JP3120414B2 - ディスクプレイヤの防振構造 - Google Patents

ディスクプレイヤの防振構造

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JP3120414B2
JP3120414B2 JP04330069A JP33006992A JP3120414B2 JP 3120414 B2 JP3120414 B2 JP 3120414B2 JP 04330069 A JP04330069 A JP 04330069A JP 33006992 A JP33006992 A JP 33006992A JP 3120414 B2 JP3120414 B2 JP 3120414B2
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vibration
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山 高 弘 小
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディクプレイヤの防振構
造に関し、例えば、音声および画像などをデジタル信号
(あるいはアナログ信号)に変換して記録及び/または
再生するディスクプレイヤの防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばディスクプレイヤのドライ
ビングユニットは上シャーシと下シャーシの間に配置さ
れ、下シャーシに4箇所でビスにより取り付けられてい
る。ドライビングユニットの前側にはモータが取り付け
られ、このモータ軸にはディスクを載置するターンテー
ブルが設けられている。また、ドライビングユニットに
は、ディスクの記録情報を読み取るピックアップ及びピ
ックアップを移動させる移動機構、ピックアップを上下
反転させる構造のものではターンキャリッジ及びその駆
動機構等が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
ビングユニットはビスのみでシャーシに4箇所で取り付
けられているので、ターンテーブル用モータの回転に伴
って生じた振動が、ドライビングユニット自体にねじれ
振動を生じさせたり、シャーシを介してディスクプレイ
ヤの各部分に伝播し、再生もしくは記録された映像や音
声に悪影響を及ぼしたり、また、雑音を発生させたり画
像を乱れさせる原因となるという問題点がある。また、
こうした振動は取り付けねじをゆるめたり、半田付けや
溶接部分を疲労させる原因ともなるため、故障を誘発す
るという問題点もある。さらに、ドライビングユニット
を取り付ける際に生じた変形は吸収される部分が設けら
れていないので、部品の取付け寸法のずれとなるという
問題点もある。
【0004】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ためになされたものであり、シャーシとドライビングユ
ニットとの間のビス止め位置の近傍に防振材を設け、防
振構造を形成することにより、ドライビングユニットに
発生する振動を抑制し、部品の変形及び寸法のずれを防
止することを目的とする。
【0005】本発明は、ディスクを回転させるためのタ
ーンテーブル用モータを前側に備えたドライビングユニ
ットを、前記モータの両側の2箇所と後部の1箇所との
合わせて3箇所でシャーシに取り付けると共に、後部の
1箇所の取り付け箇所を挟む両側に弾性材料を設け、こ
の弾性材料を前記シャーシとドライビングユニットとの
に介在させてあり、前記3箇所の取り付け箇所では、
ドライビングユニットがシャーシにビスによりねじ止め
固定されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、上記の如く構成されたディスクプ
レイヤの防振構造を有するのでモータが高速回転し、ド
ライビングユニットが振動しても、振動は弾性材料に吸
収され振動が小さくなる。また、ドライビングユニット
をシャーシに取り付けた際の変形も吸収され緩和され変
形振動を起こしにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1、2は、本発明に係るディスクプレイヤ
の防振構造を備えたディスクプレイヤの一実施例を示す
図である。1はドライビングユニットであり、ドライビ
ングユニット1は、上シャーシ(図示せず)と下のシャ
ーシ2の間に位置する側面視コ型の空間を有している。
ドライビングユニット1の前側にはターンテーブル8を
上部に設けたダイレクトドライブモータ9が取り付けら
れ、下部及び上部にはピックアップを移動させる移動機
構、ピックアップの傾斜を調整するチルト機構等が設け
られている。ドライビングユニット1はシャーシ2に3
箇所で固定されている。すなわち、ドライビングユニッ
ト1の後部に1箇所のビス孔5、及びモータ9の両側の
ビス孔6及び7に、それぞれビス10,11,12によ
りねじ止め固定されている。また、後部のビス孔5の両
側の近傍には、ドライビングユニット1とシャーシ2と
の間に方形の硬質ゴム等からなる防振材3及び4が設け
られている。
【0008】次に、作用につき説明する。まず、ビデオ
ディスク等のディスクをディスク受面を備えたトレーに
載せると、トレーはケースの内部に移動する(図示せ
ず)。トレーが下降してディスクをターンテーブル8に
載せ、チャック部材とターンテーブル8の間で挾着保持
される。モータ9が作動し、ターンテーブル8と共にデ
ィスクが回転する。ピックアップ(図示せず)により、
ディスクの情報が再生または記憶される。モータ9の回
転によって振動が発生するが、防振材3、4がこの振動
を吸収し直接振動が他のモータ以外の部分に伝播するの
を抑制する。また、振動が伝播した場合、防振材3、4
が粘弾性を示すためこの振動を減衰させる。その結果振
動がすみやかに消失する。また、従来のように、ドライ
ビングユニットをシャーシに4箇所で取り付ける際、ビ
ス締めによってドライビングユニットに僅かな変形が生
ずることがあり、これはドライビングユニットにねじれ
を発生させ、これが、振動を発生させるための原因とも
なる。しかしながら、本案では3箇所で取り付け、一対
の防振材3、4がドライビングユニット1を取り付けの
ためのビス止め位置5を挟んで設けられているので、変
形が吸収され、効果的にねじれ振動を抑制することがで
きる。このため、ディスクの回転が振動に影響されるこ
とがなくなり、映像や音声の質が向上する。
【0009】この実施例では防振材として方形の弾性材
料を用いたが、防振材の形状はこれに限定されたもので
はなく、円形でも長方形でもよく、また材料も硬質ゴム
等弾性を示すものであれば良い。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ドライビングユニットをシャーシに3箇所で取り付
けると共に、ビス止め位置の近傍に防振材を設けること
により、振動を減衰し伝播を抑制すると共にドライビン
グユニットを組み立てる際の部品の変形が吸収され、記
録や再生時の画質や音声等の劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクプレイヤの防振構造の一実施例を示す
概略的な斜視図である。
【図2】図1に示す防振構造を備えたディスクプレイヤ
の取付け状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドライビングユニット 2 シャーシ 3、4 防振材(弾性材料) 5、6、7 ビス止め位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させるためのターンテー
    ブル用モータを前側に備えたドライビングユニットを
    前記モータの両側の2箇所と後部の1箇所との合わせて
    3箇所でシャーシに取り付けると共に、後部の1箇所の
    取り付け箇所を挟む両側に弾性材料を設け、この弾性材
    料を前記シャーシとドライビングユニットとの間に介在
    させてあり、前記3箇所の取り付け箇所では、ドライビ
    ングユニットがシャーシにビスによりねじ止め固定され
    ていることを特徴とするディスクプレイヤの防振構造。
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