JP3117106B2 - 接点テープの耳部切断方法 - Google Patents

接点テープの耳部切断方法

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JP3117106B2
JP3117106B2 JP05131327A JP13132793A JP3117106B2 JP 3117106 B2 JP3117106 B2 JP 3117106B2 JP 05131327 A JP05131327 A JP 05131327A JP 13132793 A JP13132793 A JP 13132793A JP 3117106 B2 JP3117106 B2 JP 3117106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッド接点帯材を作
る為に、ベース帯材にクラッドする極薄の接点テープを
ベース帯材と同幅にすべく両側の耳部を切断する方法の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなクラッド接点帯
材1を作る為に、ベース帯材2にクラッドする極薄の接
点テープ3を作るには、接点テープ材を圧延により所定
の薄さにした後、図6及び図7に示すように極薄の接点
テープ4をガイド5に通した上、凹型丸刃カッター6と
凸型丸刃カッター7との間に通して両側の耳部8を切断
して、ベース帯材2と同幅の接点テープ(製品)3を作
っていた。
【0003】ところで、上記の方法では、ガイド5と丸
刃カッター6、7による切断部との間に間隙18ができる
為、この間隙18の間で接点テープ4が振動し、蛇行する
ことがある。その結果両側の耳部8が対象に切断され
ず、得られる接点テープ(製品)3が真直ぐなものとな
らず、細かく蛇行することとなって、不良品となる。
【0004】この為、接点テープ4の幅を大きくして、
得られる接点テープ(製品)3に対する耳部8の割合を
多目に設定する必要があり、歩留りが低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、得ら
れる接点テープ(製品)に対する耳部の割合を少なく
し、歩留り向上させることができると共に、蛇行するこ
とのない真直ぐな接点テープ(製品)を得ることができ
る接点テープの耳部切断方法を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の接点テープの耳部切断方法は、凹型丸刃カッ
ターと凸型丸刃カッターとの間に接点テープを通して両
側の耳部を切断するに於いて、前記凹型丸刃カッターの
凹溝の開口部に、左右対称に設けた両段部の幅と凹溝の
幅とを合わせた幅が、接点テープ幅と同幅になる段部を
左右対称に設け、この段部に接点テープを案内させ、こ
の段部付凹型丸刃カッターと凸型丸刃カッターとにより
接点テープの両側の耳部を切断することを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】上記のように本発明の接点テープの耳部切断方
法は、凹型丸刃カッターの外周の凹溝の開口部に設けた
段部に、接点テープを沿わせて案内させることにより、
接点テープは振動によりぶれたり、蛇行したりすること
なく、真直ぐに凸型丸刃カッターとの間の切断部に送ら
れ、精度良く両側の耳部が切断される。従って、得られ
る接点テープ(製品)に対する耳部の割合を少なくする
ことができて、歩留りを向上させることができると共に
真直ぐな精度の高い接点テープ(製品)が得られる。
【0008】
【実施例】本発明の接点テープの耳部切断方法の一実施
例を図によって説明すると、図1及び図2に示すように
幅 1.5mm、厚さ0.03mmのAu−Ag10%の極薄の接点テ
ープ10を、外径62mm、厚さ10.5mm、外周面の凹溝11の幅
0.5mm、深さ 7.5mmで、凹溝11の開口部に接点テープ10
と同じ 1.5mm幅、深さ1mmの段部12を左右対象となるよ
うに設けた凹型丸刃カッター13に巻き込み、段部12に沿
わせて案内させ、この凹型丸刃カッター13と、外径60m
m、厚さ10.5mm、外周面の凸部14の幅 0.5mm、高さ 1.5m
mの凸型丸刃カッター15との間の切断部に送り込んで、
接点テープ10の両側の耳部16を切断して接点テープ(製
品)17を得た。
【0009】このように接点テープ10を、凹型丸刃カッ
ター13の外周の凹溝11の開口部に設けた段部12に沿わせ
て案内させることにより、接点テープ10は振動によりぶ
れたり、蛇行したりすることなく、真直ぐに凸型丸刃カ
ッター15との間の切断部に送られ、精度良く両側の耳部
16が幅 0.5mmずつ切断されて幅 0.5mm、厚さ0.03mmの接
点テープ(製品)17が得られた。
【0010】こうして得られた接点テープ(製品)17
と、従来の図6及び図7に示す方法によって得た同一寸
法、同一材質の接点テープ(製品)3とを検査した処、
従来の方法によって得た接点テープ(製品)3は、蛇行
によって元の接点テープ4のエッヂが現れた個所が1000
mにつき2個所(1個所の長さ 100mm)もあったのに対
し、実施例の方法によって得た接点テープ(製品)17に
はそのような個所は全く無かった。
【0011】尚、上記実施例では接点テープ10を凹型丸
刃カッター13に巻き込んで段部12に沿わせて案内させる
のに、切断部に対する送り方向と直角な上方より接点テ
ープ10を供給しているが、図3に示すように切断部に対
する送り方向とは反対の上側水平方向より接点テープ10
を供給するようにしても良い。
【0012】また、凹型丸刃カッター13に於ける段部12
は、凹溝11の開口部を削除して形成しているが、図4に
示すようにスペーサー18を組合わせて凹溝11の両側に段
部12を形成しても良い。このようにすると、耳部16の切
断幅を自由に調節することができる。
【0013】
【発明の効果】以上の通り本発明の接点テープの耳部切
断方法によれば、接点テープが振動によりぶれたり、蛇
行したりすることなく、真直ぐに凹型丸刃カッターと凸
型丸刃カッターとの間の切断部に送られて、精度良く両
側の耳部が切断されるので、得られる接点テープ(製
品)に対する耳部の割合を少なくすることができて、歩
留りを向上させることができると共に、真直ぐな精度の
高い接点テープ(製品)が得られる。
【0014】また、このように切断精度の高い真直ぐな
接点テープ(製品)を得ることができるので、インレイ
材テープのスリッターにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接点テープの耳部切断方法を示す正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】接点テープの供給方向の他の例を示す図1の側
面図である。
【図4】本発明の接点テープの耳部切断方法に於ける凹
型丸刃カッターの他の例を示す正面図である。
【図5】クラッド接点帯材の断面図である。
【図6】従来の接点テープの耳部切断方法を示す正面図
である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
10 接点テープ 11 凹溝 12 段部 13 凹型丸刃カッター 14 凸部 15 凸型丸刃カッター 16 耳部 17 接点テープ(製品)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹型丸刃カッターと凸型丸刃カッターと
    の間に接点テープを通して両側の耳部を切断するに於い
    て、前記凹型丸刃カッターの凹溝の開口部に、左右対称
    に設けた両段部の幅と凹溝の幅とを合わせた幅が、接点
    テープ幅と同幅になる段部を左右対称に設け、この段部
    に接点テープを案内させ、この段部付け凹型丸刃カッタ
    ーと凸型丸刃カッターとにより接点テープに両側の耳部
    を切断することを特徴とする接点テープの耳部切断方
    法。
JP05131327A 1993-05-07 1993-05-07 接点テープの耳部切断方法 Expired - Fee Related JP3117106B2 (ja)

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