JP3118673U - 装飾具 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾片を基板に固定しても見栄えがよく、肌に貼り付けた際のフィット感を維持したうえで、何度でも使用可能な装飾具の提供。
【解決手段】装飾具1は、粘着力を有したゲル状の材料から形成された基板13と、基板13の付着面に固定され、この装飾具1が貼り付けられる人体を装飾する装飾片11とからなる。装飾片11は、ラインストーン等の模造宝石(以下、ストーンとする)11aと、光を反射し人体を装飾するための反射用の小片(以下、グリッターとする)11b、cとからなり、これらはゲル状の基板13の粘着力のみによって基板13に固定される。そして、基板13は、高分子ハイドロゲルのシートからなり、ここでは、蝶の形状に切り出され、その付着面には、デザインによって決められた位置にストーン11a及びグリッター11b、cが固定される。
【選択図】図1

Description

本考案は、一ないし複数の装飾片を基板に固定した装飾具に関する。
従来より、ピアス、ネックレス、指輪などのように人の体に身につける装飾具のみならず、新しいファッションスタイルとして人の素肌に貼り付ける装飾具(以下、人体用装飾具とする)の販売等が行われている。
この種の人体用装飾具は、合成樹脂製の基板と、基板の一方の面に接着されるラインストーン等の装飾片と、基板の他方の面に取り付けられ基板を人の素肌に貼り付けるための粘着力を有したシール素材とからなり、装飾片は接着剤(粘着力を有した薄膜を含む)を用いて基板に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−74784号公報
ところで、このような人体用装飾具では、シール素材の粘着剤としてアクリル系粘着剤が用いられている。この粘着剤は、貼ったり剥がしたりを繰り返すと粘着力が低下してしまい、半永久的に繰り返し使用することができないという問題があった。
また、接着剤を用いて装飾片を基板に固定すると、接着剤によって基板が汚れ見栄えが悪くなることや、接着剤の硬化によって基板の柔軟性が低下するため、人体用装飾具を肌に貼り付けた際のフィット感が低下することなどの問題があった。
そこで、本考案は、装飾片を基板に固定しても見栄えがよく、肌に貼り付けた際のフィット感を維持したうえで、何度でも使用可能な装飾具の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の装飾具は、対象物に貼り付けて使用する装飾具であって、前記対象物を装飾する一ないし複数の装飾片と、一方の面が前記装飾片を付着させる付着面、他方の面が前記対象物に貼着される貼着面として使用され、前記付着面に前記装飾片が付着し、且つ、前記貼着面が前記対象物に貼着された状態を保持するのに必要な粘着力を有したゲル状の材料からなる基板と、からなることを特徴する。
このように構成された本考案の装飾具では、ゲル状の材料の持つ粘着力により装飾片の固定と対象物への貼着を行っているため、接着剤を用いて装飾片を基板に固定していた場合と異なり、基板を汚し見栄えを悪化させることなく装飾片を固定できる。
さらには、ゲル状の材料からなる基板であるうえ、接着剤の硬化により基板の柔軟性が損なわれることが無いため、柔軟性を保ったまま対象物に密着した状態で貼着することができる。つまり、ゲル状の材料からなる基板であることから、対象物の湾曲した位置にも貼着することができる。
そして、埃などの汚れが貼着面に付着しその粘着力が低下しても、汚れを水洗いやアルコールで拭き取ることにより、貼着面の粘着力を保つことができ、装飾具を繰り返し対象物に貼り付けることができる。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の装飾具において、前記対象物は、人体であることを特徴とする。
このように対象物を人体(例えば、人の素肌など)とすることで、装飾具を身につける人がより多くのファッションスタイルを楽しむことができる。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載の装飾具において、前記基板を形成するゲル状の材料とは、少なくとも水と多価アルコールとを含む高分子ハイドロゲルであることを特徴とする。
このような高分子ハイドロゲルの中でも水と多価アルコール(保湿剤として用いられることが多い)とを含むものは、主として医療用、美容用に用いられていることからもわかるように、これらの用途に用いられる高分子ハイドロゲルを基板の材料として使用すれば、装飾具を人体(即ち、人の素肌)に貼着してもかぶれたりすることが無い。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の装飾具において、前記装飾片は、装飾用宝石または反射材または装飾用布であることを特徴とする。
このように、装飾片を様々なものから選択し、組み合わせることで、より多くのデザインの装飾具を生み出すことができる。
以下、本考案の実施形態について図面と共に説明する。
図1は、人体等に貼り付けて使用する装飾具1の上面図であり、図2は、図1に示す装飾具1のA−A断面図である。
装飾具1は、粘着力を有したゲル状の材料から形成された基板13と、基板13の一方の面(以下、付着面とする)に固定され、この装飾具1が貼り付けられる対象物(即ち、人体、以下、対象物に貼り付けられる面を貼着面とする)を装飾する装飾片11とからなる。
装飾片11は、ラインストーン等の模造宝石(以下、ストーンとする)11aと、光を反射し人体を装飾するための反射用の小片(以下、グリッターとする)11b、cとからなり、これらはゲル状の基板13の粘着力によって基板13に固定される。
なお、グリッター11b、cの大きさは、ストーン11aの大きさに比べ小さなものである。さらに、グリッター11bとグリッター11cとでは、光を反射した際の光沢や色などが異なるものである。
そして、基板13は、高分子ハイドロゲルのシートからなり、ここでは、蝶の形状に切り出され、その付着面には、デザインによって決められた位置にストーン11a及びグリッター11b、cが固定される。
なお、この基板13を形成する高分子のハイドロゲルは、水と多価アルコールを含むものであり、主として医療や美容の分野において使用されるものであり、基板13に固定された装飾片11及び人の素肌に貼り付けられた基板13自体を人が意識的に引き剥がさない限り、剥がれない程度の粘着力を有するものである。
つまり、この装飾具1の基板13を形成する高分子ハイドロゲルのシートは、付着面においてストーン11a及びグリッター11b、cを固定し、かつ、貼着面において人の素肌に貼り付けられ、その状態を保持する。
次に、この装飾具1の製造方法について説明する。
まず、基板13を予め決められたデザインの形状(即ち、本実施形態では蝶の形状)に切り抜き、デザインによって決められた付着面の位置に装飾片11を固定する。
このとき、まず、ストーン11aから先に基板13に固定し、その後グリッター11b、cを固定する。これは、グリッター11b、cをストーン11aより先に固定した場合、ストーン11aと基板13との間にグリッター11b、cが入り込んでしまうことにより、ストーン11aと基板13とが接触する面積が低下し、その粘着力が弱くなってしまうためである。
さらに、デザインによって決められた付着面の位置にグリッター11b、11cを固定し、予め決められたデザインとなるように基板13を装飾する。
その後、基板13の貼着面と付着面に固定されたストーン11a及びグリッター11b、11cとを挟み込んで加圧する。これにより、基板13に固定されたストーン11a及びグリッター11b、11cが確実に固定される。
そして、基板13の切り出された側面をネイルなどのコート剤によりコーティングする。これにより、そのデザインされた蝶の形状から形が崩れることを防止する。
以上、説明したように、装飾具1によれば、粘着力を有したゲル状の材料を基板13として用いるため、接着剤を用いることなくストーン11a及びグリッター11b、11cを基板13に固定することができる。したがって、接着剤の使用によって基板13が汚れることがないため、装飾具1の見栄えを保つことができるうえに、接着剤の使用によって基板13が硬化することがないため、基板13の柔軟性を維持することができる。
さらには、粘着力を有したゲル状の材料からなる基板13であるうえ、基板13の柔軟性が損なわれることが無いため、柔軟性を保ったまま対象物に密着した状態で貼着することができる。したがって、装飾具1を人の肩や胸元のような湾曲した部位にも貼着することができる。
また、装飾具1によれば、基板13を形成する材料として医療用、美容用に用いられる高分子ハイドロゲルを使用しており、貼着面に埃などの汚れが付着しても貼着面を水やアルコールなどで拭き取れば、その粘着力は維持されるため、装飾具1を繰り替えし使用することが可能である。
さらに、基板13を形成する材料として医療、美容の分野に用いられる高分子ハイドロゲルを使用するため、装飾具1が貼り付けられる肌に優しく、肌がかぶれたりする可能性が低い。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、本実施形態では、基板13にストーン11a及びグリッター11b、11cを固定したが、基板13の付着面には、装飾用に加工された布やブリザーブドフラワー、またはクレイ等を貼り付けたものや付着面に彩色を施したもの、及びそれらを組み合わせものでもよい。また、エアブラシでグリッター11b、cを吹き付けたり、模様の印刷されたフィルムを付着面に貼り付けることにより、基板13を装飾してもよい。即ち、基板13が粘着性を維持した上で、装飾具1のデザインが映えるものであればよい。
また、本実施形態では、基板13を形成する材料として医療、美容の分野に用いられる高分子ハイドロゲルを用いたが、これに限られるものではない。つまり、基板13は、基板13に固定された装飾片11及び人の素肌に貼り付けられた基板13自体を人が意識的に引き剥がさない限り、剥がれない程度の粘着力を有するゲル状の材料からなるものであればよい。ただし、人体の素肌に貼り付けて使用することを考慮すると、基板13は、肌がかぶれる可能性の低い材料からなることが望ましい。
具体的には、例えば、基板13を形成する材料として、シリコンを含有するゲル状の材料(いわゆる、シリコーンゲル)を用いてもよい。
また、装飾具1の製造方法は、本実施形態に記載した方法に限定されるものではない。
具体的には、例えば、以下の手順により製造してもよい。
即ち、グリッター11b、cを混入した塗料を用いて、デザインで決められた模様を基板13にスクリーン印刷する。なお、基板13に印刷される模様は、ストーン11aが固定される位置に塗料が塗布されないようにデザインされている。
次に、その模様が印刷された基板13を熱処理し、模様(グリッター11b、c)を定着させる。
そして、その基板13上の塗料が塗布されていない部分に、ストーン11a等を固定し、予め決められたデザインとなるように基板13を装飾する。
最後に、予め決められたデザインの形状に切り抜く。
このような手順により装飾具1を製造する場合、周知の印刷機やプレス機等を用いて装飾具1を製造することができ、短時間の間に大量に生産することができる。
また、本実施形態では、装飾具1のデザインは、蝶の形状としたが、これに限るものではない。例えば、花や星等の形状であってもよい。
人体に貼り付けて使用する装飾具の概略を示す上面図である。 図1のA−A断面図である。
符号の説明
1…装飾具 11…装飾片 11a…ストーン 11b、11c…グリッター 13…基板

Claims (4)

  1. 対象物に貼り付けて使用する装飾具であって、
    前記対象物を装飾する一ないし複数の装飾片と、
    一方の面が前記装飾片を付着させる付着面、他方の面が前記対象物に貼着される貼着面として使用され、前記付着面に前記装飾片が付着し、且つ、前記貼着面が前記対象物に貼着された状態を保持するのに必要な粘着力を有したゲル状の材料からなる基板と、
    からなることを特徴とする装飾具。
  2. 前記対象物は、人体であることを特徴とする請求項1に記載の装飾具。
  3. 前記基板を形成するゲル状の材料とは、少なくとも水と多価アルコールとを含む高分子ハイドロゲルであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾具。
  4. 前記装飾片は、装飾用宝石または反射材または装飾用布であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の装飾具。
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JP2013031609A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Takiya Keigo 装飾具及びその製造方法
JPWO2011067851A1 (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 テフコ青森株式会社 圧着型金属製装飾プレート、金属製装飾プレートおよびこれらの製造方法

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