JP3120305U - ブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯ブラシの清潔効率を効果的に向上することができるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシを提供する。
【解決手段】ブラシヘッドは、少なくとも前端、後端、2つの対向側部及び剛毛を有し、その剛毛が刷面を形成し、刷面が一側から他の一側へ傾斜し、これにより刷面を歯及び歯肉溝に緊密に当てることができる。ブラシヘッド1は、前端11、後端13、2つの対向側部15、17(一側部15のみ図示)、複数の剛毛19を有し、その剛毛19が刷面191を規定し、刷面が一側から他の一側へ傾斜している。刷面191は、前端11の左側17から右側15へ傾斜してよく、一側が長く他の一側が短い例えば放物線の外形となっている。
【選択図】図4

Description

本考案は、歯の清潔技術に関し、特に歯の掃除に用いられるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシに関する。
健康な歯によって、私達は正常に食事をすることができるとともに、食事を楽しむことができる。口腔内にはさまざまな細菌が充満しているため、食べ物と唾液との混合に加えて細菌の作用によって、プラークが歯肉溝(歯と歯肉の境目)に形成され、長時間にわたると歯周病や虫歯の現象を引き起こす。
さらに詳しく言えば、歯周病の形成病因としては、歯肉溝内のプラーク及び細菌をきれいに洗い落とすことができないため、一度歯肉溝内のプラークが堆積し石灰化すると、歯科医学でいう歯石となる。歯石が一度形成されれば、歯肉溝の清潔がより困難となり、これが歯周病の初期症状である。そして、歯肉の炎症や出血、腫れや痛みが生じる。この場合、歯科医に歯石やプラークを速やかに除去してもらわないかぎり、歯周病が次々と進行する。その結果、歯周組織の歯槽骨を失い、歯周ポケットを形成し、最後には歯のぐらつきも著しくなり、抜けてしまうことまである。
また、虫歯の形成の病因としては、歯に付着するプラーク及び細菌が口腔内の食べ物を介して酸性物質に代謝され、歯の石灰化構造が脱灰されることによって、エナメル質から徐々に象牙質へと侵食していくことによって生じるものである。この場合、象牙質内の象牙細管には歯髄(神経とも呼ばれる)細胞の突起が形成されているため、冷熱が象牙質から歯髄まで達して、歯髄の炎症が起こり、この歯髄炎は、想像もつかないほど激しい痛みを患者に感じさせることとなる。
したがって、口腔の衛生保健のためには、通常一日4回、即ち食事後及び就寝前の歯磨きが必要であると医師は推薦している。こうすることで、口腔の清潔や口腔内の異臭の解消ができるとともに、歯の病変を回避することができる。白く健康的で清潔な歯のためには、歯磨きに対する正確な理解が必要となる。現在、国際的に最も推薦されているバス歯磨き法は、主として歯ブラシと歯肉とが45度から60度の傾斜角となるように歯根を磨いて、歯面を上下に磨いていくものである。ただし、バス歯磨き法には効果はあるが、毎日の歯の清潔作業を健康的に且つ効果的にするためには、歯ブラシの選択が極めて重要となる。
現在市販されている全ての歯ブラシでは、図1A及び図1Bに示すように、歯ブラシ10は、ブラシヘッド101及びハンドル103を有し、ブラシヘッド101上の剛毛1011の多くが同じ長さの設計であるのが一般的である。同時に、図2Aから図2Cに示すように、図示の歯ブラシの違いは、その多くがブラシヘッド101の大きさやブラシヘッド101の前方の角度であり、それらはブラシヘッドが口腔内で自在に旋回できるようにするためのものである。このうち、特殊な設計としては、図3A及び図3Bに示すように、歯ブラシ20のブラシヘッド201の前方にある剛毛2011は比較的長く傾斜した角度を有し、遠心側の歯にはより好ましい清潔効率があるものが知られている。また、先行技術の文献のなかでは、台湾実用新案公告第264649号に、ブラシヘッドの前端及び両側にある剛毛がブラシヘッドの後端及び中間にある剛毛より長い歯ブラシが提案されているものもある。
ただし、剛毛が同じ長さのタイプの歯ブラシを利用するには、相当の歯磨きのテクニックがなければ口腔内の清潔を維持することができない。また、たとえ図3A及び図3Bに示す歯ブラシ20または台湾実用新案公告第264649号に示す実用新案の歯ブラシを利用しても、歯ブラシによって頬を大きく開くことができず、歯ブラシがほぼ平行的に歯を清潔にする動作をするため、歯肉溝及び歯に附着したプラークを効果的に取り除くことができない。
同時に、上下の顎の前歯領域における舌側(即ち歯が舌に近い側面)が弧状となっており、最も磨きにくい歯磨きにおける死角である。しかしながら、前記従来技術のブラシヘッドの設計では、この領域における歯磨きにおける死角による困難や、噛み合い面の清潔への需要を同時に解決することができない。
上記のように、市販されているブラシヘッドと剛毛は、その設計が歯ブラシの清潔効率に大いに影響を及ぼしており、歯科医または歯科医療従事者のような口腔清潔技法を具えていないのが一般的であるため、歯周病及び虫歯が流行することとなり、歯科診療所も密集することとなっている。
したがって、上記の従来技術の種々の欠点を克服し、歯磨きが容易でかつ専門的な歯磨き法を必要としないで口腔の清潔を図ることができる歯の清潔技術の開発が求められている。
そこで、以上の事情に鑑み、本考案は、歯肉溝及び歯を効果的に清潔にすることができるように、歯ブラシの清潔効率を効果的に向上することができるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシを提供することを課題とする。
また、本考案は、歯磨きが容易でかつ専門的な歯磨き法を必要としないで口腔を清潔にすることができるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシを提供することを課題とする。
また、本考案は、歯磨きにおける死角及び噛み合い面の清潔への需要を同時に満足させることができるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシを提供することを課題とする。
また、本考案は、設計上の自由度を向上することができるブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシにおいて、ブラシヘッドは、少なくとも前端、後端、2つの対向側部、剛毛を有し、その剛毛が刷面を規定し、該刷面が一側から他の一側へ傾斜しており、前記歯ブラシはさらに前記ブラシヘッド及び該ブラシヘッドに結合されるハンドルを含むことを特徴とする。
好ましくは、前端は固定部を有し、固定部は例えば凸部または凸リブのいずれか1つであり、該前端は、さらに第1の結合部を有し、第1の結合部は例えば凹部であり、後端は固定部を有してもよく、該固定部は例えば凸部または凸リブのいずれか1つであり、該後端は第2の結合部を有してもよく、該第2の結合部は例えば凹部である。好ましい実施形態として、刷面が前端の左側から右側へと傾斜し、一側が長く他の一側が短い外形となっている。他の好ましい実施形態として、刷面が前端の右側から左側へと傾斜し、一側が長く他の一側が短い外形となっている。該刷面は、放物線の外形であってよく、該ブラシヘッドの底部にはさらに開口及び該開口両側の2つの凹溝が設けられている。
本考案は、さらに前記のブラシヘッド及び該ブラシヘッドに結合されているハンドルを含む歯ブラシを提供する。好ましくは、ブラシヘッドとハンドルとは一体成形されまたは互いに分離されている。ブラシヘッドの前端は、第1の結合部を有し、ブラシヘッドの後端は、第2の結合部を有し、該ハンドルには、さらに収容部及び第3の結合部が設けられている。収容部は凹部であってよい。
好ましい実施形態として、ハンドルはブラシヘッドの前端または後端のいずれか1つへの結合を選択可能であり、第3の結合部は、第1の結合部または第2の結合部のいずれか1つに対応して結合されるための凸部であり、第3の結合部は、凸リブを有している。また、他の好ましい実施形態として、ハンドルには、さらに第4の結合部が設けられている。第4の結合部は、第1の結合部または第2の結合部のいずれか1つ、若しくはその他のブラシヘッドに対応して結合されるための凸部である。
他の好ましい実施形態として、収容部にはさらにブラシヘッドが設けられており、該ブラシヘッドは、前記のブラシヘッドまたはその他のタイプのブラシヘッドであってよい。ブラシヘッドがその他のタイプのブラシヘッドである場合、剛毛は、軟性の短い剛毛であってよい。さらにまた他の好ましい実施形態として、ブラシヘッドの底部には、さらに開口及び該開口両側の2つの凹溝が設けられており、ハンドルの前端には接合部が延設され、該接合部には、前記開口に対応して結合されているピンと、該ピンの両側にそれぞれ設けられ、前記凹溝に対応して結合されている凸部とが設けられており、ピンにはスロットが設けられている。
従来の技術に比して、本考案に係る歯ブラシは、一側が長く他の一側が短い刷面を形成するブラシヘッドを歯と歯肉溝とに緊密に近づけることにより、従来技術のように相当の歯磨き技法を必要とし、又歯ブラシによって頬を大きく開けることができず、歯ブラシがほぼ平行的に歯の掃除を行うために歯肉溝及び歯にあるプラークを効果的に除去することができないなどの問題を解決することができる。同時に、本考案によれば、上下顎の前歯領域における弧状の舌側部位を効果的に清潔にすることができ、従来技術のようにこの領域において歯磨きにおける死角の困難や噛み合い面の清潔への需要を同時に満足させられない問題を解決することができる。また、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシは、異なる設計の需要を満足させるように、各種の組み合わせの実施形態が可能である。
上記のように、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシによれば、歯磨きの清潔効率を効果的に向上し、歯及び歯肉溝を効果的に清潔にすることができるため、歯磨きが容易となり、しかも専門的な歯磨き方法を必要とせず口腔の清潔化を行うことができるため、歯磨きにおける死角及び噛み合い面の清潔への需要を同時に満足させることができ、より一層の設計上の自由度の向上が図られる。
下記は本考案の実施形態を説明するものである。この分野の技術に属する者は明細書に記載の内容によって簡単に本考案のその他の利点や効果を理解できる。本考案は図示の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想の範囲内で数々の変更態様が可能である。
以下、本考案を実施の形態に基づいてさらに詳細に説明するが、本考案はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
図4Aから図6は、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの第1の実施形態を示す。
図4Aに示すように、本実施形態のブラシヘッド1は、前端11、後端13、2つの対向側部15、17(一側部15のみ図示)、複数の剛毛19を有し、その剛毛19が刷面191を規定し、該刷面が一側から他の一側へ傾斜している。図4Bに示すように、本実施形態においては、刷面191は、前端11の左側17から右側15へ傾斜してよく、一側が長く他の一側が短い例えば放物線の外形となっている。
図5に示すように、歯ブラシ100は、ブラシヘッド1及び該ブラシヘッドに結合されているハンドル3を備えている。本実施形態においては、ブラシヘッド1とハンドル3とが一体成形されている。ただし、他の実施形態においては、ブラシヘッド1とハンドル3とを互いに分離するように設計してもよく、ハンドル3は、本実施形態に示す構造に限定されるものではなく、例えば電動歯ブラシまたは歯ブラシに適用されるその他のハンドルであればよい。
図6に示すように、本考案に係るブラシヘッド1及びそれを有する歯ブラシ100が適用される場合、剛毛19の刷面191を歯5と歯肉溝7とに緊密に当ててよい。このように、使用者は、ブラシヘッド1(歯ブラシ100)を横に振動させるだけで、歯5と歯肉溝7におけるプラークを効果的に除去することができ、歯科医または歯科医療従事者のように複雑でかつ難しいバス歯磨き法を学習して口腔を清潔にすることは必要なくなる。
上記のように、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシによれば、歯磨きがより容易となり、しかも専門的な歯磨き法を必要としないで口腔を清潔にすることができる。
図7及び図8は、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの第2の実施形態を示す。本考案の説明をより分かりやすくするために、第1の実施形態と同一または近似の部分には同一または近似の参照番号を付し、詳しい説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との最大の相違点は、第2の実施形態では歯ブラシの末端に他のブラシヘッドが設けられていることにある。
図7に示すように、本実施形態においては、歯ブラシ100’の末端に収容部101が設けられ、該収容部はブラシヘッド 1'を収容するための凹溝であってよい。ブラシヘッド1’の前端11’は固定部111’を有し、ブラシヘッド1’の後端13’も固定部131’を有している。本実施形態において、ブラシヘッド1は刷面の傾斜方向が先の実施形態のブラシヘッド1と逆方向であるブラシヘッドであってよい。つまり、第1の実施形態においてブラシヘッド1の刷面191は、前端11の左側17から右側15へ傾斜し、ブラシヘッド1’の刷面は前端11の右側15から左側17へ傾斜してもよい。
また、上下顎の前歯領域における舌側への歯磨きの需要を満足させるために、ブラシヘッド1’の剛毛19’は、収容部101に収容されるための短毛軟性剛毛を採用し、一側が長く他の一側が短い刷面の設計に合わせて、上下顎の前歯領域の舌側の歯磨きにおける死角の困難や噛み合い面の清潔への需要を同時に解決することができる。ブラシヘッド1の剛毛19は、その他の長い剛毛であってよいが、ここでは、本考案は、それらのブラシヘッドの剛毛に限定されるものではないことはいうまでもない。
図8に示すように、固定部111’及び固定部131’は、収容部101に係止される凸部、凸リブまたはその他の均等の構造である。
このように、ブラシヘッド1によって一側にある歯の頬側(即ち歯の頬側の側面)及び他の一側にある舌側(即ち歯の舌側の側面)を清潔にすることができ、ブラシヘッド1’によって他の一側にある歯の頬側及び一側の歯の舌側(即ちブラシヘッド1によって清潔にされた他の一側に相対する歯)を清潔にすることができる。
ブラシヘッド1’を使用しない場合には、収容部101がブラシヘッド1’を歯ブラシ100’の末端に隠すことができる。ブラシヘッド1’を使用する場合には、ブラシヘッド1’を図8に示すように押し出し、逆方向へ収容部101に入れるだけで、ブラシヘッド1’を使用することが可能である。このように、異なるブラシヘッドによって異なる側にある歯の頬側及び舌側を清潔にすることができる。
ここでは、本実施形態において、歯の異なる側を清潔にすることができるブラシヘッド1及びブラシヘッド1’を歯ブラシ100の両端に設けることを例に説明しているが、他の実施形態において例えば同じブラシヘッド1またはブラシヘッド1’を歯ブラシ100’の両端に設けることも可能であり、本実施形態に限定されるものではない。
また、本実施形態において歯ブラシ100’の両端には固定式のブラシヘッド1と可動式のブラシヘッド1’とがそれぞれ設けられているが、その他の実施形態において歯ブラシ100’の両端には、可動式のブラシヘッド1と固定式のブラシヘッド1’とがそれぞれ設けられてもよい。また、ハンドル3は、図7に示すものに限定されるものではなく、歯磨きの角度に一致するように、両端が下へと屈曲されてもよい。
また、本実施形態において、さらに刷面の傾斜方向がブラシヘッド1と逆方向であるブラシヘッド1’が設けられているが、その他の実施形態において歯ブラシ100’の一端に一般のブラシヘッド(従来技術の図1A及び図1B、図3A及び図3B、または台湾実用新案公告第264649号に示す歯ブラシのブラシヘッド)が設けられてもよく、歯ブラシ100’の他の一端にブラシヘッド1またはブラシヘッド1’のいずれか1つが設けられても良い。すなわち、歯ブラシ100’の両端には、固定式のブラシヘッド1またはブラシヘッド1’のいずれか1つ及び可動式の一般のブラシヘッドがそれぞれ設けられ、若しくは歯ブラシ100’の両端には、可動式のブラシヘッド1またはブラシヘッド1’のいずれか1つ及び固定式の一般のブラシヘッドがそれぞれ設けられてもよく、本実施形態に限定されるものではない。
また、ブラシヘッド1またはブラシヘッド1’の形状は、他の実施形態において図2Aから図2Cに示すブラシヘッド形状であってもよく、上記または下記の実施形態に限定されるものではない。
図9Aから図10Bは、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの第3の実施形態を示す。本考案の説明をより明快で分かりやすくするために、前記の実施形態と同一または近似である部分には同一または近似の符号を付し、詳しい説明を省略する。
第3の実施形態と前記の実施形態との最大の相違点は第3の実施形態ではブラシヘッドが歯ブラシの一端に取り外し自由な形で設けられていることにある。
図9A及び図9Bに示すように、本実施形態のブラシヘッド1’’は、前端11、後端13、2つの対向側部15、17、剛毛19を有している。前端11及び後端13のそれぞれには第1の結合部113及び第2の結合部133が設けられ、それは例えば凹部であってもよい。その剛毛19が刷面191’’を規定し、刷面191’’、前端11の右側15から左側17へ傾斜してよく、一側が長く他の一側が短い例えば放物線の外形となっている。
図10A及び図10Bに示すように、本実施形態の歯ブラシ100’は、ブラシヘッド1’’及び該ブラシヘッドに結合されているハンドル3'を備えている。本実施形態においては、ブラシヘッド1’’とハンドル3’とが互いに分離するように設計してもよく、ハンドル3’の一端には第3の結合部31’が設けられ、該第3の結合部は、第1の結合部113及び第2の結合部133に対応して結合されるための凸部であってよく、第1の結合部113及び第2の結合部133に係止するための凸リブ311’を備えている。
第3の結合部31’が第1の結合部113に結合され、若しくは第3の結合部31’が第2の結合部133に結合されるように変更することにより、ブラシヘッド1’’が歯ブラシ100'に設けられる位置を180度変更することができる。このように、同一のブラシヘッドによって異なる側にある歯の頬側及び舌側を清潔にすることができる。
ここでは、本実施形態において、歯ブラシ100’の一端に設置位置を180度変更できるブラシヘッド1’’が設けられていることを例に説明しているが、その他の実施形態において例えば歯ブラシ100'の両端(即ちハンドルの両端)に第3の結合部31’及び第4の結合部(図示せず)が設けられ、第3の結合部31’が、ブラシヘッド’’が歯ブラシ100’に設けられる位置を180度変更できるように、第1の結合部113または第2の結合部133に結合されてよく、第4の結合部を、一般のブラシヘッドまたは第1の実施形態に示すブラシヘッド1に結合するための凸部であってよく、本実施形態に限定されるものではないことはいうまでもない。これらの変更は従来技術であるため、詳しい説明を省略する。
図11ないし図12は、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの第4の実施形態を示す。本考案の説明をより分かりやすくするために、前記の実施形態と同一または近似の部分には同一または近似の参照番号を付し、詳しい説明を省略する。
第4の実施形態と第3の実施形態との最大の相違点は、第4の実施形態ではブラシヘッドが180度位置変更可能に枢着された形で歯ブラシの一端に設けられていることにある。
図11に示すように、ブラシヘッド1は第1の実施形態の構造とほぼ同一であるが、その相違点は、本実施形態のブラシヘッド1の底部には開口12及び該開口の両側にそれぞれ設けられた2つの凹溝14が設けられていることにある。ハンドル3’’の前端には、接合部33が延設され、接合部33には、開口12に対応して結合されるピン35と、ピン35の両側にそれぞれ設けられ、凹溝14に対応して結合される凹部37とが設けられており、ピン35は、開口12に対応して結合され、ブラシヘッド1を回転させるのに必要な弾性を付与するように、ほぼ中央にスロット351が設けられている。
ブラシヘッド1がハンドル3’’に結合されたあと、図12に示す歯ブラシ100’’を得ることができる。この場合、ブラシヘッド1の回転により刷面の位置を180度変更することで、同一のブラシヘッドによって異なる側にある歯の頬側及び舌側を清潔にすることができる。
従来の技術に比較して、本考案に係るブラシヘッドの刷面は、前端の一側から他の一側へと傾斜され、一側が長く他の一側が短い例えば放物線の外形となっているため、歯磨きの清潔化を効果的に向上することができ、歯科医または歯科医療従事者のような専門的な口腔清潔技法を具えていない一般の使用者であっても、歯肉溝及び歯を効果的に清潔にすることができる。
また、本考案によれば、例えば放物線の外形の設計による刷面によって上下顎の前歯領域における舌側に対応して清潔にすることができるため、最も清潔にしにくい領域を容易かつ効果的に清潔にすることができる。また、前記の異なる実施形態を用いて本考案を実現することができるとともに、各実施形態に置換や変更を加えることも可能である。例えば、第3の実施形態のブラシヘッドを第1の実施形態のブラシヘッドに取り替え、或いは第4の実施形態のブラシヘッドを第2の実施形態のブラシヘッドに取り替えてもよく、また第3の実施形態の嵌合設計及び第4の実施形態のピン設計の代わりに、歯ブラシの一端(即ち刷面の設置位置)に180度変更できるブラシヘッドが設けられている設計を採用してもよい。したがって、本考案は多様な設計上の自由度を持っている。
上記のように、本考案に係るブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシは、歯磨きの清潔効率を効果的に向上し、歯及び歯肉溝を効果的に清潔にすることができるだけでなく、歯磨きがより容易となり、しかも専門的な歯磨き方法を必要とせず口腔の清潔化を行うことができ、更に歯磨きにおける死角及び噛み合い面の清潔への需要を同時に満足させることができ、より一層の設計上の自由度を向上できるため、極めて高い産業上の利用価値を有するものである。
上記のように、これらの実施の形態は本考案を例示する目的で示すものであり、本考案は、これらによって何ら限定されるものではない。本考案に係る実質的な技術内容は、実用新案登録請求の範囲に規定される。本考案はこの技術分野に精通した者が実用新案登録請求の範囲を脱しない範囲で色々な変更が可能である。
従来技術のブラシヘッド及び歯ブラシの構造を模式的に示したブロック図。 従来技術のブラシヘッドの形状を模式的に示したブロック図。 他の従来技術のブラシヘッド及び歯ブラシの構造を模式的に示したブロック図。 本考案の第1の実施形態のブラシヘッドの構造を模式的に示したブロック図であって、図4Aは立体図であり、図4Bは前端から図4Aを見た側面図。 本考案の第1の実施形態の歯ブラシの構造を模式的に示したブロック図。 本考案の第1の実施形態の歯ブラシの使用状態を模式的に示したブロック図。 本考案の第2の実施形態のブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの他の構造を模式的に示したブロック図であって、歯ブラシの一端にブラシヘッドが内蔵されていることを示している。 本考案の第2の実施形態のブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの構造を模式的に示したブロック図であって、歯ブラシの一端に収納されているブラシヘッドが、すでにハンドル上に装着されていることを示している。 本考案の第3の実施形態のブラシヘッドの構造を模式的に示したブロック図であって、図9Aは前端から見た側面図、図9Bは後端から見た側面図。 本考案の第3の実施形態のブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの構造を模式的に示した分解図であって、図10Aは側面図、図10Bは立体図。 本考案の第4の実施形態のブラシヘッド及びそれを有する歯ブラシの構造を模式的に示した分解図。 図11の組立てを模式的に示したブロック図。
符号の説明
1、1’、1’’ ブラシヘッド
11 前端
111 固定部
113 第1の結合部
12 開口
13 後端
131 固定部
133 第2の結合部
14 凹溝
15、17 側部
19 剛毛
191、191’’ 刷面
3、3’、3’’ ハンドル
31’ 第3の結合部
311’ 凸リブ
33 接合部
35 ピン
351 スロット
37 凸部
5 歯
7 歯肉溝
100、100’、100’’ 歯ブラシ
101 収容部
10 歯ブラシ
101 ブラシヘッド
1011 剛毛
103 ハンドル
20 歯ブラシ
201 ブラシヘッド
2011 剛毛

Claims (29)

  1. 少なくとも前端、後端、2つの対向側部及び複数の剛毛を有し、前記剛毛が刷面を形成し、該刷面が一側から他の一側へ傾斜している、ブラシヘッド。
  2. 前記前端は固定部を有する、請求項1に記載のブラシヘッド。
  3. 前記固定部は凸部または凸リブである、請求項2に記載のブラシヘッド。
  4. 前記前端は第1の結合部を有する、請求項1に記載のブラシヘッド。
  5. 前記第1の結合部は凹部である、請求項4に記載のブラシヘッド。
  6. 前記後端は固定部を有する、請求項1に記載のブラシヘッド。
  7. 前記固定部は凸部または凸リブである、請求項6に記載のブラシヘッド。
  8. 前記後端は第2の結合部を有する、請求項1に記載のブラシヘッド。
  9. 前記第2の結合部は凹部である、請求項8に記載のブラシヘッド。
  10. 前記刷面が前端の左側から右側へ傾斜し、一側が長く他の一側が短い外形となっている、請求項1に記載のブラシヘッド。
  11. 前記刷面が前端の右側から左側へ傾斜し、一側が長く他の一側が短い外形となっている、請求項1に記載のブラシヘッド。
  12. 前記刷面は放物線の外形となっている、請求項1に記載のブラシヘッド。
  13. 前記ブラシヘッドの底部には、さらに開口及び該開口両側の2つの凹溝が設けられている、請求項1に記載のブラシヘッド。
  14. 請求項1に記載のブラシヘッドと、
    前記ブラシヘッドに結合されたハンドルとを備える、歯ブラシ。
  15. 前記ブラシヘッドと前記ハンドルとが一体成形されている、請求項14に記載の歯ブラシ。
  16. 前記ブラシヘッドと前記ハンドルとが相互に分離されている、求項14に記載の歯ブラシ。
  17. 前記ブラシヘッドの前端は第1の結合部を有し、前記ブラシヘッドの後端は第2の結合部を有し、前記ハンドルには、さらに収容部及び第3の結合部が設けられている、請求項14に記載の歯ブラシ。
  18. 前記収容部には、さらにブラシヘッドが設けられている、請求項17に記載の歯ブラシ。
  19. 前記ブラシヘッドの剛毛は軟性の短い剛毛である、請求項18に記載の歯ブラシ。
  20. 前記ブラシヘッドは請求項1に記載のブラシヘッドである、請求項18に記載の歯ブラシ。
  21. 前記収容部は凹部である、請求項17に記載の歯ブラシ。
  22. 前記ハンドルは前記ブラシヘッドの前端または後端に結合されている、請求項17に記載の歯ブラシ。
  23. 前記第3の結合部は第1の結合部または第2の結合部に対応して結合される凸部である、請求項17に記載の歯ブラシ。
  24. 前記第3の結合部は凸リブを有する、請求項17に記載の歯ブラシ。
  25. 前記ハンドルには、さらに第4の結合部が設けられている、請求項14に記載の歯ブラシ。
  26. 前記第4の結合部は凸部である、請求項25に記載の歯ブラシ。
  27. 前記ブラシヘッドの底部には、さらに開口及び該開口の両側の2つの凹溝が設けられ、前記ハンドルの前端には接合部が設けられている、請求項14に記載の歯ブラシ。
  28. 前記接合部には、前記開口に対応して結合されているピンと、前記ピンの両側において前記凹溝に対応して結合されている凸部とが設けられている、請求項27に記載の歯ブラシ。
  29. 前記ピンにはスロットが設けられている、請求項28に記載の歯ブラシ。
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