JP3120768U - 化粧水用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、複数の化粧水を別々に分け入れて一緒に持ち運びができ、且つ等量に混ぜ合わせた状態で取り出せる化粧水用容器を提供する。
【解決手段】 収容ハウジング41、密封カバー42、キャップ体43、回転ディスク44及び保持座からなる収容ケース集成体40を備え、前記収容ケース集成体40には、外側管状円筒部20を2個配設し、各外側管状円筒部20に、押し付けシャフト30、ねじ付き回転管33、カラー34、位置決め内側スリーブ34、基部座35から成る制御ユニットを据え付けて各々を組合せてから、収容ハウジング41の底部に回転ディスク44を設けた保持座45を連結させ、各制御ユニットによって収容ハウジング41内に配設した外側管状円筒部20内部の化粧水を同時に上昇移動させることで、別々に収容した異なる種類の化粧水をそれぞれ等量に混ぜ合わせた状態で同時に外へ取り出すことができる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、化粧水用容器の改良構造に関し、更に具体的に言うと、色々な種類の化粧水を一緒にまとめて収容して携帯することのできる化粧水用容器に関する。
図1は、従来の携帯用化粧水瓶容器の斜視図であり、従来のものは、普通は、種々の化粧水をそれぞれ別々に詰めるために個別容器に作ってある。
従来形の化粧水用容器では、図1に典型的に示すように、化粧水用容器10は管状円筒部11と蓋部12とからで構成されている。
管状円筒部11はその上端部の外側に雄ねじ部111と、更にこのねじ部111の上部上方に伸長している液出入り口1121の付いた容器口部112とが形成されている。
蓋部12の内側には、その下方部の周面に雌ねじ部121と、その上方部表面から下方に伸長している半球状の連結突出部122とが形成されている。
実際に使用する場合、まず、化粧水容器10の管状円筒部11に1種類の化粧水を詰めて収容してから、蓋部12の雌ねじ部121と管状円筒部11の雄ねじ部111とを相互に螺合すると、連結突出部122が容器口部112の液出入り口1121に正確に接合するようになる。
しかしながら、このような従来の化粧水用容器には幾つかの欠点がある。
まず第1に、化粧水用容器10は、化粧水を種類ごとに詰められるように個々別々に作らねばならない。したがって、日焼け止めクリームだとか、モイスチャーローション等などの種々の化粧水、乳液、クリームの機能に応じて化粧品セットを持ち歩くには、それぞれの化粧品に対して化粧水用容器10を個別に揃えなくてはならず、必要な化粧水用容器10の数が増えて不経済である。
また、1つの化粧水用容器から1種類の化粧水を出して、この化粧水を別の幾つかの化粧水用容器から取り出した化粧水と混ぜ合わせたりするというのは、化粧水用容器10の数が増えるばかりで、手間を要し持ち運びしたり使用するのに非常に不便である。
第2に、管状円筒部11に収容された化粧水Aが連結突出部122に付着したまま蓋部12が嵌められて、その連結突出部122が管状円筒部11の上方端部に配置されている容器口部112の液出入り口1121に正確に接合して密閉状態になると、蓋本体12の内部の衛生状態を保つのが難しくなり、容器の中にヴィールスが繁殖する原因となる。
第3に、図2に示すように化粧水用容器を使用するとき、管状円筒部11を傾けて容器口部112を下に向け、管状円筒部11の本体を搾ると、化粧水Aが液出入り口1121を通って外部へ抽出されるようになるのであるが、管状円筒部11に搾る力が強よすぎた場合、すぐに大量の化粧水Aが外に飛び出して、化粧水の無駄使いとなる。
第4に、管状円筒部11の内部に収容されていた化粧水Aの量がだんだんと減ってきて残り少なくなって来ると、残量の化粧水Aが管状円筒部11の底に溜まってしまうので、管状円筒部11を搾って液出入り口1121から化粧水Aを出すまでに化粧水Aが底から容器口部112まで流れてくるのに時間が掛かってしまい、容器口部112に化粧水Aが到着していないのに早まって搾り作業をしてしまった場合、空気だけが出たり、ほんの少しの量の化粧水が途切れ途切れに出たりするといったことになり、使用するのに不便である。
本考案は、前述の従来技術の欠点を改善して、取り外し自在に据え付けられたキャップ本体を有する密封カバーが収容ケース集成体の収容ハウジングの上方部分に連結されており、回転ディスクが回転可能に据え付けられた保持座が、外側管状円筒部それぞれに制御ユニットが係合されている連結機構の収容ハウジングの底部に接続されており、これにより、回転ディスクがねじ付き回転管の上昇移動を同時に付勢することができるようにしたので、必要に応じて、1つの容器に2種類の化粧水を一緒に詰め合わせることができると同時に、それぞれの化粧水を均等な分量で混ぜ合わせた状態で外側へ取り出せるようにしたので、使用される異なる化粧品用容器の数を効果的に減らすことができると共に、持運びが簡単で、使い易くさせる化粧水用容器構造を提供することを第1の目的とする。
本考案の第2の目的は、密封カバーには、内周面に形成された多数のリング状リブによって限定される第1係止部を有する集成体部と、内側側部に伸長する第2係止部で形成される2つの円錐形溝部を有するカバー部とがあり、前記第1および第2係止部は、収容ハウジングの開口端部と、収容ハウジングの外側に伸長する外側管状円筒部とに同時に嵌るように適用されるので、複数種の化粧水が同時に絞り出されて、均等に混ぜ合わされて案内開口部と密封カバーの液出口とを通って外へ流されるようになるので、化粧水用容器を都合よく同時に開閉することが達成できるようにした化粧水用容器構造を提供することである。
本考案の第3の目的は、回転ディスクの回転により付勢されることで、制御ユニットの押し付けシャフトとねじ付き回転管が同時に直線的に上昇移動して、外側管状円筒部の収容室へ前進し、収容室に収納されていた化粧水が押し付けシャフトの押し付け接合部によって圧搾されるので、これにより、押し付けシャフトがねじれて進んで行くことがないように確実にまっすぐ押し出せるようにでき、操作中に磨り減ったりするようなリスクを減らせると共に、化粧水を中断することなく連続的に外側へ運び出すことができ、一層正確で良好な使用状態を達成することができるようにした化粧水用容器を提供することである。
本考案の第4の目的は、それぞれの外側管状円筒部には係止用フランジがあり、その上方部に接触突出部が伸長していて、化粧水用の収容ハウジングの収容開口部の両側部端部を限定する嵌合凹部と連結するようになっているので、係止用フランジによって適切に位置決めされた外側管状円筒部の上方首部が傾いたり揺動したりしないで収容ハウジングの外側に安定して伸び出ていられるようになり、化粧水が2つの外側管状円筒部の中に迅速に充填され、密封カバーが収容ハウジングの開口部および2つの外側管状円筒部とに同時に嵌められるので、様々な化粧水を携帯するのに沢山の別々の化粧水容器を使わずに経済的に1つの収納ケース集成体を利用することができ、且つ化粧品を使用するのに対し収容ケース集成体を開閉するのに1つの密閉カバーを利用することができ、非常に便利に使用することが達成されるようにした化粧水用容器を提供することである。
本考案の請求項1に係る化粧用容器は、内部に外側管状円筒部を2本並べて収容することのできる収容ケース集成体から成る化粧水用容器であって、前記外側管状円筒部は各々制御ユニットが据え付けられた状態で前記収容ケース集成体の中に左右並べて位置決めされており、前記収容ケース集成体は、収容ハウジング、密封カバー、キャップ体、回転ディスク、保持座から構成されており、前記密封カバーは前記キャップ体に連結され、前記収容ハウジングの底部は前記保持座に据え付けられていて、前記回転ディスクが該保持座に回転可能に配設されており、前記外側管状円筒部に収容されている化粧水を取り出す場合に、前記回転ディスクを回転することにより、外側管状円筒部の内壁に沿って上方に伸長して左右両側に配置された2つの制御ユニットを同時に付勢することができるようになっており、これにより、両外側管状円筒部から等量に混ぜ合わさった状態で複数種類の化粧水を1回の操作で移動させて容器から外部へ取り出せるようになり、種々の化粧水を携帯するのに必要とされる化粧水毎に別々の化粧水瓶の数を経済的に減らすことができ、これにより携帯し易くさせると共に使い勝手も便利にしたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記外側管状円筒部は内部中空の中空管形状に構成されていることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記外側管状円筒部の上方部の外周面の適所には係止フランジが延在して形成されており、前記係止フランジの一側には接触突出部が突出形成されており、前記外側管状円筒部の上方首部の上部からは、更に径を小さくして段をつけられた環状のリブ状連結開口部が伸長して形成されており、前記外側管状円筒部の内部の下方部の適所には、同じように傾斜していて環状に配置されている斜めに角度のついた多数の案内ブロックが環状に配設されており、該案内ブロックの真下の内周面には複数個のリング状凹部が形成され、前記案内ブロックの上方には収容室が設けられていることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記制御ユニットは、押出し軸、カラー、ねじ付き回転管と、位置決め用内側スリーブ及び基部座とから構成されていることを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記押出し軸の上方縁部には密封用リングの付いた押出し接触部が配設され、前記押出し接触部の下側からは、左周りの歯のついたねじ付きロッドが下方に伸長していることを特徴とする。
請求項6の考案は、請求項4記載の化粧水用容器において、前記カラーの外周面には、1対の斜めに角度のついた接触ブロックが対称に形成され、該カラーの内周面には雌ねじが形成された開口穴が形成されていることを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項4記載の化粧水用容器において、前記ねじ付き回転管は、内壁面に右周りの歯のついたねじ穴が形成されており、その外周面にはねじ部が形成されており、軸方向に延びる両側部には1対の平行に延在する平坦面がそれぞれ対称に切削形成されていることを特徴とする。
請求項8の考案は、請求項4記載の化粧水用容器において、前記位置決め用内側スリーブは中空形状に形成されていることを特徴とする。
請求項9の考案は、請求項4記載の化粧水用容器において、前記位置決め用内側スリーブにはその外周面中段部に複数のリング状突出リブが形成されており、その下方部には多角形状の平坦部をなす連結端部がされており、前記位置決め用内側スリーブの中心からは、連結穴が伸長して形成され、該連結穴の両側には、1組の平坦面が対称に平行に切り欠かれており、前記基部座は、その上方部内側面は多角形状の連結用窪みを限定していて、その下方部には小径段になるギアシャフトが伸長しており、前記ギアシャフトにはその下側中心から回転軸ブロックが伸長していることを特徴とする。
請求項10の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記収容ケース集成体の収容ハウジングには受入れ開口部が有り、その上方端部には小径段になる突出したリブ状挿入部が伸長して形成されており、該受入れ開口部の左右両側部には嵌合凹部が対象に切欠き形成されており、収容ハウジングの底部には中央貫通孔が形成されていて、中央貫通孔に隣接して左右対称に2つの位置決め用の貫通穴がそれぞれ配置されていて、更に前記収容ハウジングには、その底部の両側方部に、適切な長さになる挿入用リブ及び挿入用溝穴が形成されていることを特徴とする。
請求項11の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記収容ケース集成体の密封カバーは斜め円錐形になるカバー部を備え、その上端部には液出口が形成されており、該カバー部の底縁には環状リブ形の嵌合部が形成され、密封カバーの下方端部は、大径になる連結部が下方に伸長して形成されており、これにより、前記カバー部と連結部の間の接合部分に制限フランジが形成されることになり、更にまた、前記密封カバーの内側表面には、連結部の底部に対応する位置に複数個のリング状リブが形成されている第1係止部があり、前記密封カバーの内部には、前記カバー部に対応する位置に並設された離隔した円錐形穴が2個形成されていて、各々の円錐形溝には、その末端部からリブ状の第2係止部が環状に突出して形成され、その上方部には案内オリフィスが伸長しており、これにより、カバー部の上方部に配設された液出口に流体が流れるように接続するようにしたことを特徴とする。
請求項12の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、収容ケース集成体のキャップ体には、内周面に接触リングが設けられたスナップ式嵌合部が形成されていることを特徴とする。
請求項13の考案は、請求項1記載の化粧水用容器において、前記収容ケース集成体の回転ディスクには、その外周面に複数個のリブが軸方向に突出して形成されており、前記回転ディスクの平坦部中心部には歯車シャフトが立設されており、保持座の両側方部には、接続端部が適切な高さで階段状に伸び出て形成された限定部が配設されており、相対向する両限定部の内側にはそれぞれ、接続ブロックが限定部の高さよりも突出して配設されていることを特徴とする。
本考案の化粧水用容器は、回転ディスクと制御ユニットの連結機構を介し、異なる性質を持つ化粧水をそれぞれ別の2つの外側管状円筒部に分け入れて、それぞれの化粧水を等量に混ぜ合わせて取り出せるようになっているので、持ち運びが簡単であると共に、使い勝手がよい。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図3は、本考案の化粧水用容器の一実施例を示す分解斜視図で、図4は本考案の化粧水用容器の密閉カバーの内側部を示す概略図、図5は本考案の化粧水用容器の組立完成後の斜視図、図6は図5の化粧水用容器の断面図、図7は図6の化粧水用容器断面図の外側管状円筒部および収容ケース集成体の一部拡大図、図8は図6の化粧水用容器断面図の制御ユニットおよび回転ディスクの一部拡大図、図9は、本考案の化粧水用容器を実際に使用している状態の、回転ディスクによって同時に回転されている回転ユニットを示す概略図、そして、図10は本考案の化粧水用容器の使用状態を示す断面図である。
図3から分かるように、本考案の化粧水用容器は、2個の外側管状円筒部20,20と2つの制御ユニット30,30及びこれらが収容される収容ケース集成体40とから構成されている。
それぞれの外側管状円筒部20は中空管に形成されており、その上方端部の外側周囲に上部フランジ21が適切に伸長しており、該上部フランジ21の一側に接触突出部22が形成されている。更に、外側管状円筒部20は上方首部24を有し、この上方首部24の上方に環状に突出している小段差連結開口部23が形成されている。外側管状円筒部20の下方端部には、その内側壁面の適切な位置に、同じように傾斜していて環状に形成されている斜めに角度のついた案内ブロック25と、該案内ブロック25の真下の内壁面に限定形成されている複数個のリング状凹部26が形成されている。また、前記案内ブロック25の上方には収容室27が設けられている。
各々の制御ユニット30は、併置された2つの外側管状円筒部20内にそれぞれ対称に配置される。これら各制御ユニット30は、押し付けシャフト31、カラー32、ねじ付き回転管33、位置決め内側スリーブ34及び基部座35で構成されている。
前記押し付けシャフト31の上方端部には、密閉リング312の付いた押し付け接触部311が形成されていて、この押し付け接触部311の下方に、左巻きのねじ歯がついたロッド313が伸びている。
前記カラー32は、その外周面に対称的に突出した1組の斜めに角度を持つ接触ブロック321を有し、その内周面には雌ねじ付き孔322が形成されている。
前記ねじ付き回転管33は、その内周面に右巻きのねじ歯がついたねじ付き開口穴331が形成されており、ねじ付き回転管33の外周面にはねじ部332が形成されており、ねじ部332の外周壁の一部には軸方向に切削した1対の平坦面が互いに平行になるように対称に形成されている。
前記位置決め用内側スリーブ34は中空形状に作られており、外周壁のほぼ中央部には複数のリング状突出リブ341が形成されており、その下方部には多角形状の平坦面となる連結端部342が形成されている。
前記基部座35は短筒形状に形成され、その上方内周壁部には前記連結端部342の多角形状の平坦面と対応する多角形状の平坦面を有する連結窪み部351が
形成されており、その下方外周壁部には、小段差に縮径して形成されたギアシャフト352が形成され、ギアシャフト352の中心から下方に向けて突出した軸ブロック353が形成されている。
前記収容ケース集成体40は、収容ハウジング41、密封カバー42、キャップ本体43、回転ディスク44及び保持座45から構成されている。
前記収容ハウジング41は、有底の内部中空楕円筒形状に形成されており、その上方端部に、収容開口部411と、小段差を有するリブが設けられた挿入係止部412が形成されており、その底部中央には通路となる中央貫通孔416が形成され、中央貫通孔416に隣接して左右対称に位置決め貫通孔417,417が形成されている。収容ハウジング41には、また、その底外端部の両側部には、適切な長さに突出する挿入リブ414が両側にそれぞれ形成され、更に前記挿入リブの近傍底部には外側連通する挿入溝穴415が形成されている。
前記密封カバー42は、斜め円錐形になるカバー部422を有し、その上方部には液出口421が形成され、その底端部には内方に環状に盛り上がった取り付け接続部4221がされている。前記カバー部422の底部には、大きく段差のついた連結部424が下方に向かって延在して形成されていて、これにより、カバー部422と連結部424の間の結合部分に制限フランジ523が形成されるようになる。
前記カバー部422は、制限フランジ523に近接する外周面に凹状の接触リング溝が形成されていて、この接触リング溝にスナップ式にパチンと嵌る突起部分431の付いたキャップ本体43が嵌め込まれるようになる。そして更に、図4に示すように、密封カバー42の内側面には第1係止部4241があり、多数のリング状リブが連結部424の底部に対応した位置に形成されている。密封カバー42の内部には、カバー部422の形状に対応して多角形状の2つの離隔する円錐形溝部4223が形成されており、各円錐形溝部4223には、その末端部に、環状にリブ形状に形成された第2係止部4222と、その上方部に、案内オリフィス4224が形成されており、カバー部422の上方部に設けられた液出口421から液体が流動可能に接続される。
前記回転ディスク44には、円盤外周面に複数個のリブ441が軸方向に規則正しく突出して形成されており、円盤平面中央には歯車軸442が突出して形成されている。
また、前記保持座45は前記収容ハウジング41の底面形状と同様な楕円形状に形成されており、楕円長尺の両側部に制限部451が設けられており、それぞれの制限部451から接続端部452が階段状に適切な高さ伸び出て形成されており、該接続端部452から突出するようにして、接続ブロック453が接続端部452の内側に形成されるようになっている。
図5は、本考案の収納ケース集成体40の組立完成図である。本考案の収納ケース集成体40の組立方法について以下に説明する。
前記保持座45の左右両側に相対向して位置する制限部451,451によって限定された空間に、回転ディスク44を嵌め入れる。そして、制限部451の上方部に形成されている接続部452および接続ブロック453それぞれが、収容ハウジング41の底部に形成されている挿入リブ414および挿入溝穴415に嵌まってしっかりと係合すると同時に、回転ディスク44の中央歯車軸442が収容ハウジング41の底部に形成された中央貫通孔416を抜け出て、これにより回転ディスク44が回転できるように配置される。
内周面に雌ネジ穴322のついたカラー32をねじ付き回転管33のねじ部332に嵌めて相互に螺合する。そして、ねじ付き回転管33のねじ孔331と押し付けシャフト31のねじ付きロッド部313を互いに螺合させて相互に組み合わせてから、外側管状円筒部20へ嵌め込んで、カラー32の接触ブロック321が外側管状円筒部20の案内ブロックへ当たるまで入れてゆく。ここへ、ねじ付き回転管33のねじ部332へ連結孔343が据え付けられるように位置決め内側スリーブ34を下から上へ嵌め入れて、相互に係合するまでスリーブ34のリング状突出リブ341を外側管状円筒部20のリング状凹部26へ相互係合させる。そして、前記基部座35の連結窪み351を位置決め内側スリーブ34の連結端部342へ合わせ、外側管状円筒部20の底端部に接触するまで嵌め入れる。
このように組み立てから、基部座35の底面中央に突出している軸ブロック353を、収容ハウジング41の底部に対称に配置された位置決め貫通孔417,417の内のどちらか一方の穴に連結させると、基部座35の下方部から伸長しているギアシャフト352が回転ディスク44の歯車442と正確に噛み合うようになる。
同時に、外側管状円筒部20の係止フランジ21の上方側に形成された接触突出部22と、収容ハウジング41の収容開口411の側方の縁部に限定された整合凹部413とが相互接続することにより、外側管状円筒部20の上方から飛び出ている首部24が安定して位置付けられる。
もう一つの外側管状円筒部20も、もう一つ別の制御ユニット30と組み合わせて、収容ハウジングの底部にあるもう一方の位置決め貫通孔417に連結させると、やはり回転ディスク44の歯車44と噛み合って、収容ハウジング41に据え付けられるようになる。こうして、2本の外側管状円筒部20,20が収容配置される。
したがって、日焼け止め、モイスチャーローション、美白ローション等々、様々な化粧水を、2本備え付けられた外側管状円筒部20,20の収容室27に詰め合わせることができるようになる。
そして、キャップ体43を密封カバー42のカバー本体422の接合部4221に付くまで被せてから、制限フランジ423にキャップ体の突起部分431でパチンと嵌め込む。このように組立てた密閉カバー42の組立連結部424を収容ハウジング41の収容開口411の開口縁に位置付けて押し付けて、密封カバー42を収容ハウジング41上部に据え付ける。そうすると、組立連結部424の内側表面の下方部に形成されている環状リブ状の第1係止部4241が収容ハウジング41の挿入部412に正確に嵌り込むと共に、第2係止部4222に対して外側環状筒20の連結開口部23が正確に密閉状態に位置付けられるようになる。これにより容器の完全密閉係合状態が達成される。
図9、図10について、本考案の使用方法を説明する。
実際に使用する場合、まず、キャップ体43を上方へ引張り上げて密封カバー42との係合を外す。そして、保持座45に回転可能に据え付けられている回転ディスク44を一方向へ回転させて、収容ハウジング41内に配備された両側の制御ユニット30の連結機構を付勢する。同時に、ねじ付き回転管33と押し付けシャフト31が付勢されて、一段一段収容室27の上方へ直線的に上昇して進んで行くと、2つの外側管状円筒部20に収容され制御ユニットの押し付け接触部311に圧迫された化粧水が、密封カバー42の円錐溝4223及び案内オリフィス4224から連続的に流れ出して、密封カバー42の外側に配置された液出口421から外へ飛び出して、化粧に適用されるようになる。
したがって、2つの外側管状円筒部20,20に別々に収容された機能の異なる化粧水を同時に等しい量だけ取り出すことができると共に、単一操作で液出口421から両方の液体を混ぜ合わせた状態でも取り出すことができるので、取り出す化粧水の量を経済的に制御でき、多量の化粧水が突然出てしまったりするのが防げる上に、混ぜ合わせた化粧水の分量にばらつきがあったりするのを防止できるので、便利に使用でき、持ち運び易い化粧水用の容器構造を提供することができる。
以上のように、本考案の好適な実施例を説明したが、本考案は、上記実施例に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲を逸脱しない範囲における各種の変形,改良は本考案の請求範囲に包含されることは言うまでもない。
従来の化粧水用容器構造の組立完了後の一部断面側面図 従来の化粧水用容器構造の使用状態を示す概略図 本考案の化粧水用容器構造の一実施例を示す分解斜視図 本考案の化粧水用容器の密閉カバーの内側部を示す概略図 本考案の化粧水用容器の組立完成後の斜視図 図5の化粧水用容器の断面図 図6の化粧水用容器断面図の外側管状円筒部および収容ケース集成体の一部拡大図 図6の化粧水用容器断面図の制御ユニットおよび回転ディスクの一部拡大図 本考案の化粧水用容器を実際に使用している状態の、回転ディスクによって同時に回転されている回転ユニットを示す概略図 本考案の化粧水用容器の使用状態を示す断面図
符号の説明
20 外側管状円筒部
21 上部フランジ
22 接触突出部
23 小段差連結開口部
24 上方首部
25 案内ブロック
26 リング状凹部
27 収容室
30 制御ユニット
31 押し付けシャフト
32 カラー
33 ねじ付き回転管
34 位置決め内側スリーブ
35 基部座
40 収容ケース集成体
41 収容ハウジング
42 密封カバー
43 キャップ本体
44 回転ディスク
45 保持座

Claims (13)

  1. 内部に外側管状円筒部を2本並べて収容することのできる収容ケース集成体から成る化粧水用容器であって、前記外側管状円筒部は各々制御ユニットが据え付けられた状態で前記収容ケース集成体の中に左右並べて位置決めされており、前記収容ケース集成体は、収容ハウジング、密封カバー、キャップ体、回転ディスク、保持座から構成されており、前記密封カバーは前記キャップ体に連結され、前記収容ハウジングの底部は前記保持座に据え付けられていて、前記回転ディスクが該保持座に回転可能に配設されており、前記外側管状円筒部に収容されている化粧水を取り出す場合に、前記回転ディスクを回転することにより、外側管状円筒部の内壁に沿って上方に伸長して左右両側に配置された2つの制御ユニットを同時に付勢することができるようになっており、これにより、両外側管状円筒部から等量に混ぜ合わさった状態で複数種類の化粧水を1回の操作で移動させて容器から外部へ取り出せるようになり、種々の化粧水を携帯するのに必要とされる化粧水毎に別々の化粧水容器の数を経済的に減らすことができ、これにより携帯し易くさせると共に使い勝手も便利にしたことを特徴とする化粧水用容器。
  2. 前記外側管状円筒部は内部中空の中空管形状に構成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  3. 前記外側管状円筒部の上方部の外周面の適所には係止フランジが延在して形成されており、前記係止フランジの一側には接触突出部が突出形成されており、前記外側管状円筒部の上方首部の上部からは、更に径を小さくして段をつけられた環状のリブ状連結開口部が伸長して形成されており、前記外側管状円筒部の内部の下方部の適所には、同じように傾斜していて環状に配置されている斜めに角度のついた多数の案内ブロックが環状に配設されており、該案内ブロックの真下の内周面には複数個のリング状凹部が形成され、前記案内ブロックの上方には収容室が設けられていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  4. 前記制御ユニットは、押出し軸、カラー、ねじ付き回転管と、位置決め用内側スリーブ及び基部座とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  5. 前記押出し軸の上方縁部には密封用リングの付いた押出し接触部が配設され、前記押出し接触部の下側からは、左周りの歯のついたねじ付きロッドが下方に伸長していることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  6. 前記カラーの外周面には、1対の斜めに角度のついた接触ブロックが対称に形成され、該カラーの内周面には雌ねじが形成された開口穴が形成されていることを特徴とする請求項4記載の化粧水用容器。
  7. 前記ねじ付き回転管は、内壁面に右周りの歯のついたねじ穴が形成されており、その外周面にはねじ部が形成されており、軸方向に延びる両側部には1対の平行に延在する平坦面がそれぞれ対称に切削形成されていることを特徴とする請求項4記載の化粧水用容器。
  8. 前記位置決め用内側スリーブは中空形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の化粧水用容器。
  9. 前記位置決め用内側スリーブにはその外周面中段部に複数のリング状突出リブが形成されており、その下方部には多角形状の平坦部をなす連結端部がされており、前記位置決め用内側スリーブの中心からは、連結穴が伸長して形成され、該連結穴の両側には、1組の平坦面が対称に平行に切り欠かれており、前記基部座は、その上方部内側面は多角形状の連結用窪みを限定していて、その下方部には小径段になるギアシャフトが伸長しており、前記ギアシャフトにはその下側中心から回転軸ブロックが伸長していることを特徴とする請求項4記載の化粧水用容器。
  10. 前記収容ケース集成体の収容ハウジングには受入れ開口部が有り、その上方端部には小径段になる突出したリブ状挿入部が伸長して形成されており、該受入れ開口部の左右両側部には嵌合凹部が対象に切欠き形成されており、収容ハウジングの底部には中央貫通孔が形成されていて、中央貫通孔に隣接して左右対称に2つの位置決め用の貫通穴がそれぞれ配置されていて、更に前記収容ハウジングには、その底部の両側方部に、適切な長さになる挿入用リブ及び挿入用溝穴が形成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  11. 前記収容ケース集成体の密封カバーは斜め円錐形になるカバー部を備え、その上端部には液出口が形成されており、該カバー部の底縁には環状リブ形の嵌合部が形成され、密封カバーの下方端部は、大径になる連結部が下方に伸長して形成されており、これにより、前記カバー部と連結部の間の接合部分に制限フランジが形成されることになり、更にまた、前記密封カバーの内側表面には、連結部の底部に対応する位置に複数個のリング状リブが形成されている第1係止部があり、前記密封カバーの内部には、前記カバー部に対応する位置に並設された離隔した円錐形穴が2個形成されていて、各々の円錐形溝には、その末端部からリブ状の第2係止部が環状に突出して形成され、その上方部には案内オリフィスが伸長しており、これにより、カバー部の上方部に配設された液出口に流体が流れるように接続するようにしたことを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  12. 収容ケース集成体のキャップ体には、内周面に接触リングが設けられたスナップ式嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
  13. 前記収容ケース集成体の回転ディスクには、その外周面に複数個のリブが軸方向に突出して形成されており、前記回転ディスクの平坦部中心部には歯車シャフトが立設されており、保持座の両側方部には、接続端部が適切な高さで階段状に伸び出て形成された限定部が配設されており、相対向する両限定部の内側にはそれぞれ、接続ブロックが限定部の高さよりも突出して配設されていることを特徴とする請求項1記載の化粧水用容器。
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