JP3114683U

JP3114683U - 歩幅調整可能な楕円運動機

Info

Publication number: JP3114683U
Application number: JP2005005509U
Authority: JP
Inventors: 郭海濱
Original assignee: 郭海濱
Priority date: 2005-07-13
Filing date: 2005-07-13
Publication date: 2005-10-27
Anticipated expiration: 2015-07-13

Abstract

【課題】歩幅の大きさを変更でき、運動者にとって、力の使用に変化性が富む楕円運動機であり、また、稼働中で、運動しながら歩幅調整可能な楕円運動機を提供する。
【解決手段】フレームの前縦フレームに、１対の左、右スウィングアームが設けられ、下端には、マスターコネクティングロッドが軸設され、その一端は、可動コネクティングロッドの底端に連結され、上端は、前縦フレームに軸支される。マスターコネクティングロッドのもう一端は、踏みコネクティングロッド内で移動できる中間コネクティングロッドに連結され、昇降コネクティングロッドの一端は、スウィングアーム上において変位でき、昇降コネクティングロッドのもう一端と踏みコネクティングロッドのもう一端は、ともに、クランクに軸支され、可動コネクティングロッドとマスターコネクティングロッドとの両者の連結状態を変化することにより、楕円機の運動軌跡である歩幅の大きさを変化できる。
【選択図】図１

Description

本考案は、歩幅調整可能な楕円運動機に関し、特に、楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更でき、運動者にとって、力の使用に変化性が富む楕円運動機であり、また、稼働中で、運動しながら楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更できる楕円運動機であり、フレーム上の前縦フレームに、１対の左、右スウィングアームが設けられ、当該スウィングアームの下端には、マスターコネクティングロッドが軸設され、また、マスターコネクティングロッドの一端は、可動コネクティングロッドの底端に連結され、可動コネクティングロッドの上端は、前縦フレームに軸支され、マスターコネクティングロッドのもう一端は、踏みコネクティングロッド内で移動できる中間コネクティングロッドに連結され、昇降コネクティングロッドの一端は、スウィングアーム上において変位でき、昇降コネクティングロッドのもう一端と踏みコネクティングロッドのもう一端は、ともに、クランクに軸支され、可動コネクティングロッドとマスターコネクティングロッドとの両者の連結状態を変化することにより、楕円機の運動軌跡である歩幅の大きさを変化できる。

室内運動器材の使用は、戸外運動と異なるが、現在において、異なる領域においての室内運動器材は、身の各部の筋肉を訓練でき、ユーザーは、家や室内においても体力訓練ができ、ボディービルやリハビリテーションの目的を達成でき、そのため、室内運動器材は、幅広いユーザーに適用され、例えば、トレッドミルやステッパー、ローイング・マシン、トレーニング用自転車等は、ユーザーがよく使用する室内運動器材である。室内運動器材は、最近、色々の新製品が登場し、その中、楕円運動軌跡を形成する楕円運動機は、特に一般のユーザーにとって、好ましい製品であり、現在の楕円運動機は、基本とする体力を訓練する効果が得られるが、従来の楕円運動機は、運動する時、形成した楕円運動軌跡が、単一の形態であるため、楕円軌跡の長径及短径を変更できず、そのため、本考案者は、US 6,277,054号特許である楕円軌跡変更可能な運動機を提案した。もう一方、従来の楕円運動機の全ては、運動軌跡を変更する時、ユーザーが稼働を停止してから調整を行うため、実用上、不便である。本考案の考案者は、上記の不便を解消するため、US
6,620,079号特許である、稼働中で、変更できる楕円機を提案した。
US 6,277,054号特許 US 6,620,079号特許

本考案は、歩幅調整可能な楕円運動機を提供し、特に、楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更でき、運動者にとって、力の使用に変化性が富む楕円運動機であり、また、稼働中で、運動しながら楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更できる楕円運動機を提供する。

フレームの前縦フレームに、１対の左、右スウィングアームが設けられ、当該スウィングアームの下端には、マスターコネクティングロッドが軸設され、また、マスターコネクティングロッドの一端は、可動コネクティングロッドの底端に連結され、可動コネクティングロッドの上端は、前縦フレームに軸支され、マスターコネクティングロッドのもう一端は、踏みコネクティングロッド内で移動できる中間コネクティングロッドに連結され、昇降コネクティングロッドの一端は、スウィングアーム上において変位でき、昇降コネクティングロッドのもう一端と踏みコネクティングロッドのもう一端は、ともに、クランクに軸支され、可動コネクティングロッドとマスターコネクティングロッドとの両者の連結状態を変化することにより、楕円機の運動軌跡である歩幅の大きさを変化できる。

以下、図面を参照しながら、本考案の具体的な構造や動作について、詳しく説明する。

図１、２を参照しながら、楕円運動機は、床面を抵当するための縱フレーム(1)が含有され、当該縱フレーム(1)は、前端に前ベース(11)が、後端に後ベース(12)があり、また、縱フレーム(1)の前端から上へ延ばす前縦フレーム(13)があり、前縦フレーム(13)の上には、計器板(14)が設けられる。後ベース(12)のもう一つのフレーム(121)には、軸支レバー(34)上で回転できるはずみ車(30)と、当該はずみ車(30)を駆動するクランク(3)が設けられる。前記の後ベース(12)には、更に、重量ホイール(32)と、抵抗を供給する電磁制動器(33)とが、設けられる。

前記の前ベース(11)の上に、前縦フレーム(13)のベース体(15)の上に固定される受台(16)が延ばされ、１対左、右スウィングアーム(2)は、ベース体(17)、(18)に軸設することにより、前記のベース体(15)の両側に立つように、そして、スウィングできるように、当該受台(16)の上に軸支される。１対であるマスターコネクティングロッド(6)は、収納室(600)(図５のように)が形成され、ロッド体は、中段において、軸桿(62)により、前記のスウィングアーム(2)の下端に軸支され、当該マスターコネクティングロッド(6)の一側には、長い貫通槽(61)が予めに形成され、軸桿(920)は、前記の長い貫通槽(61)を貫通して可動コネクティングロッド(7)下端部の軸設ジョイント(71)に軸支され、前記の可動コネクティングロッド(7)の上端の軸設ジョイント(70)は、軸桿(100)により、前記の前縦フレーム(13)上に軸設される。

１対の踏みコネクティングロッド(4)の一端は、前記のクランク(3)の軸支軸(31)上に軸支され、また、踏みコネクティングロッド(4)の上部には、ユーザーが立って踏むための踏みパネル(40)が設けられ、前記の踏みコネクティングロッド(4)の側面には、上滑車装置(42)と下滑車装置(41)が設けられる。１対の中間コネクティングロッド(5)は、一端が、直接に前記のマスターコネクティングロッド(6)の軸設ベース(60)に軸支され、もう一端が、前記の上滑車装置(42)と下滑車装置(41)との間を貫通し、これにより、中間コネクティングロッド(5)は、前記の踏みコネクティングロッド(4)の上、下滑車装置(42)、(41)の間において変位できるように、位置付けられる。１対の昇降コネクティングロッド(8)は、一端の軸設ジョイント(81)が、上、下へ変位できるように、前記のスウィングアーム(2)の長い直槽(21)内に貫設され、この部分に関する技術は、発明者のUS6,620,079号の特許技術であるため、ここでは、詳しい説明を省略する。前記の昇降コネクティングロッド(8)は、もう一端が、前記のクランク(3)の軸支軸(31)に軸支される。

また、図５と６を参照しながら、マスターコネクティングロッド(6)は、収納室(600)に、作動器(9)が実装され、当該作動器(9)は、調整リンク(91)により、リターダ(81)とモータ(82)に連接され、前記の作動器(9)のもう一端に、ジョイント(92)が設けられ、軸桿(920)により、当該ジョイント(92)に位置付けられ、また、前記の長い貫通槽(61)を貫通することにより、可動コネクティングロッド(7)の軸設ジョイント(71)に固定され、作動器(9)が伸ばし段階において、作動器(9)により、前記の可動コネクティングロッド(7)の軸設ジョイント(71)は、付勢されて変位し、この変位により、踏みコネクティングロッド(4)上の踏みパネル(40)が行う楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更できる。

楕円運動機は、運動者の両手で左、右スウィングアーム(2)を交互に動揺する往復運動に、そして、運動者の両足で左、右の踏みパネル(40)を踏んではずみ車(30)を駆動する円周運動に、供し、踏みパネル(40)の運動軌跡は、楕円形状の軌跡になる。本考案は、可動コネクティングロッド(7)がマスターコネクティングロッド(6)内で変位することにより、楕円運動軌跡の長径距離を変更し、即ち、運動者の両足が踏む歩幅の大きさを変更する。

図２、３及び４を参照しながら、図２のような状態において、左のスウィングアーム(2)がユーザーの体から離れる前方の方向へスウィングされる時、図３のような状態になり、スウィングアーム(2)の下端により、昇降コネクティングロッド(8)が連動され、クランク(3)が反時計回りの方向の円周運動をし、左のスウィングアーム(2)が運動者の居る方向へ引き戻す時、図４のような状態になり、踏みコネクティングロッド(4)と昇降コネクティングロッド(8)とクランク(3)とは、ともに軸支軸(31)に連結されるため、前記の往復スウィングにより、踏みコネクティングロッド(4)上にある踏みパネル(40)が、クランク(3)により、円周運動をして、楕円形状の運動軌跡を形成する。

上記の説明のように、楕円軌跡の長径を変更する場合、即ち、運動者の歩幅の大小を変更する場合、可動コネクティングロッド(7)のマスターコネクティングロッド(6)内の位置を調整すれば、運動者の歩幅の大小を変更でき、また、ユーザーが、稼働中、運動しながら調整する操作をできるためには、スウィングアーム(2)の上に前記のモータ(82)の動作を調整するためのスウィッチ(19)が設けられ、そして、作動器(9)で可動コネクティングロッド(7)のマスターコネクティングロッド(6)内の位置を調整でき、そのため、操作が簡単で、実用的なものである。また、本考案も、もう一つのスウィングアーム(2)の上に、昇降コネクティングロッド(8)のスウィングアーム(2)内の高さを調整するためのもう一つのスウィッチ(10)を設けることができ、また、楕円運動軌跡の短径を変更する機能を有しても良く、本考案は、既にUS6,620,079号特許に披露されている上記の技術を合わせると、より実用的なものになる。

本考案の立体構造図図１の側面構造図図２において、左のスウィングアームを前へスウィングする時の状態図図２において、左のスウィングアームを後へスウィングする時の状態図本考案のマスターコネクティングロッド内の作動器と可動コネクティングロッドの連結構造概念図図５の動作概念図

符号の説明

(1) 縦フレーム (10)(19)スウィッチ
(100)軸桿 (11)前べ一ス
(12)後ベース (121)受台
(13)前縦フレーム (14)計器板
(15)べース体 (16)受台
(17)(18)軸設ベース体 (2)スウィングアーム
(21)長い直槽 (3)クランク
(30)はずみ車 (31)軸支軸
(32)重量ホイール (33)電磁制動器
(34)軸支レバー (4)踏みコネクティングロッド
(40)踏みパネル (41)下滑車装置
(42)上滑車装置 (5)中間コネクティングロッド
（6）マスターコンクティングロッド（60）軸設ベース
(600)収納室（61）長い貫通槽
(62)軸桿（7）可動コネクティングロッド
(70)軸設ジョイント（71）軸設ジョイント
（8）昇降コネクティングロッド（81）リターダ
(82)モータ (9)作動器
(91)調整リンク (92)ジョイント
(920)軸桿 (93)ホイール

Claims

前端に前縦フレームが伸ばす、床面を抵当する、フレームと、
スウィングするための、受台の上に軸設される、１対の左、右スウィングアームと、
自由的に回転できるように後ベースフレームの上に軸設され、クランクが軸支される、はずみ車と、
収納室が含有され、ロッド体の中段において、軸桿で前記のスウィングアームの下端と軸支され、一側面に長い貫通槽が予めに形成される、１対のマスターコネクティングロッドと、
前記のマスターコネクティングロッドの長い貫通槽を貫通する軸桿が、下端部の軸設ジョイントに軸設され、上端の軸設ジョイントが、軸桿により、前記の前縦フレームの上に軸設される、１対の可動コネクティングロッドと、
一端が、前記のクランクの軸支軸の上に軸支され、上部に、更に、ユーザーが立って踏むための踏みパネルが設けられ、側面に、上滑車装置と下滑車装置が並列される、１対の踏みコネクティングロッドと、
一端が、直接に、前記のマスターコネクティングロッドの軸設ベースに軸支され、もう一端が、前記の上滑車装置と下滑車装置との間を貫通することにより、前記の踏みコネクティングロッドの上、下滑車装置の間において変位できるように、位置付けられる、１対の中間コネクティングロッドと、
一端の軸設ジョイントが、上、下へ変位できるように、前記のスウィングアームの長い直槽内に貫設され、もう一端が、前記のクランクの軸支軸の上に軸支される、１対の昇降コネクティングロッドと、
が含有され、
可動コネクティングロッドの下端がマスターコネクティングロッドの長い貫通槽での位置を変更することにより、スウィングアームが前後スウィングする時と踏みパネルを踏む時、運動しながら楕円運動軌跡である歩幅を変更できる、
ことを特徴とする歩幅調整可能な楕円運動機。
当該マスターコネクティングロッドは、収納室が含有され、その中に、作動器が実装され、当該作動器は、調整リンクにより、リターダとモータに連接され、前記の作動器のもう一端に、ジョイントが設けられ、軸桿により、当該ジョイントに位置付けられ、そして、前記のマスターコネクティングロッドの長い貫通槽を貫設することにより、前記の可動コネクティングロッドの下端の軸設ジョイントと軸設され、作動器により、前記の可動コネクティングロッドの下端が付勢されて変位し、この変位により、踏みコネクティングロッド上の踏みパネルが行う楕円運動軌跡である歩幅の大きさを変更できる、ことを特徴とする請求項１に記載の歩幅調整可能な楕円運動機。
スウィングアームの上部に、スウィッチが設けられ、当該スウィッチにより、前記の作動器が制御され、そして、可動コネクティングロッドを変位させることにより、運動者が、運動中でも、楕円運動軌跡である歩幅を変更できる、ことを特徴とする請求項１又は２に記載の歩幅調整可能な楕円運動機。