JP3116263B2 - 吊り荷の自動玉掛け外し装置 - Google Patents
吊り荷の自動玉掛け外し装置Info
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- JP3116263B2 JP3116263B2 JP06254202A JP25420294A JP3116263B2 JP 3116263 B2 JP3116263 B2 JP 3116263B2 JP 06254202 A JP06254202 A JP 06254202A JP 25420294 A JP25420294 A JP 25420294A JP 3116263 B2 JP3116263 B2 JP 3116263B2
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- Japan
- Prior art keywords
- lock pin
- rack gear
- spring
- lever
- shackle
- Prior art date
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
外し装置、特に小型、軽量ならしめた吊り荷の自動玉掛
け外し装置に関するものである。
柱や梁の玉掛け外し作業は、従来高所作業者が行なって
おり、吊具を外す為には、柱類や梁等の高所に登って、
足場の悪い箇所で作業をしている。その為、安全確保と
作業効率の面を改良する装置として図13に示すように
ワイヤーを無線操作して玉掛け外しを行なうものが知ら
れている。
吊りピース、2はこの吊りピース1を挿入せしめる長孔
3を有するクランプ本体、4は上記吊りピース1の孔に
挿入されるロックピン、5は上記クランプ本体2に回動
自在に取り付けたシャックル、6は上記シャックル5を
吊揚げ用ワイヤー7を介して吊下する天秤本体、8は上
記ロックピン4を上記吊りピース1の孔に挿脱せしめる
ため上記天秤本体6によって操作される操作ワイヤー、
9は上記天秤本体6をクレーン等によって吊下するため
の接続カップリングを示す。
1の孔からロックピン4を引き抜く、いわゆる玉掛け外
しに際しては天秤本体6内のバッテリーを用い、操作ワ
イヤー引張りシリンダーを無線操作して操作ワイヤー8
を引張ることで内部ロック機構を解除し、ロックピン4
が引き抜かれるようにしている。
上記天秤本体6内に圧縮空気タンクを設け、上記操作ワ
イヤー8の代わりに圧縮空気で上記ロックピン4を引き
抜くようにしたものが知られている。
本体6は例えば200〜400kg程度と重く、その分
揚重機の選定を幾分大型のものとする必要性が生じた
り、またクランプ本体2と接続カップリング9間が相当
の長さになるためそれだけ吊り荷の吊り代が長くなる等
の欠点があった。
である。
掛け外し装置は、吊りピースが挿入される孔を有するク
ランプ本体と、上記孔内に挿脱されるよう上記クランプ
本体によって摺動自在に保持せしめたロックピンと、こ
のロックピンを常時上記孔内から引き抜くよう抑制する
ばねと、上記ばねに抗して上記ロックピンを上記孔内に
挿入するよう手動操作されるレバーと、このレバーが上
記手動操作された状態で上記レバーをその位置にロック
するため遠隔操作されるラッチと、上記クランプ本体を
吊下するためのシャックルと、上記ロックピンに設けた
係合溝と、上記シャックルによって上記クランプ本体が
吊下されたとき下動され、上記ロックピンが上記孔に挿
入されている状態で上記ロックピンの上記係合溝に係合
し、上記ロックピンが上記孔から引き抜かれるのを阻止
する安全ロック用ロッドとより成ることを特徴とする。
上記係合溝に係合する方向に上記ロック用ロッドを常時
抑制せしめるばねを有する。
上記安全ロック用ロッドがロッド制御手段を介して制御
され、この制御手段が、上記シャックルによって上記ク
ランプ本体が吊下されたとき下動されるラックギアと、
上記安全ロック用ロッドを上記ロックピンの上記係合溝
に係合する方向に常時抑制するためのばねと、上記ラッ
クギアが上昇するとき上記安全ロック用ロッドを共に上
昇せしめるため上記ラックギアに設けた、上記安全ロッ
ク部材に係合する突起とを有することを特徴とする。
置は、上記ラックギアを、下動せしめるよう常時抑制す
るばねを有する。
上記シャックルが上記クランプ本体に回動自在に枢支さ
れており、このシャックルの回動がピニオンを介して上
記ラックギアに伝達されこれを上下動せしめることを特
徴とする。
上記レバーを常時非作動状態に抑制するばねを更に有す
る。
を説明する。
に、クランプ本体2を、上記長孔3を形成する両側壁2
a,2bを有する中空体とし、上記両側壁2a,2b及
び長孔3を通してロックピン4が進退されるようにし、
このロックピン4を長孔3内において吊り荷に設けられ
た吊りピース1の孔内に挿入せしめるようにする。
形成し、この鍔10と上記クランプ本体2の側壁2a間
に上記ロックピン4を常時上記長孔3からクランプ本体
2内に引き抜くように作用する押圧ばね12を介挿す
る。また上記クランプ本体2の内壁11にL字状のレバ
ー13の基部を枢支ピン14を介して回動自在に枢支
し、図3に示すようにこのレバー13の一端13aが上
記ロックピン4の鍔10に係合し、他端13bが上記ク
ランプ本体2外に突出され、このレバー13の他端13
bを手動にて上記枢支ピン14を中心に上記押圧ばね1
2に抗して時計方向に回動せしめた際、図1に示すよう
に上記ロックピン4が上記クランプ本体の側壁2aを通
して上記長孔3内に挿入され、ロックピン4の先端が側
壁2bを貫通するようにする。
ッチ15は、上記レバー13によって上記ロックピン4
が上記長孔3内に完全に挿入された状態で上記レバー1
3の一端13a側の外端面13cに接する位置に突出で
き、上記レバー13が上記以外の位置にあるとき上記押
圧ばね12によって上記レバー13が引き抜き位置に抑
制されるようにする。
示せず)によって常時突出位置に抑制せしめると共に、
上記電動ラッチ15を遠隔操作すれば上記引込み位置に
移動できるようにする。
4の先端に安全ロック用ロッド17の係合溝18を形成
し、図1に示すようにロックピン4の先端がクランプ本
体2の側壁2bを通して貫通した状態で上記安全ロック
用ロッド17をロッド制御手段19によって係合溝18
に挿入すれば、これによって、たとえ電動ラッチ15が
誤動作により突出位置から引き抜き位置に移動されても
ロックピン4が長孔3から抜け出ることがないようにす
る。
うに上記シャックル5の回動枢支部に固定した歯車20
と、上記長孔3に沿って移動自在ならしめた棒状のラッ
クギア21と、上記歯車20とラックギア21間に介挿
したピニオン22と、上記ラックギア21を常時上方に
抑制し、その結果上記シャックル5がピニオン22及び
歯車20を介して常時図3〜図5に示すように水平回動
位置となるようにするため上記ラックギア21の中間部
分と上記クランプ本体2の内壁11の上部間に介挿した
引張ばね23と、上記安全ロック用ロッド17を上記ロ
ックピン4の係合溝18に係合せしめるため上記安全ロ
ック用ロッド17を常時下方に抑制するよう上記安全ロ
ック用ロッド17の上端部と上記クランプ本体2の内壁
11の下部間に介挿した引張ばね24と、上記安全ロッ
ク用ロッド17を上記ラックギア21によって上方に移
動せしめるため、上記安全ロック用ロッド17の上部に
係合可能なるよう上記ラックギア21の下部に設けた突
起25とより成る。
記のような構成であるから、図3に示すように上記ロッ
クピン4が上記長孔3から上記クランプ本体2内に引き
抜かれている状態では上記電動ラッチ15が上記レバー
13によってその突出位置への移動が阻止された状態で
あるが、図1に示すようにレバー13の他端13bを手
動で上記枢支ピン14を中心に時計方向に回動せしめて
ロックピン4を上記長孔3内に完全に押し込んだ場合に
は電動ラッチ15が押圧ばねの作用でレバー13の外端
面13cに沿って突出するようになる。
レバー13が上記押圧ばね12の作用で枢支ピン14を
中心に反時計方向に回動するのが阻止され、ロックピン
4が長孔3内に完全に押し込まれた状態にロックされ
る。
た吊りピース1が挿入されていれば、吊り荷がシャック
ル5を介してクレーン等により吊下可能な状態となる。
って自動玉掛け外しを行なうことができるばかりでな
く、従来の天秤本体を必要とせず、小型軽量ならしめる
ことができる。
うな構成であるから、常時は図5に示すように引張ばね
23の作用でラックギア21が上方に移動され、また、
その結果シャックル5がピニオン22、歯車20を介し
て回動され水平位置となり、この状態では安全ロック用
ロッド17は上記ラックギア21の突起25を介して引
き上げられ上昇位置にある。
押圧ばね12によって押され、長孔3から抜けている状
態であれば吊り荷に設けられた吊りピース1を長孔3内
に挿入して玉掛けを開始できる状態となる。
で時計方向に回動すればロックピン4が長孔3及び吊り
ピース1の孔内に挿入され、完全に挿入された時点では
図7に示すように電動ラッチ15はレバー13によって
抑制されない状態となるから押圧ばねによって電動ラッ
チ15が突出し、レバー13の反時計方向の回動が阻止
される状態となる。
よってワイヤー7を介してシャックル5を持ち上げ揚重
を開始せしめれば、シャックル5が回動し、歯車20、
ピニオン22を介してラックギア21が下降する。
ク用ロッド17がラックギア21と共に下降する。
ロッド17の先端部が上記ロックピン4の係合溝18に
係合し、シャックル5が垂直状態となり、吊り荷の地切
りが開始可能となる。
ワイヤー7を緩めればシャックル5が水平位置に向かっ
て回動し、この回動によってラックギア21が上昇を始
めるが、シャックル5が例えば約45°傾斜する迄はラ
ックギア21が上昇してもその突起25は安全ロック用
ロッド17に係合せず、シャックル5がこれ以上傾斜し
たときラックギア21の突起25が安全ロック用ロッド
17に係合してこれを上昇せしめるため、安全ロック用
ロッド17の下端がロックピン4の係合溝18から離脱
するようになる。
操作して引っ込めれば図11に示すように押圧ばね12
の作用によってレバー13が反時計方向に回動し、ロッ
クピン4が長孔3及び吊りピース1の孔から引き抜か
れ、吊りピース1のロックが解除されるようになる。
ってクランプ本体2を上昇し、クランプ本体2から吊り
ピース1が除去される状態を示す。
すように上記レバー13の他端13b側とクランプ本体
2の内壁11間に引張ばね16を介挿し、上記レバー1
3を上記枢支ピン14を中心に常時反時計方向に回動せ
しめるようにする。
記長孔3から引き抜くように作用する押圧ばね12のば
ね力に上記引張ばね16のばね力を加味せしめることが
できる。
け外し装置によれば、小型軽量な自動玉掛け外し装置を
実現でき、安全ロック用ロッド17をロックピン4に係
合せしめれば、その安全性は極めて高い。
ー7を緩めてもシャックル5が略45°以上傾斜する迄
は上記安全ロック用ロッド17のロックが解除されるこ
とがない。
ッチが引き込まれても安全ロック用ロッドの作用で安全
性を確保でき、更に、天秤本体を使用しないため吊り荷
の吊り代が短くて済む等大きな利益がある。
面図である。
底面図である。
明用縦断正面図である。
施例を示す縦断正面図である。
明用縦断正面図である。
明用縦断正面図である。
明用縦断正面図である。
明用縦断正面図である。
明用縦断正面図である。
説明用縦断正面図である。
説明用縦断正面図である。
説明用縦断正面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 吊りピースが挿入される孔を有するクラ
ンプ本体と、上記孔内に挿脱されるよう上記クランプ本
体によって摺動自在に保持せしめたロックピンと、この
ロックピンを常時上記孔内から引き抜くよう抑制するば
ねと、上記ばねに抗して上記ロックピンを上記孔内に挿
入するよう手動操作されるレバーと、このレバーが上記
手動操作された状態で上記レバーをその位置にロックす
るため遠隔操作されるラッチと、上記クランプ本体を吊
下するためのシャックルと、上記ロックピンに設けた係
合溝と、上記シャックルによって上記クランプ本体が吊
下されたとき下動され、上記ロックピンが上記孔に挿入
されている状態で上記ロックピンの上記係合溝に係合
し、上記ロックピンが上記孔から引き抜かれるのを阻止
する安全ロック用ロッドとより成ることを特徴とする吊
り荷の自動玉掛け外し装置。 - 【請求項2】 上記係合溝に係合する方向に上記安全ロ
ック用ロッドを常時抑制せしめるばねを有することを特
徴とする請求項1記載の吊り荷の自動玉掛け外し装置。 - 【請求項3】 上記安全ロック用ロッドがロッド制御手
段を介して制御され、この制御手段が、上記シャックル
によって上記クランプ本体が吊下されたとき下動される
ラックギアと、上記安全ロック用ロッドを上記ロックピ
ンの上記係合溝に係合する方向に常時抑制するためのば
ねと、上記ラックギアが上昇するとき上記安全ロック用
ロッドを共に上昇せしめるため上記ラックギアに設け
た、上記安全ロック部材に係合する突起とを有すること
を特徴とする請求項1記載の吊り荷の自動玉掛け外し装
置。 - 【請求項4】 上記ラックギアを、上動せしめるよう常
時抑制するばねを有することを特徴とする請求項3記載
の吊り荷の自動玉掛け外し装置。 - 【請求項5】 上記シャックルが上記クランプ本体に回
動自在に枢支されており、このシャックルの回動がピニ
オンを介して上記ラックギアに伝達されこれを上下動せ
しめることを特徴とする請求項3または4記載の吊り荷
の自動玉掛け外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06254202A JP3116263B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06254202A JP3116263B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891765A JPH0891765A (ja) | 1996-04-09 |
JP3116263B2 true JP3116263B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17261678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06254202A Expired - Lifetime JP3116263B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 吊り荷の自動玉掛け外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116263B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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WO2007114574A1 (en) * | 2006-04-05 | 2007-10-11 | P & H Co., Ltd. | Automated shackle assembly |
US8240728B2 (en) | 2008-12-24 | 2012-08-14 | P&H Co., Ltd | Automated shackle assembly |
CN102134913B (zh) * | 2011-02-15 | 2013-07-24 | 中联重科股份有限公司 | 锁定装置、顶升机构、布料机以及顶升机构自动提升方法 |
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CN104649135B (zh) * | 2015-03-11 | 2017-01-11 | 青岛蓝天创先科技服务有限公司 | 吊装时销杆能自锁、脱钩时销杆能自动脱扣的卸扣 |
CN109607373B (zh) * | 2018-12-06 | 2023-10-13 | 湖南五新隧道智能装备股份有限公司 | 一种吊装夹具、吊装装置及拱架台车 |
CN115215193A (zh) * | 2022-07-21 | 2022-10-21 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种旋转升降式可调吊耳结构及使用方法 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP06254202A patent/JP3116263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0891765A (ja) | 1996-04-09 |
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