JP3115010U - 楊枝歯ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】 外出先等で容易に楊枝感覚で歯磨きが可能な楊枝歯ブラシを提供する。
【解決手段】 楊枝歯ブラシ１の軸２の尖った先端部３の他端側に軸２の長さ方向と直角方向になるようブラシ毛４を設置したブラシ部５を有することを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

本考案は、一端が尖った楊枝の他端側にブラシ毛を配置した楊枝歯ブラシにする。

従来の楊枝は、歯間に挟まった食物カスを除去することはできるが、歯の表面の付着物を除去することは出来ない。歯の表面を磨くためのものとしてブラシ付楊枝があった（例えば実用新案文献情報１参照）。

実用新案文献情報１

実開平７−４２３１０

これには次のような欠点があった。
一端が尖った楊枝の他端側に軸方向にブラシ毛を設置してあり、楊枝として使う他に歯磨きとして使えるが、ブラシ毛の配置面積は軸の大きさと同じ程度であり、一回のブラッシングで磨ける範囲は狭く、一定面積の歯の表面を磨くのに一般の歯ブラシに較べ時間がかかり過ぎるという欠点があった。
本考案は、この欠点を除き、一端が尖った先端部の他端側に軸の長さ方向に対して直角方向にブラシ毛を配置したため、ブラシ毛の設置範囲を広くすることができ、一回のブラッシングで歯を磨ける範囲を広くし、楊枝として使える他に楊枝感覚で歯ブラシとしても使える楊枝歯ブラシを提供するものである。

上記の目的を達成するため、本考案の楊枝歯ブラシ１は、軸２の一端に尖った先端部３を有し、他端側に軸２の長さ方向に対して直角方向にブラシ毛４を配置したブラシ部５を有する。

楊枝歯ブラシ１の軸２の一方の尖った先端部３を用いて、食後等に歯間の食料カスを除去し、次いで、他端側に楊枝軸２と直角に配置したブラシ毛４で歯の表面を磨くことができるので、外出先でもすっきりする。本考案の楊枝ブラシ１を携帯していれば、外出先で食後等に歯ブラシが使えないような場合でも、楊枝感覚で歯磨きができる。

本考案による楊枝歯ブラシの実施例を図において説明する。図１は本考案実施例１による楊枝歯ブラシの正面図、図２はその平面図、図３は側面図である。図４は実施例２、図５は実施例３の図を示す。図６従来のブラシ付楊枝である。

図１において、木、竹又はプラスチックからなる楊枝歯ブラシ１は軸２、軸２の一方の尖った先端部３及び他方のブラシ毛４を設置したブラシ部５からなる。ブラシ毛４は軸２の長さ方向に対して直角方向に設置してある。ブラシ毛４を設置する範囲は、尖った先端部３の反対側端から３０ｍｍ以内、例えば１０ｍｍ程度とすれば、従来のブラシ付楊枝のブラシの範囲よりも広くできるので実用的である。
本実施例による軸２の断面形状は図３の側面図で表わされているように扁平な板状であるが、円形状、多角形状又は半円形状でもよい。

図４は軸２の断面が円形状でブラシ毛４の設置面を平らに削ったものである。図４（ａ）は正面図、図４（ｂ）はＡ−Ａ断面、図４（ｃ）はＢ−Ｂ断面を示す。

図５は軸２の断面が円形状で、円形状の設置面にブラシ毛４を設置したものであり、図５（ａ）は正面図であり、図５（ｂ）は側面図である。ブラシ毛４の設置方向は図５（ｂ）に示すように放射状になる。

実施例１による楊枝歯ブラシの正面図 図１の平面図 図１の左側図面 （ａ）施例２による楊枝歯ブラシの正面図 （ｂ）図４（ａ）のＡ−Ａ断面 （ｃ）図４（ａ）のＢ−Ｂ断面 （ａ）実施例３による楊枝歯ブラシの正面図 （ｂ）図４（ｂ）の左側面図 従来のブラシ付楊枝の概念図

符号の説明

１ 楊枝歯ブラシ
２ 軸
３ 尖った先端部
４ ブラシ毛
５ ブラシ

Claims (1)

1. 木、竹又はプラスチックからなる楊枝において、軸２の一方に尖った先端部３を有し、他方の端から最大３０ｍｍの範囲内にブラシ毛の配置方向が軸２の長さ方向に対して直角方向となるブラシ部５を有することを特徴とする楊枝歯ブラシ１．

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