JP3115357U - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿能力を増大させ、省エネ型のコンパクトな形状の加湿装置を提供する。
【解決手段】装置本体の内部が中仕切壁によって、下側に加湿フィルタを収容する加湿室が形成され、上側に、中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機を収納する送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とに区画形成される。装置本体の外側であって加湿室の左右方向で一側に給水タンクが着脱自在に配置される。中仕切壁および通路仕切板によって、装置本体内部が送風機室、加湿室、および吹出し側通路が配列され、その外側では加湿室の左右方向で一側に給水タンクが着脱自在に配置された構成となっているので、無駄のない配置でコンパクトな加湿装置となる。さらに、四角筒状の給水タンクとすることで、直方体状の加湿フィルタの左右幅を大きくし、加湿能力を増大させる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、水を蒸発させる加湿フィルタを備えた気化式の加湿装置に関するものである。
従来の加湿装置は、例えば特許文献1に示されるように、水槽に下部が浸るように加湿フィルタ(文献では気化エレメントと称している)が配設され、この加湿フィルタの毛細管現象によって水を全面に行き渡るように吸い上げる一方、送風ファンの運転により吸込口から室内の乾燥した空気を吸込み、この乾燥した空気を加湿フィルタを通すことで水分を含ませ、装置本体の上面板側の吹出口から外部に放出させることによって、室内の加湿を行うようになっている。
特開2002−295872号
ところで、近年では、加湿装置の小型化と加湿能力を向上させる要望がなさえている。しかし、特許文献1に示す加湿装置では、シロッコファン等の送風ファンの軸方向に加湿フィルタが配置されており、全体を小型化には限界がある。
全体の小型化を図るため、送風機の下側に加湿フィルタを配置し、送風機によって送られた空気を下方の加湿フィルタを通して装置本体の上面板側の吹出口から放出する構成も提案されているが、加湿フィルタの面積を大きくとれず、加湿能力に難点があった。
本考案は、上記に鑑み、加湿能力を増大させ、省エネタイプでコンパクトな形状の加湿装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、装置本体に、水を貯める給水タンクと、給水タンクからの水を蒸発させる加湿フィルタと、加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口を備えた加湿装置において、装置本体の内部が中仕切壁によって上下に区画され、該中仕切壁の下側には加湿フィルタを収容する加湿室が形成され、中仕切壁の上側は、該中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機を収納する送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とに区画形成され、前記装置本体の外側であって加湿室の左右方向で一側に給水タンクが着脱自在に配置されたことを特徴とする。
上記構成によると、中仕切壁および通路仕切板によって、装置本体内部が送風機室、加湿室、および吹出し側通路が配列され、その外側では加湿室の左右方向で一側に給水タンクが着脱自在に配置された構成となっているので、無駄のない配置および構成でコンパクトな加湿装置を提供することができる。
さらに、装置本体がその水平方向の断面が長方形に形成され、給水タンクが、装置本体と面一になる前後幅を有する四角筒状に形成され、加湿フィルタが直方体形状に形成されて前記給水タンクに隣接して配置された構成とすることができる。
上記構成によると、給水タンクが四角筒状に形成されているので、円筒形状の給水タンクと同じ容量を確保する場合に比べて横幅を小さくすることができ、その分、加湿フィルタの横幅を大きく取れる。したがって、加湿装置の横幅を変えずに、加湿フィルタの加湿能力を増大させることができる。逆に、加湿能力を一定に保つ場合、円筒形の給水タンクを配置する場合に比べて装置全体の横幅を小さくすることができる。
また、給水タンクからの水を一時的に貯えて加湿フィルタに供給する水受けトレーが設けられ、該水受けトレーは、加湿フィルタを収容するフィルタ収容部と、その一側に隣接して形成されトレー収納姿勢で装置本体から露出するタンク収容部とを備え、装置本体のタンク側の側面板の下部に形成された開口を通して装置本体の加湿室に引き出し自在に収容されることを特徴としている。
上記構成によると、水受けトレーを装置本体の加湿室に左右側方から引き出し自在としているので、水供給系統の構成部品のメンテナンスが容易に行える。しかも、加湿フィルタの左右幅が大きくとれ、加湿能力を増大させることができる。
なお、給水タンクは、透光性材料により形成され、その表面に凹凸が連続的に形成されたものを採用することができる。上記構成によると、表面に凹凸が連続的に形成されているので、剛性を確保することができる。しかも、給水タンクを透光性の合成樹脂材料によりインジェクション成形やブロー成形で成形する場合、素材内部に発生する可能性のある気泡の存在も連続する凹凸が乱反射することにより見えなくするので、外観的にも優れた給水タンクを提供することができる。
以上のとおり、本考案によると、給水タンクを四角筒状に形成しているので、円筒形の給水タンクに比べて横幅を小さくすることができ、その分、加湿フィルタの横幅を大きくして加湿能力を増大させることができる。また、逆に、加湿能力を一定に保つ場合、円筒形の給水タンクを配置する場合に比べて装置全体の横幅を小さくすることができる。
以下、本考案に係る加湿装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は加湿装置の正面側から見た外観斜視図、図2は同じく加湿装置の各構成部品を取り外す状態を背面側から見た分解斜視図、図3は加湿装置の背面側ケーシングを取り外した状態を背面側から見た斜視図、図4は同じく加湿装置の背面側ケーシングの一部を切欠いて送風路を背面側から見た斜視図、図5は同じく加湿装置のケーシングを取り外して送風路を背面側から見た斜視図、図6(a)は給水タンクおよび加湿フィルタを搭載した水受けトレーの平面図、(b)は従来の円筒形の給水タンクを使用した水受けトレーの平面図である。
図に示すように、加湿装置1は、箱形の装置本体2と、装置本体内に設けられた送風機4と、装置本体2に隣接して配置された給水タンク5と、装置本体に引き出し自在に設けられた水受けトレー6と、水受けトレー6に設置された気化式の加湿フィルタ7とを備えている。
この加湿装置では、給水タンク5内の水が水受けトレー6から加湿フィルタ7に供給され、該加湿フィルタ7で水を蒸発させる一方、送風機4により吸込口8から吸い込まれた空気を送風路9の途中の加湿室2a内で加湿フィルタ7を通し、ここで気化した水分を含む空気を吹出口10から室内に放出するようになっている。
装置本体2は、前面部分並びに側面および底面の前部分の外郭を担う前面板12と、背面部分並びに側面および底面の後部分の外郭を担う背面板13と、タンク側の側面部の外郭を担う側面板14と、上面の外郭を担う上面板15とから水平方向の断面が長方形で前後方向の幅が小さい箱形に形成されてなる。
装置本体2には、その内部を上下に仕切る中仕切壁18が設けられる。中仕切壁18の下側には加湿フィルタ7を収容する加湿室2aが形成される。また、中仕切壁18の上側には、給水タンク5の収容位置と反対側の端部において該中仕切壁18から縦方向に延びる通路仕切板18bによって、送風機4を収納する送風機室2bと、加湿室2aからの空気を吹出口10に導く吹出し側空気通路9bとが区画形成される。
吸込口8は、背面板13に形成され、吹出口10は上面板15の一側であって給水タンク5の配置側と反対側に形成される。そして、背面側から吸い込んだ空気を送風機室2bから加湿室2aを通し、吹出し側空気通路9bを上昇させて上面板15の吹出口10から上方に放出するようにしている。
送風機室2bは、その前後方向で中央位置に送風機4のファン4bを収容するハウジングの一部を構成する前後仕切部18cが形成される。ハウジング19は、装置本体の前面板12と、前後仕切部18cと、前記中仕切壁18とによって区画形成され、ハウジングの下方の給水タンク側には加湿室2aと連通する空気導入口21が形成される。
加湿室2aには、水受けトレー6が収容される。水受けトレー6は、給水タンク5からの水を一時的に貯えて加湿フィルタ7に供給する上面開放の箱型形状のもので、タンク側の側面板14の下部に形成された開口17を通して装置本体の加湿室2aに側方から引き出し自在に収容される。
この水受けトレー6の前後方向の中央位置には、図6に示すように、直方体状の加湿フィルタ7が着脱自在に収容される。そして、加湿フィルタ7の前面側および背面側には、空気の流れ方向で上流側の空気通路23および下流側の空気通路24が形成される。上流側空気通路23は、前記送風機室2bの空気導入口21に連通され、下流側の空気通路24は、装置本体の給水タンクと反対側の端部において中仕切壁18に形成された空気導出口22を介して、吹出し側の空気通路9bに連通される。したがって、空気導入口21と空気導出口22とは加湿フィルタ7に対して対角上に配置された構成とされる。図6(a)に空気導入口21と空気導出口22の位置を2点鎖線で示す。
また、吸込口8の中央部には、室内の空気の状況を検出する環境センサとして、温度を検出する温度センサ27及び湿度を検出する湿度センサ28が配置される。これら温度センサ27および湿度センサ28は、吸込口8の中央軸方向に配置された送風機4のモータ取付アングル29に取り付けられる。
送風機4は、図3に示すように、モータ4aおよびファン4bから構成され、モータ4aが前後仕切部18cの開口部に差し渡された取付アングル29に取付固定される。モータ軸に取り付けられるファン4bは、シロッコファンであって、装置本体2の前側に位置するハウジング内に収容され、軸方向から吸い込んだ空気を半径方向に外側に吹出すようになっている。
取付アングル29のモータ固定側と反対側の面には、センサを収容する収容箱30が一体形成される。収容箱30は、吸込口8側が開放した直方体形状であり、内部に温度センサ27および湿度センサ28を収容可能とされ、収容箱30の貫通穴(図示せず)を通って配線が外部に引き出される。引き出された配線は取付アングル29に沿って配線されて装置本体上部の操作部32の制御基板(図示略)に結線される。
また、吸込口8は、背面板13に形成された桝目状の開口を有するフィルタ部33と、このフィルタ部33に着脱自在に装着される同じく桝目状の開口を有するフィルタカバー34と、前記フィルタ部33とフィルタカバー34との間に介在された繊維状フィルタ35とを備え、温度センサ27や湿度センサ28に埃が付着するのを防止できるようになっている。
さらに、本実施形態では、背面板13のフィルタ部33の前記センサ対向面36の開口度が他の部分の開口度に比べて小さく設定され、センサに埃が付着するのを極力回避できるように設定されている。また、このようなセンサに対向する対向面36の大きさは、前記温度センサ27や湿度センサ28を装着する収容箱30の開口部の大きさよりも大きく設定され、温度センサ27や湿度センサ28に埃が付着しないように設定される。
なお、図示しないが、送風機室2bに吸込口8から吸込んだ空気を加熱する加熱体を設け、加温された空気を加湿フィルタ7に送ることにより加湿能力を向上させるようにしてもよい。
また、吹出し側の通路9bには、吹出口10の近傍で、プラスイオンとしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)とマイナスイオンとしてO2 (H2O)n(nは任意の自然数)を発生するイオン発生装置38が設けられ、室内にイオンを発生させて除菌などを行うことができるようになっている。空気中にH+(H2O)mとO2 (H2O)nの両方を放出させることにより、これらのイオンが空気中の浮遊カビ菌やウィルスの周りを取り囲み、その際生成される活性種の水酸基ラジカル(・OH)の作用により浮遊カビ菌等を殺菌・不活化することが可能となる。
さらに詳述すると、イオン発生装置38の電極間に交流電圧を印加することにより、空気中の酸素分子ないしは水分子が放電によって生成された電子からエネルギーを受けてイオン化し、H+(H2O)m(mは任意の自然数)とO2 (H2O)n(nは任意の自然数)のイオンを生成し、これらをファン等により空間に放出させる。これらH+(H2O)m及びO2 (H2O)nは、浮遊菌の表面に付着し、化学反応して活性種であるH22または(・OH)を生成する。H22または(・OH)は、極めて強力な活性を示すため、これらにより、空気中の浮遊細菌を取り囲んで殺菌・不活化することができる。ここで、(・OH)は活性種の一種であり、ラジカルのOHを示している。
活性種である過酸化水素H22または水酸基ラジカル(・OH)は、有害物質を酸化若しくは分解して、ホルムアルデヒドやアンモニアなどの化学物質を、二酸化炭素や、水、窒素などの無害な物質に変換することにより、実質的に無害化することが可能である。
次に、加湿フィルタ7に水を供給する水供給系統について説明すると、給水タンク5、水受けトレー6、および加湿フィルタ7は、装置本体2に着脱自在に装着される態様となっており、これにより水供給系統の清掃メンテナンスも容易に行えるようになっている。
また、水受けトレー6は、図6に示すように、上面が開放した箱型形状とされ、加湿フィルタ7を収容するフィルタ収容部6aと、その一側に隣接してトレー収納姿勢で装置本体から露出するタンク収容部6bとを備えている。タンク収容部6bは、上面が開放し、その開放部に給水タンク5が上方から着脱自在に装着される。
そして、タンク収容部6bの底面には給水タンク5の弁機構(図示略)に対向して受け部が突出形成され、給水タンク5の弁機構を開放して水受けトレー6に水を一時的に貯めることができるようになっている。
給水タンク5は、図1および図2に示すように、装置本体2とほぼ面一になる前後幅を有する略四角筒状の透光性の容器から構成され、下部開口に弁機構付きのタンクキャップ39が着脱自在に装着され、また、タンクキャップ39と反対側の面にはタンク把手40が嵌着されている。
給水タンク5の成形は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピレン等の合成樹脂素材を使用してブロー成形等により成形される。タンク表面には垂直断面が連続する凹凸波形形状に形成される。この連続する凹凸は機械的強度を向上させると共に傷や成形時に気泡が混入したとしても乱反射により見えにくくし、外観不良を低減することができる。
加湿フィルタ7は、例えば、直方体状の箱形の枠体に不織布等からなるフィルタを取付けたものであって、加湿フィルタ7を水受けトレー6内の水に浸すことにより、フィルタの毛細管現象が働く、フィルタ全面に水が行き渡るようになっている。この加湿フィルタ7は、図2および図6に示すように、給水タンクに隣接して配置される。
図7は装置本体側のタンク保持機構を示す斜視図、図8は同じく水受けトレーの下部保持機構を示す斜視図、図9は給水タンクの下部保持機構を示す斜視図、図10は給水タンクの上部保持機構を示す斜視図、図11は同じく給水タンクの上部保持機構を示す斜視図である。
図7ないし図11に示すように、縦長の給水タンク5の転倒を防止するために、給水タンク5の上下にタンク保持機構50、51が設けられている。下側の保持機構50は、図7ないし図9に示すように、装置本体2の前面板12および背面板13の端部内側に本体側位置決め突起52が形成され、さらに、水受けトレー6のタンク収納部6bの前後壁には、装置本体への収納姿勢で前記位置決め用突起52の下方位置で、内方に突出するトレー側位置決め突起53が形成され、これら位置決め突起52、53に上方から係脱自在に係合するよう給水タンク5の前後面の下部に位置決め用凹部54が形成されてなる。
この構成では、装置本体2から給水タンク5を取り外さないと、水受けトレー6が引き出せないような構造となり、ユーザーの誤使用を防止することができる。さらに、水受けトレー6を装置本体2に完全に挿入しないと、本体側の位置決め突起52とトレー側の位置決め突起53とが上下方向で一致しないため、給水タンク5を装着できない構造となっている。
また、上側のタンク保持機構51は、図10および図11に示すように、装置本体2の側面板14の上端に形成された係合爪55と、この係合爪55に係脱自在に係合するよう給水タンク5の左右方向で内側の面の上部に形成された係合凹部56とから構成される。
この構成では、上向きの係合爪55に下向きの係合凹部56が上側から係合するようにして、給水タンク5を外さずに水受けトレー6を装置本体2から引き出すという誤使用をした場合でも、給水タンク5の転倒を防止できるようになっている。
次に、上記構成の加湿装置の動作について説明すると、給水タンク5を水受けトレー6にセットし、操作部32の運転スイッチをONにすると、例えば、加湿運転モードが実行される。加湿運転モードは、送風機4により吸込口8から吸込まれた空気が加熱体(図示略)で加温され、温度の高くなった空気が送風機室2bから空気導入口21を通って加湿室2aに送られる。加湿室2aでは送られてきた加温空気により加湿フィルタ7の水分が蒸発し、水分を含んだ空気が加湿フィルタ7を通り、空気通路24から空気導出口22を経て吹出し側通路9bに流れ、この吹出し通路9bを上昇して吹出口10から室内に放出される。
このとき、空気導入口21と空気導出口22とが加湿フィルタ7に対して対角上に配置されているので、空気導入口21から空気導出口22に至る経路Sは加湿フィルタ7の対角線上に位置する経路となり、加湿フィルタ7を通る経路が長くなる。そのため、加湿効率を向上させることができる。
また、加湿フィルタ7の両面に沿って空気の流れ方向で上流側の空気通路23と下流側の空気通路24とを配置し、空気導入口21が上流側の空気通路23に連通し、空気導出口22が下流側の空気通路24に連通しているので、空気導入口21から送られた空気は上流側の空気通路23に隈なく行き渡り加湿フィルタ7の上流側フィルタ面の全面から空気を通すことができる。また、加湿フィルタ7の下流側フィルタ面の全面から水分を含んだ空気を下流側の空気通路24を通して空気導出口22に導くことができる。したがって、加湿フィルタ7の全面を有効に機能させて加湿能力を向上させることができる。
さらに、給水タンク5が四角筒状に形成されているので、円筒形状の給水タンクと同じ容量を確保する場合に比べて横幅を小さくすることができ、その分、加湿フィルタの横幅を大きく取れる。したがって、加湿装置の横幅を変えずに、加湿フィルタの加湿能力を増大させることができる。逆に、加湿能力を一定に保つ場合、円筒形の給水タンクを配置する場合に比べて装置全体の横幅を小さくすることができる。このように、無駄のない部品形状、無駄のない部品配置、無駄のない構成にすることで、コンパクトな加湿装置とすることができる。
図6(a)は本実施形態の四角筒状の給水タンク5と直方体状の加湿フィルタ7を搭載した水受けトレーの平面図であり、同図(b)は従来の円筒形の給水タンク105を使用した水受けトレー106の平面図を示す。図中、107は従来の加湿フィルタを示す。同じタンク容量の場合、断面円形の給水タンクよりも四角形の給水タンクの方が左右幅を小さく設定することができる。そのため、水受けトレー6、106の左右幅Dを変えない場合、タンク収容部6bの左右幅を小さくして、加湿フィルタ7の左右幅を大きくすることができる。そのため、加湿フィルタ7の面積が大きくなり、加湿能力を向上させることができる。したがって、空気を加温して加湿フィルタ7に送る加熱体を備えた加湿装置においては、加熱体による加熱量を抑えることができ、省エネ型の加湿装置を提供することができる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で多くの修正変更を加えることができるのは勿論である。
本考案の実施形態である加湿装置の正面側から見た外観斜視図 図1の加湿装置の各構成部品を取り外す状態を背面側から見た分解斜視図 図1の加湿装置の背面側ケーシングを取り外した状態を背面側から見た斜視図 図1の加湿装置の背面側ケーシングの一部を切欠いて送風路を背面側から見た斜視図 図1の加湿装置の外郭ケーシングを取り外して送風路を背面側から見た斜視図 (a)は給水タンクおよび加湿フィルタを搭載した水受けトレーの平面図、同図(b)は従来の円筒形の給水タンクを使用した水受けトレーの平面図 装置本体側のタンク保持機構を示す斜視図 水受けトレーの下部保持機構を示す斜視図 給水タンクの下部保持機構を示す斜視図 給水タンクの上部保持機構を示す斜視図 給水タンクの上部保持機構を示す斜視図
符号の説明
1 加湿装置
2 装置本体
4 送風機
5 給水タンク
6 水受けトレー
6a フィルタ収容部
6b タンク収容部
7 加湿フィルタ
8 吸込口
9 送風路
9a 吹出し側の空気通路
10 吹出口
12 前面板
13 背面板
14 側面板
15 上面板
18 中仕切壁
21 空気導入口
22 空気導出口
23 上流側の空気通路
24 下流側の空気通路
38 イオン発生装置

Claims (4)

  1. 装置本体に、水を貯める給水タンクと、給水タンクからの水を蒸発させる加湿フィルタと、加湿フィルタの水分を気化させるための空気を送る送風機と、気化した水分を含む空気を放出する吹出口を備えた加湿装置において、装置本体の内部が中仕切壁によって上下に区画され、該中仕切壁の下側には加湿フィルタを収容する加湿室が形成され、中仕切壁の上側は、該中仕切壁から縦方向に延びる通路仕切板によって送風機を収納する送風機室と、加湿室からの空気を吹出口に導く吹出し側空気通路とに区画形成され、前記装置本体の外側であって加湿室の左右方向で一側に給水タンクが着脱自在に配置されたことを特徴とする加湿装置。
  2. 装置本体はその水平方向の断面が長方形に形成され、給水タンクは、装置本体と面一になる前後幅を有する四角筒状に形成され、前記加湿フィルタが直方体形状に形成されて前記給水タンクに隣接して配置されたことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
  3. 給水タンクからの水を一時的に貯えて加湿フィルタに供給する水受けトレーが設けられ、該水受けトレーは、加湿フィルタを収容するフィルタ収容部と、その一側に隣接して形成されトレー収納姿勢で装置本体から露出するタンク収容部とを備え、装置本体のタンク側の側面板の下部に形成された開口を通して装置本体の加湿室に引き出し自在に収容されることを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿装置。
  4. 給水タンクは、透光性材料により形成され、その表面に凹凸状が連続的に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の加湿装置。
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