JP3115626U - 防犯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 専ら防犯のために使用する照明器具を不要とし、不審者等の接近・侵入が検知されたとき、通常時に使用する照明器具を点灯等させて効果的に犯行を防止できる防犯システムを提供する。
【解決手段】 家屋H内または家屋Hの付近に、電灯線1に接続した照明器具2(2Aなど)を設けるとともに人感センサー4(4Aなど)を設け、人感センサー4が発する人感信号を受けて、上記照明器具2が消灯しているときそれを点灯もしくは点滅させ、または上記照明器具2が点灯しているときそれを点滅させるコントローラー10を、上記照明器具2とは並列に電灯線1に接続して設ける。
【選択図】 図1

Description

請求項に係る考案は、留守中の家屋や居室に接近しまたは侵入する者を検知したとき、家屋の照明器具を点灯させるなどして、その者を威嚇したり居住者や隣人等に警告したりする機能をもつ防犯システムに関するものである。
留守中の家屋に接近する者がいるとき屋内の照明器具を点灯等させる防犯システムは、たとえば下記の特許文献1に記載されている。
当該文献1に記載の防犯システムは、図7に示す構成を有している。すなわち、人の接近を検知する検知手段やそれによる信号を発する発信手段等を有する外部装置10Xと、当該外部装置10Xからの信号に応じて動作する自動スイッチ手段等を有する内部装置10Yとを含んでいる。一部の照明器具2Yをこの内部装置10Yに接続しておけば、外部装置10Xにて人の接近を検知したとき、内部装置10Yの作用で当該照明器具2Yを自動的に点灯させることができる。照明器具2Yが点灯すると、居住者が室内にいるように見えるので、不審者の侵入を未然に防止することができる。
特開平11−203579号公報
上記の特許文献1に記載されている防犯システム(図7参照)では、防犯用として使用する照明器具2Yが、内部装置10Y(防犯システムの一部)を介して電灯線(電源)1に接続されることから、つぎのような不都合がある。すなわち、
i) 専ら防犯のために使用する照明器具2Yを、通常に使用する照明器具(図7中の符号2)とは別に用意しなければならない。
ii) そのような照明器具2Yをたくさん用意することは費用や設置スペースの点で一般的には難しいため、接近したり侵入したりした不審者を強く驚かせたり威嚇したりする作用は期待できない。
iii) 通常時には使用しないその照明器具2Y(通常時は内部装置10Yがオフとなっているため使用できない)については、手もとのスイッチを切ってしまったりコンセントを内部装置10Yから外してしまったりしがちであると予想されるが、そのようにしていた場合、外部装置10Xと内部装置10Yとが作動したとしても照明器具2Yが点灯しないことになり、防犯機能が発揮されない可能性がある。
請求項の考案は、上記のような専ら防犯のために使用する照明器具を不要とし、不審者等の接近・侵入が検知されたとき、通常時に使用する照明器具を点灯等させて効果的に犯行を防止できる防犯システムを提供するものである。
請求項に記載した考案の防犯システムは、
・ 家屋(住居・営業所等のいずれをも含む)内または家屋付近に、電灯線に接続した照明器具を設けるとともに人感センサーを設け、
・ 人感センサーが発する人感信号を受けて、上記照明器具が消灯しているときそれ(上記照明器具)を点灯もしくは点滅させ、または上記照明器具が点灯しているときそれ(上記照明器具)を点滅させるコントローラーを、上記照明器具とは並列に電灯線に接続して設けた
ことを特徴とする。人感センサーとしては、人の存在を感知して信号(人感信号)を発する種々の手段を含む。
この防犯システムによれば、家屋や居室に人が接近しまたは侵入したとき、そのことを人感センサーが検知して人感信号を発信し、当該人感信号を受けてコントローラーが当該家屋内または家屋付近の照明器具を点灯または点滅させ、もって当該侵入者等による犯行が未然に防止される。たとえば、留守中であって照明器具が消灯されている家屋に不審者が侵入したとき、人感センサーとコントローラの作用により照明器具が点灯または点滅して、その侵入者を威嚇し退散させる。また、たとえば、住人が照明器具を点灯させて特定の居室にいる間に他の居室に不審者が侵入したときは、人感センサーとコントローラとの作用によって、住人のいる居室等の照明器具を点滅させるなどにより、住人に侵入者の存在を知らせる。
上記の照明器具は、上記のとおり防犯目的で使用できるものではあるが、電灯線に対してコントローラーとは並列に接続されたものであって、侵入者等のないときには照明器具として一般的な使用が可能である。つまり、人感センサーが作動しないときには、コントローラーによる操作を受けず、照明器具は、直接に電灯線から受ける電力により手もとのスイッチ等を介して点灯・消灯させることができる。こうした特徴は、図7のシステムのように電灯線(1)に対しコントローラー(内部装置10Y)をはさんで照明器具(2Y)が接続されている場合とは、大きく相違するものである。
このような特徴があるために、本請求項の考案には、i)専ら防犯のために使用する照明器具を用意する必要がない、ii)通常の生活に必要な十分な光量を発するよう家屋内に配置された照明器具(天井照明など)を点灯・点滅させるので、侵入者等を強く驚かせ威嚇することができ、その者を退散させる効果が得られやすい、iii)照明器具として一般的な通常どおりの使用を可能としながらも不審者検知時の機能を確保できるため、使いやすいうえ設定ミスによる不動作が発生しがたい、という利点がある。
考案の防犯システムでは、とくに、
・ 通常時に点灯および消灯させるための通常操作スイッチを上記の照明器具が有しているのに対し、
・ 人感センサーによる人感信号に応じて動作し、上記照明器具が消灯しているときそれ(上記照明器具)を点灯もしくは点滅させ、または上記照明器具が点灯しているときそれ(上記照明器具)を点滅させる特異操作スイッチを、上記のコントローラーに設ける
こととするのが好ましい。
このようにした防犯システムでは、照明器具について、通常操作スイッチにより通常どおりの一般的な使用をなすとともに、人感センサーが侵入者等を検知して人感信号を発信したときには、コントローラーにおける特異操作スイッチがその照明器具を点灯または点滅させる。照明器具の一般的な使用を可能にしながら侵入検知時のコントローラーによる照明器具の点灯等を、簡単で安価なスイッチ構成により実現できる、という利点がある。
通常操作スイッチと特異操作スイッチとは、たとえば、図2のように電灯線に対して並列に接続するとよい。その場合、特異操作スイッチをオフにしておくと通常操作スイッチにて自由に照明器具を点灯・消灯させることができ、また通常操作スイッチにて照明器具を消灯させているとき、コントローラー内の特異操作スイッチのオン・オフにより照明器具を点灯等させることができる。なお、図2に示す関係とは別に、通常操作スイッチと特異操作スイッチとを、いわゆる三路スイッチ構成に接続するのもよい。
上記考案の防犯システムでは、とくに、
・ 上記照明器具を家屋の区域ごと(たとえば各居室と玄関等)に設けるほか、人感センサーも家屋の区域ごと(上記と同様。ただし照明器具を設けた区域と同一にする必要はない)に配置しておき、人感信号を発した人感センサーに応じて、定められた区域の照明器具をコントローラが点灯または点滅させるようにするとよい。
たとえば、人感信号を発した人感センサーが配置された区域で照明器具を点灯等させるようにすると、侵入者等がいる区域にて照明器具が点灯等し、その者の移動に合わせて点灯等する区域も移動することになるので、侵入者等への威嚇効果が高いといえる。また、どの人感センサーが人感信号を発した場合にもたとえば寝室の照明器具を点灯または点滅させることとすれば、住人に警報し警戒させる効果が高くなる。
考案の防犯システムには、家屋内または家屋付近に音声発生器(ベル、ブザー等)を設け、上記のコントローラーには、人感センサーが発する人感信号を受けて当該音声発生器をも動作させるようにするのがさらに好ましい。 ベル等の音声発生器は、侵入者等をきわめて強く威嚇できるほか、近隣の住人等に警報を発する効果をもたらすため、防犯効果が一層に向上するからである。
とくに、上記のコントローラーが、人感センサーが発する人感信号を受けて、先に照明器具を点灯または点滅させ、時間をおいて音声発生器を動作させる、というシステムにするとなお好ましい。
音声発生器が大きな音を発することは、防犯上は好ましいもののたび重なると近隣の迷惑になるうえ、小学校等のように子供が多い場所ではパニックを引き起こすことにもなりかねない。しかしながら、上記のようにまず照明器具を点灯等させ、時間をおいて音声発生器を動作させることとすれば、そのような不都合を適切に回避することができる。たとえば、人感センサーが犬猫を感知する等で誤動作を起こした場合など音声警報が不要な場合には、照明器具が点灯等した段階で住人が音声発生器を動作させないよう処置することにより近隣の迷惑を避けられるほか、小学校等では、照明器具が点滅等した時点で先生等が子供らに事態を説明して穏やかに誘導することが可能になる。
上記のコントローラーによる照明器具の点灯または点滅は、ワイヤレスの手段にて(つまり無線で)行うこととするのが有利である。
考案の防犯システムは、家屋内等に配置された既設の照明器具を利用して構成することができる。しかし、コントローラーによる照明器具の点灯等をこのようにワイヤレスで行うなら、コントローラーと照明器具との間の配線(電線等)が不要になり、既設の照明器具を用いて考案の防犯システムを構成することがとくに容易になる。そのため、建築ずみの家屋等にも、きわめて簡単な工事によって、短期間内に低コストで防犯システムを設けることが可能になる。
考案の防犯システムによれば、侵入者等があったとき、ふだん使用されている通常の照明器具を点灯または点滅させることによって犯行の未然防止がはかられる。そうした照明器具について通常どおりの使用を可能としながら防犯目的にもそれを使用するため、i)専ら防犯のために使用する照明器具を用意する必要がない、ii)点灯等させる照明器具がその数や容量からしてかなり明るいため、侵入者等を退散させる効果が高い、iii)照明器具を使いやすいうえ不動作が発生しがたい、という利点がある。
通常操作スイッチのほかに、コントローラーに特異操作スイッチを設けることによって上記照明器具を点灯もしくは点滅させるようにすれば、簡単かつ低コストに防犯システムを構成することができる。
照明器具と人感センサーを家屋の区域ごとに配置し、作動した人感センサーに応じて特定の照明器具を点灯等させるようにすれば、侵入者等への威嚇効果や住人への警報効果が高くなって好ましい。
家屋内等に音声発生器を設けて、人感信号が発信されたとき当該音声発生器をも動作させるようにするなら、侵入者等への威嚇効果や住人への警報効果はさらに高くなる。
その場合、先に照明器具を点灯等させ、時間をおいて音声発生器を動作させることとすれば、近隣への迷惑や子供などのパニックを適切に回避することが可能になる。
コントローラーによる照明器具の点灯等をワイヤレスで行うこととするなら、既設の照明器具を用いて考案の防犯システムを構成することがとくに容易になる。
考案の実施についての一形態を図1〜図3に示す。図1は、家屋Hとともに防犯システムSの全体を示す概念図、図2は、照明器具2とコントローラー10等との接続を示す結線図、そして図3は、コントローラー10を含む配電盤10aに関するシーケンス図(展開接続図)である。
家屋Hでは、図1のように、一般の家屋と同様に1階・2階の各居室天井部に蛍光灯等の照明器具2A・2Bが配置され、それぞれ電灯線1に接続されている。玄関先にも照明器具2Cがあって電灯線1に接続されている。各照明器具2A・2Bは、各居室の壁などに設けられた通常操作スイッチ3A・3Bを、一般の家屋におけるのと同じ一般的な要領で操作することにより点灯させ消灯させることができる。照明器具2Cについても、玄関付近の通常操作スイッチ3Cにより同様に点灯・消灯させることができる。
この家屋Hにおいて、留守中などに玄関や窓等から不審者が侵入して窃盗等をはたらくことを防止すべく、防犯システムSを導入している。導入したシステムSは、上記の照明器具2A・2B・2Cの電灯線1への接続を変更したりその操作方法を変更したりすることがないように構成し、かつ、それら照明器具2A・2B・2Cを、侵入者または侵入しようとする者への威嚇目的で使用するものである。
図1に示すように、防犯システムSとしてはまず、コントローラー10を含む配電盤10aを家屋H内に設置し、電灯線1に対して照明器具2A・2B・2Cとは並列に接続している。各居室および玄関先等には、不審者の侵入・接近を検知するための人感センサー(人の存在を検知する赤外線式センサーなど)4A・4B・4Cをそれぞれ設けており、それらの出力線をコントローラー10に接続している。また、各居室および玄関先等にはベル5A・5B・5Cを配置しておき、それらにもコントローラー10を接続した。
コントローラー10には、上記したように一般的な操作で照明器具2A・2B・2Cが点灯・消灯することを可能にしながら、人感センサー4A・4B・4Cのいずれかが作動した(つまり人感信号を発した)ときには、照明器具2A・2B・2Cを一斉に点灯させたり適宜にベル5A・5B・5Cを鳴らしたりする、といった機能を担わせている。
その機能を実現する目的で、図1のコントローラー10には、たとえば図2に示す特異操作スイッチ6を内蔵させ、これを、照明器具2(2A・2B・2C)の各通常操作スイッチ3(3A・3B・3C)と並列に電灯線1に接続している。室内に住人がいるときなど防犯システムSの電源をオフにしている間は特異操作スイッチ6が閉じているようにすれば、通常操作スイッチ3の一般的な操作によって照明器具2を点灯させ消灯させることができる。また、不在にする等のために照明器具2の通常操作スイッチ3をオフにしシステムSの電源をオンにしている間は、異状があるとき、つまり人感センサー4(4A・4B・4C)が作動したとき特異操作スイッチ6が閉じるようにすれば、居室内への侵入者や玄関への接近者があったときに照明器具2を一斉に点灯させることができる。なお、異状時にベル5(5A・5B・5C)を鳴動させることは、人感センサー4の信号に応じてコントローラー10がベル5の接点を閉じる等の構成をとることにより行う。
そのほか、図1の防犯システムSには、つぎの機能をももたせている。
a) 居室内にある人感センサー4A・4Bのいずれかが作動したときには、照明器具2A・2B・2Cを一斉に点灯させ、ベル5A・5B・5Cも同時に鳴動させる。
b) 上記a)で鳴り始めたベル5A・5B・5Cは、人感センサー4A・4Bのいずれかが作動する間は繰り返し鳴動させ、いずれもが作動しなくなったのち一定時間後(たとえば5分後)に停止させる。ただし停止後も、人感センサー4A・4Bのいずれかが作動すると再びベル5A・5B・5Cは鳴動する。
c) 上記a)で点灯させた照明器具2A・2B・2Cは、ベル5A・5B・5Cの鳴動を停止したのちも点灯させておく。異状があった事実を帰宅した住人に知らせること、および、明るいままにしておいて再度の侵入を防止することがその目的である。
d) 玄関の外にある人感センサー4Cが作動したときは、照明器具2A・2B・2Cを一斉に点灯させるものの、ベル5A・5B・5Cはいずれも鳴動させない。犬や猫などを人感センサー4Cが不審者とみなして誤作動する場合も考えられるため、ベル音による近所迷惑を避けるためである。玄関に限らず、誤動作しやすい場所や予防的な場所に人感センサーを設けた場合には、その人感センサーからの出力信号を同様に取り扱う。
以上のような機能が実現するよう、防犯システムSの配電盤10a(コントローラー10)は、図3に示すシーケンス図に基づいて構成している。人感センサー4A(もしくは図3中には図示を省略した4B)または4Cが作動して電磁リレーR1またはR2のコイルに電流が流れると、接点R1またはR2が閉じて電磁リレーX1・X2・X3等に通電され、前記した特異操作スイッチ6(図2)である接点X1・X2・X3が閉じることにより、照明器具2A・2B・2C(図1・図2)が点灯する。人感センサー4A(もしくは4B)の作動時にはさらに、電磁リレーX5に通電があることにより、タイマーである電磁リレーT2で定めた一定時間(前記のとおりたとえば5分後)までベル5(図2)の電磁リレーBeに通電される。
なお、図3において、電磁リレーS1・S2は人感センサー4A・4Cの電源を入れるためのもの、また電磁リレーT1は、人感センサー4A・4Cの特性(起動直後は不安定で誤動作しやすいこと)を補うべくタイムラグを設けるためのタイマーである。
考案の防犯システムについては、異状発生時の照明器具の点灯状況等を、以上に説明したものと異なる態様にすることも可能である。
たとえば、上の例で、人感センサー4Aまたは4Bが作動したとき、照明器具2A・2B・2Cを繰り返し点滅(フリッカー)させるのもよい。その点滅は、ベル5A・5B・5Cを鳴り止ませるまで継続し、ベルの停止後は点滅を止めて点灯状態に保持しておくとよい。
そうするためには、コントローラー10等をたとえば図4のシーケンス図に基づいて構成する。タイマーT2の設定時間内で接点X5が閉じてベル5の電磁リレーBeに通電がある(したがってベル5A・5B・5Cが鳴動する)間は、タイマーT3・T4の作用で電磁リレーX1・X2・X3等への通電・停止が繰り返され、接点X1・X2・X3が開閉を繰り返す結果、照明器具2A・2B・2Cが点滅をする。そしてタイマーT2の作用でベル5が停止したのちは、タイマーT3の接点T3が閉じた状態に保たれて、照明器具2A・2B・2Cは点灯状態に維持される。
また、学校やオフィスなどで、生徒や職員が在室していて照明器具が点灯している間に他の室内等に不審者の侵入等があり得る場合には、点灯している照明器具を、いずれかの人感センサーが作動したとき点滅させるようにするのがよい。点灯中の照明器具が点滅を始めたことが教師・職員等への警報となり、いきなりベルが鳴動するよりもパニックを招きにくいからである。
そうするには、図4のシステムにさらに一部改変を加え、図5のように、照明回路の幹線部分に電磁開閉器MGを使用して、照明器具2A・2B・2Cを点滅させるようにするとよい。
営業所や事務所等で照明器具の点灯・消灯と防犯システムのON・OFFとを適切に切り換えるためには、図6のように回路を構成するのもよい。図6の例では、職員の出社時および退社時にメインスイッチSW−Aを操作することとすれば、それに合わせて防犯システムによるセキュリティがON・OFFされる。たとえば退社の際にスイッチSW−Aを切ると、図示下段の電磁リレーM1への通電が停止し、図示上段のブレーク接点M1が閉じてセキュリティが機能し得る状態になる。すなわち、人感センサーとして机の引き出し等にスイッチSW−Bを設けておくと、それが閉じたとき、電磁リレーR1・R2・M2および接点M2等の作用により、タイマーT1で定めた一定時間だけ室内の照明器具が点灯しベルが鳴る。一方、出社時等にスイッチSW−Aを入れると、室内の同じ照明器具を点灯させ得るようになるとともに、電磁リレーM1への通電によってブレーク接点M1が開き、セキュリティが停止状態になる。なお、電話や冷蔵庫など電源を切るのが不適切な物は、当該スイッチSW−Aによる切断・接続ができないようにすべきである。
ところで、発明の防犯システムに使用できる人感センサーには、たとえば下記のものがある。すなわち、1)人感センサースイッチ、2)赤外線センサー、3)自動ドア等に使用されているタッチセンサースイッチ、4)自動ドア等に使用されている重力感知センサースイッチ、5)窓やドア等に使用されているマグネットセンサースイッチ、6)リミットスイッチ、7)手動スイッチ、8)市販の防犯システムにおける外部出力の接点、9)近接センサースイッチ、10)振動センサースイッチ、11)超音波センサースイッチ----などが使用できる。
家屋Hとともに防犯システムSの全体を示す概念図である。 照明器具2とコントローラー10等との接続を示す結線図である。 コントローラー10を含む配電盤10aに関するシーケンス図(展開接続図)である。 防犯システムSの機能の一部を改変するための配電盤10aに関するシーケンス図である。 防犯システムSの機能の一部をさらに改変するための配電盤10aに関するシーケンス図である。 防犯システムSの機能の一部をさらに改変するための配電盤10aに関するシーケンス図である。 従来の防犯システムを示す模式図である。
符号の説明
H 家屋
S 防犯システム
1 電灯線
2(2A・2B・2C) 照明器具
3(3A・3B・3C) 通常操作スイッチ
4(4A・4B・4C) 人感センサー
5(5A・5B・5C) ベル
6 特異操作スイッチ
10 コントローラー
10a 配電盤

Claims (6)

  1. 家屋内または家屋付近に、電灯線に接続された照明器具が設けられるとともに人感センサーが設けられており、
    人感センサーが発する人感信号を受けて、上記照明器具が消灯しているときそれを点灯もしくは点滅させ、または上記照明器具が点灯しているときそれを点滅させるコントローラーが、上記照明器具とは並列に電灯線に接続されて設けられている
    ことを特徴とする防犯システム。
  2. 通常時に点灯および消灯させるための通常操作スイッチを上記の照明器具が有しているほか、
    人感センサーによる人感信号に応じて動作し、上記照明器具が消灯しているときそれを点灯もしくは点滅させ、または上記照明器具が点灯しているときそれを点滅させる特異操作スイッチを上記のコントローラーが有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  3. 上記照明器具が家屋における区域ごとに設けられているほか、人感センサーも家屋における区域ごとに配置されていて、人感信号を発した人感センサーに応じて、定められた区域の照明器具をコントローラが点灯または点滅させることを特徴とする請求項1または2に記載の防犯システム。
  4. 家屋内または家屋付近に音声発生器が設けられていて、
    上記のコントローラーが、人感センサーが発する人感信号を受けて当該音声発生器をも動作させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の防犯システム。
  5. 上記のコントローラーが、人感センサーが発する人感信号を受けて、先に照明器具を点灯または点滅させ、時間をおいて音声発生器を動作させることを特徴とする請求項4に記載の防犯システム。
  6. 上記のコントローラーによる照明器具の点灯または点滅が、ワイヤレスの手段によって行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の防犯システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010152416A (ja) * 2008-06-25 2010-07-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム

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