JP3114830B2 - レーザ溶接制御方法及び装置 - Google Patents

レーザ溶接制御方法及び装置

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JP3114830B2 JP04306743A JP30674392A JP3114830B2 JP 3114830 B2 JP3114830 B2 JP 3114830B2 JP 04306743 A JP04306743 A JP 04306743A JP 30674392 A JP30674392 A JP 30674392A JP 3114830 B2 JP3114830 B2 JP 3114830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ溶接制御装置に係
り、更に詳細には、AEセンサによりレーザ溶接状態を
監視して最適条件で溶接を行う制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ溶接等の制御技術とし
て、溶接時に生じるAE(アコースティックエミッショ
ン)を検出し、この検出信号から溶接状態を監視,制御
する技術が提案されている。
【0003】例えば特開昭60−22657号公報に開
示される作業状態監視法においては、超音波溶接を例に
とり、溶接の出来具合がその溶接時に発生するAEの波
形、エネルギー、周波数スペクトラム等の物理量と関連
性を持つことに着目し、AE波の情報を処理することに
より、溶接の作業状態を監視し、また、これに基づき溶
接パワー源の電流,電圧を制御したり、被加工物の受け
台の位置決め制御する技術が提案されている。
【0004】その他、同様の制御方式として、例えば、
特開平64−40192号公報に開示されるように、被
加工物に固着した1個もしくは複数個のAEセンサを介
して被加工物のレーザ加工に伴うAE信号を検知し、こ
のAE信号を演算処理してレーザ加工状態を監視しつつ
リアルタイムに制御する加工制御法が提案され、さら
に、特開平1−210185号公報に開示されるよう
に、溶接時に生じるAE信号より、製品の良否を判別す
る状態監視装置等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ溶接
に必要な溶接条件は、レーザビームの出力,溶接速度,
レーザビームの焦点位置と被溶接物との距離,シールド
ガスの流量,アシストガスの流量があげられる。すなわ
ち、これらの諸条件の一つでも許容値を超える変化をし
た時には、溶接の品質に影響を及ぼすことがある。
【0006】具体的には、実際のレーザビームの出力値
が設定値より高い場合、溶接ビームに凹凸やアンダーカ
ットが生じやすい。逆に設定値より低い場合、溶け込み
深さが浅くなる。
【0007】また、レーザビームの焦点位置と被溶接物
の距離が設定値に対し短い場合、溶接ビームの凹凸やア
ンダーカットを生じやすく、逆に長い場合、溶け込み深
さは浅くなる。
【0008】また、シールドガスの流量,アシストガス
の流量が少ない場合には、ブローホールが生じやすく、
流量が多い場合にもブローホールや、溶接ビードに凹凸
が生じやすい。
【0009】しかしながら、前述した従来のAEセンサ
によるレーザ加工制御やレーザ加工監視制御方式は、こ
のような全ての問題に対処し得る配慮がなされておら
ず、単にAE信号と溶接パワー源(溶接出力)との関係
しか着目しておらず、AE信号から溶接異常を検出した
場合には、溶接パワー源の出力電流或いは電圧を制御し
たり、被加工物の位置制御をするだけであり、その他の
原因、例えばシールドガス流量、アシストガス流量等に
異常がある場合には対処し得ないので、充分なレーザ溶
接制御を行い得ず、実用化が困難であった。
【0010】さらに、レーザ溶接制御を行う現場では、
種々の作業騒音が発生している環境にあるため、AEセ
ンサが溶接以外の雑音を検知してしまい、溶接状態の監
視に誤認が生じる可能性が高い。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、レーザ溶接の異常をAEセンサで検知した場合
に、その異常が上記の溶接諸条件の何に該当するのか具
体的に診断し、その診断結果を基にレーザ溶接の最適制
御を可能にするレーザ溶接制御装置を提供することにあ
る。
【0012】さらに、別の目的としては、AE信号によ
るレーザ溶接監視や制御をノイズに左右されず、正確に
行い得るレーザ溶接監視制御装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、基本的には次のようなレーザ溶接制御方式を提案す
る。
【0014】その一つは、レーザ溶接を行う場合に、レ
ーザ溶接時に発生する音をAEセンサにより検出し、こ
のAE信号を予め基準データ(この基準データは適切な
溶接条件で行われた時に発生するAE信号を予め調べて
記憶したものである)と比較して、実際のAE信号が前
記基準データ以上或いは以下の場合には、そのAE信号
を各種非適切溶接条件のAE信号パターン(このAE信
号パターンはレーザ出力、レーザビームの焦点位置決
め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各種溶接
条件を許容範囲外にした場合に発生する溶接時のAE信
号パターンを予め調べて記憶したものである)と比較
し、AE信号が前記AE信号パターンのいずれかに類似
すれば、そのパターンに該当する溶接条件を補正する方
式である(これを第1の制御方式とする)。
【0015】もう一つは、レーザ溶接時に発生する音を
AEセンサにより検出し、このAE信号を上記第1の制
御方式同様の基準データと比較して、実際のAE信号が
前記基準データ以上或いは以下の場合には、レーザ出
力、レーザビームの焦点位置決め、シールドガス流量、
アシストガス流量等の各種溶接条件に優先順位をつけ
て、その順位に従い溶接条件を微量変化させ、この微量
変化後のAE信号と前記基準データを比較演算して、こ
の基準データ・AE信号差が小さくなれば、この微量変
化させた溶接条件をさらに変化(この変化は前記微量に
変化させた方向と同方向の変化である)させることで補
正し、一方、この溶接条件の微量変化により基準データ
・AE信号差が大きくなればその溶接条件を元に戻し
て、次の順位の溶接条件を微量変化させて、その前の順
位同様に微量変化後のAE信号と前記基準データを比較
演算して溶接条件の補正を行う制御方式を提案する(こ
れを第2の制御方式とする)。
【0016】この第2の制御方式は、上記第1の制御方
式の一部に採用することもできる。
【0017】例えば、第1の制御方式において、前記各
種溶接条件の中に前記非適切溶接条件のAE信号パター
ンが共通して区別のつかないものが存在する場合には
(例えば、溶接条件のうち、レーザ出力値とレーザ焦点
位置の各溶接条件を例にとると、レーザビームの出力が
許容範囲よりも低い場合とレーザ焦点位置とが適正範囲
外にある場合とは、共に発生するAE信号パターンが似
ている。その詳細は、実施例で述べてある)、その対象
となる溶接条件に優先順位をつけ、その順位に従い第2
の制御方式同様の補正を行う(第3の制御方式とす
る)。
【0018】また、これらの制御方式に関連して、前記
AEセンサから検出されるAE信号は、レーザ溶接開始
時と溶接終了時の過渡的な状態における検出信号と作業
現場からの溶接音以外の騒音(ノイズ)をカットして前
記基準データと比較する方法を提案する。
【0019】
【作用】第1の制御方式によれば、溶接時に発生するA
E信号を基準データと比較することで、溶接条件が適正
でないことを知り、さらにAE信号を各種非適切溶接条
件のAE信号パターンと比較することで、その適正でな
い溶接条件が、各種溶接条件(例えばレーザ出力、レー
ザビームの焦点位置決め、シールドガス、アシストガス
流量等)の中でどれに該当するか判別でき、多種多様の
溶接条件の中から的の得た溶接条件の補正を可能にす
る。したがって、リアルタイムでレーザ溶接の状態を監
視すると共に、適正な溶接制御を可能にする。
【0020】第2の制御方式によれば、上記第1の制御
方式のような各種非適切溶接条件のAE信号パターンを
作成しなくとも、的の得た溶接条件の補正を可能にす
る。
【0021】すなわち、本方式では、AE信号を基準デ
ータと比較して溶接条件に異常があるものと判定した場
合には、レーザ出力、レーザビームの焦点位置決め、シ
ールドガス流量、アシストガス流量等の各種溶接条件を
設定順位に従い増減方向に微量変化させて、その溶接の
変化後のAE信号・基準データの差が小さくなれば、そ
の微量変化対象の溶接条件が現在、非適切な状態にある
ものと知ることができ、いわゆる溶接条件の診断作用が
なされる。
【0022】そして、その非適切と認定された溶接条件
を、さらにAE信号・基準データの差が小さくなる方向
に変化させれば、AE信号が基準データの範囲に収ま
り、最適溶接条件に復帰できる。
【0023】一方、溶接条件の微量(増減)変化により
基準データ・AE信号差が大きくなれば、その溶接条件
は非適切な状態にはないので、その溶接条件を元に戻し
て、次の順位の溶接条件を微量変化させ、非適切溶接条
件がみつかるまで、各溶接条件を微量変化させて診断し
てゆく。なお、以上の診断を各溶接条件に対して行って
も、溶接状態が改善されなければ、警報等を発して運転
を停止させると、溶接監視制御の信頼性をより高める。
【0024】第3の制御方式では、第1の制御方式の一
部、すなわち、非適切溶接条件のAE信号パターンが共
通して区別のつかないものが存在する場合でも、これを
補い、具体的にどの溶接条件が非適切であるのか診断し
て補正できるので、より溶接条件のリアルタイム改善機
能を高める。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例に係るレーザ溶接
制御装置のシステム図である。
【0027】図1に示すように、レーザ発振器1から出
力されるレーザビーム2が光学系3を介してレーザ溶接
ヘッド4に伝送され、レーザ溶接ヘッド4によりビーム
2が集光されて射出する。その焦点位置付近には被溶接
物5が配置してある。
【0028】レーザ溶接ヘッド4にはAEセンサ6が固
定され、溶接時の音がAEセンサ6により幅広い周波数
領域で検出される。AEセンサ6より出力されるアナロ
グ信号はプリアンプ7に入力し、増幅される。増幅され
たアナログ信号は、D/A変換回路11によってディジ
タル信号に変換され、溶接制御装置の中枢たるCPU
(マイクロプロセッサ)9に入力される。また、溶接前
にAEセンサ6により検出される信号(作業現場の溶接
外の騒音検知信号)も、暗騒音として暗騒音データメモ
リ8に記憶される。
【0029】10aはCPU9に接続した基準データメ
モリ(基準データ記憶手段)で、AEセンサ6からの信
号を比較判別するための基準データとして最適溶接時の
AE信号レベルが記憶してある。
【0030】10bは、CPU9に接続した診断データ
メモリ(AEパターン記憶手段)で、各種溶接条件(例
えば、レーザ出力、レーザビーム焦点位置決め、シール
ガス流量、アシストガス流量等)が非適切(許容範囲
外)で行われている場合、これがどの溶接条件であるか
を判別するための、その診断データが記憶してある。こ
の診断データは、例えば、レーザ出力,レーザ焦点距
離,シールドガス,アシストガス等の各種溶接条件が適
正でない場合に発生するAE信号のパターンを予め調べ
て記憶したものである。
【0031】CPU9は、制御プログラム22aにした
がって、溶接時に暗騒音データメモリ8より暗騒音デー
タを読み出し、また同時に、D/A変換回路11より出
力されるディジタル信号(AE信号)を入力し、お互い
の信号を演算して暗騒音を取り除いた信号にする。ま
た、この実際のAE信号と基準データメモリ10より読
み出したデータとを比較演算する。この比較演算の結
果、実際のAE信号が前記基準データの範囲にあれば、
現状の溶接条件のまま溶接が行われる。
【0032】ここで、CPU9に接続された溶接ヘッド
位置決め制御装置12は、制御プログラム22aにより
制御され、制御指令をサーボモータ13に与え、サーボ
モータ13に連結されたねじ軸23を回転させ、ねじ軸
23に連結されたレーザ溶接ヘッド4を昇降させる。サ
ーボモータ14の軸に固定したエンコーダ14は、溶接
ヘッド位置決め制御装置12にレーザ溶接ヘッド4の位
置信号をフィードバックする。
【0033】また、CPU9に接続されたレーザ出力制
御装置15も制御プログラム22aにより制御され、制
御指令をレーザ発振器1に与えレーザビームの出力を増
減させる。
【0034】CPU9に接続されたアシストガス流量制
御装置16も制御プログラム22aにより制御され、制
御指令をアシストガス流量調節器18に与え、アシスト
ガスの流量を増減させる。アシストガス供給ボンベ21
に充填されているアシストガスは、アシストガス流量調
節器18を介してレーザ溶接ヘッド4に供給され、レー
ザビームの焦点位置付近に供給される。
【0035】同様に、CPU9に接続されたシールドガ
ス流量制御装置17も制御プログラム22aにより制御
され、制御指令をシールドガス流量調節器19に与え、
シールドガスの流量を増減させる。シールドガス供給ボ
ンベ20に充填されているシールドガスは、シールドガ
ス流量調節器19を介してレーザ溶接ヘッド4に供給さ
れ、レーザビームの焦点位置付近に供給される。
【0036】一方、CPU9は、AE信号と基準データ
22の比較演算の結果、AE信号が基準データ以上或い
は以下であれば、非適切な溶接条件で溶接が行われてい
るものと判断し、補正プログラム22bにより溶接条件
の診断,補正が実行される。すなわち、CPU9は溶接
条件補正手段としての役割もなす。
【0037】この診断,補正の説明に先立ち、図2及び
図3により溶接とAEセンサの信号の関係について説明
する。
【0038】図2は、レーザ溶接開始から終了までの、
AEセンサ6の検出信号を表したものである。溶接開始
時0から時間t1までと時間t2から溶接終了時t3まで
は、過渡的で不安定な特有の現象が見られる。このた
め、CPU9によって読み出される基準データは、この
過渡的な部分のデータを除外して設定する。これによ
り、定常的な溶接時の基準データの信頼性が向上する。
【0039】図3は溶接時のAEセンサ6の検出信号レ
ベルと時間の関係を表したグラフである。
【0040】溶接開始時の時間0から時間t1までと溶
接終了時の時間t2から時間t3までの時間は上記理由に
より制御範囲から除外する。
【0041】W0は、均一でかつ高品質なレーザ溶接を
行った時のAEセンサ6の検出信号であり、時間t1
ら時間t2までのAEセンサ6の検出信号レベルの平均
値をS0とする。ここで、均一でかつ高品質な溶接を行
うためには、時間t1から時間t2の間においてAEセン
サ6の検出信号レベルがS0を中心値として上限値はS0
+ΔS、下限値はS0+ΔSとしてその間に入る必要が
ある。換言すれば、S0±ΔSが正常溶接の基準データ
となる。
【0042】例えば、波形W1は、時間t1から時間t2
の間に上限値S0+ΔSを超える時間帯があり、波形W2
は、下限値S0−ΔSを下回る時間帯があるため、均一
でかつ高品質な溶接を得ることができない。このため、
均一でかつ高品質な溶接を行うには、最適な溶接条件の
制御,即ち、レーザビームの出力,レーザビームの焦点
位置,シールドガスの流量,アシストガスの流量を最適
な値に制御する必要がある。
【0043】これらの溶接条件が、それぞれ適正範囲か
ら外れた時に得られるAEセンサ6の検出信号の波形の
具体例を表したものが、図4,図5である。
【0044】図4において、波形W41は、レーザビーム
の出力値が最適範囲に対し低い場合、または、レーザビ
ームの焦点位置が最適範囲にない場合に生じる波形であ
る。波形W42は、レーザビームの出力が最適範囲に対し
高い場合の波形である。波形W41,W42とも周波数が低
く、波形の凹凸が比較的少ない特徴がある。
【0045】図5において、波形W50は、シールドガス
の流量が最適範囲になく、流量が多い場合にも、少ない
場合にも表われる波形である。また、アシストガスの流
量が多い場合には、波形50に類似した波形が表われる。
AEセンサ6の検出信号レベルに凹凸があるのが特徴で
ある。
【0046】波形W60は、アシストガスの流量が最適範
囲より少ない場合の波形であり、検出信号レベルが異常
に高く周波数が高いのが特徴である。これは、アシスト
ガスの流量が少ない時に発生する金属プラズマによるも
のである。
【0047】均一でかつ安定した溶接を行うには、常
時、溶接状態を監視し、それぞれの溶接条件を適正範囲
に入るようにリアルタイムで制御することが必要であ
る。ここで、溶接状態を1個のAEセンサ6で検出し、
それぞれの溶接条件を補正プログラム22bに基づき制
御する手順を以下に示す。
【0048】図6に補正プログラム22bにより実行す
るレーザ溶接条件の制御フローを示す。(a)〜(k)
はそのフローのステップである。
【0049】まず、(a)において、AEセンサ6の検
出信号レベルが適正範囲(基準データ内)にあるか否か
判定する。この検出信号レベルが下限値S0−ΔS以下
であるか、または、上限値S0+ΔS以上の場合、
(b)以降の溶接条件の補正を行う。検出信号レベルが
適正範囲内にある場合は、(k)に戻り、再び(a)に
おいて検出信号レベルが適正範囲内にあるかどうかをチ
ェックする。
【0050】(b)において、検出信号の波形が図4の
41またはW42に類似している場合には、レーザビーム
の焦点位置が適正範囲外にあるか、または、レーザビー
ムの出力値が適正範囲外にあるかのどちらかであるが、
この場合、優先順位をつけて、まず(e)においてレー
ザ溶接ヘッドの位置決め制御を行い、レーザビームの焦
点位置の判別と最適制御を行う。この焦点位置の最適制
御については、後で詳細に説明する。
【0051】(f)において、再び検出信号が適正範囲
内にあるかどうかをチェックし、適正範囲内に入れば処
理終了し、当初の(k)に戻る。適正範囲外の場合は、
焦点距離以外に原因があるので、(g)でレーザビーム
の出力値を適正範囲に入るように制御する。ここで検出
信号レベルが、適正範囲の上限値S0+ΔS以上の場
合、レーザビームの出力値を小さくし、適正範囲の下限
値S0−ΔS以下の場合、レーザビームの出力値を大き
くし、適正範囲に入るように制御する。
【0052】(b)において、検出信号の波形がW41
びW42でもない場合は、(c)に進み、検出信号の波形
が図5の波形50に類似しているかどうかをチェックす
る。波形W50に類似している場合、シールドガスの流量
が適正値に対し、少ない場合及び多い場合のどちらの場
合もあり、また、アシストガスの流量が多い場合もあ
る。ここで、この3つのどれであるかを判別するため、
優先順位をつけて、初めに、シールドガスの流量を微量
少なくする。この時、検出信号波形が改善されれば、さ
らに流量を少なくし、最適波形まで近づけ(k)に進
む。逆にシールドガスの流量を少なくした時に検出信号
波形が、ますます悪くなれば、シールドガスの流量を基
の流量に戻しておく。次にシールドガスの流量を微量多
くする。この時の検出信号波形が改善されれば、さらに
流量を多くし、最適波形まで近づけ(k)に進む。
【0053】逆に、シールドガスの流量を多くした時に
検出波形がますます悪くなれば、シールドガスの流量を
元の流量に戻しておく。上記シールドガスの調整で溶接
条件が改善されれば、次にアシストガスの流量を微量少
なくする。この時、検出信号波形が改善されれば、さら
に、流量を少なくし、最適波形まで近づけ(k)に進
む。
【0054】アシストガスの流量を多くした時に検出信
号がますます悪くなれば、アシストガスの流量を元の流
量に戻しておき、(k)に進む。
【0055】(c)において、検出信号の波形が、波形
50に類似していない場合は、(d)に進み、検出信号
の波形が図5の波形W60に類似している場合は、アシス
トガスの流量が適正範囲より少ないため、流量を多くし
て行き、検出信号波形が適正範囲に入るようにする。
【0056】以上のように、それぞれの溶接条件を制御
しても検出信号が適正範囲に入らない時は、異常として
溶接を途中でストップする。
【0057】ここで、図7〜図11により、上記図6の
(e)で行ったレーザビームの焦点位置の最適制御につ
いて説明する。
【0058】図7の(1)において、放物面鏡30によ
ってレーザビームは、集光されたレーザビーム2とな
る。このレーザビームの焦点距離f0は放物面鏡の物理
的寸法によって決まる。レーザ溶接を行う場合、レーザ
ビームの焦点が被溶接物5aと5bの突合せ部表面にあ
る場合が最適となる。
【0059】しかし、被溶接物5aまたは5bは、機械
加工されたもの以外は、変形しているものが多く、レー
ザ溶接ヘッドを常に適正に位置決め制御する必要があ
る。図7の(2)は、焦点位置が被溶接物表面の上方に
ある場合であり、図7の(3)は、焦点位置が被溶接物
内にある場合である。
【0060】これらの3つの焦点位置の状態をAEセン
サ6により検出し、最適制御する方法を次に説明する。
【0061】図8の(1)は、焦点位置が被溶接物の表
面にある場合であり、この時のAEセンサ6の検出信号
波形は、図8の(1′)の波形W0である。
【0062】図8の(2)は、レーザ溶接ヘッドをΔl
mm上昇させた状態を表したものであり、この時の検出信
号波形は、図8の(2′)のW11であり、平均信号レベ
ルS0−ΔP11となり、最適値S0より低くなる。
【0063】図8の(3)は、レーザ溶接ヘッドをΔl
mm下降させた状態を表したものであり、この時の検出信
号波形は、図8の(3′)のW12であり、平均信号レベ
ルは、S0−ΔP12となり、最適値S0より低くなる。
【0064】図9の(1′)は、焦点位置が被溶接物の
上方にある場合で、この時のAEセンサ6の検出信号波
形は、図9の(1)の波形20であり、平均信号レベル
は、S0−ΔP20となり、最適値S0より低くなる。
【0065】図9の(2′)は、レーザ溶接ヘッドを図
9(1′)よりもさらにΔlmm上昇させた状態を表した
ものであ、この時の検出信号波形は、図9の(2)の波
形W21であり、平均信号レベルは(S0−ΔP20)−Δ
21となり、さらに検出信号レベルが低下する。
【0066】図9の(3′)は、レーザ溶接ヘッドを図
9(1′)よりもさらにΔlmm下降させた状態を表した
もので、この時の検出信号波形は、図9の(3)の波形
22であり、平均信号レベルは(S0−ΔP20)+ΔP
22となり、検出信号レベルが上昇する。
【0067】図10の(1′)は、焦点位置が被溶接物
内にある場合で、この時のAEセンサ6の検出信号波形
は、図10の(1)の波形W30であり、平均信号レベル
はS0−ΔP30となり、最適値S0より低くなる。
【0068】図10の(2′)は、レーザ溶接ヘッドを
図(1′)よりもΔlmm上昇させた状態を表したもの
で、この時の検出信号波形は、図10の(2)の波形W
31であり、平均信号レベルは(S0−ΔP30)+ΔP31
となり、検出信号レベルが上昇する。
【0069】図10の(3′)は、レーザ溶接ヘッドを
図10(1′)よりもΔlmm下降させた状態を表したも
ので、この時の検出信号波形は図10の(3)の波形W
32であり、平均信号レベルは(S0−ΔP30)−ΔP32
となり検出信号レベルは低下する。
【0070】以上のことから、レーザ溶接ヘッドを制御
し、レーザビームの焦点位置を最適な位置にするための
制御フローを図11に示す。
【0071】本実施例によれば、レーザ溶接の状態をオ
ンラインで常時監視し、多種のレーザ溶接条件のうちい
ずれかに非適切な状態が生じた場合にはリアルタイムで
検出して、補正するので、安定して高品質なレーザ溶接
品を製作することができる。
【0072】なお、上記の溶接制御方式は、溶接条件の
診断データとして、レーザ出力、レーザビームの焦点位
置決め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各種
溶接条件を許容範囲外にした場合に発生する溶接時のA
E信号パターンを用いるが、このような診断データを用
いず、これらの多種の溶接条件に優先順位をつけて、各
溶接条件を溶接が改善されるまで微量変化させてその溶
接状況の変化をAE信号と基準データの比較からとらえ
て、どの溶接条件を補正すべきは診断するようにしても
よい。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザ溶
接の異常をAEセンサで検知した場合に、その異常が上
記の溶接諸条件の何に該当するのか具体的に診断し、そ
の診断結果を基にレーザ溶接の最適制御を可能にする。
【0074】また、現場騒音等のノイズ対処等を施すこ
とで、誤制御を防止し、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザ溶接制御装置の
システムズ
【図2】レーザ溶接開始から終了までの、AEセンサの
検出信号を表した図
【図3】溶接時のAEセンサの検出信号レベルと時間の
関係を表した
【図4】溶接条件が、それぞれ適正範囲から外れた時に
得られるAEセンサの検出信号の波形の説明図
【図5】溶接条件が、それぞれ適正範囲から外れた時に
得られるAEセンサの検出信号の波形の説明図
【図6】溶接時の溶接条件の補正を行う場合のフローチ
ャート
【図7】レーザビームの焦点位置の最適制御の説明図
【図8】レーザビームの焦点位置の最適制御の説明図
【図9】レーザビームの焦点位置の最適制御の説明図
【図10】レーザビームの焦点位置の最適制御の説明図
【図11】レーザビームの焦点位置の最適制御のフロー
チャート
【符号の説明】
1…レーザ発振器、2…レーザビーム、4…レーザ溶接
ヘッド、5…被溶接物、6…AEセンサ、8…暗騒音デ
ータメモリ、9…CPU(溶接条件補正手段)、10a
…基準データメモリ、10b…診断データメモリ(AE
パターンデータメモリ)、12…溶接ヘッド位置決め制
御装置(レーザビーム焦点位置決め制御装置)、15…
レーザ出力制御装置、16…アシストガス流量制御装
置、17…シールドガス流量制御装置、22a…制御プ
ログラム、22b…補正プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 茂隆 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 松島 修 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 一色 治 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 吉池 輝世勝 茨城県日立市会瀬町二丁目9番1号 日 立設備エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−58698(JP,A) 特開 昭58−9783(JP,A) 特開 平4−313473(JP,A) 特開 平4−75817(JP,A) 特開 昭52−89893(JP,A) 特開 昭59−220294(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 G01N 29/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適切な溶接条件で行われた時に発生する
    AE信号を予め調べて基準データとして記憶しておき、
    また、レーザ出力、レーザビームの焦点位置決め、シー
    ルドガス流量、アシストガス流量等の各種溶接条件を許
    容範囲外にした場合に発生する溶接時のAE信号パター
    ンを予め調べて各種非適切溶接条件のAE信号パターン
    として記憶しておき、レーザ溶接を行う場合に、レーザ
    溶接時に発生する音をAEセンサにより検出し、このA
    E信号を前記基準データと比較して、実際のAE信号が
    前記基準データ以上或いは以下の場合には、そのAE信
    号を前記各種非適切溶接条件のAE信号パターンと比較
    し、AE信号が前記AE信号パターンのいずれかに類似
    すれば、そのパターンに該当する溶接条件を補正するこ
    とを特徴とするレーザ溶接制御方法。
  2. 【請求項2】 記各種溶接条件の中に前記非適切溶接
    条件のAE信号パターンが共通して区別のつかないもの
    が存在する場合には、その対象となる溶接条件に優先順
    位をつけ、その順位に従い溶接条件を微量変化させ、こ
    の微量変化後のAE信号と前記基準データを比較演算し
    て、この基準データ・AE信号差が小さくなれば、この
    微量変化させた溶接条件をさらに同方向に化させるこ
    とで補正し、一方、この溶接条件の微量変化により基準
    データ・AE信号差が大きくなればその溶接条件を元に
    戻して、次の順位の溶接条件を微量変化させて、その前
    の順位同様に微量変化後のAE信号と前記基準データを
    比較演算して溶接条件の補正を行うようにした請求項1
    記載のレーザ溶接制御方法。
  3. 【請求項3】 適切な溶接条件で行われた時に発生する
    AE信号を予め調べて基準データとして記憶しておき、
    レーザ溶接を行う場合に、レーザ溶接時に発生する音を
    AEセンサにより検出し、このAE信号を予め基準デー
    タと比較して、実際のAE信号が前記基準データ以上或
    いは以下の場合には、レーザ出力、レーザビームの焦点
    位置決め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各
    種溶接条件に優先順位をつけて、その順位に従い溶接条
    件を微量変化させ、この微量変化後のAE信号と前記基
    準データを比較演算して、この基準データ・AE信号差
    が小さくなれば、この微量変化させた溶接条件をさらに
    同方向に化させることで補正し、一方、この溶接条件
    の微量変化により基準データ・AE信号差が大きくなれ
    ばその溶接条件を元に戻して、次の順位の溶接条件を微
    量変化させて、その前の順位同様に微量変化後のAE信
    号と前記基準データを比較演算して溶接条件の補正を行
    うことを特徴とするレーザ溶接制御方法。
  4. 【請求項4】 記AEセンサから検出されるAE信号
    は、レーザ溶接開始時と溶接終了時の過渡的な状態にお
    ける検出信号と作業現場からの溶接音以外のノイズを
    ットして前記基準データと比較されるよう設定してある
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のレーザ溶
    接制御方法。
  5. 【請求項5】 前記各種溶接条件の補正を行っても、前
    記AE信号が前記基準データの範囲内に収まらない場合
    には、警報を発して溶接運転を停止させるようにした請
    求項1ないし請求項4のいずれか1項記載のレーザ溶接
    制御方法。
  6. 【請求項6】 (a)レーザ溶接により発生する音を検
    出するAEセンサと、(b)レーザ出力制御手段と、
    (c)被溶接物に対するレーザビーム焦点位置を制御す
    るレーザビーム焦点位置決め制御手段と、(d)シール
    ドガス流量制御手段と、(e)アシストガス流量制御手
    段と、(f)適切な溶接条件で行われた時に発生するA
    E信号を予め調べて基準データとして記憶する基準デー
    タ記憶手段と、(g)ーザ出力、レーザビームの焦点
    位置決め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各
    種溶接条件を許容範囲外にした場合に発生する溶接時の
    AE信号パターンを予め調べて各種非適切溶接条件のA
    E信号パターンとして記憶するAE信号パターン記憶手
    段と、(h)前記AEセンサで検出された溶接時の実際
    のAE信号を前記基準データと比較して、このAE信号
    が前記基準データ以上或いは以下の場合には、そのAE
    信号を前記各種非適切溶接条件のAE信号パターンと比
    較し、AE信号が前記AE信号パターンに類似するか否
    か判断し、AE信号が前記AE信号パターンのいずれか
    に類似すれば、そのパターンに該当する溶接条件を補正
    する溶接条件補正手段とを備えて成ることを特徴とする
    レーザ溶接制御装置。
  7. 【請求項7】(a)レーザ溶接により発生する音を検出
    するAEセンサと、(b)レーザ出力制御手段と、
    (c)被溶接物に対するレーザビーム焦点位置を制御す
    るレーザビーム焦点位置決め制御手段と、(d)シール
    ドガス流量制御手段と、(e)アシストガス流量制御手
    段と、(f)適切な溶接条件で行われた時に発生するA
    E信号を予め調べて基準データとして記憶する基準デー
    タ記憶手段と、(g)ーザ出力、レーザビームの焦点
    位置決め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各
    種溶接条件を許容範囲外にした場合に発生する溶接時の
    AE信号パターンを予め調べて各種非適切溶接条件のA
    E信号パターンとして記憶するAE信号パターン記憶手
    段と、(h)前記AEセンサで検出された溶接時の実際
    のAE信号を前記基準データと比較して、このAE信号
    が前記基準データ以上或いは以下の場合には、所定の補
    正プログラムすなわちレーザ出力、レーザビームの焦点
    位置決め、シールドガス流量、アシストガス流量等の各
    種溶接条件を予め付けた優先順位に従い微量変化させ、
    この微量変化後のAE信号と前記基準データを比較演算
    して、この基準データ・AE信号差が小さくなれば、こ
    の微量変化させた溶接条件をさらに同方向に変化させる
    ことで補正し、一方、この溶接条件の微量変化により基
    準データ・AE信号差が大きくなればその溶接条件を元
    に戻して、次の順位の溶接条件を微量変化させて、その
    前の順位同様に微量変化後のAE信号と前記基準データ
    を比較演算して溶接条件の補正を行うことを内容とする
    プログラムを実行する補正手段とを備えて成ることを特
    徴とするレーザ溶接制御装置。
  8. 【請求項8】 記AEセンサから検出される信号のう
    ち、レーザ溶接開始時と溶接終了時の過渡的な状態にお
    ける検出信号と作業現場からの溶接音以外のノイズを
    ットする手段を備えて成る請求項6又は請求項7記載の
    レーザ溶接制御装置。
  9. 【請求項9】 記各種溶接条件の補正により溶接が改
    善されない場合には、警報を出力して溶接を自動停止す
    る手段を備えた請求項6ないし請求項8のいずれか1項
    記載のレーザ溶接制御装置。
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