JP3116130U

JP3116130U - 黒板用直線定規

Info

Publication number: JP3116130U
Application number: JP2005007019U
Authority: JP
Inventors: 尚吾川添
Original assignee: 尚吾川添
Priority date: 2005-08-26
Filing date: 2005-08-26
Publication date: 2005-11-24
Anticipated expiration: 2015-08-26

Abstract

【課題】把手が邪魔にならず、線を描きやすい黒板用直線定規を開発・提供する。
【解決手段】直線定規本体（１）において、長手方向の一端部に、把手（２）を設けると共に、長手方向の側面、両側にそれぞれ目盛り（３）（３′）を設けたことを特徴とする黒板用直線定規であり、定規本体（１）の素材は、半透明の合成樹脂を使用しているが、この材質に限定されることはなく、他の部材を用いてもよいものであり、また、どのような色に着色したものを用いてもよく、さらに、定規本体（１）の裏面の両端部には、それぞれ、マグネットシート（４）設けてもよく、着磁性の黒板、ホワイトボードで使用する際には、定規本体（１）が慈善に吸磁され、定規本体（１）をしっかりと固定できる。
【選択図】図１

Description

この考案は、学校、学習塾等の教壇上で教師が黒板に向かって使用する、黒板用直線定規に関する。

従来、この黒板用直線定規（以下、この直線定規は、黒板はもとより、ホワイトボード等の筆記板をすべて含むものである。）は、垂直か、あるいはやや傾斜した黒板、あるいはホワイトボードで使用するため、定規を押さえた状態で、定規に添って、白墨やサインペンで直線を倣って描くものである。

しかしながら、比較的長めの定規では、定規をしっかりと押さえておかないと、定規の先端の方では、筆記具の力によって定規が動いてしまうという欠点があった。

そのため、定規の長手方向に大きなアーチ状の把手を設け、しっかりと固定できるものが存在するが、その結果、先端部での振れはなくなるものの、把手部分が定規の全体にあるため、把手に握った手が邪魔となり、線が描きにくいものであった。例えば、特許文献１のように。
特開平７−２７６８９２号公報

そこでこの考案は、把手が邪魔にならず、線を描きやすい黒板用直線定規を開発・提供することにある。

そこでこの考案は、直線定規本体（１）において、中央部を避けて、長手方向の一端部に、把手（２）を設けると共に、長手方向の側面、両側にそれぞれ目盛り（３）（３′）を設けた黒板用直線定規である。

この考案によると、直線定規本体（１）において、長手方向の一端部に、把手（２）を設けることにより、中央部を避けることにより、該直線定規を使用して線が描きやすく、また、目盛り（３）は、直線定規本体（１）の両側にそれぞれ設けてあるため、右利きの場合は、図１に示すように、左手で把手（２）を握り、右手で白墨やサインペンを持ち、定規本体（１）の目盛り（３）に添って倣って線を描けばよく、左利きの場合には、直線定規本体（１）を逆さにして持ち、把手（２）を、直線定規本体（１）の右側に位置させ、同様に定規本体の目盛り（３′）に添って倣って線を描けばよい等極めて有益なる効果も有するものである。

以下、この考案の一実施例を図１及び図２に基づいて詳細に説明すると、直線定規本体（１）において、長手方向の一端部に、把手（２）を設けると共に、長手方向の側面、両側にそれぞれ目盛り（３）（３′）を設けたことを特徴とする黒板用直線定規から構成されるものである。

また、定規本体（１）の素材は、半透明の合成樹脂を使用しているが、この材質に限定されることはなく、他の部材を用いてもよいものであり、また、どのような色に着色したものを用いてもよい。

さらに、定規本体（１）の裏面の両端部には、それぞれ、マグネットシート（４）設けてもよく、着磁性の黒板、ホワイトボードで使用する際には、定規本体（１）が慈善に吸磁され、定規本体（１）をしっかりと固定できる。

この考案の黒板用直線定規の製造技術を確立することにより、製造・販売を通じて、産業上の利用可能性が大きい。

この考案の一実施例を示す平面図である。この考案の一実施例を示す側面図である。

符号の説明

１直線定規本体
２把手
３目盛り
３′目盛り
４マグネットシート

Claims

直線定規本体（１）において、長手方向の一端部に、把手（２）を設けると共に、長手方向の側面、両側にそれぞれ目盛り（３）（３′）を設けたことを特徴とする黒板用直線定規。