JP3119465U - 一括搬送用緩衝保持台枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送品相互の接触を解消し、各搬送品をムラな空中保持できる一括緩衝方式包装システムを提供する。
【解決手段】在来の嵩高緩衝材を使用せず高弾性薄膜面を用いて複数の搬送品を一括で中空に固定できる保持台枠3を単体厚手緩衝材代わりとし、その中間に搬送物の挿入を案内する等配枠4を置く。
【選択図】図1

Description

同一機材の複数搬送すなわち通函などによる一括集合搬送への、緩衝材を使わない高抗張力高弾力性透明薄膜を利用する緩衝包装の適用である。
通函で搬送される同一機材もしくは各モジュール材などの所用数を一括して集合搬送するさいの包装には三つの型に分けられる。その一は、一括集合累積させた纏まり全体を緩衝材でくるみ包んで緩衝対策とする集積後緩衝包装方式である。
その二は、個々の同一機材もしくは各モジュールを分離して個別に緩衝材や緩衝仕切溝機構で保護したものを纏めて箱詰めする緩衝仕切り方式である。
その三は、容器底に敷いた厚手緩衝材の上に、区画物や枠などを用いて各搬送物の分離配置しその上に被せた単体で厚手の緩衝材で加圧梱包する一括緩衝方式であり、本考案はその三に属するものである。
なお、以下では、12字の「高抗張力高弾力性透明薄膜」を単に「高弾性薄膜」と5字の語句で表示し記述の簡素化を計る。
通函で緩衝包装を行う、個々の同一機材もしくは各モジュールを分離して置く方法、すなわち[0003]文段の集積後緩衝包装方式と[0004]文段の一括緩衝方式含まれるものとして有意な9特許文献に上述分類と要点と添えて列記する。
特開平6−100027 箱体、通箱の梱包方法 武内プレス工業株式会社 緩衝仕切り方式、発泡スチロール製箱内にチューブ形状の包装品を縦に纏めて装填したものを複数積み重ね纏めて梱包する。
実開平6−53492 ブラウン管用パネル包装箱 日本電気硝子株式会社 緩衝仕切り方式、樹脂製シートで作成した案内溝を二つ折りできる板材を用意し、各案内溝間にブラウン管用パネルを装填したものを包装する。
特許2640879 板状材梱包用の段ボール製パッキン 中央紙器工業株式会社 緩衝仕切り方式、ガラス板などを板状の緩衝シートでくるみ、平行な案内溝を対抗壁に設けた容器に差し込む。
特開平9−301434 包装用箱 王子製紙株式会社 緩衝仕切り方式、各溝に直交できる上下の溝で多数の小方形仕切を成す平板段ボールを、等配の溝を有する複数枚を重ねてなる案内を上下に配した箱内区画作成。
特開2000−25837 包装部材及び包装装置 成田工業株式会社 緩衝仕切り方式、二つ折りできる板材に張った高弾性薄膜で包装したカートリッジの両端を、平行な案内溝を対抗壁に設けた容器に差し込む。
特開2001−192067 梱包用材料及び梱包方法 竹本直文 緩衝仕切り方式、高弾性薄膜を片面に張った枠を二つ折りできるカートリッジとしてその両端を平行な案内溝を対抗壁に設けた容器に差し込む。
特開2004−75171 モジュール化したハンモック包装容器 川上産業株式会社 緩衝仕切り方式、高弾性薄膜を上下両面に張った枠の単数または複数を、上面または下面のいずれかに高弾性薄膜を張った枠とを組み合わせて各枠の膜面間に包装物を介在させる(図3)か、二つ折りできる板材に張った高弾性薄膜で包装したカートリッジの両端を平行な案内溝を対抗壁に設けた容器に差し込むか(図4)。
実用3105539 小型基板包装補助具 高橋克彦 一括緩衝方式、二つ折りできる板材で、片側は方形凹部を多数配置し小型基板やレンズなどを凹部数以下を装填し、その凹部に対応する方形穴を配置した蓋側板材内側に高弾性薄膜を張ったものとするブック型で、本考案の目的には適合しない。
特開2005−15012 包装容器 川上産業株式会社 緩衝仕切り方式、二つ折りできる板材に張った高弾性薄膜で包装したカートリッジの両端を、平行な案内溝を対抗壁に設けた容器に差し込むか、櫛状スリットの両壁を持つ案内具に差し込んで容器に入れる。
上記各文献では挿入する複数の個別搬送品を分別等配するのに、案内溝を利用しているか、高弾性薄膜を張った枠の積み重ねのいずれかであった。
上記各特許文献による記述では実例と思われるものの紹介は、ガラス製品のみと読め、それ以外は、本出願人によるもの以外のすべてが着想段階の記述であって、殆どが緩衝仕切り方式と言える。
一般に、一括緩衝包装できるものは軽量または擦傷がつきにくい表面を有する機材に限られ、そうでないものは、個別に分離装填して緩衝包装するには個別に緩衝材で包んで搬送箱に充填する緩衝仕切り方式が当然とされている。しかし、この在来の包装常識には次の三難点がある。
1) 個別に緩衝包装したものを纏めるため搬送品サイズごとに外箱が決まり、低廉な規格段ボールや通函が使えず、コスト高を招きやすい。
2) 同一機種・機材の複数を纏めて緩衝包装すると、相互の表面に擦傷が発生し易く、個々の事前包装は、包装を解く際も含めて包装工数と廃棄包装材の軽減が図りづらい。
3) 同機種異サイズの緩衝包装に嵩高な緩衝材では共用できず、機種各サイズに対応した緩衝材と包装外箱を選ばざるを得ないので、包装費用と包装資材保管経費・管理経費の低減が難しい。
本考案では上記三文段に記述した難点を回避するために、
(1) 上下一組の保持台枠で複数搬送品を一括保持緩衝させる。
(2) 保持台枠中間に搬送品を分離できる等配枠を配し複数搬送品を非接触状態に等配置する。なお、この等配台では各種搬送ワークの異なる外形サイズに対応させた専用品で十分であろう。
(3) 保持台枠の外周サイズを市販の規格段ボール箱またはプラスチック製折り畳み通函の内周サイズに合わせる。
の方向で三問題の解決を図った。
このために重ねた試作成功から、さらに、
(4)等配枠で、各種搬送ワークの異なる幅サイズへの共用化を図れる、
(5)搬送運搬中の重衝撃による精密機器外周に生ずる軽い摩擦傷の発生要因をすべて排除できる、
等の見通しと経験を重ねる事ができた。
上記[0021]文段の3)対策で低廉な規格段ボールや折り畳みプラスチック製通函の採用可能となり、搬送外箱の入手コストがほぼ半減近くなった。また、上の2)対案により複数搬送品同士の搬送中に発生する摩擦がなくなり擦り傷生成要因が解消された。上の1)対抗策実施の結果、複数の搬送品を個別に緩衝包装することなく一括で保持緩衝でき、包装の手間が半減以下に削減できた。
それに試行改良経験から(4)等配枠で数段で搬送品の幅に対応させ構造を開発でき、搬送梱包全体としての耐衝撃力を高め得たのに加え、(5)搬送運搬中の重衝撃による精密機器外周に生ずる軽い摩擦傷の発生要因を把握できたので、手軽な方法でこれの回避方策も立て得た。
本考案は、区画物や枠などを用いて各搬送物の分離配置を可能にして配置できた全体の上下に敷き被せた単体で厚手の緩衝材で加圧梱包する一括緩衝方式でありながら、厚手の緩衝材で嵩高な廃棄物となるものを採用せずに、弁当箱形状や皿形状の機材を縦状に複数並べその上下端部分を高弾性薄膜を介して保持台枠で加圧することで、複数の搬送品をすべて中空に吊るようら姿勢に保持し、搬送中の各方向からの衝撃外力を保持台枠の高弾性薄膜の変形で吸収する方式であり、見方によっては嵩高な緩衝材ブロックやシートの働きを、緩衝する保持枠全体のサイズで代行するものとも言える。
搬送品の区分け配置のために、等配枠として長穴状の窓をあけて下台枠の上に置いたのは分離配置するためでもあるが、搬送中には大きな外力のない限り、搬送物と接触しないので、ここでは複数搬送品相互の接触を防ぐ機能だけで十分であろう。
従って一見すると、梱包方式としては旧来の一括緩衝方式と大差ないが、下記の事項が経費節減に貢献する。
(6)復路においては、保持台枠も等配枠も折り畳んで平らに纏めて運べ、空気を運ぶかのような嵩高な緩衝材の持つ返送費用のデメリットが無い。
(7)嵩高な緩衝材の処理に廃棄する費用が要らない。
(6)項で発生する折り畳みに要する工数すなわち人件費は、(6)の嵩高な緩衝材の持つ返送費または(7)廃棄費用との相殺方向に働くのでさしたるメリットを産まないにしても、コスト低減には多少は貢献できよう。
本考案では、特許文献の少ない一括緩衝システムとして、[0022]〜[0027]の各文段で述べたように8項にのぼる効果が期待できる。
以上の効果を理解し易い、図1:一括緩衝システム説明図でみる。この図1は(A):充填順説明、(B):充填直後図、(C):梱包状態模式図の3イラストで構成され、梱包手順を(A)で、衝機能を(C)で説明している。
(A):充填順説明で見るように、本考案の一括緩衝システムでは下側から上への順に装填して行くものとしている。
最下段に配置した仮想線(二点鎖線)で示してある箱は、通函などの外箱の内容積を示す立方体である。通函そのものの図示を避けたのは、通函が段ボール箱であってもプラスチック製折り畳み箱であっても金属製あるいは木製であっても構わないからである。ともかく、通函そのものは問わないが外箱容器として事前に用意されているものとする。
高弾性薄膜面を上に向けた下部保持台枠3を、通函の底へ置く。底に敷くので「下部」と言う語句がついてはいるが、図(A)頭部の上部保持台枠3と変わらない。なお、保持台枠3の数字3は、後続部分で符号「3」のついた「保持台枠」として詳述されていることを示している。
その上に、等配枠4を置き、複数の搬送品を等配窓板に設けられた長穴状の抜窓に挿し込む形で立てる。なお、この分離等配枠4は同種搬送機種の複数サイズに共用しないで、各搬送機種に適合させたものを用いるのが普通である。
高弾性薄膜面を下に向けた保持台枠3を、複数の搬送品に被せるように載せる。なお、保持台枠3は[0032]のものと同じであって裏表を逆にしただけである。
ここまで積み重ねた時、通函の上端から保持台枠3がある程度飛び出している。これが図(B):充填直後図で、寸法Hとして示されている。これは、下部保持台枠3の高弾性膜面が複数の搬送品の自重のみの負荷しか受けていないので、僅かしか沈み込んで居ないためである。これは、当然なこととして説明しない。
最後に、図(B)の寸法H=外箱の上端からある程度飛び出している保持台枠3を、底方向にへ押し込む形で箱に蓋をする。蓋部分を固定できる通函でない時は、蓋を被せた外箱をシールテープまたはバンドしっかりなどで梱包する。
以上の手順で包装でき、嵩高な緩衝材を用いる必要がない。在来の嵩高な一括緩衝システムや紹介特許文献などと比較するとき異なる点は[0033]における等配枠4であって、在来の搬送物幅方向に配置した櫛形案内に搬送物の両幅を差し込むのよりは多少能率的とは言えるだけである。
しかしこれによって期待できる効果は、方形や円盤状の搬送物なら、幅方向のサイズに有る程度の幅で共用化できることが等配枠4の形状から理解できよう。いや、等配枠4に設ける長穴のサイズでも共用できると気づけるものが搬送物の厚さは穴の幅で決められる事である。
箱サイズと保持台枠3が共通なら、等配枠4のみで、搬送品の厚さと幅で有る範囲内で共用できることを示しており、搬送物幅方向に櫛形案内配置した在来方式よりは簡便で低費用で寄り多くの搬送機材に適合させうる効果を認め得る。
さらに、搬送品を除いた通函・保持台枠3・等配枠4などは包装時以外には折り畳みできるので搬送復路においてはコンパクトに扱え返送コストの低減も期待できる。このことは、本システムの緩衝包装材も保管時には折り畳んで保存できるので保管資材としても低廉に済むはずである。
いや、搬送にとっての最重要事項はコストではなく、機材の損傷防止である。そちらの方はどうかについては、図(C):梱包状態模式図でお応えしたい。
図(C)の符号1〜4は図(A)と同じなので、この図は、通函などの容器1で、4ヶの搬送物2を上下の保持台枠3で支持している、等配枠4は搬送物2を分離しているのではないらしく搬送物2に接触していない。高弾性薄膜341は保持台枠3の長窓から上下に膨らんで個々の搬送物2を中空に吊っているらしいことを、示している。
宙づりにされているなら、搬送中への衝撃受領時に、高弾性薄膜341でく搬送物2を押さえ込んだまま空気中を振動するだけであり、搬送物2に当たりうる可能性のあるものは等配枠4の長穴の縁の折れ曲がる羽みたいなものだけだから、傷も付くまい、ハンモック包装方式とも呼ぶのは尤もだとも判断できる筈である。
以上の図1:一括緩衝システム説明図による本考案の概説を終えるが、図1の(A)と(C)を見比べることで次の2項についても自然に思い至ると思える。
図(C)では、図(B)の寸法Hがゼロになっただけであるから、搬送物2の 外形サイズのうち高さが小さいものは寸法Hに等しいか近いスペーサーか台を乗せることで、この外箱でより小さい高さの搬送品2の梱包にも共用できる。[0038]で搬送物2の幅と厚さの両方向への有る程度の範囲内での共用化可能を、これで、高さ方向への有る程度の範囲内での共用化可能を確かめ得たことになる。すなわち、本考案の一括緩衝システムでは、搬送物2の外形サイズの3方向への寸法差を許容できる事になる。
また、図(C)で看るように、等配枠4は搬送物2に接触していない。等配枠の分離機能は錯覚であって、。等配枠4の機能は搬送物2を配列するための挿入案内なのではないか。だとすると、薄い板材で十分で有ろうとの結論である。
外箱に関係なく適用できる本考案包装システムを構成するものは、図1(A)に視る通り二つである。その一は、保持台枠3であり、その二は、等配枠4である。この順で各図を用いて説明するが、その前に図1からこの二つを要約してみたい。
保持台枠3は、一言で表現すると、方形をなす板面に一括で運ぶ数の搬送物2が通る大きめの抜穴窓を設けて左右ともにΠ字形断面をなすよう腰板を四周に繞らせ強固な枠を形成せしめたこれの板表面に高抗張力高弾力性透明薄膜を展伸してその四周を接合したものである。
一方、等配枠4は、一括で運ぶ数の搬送物2が通る抜穴窓を設けてΠ字形断面を有し低摩擦係数プラスチック薄膜でラミネートした搬送物の挿入案内のためのブランケット折り畳み品、と言える。
したがって、本考案は等配枠4を介して一括で運ぶ数の搬送物2を容器内底に置いた保持台枠3に縦長に仮配置しておいてその上に裏返した保持台枠3を被せ、この1対でもって、複数の搬送品2の上下端面を包み込むかのように押圧した形で、外箱容器1の中に納める包装システムといえる。
この[0048]保持台枠3の構成は[0053]以下で、[0049]等配枠4の構造を[0072]以下で記述する。
保持台枠3は、搬送品を最大で窓穴数までの数の搬送品2を一括して、それらの上と下を押さえ込むことによって、嵩のある緩衝材を用いることなく搬送品を保持するためのものである。この詳細を図2:保持台枠斜視図と[0049]〜[0069]の文段で詳述する。
等配枠4は、搬送品を最大で窓穴数までの数を一括してそれらを縦長にかつ各搬送品間隔を置いて挿入を容易にするためのものである。搬送品機種専用でなく異なるサイズの同類複数機種にも工夫次第によっては扱えるものとなる。等配枠4の詳細を[0071]〜[0089]の文段と図3:分離等配枠斜視図で述べる。
図2:保持台枠構成図では本考案一括緩衝方式システムの中核を成す保持台枠3を四図に分けて説明した。それは図(D)台枠310 展開・図(E)台枠3 折畳・図(G)高弾性薄膜341 展開図・(F)高弾性薄膜34 折畳であり、この順に説明する。英字順でないことに留意されたい。
図(A)台枠310の展開斜視図に視るように、全体で十字形を成す台枠310の中央の台枠板311は、台枠腰長外折目316と台枠腰短外折目317で囲まれた方形を成している。なお、外折目とは破線位置を折り曲げた際の折目が外側に凸になるようなエボンス加工を示している。
この方形の台枠板311には複数の窓穴が成形されている。窓穴外折目313を窓穴切分線315で二分した二枚の窓穴補強板314を有する一組の抜窓穴312が本図では4組等配されている。なお、抜窓穴312のサイズは搬送品2の断面より二回りほど大きいものに設定する。
この台枠板311の長手方向両側には、台枠腰短外折目317・台短腰板331・台枠内短外折目319・台内短板332と延び、台内短板332の両側端には台内凹接手333を設けている。
また、台枠板311の幅両側への延展は台枠腰長外折目316・台長腰板321・台内長板322と続き末端の台内長板322両側端には台内凸接手323があり、これは台内凹接手333と係合するとき、図(E)前面の一部切断表示部分に見るように台内長板322と台内短板332とを台長腰板321と台短腰板331とが成す方形腰枠の補強内枠を強固なものとして形成する。
以上で述べた台枠310の展開図で、全折目が外側になるように凸に折り曲げ、台枠凸接手323と台枠凹接手333が4組ともに係合させて折り畳み完了の組立たものを、裏返したのが図(E)の保持台枠31の組立品斜視図として示されている。
ただし、この状態では組立た台枠30として機能しない。図(F)に示すような浅い方形箱状に折り畳みまれた高弾性薄膜34が貼られないと、1ヶの搬送品2さえも保持できないからである。
このための高抗張力高弾力性透明薄膜シート341を図(G)高抗張力高弾力性透明薄膜34展開とそれを接合直前の成形した形状の図(F)高弾性薄膜34折畳に示した。
高抗張力高弾力性透明薄膜シート341は方形であって四隅に図(G)に細実線で示した隅切落343があって、それの凹角が切落角342であって全体としては張り出しの短い十字形を成している。この切落角342の長手方向を結ぶ細破線が長手内折目347であり、切落角342の短辺方向を結ぶ細破線が幅側二重内折目345であり、その幅側外側にさらにも細破線として図示している幅側重ね内折目344がある。
この高抗張力高弾力性透明薄膜シート341の両側の幅側末端346が内部に重なるように幅側重ね内折目344を折り畳んでから台枠31の台枠板311面に張り、長手内折目347を折り立ち上げる形にして図(F)の扁平白矢印の台枠短腰板接着面361に台枠短腰板両面接着テープ371で固定し、幅側二重内折目345を折り立ち上げる形にして図(F)の扁平白矢印で示した台枠長腰板接着面362に台枠長腰板両面接着テープ372で固定する。
高弾性薄膜341だけの形を見ると、図(F)高弾性薄膜34折畳に示した組立形状になる。すなわち、シート341の幅側末端346が接着後長手末端352に、シート341の長手末端348が接着後幅側末端351として図示されている。
この接着後幅側末端351と接着後長手末端352の各相対する2辺の立ち上げとから成る4周が、図(B)の保持台枠31の組立品の各腰板下部に接着される台枠短腰板接着面361と台枠長腰板接着面362になる。
このように接着した後に、高弾性薄膜341部分のみで言うと、膜面が高弾性薄膜シート単層部分341S範囲と、二枚重ねの扁平白矢印の台枠長腰板接着面362立ち上げ部分と高弾性薄膜シート二重部分341W範囲とになるように故意に設計したのは、破れにくくするほか、搬送品2端部の保持力を倍増させるためでもある。
かくして図(E)の保持台枠31と図(F)高弾性薄膜34折畳の接着結合によって、はじめて保持台枠3として機能するようになる。この形成された保持台枠3は、台枠凸接手323と台枠凹接手333の4組ともに係合を解いて展開して、再折り曲げ組立しても後段に述べる機能を損なうことが無い。すなわち[0022]文段記述の効果は保持されることに留意して欲しい。
斯様に構成された保持台枠3の外形サイズについて触れる。外周寸法は図1の(A)充填順説明図や(B)充填直後図から判断できるように、通函として採用した外箱容器の内法で決まる。すなわち、容器内にスッポリ収まるが、容器内壁との隙間が保持台枠3の板材である台枠板311の厚さの2倍以下が妥当である。
保持台枠3の高さ≒台長腰板321=台短腰板331は、搬送品の重量・高弾性薄膜シート膜厚・抜窓穴312の窓幅・台枠板311の厚さと強度などの諸条件下で10Gへの耐衝撃性を持たせたものに所定の安全率を乗じて決めるので一概に言えないが、在来の一括緩衝方式でスポンジや発泡スチロール採用時と大差ない。
以上で本システムを構成するものの一である保持台枠3に関する構成の説明を終わる。次に、図3:等配枠説明図は、(H)等配枠411展開で形状詳細を、それを折り曲げ形成した形を外観図(J)等配枠4折畳組上で、搬送品許容幅調整の説明を図(K)等配枠縦断図で、各々記載する。
等配枠4は、搬送品を窓穴数までの数を一括してそれらを縦長にかつ各搬送品間隔を置いくように挿入を容易にするためのものである。分離配置の案内でもあるが、搬送中は原則として搬送品に接触しないように設計される。このため、当初は搬送機種ごとの専用で有った。
納入を重ねている内に顧客の要望などで異なるサイズの同類複数機種にも許容対応できるようになったので、本明細書では、搬送品の外形サイズを構成する3要素、厚さ・幅・高さの三次元で標準機種のサイズ±25%の範囲で対応できるものを説明する。
等配枠4は段ボール板などの表面に低摩擦係数のフイルムをラミネートしたものを図3の(D)等配枠411展開図に見るように横長な十字形を成している。長手方向左端から右端へと順に説明する。
全体を外折り目で左端から区分けすると、内幅決め突起425を2個持つ内幅調整上板424・窓内幅調整外折目419・内幅調整下板423・窓内下外折目418・窓底板422・窓台足外折目417・窓腰板421・窓板腰外折目416・等配窓板411・窓板腰外折目416・窓腰板421・窓底外折目417・窓底板422・内下底外折目418・内幅下板423・窓内幅調整外折目419・窓内幅上板424・内幅決め突起425と並ぶ。これは左右対称であり、ラミネート面を上面にしている。
中心に位置する等配窓板411は窓板外折目416と補強板外折目426に囲まれた方形であって、上下に窓補強板427を持ち、方形内に4個の抜窓415を有し各抜窓内に折り曲げる縁補強板412とその窓縁外折目413各2ヶと縁補強板切り目414を有する。
等配窓板411に4ヶの小さい矩形の穴があり、両窓腰板421にも各12ヶの小矩形穴が設けられ、各々に搬送品許容幅最大設定穴4211・搬送品許容幅大設定穴4212・搬送品許容幅中設定穴4113・搬送品許容幅最小設定穴4214と附番してある。計16個の小矩形穴については[0078][0081]〜[0083]で記述を補う。
展開図(H)で、二点鎖線で表示されている三種の縦長矩形は等配窓板411を展開したまま付設する部品であって、内板張り高弾性薄膜シート43・これの接着両面テープ44は内幅上板424と内幅下板423表面に、軽粘着性接着剤塗布部分45は窓底板422表面の小面積に塗布して置くものとする。
この等配窓板411のすべての外折目を曲げて、内幅決め突起425を搬送品許容幅設定穴4211・4212・4213・4214のどれかに挿し込んでおくことにより、図(J)の外観図の形をとる。
この等配枠の外周サイズは、図1(A)充填順説明図内の2番目 等配枠4 の記載イラストから保持台枠3とほぼ同じか多少小さめ程度であることは自明であろう。これの縁補強板切り目414に沿って縦断したものが(K)等配枠縦断図である。
図3の(K)等配枠縦断図は、内幅下板423と内幅上板424とが窓内幅調整外折目419と内下板外折目418とが成す折り曲げ角により搬送品許容幅W1〜W4が変えられることを示している。
その搬送品許容幅の選定は内幅決め突起425を搬送品許容幅最大設定穴4211・搬送品許容幅大設定穴4212・搬送品許容幅中設定穴4213・搬送品許容幅最小設定穴4214のどれかに挿し込んで行うが、図(K)では搬送品許容幅最大設定穴4211に係合させてあるため搬送品許容幅最大W1を設定している。
よって、搬送品許容幅大W2・搬送品許容幅中W3・搬送品許容幅最小W4の設定時の状況は細い仮装線で示した。
内幅下板423と内幅上板424は、接着両面テープ44によって内板張り高抗張力高弾力性透明薄膜シート43によって係合されているためこのシート43の弾性により絶えず平面を保つ方向に働くため、設定された搬送品許容幅W1〜W4を確実に保持する。
この内板張り高抗張力高弾力性透明薄膜シート43は、本システムが一過性の当用時には必要ないものであって、本システムを工場や出荷先との頻繁な繰り返し往復に常用する通函搬送時には必至なものである。
なぜなら、等配枠4の窓内幅調整外折目419に曲げ角度癖で、小さめな搬送品許容幅での数回以上の運用時により広い搬送品許容幅に対応できなくなることを防止するための経験から産まれた工夫だからである。
しかし、注意深く当等配枠4を検討するとき不安が残るかも知れない。それは、この等配枠4には保持台枠3と異なって、[0058]文段記述のような台周りをなす腰板をしっかりと補強固定する仕組みになっていないからである。
しかし、その心配は杞憂に過ぎない。なぜなら、一に外箱たる容器1に納めてしまうと等配枠4の窓腰板421は容器2内壁に遮られ外側に開かない、二に窓補強板427を直角以上に曲げ込んでおけば内部にも倒れないからである。
さらに、容器1内に落とし込んだ際に、保持台枠3の台枠31表面に載る等配枠4の台足となる窓底板422が両側ともに台枠31表面に軽く接着できるからである。これは図3(H)等配枠411展開と(K)等配枠縦断図の符号45施工による効果である。
この部分の 軽粘着性接着剤塗布部分45とは事務用付箋ていどの何遍でも張り剥がせる感圧性粘着材を塗って置くことを指す。以上の3事項は[0086]で上げた不安要因の存在を否定している。
以上で本システムを構成するものの一である保持台枠3の説明を終わる。続いて、図4:緩衝保持機能説明図で、本考案の保持台枠3の機能を詳述する。
この図4は[0080]で触れた(K)等配枠縦断図と同じく、図1(C)のように梱包された全体を、等配枠4の抜窓412の真ん中の窓縁補強板切り目414に沿って縦断視したものゆえ、視線方向は、図1(C)梱包状態模式図とは90度異なる。
なお、(K)等配枠縦断図では符号引出し先を明確にするために故意にハッチングを施さなかったが、図4:緩衝保持機能説明図ではハッチングを省略していない。
また、この図4では内幅決め突起425を搬送品許容幅大設定穴4212に係合したものとして描いている。また、図中央の十字矢印Vの衝撃時加振方向での挙動を説明するため意図的に行った表示が2項ある。保持台枠3の表面に張った高弾性薄膜431を太線で明示し、それの加振時移動位置では細い仮装線で表示した。そして搬送品2の異動先上下端部を仮装線で表現した。
図4が描いている状況を、今までの記述との重複を恐れずに説明する。図4の左側の符号配列で直感できるように容器1内に上下に隙間が出ないように、上から保持台枠3、中間に搬送品2と等配枠4、底に保持台枠3と3層に押し込み詰められている。
押し込んだ量のほぼ半分づつが、保持台枠3表面台枠板311に張った高弾性薄膜シート341が抜窓穴312から保持台枠3裏側に凸状に突き出している。
このため、太線で明示した高弾性薄膜シート431の高弾性薄膜シート単層部分341Sが突き出した搬送品2の上辺全面を、高弾性薄膜シート二重部分341Wの一部で突き出した搬送品2の両肩部分を梱包容器1の中間に押し戻すように伸びている。
これは高弾性薄膜シート431の局所の伸び代長さに応じた張力で搬送品2を元々中空である梱包容器1内に宙づり姿勢で位置決めしていることで、搬送品2を保持することになる。
こうなるのは、台枠板311の周囲を、台内長板322を補強折り返しとした台長腰板321と台内短板332で補強された台短腰板331とが係合されて押し込み反力で変形しない台枠を形成できているからである。
この状況は上下で一対をなす保持台枠3のいずれでも変わらない。違うのは向きだけである。ここで、外部からの衝撃を受けた際の状況をとりあえず単純化して検討する。
図4の真ん中に置いた加振方向をしめすV符号の十字から見てゆく。上下動の加振衝撃を受けた際を始めの検討項目として見る。まず、上向きの10Gの加速度であると想定した際、搬送品2の上面も上に跳ね上がるが高弾性薄膜シート341の抗張力によって妨げられ上部高弾性薄膜シート衝撃時上限位置341TUで止められるが一方搬送品2の下面も搬送品2の下面は下部高弾性薄膜シート衝撃時上限位置341BUまで昇るが、高弾性薄膜シート341の伸縮は上面が大きく下面が小さいのでその抗張力の差が反力として搬送品2に作用して下の元位置に戻ろうとする。
つぎに、下向きの10Gの加速度であると想定した際、搬送品2の下面も定常位置から下に動くも底側の保持台枠3の高弾性薄膜シート341の伸びに伴う抗張力が下部高弾性薄膜シート衝撃時下限位置341BDで加工運動を停止させる一方搬送品2の上面も下がり上部高弾性薄膜シート衝撃時下限位置341TDで止まるが、この際の高弾性薄膜シート341の伸縮は上面がマイナスで下面がプラスなのでその抗張力の差が反力として搬送品2に作用して上の元位置に戻そうとする。
横向きの10Gの加速度が負荷されたと想定した際、容器1の空中に保持されている搬送品2は左右に移動しようとするが、搬送品2の上面や下面と高い圧力で接触している高弾性薄膜シート341表面はそれの高い摩擦係数のため、上面や下面のか滑動を許さないので、左側に運動するためには左肩=上面左角の2層の斜面を成している高弾性薄膜シート341部分を緩み弛ませ、右肩=上面右角を覆い斜面を成している2層の高弾性薄膜シート341部分を引き延ばす必要がある。
搬送品2下面と接触している弾性薄膜シート341表面においてもこの状況は同じで、しかも、この横向きの負荷が有効に働く部分は伸びる搬送品2の厚さと幅を凸状に覆うように斜面を形成している部分だけであるため、高弾性薄膜シート341の抗張力が働く面積が狭いため強く働く。
したがい、左方向に負荷した際には、搬送品2の上面抜窓穴左側隙間LTと下面抜窓穴左側隙間LBを狭めるも、ゼロとすることはなく、上面抜窓穴左側隙間RTと下面抜窓穴左側隙間RBを多少広げ、元に戻すように作用する。
また。右方向にGが懸かっても搬送品2の上面抜窓穴左側隙間LTと下面抜窓穴左側隙間LBを多少引き延ばし、上面抜窓穴左側隙間RTと下面抜窓穴左側隙間RBを多少狭めるも、抜窓穴端部に衝突することはなく、元位置に戻ろうとする。
図4で搬送品2が前後に振動する際を考えてみると、これは図1(C)梱包状態模式図でいうと搬送品2が左右に振動する事であり、上記[0102]文段とほぼ同じなのでそれを準用して構わないように思える。
試験結果では、搬送品2挿入時に搬送品が倒れ気味にセットされても、上部保持台枠3を緩やかに押し込むと、搬送品2は保持台枠3の抜窓穴312のセンターに自動調芯されたかのように保持される傾向があるとの説もあるが無視すると、等配枠4の抜窓412の幅は配送品2の厚さで塞がれるので、隙間も小さいので、抜窓内の窓縁内板414には接触する可能性が大きいと考えられる。
搬送中の衝撃方向は、単純化した[0100]〜[0106]の組み合わせ複合であるものの、高弾性薄膜シート341で複数の搬送品2を宙づり状に保持したまま運べるので接触するものは無いはずだが、本システムではの接触の発生対象は等配枠4のみであるから、等配枠4板材には摩擦係数の低いプラスチック薄膜をラミネートし、摩擦回数の多くなりそうな内幅調整部分では念のため高弾性薄膜シートを張り、さらに摩擦発生防止策の一つとして、等配枠4を保持台枠3に接着した。
容器内の底に敷いた厚手緩衝材の上に、区画物や枠などを用いて各搬送物の分離配置しその上に被せた厚手の単体緩衝材で加圧梱包する一括緩衝方式包装において、厚手の単体緩衝材に代わる保持台枠によって、繰り返し運用できる緩衝搬送方式を提供できた。
この繰り返し運用可能により、搬送費経費の面でも、嵩高緩衝材の保管と管理と廃棄処理などの不要化によるメリットは大きい。
一括緩衝システム説明図 (A)充填順説明 (B)充填直後図 (C)梱包状態模式図 保持台枠構成図 (D)台枠310 展開 (E)台枠30 折畳 (F)高弾性薄膜34 折畳 (G)高弾性薄膜341 展開 等配枠説明図 (H)等配枠411 展開 (J)等配枠41折畳組上 (K)等配枠41縦断図 緩衝保持機能説明図
符号の説明
1 外箱容器内規
2 搬送品例
3 保持台枠(組立品)
31 台枠(組立)
310 台枠(展開)
311 台枠板
312 抜窓穴
313 窓穴外折目
314 窓穴補強板
315 窓穴切分線
316 台枠腰長外折目
317 台枠腰短外折目
318 台枠内長外折目
319 台枠内短外折目
321 台長腰板
322 台内長板
323 台内凸接手
331 台短腰板
332 台内短板
333 台内凹接手
34 高弾性薄膜 折畳
341 高弾性薄膜シート
341S 高弾性薄膜シート単層部分
341W 高弾性薄膜シート二重部分
341BU 下部高弾性薄膜シート衝撃時上下限位置
341BD 下部高弾性薄膜シート衝撃時下限位置
341TU 上部高弾性薄膜シート衝撃時上限位置
341TD 上部高弾性薄膜シート衝撃時下上限位置
342 切落角
343 隅切落
344 幅側重ね内折目
345 幅側二重内折目
346 幅側末端
347 長手内折目
348 長手末端
351 接着後幅側末端
352 接着後長手末端
361 台枠短腰板接着面
362 台枠長腰板接着面
371 台枠短腰板両面接着テープ
372 台枠長腰板両面接着テープ
4 等配枠
411 等配窓板
412 抜窓
413 窓縁外折目
414 窓縁内板
415 窓板切分線
416 窓腰板外折目
417 窓台足外折目
418 窓内下外折目
419 窓内幅調整外折目
421 窓腰板
4211 搬送品許容幅最大設定穴
4212 搬送品許容幅大設定穴
4213 搬送品許容幅中設定穴
4214 搬送品許容幅最小設定穴
422 窓底板
423 内幅調整下板
424 内幅調整上板
425 内幅調整決め突起
426 縁折目
427 縁補強板
43 内板張り高弾性薄膜シート
44 同上接着両面テープ
45 軽粘着性接着剤塗布部分
LB 下面抜窓穴左側隙間
LT 上面抜窓穴左側隙間
RB 下面抜窓穴右側隙間
RT 上面抜窓穴右側隙間
W1 搬送品許容幅最大
W2 搬送品許容幅大
W3 搬送品許容幅中
W4 搬送品許容幅最小
V 衝撃時加振方向
太白矢印 状態の変更を示す
扁平白矢印 接着面を示す

Claims (2)

  1. 方形をなす板面に一括で運ぶ数の搬送物2が通る大きめの抜穴窓を設けて左右ともにΠ字形断面をなすよう腰板を四周に繞らせ強固な枠を形成せしめたこれの板表面に高抗張力高弾力性透明薄膜を展伸してその四周を接合した保持台枠3を2ケ1組としして用意し、一括で運ぶ数の搬送物2が通る抜穴窓を設けてΠ字形断面を有し低摩擦係数プラスチック薄膜でラミネートした搬送物の挿入案内のためのブランケット折り畳み品の等配枠4を介して一括で運ぶ数の搬送物2を容器内底に置いた保持台枠3上に縦長に仮配置しておいて、その上に裏返した保持台枠3を被せ、この1対でもって、複数の搬送品2の上下端面を包み込むかのように押圧した形で、外箱容器1の中に押し込み納めて梱包する包装システム。
  2. 請求項1の包装システムに用いる等配枠4で、一括で運ぶ数の搬送物2が通る抜穴窓を設けてΠ字形断面の台枠腰板内に折り込むブランケットを、台足内部端とそれにつながり内部で折り曲がる2枚の長方形とに分け、その長方形端部をΠ字形腰板部に係合させる位置によって、腰板間のスペースサイズの大小を数段階に制御できるようにせしめたことを特徴とするもの4。

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