JP3119924B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

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JP3119924B2 JP1428092A JP1428092A JP3119924B2 JP 3119924 B2 JP3119924 B2 JP 3119924B2 JP 1428092 A JP1428092 A JP 1428092A JP 1428092 A JP1428092 A JP 1428092A JP 3119924 B2 JP3119924 B2 JP 3119924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体基板の製造方法に
係り、特に高密度半導体集積回路に必要な高度の平坦性
を有する半導体基板の製造方法に関する。半導体集積回
路を構成するパターンが微細化するのに伴って、高解像
度の露光装置が必要とされる。このため、露光装置の焦
点深度が浅くなることが避けられず、その結果、露光を
受ける半導体基板の平坦性に対する要求が厳しくなって
いる。
【0002】また、半導体装置の耐放射線特性や寄生容
量の低減、更にはCMOS構成の半導体装置のラッチア
ップ防止等に対して、SOI(SiliconOn Insulator)
構造の半導体基板が有効であり、将来の高密度・高性能
の半導体装置を形成する基板として期待されている。現
在のところ、二枚のシリコンウェーハを絶縁層を介して
張り合わせた構造のSOI基板が実用化に最も近いもの
の一つとして、その開発が進められている。この張り合
わせ技術によるSOI基板においては、一方のシリコン
ウェーハを、数ミクロン程度の厚さに均一に薄層化する
必要がある。
【0003】
【従来の技術】図9に、シリコンウェーハの従来の一般
的な作製工程を示す。即ち、引き上げ法によってシリコ
ン単結晶のインゴットを成長させ、このインゴットを適
当な長さに粗切りした後、その側面を研削して円筒状に
加工する。この円筒状のインゴットを薄い円板に切断
(スライシング)し、この円板の周辺の面取り加工(ベ
ベリング)を行った後、前記円板の表面を順次ラッピン
グ及びエッチングする。このラッピングとエッチングに
より、シリコンウェーハは所望の最終厚さ近くまで薄く
する。その後、半導体装置を形成する表面を研磨して鏡
面仕上げを行う。
【0004】上記従来の工程によって直径6インチのシ
リコンウェーハにおける鏡面仕上げされた厚みの最大値
と最小値との差TTV(Total Thickness Variation )
は、2〜4μm程度である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、図9に示
す従来の工程におけるラッピングとエッチングの代わり
に、砥石を用いる平面研削を適用して平坦性を向上させ
る方法を提案している(特願平02−129725、平
成2年5月18日付出願及び特願平02−23775、
平成2年9月7日付出願)。この方法により、直径6イ
ンチのシリコンウェーハにおけるTTVを1μm程度に
向上することが可能である。
【0006】しかし、平面研削後に行われる鏡面仕上げ
のための研磨により、平坦度が劣化することが避けられ
なかった。この平坦度の劣化の影響は、張り合わせ技術
に基づくSOI基板において、より拡大して現れる。こ
れは、SOIウェーハでは、SOI層(酸化膜上のシリ
コン層)の厚み分布がデバイス特性に直接影響を与える
ためである。即ち、SOI層においては、SOIウェー
ハの支持側ウェーハ(デバイスを形成しない側)の厚み
分布がそのままSOI層の厚み分布となるため、例えば
SOI層の厚みが2μm程度であるのに対して、支持側
ウェーハのTTVが2μmあると、SOIウェーハを作
製したときにSOI層のある領域とない領域とができて
しまう。
【0007】従って、所望の厚さに均一に薄層化された
能動層を得ることが要求される場合、TTVの更に小さ
いウェーハを得ることが課題となっている。そこで本発
明は、単体の半導体ウェーハの平坦性或いは支持基板に
接合された厚さ数μm乃至それ以下の半導体層の厚さの
均一性を更に向上することが可能な半導体基板の製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体から
なる平板の第1の面を鏡面研磨する工程と、鏡面研磨さ
れた前記平板の第1の面を覆う保護膜を形成する工程
と、前記保護膜によって覆われた前記平板の第1の面を
平坦面に密着させた状態で前記平板の第2の面を平面研
削する工程と、前記平板の第1の面から前記保護膜を除
去する工程とを含むことを特徴とする半導体基板の製造
方法によって達成される。
【0009】また、上記の半導体基板の製造方法におい
て、前記平板がシリコンからなり、前記保護膜を形成す
る工程が、前記平板の第1の面をドライ酸化して前記平
板の第1の面上にドライ酸化膜を形成した後、前記ドラ
イ酸化膜上に気相成長によって気相成長酸化膜を形成す
る工程であることを特徴とする半導体基板の製造方法に
よって達成される。
【0010】また、上記の半導体基板の製造方法におい
て、前記平板がシリコンからなり、前記保護膜を形成す
る工程が、前記平板の第1の面をウエット酸化して前記
平板の第1の面上にウエット酸化膜を形成した後、ドラ
イ酸化して前記平板の第1の面と前記ウエット酸化膜と
の間にドライ酸化膜を形成する工程であることを特徴と
する半導体基板の製造方法によって達成される。
【0011】また、上記の半導体基板の製造方法におい
て、前記平板の第1の面をドライ酸化する温度が、10
00℃以上であることを特徴とする半導体基板の製造方
法によって達成される。また、上記の半導体基板の製造
方法において、前記平板の第1の面上に形成された前記
ドライ酸化膜が、50nm以上の膜厚を有することを特
徴とする半導体基板の製造方法によって達成される。
【0012】また、上記の半導体基板の製造方法におい
て、前記平板がシリコンからなり、前記保護膜を除去す
る工程に引き続いて、少なくとも前記平板の第2の面を
熱酸化して熱酸化膜を形成する工程と、前記熱酸化膜を
エッチングにより除去する工程とを含むことを特徴とす
る半導体基板の製造方法によって達成される。更に、上
記課題は、支持基板の第1の面を鏡面研磨する工程と、
鏡面研磨された前記支持基板の第1の面を平坦面に密着
させた状態で前記支持基板の第2の面を平面研削する工
程と、半導体からなる平板の第1の面を鏡面研磨する工
程と、鏡面研磨された前記平板の第1の面と前記支持基
板の第1の面とを密着させた状態で前記平板と支持基板
とを接合する工程と、前記平板と接合された前記支持基
板の第2の面を平坦面に密着させた状態で前記平板の第
2の面を平面研削して、前記平板を薄層化する工程とを
含むことを特徴とする半導体基板の製造方法によって達
成される。
【0013】また、上記の半導体基板の製造方法におい
て、前記平板と支持基板とを接合する工程が、前記支持
基板の第1の面上又は前記平板の第1の面上に絶縁膜を
形成した後、前記絶縁膜を介して前記平板と前記支持基
板とを接合する工程であることを特徴とする半導体基板
の製造方法によって達成される。また、上記の半導体基
板の製造方法において、前記平板と接合された前記支持
基板の第2の面に対して研磨またはエッチングを施す工
程を含むことを特徴とする半導体基板の製造方法によっ
て達成される。
【0014】
【作用】半導体からなる平板の鏡面研磨仕上げされた第
1の面を保護膜によって覆い、この第1の面を定盤のよ
うな平坦面に密着させた状態で平板の第2の面を平面研
削することにより、研磨により生じた非平坦性を消去
し、研磨面と平面研削面間の距離、即ち平板の厚さにつ
いて高い均一性を得ることができる。そして保護膜を除
去すれば、半導体素子を形成することが可能な研磨面が
表出する。
【0015】また、平板がシリコンからなる場合におい
て、平板の第1の面側にドライ酸化膜を形成し、このド
ライ酸化膜と気相成長酸化膜又はウエット酸化膜とを組
み合わせて保護膜を形成することにより、この保護膜を
除去して表出する研磨面の表面における凹凸を小さくす
ることができるため、この研磨面に形成する半導体素子
の特性を向上させることができる。
【0016】また、平板の第2の面を熱酸化した後、こ
の酸化膜をエッチング除去することにより、平面研削に
よって平板の第2の面に生じた結晶欠陥や汚染物質を除
去することができる。更に、上記のようにして厚さを均
一化した支持基板の研磨面と鏡面研磨した平板の第1の
面とを絶縁層を介して接合した後、平板の第2の面を平
面研削して薄層化することにより、張り合わせSOI基
板において要求される薄層化された平板の厚さについて
の高い均一性を得ることができる。
【0017】また、平板と接合された支持基板の第2の
面に対して研磨またはエッチングを施すことにより、平
面研削によって支持基板の第2の面に生じた結晶欠陥や
汚染物質を除去することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例による
半導体基板の製造方法を説明するための工程図である。
図1(a)に、上記図9に示す従来の工程によって作製
された直径6インチのシリコンウェーハ11を示す。こ
のシリコンウェーハ11は鏡面研磨された研磨面12と
裏面13とをもち、その平均厚さは通常の厚さより約3
0μm大きい約655μmであり、図示のような厚さの
不均一性を有している。但し、研磨面12に対する裏面
13が平坦であるように模式的に描かれているため、厚
さの不均一性は、研磨面12に集約して現れている。こ
のときの研磨面12のTTVは、前記のように2〜4μ
mである。
【0019】このシリコンウェーハ11の少なくとも研
磨面12上に、保護膜を形成する。この保護膜の形成
は、例えば水蒸気を含有する雰囲気中において温度11
00℃で4時間シリコンウェーハ11を熱処理し、その
表面に熱酸化膜を形成する周知の方法を用いて行えばよ
い。この場合には、図1(b)に示すように、シリコン
ウェーハ11の研磨面12及び裏面13を含む全面に、
厚さ約1μmのウエット酸化膜14が生成される。な
お、熱酸化法を用いる代わりに、周知のCVD(化学気
相成長)法を用いて研磨面12上にCVD酸化膜を成長
させることにより、保護膜を形成してもよい。
【0020】次いで、図1(c)に示すように、ウエッ
ト酸化膜14によって覆われたシリコンウェーハ11の
研磨面12を定盤15の平坦面16に密着させる。この
密着は、定盤15に設けられている図示しない貫通孔を
通して真空吸着させる周知の方法によって行えばよい。
これにより、研磨面12が平坦となり、裏面13に非平
坦性が現れた状態となる。なお、研磨面12はウエット
酸化膜14によって覆われているため、定盤15との接
触による欠陥の発生が防止される。
【0021】続いて、シリコンウェーハ11の裏面13
を、回転砥石17により平面研削する。この平面研削
は、例えば粒度が500番の回転砥石により約25μm
研削した後、粒度が2000番の回転砥石により約5μ
m研削すると効率的である。このようにして、図1
(d)に示すように、シリコンウェーハ11の裏面13
が平坦化されると共に、平坦化された研削面13aが表
出される。
【0022】次いで、NH4 OH(水酸化アンモニウ
ム)とH22 (過酸化水素)との混合水溶液中にシリ
コンウェーハ11を約10分間浸漬して洗浄を行った
後、シリコンウェーハ11を10%HF(弗酸)水溶液
中に浸漬して、ウエット酸化膜14を除去する。これに
より、図1(e)に示すように、シリコンウェーハ11
の研磨面12が表出される。
【0023】次に、本発明の第2の実施例による半導体
基板の製造方法を、図2に示す工程図を用いて説明す
る。なお、図1に示す半導体基板と同一の構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。図2(a)に、上
記第1の実施例によって作製された図1(e)の状態の
シリコンウェーハ11を示す。このシリコンウェーハ1
1を、例えば水蒸気を含有する雰囲気中において温度1
100℃で4時間熱処理すると、この熱酸化により、図
2(b)に示すように、シリコンウェーハ11の研磨面
12及び研削面13aが約0.44μmの深さまで酸化
され、厚さ約1μmのウエット酸化膜18が生成され
る。
【0024】次いで、シリコンウェーハ11を10%H
F水溶液中に浸漬して、図2(c)に示すように、ウエ
ット酸化膜18を除去する。これにより、平面研削によ
ってシリコンウェーハ11の研削面13aに生じた結晶
欠陥及び汚染物質を除去することができる。このような
欠陥や汚染物質が生じる深さは、平面研削に用いる砥石
の粒度その他の研削条件によって異なるが、殆どの場合
の1μm以下であり、汚染物質の方がより浅い層に存在
する。従って、シリコンウェーハ11の裏面13の熱酸
化によるウエット酸化膜18の生成とその除去により、
汚染物質はほぼ完全に除去される。なお、欠陥はゲッタ
リング中心として機能するので、必ずしも全てを除去す
る必要はない。
【0025】次に、上記第1及び第2の実施例において
得られたシリコンウェーハ11の平坦性及び結晶品質を
調べた。結晶品質評価項目としては、OSF(酸化誘起
積層欠陥)密度、研磨面12上に形成した酸化膜に電圧
を印加したときに発生する耐圧欠陥密度、及び不純物濃
度である。OSF密度は、表面の詳細な欠陥情報を与え
る。耐圧欠陥密度は、欠陥による表面の形状的不均一及
び汚染に起因する絶縁耐圧劣化を表し、一種の欠陥情報
を与える。耐圧限界が8MV/cm以下を欠陥と判定し
た。
【0026】不純物濃度の測定には、気相分解法を用い
た原子吸光分析を適用した。この方法の概要は次の通り
である。HNO3 (硝酸)とHF(弗化水素)の蒸気に
シリコンウェーハを曝す。表面で液化したHNO3 とH
Fにより、ウェーハが薄くエッチングされる。この液に
含まれている不純物を原子吸光法で定量する。HNO 3
とHFを蒸気にすることにより純度が向上し、且つ、少
量の液によりシリコンウェーハがエッチングされるため
に、検出感度が高くなる特徴がある。
【0027】注目した不純物元素はFe(鉄)とCa
(カルシウム)である。Feは、半導体装置の特性を劣
化させる主要な不純物である。またCaは、平面研削に
用いた砥石に、C(炭素C)、O(酸素)、H(水素)
に次いで多く含まれている成分であるため、平面研削に
よる汚染物質の標識として適当と考えた。上記の調査結
果を、図9の工程で作製された従来のシリコンウェーハ
についてのそれと比較して表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】ここで、*は鏡面研磨されていないため測
定不可能であることを示す。この表1から明らかなよう
に、平坦性は第1の実施例の場合が最も良く、欠陥や不
純物除去のための酸化及びエッチングを行った第2の実
施例の場合にはやや劣化しているが、1μm以下のTT
V値を有しており、従来品に比べると著しく向上してい
る。
【0030】また、OSF密度及び耐圧欠陥密度は、第
1及び第2の実施例の場合とも、従来品より増加してい
るが、実用上問題ない値である。更に、不純物濃度につ
いては、第1の実施例の場合は従来品より高い。しか
し、第2の実施例の場合に示されるように、欠陥除去と
同時に除去されてしまうことが分かる。
【0031】次に、本発明の第3の実施例による半導体
基板の製造方法を、図3に示す工程図を用いて説明す
る。なお、図1に示す半導体基板と同一の構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。図3(a)に、図
1(a)に示すものと同じ、鏡面研磨された研磨面12
と裏面13とをもつ平均厚さ約655μmのシリコンウ
ェーハ11を示す。このシリコンウェーハ11を、ドラ
イO2 (酸素)雰囲気中において温度1100℃で15
分間熱処理し、シリコンウェーハ11表面を熱酸化す
る。このドライ酸化により、シリコンウェーハ11の研
磨面12及び裏面13を含む全面に厚さ50nmのドラ
イ酸化膜19が形成される。
【0032】続いて、CVD法を用いて、各ガス流量が
SiH4 (シラン)=2.0l/min,O2 =1.2
l/min,N2 (窒素)=13.8l/min、ウェ
ーハ温度400℃、堆積時間27分の堆積条件で、シリ
コンウェーハ11の研磨面12のドライ酸化膜19上
に、厚さ約1μmのCVD酸化膜20を成長させる。こ
れにより、図3(b)に示すように、シリコンウェーハ
11の研磨面12上に、ドライ酸化膜19とCVD酸化
膜20からなる保護膜が形成される。
【0033】次いで、上記図1(c)〜(d)に示す工
程と同様にして、ドライ酸化膜19及びCVD酸化膜2
0によって覆われたシリコンウェーハ11の研磨面12
を定盤の平坦面に密着させた後、シリコンウェーハ11
の裏面13を、例えば粒度が800番の回転砥石によっ
て約10μm研削し、更に粒度が2000番の回転砥石
により約5μm研削する。この平面研削により、図3
(c)に示すように、シリコンウェーハ11の裏面13
を平坦化し、研削面13aを表出させる。
【0034】次いで、NH4 OHとH2 2 との混合水
溶液によるシリコンウェーハ11の洗浄を行った後、1
0%HF水溶液によってCVD酸化膜20及びドライ酸
化膜19を除去する。こうして、図3(d)に示すよう
に、鏡面研磨された研磨面12と平面研削された研削面
13aとの距離が一定している均一な厚さのシリコンウ
ェーハ11を得ることができる。
【0035】この実施例において、保護膜として、ドラ
イ酸化によりシリコンウェーハ11の研磨面12にドラ
イ酸化膜19を形成したのは、ドライ酸化によって形成
されるSi/SiO2 界面の凹凸が大きくならない、特
に温度900℃以上でのドライ酸化によれば凹凸が減少
することが知られているからである。従って、ドライ酸
化膜19を除去した後のシリコンウェーハ11の研磨面
12表面における凹凸は小さくなる。なお、このドライ
酸化膜19と、この上に形成したCVD酸化膜20との
界面の状態が良好でなくとも、最終的にはCVD酸化膜
20及びドライ酸化膜19の両者とも除去されるので問
題ない。
【0036】また、厚さ50nmのドライ酸化膜19に
厚さ約1μmのCVD酸化膜20を組み合わせて保護膜
を構成したのは、次のような理由による。シリコンウェ
ーハ11の研磨面12を定盤15の平坦面16に密着さ
せる際の欠陥の発生を防止するために、保護膜全体とし
ては1μm程度の厚さが必要である。しかし、図4のウ
エット酸化とドライ酸化の酸化速度を示すグラフ(Helm
utF.Wolf, International Series of Monographs on Se
miconductors",PergamionPress,p.549参照)から明らか
なように、ドライ酸化の酸化膜形成速度は極めた小さい
ため、1μmの厚さを得るためには温度1200℃で酸
化しても1000分かかってしまう。このため、ドライ
酸化によって保護膜全体を形成するのはコストの面で適
当でない。従って、このドライ酸化膜19に成長速度の
大きいCVD酸化膜20を組み合わせることにより、保
護膜として必要な厚さを確保することとした。
【0037】次に、本発明の第4の実施例による半導体
基板の製造方法を、図5に示す工程図を用いて説明す
る。なお、図3に示す半導体基板と同一の構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。図5(a)に、図
3(a)に示すものと同じ、鏡面研磨された研磨面12
と裏面13とをもつ平均厚さ約655μmのシリコンウ
ェーハ11を示す。このシリコンウェーハ11を、例え
ば水蒸気を含有する雰囲気中において温度1100℃で
250分間熱処理すると、シリコンウェーハ11の研磨
面12及び裏面13がウエット酸化され、厚さ約1μm
のウエット酸化膜21が生成される。このときの酸化速
度は、図4のウエット酸化とドライ酸化の酸化速度を示
すグラフから明らかなように、ドライ酸化と比較して5
〜10倍も速いため、比較的短時間で所望の膜厚を得る
ことができる。
【0038】続いて、このウエット酸化膜21が形成さ
れたシリコンウェーハ11を、ドライO2 雰囲気中にお
いて温度1000℃で25分間熱処理する。このドライ
酸化により、シリコンウェーハ11とウエット酸化膜2
1との界面に、厚さ40nmのドライ酸化膜22が形成
される。これにより、図5(b)に示すように、シリコ
ンウェーハ11の研磨面12上に、ドライ酸化膜22と
ウエット酸化膜21からなる保護膜が形成される。
【0039】次いで、ドライ酸化膜22及びウエット酸
化膜21によって覆われたシリコンウェーハ11の研磨
面12を定盤の平坦面に密着させた後、シリコンウェー
ハ11の裏面13を平面研削することにより、図5
(c)に示すように、シリコンウェーハ11の裏面13
を平坦化し、研削面13aを表出させる。次いで、NH
4 OHとH2 2 との混合水溶液によるシリコンウェー
ハ11の洗浄を行った後、10%HF水溶液によってウ
エット酸化膜21及びドライ酸化膜22を除去する。こ
うして、図5(d)に示すように、鏡面研磨された研磨
面12と平面研削された裏面13との距離が一定してい
る均一な厚さのシリコンウェーハ11を得ることができ
る。
【0040】この実施例において、ドライ酸化膜22と
ウエット酸化膜21を組み合わせて保護膜を構成したの
は、次のような理由による。シリコンウェーハ11のウ
エット酸化によりウエット酸化膜21を形成した後、続
いてドライ酸化をすることにより、図6(a)、(b)
のSi/SiO2 界面の変化を表す模式図に示すよう
に、最初のウエット酸化によって形成されるシリコンウ
ェーハ11とウエット酸化膜21とのSi/SiO2
面に凹凸が形成されるが、続いて行われたドライ酸化に
よってシリコンウェーハ11とウエット酸化膜21との
間にドライ酸化膜22が形成され、シリコンウェーハ1
1とドライ酸化膜22とのSi/SiO2 界面が形成さ
れるため、Si/SiO2 界面の凹凸が減少する。
【0041】ウエット酸化によって生じたSi/SiO
2 界面の凹凸の振幅は5nmぐらいであることを実験に
より分かった。従って、この振幅の10倍近い厚さのド
ライ酸化膜を形成すると、ウエット酸化によって生じた
凹凸は大幅に減少すると考えられる。従って、この実施
例においては厚さ40nmのドライ酸化膜22を形成す
ることとした。
【0042】また、ドライ酸化の酸化温度を上昇させる
と、更にSi/SiO2 界面の凹凸が減少することが知
られている。従って、ドライ酸化の酸化温度を1000
℃から更に高温にすることにより、更に凹凸の小さいS
i/SiO2 界面を得ることができる。こうして、この
実施例においても、上記第3の実施例と同様に、ウエッ
ト酸化膜21及びドライ酸化膜22を除去した後のシリ
コンウェーハ11の研磨面12表面における凹凸を同様
に小さくすることができる。
【0043】次に、シリコンウェーハ11の研磨面12
における凹凸が研磨面12に形成する半導体装置の特性
に及ぼす影響を調べた。具体的には、上記第1及び第4
の実施例において得られたシリコンウェーハ11の研磨
面12上に、所定の厚さの酸化膜を形成し、この酸化膜
耐圧を測定して両者の比較を行った。その結果を図7に
示す。
【0044】この図7のグラフから明らかなように、シ
リコンウェーハ11の研磨面12を覆う保護膜としてウ
エット酸化膜14を用いた第1の実施例の場合において
は、Bモードの耐圧破壊が生じているのに対し、ウエッ
ト酸化に続いてドライ酸化を行い、シリコンウェーハ1
1の研磨面12上にドライ酸化膜22とウエット酸化膜
21とを組み合わせて保護膜を形成した第2の実施例の
場合は、Bモードの耐圧強度の密度が著しく減少してお
り、高電界強度での真性破壊に集中している。このよう
な第2の実施例の場合における酸化膜耐圧特性の向上
は、シリコンウェーハ11の研磨面12表面の凹凸の減
少に起因するものである。
【0045】次に、本発明の第5の実施例による半導体
基板の製造方法を、図8に示す工程図を用いて説明す
る。なお、図1又は図2に示す半導体基板と同一の構成
要素には同一の符号を付して説明を省略する。図8
(a)に示すように、第1又は第2の実施例によって作
製されたシリコンウェーハ11を支持基板として用意す
ると共に、図9に示す従来の工程によって作製されたシ
リコンウェーハ31を用意する。シリコンウェーハ11
は、鏡面研磨された研磨面12と平面研削された研削面
13aとの距離が一定している均一な厚さを有し、他方
シリコンウェーハ31は、鏡面研磨された研磨面32と
裏面33とをもち、その厚さは不均一性を有している。
【0046】そして図8(b)に示すように、鏡面研磨
したシリコンウェーハ11の研磨面12と同じく鏡面研
磨したシリコンウェーハ31の研磨面32とを互いに向
き合うようにして重ね合わせる。このとき、シリコンウ
ェーハ11の研磨面12上及びシリコンウェーハ31の
研磨面32上のいずれか若しくは双方に、絶縁膜を予め
形成しておく。
【0047】図8(a)には、この絶縁膜として、シリ
コンウェーハ31の全面に厚さ約1μmのウエット酸化
膜34を形成した場合を示してある。このウエット酸化
膜34の形成は、例えば水蒸気を含有する雰囲気中にお
いて温度1100℃で4時間シリコンウェーハ31を熱
処理し、その表面を熱酸化することによって行われる。
従ってこの場合には、シリコンウェーハ31の研磨面3
2及び裏面33を含む全面にウエット酸化膜34が生成
される。なお、熱酸化法を用いる代わりに周知のCVD
法を用いて、シリコンウェーハ11の研磨面12上又は
シリコンウェーハ31の研磨面32上にCVD酸化膜を
成長させることにより、絶縁膜を形成してもよい。
【0048】図9の工程によって作製されたシリコンウ
ェーハ31には厚さの不均一性があるため、図8(b)
に示すように、ウエット酸化膜34を介してシリコンウ
ェーハ11と重ね合わされた状態のシリコンウェーハ3
1の裏面33には非平坦性が現れているが、後に研削す
るので問題はない。なお、支持基板としてのシリコンウ
ェーハ11の代わりに、石英ガラス等の絶縁物からなる
基板を、第1の実施例と同様にして表面を鏡面研磨し裏
面を平面研削して用いてもよく、この場合には、絶縁膜
の形成を省略してもよい。
【0049】このようにウエット酸化膜34を介して互
いに重ね合わされたシリコンウェーハ11とシリコンウ
ェーハ31は、例えば窒素雰囲気中において温度100
0℃で30分間熱処理することにより、強固に接合す
る。次いで、図1(c)に示す工程と同様にして、シリ
コンウェーハ11の裏面13を定盤の平坦面に密着させ
て固定した後、シリコンウェーハ31の裏面33を回転
砥石によって平面研削して、約3μmまで薄層化する。
これにより、シリコンウェーハ31は厚さ約3μmのシ
リコン層31aとなり、研削面33aが表出される。図
8(c)はこの直後の状態を示す。この平面研削は、例
えば粒度が500番の回転砥石により約600μm研削
した後、粒度が2000番の回転砥石により約20μm
研削すると効率的である。
【0050】このようにして薄層化されたシリコン層3
1aの露出した研削面33aに対して、図8(d)に示
すように、更に通常の化学的・機会的研磨により鏡面仕
上げを施す。このときの最終厚さは2μmである。これ
により、シリコン層31aの研削面33aは、鏡面仕上
げを施された研磨面33bとなる。更に、シリコンウェ
ーハ11の研削面13aを研磨又はエッチングして結晶
欠陥を除去する。
【0051】このようにして、支持基板としてのシリコ
ンウェーハ11上に厚さ約1μmのウエット酸化膜34
を介して厚さ2μmのシリコン層31aが形成されたS
OI構造の半導体基板、即ちSOI基板が完成する。こ
のSOI基板における研磨面のTTVは1.0±0.2
μmであり、従来の張り合わせ構造のSOI基板のTT
Vが2.1±1.0μmであるのに比べると、著しい平
坦面、即ち層厚の均一性を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体装
置を形成する表面を鏡面研磨仕上げした後に裏面を平面
研削するため、平板の平坦性を著しく向上させ、TTV
を小さくすることができる。平面研削時に定盤等との接
触によって研磨面に欠陥が発生する可能性がある問題
は、研磨面を予め保護膜で覆っておくことにより防止さ
れる。また、研磨面に接してドライ酸化膜を形成し、こ
のドライ酸化膜と気相成長酸化膜又はウエット酸化膜と
を組み合わせて保護膜を形成することにより、保護膜を
除去して表出する研磨面の表面における凹凸を小さくす
ることができる。更に、平面研削により裏面に発生する
結晶欠陥及び汚染は、その裏面の熱酸化及び熱酸化膜の
エッチングにより実用上支障のないレベルまで除去され
る。
【0053】その結果、将来の高密度・高性能半導体集
積回路の製造に適用可能な単一又はSOI構造の半導体
基板を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体基板の製造
方法を説明するための工程図である。
【図2】本発明の第2の実施例による半導体基板の製造
方法を説明するための工程図である。
【図3】本発明の第3の実施例による半導体基板の製造
方法を説明するための工程図である。
【図4】ウエット酸化とドライ酸化の酸化速度を示すグ
ラフである。
【図5】本発明の第4の実施例による半導体基板の製造
方法を説明するための工程図である。
【図6】Si/SiO2 界面の変化を表す模式図であ
る。
【図7】本発明の第1及び第4の実施例によるシリコン
ウェーハの研磨面上に形成した酸化膜の耐圧特性を示す
グラフである。
【図8】本発明の第5の実施例による半導体基板の製造
方法を説明するための工程図である。
【図9】従来のシリコンウェーハを作製する工程を説明
する図である。
【符号の説明】
11、31…シリコンウェーハ 12、32、33b…研磨面 13、33…裏面 13a、33a…研削面 14、18、21、34…ウエット酸化膜 15…定盤 16…平坦面 17…回転砥石 19、22…ドライ酸化膜 20…CVD酸化膜 31a…シリコン層
フロントページの続き (72)発明者 清川 義弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−76118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 621 H01L 21/304 622

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体からなる平板の第1の面を鏡面研
    磨する工程と、 鏡面研磨された前記平板の第1の面を覆う保護膜を形成
    する工程と、 前記保護膜によって覆われた前記平板の第1の面を平坦
    面に密着させた状態で前記平板の第2の面を平面研削す
    る工程と、 前記平板の第1の面から前記保護膜を除去する工程とを
    含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体基板の製造方法に
    おいて、 前記平板がシリコンからなり、 前記保護膜を形成する工程が、前記平板の第1の面をド
    ライ酸化して前記平板の第1の面上にドライ酸化膜を形
    成した後、前記ドライ酸化膜上に気相成長によって気相
    成長酸化膜を形成する工程であることを特徴とする半導
    体基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体基板の製造方法に
    おいて、 前記平板がシリコンからなり、 前記保護膜を形成する工程が、前記平板の第1の面をウ
    エット酸化して前記平板の第1の面上にウエット酸化膜
    を形成した後、ドライ酸化して前記平板の第1の面と前
    記ウエット酸化膜との間にドライ酸化膜を形成する工程
    であることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の半導体基板の製造
    方法において、 前記平板の第1の面をドライ酸化する温度が、1000
    ℃以上であることを特徴とする半導体基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体基板の製造方法に
    おいて、 前記平板の第1の面上に形成された前記ドライ酸化膜
    が、50nm以上の膜厚を有することを特徴とする半導
    体基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の半導
    体基板の製造方法において、 前記平板がシリコンからなり、 前記保護膜を除去する工程に引き続いて、少なくとも前
    記平板の第2の面を熱酸化して熱酸化膜を形成する工程
    と、 前記熱酸化膜をエッチングにより除去する工程とを含む
    ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 支持基板の第1の面を鏡面研磨する工程
    と、 鏡面研磨された前記支持基板の第1の面を平坦面に密着
    させた状態で前記支持基板の第2の面を平面研削する工
    程と、 半導体からなる平板の第1の面を鏡面研磨する工程と、 鏡面研磨された前記平板の第1の面と前記支持基板の第
    1の面とを密着させた状態で前記平板と支持基板とを接
    合する工程と、 前記平板と接合された前記支持基板の第2の面を平坦面
    に密着させた状態で前記平板の第2の面を平面研削し
    て、前記平板を薄層化する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体基板の製造方法に
    おいて、 前記平板と支持基板とを接合する工程が、前記支持基板
    の第1の面上又は前記平板の第1の面上に絶縁膜を形成
    した後、前記絶縁膜を介して前記平板と前記支持基板と
    を接合する工程であることを特徴とする半導体基板の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の半導体基板の製造
    方法において、 前記平板と接合された前記支持基板の第2の面に対して
    研磨またはエッチングを施す工程を含むことを特徴とす
    る半導体基板の製造方法。
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