JP3119791U - 糞掴み具 - Google Patents

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Abstract

【課題】犬等の排出した糞で手を汚したり、糞の生暖かい不快な感触に接したりすることなく、糞を素早く掴んで衛生的に処理することができ、かつ柄を護身棒として使用することができる糞掴み具を提供することにある。
【解決手段】筒状の柄2と、先端部に近接・離反可能な弾発性を有する1対の糞掴み部9を備えた糞掴み部材3と、一部を柄2内に収納した糞掴み部材3を柄2と連結する連結部材4とからなる。両糞掴み部9の後部8を柄2の中から引き出した時に、近接していた両糞掴み部9が離反する。糞を掴む場合は離反した両糞掴み部9に袋を被せ、両糞掴み部9の間に糞を位置させて真上から柄2を押し下げることにより、両糞掴み部9の後部8が柄2の中に入って両糞掴み部9が近接し、上記袋の中に糞を掴んで取り込むことができるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、犬等の排出した糞を処理するのに有用な糞掴み具に関するものである。
例えば犬を飼っている人は、朝や夕方等に犬の散歩を行っている。この散歩中に犬は道端や石垣等に小便をしたり糞をしたりするのが日常である。そして犬が糞をした際には、飼い主等の犬を散歩させている人がその都度糞の処理を行っている。
この場合の糞の処理は、準備しておいた新聞紙やティッシュペーパー等の紙を用いて、地面に排出された糞を紙で包むようにして手で掴み、この紙で包み込んだ手の中の糞をビニール袋等に入れて開口を封じ、持ち帰って他のごみと一緒に廃棄している。
しかしながら、排出されたばかりの生暖かい糞を上記のようにして紙で掴んで処理するのは不快なものであり、糞を処理するたびに不快な思いをしなければならなかった。また、糞を紙で掴むときに手についたりする懸念もあり、現状の糞の処理作業は決して衛生的に行われているわけではなかった。
本考案は上記のような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、犬等の排出した糞で手を汚したり、糞の生暖かい不快な感触に接したりすることなく、糞を素早く掴んで衛生的に処理することができ、かつ柄を護身棒として使用することができる糞掴み具を提供することにある。
請求項1記載の本考案は、柄と、糞掴み部材と、連結部材とによって構成された糞掴み具であって、上記柄は硬質の筒状材からなり、上記糞掴み部材は先端部側に二股形成された近接・離反可能な弾発性を有する1対の糞掴み部を対峙して備え、かつ上記糞掴み部の後部と共に柄の中に収納する後杆部を有し、上記連結部材は柄と糞掴み部材の後杆部とを連結するものであり、上記の連結部材を介して柄に連結された糞掴み部材は、後杆部と共に糞掴み部の後部を柄の中に収納した時に上記両糞掴み部は近接し、両糞掴み部の後部を柄から引き出した時に、近接していた両糞掴み部は弾発性により離反するようにした構成を特徴とする糞掴み具である。
また、請求項2記載の本考案は、糞掴み部材は、両糞掴み部の後部を柄から引き出し時に、対峙する両糞掴み部が互いに離反するように後杆部に対して糞掴み部の後部を所定の角度を以って屈曲形成し、かつ糞掴み部の後部を柄の中に収納した時に、対峙する両糞掴み部の前部が互いに近接するように糞掴み部の後部に対して糞掴み部の前部を所定の角度を以って屈曲形成したことを特徴とする請求項1記載の糞掴み具である。
また、請求項3記載の本考案は、糞掴み部材は、2本または1本のピアノ線を屈曲して形成したものであることを特徴とする請求項1または2記載の糞掴み具である。
本考案の糞掴み具では、通常は両糞掴み部の先端を地面に押し付けて柄の中に両糞掴み部の後部を収納し、対峙する糞掴み部を近接させておく。そして犬等が地面等に排出した糞を処理する際には、例えば柄の中から両糞掴み部の後部を引き出し近接していた両糞掴み部を離反させた状態にする。そしてこの離反した両糞掴み部にビニール袋を裏返して被せ、両糞掴み部の間にビニール袋の中央部分を窪ませて押し込む。このようにした後に柄を握って、離反した両糞掴み部の間に糞が位置するようにして糞の真上から柄を介して両糞掴み部の先端部を地面等にトントンと叩くように軽く押し付ける。このことにより柄が下がって両糞掴み部の後部は柄の中に収納され、離反していた両糞掴み部の前部は近接して糞をビニール袋で包むようにして地面等から掴み取る。この時、ビニール袋の開口は両糞掴み部の先端部で挟まれた状態となる。その後は、ビニール袋の開口をゴムバンド等で閉じて糞をビニール袋内に閉じ込める。そしてビニール袋の閉じた開口側を持って柄と反対方向に引くことにより、両糞掴み部の先端部で挟まれていたビニール袋は両糞掴み部から簡単に取り外すことができる。このようにして糞を処理すれば、糞の生暖かさを直接手で感じて不快な思いをすることもなく、簡単に、迅速に、かつ衛生的に糞を処理することができる。また、柄は硬質の筒状材であるため、犬等のペットの散歩のときには護身用の護身棒にもなり、寂しい場所を散歩させていても心強い。
また、糞掴み部材の後杆部と繋がる糞掴み部の後部、並びに糞掴み部の後部と繋がる糞掴み部の前部をそれぞれ所定の角度を以って屈曲形成することにより、柄内に糞掴み部の後部を収納した時には対峙する糞掴み部の前部も近接し、柄内から糞掴み部の後部を引き出した時には上記した対峙する糞掴み部の前部は適宜の間隔を以って開き、開いた両糞掴み部の前部を上記したように近接させることによって糞を簡単にかつ確実に掴めるようになる。
また、糞掴み部材を2本または1本のピアノ線を屈曲して形成したことにより、安価で簡単に加工できて、所期目的を有効に達成する構成部品を提供することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図に基いて説明する。
図1〜図7は本考案にかかる糞掴み具に関する図であり、この糞掴み具1は柄2と糞掴み部材3と連結部材4および紐13によって構成されている。
より具体的に説明すると、図示の一例の柄2は、直径25mm位で、長さ約400mmの真っ直ぐな適宜厚さの強固な金属管からなり、一端部(後端部)2a近傍に穴5を開けてある。なお、柄は、硬質であれば金属製に限らず合成樹脂製、木製、竹製、或いはゴム製であってもよく、また、長さ、太さも上記の例に限定されるものではなく他の長さ太さのものであってもよい。
糞掴み部材3(図1、図3参照)は、図示の例では2本の所定長さのピアノ線6をそれぞれ所定箇所で屈曲形成して、それぞれのピアノ線6の後部6aを結合したものである。
より具体的に説明すると、上記各ピアノ線6は、2等分に屈曲すると共にこの屈曲部分を図示のような三角形状に形成して糞掴み部9の前部7とし、この前部7に対して頂部10から20度〜25度(図中符号α)の角度を以って折り曲げて頂部10に繋がる数cmの真直ぐな後部8とし、さらに、上記の後部8の後端8aから上記した糞掴み部9の前部7の折り曲げ方向と反対の方向に25度〜30度(図中符号β)の角度を以って折り曲げ、後部8の後端8aから後端部6bまでを後杆部11としてある。一方のピアノ線6の後端部6bには、後述する連結部材4の一端部4aを係止するフック部12が形成してある。
このように屈曲形成された両ピアノ線6は、後杆部11の端(糞掴み部の後部8の後端8aに相当)から両糞掴み部の後部8がハ字状になるように組み合わせ、後部6aを溶接またはロー付け等によって結合してある。
上記のように屈曲形成した両ピアノ線6を結合して形成された糞掴み部材3は、先端部側に近接・離反可能な弾発性を有する1対の糞掴み部9を二股状に備えた形状である。両糞掴み部9は、通常適宜間隔を以って対峙した状態となっている。そして糞掴み部9の前部7を柄2側に押して後部8を柄2の中に押し込むことにより、両糞掴み部9の対峙した状態の糞掴み部9の前部7及び後部8は近接する。
上記連結部材4は図示の例では輪状のゴム材を使用してあり、柄2内の上記した一方のピアノ線6のフック部12に係止すると共に、柄2の穴5から外に一部を引き出して柄2の後端部2aの外周面に係止してある。
また、図示の例では柄2の穴5に、輪状に形成した紐13の一部を通して柄2の開口端2bから外に出し、この外に出した紐2の輪の部分に紐の他方の部分を通して、紐13を柄2の後端部2aに係止してある。この輪状の紐13は、犬の散歩の際に手首に引っ掛けて、糞掴み具1を落とさないように持ち歩くのに使用したり、家に保管したりしておく場合に、家の適宜箇所に取り付けたフックに吊るしておくのに使用すればよい。
次に上記のような構成からなる糞掴み具1を使って家畜等の糞、例えば散歩中の犬の糞を処理する場合について説明する。
先ず本考案の糞掴み具1は、犬を散歩させる場合に、筒状の柄2の中に糞掴み部9の後部8を収納した状態で持ち歩くも(図2参照)、或いは柄2から糞掴み部9の後部8を引き出した状態で持ち歩くも(図1参照)、どちらの状態で持ち歩いてもよい。
そこで、ここの説明では糞掴み具1は、犬を散歩させているときに柄2から糞掴み部9の後部8を引き出した状態(図1参照)で持ち歩いていると仮定して説明する。
散歩させている犬が道端に立ち止まって脱糞した際に、糞掴み具1の離反(所定間隔を以って対峙)している両糞掴み部9に、持参しているビニール袋14(図4参照)を裏返して被せ、裏返したビニール袋14の中央の窪み15を両糞掴み部9の間に落し込み、ビニール袋14の開口部16側を外側に折り返して各糞掴み部9の前部7に引っ掛ける。
このようにした状態で柄2を握り、両糞掴み部9の間に糞17が位置するようにして糞17の真上(図5参照)から両糞掴み部9の前部7の先端部7aを地面等に軽く押し付ける。このことにより糞掴み部9の後部8は柄2の中に収納されていくと共に、離反していた糞掴み部9の前部7は近接してビニール袋14で糞17を包むようにして糞17を地面等から掴み取る(図6参照)。糞17は近接した両糞掴み部9間のビニール袋14の窪み15の中に収納される。その後はビニール袋14の開口部16を紐や、ビニール袋14自体で開口部16の周辺部分を閉じ、閉じたビニール袋14の開口部16のあたりを持って両糞掴み部9間から引っ張る(図7参照)。このことにより糞掴み部9の後部8が柄2から引き出されて両糞掴み部9は離反し、上記ビニール袋14を両糞掴み部9から簡単に取り外すことができる。なお、図では裏返して取り付けたビニール袋14は開口部16を両糞掴み部9の後部8辺りに位置するものであるが(図4、図5参照)、ビニール袋14は開口部16を柄2まで位置するものであってもよい(図4〜図6に二点鎖線で示す)。
このように本考案の糞掴み具1によって犬の糞17を処理すれば、不快な思いをすることなく、また手に糞17がつくといったこともなく、簡単にかつ迅速に衛生的に糞17の処理を行うことができる。上記ビニール袋14に入れた糞17は持ち帰って一般ゴミと一緒に廃棄処理すればよい。
なお、本考案の糞掴み具は、上記した図示の例に限定されるものではなく、糞掴み部材は1本の金属部材によって形成したものであってもよい。また、糞掴み部9の前部7の形状も三角形状に限らず四角形や台形等のその他の形状に形成するも自由である。また、連結部材はゴム材が好ましいが、ゴム材に限らず、布製や合成樹脂製の紐や、細い鎖であってもよい。さらに上記した糞掴み部材3の屈曲角度(α、β)は、上記した数値に限定されることなく他の数値に設計変更するも自由である。また、糞掴み部材3はピアノ線に限らず他の部材であってもよく、糞掴み部9の前部7をお椀状の形状に形成してもよい。また、上記の説明において対峙する糞掴み部9の前部7の近接とは、両糞掴み部9の前部7の先端部分(地面側)が当たる状態或いは僅かの隙間をもって接近している状態である。勿論、本考案の糞掴み具においては、近接とは糞掴み部9の前部7で糞17を、ビニール袋14等を介して掴める状態の意味である。また、本考案における両糞掴み部9の対峙は、図示のような平行以外の状態は勿論のこと平行の状態も含む。また本考案の糞掴み具は、犬の糞処理に限らず各種の生き物の排出物の処理に使用することができる。
糞掴み部を離反させた状態の本考案に係る一例の糞掴み具の斜視図である。 糞掴み部を近接させた状態の本考案に係る一例の糞掴み部材の斜視図である。 本考案に係る一例の糞掴み部材を示す説明図である。 家畜の糞を掴む前の状態の説明図である。 家畜の糞を掴む直前の状態を示す説明図である。 家畜の糞を掴んだ後の説明図である。 家畜の糞を掴んだ後の処理状態を示す説明図である。
符号の説明
1 糞掴み具
2 柄
3 糞掴み部材
4 連結部材
6 ピアノ線
7 糞掴み部の前部
8 糞掴み部の後部
9 糞掴み部
11 後杆部

Claims (3)

  1. 柄と、糞掴み部材と、連結部材とによって構成された糞掴み具であって、上記柄は硬質の筒状材からなり、上記糞掴み部材は先端部側に二股形成された近接・離反可能な弾発性を有する1対の糞掴み部を対峙して備え、かつ上記糞掴み部の後部と共に柄の中に収納する後杆部を有し、上記連結部材は柄と糞掴み部材の後杆部とを連結するものであり、上記の連結部材を介して柄に連結された糞掴み部材は、後杆部と共に糞掴み部の後部を柄の中に収納した時に上記両糞掴み部を近接し、糞掴み部の後部を柄から引き出した時に、近接していた両糞掴み部は弾発性により離反するようにした構成を特徴とする糞掴み具。
  2. 糞掴み部材は、糞掴み部の後部を柄から引き出し時に、対峙する両糞掴み部が互いに離反するように後杆部に対して糞掴み部の後部を所定の角度を以って屈曲形成し、かつ糞掴み部の後部を柄の中に収納した時に、対峙する両糞掴み部の前部が互いに近接するように糞掴み部の後部に対して糞掴み部の前部を所定の角度を以って屈曲形成したことを特徴とする請求項1記載の糞掴み具。
  3. 糞掴み部材は、2本または1本のピアノ線を屈曲して形成したものであることを特徴とする請求項1または2記載の糞掴み具。
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