JP3119277B2 - 凝縮器の取り付け装置 - Google Patents

凝縮器の取り付け装置

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JP3119277B2 JP04015498A JP1549892A JP3119277B2 JP 3119277 B2 JP3119277 B2 JP 3119277B2 JP 04015498 A JP04015498 A JP 04015498A JP 1549892 A JP1549892 A JP 1549892A JP 3119277 B2 JP3119277 B2 JP 3119277B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用空気調
和装置の凝縮器を取り付けシュラウドを介して車体や自
動車用ラジエータ等に取り付けるようにした凝縮器の取
り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭59−3288
6号公報に示されているものでは、凝縮器のチューブの
折曲部を保持するフレームに取り付け片を結合させ、こ
の取り付け部材の他端部を車体側の被取付部に固定する
技術を採用していた。また、実開平3−13209号公
報に示されているものでは、凝縮器のチューブの折曲部
を保持するフレームに取り付けブラケットの一端部を溶
接により結合し、このブラケットの他端部を自動車用ラ
ジエータの被取付部に締結する技術を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
においては、取り付けブラケットの一端部をフレームに
溶接等により結合しなければならず、凝縮器を車体側の
被取付部やラジエータの被取付部に取り付けるときの作
業工数の増加の原因となっていた。本発明は、凝縮器を
被取付部に取り付けるときの作業工数を低減する凝縮器
の取り付け装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、気冷媒を熱交
換して液冷媒に変化させる熱交換部、およびこの熱交換
部の周辺に配されるブラケットを有する凝縮器を、この
凝縮器を通過する空気流れ下流側に配されるラジエータ
取り付ける凝縮器の取り付け装置であって、前記凝縮
器の外周囲を覆う筒状部と、この筒状部の一端に設けら
れ、前記凝縮器の上辺部、下辺部および両側面部におい
て、前記ラジエータと対向する通風面よりも空気流れ上
流側まで延び、前記凝縮器の上辺部、下辺部および両側
面部のみを拘束する延在部と、 前記筒状部の内周側に設
けられ、一端側が前記ブラケットに当接した状態で機械
的に固定され、且つ他端側が前記被取付部に当接した状
態で機械的に固定される取付壁部と備えるといった技術
手段を採用した。
【0005】
【作用】凝縮器の取り付け装置の取付壁部の一端側と、
凝縮器のブラケットとを当接した状態で固定し、また凝
縮器の取り付け装置の取付壁部の他端側と被取付部とを
当接した状態で固定する。よって、凝縮器が被取付部
に、凝縮器の取り付け装置を介して容易に取り付けられ
る。また、筒状部の一端にラジエータと対向する凝縮器
の通風面よりも空気流れ上流側まで延びる延在部を設け
ることによって、延在部を凝縮器の位置合せのガイドと
して用いることができる。
【0006】
【実施例】本発明の凝縮器の取り付け装置を図に示す実
施例に基づいて説明する。図1ないし図7は本発明の第
1実施例を示し、図1は凝縮器とラジエータを一体化し
た構造物の主要部の構造を示した図で、図2および図3
は凝縮器とラジエータを一体化した構造物の全体構造を
示した図である。この第1実施例では、取り付けシュラ
ウド1を介して、自動車用ラジエータ100に自動車用
空気調和装置の凝縮器200が取り付けられる。
【0007】ラジエータ100は、従来より公知の構造
を有するもので、略方形状を呈する。このラジエータ1
00は、上部タンク101、下部タンク102、および
上部タンク101と下部タンク102とを連通する複数
本のチューブ(図示せず)を有する。上部タンク101
には、エンジン(図示せず)からの冷却水を内部に導入
するための入口パイプ104が接続され、冷却水を補給
するときに開けられる注水キャップ105が嵌着されて
いる。また、上部タンク101には、取り付けシュラウ
ド1の上辺部を固定するための被取付部106が形成さ
れている。下部タンク102には、冷却水をエンジン側
に内部より導出するための出口パイプ107が接続さ
れ、ラジエータ100を車体に取り付けるための係合突
起108が形成されている。また、下部タンク102に
は、取り付けシュラウド1の下方部分を固定するための
被取付部109が形成されている。複数本のチューブ
は、各チューブ間に結合されたコルゲートフィン(図示
せず)と共に熱交換部110を構成している。なお、1
03は、熱交換部110を補強するために、熱交換部1
10の両側方部に溶接等の手段により固定されたコの字
状のサイドブラケットである。また、111、112は
ラジエータ100の被取付部106、109内に嵌め込
まれた金属製のインサートナットである。
【0008】凝縮器200は、所謂マルチフロー型のコ
ンデンサで、略方形状を呈し、内部を流れる気冷媒と冷
却風とを熱交換させて液冷媒に変化させる熱交換部20
1と、この熱交換部201の上端部に固定された上側ブ
ラケット202と、熱交換部201の下端部に固定され
た下側ブラケット203とから構成されている。熱交換
部201の左側端部には、圧縮機(図示せず)からの気
冷媒を導入するための入口ヘッダタンク204が結合さ
れ、熱交換部201の右側端部には、凝縮されて液化し
た液冷媒を膨張弁(図示せず)側に導出するための出口
ヘッダタンク205が結合されている。そして、入口ヘ
ッダタンク204と出口ヘッダタンク205とは、複数
本のチューブ206により連通している。
【0009】入口ヘッダタンク204と出口ヘッダタン
ク205とには、冷媒配管(図示せず)を接続するため
のパイプジョイント207、208が配されている。各
チューブ206間には、波状に屈曲せしめられたコルゲ
ートフィン209が熱的に結合されている。上側ブラケ
ット202は、断面形状がコの字状をなしており、熱交
換部201の上側に溶接等の手段により固定される基板
部211と、この基板部211の両側端から取り付けシ
ュラウド1側に立設される2つの側板部212とからな
る。下側ブラケット203は、同様にして、熱交換部2
01の下側に固定される基板部213と、この基板部2
13の両側端から取り付けシュラウド1側に立設される
2つの側板部214とからなる。このような凝縮器20
0の各構成部品は、アルミニウム合金からなり、ろう付
け等の手段により互いに結合されている。
【0010】図4ないし図7は取り付けシュラウド1を
示した図である。取り付けシュラウド1は、本発明の凝
縮器の取り付け装置であって、樹脂材料よりなる方形筒
状の枠体で、内側に凝縮器200が位置し、ラジエータ
100の熱交換部110と凝縮器200の熱交換部20
1とを結ぶ導風ダクトの作用も備える。この取り付けシ
ュラウド1の基体をなすのが筒状部2で、この筒状部は
凝縮器200の外周囲を覆うことができるように、凝縮
器200の外形より若干大きい中空部分を持つ。その筒
状部2の上辺部の内周側には、筒状部2の上辺部の全幅
に渡って上側取付壁部3が一体的に形成されている。こ
の上側取付壁部は、上側ブラケット202の側板部21
2に当接するように延ばされている。また、筒状部2の
下辺部の内周側から略直角方向には、同様にして、下側
ブラケット203の側板部214に当接するように下側
取付壁部4が延ばされている。このため、上側取付壁部
3の前側面には側板部212の外側面が当接し、また下
側取付壁部4の前側面には側板部214の外側面が当接
する。
【0011】なお、上側取付壁部3の後方側の面はラジ
エータ100の上部タンク101に形成された被取付部
106に当接し、下側取付壁部4の後方側の面はラジエ
ータ100の下部タンク102に形成された被取付部1
09に当接する。そして、上側取付壁部3の後側面、す
なわち、上側取付壁部3のラジエータ100側の面に
は、上側取付壁部3を補強するリブ5が複数形成されて
いる。また、下側取付壁部4の前側面、すなわち、下側
取付壁部4の反ラジエータ100側の面にも、下側取付
壁部4を補強するリブ6が複数形成されている。そし
て、上側取付壁部3に形成されたボルト7の挿通孔8
は、下側取付壁部4に形成されたボルト9の挿通孔10
と一直線上に配されている。
【0012】なお、上側取付壁部3の内周面からは、開
口端部がラジエータ100の熱交換部110の外周縁に
微小間隙を隔てて対向配置される対向片部11が形成さ
れている。また、下側取付壁部4の内周面からは、同様
にして、開口端部がラジエータ100の熱交換部110
の外周縁に微小間隙を隔てて対向配置される対向片部1
2が形成されている。その対向片部11は、ラジエータ
100の上部タンク101に形成されたコアプレート1
13の凝縮器200側を避けるように断面形状をL字状
としている。また、対向片部12は、同様にして、ラジ
エータ100の下部タンク102のコアプレート114
の凝縮器200側を避けるように断面形状をL字状とし
ている。
【0013】筒状部2の反ラジエータ100側の開口端
部には、口拡部13が筒状部2より一体連続的に形成さ
れている。その口拡部13は、その内周面間が端部に向
かう程大きくなっており、その肉厚は他の部分より薄く
なって可撓性を有している。ラジエータ100および凝
縮器200を自動車のエンジンルーム内に取り付けた際
には、口拡部13が車体のラジエータアッパーサポート
(図示せず)に押し付けられた状態となる。そして、筒
状部2の左辺部および右辺部には、ラジエータ100の
熱交換部110より張り出している凝縮器200の入口
ヘッダタンク204と出口ヘッダタンク205の背面を
覆う背壁部14、15が一体連続的に形成されている。
さらに、筒状部2の左辺部および右辺部のパイプジョイ
ント207、208が隣接する箇所には、パイプジョイ
ント207を避けるために筒状部2が他の箇所より引っ
込んでいる凹部16、17が形成されている。なお、口
拡部13は筒状部2の一端において、反ラジエータ10
0側となる凝縮器200の通風面よりも空気流れ上流側
まで延びる形状を有しており、延在部となっている。
【0014】この第1実施例の凝縮器200をラジエー
タ100に取り付ける手順の一例を図1ないし図7を用
いて説明する。まず、取り付けシュラウド1の上側取付
壁部3をラジエータ100の上部タンク101に形成さ
れた被取付部106に押し当て、さらに下側取付壁部4
をラジエータ100の下部タンク102に形成された被
取付部109に押し当てる。このとき、上側取付壁部3
の対向片部11と上部タンク101のコアプレート11
3とが係合し、下側取付壁部4の対向片部12と下部タ
ンク102のコアプレート114とが係合する。つぎ
に、凝縮器200の上側ブラケット202の側板部21
2を上側取付壁部3に押し当て、さらに下側ブラケット
203の側板部214を下側取付壁部4に押し当てる。
この際、口拡部13によって凝縮器200の上側ブラケ
ット202、下側ブラケット203、入口ヘッダタンク
204、出口ヘッダタンク205は拘束され、口拡部1
3は凝縮器200を所定の位置に組付けるためのガイド
として機能する。
【0015】そして、ボルト7を締め付けることによ
り、上側ブラケット202の側板部212と取り付けシ
ュラウド1の上側取付壁部3と上部タンク101の被取
付部106とが共締めされる。さらに、ボルト9を締め
付けることにより、下側ブラケット203の側板部21
4と取り付けシュラウド1の下側取付壁部4と下部タン
ク102の被取付部109とが共締めされる。このよう
に、凝縮器200と取り付けシュラウド1をボルト7、
9によりラジエータ100に共締めすることができるの
で、各々のラジエータ100への固定のために必要であ
ったボルトが不要となる。このため、ボルト等の締結部
品の部品点数を減少できるので、凝縮器200のラジエ
ータ100への締結作業を非常に簡略化することができ
る。
【0016】以上のような取り付け作業を行った後に、
凝縮器200とラジエータ100とを一体化した構造物
(モジュール)を自動車のエンジンルーム前方側に従来
公知の方法で固定する。なお、その際には、取り付けシ
ュラウド1の筒状部2に形成された口拡部13は、エン
ジンルーム内のラジエータサポート、ラジエータアッパ
ーサポートおよびフロントクロスメンバー等からなる隔
壁(いずれも図示せず)に押圧された状態で固定され
る。また、取り付けシュラウド1の上側取付壁部3およ
び下側取付壁部4は、ラジエータ100の熱交換部11
0の外側に設けられているため、ラジエータ100の熱
交換部110のサイズと同等、あるいは熱交換部110
のサイズより大きなサイズの熱交換部201を持つ凝縮
器200をラジエータ100に取り付けることができ
る。
【0017】この第1実施例の取り付けシュラウド1の
作用を図1ないし図7に基づいて簡単に説明する。自動
車のエンジンルーム内に冷却ファン(図示せず)等によ
り導入された冷却風は、取り付けシュラウド1の筒状部
2に導かれて凝縮器200の熱交換部201を通過す
る。このとき、冷却風は、凝縮器200の複数本のチュ
ーブ206内を流れる気冷媒と熱交換して加熱される。
そして、凝縮器200で加熱された全ての冷却風は、取
り付けシュラウド1の筒状部2、対向片部11、12お
よび背壁部14、15に導かれてラジエータ100の熱
交換部110を通過する。このとき、複数本のチューブ
内を流れる冷却水と熱交換してさらに冷却風は加熱され
て加熱空気となり、熱交換部110の後方側に吹き出さ
れる。
【0018】なお、ラジエータ100から吹き出された
加熱空気は、ラジエータ100の側方を通って再度ラジ
エータ100の前方側に回り込もうとするが、取り付け
シュラウド1の筒状部2によって、ラジエータ100の
前方側への加熱空気の回り込みを防止している。さら
に、ラジエータ100の後方側と凝縮器200の前方側
とは、ラジエータサポート、ラジエータアッパーサポー
トおよびフロントクロンメンバー等からなる隔壁と取り
付けシュラウド1の筒状部2によって完全に遮断されて
おり、ラジエータ100から吹き出された加熱空気が再
度凝縮器200の前方側に導入されることを防止してい
る。
【0019】図8は本発明の第2実施例を示し、凝縮器
の車体への取り付け状態を模式的に示した図で、側方よ
り見た図である。凝縮器200は、車体のエンジンルー
ム301内に取り付けシュラウド1およびラジエータ1
00とともに配されている。そして、取り付けシュラウ
ド1は、筒状部2の上辺部のみに口拡部13を有してお
り、筒状部2の下辺部、左右辺部においては筒状部2が
反ラジエータ100側に延ばされた形状を有している。
その筒状部2の上辺部の口拡部13は、ラジエータアッ
パーサポート302に当接している。筒状部2の下辺部
の外周面には、筒状部2より略直角方向に延びる突出壁
19が形成されており、この突出壁19はフロントクロ
スメンバー303に微小間隙を隔てて向かい合って配さ
れている。ここで、304はエンジンルーム301を覆
うためのボンネットカバーで、305は冷却風をエンジ
ンルーム301内に導入するためのフロントグリルで、
306は自動車のバンパーである。
【0020】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示し、凝縮器とラジエータを一体化した構造物を示した
図である。この第3実施例では、取り付けシュラウド1
の上側取付壁部3に、ボルト20の挿通孔21とボルト
22のねじ穴23とを2箇所ずつ形成している。そし
て、挿通孔21の反ラジエータ100側には、ボルト2
0の頭部を収めるための凹所24が形成されている。ま
た、下側取付壁部4の外周面には、ラジエータ100の
下部タンク102に形成される係合凹所(図示せず)内
にブッシュ等の弾性体(図示せず)を介して嵌め込まれ
る係合突起(図示せず)が形成されている。なお、25
は内周にねじ穴23が形成された金属製のインサートナ
ットで、上側取付壁部3の前方側に嵌め込まれている。
【0021】この第3実施例の凝縮器200をラジエー
タ100に取り付ける手順の一例を図9ないし図11を
用いて説明する。まず、取り付けシュラウド1をやや手
前に傾けながら下側取付壁部4の係合突起をラジエータ
100の下部タンク102の係合凹所内に嵌め込む。そ
して、取り付けシュラウド1の上側取付壁部3をラジエ
ータ100の上部タンク101に形成された被取付部1
06に押し当て、図10に示したように、ボルト20を
締め付けることにより取り付けシュラウド1の上側取付
壁部3と上部タンク101の被取付部106とを固定し
て、取り付けシュラウド1をラジエータ100に取り付
ける。
【0022】つぎに、凝縮器200の上側ブラケット2
02の側板部212を上側取付壁部3に押し当てる。こ
のとき、ボルト20の頭部は凹所24内に収まっている
ので上側ブラケット202がボルト20の頭部に邪魔さ
れずに、上側取付壁部に当接する。そして、図11に示
したように、ボルト22を締め付けることにより取り付
けシュラウド1の上側取付壁部3と上側ブラケット20
2の側板部212とを固定して、凝縮器200を取り付
けシュラウド1に取り付ける。このような簡便な取り付
け作業により、凝縮器200が取り付けシュラウド1を
介してラジエータ100に取り付けられる。
【0023】〔変形例〕本実施例では、取り付けシュラ
ウドの取付壁部をラジエータのタンクに取り付けたが、
取付壁部を車体に固定される部品に取り付けても良く、
また取付壁部を直接車体に取り付けても良い。本実施例
では、取り付けシュラウドの筒状部と取付壁部とを一体
連続的に形成したが、筒状部と取付壁部とを別途形成し
ても良い。例えば筒状部を樹脂製とし、取付壁部を金属
製としても良い。また、取り付けシュラウドの前方側
に、凝縮器の前方に回り込む加熱空気を完全に遮断する
ために導風ダクトを結合しても良い。本実施例では、マ
ルチフロー型の凝縮器を用いたが、チューブが蛇行した
所謂サーペンタイン型の凝縮器等を用いても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明は、凝縮器を被取付部に溶接等の
手段を用いることなく簡便に取り付けることができるの
で、作業工数の低減およびコストの低減を図ることがで
きる。また、取り付け手段が凝縮器の外周囲を覆ってい
るので、凝縮器から吹き出された加熱空気が凝縮器の前
方に回り込むことを防止することができる。さらに、凝
縮器の上下辺部、両側面部において、筒状部の一端に、
ラジエータと対向する通風面よりも凝縮器を通過する空
気流れ上流側まで延びる延在部が形成されているので、
凝縮器を筒状部に組付ける際に、この延在部を凝縮器の
上下辺部、両側面部を拘束するガイドとして用いること
ができ、筒状部に対する凝縮器の位置合せを容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の主要部を示した断面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示した正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に適用された取り付けシュ
ラウドを示した正面図である。
【図5】本発明の第1実施例に適用された取り付けシュ
ラウドを示した上面図である。
【図6】本発明の第1実施例に適用された取り付けシュ
ラウドを示した側面図である。
【図7】図4のB−B断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に適用された凝縮器の車体
への取り付け状態を模式的に示した側面図である。
【図9】本発明の第3実施例を示した正面図である。
【図10】図9のC−C断面図である。
【図11】図9のD−D断面図である。
【符号の説明】
1 取り付けシュラウド(凝縮器の取り付け装置) 2 筒状部 3 上側取付壁部 4 下側取付壁部 100 ラジエータ 106 被取付部 109 被取付部 110 ラジエータの熱交換部 200 凝縮器 201 凝縮器の熱交換部 202 上側ブラケット 203 下側ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−233128(JP,A) 実開 昭59−130987(JP,U) 実開 昭58−24418(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 9/00 B60H 1/32 613 F28D 1/053

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気冷媒を熱交換して液冷媒に変化させる
    熱交換部、およびこの熱交換部の周辺に配されるブラケ
    ットを有する凝縮器を、この凝縮器を通過する空気流れ
    下流側に配されるラジエータに取り付ける凝縮器の取り
    付け装置であって、 前記凝縮器の外周囲を覆う筒状部と、この筒状部の一端に設けられ、前記凝縮器の上辺部、下
    辺部および両側面部において、前記ラジエータと対向す
    る通風面よりも空気流れ上流側まで延び、前記凝縮器の
    上辺部、下辺部および両側面部のみを拘束する延在部
    と、 前記筒状部の内周側に設けられ、一端側が前記ブラケッ
    トに当接した状態で機械的に固定され、且つ他端側が前
    記被取付部に当接した状態で機械的に固定される取付壁
    部と備えることを 特徴とする凝縮器の取り付け装置。
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