JP3116604B2 - トースター - Google Patents

トースター

Info

Publication number
JP3116604B2
JP3116604B2 JP04298327A JP29832792A JP3116604B2 JP 3116604 B2 JP3116604 B2 JP 3116604B2 JP 04298327 A JP04298327 A JP 04298327A JP 29832792 A JP29832792 A JP 29832792A JP 3116604 B2 JP3116604 B2 JP 3116604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baking
temperature
heating time
input
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04298327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06141982A (ja
Inventor
由美子 原
匡史 貞平
信二 近藤
秀二 安倍
春夫 寺井
克彰 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP04298327A priority Critical patent/JP3116604B2/ja
Publication of JPH06141982A publication Critical patent/JPH06141982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3116604B2 publication Critical patent/JP3116604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動パン焼きの加熱時間
を決定するトースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトースターの自動パン焼き機能は
前回のトースト終了からの経過時間により加熱時間を決
定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前回のトース
ト終了からの経過時間から加熱時間を決定するため、経
過時間の間にトースターの扉が開いていた場合や、周囲
温度が低い場合は庫内温度の低下による加熱不足が起こ
り、焼き色の薄いトーストができる。また、トースト以
外の例えばグラタン等のオーブン調理の後トーストをす
る場合には庫内温度が高いため、パンが焼きすぎになる
という課題を有している。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであって、前回のパン焼き終了からの経過
時間と温度から加熱時間を決定する機能と、温度と温度
の変化率から加熱時間を決定する機能と、この2つの加
熱時間の内のどちらを採用するかを判定する機能を備え
たトースターを提供することを第の目的とするもので
ある。
【0005】次に、決定した加熱時間を入力されたパン
の枚数、入力された焼き色、電源電圧、室温に応じて補
正する機能を備えたトースターを提供することを第
目的とするものである。
【0006】さらに、前回のパン焼き終了からの経過時
間と温度と入力されたパンの枚数と入力された焼き色と
電源電圧と室温から加熱時間を決定する機能と、温度と
温度の変化率と入力されたパンの枚数と入力された焼き
色と電源電圧と室温から加熱時間を決定する機能と、こ
の2つの加熱時間の内のどちらを採用するかを判定する
機能を備えたトースターを提供することを第三の目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】前記第の目的を達成するための本発明の
の手段は、加熱手段と、この加熱手段への通電を制
御する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出
する温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時
間を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の
変化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を
持つ電源off記憶手段と、前回のパン焼き終了からの経
過時間とパン焼き開始時の温度検出素子の検出値を入力
として前回のパン焼き終了からの経過時間が短い程また
パン焼き開始時の庫内温度が高い程短い加熱時間を演算
により決定する第一の加熱時間決定手段と、パン焼き開
始時の温度検出素子の検出値とパン焼き開始時の庫内の
温度の変化率を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が
高い程またパン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい
程短い加熱時間を演算により決定する第二の加熱時間決
定手段と、第一の加熱時間決定手段と第二の加熱時間決
定手段のどちらの決定手段を採用するかを判定し前回の
パン焼き後に電源がoffされた場合と前回のパン焼き終
了からの経過時間が所定値より長い場合に第二の加熱時
間決定手段を採用する判定手段を備えたトースターとす
るものである。
【0009】前記第の目的を達成するための本発明の
の手段は、加熱手段と、この加熱手段への通電を制
御する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出
する温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時
間を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の
変化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を
持つ電源off記憶手段と、使用者がパンの枚数を入力す
る枚数入力手段と、使用者がパンの焼き色を入力する焼
き色入力手段と、パン焼き開始時の電源電圧を測定する
電源電圧測定手段と、パン焼き開始時の室温を測定する
室温測定手段と、前回のパン焼き終了からの経過時間と
パン焼き開始時の温度検出素子の検出値を入力として前
回のパン焼き終了からの経過時間が短い程またパン焼き
開始時の庫内温度が高い程短い加熱時間を演算により決
定する第一の加熱時間決定手段と、パン焼き開始時の温
度検出素子の検出値とパン焼き開始時の庫内の温度の変
化率を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高い程ま
たパン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程短い加
熱時間を演算により決定する第二の加熱時間決定手段
と、第一の加熱時間決定手段と第二の加熱時間決定手段
のどちらの決定手段を採用するかを判定し前回のパン焼
き後に電源がoffされた場合と前回のパン焼き終了から
の経過時間が所定値より長い場合に第二の加熱時間決定
手段を採用する判定手段と、決定された加熱時間と枚数
入力手段に入力された枚数と焼き色入力手段に入力され
た焼き色と電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の
測定値を入力として加熱時間を補正する補正手段を備え
たトースターとするものである。
【0010】前記第の目的を達成するための本発明の
の手段は、加熱手段と、この加熱手段への通電を制
御する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出
する温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時
間を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の
変化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を
持つ電源off記憶手段と、使用者がパンの枚数を入力す
る枚数入力手段と、使用者がパンの焼き色を入力する焼
き色入力手段と、パン焼き開始時の電源電圧を測定する
電源電圧測定手段と、パン焼き開始時の室温を測定する
室温測定手段と、前回のパン焼き終了からの経過時間と
パン焼き開始時の温度検出素子の検出値と枚数入力手段
に入力された枚数と焼き色入力手段に入力された焼き色
と電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の測定値を
入力として前回のパン焼き終了からの経過時間が短い程
またパン焼き開始時の庫内温度が高い程また枚数が少な
い程また焼き色が薄い程また電源電圧が高い程また室温
が高い程短い加熱時間を演算により決定する第三の加熱
時間決定手段と、パン焼き開始時の温度検出素子の検出
値とパン焼き開始時の庫内の温度の変化率と枚数入力手
段に入力された枚数と焼き色入力手段に入力された焼き
色と電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の測定値
を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高い程またパ
ン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程また枚数が
少ない程また焼き色が薄い程また電源電圧が高い程また
室温が高い程短い加熱時間を演算により決定する第四の
加熱時間決定手段と、第三の加熱時間決定手段と第四の
加熱時間決定手段のどちらの決定手段を採用するかを判
定し前回のパン焼き後に電源がoffされた場合と前回の
パン焼き終了からの経過時間が所定値より長い場合に第
二の加熱時間決定手段を採用する第二の判定手段を備え
たトースターとするものである。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段は、前回のパン焼き終了か
らの経過時間と温度から加熱時間を決定する機能と、温
度と温度の変化率から加熱時間を決定する機能と、この
2つの加熱時間の内のどちらを採用するかを判定する機
能を備えたトースターとして作用するものである。
【0012】次に、本発明の第の手段は、決定した加
熱時間を入力されたパンの枚数、入力された焼き色、電
源電圧、室温に応じて補正する機能を備えたトースター
として作用するものである。
【0013】さらに、本発明の第の手段は、前回のパ
ン焼き終了からの経過時間と温度と入力されたパンの枚
数と入力された焼き色と電源電圧と室温から加熱時間を
決定する機能と、温度と温度の変化率と入力されたパン
の枚数と入力された焼き色と電源電圧と室温から加熱時
間を決定する機能と、この2つの加熱時間の内のどちら
を採用するかを判定する機能を備えたトースターとして
作用するものである。
【0014】
【実施例】本発明に係わる参考例を図1、図2、図3を
基に説明する。先ず図1に基づいて本参考例の全体構成
について説明する。図において、1はトースターの本体
で、前面に扉5を、内部には網2を、また、網2の上部
及び下部にはヒータ等の加熱手段3を備えている。本体
1の底部にはサーミスタ等の温度検出素子4と、時間を
計測する計時手段6と、加熱手段3を制御する制御手段
7を備えている。さらに、本体1は計時手段6による前
回のパン焼き終了からの経過時間tと温度検出素子4に
よる温度Tとから、今回の加熱時間tyを決定する加熱
時間決定手段8を備えている。計時手段6・制御手段7
・加熱時間決定手段8は、本参考例ではマイクロコンピ
ュータで構成している。
【0015】以下、本参考例の動作を説明する。使用者
は、扉5を開け、網2の上にパンを置き、扉5を閉め
る。次に、使用者が図示されていないスイッチを入れ、
パン焼きを開始すると制御手段7が加熱手段3を動作さ
せると共に、温度検出素子4がパン焼き開始時の庫内の
温度Tを検出し、また、計時手段6が前回のパン焼き終
了からの経過時間tを出力する。加熱時間決定手段8は
この前回のパン焼き終了からの経過時間tと温度Tとか
ら、今回の加熱時間tyを決定し制御手段7に出力す
る。制御手段7は計時手段6による今回のパン焼きの時
間がtyになると加熱手段3による加熱を停止しパン焼
きを終了する。つまり、前回のパン焼き終了からの経過
時間と温度から加熱時間を決定して一定の焼き色のパン
焼きを行う機能を備えたトースターとして動作する。
【0016】前回のパン焼き終了からの経過時間だけで
なく、パン焼き開始時の庫内温度を入力として加熱時間
を決定することで、前回のパン焼き終了後の放置期間中
の扉の開閉や、周囲温度、連続焼きの場合の連続回数等
の条件に応じて加熱時間を決定することが出来る。例え
ば、前回のパン焼きからt0秒後に次のパン焼きを行う
とき、t0秒間扉5を開けて放置していたときは次のパ
ン焼きの加熱時間はty0、t1秒間扉5を閉じて放置し
ていたときは次のパン焼きの加熱時間はty1とする
と、このとき、ty0>ty1である。また、何回も続け
てパン焼きを繰り返すと、庫内の温度が徐々に高くなる
ため加熱時間は短くする必要がある。
【0017】次に、本参考例の加熱時間決定手段8の動
作に付いて図2、図3に基づいて説明する。本参考例
は加熱時間決定手段8は、前回のパン焼き終了からの経
過時間tと温度Tを入力とし、今回のパン焼きの時間t
yを出力するファジィ推論で構成する。推論ルールは
「tが長く、かつ、Tが低ければ、tyをy31にする」
「tが長く、かつ、Tが高ければ、tyをy33にする」
というような、図2に示す9個のルールからなる。図2
のy11からy33は実数値である。
【0018】tが「長い」、Tが「低い」といった定性
的な概念は図3に示すメンバーシップ関数により定量的
に表現される。
【0019】このように本参考例によると、前回のパン
焼き終了からの経過時間と温度から加熱時間を決定する
機能を備えたトースターを提供することができる。
【0020】なお、本参考例では第一の加熱時間決定手
段8としてファジィ推論を用いる例を示したが、ニュー
ラルネットワークや、関数で表す方法も考えられる。ま
た、ファジィ推論の例として前件部三角型、後件部実数
値型のファジィ推論を用いたが、それぞれ三角型や関数
等で表す方法も考えられる。
【0021】本発明の第二の手段の参考例を図4から図
6を基に説明する。先ず図4に基づいて本参考例の全体
構成について説明する。本体1は第二の加熱時間決定手
段9を備えている。第二の加熱時間決定手段9は温度検
出素子4による温度Tと温度の変化率dTから、tyを
決定する。第二の加熱時間決定手段9は、本参考例では
マイクロコンピュータで構成している。その他、第一の
手段の参考例と同じ機能を持つものは同じ番号を用い
た。
【0022】以下、本参考例の動作を説明する。使用者
は、扉5を開け、網2の上にパンを置き、扉5を閉め
る。次に、使用者が図示されていないスイッチを入れ、
パン焼きを開始すると制御手段7は加熱手段3を動作さ
せる。温度検出素子4が庫内の温度Tを検出し、また、
温度検出素子4と計時手段6の出力より温度の変化率d
Tが算出される。第二の加熱時間決定手段9は温度検出
素子4による温度Tと温度検出素子4と計時手段6の出
力より求めた変化率dTとから、今回の加熱時間tyを
決定し制御手段7に出力する。制御手段7は計時手段6
による今回のパン焼きの時間がtyになると加熱手段3
による加熱を停止しパン焼きを終了する。つまり、温度
と温度の変化率から加熱時間を決定し一定の焼き色のパ
ン焼きを行う機能を備えたトースターとして動作する。
温度の変化率dTとして、本参考例ではパン焼き開始後
一定時間dtの間の温度検出素子4の出力値の変化分を
用いた。パン焼き開始時の庫内温度と庫内温度の変化率
を入力として加熱時間を決定することで、前回のパン焼
き後の放置時間の間に電源がoffされ放置時間等のデ
ータがマイクロコンピュータのメモリから消えている場
合でも、前回のパン焼き終了後の放置期間中の扉の開閉
や、周囲温度、連続焼きの場合の連続回数等の条件に応
じて加熱時間を決定することが出来る。
【0023】次に、本参考例の第二の加熱時間決定手段
9の動作に付いて図5、図6に基づいて説明する。本
考例では第二の加熱時間決定手段9は、温度Tと温度の
変化率dTを入力とし、今回のパン焼きの時間tyを出
力するファジィ推論で構成する。推論ルールは「Tが低
く、かつ、dTが小さければ、tyをz11にする」「T
が高く、かつ、dTが大きければ、tyをz22にする」
というような、図5に示す4個のルールからなる。図5
のz11からz22は実数値である。
【0024】Tが「低い」、dTが「小さい」、tyを
「長く」といった定性的な概念は図6に示すメンバーシ
ップ関数により定量的に表現される。
【0025】このように本参考例によると、パン焼き開
始時の庫内温度と庫内温度の変化率から加熱時間を決定
する機能を備えたトースターを提供することができる。
【0026】なお、第二の加熱時間決定手段9としてフ
ァジィ推論を用いる例を示したが、ニューラルネットワ
ークや、関数で表す方法も考えられる。また、ファジィ
推論の例として前件部が関数、後件部実数値型のファジ
ィ推論を用いたが、それぞれ三角型や関数等で表す方法
も考えられる。
【0027】本発明の第の手段の実施例を図7、図8
を基に説明する。先ず図7に基づいて本実施例の全体構
成について説明する。本体1は第一の加熱時間決定手段
8、第二の加熱時間決定手段9、判定手段10、電源o
ffの情報を持つ電源off記憶手段11を備えてい
る。判定手段10は第一の加熱時間決定手段8と第二の
加熱時間決定手段9を含んだ構成になっており、どちら
の加熱時間決定手段を動作させるかを判定し加熱時間を
出力する。判定手段10、電源off記憶手段11は、
本実施例ではマイクロコンピュータで構成している。第
一の手段の実施例、第二の手段の実施例と同じ機能を持
つものは同じ番号を用いた。
【0028】以下、本実施例の動作を説明する。電源o
ff記憶手段11はマイクロコンピュータのメモリで構
成され、メモリの内容が電源投入時に1となり、パン焼
き終了時に0となる。すなわち、前回のパン焼き以後に
電源がoffされていれば電源off記憶手段11の内
容は1、前回のパン焼き以後に電源がoffされていな
ければ電源off記憶手段11の内容は0になってい
る。パン焼きを行う際、使用者は、扉5を開け、網2の
上にパンを置き、扉5を閉める。次に、使用者が図示さ
れていないスイッチを入れ、パン焼きを開始すると制御
手段7は加熱手段3を動作させる。判定手段10は電源
off記憶手段11の内容、温度検出素子4の出力、及
び計時手段6の出力から今回の加熱時間tyを決定し制
御手段7に出力する。制御手段7は計時手段6による今
回のパン焼きの時間がtyになると加熱手段3による加
熱を停止しパン焼きを終了する。つまり、放置時間の間
の電源offの有無に応じて加熱時間を決定し一定の焼
き色のパン焼きを行う機能を備えたトースターとして動
作する。
【0029】次に、本実施例の判定手段10の動作に付
いて図8に基づいて説明する。判定手段10は電源of
f記憶手段11の内容を確認する。電源off記憶手段
11の内容が0の場合、判定手段10は計時手段6から
前回のパン焼き終了からの経過時間tを入力し、この経
過時間tをある時間tmaxと比較する。t<tmax
の場合、判定手段10は第一の加熱時間決定手段8を動
作させる。すなわち、第一の加熱時間決定手段8はこの
経過時間tと温度検出素子4によるパン焼き開始時の温
度Tとから、今回の加熱時間tyを決定し制御手段7に
出力する。
【0030】また、電源off記憶手段11の内容が1
の場合、及び電源off記憶手段11の内容が0でかつ
t≧tmaxの場合、判定手段10は第二の加熱時間決
定手段9を動作させる。すなわち、第二の加熱時間決定
手段9は温度検出素子4による温度Tと温度検出素子4
と計時手段6の出力より求めた変化率dTとから、今回
の加熱時間tyを決定し制御手段7に出力する。
【0031】温度検出素子4が直接庫内の温度を測定で
きず、間接的に庫内温度を測定している場合、温度と温
度変化より加熱時間を決定する第二の加熱時間決定手段
9よりも、前回のパン焼き終了後の経過時間と温度より
加熱時間を決定する第一の加熱時間決定手段8を用いる
方が一定焼き色でパン焼きを終了するための加熱時間決
定の精度がよい。しかし、前回のパン焼き後に電源がo
ffされた場合には経過時間を計測することが出来な
い。そこで、前回のパン焼き後に電源がoffされた場
合には温度と温度変化より加熱時間を決定する第二の加
熱時間決定手段9を用いる。また、経過時間tが充分長
い場合、庫内の温度は室温に等しくなり、経過時間tに
依存しなくなる。この場合も、温度と温度変化より加熱
時間を決定する第二の加熱時間決定手段9を用いること
で、室温に応じた加熱時間が決定できると共に第一の加
熱時間決定手段8の入力tの範囲を制限することで、第
一の加熱時間決定手段8の構成を容易にすることができ
る。
【0032】このように本実施例によると、前回のパン
焼き終了からの経過時間と温度から加熱時間を決定する
機能と、温度と温度の変化率から加熱時間を決定する機
能と、この2つの加熱時間の内のどちらを採用するかを
決定する機能を備えたトースターを提供することができ
る。
【0033】本発明の第の手段の実施例を図9を基に
説明する。図において、本体1は第一の加熱時間決定手
段8、第二の加熱時間決定手段9、判定手段10、使用
者がパンの枚数を入力する枚数入力手段12、使用者が
パンの焼き色を入力する焼き色入力手段13、電源電圧
測定手段14、サーミスタ等の室温測定手段15、補正
手段16を備えている。枚数入力手段12はスイッチ等
で構成され、使用者がパンの枚数を入力する。焼き色入
力手段13はボリュームスイッチ等で構成され、使用者
が好みの焼き色を入力する。補正手段16は、本実施例
ではマイクロコンピュータで構成している。第一から第
三の手段の実施例と同じ機能を持つものは同じ番号を用
いた。
【0034】以下、本実施例の動作を説明する。パン焼
きを行う際、使用者は、扉5を開け、網2上にパンを置
き、扉5を閉め、網の上に置いたパンの枚数を枚数入力
手段12に入力し、好みの焼き色を焼き色入力手段13
に入力する。次に、使用者が図示されていないスイッチ
を入れ、パン焼きを開始すると制御手段7は加熱手段3
を動作させる。判定手段10は電源off記憶手段11
の内容、温度検出素子4の出力、及び計時手段6の出力
から今回の加熱時間tyhを決定する。この、判定手段
10が決定する加熱時間tyhは、標準条件であるパン
2枚を電源電圧100V、室温25度で普通の焼き色に
焼くために必要な加熱時間である。補正手段15は判定
手段10が決定した加熱時間tyhと、枚数入力手段1
2に入力された枚数と、焼き色入力手段13に入力され
た焼き色と、電源電圧測定手段14により測定された電
源電圧と、室温測定手段15により測定された室温か
ら、パンの枚数と焼き色と電源電圧と室温に応じた加熱
時間tyrを算出し、制御手段7に出力する。制御手段
7は計時手段6による今回のパン焼きの時間がtyrに
なると加熱手段3による加熱を停止しパン焼きを終了す
る。つまり、パンの枚数と焼き色と電源電圧と室温に応
じたパン焼きを行う機能を備えたトースターとして動作
する。
【0035】次に、本実施例の補正手段16の動作に付
いて説明する。補正手段16は判定手段10が決定した
加熱時間tyhと、枚数入力手段12に入力された枚数
と、焼き色入力手段13に入力された焼き色と、電源電
圧測定手段14により測定された電源電圧と、室温測定
手段15により測定された室温から、パンの枚数と焼き
色と電源電圧と室温に応じた加熱時間tyrを算出す
る。入力される枚数Mは1か2である。入力される焼き
色Yは淡から濃までをあらわす1から15までの数字で
ある。入力される電圧をV、室温をTaとする。本実施
例では、以下のようにように算出する。
【0036】 IF M=1 AND tyh<tyh1 THEN h1=h10 IF M=1 AND tyh≧tyh1 THEN h1=h11 h2=(Y−8)×G2 h3=(100−V)×G3 h4=(25−T)×G4 (tyh1、h10、h11、G2、G3、G4は実
数) tyr=tyh+h1+h2+h3+h4 なお、本実施例では演算式を用いて補正を行ったが、フ
ァジィ推論やニューラルネットワーク等で補正値を算出
する方法や、ファジィ推論やニューラルネットワーク等
で作成した補正値をテーブルで持つ方法も考えられる。
【0037】このように本実施例によると、決定した加
熱時間を入力されたパンの枚数、入力された焼き色、電
源電圧、室温に応じて補正する機能を備えたトースター
を提供することができる。いったん標準条件で加熱時間
を求め、その後、入力値に依って補正を行うことで、は
じめから全入力をもとに加熱時間を決定するよりも簡単
なアルゴリズムで加熱時間を決定することが出来る。
【0038】本発明の第の手段の実施例を図10から
図15を基に説明する。図10において、本体1は第三
の加熱時間決定手段17、第四の加熱時間決定手段1
8、第二の判定手段19、使用者がパンの枚数を入力す
る枚数入力手段12、使用者がパンの焼き色を入力する
焼き色入力手段13、電源電圧測定手段14、サーミス
タ等の室温測定手段15を備えている。第三の加熱時間
決定手段17、第四の加熱時間決定手段18、第二の判
定手段19は、本実施例ではマイクロコンピュータで構
成している。第一から第四の手段の実施例と同じ機能を
持つものは同じ番号を用いた。
【0039】以下、本実施例の動作を説明する。パン焼
きを行う際、使用者は、扉5を開け、網2上にパンを置
き、扉5を閉め、網の上に置いたパンの枚数を枚数入力
手段12に入力し、好みの焼き色を焼き色入力手段13
に入力する。次に、使用者が図示されていないスイッチ
を入れ、パン焼きを開始すると制御手段7は加熱手段3
を動作させる。第二の判定手段19は電源off記憶手
段11の内容、温度検出素子4の出力、計時手段6の出
力、枚数入力手段12に入力された枚数、焼き色入力手
段13に入力された焼き色、電源電圧測定手段14によ
り測定された電源電圧、室温測定手段15により測定さ
れた室温から今回の加熱時間tyを決定し、制御手段7
に出力する。制御手段7は計時手段6による今回のパン
焼きの時間がtyになると加熱手段3による加熱を停止
しパン焼きを終了する。つまり、パンの枚数と焼き色と
電源電圧と室温に応じたパン焼きを行う機能を備えたト
ースターとして動作する。
【0040】次に第二の判定手段19の動作に付いて図
11を基に説明する。第二の判定手段19は電源off
記憶手段11の内容を確認する。電源off記憶手段1
1の内容が0の場合、第二の判定手段19は計時手段6
から前回のパン焼き終了からの経過時間tを入力し、こ
の経過時間tをある時間tmaxと比較する。t<tm
axの場合、第二の判定手段19は第三の加熱時間決定
手段17を動作させる。すなわち、第三の加熱時間決定
手段8はこの経過時間tと温度検出素子4によるパン焼
き開始時の温度Tと枚数入力手段12に入力された枚数
と焼き色入力手段13に入力された焼き色と電源電圧測
定手段14により測定された電源電圧と室温測定手段1
5により測定された室温から、今回の加熱時間tyを決
定し制御手段7に出力する。
【0041】また、電源off記憶手段11の内容が1
の場合、及び、電源off記憶手段11の内容が0でか
つt≧tmaxの場合、第二の判定手段19は第四の加
熱時間決定手段18を動作させる。すなわち、第四の加
熱時間決定手段18は温度検出素子4による温度Tと温
度検出素子4と計時手段6の出力より求めた変化率dT
と枚数入力手段12に入力された枚数と焼き色入力手段
13に入力された焼き色と電源電圧測定手段14により
測定された電源電圧と室温測定手段15により測定され
た室温から、今回の加熱時間tyを決定し制御手段7に
出力する。
【0042】温度検出素子4が直接庫内の温度を測定で
きず、間接的に庫内温度を測定している場合、温度と温
度変化を入力とする第四の加熱時間決定手段18より
も、前回のパン焼き終了後の経過時間と温度を入力とす
る第三の加熱時間決定手段17を用いる方が一定焼き色
でパン焼きを終了するための加熱時間決定の精度がよ
い。しかし、前回のパン焼き後に電源がoffされた場
合には経過時間を計測することが出来ない。そこで、前
回のパン焼き後に電源がoffされた場合には温度と温
度変化を入力の一部として加熱時間を決定する第四の加
熱時間決定手段18を用る。
【0043】また、経過時間tが充分長い場合、庫内の
温度は室温に等しくなり、経過時間tに依存しなくな
る。この場合も、第四の加熱時間決定手段18を用いる
ことで、室温に応じた加熱時間が決定できると共に第三
の加熱時間決定手段17の入力tの範囲を制限すること
で、第三の加熱時間決定手段17の構成を容易にするこ
とができる。
【0044】次に、本実施例の第三の加熱時間決定手段
17の動作に付いて図12、図13に基づいて説明す
る。本実施例では第三の加熱時間決定手段17は、前回
のパン焼き終了からの経過時間tと温度Tと枚数と焼き
色と電源電圧と室温を入力とし、今回のパン焼きの時間
tyを出力するファジィ推論で構成する。推論ルールは
「経過時間が短く、温度が低く、枚数が少なく、焼き色
が淡く、電源電圧が低く、室温が低ければtyをa1に
する」というような、図12に示す個のルールからな
る。図12のa1からa96は実数値である。
【0045】経過時間が「短い」、温度が「低い」とい
った定性的な概念は図13に示すメンバーシップ関数に
より定量的に表現される。
【0046】次に、本実施例の第四の加熱時間決定手段
18の動作に付いて図14、図15に基づいて説明す
る。本実施例では第四の加熱時間決定手段18は、温度
Tと温度の変化率dTと枚数と焼き色と電源電圧と室温
を入力とし、今回のパン焼きの時間tyを出力するファ
ジィ推論で構成する。推論ルールは「温度が低く、温度
の変化率が小さく、枚数が少なく、焼き色が淡く、電源
電圧が低く、室温が低ければtyをb1にする」という
ような、図14に示す個のルールからなる。図14のb
1からb96は実数値である。
【0047】温度が「低い」、温度の変化率が「小さ
い」といった定性的な概念は図15に示すメンバーシッ
プ関数により定量的に表現される。
【0048】なお、本実施例では第三の加熱時間決定手
段17、第四の加熱時間決定手段18としてファジィ推
論を用いる例を示したが、ニューラルネットワークや、
関数で表す方法も考えられる。また、ファジィ推論の例
として前件部三角型、後件部実数値型のファジィ推論を
用いたが、それぞれ三角型や関数等で表す方法も考えら
れる。
【0049】このように本実施例によると、入力された
パンの枚数、入力された焼き色、電源電圧、室温に応じ
た加熱時間を決定する機能を備えたトースターを提供す
ることができる。入力されたパンの枚数、入力された焼
き色、電源電圧、室温を加熱手段決定後の補正としてで
はなく、前回のパン焼き終了からの経過時間と温度、も
しくは温度と温度変化率と共に入力として設けること
で、扉の開閉等による庫内の状態に応じた加熱時間の決
定が可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第の手段
は、加熱手段と、この加熱手段への通電を制御する制御
手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出する温度検
出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時間を計測す
る計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の変化率を計
測する変化率検出手段と、電源offの情報を持つ電源off
記憶手段と、前回のパン焼き終了からの経過時間とパン
焼き開始時の温度検出素子の検出値を入力として前回の
パン焼き終了からの経過時間が短い程またパン焼き開始
時の庫内温度が高い程短い加熱時間を演算により決定す
る第一の加熱時間決定手段と、パン焼き開始時の温度検
出素子の検出値とパン焼き開始時の庫内の 温度の変化率
を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高い程またパ
ン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程短い加熱時
間を演算により決定する第二の加熱時間決定手段と、第
一の加熱時間決定手段と第二の加熱時間決定手段のどち
らの決定手段を採用するかを判定し前回のパン焼き後に
電源がoffされた場合と前回のパン焼き終了からの経過
時間が所定値より長い場合に第二の加熱時間決定手段を
採用する判定手段を備えたトースターとして、前回のパ
ン焼き終了からの経過時間と温度から加熱時間を決定す
る機能と、温度と温度の変化率から加熱時間を決定する
機能と、この2つの加熱時間の内のどちらを採用するか
を決定する機能を備えた装置を実現することができる。
【0051】また、本発明の第の手段は、加熱手段
と、この加熱手段への通電を制御する制御手段と、パン
焼き開始時の庫内の温度を検出する温度検出素子と、
回のパン焼き終了からの経過時間を計測する計時手段
と、パン焼き開始時の庫内温度の変化率を計測する変化
率検出手段と、電源offの情報を持つ電源off記憶手段
と、使用者がパンの枚数を入力する枚数入力手段と、使
用者がパンの焼き色を入力する焼き色入力手段と、パン
焼き開始時の電源電圧を測定する電源電圧測定手段と、
パン焼き開始時の室温を測定する室温測定手段と、前回
のパン焼き終了からの経過時間とパン焼き開始時の温度
検出素子の検出値を入力として前回のパン焼き終了から
の経過時間が短い程またパン焼き開始時の庫内温度が高
い程短い加熱時間を演算により決定する第一の加熱時間
決定手段と、パン焼き開始時の温度検出素子の検出値と
パン焼き開始時の庫内の温度の変化率を入力としてパン
焼き開始時の庫内温度が高い程またパン焼き開始時の庫
内温度の変化率が大きい程短い加熱時間を演算により
定する第二の加熱時間決定手段と、第一の加熱時間決定
手段と第二の加熱時間決定手段のどちらの決定手段を採
用するかを判定し前回のパン焼き後に電源がoffされた
場合と前回のパン焼き終了からの経過時間が所定値より
長い場合に第二の加熱時間決定手段を採用する判定手段
と、決定された加熱時間と枚数入力手段に入力された枚
数と焼き色入力手段に入力された焼き色と電源電圧測定
手段の測定値と室温測定手段の測定値を入力として加熱
時間を補正する補正手段を備えたトースターとして、決
定した加熱時間を入力されたパンの枚数、入力された焼
き色、電源電圧、室温に応じて補正する機能を備えた装
置を実現することができる。
【0052】また、本発明の第の手段は、加熱手段
と、この加熱手段への通電を制御する制御手段と、パン
焼き開始時の庫内の温度を検出する温度検出素子と、
回のパン焼き終了からの経過時間を計測する計時手段
と、パン焼き開始時の庫内温度の変化率を計測する変化
率検出手段と、電源offの情報を持つ電源off記憶手段
と、使用者がパンの枚数を入力する枚数入力手段と、使
用者がパンの焼き色を入力する焼き色入力手段と、パン
焼き開始時の電源電圧を測定する電源電圧測定手段と、
パン焼き開始時の室温を測定する室温測定手段と、前回
のパン焼き終了からの経過時間とパン焼き開始時の温度
検出素子の検出値と枚数入力手段に入力された枚数と焼
き色入力手段に入力された焼き色と電源電圧測定手段の
測定値と室温測定手段の測定値を入力として前回のパン
焼き終了からの経過時間が短い程またパン焼き開始時の
庫内温度が高い程また枚数が少ない程また焼き色が薄い
程また電源電圧が高い程また室温が高い程短い加熱時間
演算により決定する第三の加熱時間決定手段と、パン
焼き開始時の温度検出素子の検出値とパン焼き開始時の
庫内の温度の変化率と枚数入力手段に入力された枚数と
焼き色入力手段に入力された焼き色と電源電圧測定手段
の測定値と室温測定手段の測定値を入力としてパン焼き
開始時の庫内温度が高い程またパン焼き開始時の庫内温
度の変化率が大きい程また枚数が少ない程また焼き色が
薄い程また電源電圧が高い程また室温が高い程短い加熱
時間を演算により決定する第四の加熱時間決定手段と、
第三の加熱時間決定手段と第四の加熱時間決定手段のど
ちらの決定手段を採用するかを判定し前回のパン焼き後
に電源がoffされた場合と前回のパン焼き終了からの経
過時間が所定値より長い場合に第二の加熱時間決定手段
を採用する第二の判定手段を備えたトースターとして、
庫内の温度条件と、入力されたパンの枚数、入力された
焼き色、電源電圧、室温に応じた加熱時間を決定する機
能を備えた装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例一のトースターの模式的断面図
【図2】同トースターの第一の加熱時間決定手段の実施
例であるファジィ推論のルールを示す図
【図3】同第一の加熱時間決定手段の実施例であるファ
ジィ推論のメンバーシップ関数を示す図
【図4】参考例二のトースターの模式的断面図
【図5】同トースターの第二の加熱時間決定手段の実施
例であるファジィ推論のルールを示す図
【図6】同第二の加熱時間決定手段の実施例であるファ
ジィ推論のメンバーシップ関数を示す図
【図7】本発明の第の手段の実施例のトースターの模
式的断面図
【図8】同トースターの判定手段の実施例の動作フロー
チャート
【図9】本発明の第の手段の実施例のトースターの模
式的断面図
【図10】本発明の第の手段の実施例のトースターの
模式的断面図
【図11】同トースターの第二の判定手段の実施例の動
作フローチャート
【図12】同トースターの第三の加熱時間決定手段の実
施例であるファジィ推論のルールを示す図
【図13】同第三の加熱時間決定手段の実施例であるフ
ァジィ推論のメンバーシップ関数を示す図
【図14】同第五の加熱時間決定手段の実施例であるフ
ァジィ推論のルールを示す図
【図15】同第五の加熱時間決定手段の実施例であるフ
ァジィ推論のメンバーシップ関数を示す図
【符号の説明】
1 本体 2 網 3 加熱手段 4 温度検出素子 5 扉 6 計時手段 7 制御手段 8 第一の加熱時間決定手段 9 第二の加熱時間決定手段 10 判定手段 11 電源off記憶手段 12 枚数入力手段 13 焼き色入力手段 14 電源電圧測定手段 15 室温測定手段 16 補正手段 17 第三の加熱時間決定手段 18 第四の加熱時間決定手段 19 第二の判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 秀二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 寺井 春夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 克彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−92616(JP,A) 特開 昭64−33427(JP,A) 特開 昭60−145113(JP,A) 特開 平4−136625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/08 F24C 7/04 301 G05D 23/19 H05B 3/00 330

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と、この加熱手段への通電を制御
    する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出す
    る温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時間
    を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の変
    化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を持
    つ電源off記憶手段と、前回のパン焼き終了からの経過
    時間とパン焼き開始時の温度検出素子の検出値を入力と
    して前回のパン焼き終了からの経過時間が短い程またパ
    ン焼き開始時の庫内温度が高い程短い加熱時間を演算に
    より決定する第一の加熱時間決定手段と、パン焼き開始
    時の温度検出素子の検出値とパン焼き開始時の庫内の温
    度の変化率を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高
    い程またパン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程
    短い加熱時間を演算により決定する第二の加熱時間決定
    手段と、第一の加熱時間決定手段と第二の加熱時間決定
    手段のどちらの決定手段を採用するかを判定し前回のパ
    ン焼き後に電源がoffされた場合と前回のパン焼き終了
    からの経過時間が所定値より長い場合に第二の加熱時間
    決定手段を採用する判定手段を備えたトースター。
  2. 【請求項2】 加熱手段と、この加熱手段への通電を制御
    する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出す
    る温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時間
    を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の変
    化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を持
    つ電源off記憶手段と、使用者がパンの枚数を入力する
    枚数入力手段と、使用者がパンの焼き色を入力する焼き
    色入力手段と、パン焼き開始時の電源電圧を測定する電
    源電圧測定手段と、パン焼き開始時の室温を測定する室
    温測定手段と、前回のパン焼き終了からの経過時間とパ
    ン焼き開始時の温度検出素子の検出値を入力として前回
    のパン焼き終了からの経過時間が短い程またパン焼き開
    始時の庫内温度が高い程短い加熱時間を演算により決定
    する第一の加熱時間決定手段と、パン焼き開始時の温度
    検出素子の検出値とパン焼き開始時の庫内の温度の変化
    率を入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高い程また
    パン焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程短い加熱
    時間を演算により決定する第二の加熱時間決定手段と、
    第一の加熱時間決定手段と第二の加熱時間決定手段のど
    ちらの決定手段を採用するかを判定し前回のパン焼き後
    に電源がoffされた場合と前回のパン焼き終了からの経
    過時間が所定値より長い場合に第二の加熱時間決定手段
    を採用する判定手段と、決定された加熱時間と枚数入力
    手段に入力された枚数と焼き色入力手段に入力された焼
    き色と電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の測定
    値を入力として加熱時間を補正する補正手段を備えたト
    ースター。
  3. 【請求項3】 加熱手段と、この加熱手段への通電を制御
    する制御手段と、パン焼き開始時の庫内の温度を検出す
    る温度検出素子と、前回のパン焼き終了からの経過時間
    を計測する計時手段と、パン焼き開始時の庫内温度の変
    化率を計測する変化率検出手段と、電源offの情報を持
    つ電源off記憶手段と、使用者がパンの枚数を入力する
    枚数入力手段と、使用者がパンの焼き色を入力する焼き
    色入力手段と、パン焼き開始時の電源電圧を測定する電
    源電圧測定手段と、パン焼き開始時の室温を測定する室
    温測定手段と、前回のパン焼き終了からの経過時間とパ
    ン焼き開始時の温度検出素子の検出値と枚数入力手段に
    入力された枚数と焼き色入力手段に入力された焼き色と
    電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の測定値を入
    力として前回のパン焼き終了からの経過時間が短い程ま
    たパン焼き開始時の庫内温度が高い程また枚数が少ない
    程また焼き色が薄い程また電源電圧が高い程また室温が
    高い程短い加熱時間を演算により決定する第三の加熱時
    間決定手段と、パン焼き開始時の温度検出素子の検出値
    とパン焼き開始時の庫内の温度の変化率と枚数入力手段
    に入力された枚数と焼き色入力手段に入力された焼き色
    と電源電圧測定手段の測定値と室温測定手段の測定値を
    入力としてパン焼き開始時の庫内温度が高い程またパン
    焼き開始時の庫内温度の変化率が大きい程また枚数が少
    ない程また焼き色が薄い程また電源電圧が高い程また室
    温が高い程短い加熱時間を演算により決定する第四の加
    熱時間決定手段と、第三の加熱時間決定手段と第四の加
    熱時間決定手段のどちらの決定手段を採用するかを判定
    し前回のパン焼き後に電源がoffされた場合と前回のパ
    ン焼き終了からの経過時間が所定値より長い場合に第二
    の加熱時間決定手段を採用する第二の判定手段を備えた
    トースター。
JP04298327A 1992-11-09 1992-11-09 トースター Expired - Fee Related JP3116604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04298327A JP3116604B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 トースター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04298327A JP3116604B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 トースター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06141982A JPH06141982A (ja) 1994-05-24
JP3116604B2 true JP3116604B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=17858228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04298327A Expired - Fee Related JP3116604B2 (ja) 1992-11-09 1992-11-09 トースター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3116604B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07257274A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Hiroshi Enomoto 自動車のuターン表示装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1397025B1 (en) * 2002-09-03 2010-02-24 Lg Electronics Inc. Toaster cum microwave oven and method for operating the same
EP1535493B1 (en) * 2002-09-03 2009-12-23 LG Electronics Inc. Combined toaster and microwave oven and control method thereof
JP2012247127A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Panasonic Corp 加熱装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07257274A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Hiroshi Enomoto 自動車のuターン表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06141982A (ja) 1994-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0697096B2 (ja) 加熱装置
EP0587323A1 (en) Heating apparatus
JPH0219378B2 (ja)
JP3116604B2 (ja) トースター
EP0517433B1 (en) Heating apparatus
JPH0824144A (ja) トースター
JP2959304B2 (ja) トースター
JP2861751B2 (ja) トースター
JPH08200698A (ja) オーブントースターの制御装置
JPH08150075A (ja) 炊飯器
JP3693196B2 (ja) ガス調理器
JPH0247660B2 (ja) Oobuntoosutaa
JPH11287459A (ja) 調理器
JPH07103490A (ja) トースター
JP2003125938A (ja) 調理器
JP3070409B2 (ja) トースター
JPH07280281A (ja) 加熱調理器および加熱調理器の調理方法
JP2003279054A (ja) 加熱調理器
KR970005957B1 (ko) 취반기
JPH06123A (ja) 炊飯器
JPH02195678A (ja) オーブンレンジ
JP2003033279A (ja) 調理器
JPS5840431A (ja) 電子レンジ
JP2003014240A (ja) オーブントースター
JPH043812A (ja) 加熱調理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees