JP3116296B2 - スピーカシステム - Google Patents
スピーカシステムInfo
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- JP3116296B2 JP3116296B2 JP05344992A JP34499293A JP3116296B2 JP 3116296 B2 JP3116296 B2 JP 3116296B2 JP 05344992 A JP05344992 A JP 05344992A JP 34499293 A JP34499293 A JP 34499293A JP 3116296 B2 JP3116296 B2 JP 3116296B2
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- JP
- Japan
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- speaker
- speaker system
- leg
- crt device
- pair
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2499/00—Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
- H04R2499/10—General applications
- H04R2499/15—Transducers incorporated in visual displaying devices, e.g. televisions, computer displays, laptops
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ受像機やコン
ピュータ機器における出力表示装置に使用されるブラウ
ン管などを使用したディスプレイ装置に使用することの
できるスピーカシステムに関するものである。
ピュータ機器における出力表示装置に使用されるブラウ
ン管などを使用したディスプレイ装置に使用することの
できるスピーカシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管や液晶などを使用したテレビ
受像機やコンピュータ機器における画像などを出力する
ためのディスプレイ装置(以下、これらを総称して「C
RT装置」という。)は、いずれもスピーカを組み込ま
れたものが使用されているが、なかでも、近時のコンピ
ュータ用のCRT装置は、画像のみの表示以外に音声や
音楽も含むオーディオビデュアルの世界に拡がってい
る。
受像機やコンピュータ機器における画像などを出力する
ためのディスプレイ装置(以下、これらを総称して「C
RT装置」という。)は、いずれもスピーカを組み込ま
れたものが使用されているが、なかでも、近時のコンピ
ュータ用のCRT装置は、画像のみの表示以外に音声や
音楽も含むオーディオビデュアルの世界に拡がってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータ用のCRT装置に組み込まれているスピー
カはCRT装置との関係上いずれも小型で、かつ、性能
的にはオーディオ機器に使用されているスピーカとは格
段の差があるのが現状で、そのため、CRT装置にスピ
ーカを追加する場合には、CRT装置の側に小型のスピ
ーカを組み込んだスピーカボックスを配置するか、CR
T装置に加工を施してスピーカをビスなどによって後付
けしている。
コンピュータ用のCRT装置に組み込まれているスピー
カはCRT装置との関係上いずれも小型で、かつ、性能
的にはオーディオ機器に使用されているスピーカとは格
段の差があるのが現状で、そのため、CRT装置にスピ
ーカを追加する場合には、CRT装置の側に小型のスピ
ーカを組み込んだスピーカボックスを配置するか、CR
T装置に加工を施してスピーカをビスなどによって後付
けしている。
【0004】このようなCRT装置へのスピーカの追加
に際し、単なるスピーカボックスの配置はスピーカボッ
クスを置く場所を必要とするが、限られたスペースの場
合には適当ではない。しかも、通常追加のスピーカボッ
クスはCRT装置の右及び/又は左で、CRT装置より
も小さいものであるため、CRT装置に対峙する操作す
る人にとってスピーカの音は耳よりも下方に放射される
ため音質も良好でなく、ステレオ感を得ることができな
い。また、CRT装置に取付部を加工する方法は、専門
の技術者によるものでないかぎりきわめてその取付けは
難しく、かつ費用が掛かるため事実上不可能なものであ
る。
に際し、単なるスピーカボックスの配置はスピーカボッ
クスを置く場所を必要とするが、限られたスペースの場
合には適当ではない。しかも、通常追加のスピーカボッ
クスはCRT装置の右及び/又は左で、CRT装置より
も小さいものであるため、CRT装置に対峙する操作す
る人にとってスピーカの音は耳よりも下方に放射される
ため音質も良好でなく、ステレオ感を得ることができな
い。また、CRT装置に取付部を加工する方法は、専門
の技術者によるものでないかぎりきわめてその取付けは
難しく、かつ費用が掛かるため事実上不可能なものであ
る。
【0005】この発明はかゝる現状に鑑み、きわめて簡
単かつ容易な手段でCRT装置に所望のスピーカを追加
することができ、追加したスピーカの指向性をも容易に
変更することのできるスピーカシステムを提供すること
を目的としたものである。
単かつ容易な手段でCRT装置に所望のスピーカを追加
することができ、追加したスピーカの指向性をも容易に
変更することのできるスピーカシステムを提供すること
を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のスピーカシステムは、垂直な脚部の上端
部に水平な脚部を一体的に連接した断面L字型の左右一
対の取付部材を形成すると共に、各取付部材の垂直な脚
部の一部を外側に膨らませて形成した膨出部の中心部に
透孔を形成し、この透孔にその頭部が前記膨出部内に収
まるようにしてボルトを挿通し、このボルトの軸部にス
ピーカボックスを挿通し、前記軸部の端部に設けたナッ
トを操作することによってスピーカボックスを上下方向
に回動自在に保持してスピーカユニットとし、各スピー
カユニットをディスプレイ装置の上部コーナー部に対称
的に当接配置し、各水平な脚部に設けた係合孔に索条部
材を挿通させて一体的に連結し、各スピーカユニットを
ディスプレイ装置上に保持するよう構成したことを特徴
とするものである。
め、この発明のスピーカシステムは、垂直な脚部の上端
部に水平な脚部を一体的に連接した断面L字型の左右一
対の取付部材を形成すると共に、各取付部材の垂直な脚
部の一部を外側に膨らませて形成した膨出部の中心部に
透孔を形成し、この透孔にその頭部が前記膨出部内に収
まるようにしてボルトを挿通し、このボルトの軸部にス
ピーカボックスを挿通し、前記軸部の端部に設けたナッ
トを操作することによってスピーカボックスを上下方向
に回動自在に保持してスピーカユニットとし、各スピー
カユニットをディスプレイ装置の上部コーナー部に対称
的に当接配置し、各水平な脚部に設けた係合孔に索条部
材を挿通させて一体的に連結し、各スピーカユニットを
ディスプレイ装置上に保持するよう構成したことを特徴
とするものである。
【0007】この発明において、左右一対のスピーカシ
ステムを装着するディスプレイ装置とは、ブラウン管や
液晶を用いたテレビ受像機やコンピュータ機器における
画像などを出力するためのディスプレイ装置(CRT装
置)を意味し、かゝるCRT装置は、通常正面が矩形な
いし方形の立方体状をなすもので、このスピーカシステ
ムは、かゝる立方体状のCRT装置の左右に配置するも
のである。
ステムを装着するディスプレイ装置とは、ブラウン管や
液晶を用いたテレビ受像機やコンピュータ機器における
画像などを出力するためのディスプレイ装置(CRT装
置)を意味し、かゝるCRT装置は、通常正面が矩形な
いし方形の立方体状をなすもので、このスピーカシステ
ムは、かゝる立方体状のCRT装置の左右に配置するも
のである。
【0008】前記各スピーカユニットは、ディスプレイ
装置への取付部材にスピーカボックスをスピーカの指向
性が可変となるよう取付けたもので、具体的には、断面
L字型の取付部材の垂直な脚部に、スピーカボックスを
スピーカの指向性が可変となるよう取付けたものであ
る。
装置への取付部材にスピーカボックスをスピーカの指向
性が可変となるよう取付けたもので、具体的には、断面
L字型の取付部材の垂直な脚部に、スピーカボックスを
スピーカの指向性が可変となるよう取付けたものであ
る。
【0009】このスピーカユニットを構成する取付部材
は、CRT装置の正面の左右の上部コーナー部にそれぞ
れ取付けるもので、基本的には金属もしくは合成樹脂製
の断面がL字型の部材からなるものであるが、取付けに
際して、CRT装置への損傷を可及的に減ずるには合成
樹脂製のものが好ましく、スピーカボックスは、このL
字型の部材のCRT装置の側面部と接する垂直な脚部
に、上下方向に回動自在に取付けるものである。
は、CRT装置の正面の左右の上部コーナー部にそれぞ
れ取付けるもので、基本的には金属もしくは合成樹脂製
の断面がL字型の部材からなるものであるが、取付けに
際して、CRT装置への損傷を可及的に減ずるには合成
樹脂製のものが好ましく、スピーカボックスは、このL
字型の部材のCRT装置の側面部と接する垂直な脚部
に、上下方向に回動自在に取付けるものである。
【0010】このL字型の部材の水平な脚部は、CRT
装置の上面部と当接するもので、CRT装置の左右の上
部コーナー部に配置されるスピーカユニットを互いに繋
着するための索条部材を取付けるための係合孔が設け
ら、CRT装置と当接する部位の全部、もしくは一部
に、滑り止め部材が取付けられている。
装置の上面部と当接するもので、CRT装置の左右の上
部コーナー部に配置されるスピーカユニットを互いに繋
着するための索条部材を取付けるための係合孔が設け
ら、CRT装置と当接する部位の全部、もしくは一部
に、滑り止め部材が取付けられている。
【0011】CRT装置の左右に配置される一対のスピ
ーカユニットを相互に繋着する索条部材は、ワイヤー又
はベルトからなるものであって、取付けんとするCRT
装置の大きさに合わせて長さが自由に調節できることが
好ましい。
ーカユニットを相互に繋着する索条部材は、ワイヤー又
はベルトからなるものであって、取付けんとするCRT
装置の大きさに合わせて長さが自由に調節できることが
好ましい。
【0012】特に、索条部材をベルトで構成する場合、
ベルトの左右の先端部の裏面に面ファスナーを取付けて
おき、ベルトの先端部を取付部材の水平な脚部に形成さ
れた係合孔に挿通したのち折り返し、面ファスナー相互
を係合させることによって長さを自在に調節することが
できる。
ベルトの左右の先端部の裏面に面ファスナーを取付けて
おき、ベルトの先端部を取付部材の水平な脚部に形成さ
れた係合孔に挿通したのち折り返し、面ファスナー相互
を係合させることによって長さを自在に調節することが
できる。
【0013】
【作用】この発明のスピーカシステムは、それぞれスピ
ーカボックスを取付けた一対の取付部材を索条部材によ
って繋着しているので、取付けんとするCRT装置の上
面部に索条部材を配置し、この索条部材の左右端部に連
結された取付部材を、CRT装置の左右の側面部に配置
することによって、CRT装置にスピーカを簡単に追加
して設けることができ、スピーカボックスを保持するボ
ルトのナットを緩めることによってスピーカボックスを
上下動させ、指向性を変更することができる。
ーカボックスを取付けた一対の取付部材を索条部材によ
って繋着しているので、取付けんとするCRT装置の上
面部に索条部材を配置し、この索条部材の左右端部に連
結された取付部材を、CRT装置の左右の側面部に配置
することによって、CRT装置にスピーカを簡単に追加
して設けることができ、スピーカボックスを保持するボ
ルトのナットを緩めることによってスピーカボックスを
上下動させ、指向性を変更することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明のスピーカシステムの実施例
を、添付の図面に基づいて詳細に説明するが、この発明
の要旨を変更しない限り実施例にのみ限定されるもので
はない。この発明のスピーカシステム1は、図1に示す
ようにCRT装置10に係止するための水平な脚部2a
を有する取付部材2に、スピーカを内蔵したスピーカボ
ックス3を取付けた一対のスピーカユニット4a,4b
と、これら一対のスピーカユニット4a,4bを相互に
繋着し、前記CRT装置10に固定するための索条部材
5とから構成されるものである。
を、添付の図面に基づいて詳細に説明するが、この発明
の要旨を変更しない限り実施例にのみ限定されるもので
はない。この発明のスピーカシステム1は、図1に示す
ようにCRT装置10に係止するための水平な脚部2a
を有する取付部材2に、スピーカを内蔵したスピーカボ
ックス3を取付けた一対のスピーカユニット4a,4b
と、これら一対のスピーカユニット4a,4bを相互に
繋着し、前記CRT装置10に固定するための索条部材
5とから構成されるものである。
【0015】前記スピーカユニット4a,4bは、水平
な脚部2aがCRT装置10のコーナーの上面部と当接
する断面がL字型の取付部材2の垂直な脚部2bに、図
2に示すようにスピーカボックス3を取付けたもので、
図4に示すように、各スピーカボックス3にはスピーカ
3aが内蔵されている。
な脚部2aがCRT装置10のコーナーの上面部と当接
する断面がL字型の取付部材2の垂直な脚部2bに、図
2に示すようにスピーカボックス3を取付けたもので、
図4に示すように、各スピーカボックス3にはスピーカ
3aが内蔵されている。
【0016】前記の取付部材2は、前記のように断面が
L字型の金具からなるもので、CRT装置10の上面部
と当接する水平な脚部2aには、係合孔2cが形成され
たもので、左右一対のものである。
L字型の金具からなるもので、CRT装置10の上面部
と当接する水平な脚部2aには、係合孔2cが形成され
たもので、左右一対のものである。
【0017】取付部材2を構成する垂直な脚部2bへの
スピーカボックス3の取付けは、図3に示すように、垂
直な脚部2bの一部を外側に膨出させて膨出部を形成
し、その中心部に透孔を設け、この透孔に、ボルト6を
頭部6aが膨出部内に収まるようにして挿通したのち、
垂直な脚部2bの外側に突出した軸部を、スピーカボッ
クス3に貫通させ、スピーカボックス3から突出するボ
ルト6の先端部に、ナット7を係合させたものである。
したがって、ナット7を緩めることによってスピーカボ
ックス3はボルト6を支点として上下方向に回動するた
め、スピーカ3aの指向性を操作者にとってもっとも良
い状態に変えることができる。
スピーカボックス3の取付けは、図3に示すように、垂
直な脚部2bの一部を外側に膨出させて膨出部を形成
し、その中心部に透孔を設け、この透孔に、ボルト6を
頭部6aが膨出部内に収まるようにして挿通したのち、
垂直な脚部2bの外側に突出した軸部を、スピーカボッ
クス3に貫通させ、スピーカボックス3から突出するボ
ルト6の先端部に、ナット7を係合させたものである。
したがって、ナット7を緩めることによってスピーカボ
ックス3はボルト6を支点として上下方向に回動するた
め、スピーカ3aの指向性を操作者にとってもっとも良
い状態に変えることができる。
【0018】左右一対のスピーカユニット4a,4bを
繋着する索条部材5はワイヤーからなるもので、このワ
イヤー5の先端部を、それぞれ取付部材2の水平な脚部
2aに形成した係合孔2cに係合させるものであるが、
取付部材2の水平な脚部2aとCRT装置10との係止
を確実にするため、水平な脚部2aの先端部を、図3に
示すように上方に屈曲させて使用することが好ましい。
繋着する索条部材5はワイヤーからなるもので、このワ
イヤー5の先端部を、それぞれ取付部材2の水平な脚部
2aに形成した係合孔2cに係合させるものであるが、
取付部材2の水平な脚部2aとCRT装置10との係止
を確実にするため、水平な脚部2aの先端部を、図3に
示すように上方に屈曲させて使用することが好ましい。
【0019】かゝる構成からなるスピーカシステム1
は、図1に示すように、あらかじめ索条部材5の先端部
を、左右一対のスピーカユニット4a,4bを構成する
取付部材2の水平な脚部2aに形成した係合孔2c内に
挿通して繋着した状態で、取付金具2のコーナー部をC
RT装置10の上部のコーナー部に水平な脚部2aが上
面部と、垂直な脚部2bが側面部と、それぞれ当接する
よう取付けたのち、CRT装置10の横方向の長さに合
わせて索条部材5を調節し、スピーカユニット4a,4
bをCRT装置10の上部に取付けるものである。
は、図1に示すように、あらかじめ索条部材5の先端部
を、左右一対のスピーカユニット4a,4bを構成する
取付部材2の水平な脚部2aに形成した係合孔2c内に
挿通して繋着した状態で、取付金具2のコーナー部をC
RT装置10の上部のコーナー部に水平な脚部2aが上
面部と、垂直な脚部2bが側面部と、それぞれ当接する
よう取付けたのち、CRT装置10の横方向の長さに合
わせて索条部材5を調節し、スピーカユニット4a,4
bをCRT装置10の上部に取付けるものである。
【0020】その際、各スピーカユニット4a,4b
は、その自重によって下方に引っ張られるが、取付部材
2の水平な脚部2aがCRT装置10の上面部と確りと
接し、かつ左右のスピーカユニット4a,4bを索条部
材5によって繋着されているので、CRT装置10の上
部に安定して保持することができる。
は、その自重によって下方に引っ張られるが、取付部材
2の水平な脚部2aがCRT装置10の上面部と確りと
接し、かつ左右のスピーカユニット4a,4bを索条部
材5によって繋着されているので、CRT装置10の上
部に安定して保持することができる。
【0021】なお、取付部材2の垂直な脚部2bや、水
平な脚部2aの裏面に滑り止め部材8を貼着しておくこ
とによって、より一層各スピーカユニット4a,4bを
CRT装置10の上部に安定して保持することができる
と共に、CRT装置10からのスピーカシステム1の取
外しは、左右のスピーカユニット4a,4bを持って上
方に持ち上げれば簡単に取り外すことができるものであ
る。
平な脚部2aの裏面に滑り止め部材8を貼着しておくこ
とによって、より一層各スピーカユニット4a,4bを
CRT装置10の上部に安定して保持することができる
と共に、CRT装置10からのスピーカシステム1の取
外しは、左右のスピーカユニット4a,4bを持って上
方に持ち上げれば簡単に取り外すことができるものであ
る。
【0022】左右一対の取付部材2,2を繋着する索条
部材5は、図5に示すようにベルトを使用し、ベルトの
先端部の裏面にそれぞれ面ファスナー5aを設け、係合
孔2cを挿通させたベルトの先端部を内側に折り返し、
面ファスナーを相互に係合させることによって索条部材
5と取付部材2を係合させ、かつ長さを自在に調節する
ようにしたものである。
部材5は、図5に示すようにベルトを使用し、ベルトの
先端部の裏面にそれぞれ面ファスナー5aを設け、係合
孔2cを挿通させたベルトの先端部を内側に折り返し、
面ファスナーを相互に係合させることによって索条部材
5と取付部材2を係合させ、かつ長さを自在に調節する
ようにしたものである。
【0023】さらに、左右一対のスピーカユニットをC
RT装置10に取付けるに際して、図6に示すように、
左右の取付部材2,2を相互に繋着する索条部材5は小
型アンプ9と一体とし、これをCRT装置10の上面部
に載置することによって、より一層左右に配置するスピ
ーカユニットの保持を安定させ、しかもアンプの設置に
余分な場所を必要とすることがなくなる。
RT装置10に取付けるに際して、図6に示すように、
左右の取付部材2,2を相互に繋着する索条部材5は小
型アンプ9と一体とし、これをCRT装置10の上面部
に載置することによって、より一層左右に配置するスピ
ーカユニットの保持を安定させ、しかもアンプの設置に
余分な場所を必要とすることがなくなる。
【0024】
【発明の効果】この発明のスピーカシステムは、CRT
装置と当接する係合部を有する取付部材にスピーカを内
蔵するスピーカボックスを取付けてなる、左右一対のス
ピーカユニットと、これら左右一対のスピーカユニット
を繋着する索条部材とから構成されているので、水平な
脚部を利用して断面L字型の取付部材をそれぞれCRT
装置の左右の上面部に係止させ、かつ左右の取付部材を
索条部材によって繋着することによって、CRT装置に
所望のスピーカを簡単かつ容易に追加して取り付けるこ
とができる。
装置と当接する係合部を有する取付部材にスピーカを内
蔵するスピーカボックスを取付けてなる、左右一対のス
ピーカユニットと、これら左右一対のスピーカユニット
を繋着する索条部材とから構成されているので、水平な
脚部を利用して断面L字型の取付部材をそれぞれCRT
装置の左右の上面部に係止させ、かつ左右の取付部材を
索条部材によって繋着することによって、CRT装置に
所望のスピーカを簡単かつ容易に追加して取り付けるこ
とができる。
【0025】特に、この発明のスピーカシステムは、C
RT装置にスピーカを追加するに際し、スピーカを取付
けるための特殊な加工を一切必要とせず、誰もが簡単に
取付けることができ、索条部材に長さ調節機能を付与さ
せることによって如何なる大きさのCRT装置に対して
も取付けが可能で、取付部材にスピーカボックスを内蔵
するスピーカの指向性が可変となるよう設けることによ
って、音の放射方向を自由に変えることができ、音場の
調整もできるものである。
RT装置にスピーカを追加するに際し、スピーカを取付
けるための特殊な加工を一切必要とせず、誰もが簡単に
取付けることができ、索条部材に長さ調節機能を付与さ
せることによって如何なる大きさのCRT装置に対して
も取付けが可能で、取付部材にスピーカボックスを内蔵
するスピーカの指向性が可変となるよう設けることによ
って、音の放射方向を自由に変えることができ、音場の
調整もできるものである。
【0026】しかも、スピーカボックスを、それぞれ取
付部材の垂直な脚部に装着するに際し、前記垂直な脚部
に膨出部を形成し、該膨出部内にボルトの頭部が収まる
ようにして配し、このボルトの軸部にスピーカボックス
を上下動自在となるよう設けたので、CRT装置を損傷
することなく取付けが可能である一方、その取付け位置
をCRT装置の上部としているので、CRT装置と対峙
する操作者の耳の位置にスピーカが対向することにな
り、より良質な音を聴取することができ、しかも安価に
提供することができるなど実用上多大の利点を有するも
のである。
付部材の垂直な脚部に装着するに際し、前記垂直な脚部
に膨出部を形成し、該膨出部内にボルトの頭部が収まる
ようにして配し、このボルトの軸部にスピーカボックス
を上下動自在となるよう設けたので、CRT装置を損傷
することなく取付けが可能である一方、その取付け位置
をCRT装置の上部としているので、CRT装置と対峙
する操作者の耳の位置にスピーカが対向することにな
り、より良質な音を聴取することができ、しかも安価に
提供することができるなど実用上多大の利点を有するも
のである。
【0027】なお、この発明のスピーカシステムは、既
設のテレビ受像機に付設することによって簡単にサラウ
ンドスピーカとしても使用することができる。
設のテレビ受像機に付設することによって簡単にサラウ
ンドスピーカとしても使用することができる。
【図1】この発明のスピーカシステムの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】前記スピーカシステムを構成するスピーカユニ
ットの斜視図である。
ットの斜視図である。
【図3】CRT装置に取付けた状態を示す一部切欠断面
図である。
図である。
【図4】前記スピーカユニットを構成するスピーカボッ
クスの断面図である。
クスの断面図である。
【図5】取付部材と索条部材の他の実施例を示す一部切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
【図6】索条部材にアンプを一体的に設けた例を示す斜
視図である。
視図である。
1 スピーカシステム 2 取付部材 2a 水平な脚部 2b 垂直な脚部 2c 係合孔 3,3 スピーカボックス 4a,4b スピーカユニット 5 索条部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/02 102 H04N 5/64 541 H04R 1/32 310 H04R 5/02
Claims (6)
- 【請求項1】 垂直な脚部の上端部に水平な脚部を一体
的に連接した断面L字型の左右一対の取付部材を形成す
ると共に、各取付部材の垂直な脚部の一部を外側に膨ら
ませて形成した膨出部の中心部に透孔を形成し、この透
孔にその頭部が前記膨出部内に収まるようにしてボルト
を挿通し、このボルトの軸部にスピーカボックスを挿通
し、前記軸部の端部に設けたナットを操作することによ
ってスピーカボックスを上下方向に回動自在に保持して
スピーカユニットとし、各スピーカユニットをディスプ
レイ装置の上部コーナー部に対称的に当接配置し、各水
平な脚部に設けた係合孔に索条部材を挿通させて一体的
に連結し、各スピーカユニットをディスプレイ装置上に
保持するよう構成したことを特徴とするスピーカシステ
ム。 - 【請求項2】 前記取付部材は、前記ディスプレイ装置
の側面と当接する垂直な脚部の内側に滑り止め部材を有
することを特徴とした請求項1に記載のスピーカシステ
ム。 - 【請求項3】 前記取付部材は、水平な脚部の係合孔を
含む先端部を段部を介して上方に屈曲させたことを特徴
とする請求項1又は2に記載のスピーカシステム。 - 【請求項4】 前記索条部材はワイヤーからなるもので
あって、長さが調節自在であることを特徴とする請求項
1に記載のスピーカシステム。 - 【請求項5】 前記索条部材はベルトからなるものであ
って、先端部に面ファスナーを設け、この面ファスナー
を相互に係合させて左右一対の取付部材を一体的に連繋
せしめると共に、その長さを調節自在としたことを特徴
とする請求項1又は4に記載のスピーカシステム。 - 【請求項6】 前記索条部材は、小型アンプを一体的に
設けたものであることを特徴とする請求項1又は5に記
載のスピーカシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05344992A JP3116296B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | スピーカシステム |
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