JP3118737U - モルタル移送用ゴム管の保安用被覆管。 - Google Patents

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Abstract

【課題】モルタル移送用ゴム管の振動による破損を予防し、破損時等におけるモルタルの噴出を緩和するために使用する当該ゴム管の保安用被覆管。
【解決手段】モルタル移送用ゴム管の保安用被覆管として、透明な軟質合成樹脂管の内面の円周に所定間隔で当該軟質合成樹脂管の全長に及ぶ突条を設けてある。
【効果】ゴム管に対する脈動を抑制し、振動を緩和するので、ゴム管の磨耗が防止され、騒音を軽減する。とくに、被覆管の突状によりゴム管破裂によるモルタルの飛散が著しく緩和される。
【選択図】図1

Description

本考案はモルタル移送用ゴム管の振動による破損を予防し、破損時等におけるモルタルの噴出を緩和するために使用される当該ゴム管の保安用被覆管に関するものである。
従来、建設工事現場等において流動状モルタルを高圧(3メガパスカル程度)で移送する場合、移送管として特許文献1により短繊維を一定方向に配向させて補強効果を持たせたゴム管が採用されたが、激しい振動により亀裂が生ずるので、短繊維で補強したゴム管の外周を凹凸面となし、当該ゴム管より伸縮率の高いエラストマーからなるカバー層を前記凹凸面に密着被覆するようにしたものが特許文献2により提案されたが、振動による亀裂が避けられず、その後、金属ワイヤによる補強層のある硬質ゴム管が使用されたが、脈動により、とくに、接地面で補強層が損耗し、ゴム管に亀裂が生じ易く、モルタルがはげしく噴出して種々の弊害を生ずることがしばしばみられた。このため、モルタル移送用の硬質ゴム管に軟質合成樹脂管を被覆することも試みられたが、多少改善するものの、ゴム管と被覆管の破損は避けられなかった。
特公昭53−14269号 公開実用新案昭62−27279号
本考案はモルタル移送用ゴム管の振動による破損を予防し、破損時等におけるモルタルの噴出を緩和するために当該ゴム管の保安用被覆管を提供せんとするものである。
ここにおいて本考案者は透明な軟質合成樹脂管の内面の円周に所定間隔で当該軟質合成樹脂管の全長に及ぶ突条を設けてあるモルタル移送用ゴム管の保安用被覆管を見出すにいたった。なお、当該ゴム管と保安用被覆管の内側にある突条の位置には間隙を設けてゴム管を被覆管内に挿入しやすくしてある。
高圧モルタル移送用ゴム管は通常、補強層として繊維や金属線入りの硬質ゴムによる肉厚管が使用されており、内径は25ないし50mmのものが多い。
本考案によるモルタル移送用ゴム管に突条付きの軟質合成樹脂管を保安用の被覆管として使用することにより、モルタル移送用ゴム管に対する脈動を緩和し、振動を防ぐので、モルタル移送用ゴム管の磨耗が防止され、モルタルの噴出があっても軟質合成樹脂管内の突条方向にモルタルの噴出流が誘導され、かつ、ゴム管の振動による騒音をも軽減する効果がある。
本考案によるゴム管の保安用被覆管として透明な軟質のポリ塩化ビニールなどのものが好適であり、ゴム管の外部状態が視認できて都合がよい。なお、被覆管内の突条は被覆管と一体に成形することができる。また、軟質合成樹脂管はモルタルの噴出にあたり多少膨張し漏出を緩和するので都合がよい。
モルタル移送用ゴム管として内径38mm、外径52mmの硬質ゴム管を使用する場合、被覆管として外径69mm、厚さ3mmの軟質ポリ塩化ビニールを使用し、内面に設ける全長に及ぶ突条は第1図に図示するごとく断面3×3mmのものとし、モルタル移送管としての硬質ゴム管を被覆管内に挿入しやすくしてある。被覆管を使用した結果、モルタル移送管の使用期間が被覆管なしの場合に比し、5〜6倍長く連続使用することができた。
建設工事現場等において高圧(3メガパスカル程度)のモルタルを移送する場合、被覆管なしでは、モルタルの移送管である硬質ゴム管に脈動が生じて、騒音を発し、次第に補強層が損耗し、接触物との磨耗でゴム管に亀裂を生じ、モルタルが噴出するばかりでなく、接触物を破損して種々の障害を生ずることがしばしばみられるが、モルタル移送用のゴム管に本考案による軟質合成樹脂による保安用被覆管を使用することにより著しく改善することができる。このようなことは、土木工事で矢板の打ち込みの際使用される14メガパスカル程度の高圧水噴射用の高圧管においても同様の問題が生じるが、本考案による軟質合成樹脂による保安用被覆管を使用することにより改善することができる。
モルタル移送用ゴム管に保安用被覆管を被覆した状態の断面図
符号の説明
1 モルタル移送用ゴム管(保護層の図示省略)
2 モルタル移送用ゴム管の被覆管
3 突条

Claims (1)

  1. 透明な軟質合成樹脂管の内面の円周に所定間隔で当該軟質合成樹脂管の全長に及ぶ突条を設けてあるモルタル移送用ゴム管の保安用被覆管。
JP2005009801U 2005-11-22 2005-11-22 モルタル移送用ゴム管の保安用被覆管。 Expired - Lifetime JP3118737U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007768A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Inoac Corp 保護管
JP2016001044A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 東葛工業株式会社 ホースカバー

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