JP3120980B2 - コンクリートユニットの製造装置 - Google Patents
コンクリートユニットの製造装置Info
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Description
住宅用の地下室構造体のような大型のコンクリートユニ
ットを製造するときに用いられるコンクリートユニット
製造装置に関するものである。
ようなコンクリートユニット製造装置100が知られて
いる。なお図6の(イ)は製造装置100の平面視の説
明図であり、図6の(ロ)は同側面視の説明図である。
図6に示すように、コンクリートユニット製造装置10
0は、工場内の所定の敷地に並設された複数体の大型の
枠型101と、これらの枠型101にスチームを供給す
るボイラー102と、これら枠型101およびボイラー
102間に配設されたスチーム配管103とからなって
いる。
型104内に装着される内型105とからなり、これら
両型104,105間の隙間であるキャビティ106に
配筋が施された後、生コンクリートがキャビティ106
内に流し込まれ、所定の養生期間が経過した後にキャビ
ティ106内にコンクリートユニットが形成されるよう
になっている。
などの、いわゆるコンクリート2次製品を製造する工場
建屋107の一隅に設けられ、ここで得られたスチーム
は、一部が工場建屋107内の2次製品の養生用に使用
されるとともに、残部がスチーム配管103を介して枠
型101に供給されるようになっている。スチーム配管
103からは、各枠型101に対応した位置でバルブ1
09を備えたスチーム支管108が分岐され、スチーム
配管103からのスチームがスチーム支管108および
開通しているバルブ109を通って養生対象の枠型10
1に供給されるようになっている。
すように、キャビティ106内に生コンクリートが装填
された後に断熱性のシートや所定の断熱材からなる断熱
カバー110が被せられ、ボイラー102からのスチー
ムがスチーム配管103およびスチーム支管108を通
って断熱カバー110内に導入されることにより、この
スチームの熱が各型104,105を介してキャビティ
106内の生コンクリートに伝達され、これによる生コ
ンクリート成分の化学反応の促進でコンクリートの固化
を促進する、いわゆる養生処理が実行されるようになさ
れている。
のようなコンクリートユニット製造装置100にあって
は、屋外に多数の枠型101が配設されているため、全
ての枠型101にスチームが供給され得るようにするた
めには、各枠型101にスチームが行き渡るようにスチ
ーム配管103を敷設しなければならず、ときにはこの
スチーム配管103の長さが100mを越える場合もあ
り、配管コストが嵩むという問題点を有している。
に長いことにより、ボイラー102からのスチームがこ
の長いスチーム配管103を流通する間に放冷されて多
くの熱損失が生じるため、これを補償するべくスチーム
温度を予めより高温のものにしなければならず、これに
よってエネルギーコストが高騰するという問題点が存在
する。
るスチーム温度をより高温に設定しても、ボイラー10
2に近い枠型101から順次遠ざかるに従ってスチーム
配管103内のスチーム温度が順次低くなっていくた
め、ボイラー102に近い枠型101と遠い枠型101
とでスチームの温度が異なり、これによってボイラー1
02からの遠近差で養生条件にばらつきが生じることに
なり、同一時間内に均一な養生処理を施すことができな
くなって作業効率が低下するという問題点も存在する。
1を覆い、断熱カバー110内にスチームを導入する方
式では、枠型101を介して生コンクリートを加熱する
ために必要なスチーム量が非常に多くなる他、スチーム
の凝縮で生成したドレインは、70℃〜80℃と養生に
適した温度を保有していながら、金型が配置されている
地面に流れ落ちてしまい、これによってスチームの熱効
率が非常に低いものになるという問題点も存在する。こ
れを補償するためには、ボイラー102の熱供給能力を
高めなければならず、そうすれば設備コストが嵩むとい
う新たな問題点が提起される。
ためになされたものであり、ボイラーから枠型に到る長
いスチーム配管をほとんど不要とし、これによって流通
中のスチームの熱損失によるエネルギーコストの上昇を
抑えることが可能であり、さらに作業性を向上させるこ
とが可能なコンクリートユニットの製造装置を提供する
ことを目的としている。
生コンクリートを装填するためのキャビティを備えた枠
型と、キャビティ内の生コンクリートを加熱養生するス
チームを供給するためのボイラーとを備えてなるコンク
リートユニットの製造装置であって、複数体の上記枠型
を配列する枠型配列場に沿うように敷設された移動路
と、この移動路上を移動する移動体とが備えられ、上記
移動体に上記ボイラーが据え付けられ、上記枠型は、壁
内部に形成されたスチームの流通路を有し、この流通路
に離接可能な配管継手を介して上記ボイラーからのスチ
ームが供給されるとともに、生コンクリートの加熱養生
用の熱源として用いられた後のスチームのドレインを上
記ボイラーに戻すように構成されていることを特徴とす
るものである。
場に配設した状態で各枠型のキャビティ内に生コンクリ
ートを順次装填していき、装填の終わった枠型の位置に
移動体を移動路に沿って走行させ、移動体に据え付けら
れているボイラーからのスチームを枠型の壁内部に形成
された流通路に供給することにより、キャビティ内の生
コンクリートがスチームからの熱を得て構成成分間の化
学反応が促進される、いわゆる加熱養生処理が実行され
る。
るボイラーが、移動路を自在に移動する移動体に据え付
けられているため、必要な枠型の位置に移動体を移動さ
せることによってボイラーの近接位置に枠型が位置した
状態にすることができる。
内の定位置に移動不可能に据え付けられてにいる場合に
は、長尺のスチーム配管を枠型位置まで施工してボイラ
ーからのスチームを枠型に供給しなければならず、配管
の敷設コストが嵩む上、スチームは配管を移動中に温度
が低下して熱効率が悪化したり、ボイラーからの距離に
よって枠型に与えるスチームの温度がばらつき、均一な
加熱養生処理が行い得ないという問題点が存在したが、
本発明によれば、ボイラーが枠型位置に移動されること
によりかかる問題点が解消され、熱効率が向上するとと
もに、スチーム温度のばらつきもなくなり、常に均一な
養生条件でコンクリートを養生することが可能になる。
せ、この断熱カバー内にスチームを導入することにより
生コンクリートの加熱養生を行う場合には、外部に露出
している生コンクリートと、枠型に当接した部分の生コ
ンクリートとで熱の伝達が不均一になるとともに、外部
から枠型を通した伝熱では伝熱効率が低下してエネルギ
ーコストが嵩むという不都合が存在するが、本発明で
は、かかる不都合が解消され、養生時間の短縮化および
ドレインのボイラーへの返送によるドレイン保有熱の有
効利用でエネルギーコストの低減化に貢献する。
明において、上記枠型配列場は複数の枠型を直列で配列
し得るように形成され、上記移動路は枠型配列場を挟ん
で敷設された枠型配列場の長手方向に延びる一対のレー
ルによって形成され、上記移動体は各枠型を跨いだ状態
でレール上を走行可能に構成されていることを特徴とす
るものである。
数の枠型を並べた状態で、移動体をレールに沿って走行
させることにより、スチームが必要な枠型の位置に容易
に移動させることができる。そして、移動体は枠型配列
場を挟んで敷設された一対のレール上を走行するため枠
型を跨いだ状態になり、安定した走行状態を得ることが
できる。また、作業中の枠型は移動体の天井部分によっ
て覆われるため、雨天時も雨水に曝されることなく作業
を遂行することが可能になり、作業性が向上する。
明において、上記移動体は、天井部に配設されたクレー
ン装置を有していることを特徴とするものである。
置させた状態で、天井部に設けられたクレーンを操作す
ることにより、生コンクリートのキャビティ内への装填
作業や、枠型の組み付けやコンクリートユニットが形成
された後の型抜き等の各種の製造操作が容易に行われ、
これによる作業性の向上で生産性がアップする。
トユニット製造装置1の一実施形態を示す斜視図であ
り、図2はそのA−A線断面図である。この図に示すよ
うに、コンクリートユニット製造装置1は、工場の敷地
内に位置設定された枠型配列場2と、この枠型配列場2
に沿うように敷設された一対のレール(移動路)3と、
このレール3に案内されて走行自在に移動する移動建屋
4と、この移動建屋(移動体)4に据え付けられたボイ
ラー5とからなる基本構成を有している。
て載置し得る幅寸法(例えば20m)を有し、長距離
(例えば100m)に形成されている。かかる枠型配列
場2の表面にはコンクリートが平たく打設され、その両
端部に長手方向の全長に亘ってレール3が敷設されてい
る。各レール3の内側に作業者が各種の作業を行う所定
幅寸法の作業域21がそれぞれ形成されているととも
に、一方の作業域21(図2に示す例では右側のレール
3)の内側に枠型6を配設する枠型配設域22が設定さ
れ、他方の作業域21の内側には、製造されたコンクリ
ートユニット9を仮置きする仮置き域23が形成されて
いる。また、この仮置き域23と上記枠型配設域22と
の間には、ミキサー車Cが通過し得るミキサー車通過域
24が形成されている。
設定された本実施形態においては、作業域21、枠型配
設域22、仮置き域23およびミキサー車通過域24の
幅寸法は、それぞれ3m、4m、4mおよび6mに設定
され、これによって枠型配列場2内でコンクリートユニ
ットを製造するための充分なスペースが確保されるよう
にしている。ミキサー車Cは、枠型6に装填される生コ
ンクリートを枠型配列場2内に運び込むためのものであ
る。
には枠型6に隣接して砂が装填された反転砂場25が設
けられている。この反転砂場25は、仕上がって枠型6
から取り出されたコンクリートユニット9を運び易いよ
うに90°反転させるためのサンドベッドであり、この
サンドベッド上での反転操作でコンクリートユニット9
が損傷しないようになされている。
は、例えばクレーン車のような作業機械Mが配置され、
この作業機械Mによって配筋工場で配筋されたコンクリ
ートユニット9の芯となる配筋体Hを枠型6内に吊り下
げたり、枠型6のキャビティ内に形成されたコンクリー
トユニット9を吊り上げたり、反転砂場25でのコンク
リートユニット9の反転操作に荷担させるようにしてい
る。
持された幅方向一対の側壁42と、これら一対の側壁4
2の頂部間に架設された所定本数の梁材43および屋根
支持材44と、複数の屋根支持材44に支持された屋根
45と、一方(図2の左方)の側壁42に貫通状態で設
けられた運転室46と、各側壁42の底部に設けられた
上記レール3に案内される車輪47と、上記梁材43に
敷設された梁材43に沿って正逆走行するホイストクレ
ーン48とを備えて構成されている。
作による図略の駆動モータの駆動でレール3上を転動
し、これによって移動建屋4をレール3に沿って任意に
移動させ得るようになっている。
付設されたレール上を走行するクラブトロリー48a
と、このクラブトロリー48aから昇降可能に吊持され
たホッパー48bとからなっている。クラブトロリー4
8aには図略の走行モータとホッパー48bを昇降させ
る走行モータとが内装され、これらのモータを運転室4
6内で運転操作することにより、下部開口が閉止状態の
ホッパー48bでミキサー車Cからの生コンクリートを
受け取り、枠型6の上方位置まで移動させてから閉止状
態の開口を開けることにより、ホッパー48b内の生コ
ンクリートが枠型6のキャビティ内に装填されるように
なっている。
の側壁42にボイラー室50が形成され、ボイラー5が
据え付けられている。上記ボイラー5は、このボイラー
室50内に据え付けられている。図3は、ボイラー5と
枠型6との接続状態を示す斜視図である。この図に示す
ように、ボイラー5は、円筒状のボイラー本体51と、
このボイラー本体51に隣接載置されたドレイン回収タ
ンク52とからなっている。ボイラー本体51内には水
タンクと燃焼室とスチーム発生部とが設けられ、燃焼室
での燃料の燃焼によって水タンクから送られた水がスチ
ーム発生部内でスチームになり、このスチームがスチー
ム配管53を通して枠型6に送り出される一方、枠型6
内で凝縮したドレインは、ドレイン回収配管54を通っ
てドレイン回収タンク52に回収されるようになってい
る。
タンク52との間には、ドレイン回収タンク52に回収
されたドレインをボイラー本体51の水タンクに戻すド
レイン戻し配管55が設けられ、このドレイン戻し配管
55を通って水タンクに供給されたドレインは、スチー
ム用の原料水として再使用されるようにしている。
収配管54の先端部には、相手方とすばやく離接するこ
とができる配管継手の一種であるクイックジョイント5
6が設けられ、このクイックジョイント56の操作で枠
型6側の配管と迅速に接続したり接続解除し得るように
なっている。
る。この図に示すように、枠型6は、枠型配設域22施
工された平面視で方形の枠型ベース61と、この枠型ベ
ース61の周縁部分に配設される4体の単位外型部材6
2と、これら4体の単位外型部材62の内側に配設され
る4体の単位内型部材63と、この単位内型部材63と
上記枠型ベース61との間に介設されるプラットフォー
ム64とを備えた基本構成を有している。
で正方形になるように寄せ合わせることによって外型6
aが形成される一方、4体の単位内型部材63を、枠型
ベース61の中央部に各側端縁を当接させるようにして
寄せ合わせることにより内型6bが形成されるようにな
っている。これら外型6aと内型6bとの間に平面視で
角型環状のキャビティ65形成されている。
れ二対ずつのレール部材66が敷設されているととも
に、各一対のレール部材66に案内される台車67が設
けられ、単位外型部材62は一対の台車67に支持され
ている。これによって単位外型部材62はレール部材6
6に案内されつつ内型6bに対して進退可能になってお
り、キャビティ65を形成させるときは各台車67を内
型6bに向けて移動させる一方、キャビティ65内に形
成されたコンクリートユニット9を型抜きするときは、
各台車67を内型6bから離間させ、これによってコン
クリートユニット9を開放し得るようになっている。
め鉄筋が配筋されており(例えば、内型6bが形成され
た時点で配筋され、その後、外型6aが形成される)、
この配筋済みのキャビティ65に生コンクリートを流し
込んだ後にボイラー5からのスチームを単位外型部材6
2内に供給して生コンクリートを加熱養生することによ
りコンクリートユニット9が形成されることになる。
示す一部切欠き斜視図である。この図に示すように、上
記単位外型部材62は、所定厚み寸法の鉄板を加工する
ことにより形成され、矩形状の正面板62aと、この正
面板62aと同一寸法の背面板62bと、これら正面板
62aおよび背面板62bの両側部間に設けられた一対
の側板62cと、底部を閉止した底板62dと、上部を
閉止した天板62eとを備えて偏平な直方体状に形成さ
れている。
れたスチームを導入するためのジャケット7を有してい
る。このジャケット7は、背面板62bに当接した波形
板71と、この波形板71から若干離間状態で単位外型
部材62内を互いに密閉状態で仕切る正面板62aと平
行な仕切板72とからなっている。
bの上下寸法より短く寸法設定され、かつ下端縁部が側
面視で円弧形状の円弧板73に固定され、これによって
円弧板73と底板62dとの間に導入されたスチームを
分配する分配室73aがされているとともに、波形板7
1と背面板62bとの間に上下方向に延びる複数のスチ
ーム通路71aが形成されている。従って、一対の側板
62cの下部に設けられたスチーム導入管74を介して
分配室73a内に導入されたスチームは、各スチーム通
路71aに分配されるため、背面板62bが均一に加熱
され、この熱がキャビティ65内の生コンクリートに伝
熱されることになる。
間には隙間が形成されているとともに、仕切板72と波
形板71との間にはスチームが凝縮して形成したドレイ
ンを通すドレイン通路72aが形成されている。そし
て、仕切板72の横方向の中央位置下部にはドレイン抜
出し管75が接続されている。このドレイン抜出し管7
5は、正面板62aを貫通して外部に突出され、これに
よって仕切板72内に溜まったドレインはドレイン抜出
し管75を通って外部に導出されるようになっている。
は断熱材装填室72bが形成され、この断熱材装填室7
2bにグラスウール等の断熱材72cが装填されること
によって、スチーム熱の外部に向けた放熱が確実に防止
されるようにしている。
数のスチーム放出孔62fが穿設され、このスチーム放
出孔62fからスチーム通路71a内のスチームの一部
がキャビティ65に向けて放出され、これによってキャ
ビティ65内の生コンクリートの上部を養生するように
している。そして、スチーム放出孔62fから放出され
たスチームが大気中に放散されてしまうことを防止する
ために養生期間中は、図3に二点鎖線で示すように、枠
型6の上部に寄せ棟屋根状の蓋体68を被すようにして
いる。
1の周りにはボイラー5側のスチーム配管53およびド
レイン回収配管54に対応した枠型6側のスチーム配管
76およびドレイン回収配管77が敷設されている。ス
チーム配管76からは、バルブを介してスチーム用可撓
管76aが分岐されているとともに、ドレイン回収配管
77からもドレイン用可撓管77aが分岐され、スチー
ム用可撓管76aはスチーム導入管74に接続されてい
るとともに、ドレイン用可撓管77aはドレイン抜出し
管75に接続されている。
は、スチーム配管53,76、スチーム用可撓管76a
およびスチーム導入管74を通ってスチーム通路71a
(図4)内に導入されて単位外型部材62を加熱して生
コンクリートの加熱養生処理の熱源として用いられ、凝
縮してドレインとなってドレイン通路72a、ドレイン
抜出し管75、ドレイン用可撓管77aおよびドレイン
回収配管77,54を通ってドレイン回収タンク52に
回収される。ドレイン回収タンク52に回収されたドレ
インは、ボイラー本体51に戻されてスチーム用の原料
水として再使用される。
位外型部材62を組み合わせることによって生コンクリ
ートを装填するためのキャビティ65を形成する枠型6
と、キャビティ65内の生コンクリートを加熱養生する
スチームを供給するためのボイラー5とを備えてなるコ
ンクリートユニットの製造装置1であり、複数体の枠型
6を配列する枠型配列場2に沿うようにレール3を敷設
し、このレール3上を移動する移動建屋4を設け、移動
建屋4にボイラー5を据え付けたものであるため、複数
の枠型6を枠型配列場2に配設した状態で各枠型6のキ
ャビティ65内に生コンクリートを順次装填していき、
装填の終わった枠型6の位置に移動建屋4をレール3に
沿って走行させ、移動建屋4に据え付けられているボイ
ラー5からのスチームを枠型6に供給することにより、
キャビティ65内の生コンクリートがスチームからの熱
を得て加熱養生される。
るボイラー5が、レール3を自在に移動する移動建屋4
に据え付けられているため、必要な枠型6の位置に移動
建屋4を移動させることによってボイラー5の近接位置
に枠型6が位置した状態にすることができる。
地内の定位置に移動不可能に据え付けられてにいる場合
には、長尺のスチーム配管を枠型位置まで施工してボイ
ラー5からのスチームを枠型に供給しなければならず、
配管の敷設コストが嵩む上、スチームは配管を移動中に
温度が低下して熱効率が悪化したり、ボイラー5からの
距離によって枠型6に与えるスチームの温度がばらつ
き、均一な加熱養生処理が行い得ないという問題点が存
在したが、本発明によればこのような不都合は発生せ
ず、熱効率が向上するとともに、スチーム温度のばらつ
きもなくなり、常に均一な条件でコンクリートを養生す
ることができる。
直列で配列され得るように形成し、レール3は枠型配列
場2を挟んで敷設された枠型配列場2の長手方向に延び
る一対のレール3によって形成し、移動建屋4は各枠型
6を跨いだ状態でレール3上を走行するように構成して
いるため、枠型配列場2に一列に複数の枠型6を並べた
状態で、移動建屋4をレール3に沿って走行させること
により、移動建屋4をスチームが必要な枠型6の位置に
容易に移動させることができる。また、作業中の枠型6
は移動建屋4の天井部分によって覆われるため、雨天時
も雨水に曝されることなく作業を遂行することができ作
業性が向上する。
ーン48を配設しているため、移動建屋4を枠型位置に
位置させた状態で、天井部に設けられたホイストクレー
ン48を操作することにより、枠型6のキャビティ65
への生コンクリートの装填容易に行われ、これによって
作業性を向上することができる。
には、内部にスチームを通すスチーム通路71aを設
け、このスチーム通路71aに上記ボイラー5からのス
チームが供給されるように構成したため、キャビティ6
5内の生コンクリートは枠型6の当接面からの伝熱で熱
を得て伝熱状態が均一になり、生コンクリートに対する
ばらつきのない均一加熱を実現することができる。
に被せ、この断熱カバー内にスチームを導入することに
より生コンクリートの加熱養生を行う場合には、外部に
露出している生コンクリートと、枠型6に当接した部分
の生コンクリートとで熱の伝達が不均一になるととも
に、外部から枠型6を通した伝熱では伝熱効率が低下し
てエネルギーコストが嵩むという不都合が存在するが、
本発明では、かかる不都合が解消され、養生時間の短縮
化およびエネルギーコストの低減化に貢献することがで
きる。
は、単位外型部材62内で養生用の熱源として利用され
たのち凝縮してドレインとなるが、このドレインはドレ
イン回収タンク52に回収されてボイラー本体51に戻
され、スチーム用の原料水として再使用されるため、ド
レインが保有している80℃〜90℃の熱を放熱するこ
となく有効活用することができ、エネルギーコストの低
減化に寄与することができる。
ンクリートユニット9の一例について説明する。図5
は、枠型6によって製造されたコンクリートユニット9
の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は分解斜視
図、(ロ)は組立て斜視図である。図5に示すように、
コンクリートユニット9は、有底の下部構造体91と、
この下部構造体91に積み重ねられる角筒状の上部構造
体92とからなっている。
枠型6によって製造される。すなわち、下部構造体91
は、枠型6に生コンクリートを流し込むことによって上
下が逆転した状態で製造される一方、上部構造体92
は、上下が逆転されない状態で製造される。そしてコン
クリートユニット9を構築するときには、図5の(イ)
に示すように、下部構造体91が逆転から基に戻され、
この下部構造体91の上に上部構造体92が積み重ねら
れることによって、図5の(ロ)に示すようなコンクリ
ートユニット9が形成される。
された篭型配筋体93が内装されているとともに、上部
構造体92には筒型配筋体94が内装され、これによっ
てコンクリートユニット9が構造的に丈夫になるように
している。また、下部構造体91の上縁部には環状に段
差縁部91aが形成されている一方、上部構造体92の
下縁部には下部構造体91の段差縁部91aに対応した
段差縁部92aが形成され、これらの段差縁部91a,
92aが互いに嵌め合わされることによって上下の構造
体91,92の横ずれが確実に防止されるようになって
いる。
うなコンクリートユニット9を、移動建屋4を走行させ
ていくことによってシステマチックに順次製造すること
が可能になり、これによって非常に大きな構造物であ
り、従来、大量生産は不向きであると考えられていたコ
ンクリートユニット9を効率的に大量に製造することが
でき、コンクリートユニット9の低価格化に対する貢献
度は極めて大きい。
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
として一対のレール3が採用されているが、本発明は移
動路がレールであることに限定されるものではなく、例
えば表面が平坦に形成されたコンクリート製の通路であ
ってもよいし、支柱間に架設された架設レールであって
もよい。移動路としてコンクリート製の通路を採用する
ときは、移動建屋4の車輪としてタイヤ車輪を採用すれ
ばよい。また、移動路として架設レールを採用するとき
は、移動建屋4をこの架設レールに吊持させた宙吊り状
態で移動させるようにすればよい。
列場2に2列で枠型が配設されているが、本発明は、枠
型が2列で配設されることに限定されるものではなく、
1列であってもよいし、3列以上であってもよい。
として住宅建設用のコンクリートユニット9を製造する
ためのものを例に挙げて説明したが、本発明は枠型6が
住宅建設用のコンクリートユニット9を製造するための
ものであることに限定されるものではなく、2面体(側
面視でL字形状のコンクリートユニット)〜6面体のあ
らゆるコンクリート構造体の製造に適用することができ
る。
ンクリートユニット9の製造方法によってコンクリート
ユニット9を製造した場合、スチームの熱損失がどの程
度になるかを試算するとともに、比較のために従来のコ
ンクリートユニット9の製造方法でコンクリートユニッ
ト9を製造した場合についても試算した。試算条件およ
び試算結果は表1に示すとおりである。なお、この試算
における原単位は、広く頒布されている便覧類に記載さ
れた値を採用した。
ートユニット9の養生処理に用いられる1時間当たりの
スチームの熱損失が19,500Kcal(81,62
7,000ジュール)と非常に多いのに対し、本発明で
は同1時間当たりのスチームの熱損失が200Kcal
(837,200ジュール)と非常に少なく、比較例の
1/100であった。
ニット9の製造において、エネルギーコストの低減化に
多大に寄与するものであることが実証され、この面から
も非常に優れたものであることが判る。
枠型を配列する枠型配列場に沿うように敷設された移動
路と、この移動路上を移動する移動体とを設け、この移
動体にボイラーを据え付けたため、複数の枠型を枠型配
列場に配設した状態で各枠型のキャビティ内に生コンク
リートを順次装填していき、装填の終わった枠型の位置
に移動体を移動路に沿って走行させ、移動体に据え付け
られているボイラーからのスチームを枠型に供給するこ
とにより、キャビティ内の生コンクリートがスチームか
らの熱を得て構成成分間の化学反応が促進される、いわ
ゆる加熱養生処理を実行することができる。
るボイラーが、移動路を自在に移動する移動体に据え付
けられているため、必要な枠型の位置に移動体を移動さ
せることによってボイラーの近接位置に枠型が位置した
状態にすることができる。
内の定位置に移動不可能に据え付けられてにいる場合に
は、長尺のスチーム配管を枠型位置まで施工してボイラ
ーからのスチームを枠型に供給しなければならず、配管
の敷設コストが嵩む上、スチームは配管を移動中に温度
が低下して熱効率が悪化したり、ボイラーからの距離に
よって枠型に与えるスチームの温度がばらつき、均一な
加熱養生処理が行い得ないという問題点が存在したが、
本発明によれば、ボイラーが枠型位置に移動されること
によりかかる問題点が解消され、熱効率が向上するとと
もに、スチーム温度のばらつきもなくなり、常に均一な
養生条件でコンクリートを養生することができる。
ームの流通路に離接可能な配管継手を介してボイラーか
らのスチームが供給するとともに、スチームのドレイン
をボイラーに戻すようにしているため、ドレインが保有
している熱を放熱することなく有効活用することがで
き、エネルギーコストの低減化に寄与することができ
る。
を、複数の枠型を直列で配列し得るように形成するとと
もに、移動路を、枠型配列場を挟んで敷設された枠型配
列場の長手方向に延びる一対のレールによって形成し、
移動体を、各枠型を跨いだ状態でレール上を走行し得る
ように構成したため、枠型配列場に一列に複数の枠型を
並べた状態で、移動体をレールに沿って走行させること
により、スチームが必要な枠型の位置に容易に移動させ
ることができる。そして、移動体は枠型配列場を挟んで
敷設された一対のレール上を走行するため枠型を跨いだ
状態になり、安定した走行状態を得ることができる。ま
た、作業中の枠型は移動体の天井部分によって覆われる
ため、雨天時も雨水に曝されることなく作業を遂行する
ことが可能になり、作業性を向上させることができる。
井部にクレーン装置を配設したため、移動体を枠型位置
に位置させた状態で、天井部に設けられたクレーンを操
作することにより、生コンクリートをキャビティ内に装
填したり、枠型の組み付けやコンクリートユニットが形
成された後の型抜き等の各種の製造操作を容易に行うこ
とができ、作業性および生産性の向上に寄与することが
できる。
の一実施形態を示す斜視図である。
る。
視図である。
の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は分解斜視
図、(ロ)は組立て斜視図である。
るための説明図であり、(イ)は平面図、(ロ)は側面
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 生コンクリートを装填するためのキャビ
ティを備えた枠型と、キャビティ内の生コンクリートを
加熱養生するスチームを供給するためのボイラーとを備
えてなるコンクリートユニットの製造装置であって、複
数体の上記枠型を配列する枠型配列場に沿うように敷設
された移動路と、この移動路上を移動する移動体とが備
えられ、上記移動体に上記ボイラーが据え付けられ、上
記枠型は、壁内部に形成されたスチームの流通路を有
し、この流通路に離接可能な配管継手を介して上記ボイ
ラーからのスチームが供給されるとともに、生コンクリ
ートの加熱養生用の熱源として用いられた後のスチーム
のドレインを上記ボイラーに戻すように構成されている
ことを特徴とするコンクリートユニットの製造装置。 - 【請求項2】 上記枠型配列場は複数の枠型を直列で配
列し得るように形成され、上記移動路は枠型配列場を挟
んで敷設された枠型配列場の長手方向に延びる一対のレ
ールによって形成され、上記移動体は各枠型を跨いだ状
態でレール上を走行可能に構成されていることを特徴と
する請求項1記載のコンクリートユニットの製造装置。 - 【請求項3】 上記移動体は、天井部に配設されたクレ
ーン装置を有していることを特徴とする請求項2記載の
コンクリートユニットの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31020899A JP3120980B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | コンクリートユニットの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31020899A JP3120980B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | コンクリートユニットの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000210923A JP2000210923A (ja) | 2000-08-02 |
JP3120980B2 true JP3120980B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=18002503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31020899A Expired - Lifetime JP3120980B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | コンクリートユニットの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3120980B2 (ja) |
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ES1109530Y (es) * | 2014-04-30 | 2014-08-06 | Acciona Windpower Sa | Planta portatil para la fabricacion de elementos prefabricados de hormigon para torre de hormigon |
JP7358818B2 (ja) * | 2019-07-25 | 2023-10-11 | 株式会社大林組 | 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法 |
CN113001772A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-06-22 | 中电建十一局工程有限公司 | 一种混凝土预制梁冬季保温施工方法 |
CN114643637B (zh) * | 2022-03-21 | 2024-01-19 | 中电建路桥集团有限公司 | 一种预制箱梁养生用水蒸汽发生*** |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP31020899A patent/JP3120980B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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