう際には、両側板38を支柱板34と反対側(外側)に押すことで簡単に図7の状態に戻る。
2、32 上板
3、33 下板
4、34 支柱板
5、35 上板係合部
6 ガイド部
7、37 上板挟持部
8、38 両側板
9、39 下板挟持部
10、40 両側板係合部
11、41 孔
12、42 孔
13、43 窪み
35a 凸部
M 略平面
P 支点
S 略斜面
T チューブ
Claims (6)
- 上板(2、32)と、下板(3、33)と、当該下板(3、33)の略中央から略垂直に立ち上がり、前記上板(2、32)と前記下板(3、33)の略中央を連結する支柱板(4、34)からなり、
前記上板(2、32)は、両端に上板係合部(5、35)を形成し、下部に上板挟持部(7、37)を前記支柱板(4、34)からみて左右両側にそれぞれ形成し、
前記支柱板(4、34)は、略中央に孔(11、41)を形成し、
前記下板(3、33)は、両端に略垂直方向に立ち上がる両側板(8、38)を形成し、上部に前記上板挟持部(7、37)とともにチューブ(T)を押圧挟持するこのできる下板挟持部(9、39)を支柱板(4、34)からみて左右両側にそれぞれに形成し、
前記両側板(8、38)は、略中腹部ないし略下部に孔(12、42)を形成し、略中腹部ないし略上部に上板係合部(5、35)と係合する両側板係合部(10、40)を形成した、ことを特徴とする医療用クランプ(1、31)。 - 前記上板係合部(5)と前記両側板係合部(10)は、少なくとも略斜面(S)と略平面(M)を有する突部であり、一方の略平面(M)が一方の略斜面(S)を乗り越えて、相互の略平面(M)同士で係合する請求項1記載の医療用クランプ(1)。
- 前記上板係合部(35)と前記両側係合部(40)は、複数の凸部(35a)と複数の凹部(35b)を有し、複数の凸部(35a)と複数の凹部(35b)で相互に係合する請求項1記載の医療用クランプ(31)。
- 上板(2、32)の両端にガイド部(6)を形成した請求項1から請求項3記載のクランプ(1、31)。
- 上板(2、32)の上部に窪み(13、43)を形成した請求項1から4記載のクランプ(1、31)。
- 請求項1から請求項5に記載のクランプをチューブ(T)の途中に装着した医療用具。
Priority Applications (1)
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JP2005010926U JP3121000U (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 医療用クランプ及び医療用具 |
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JP2005010926U Expired - Lifetime JP3121000U (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 医療用クランプ及び医療用具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022062176A (ja) * | 2017-10-16 | 2022-04-19 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 注射器デバイス |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005010926U patent/JP3121000U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
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JP2022062176A (ja) * | 2017-10-16 | 2022-04-19 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 注射器デバイス |
JP7308997B2 (ja) | 2017-10-16 | 2023-07-14 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 注射器デバイス |
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