JP3114378B2 - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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JP3114378B2 JP21004392A JP21004392A JP3114378B2 JP 3114378 B2 JP3114378 B2 JP 3114378B2 JP 21004392 A JP21004392 A JP 21004392A JP 21004392 A JP21004392 A JP 21004392A JP 3114378 B2 JP3114378 B2 JP 3114378B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転がり軸受に係り、特
に転がり軸受を保持したハウジングが外力によって弾性
変形し、その変形によって軸受に偏荷重が負荷されるよ
うな状態、あるいは高温,高速,高荷重下で使用され
る、例えば自動車用オルタネータ等の用途に有効に用い
得る転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用オルタネータに用いら
れる転がり軸受は、アルミニウム製のハウジングが外力
により弾性変形するため、その偏荷重が加わる軸受外輪
に専ら剥離等の損傷が生じ易い。一方、電磁クラッチに
用いられる転がり軸受では、軸がアルミニウム製のた
め、その弾性変形による偏荷重が加わる内輪の方が専ら
損傷し易い。
【0003】こうした従来の自動車用の転がり軸受は、
外輪,内輪とも鋼中酸素量が9ppm程度の高炭素クロ
ム軸受鋼などの軸受鋼を使用し、損傷の生じやすい方の
軌道輪(オルタネータの場合は外輪、電磁クラッチの場
合は内輪)に標準熱処理(いわゆるズブ焼き)を施して
転がり疲れ強さを持たせている。また潤滑剤には、40
℃での動粘度が30〜50cStのエステル系合成油又
はポリαオレフィン油のような合成炭化水素油を基油と
し、増ちょう剤量が13重量%〜17重量%のグリース
を密封した玉軸受が用いられている。
【0004】しかし、近年の技術革新に伴い、オルタネ
ータや電磁クラッチ等の自動車電装部品に使用される軸
受、特にオルタネータに使用される軸受は、エンジンの
高性能化による高温化,高速化及びベルト張力増加によ
る高荷重化などの影響で、使用条件が一段と厳しくなっ
てきている。そのため、従来仕様の軸受では、こうした
使用条件の変化に対応しきれず、外輪軌道面の早期剥離
(剥離)による軸受寿命の低下という問題が多発するに
至り、その効果的な解決が求められるようになった。
【0005】こうした背景のもとに、軸受潤滑に対する
いくつかの新しい提案が既になされている。例えば、特
開平1−259097では、高温下で長寿命を有する潤
滑剤として、アルキルジフェニルエーテル油を必須成分
とする基油に増ちょう剤としてジウレア化合物2〜35
重量%を配合したグリース組成物が提案されている。ま
た、特開平3−210394では、軸受に不動態化酸化
剤として亜硝酸ソーダ等を添加したグリースを封入する
ことを提案している。当該酸化剤で酸化被膜を形成せし
めて軸受転走面を保護することにより、グリースが分解
して発生する水素の作用で転走面が剥離する現象の防止
を意図したものである。また、特開平3−250094
には、フェニルエーテル系合成油の基油、ウレア系増ち
ょう剤、亜硝酸ソーダ等の防錆添加剤からなるグリース
の軸受寿命延長効果が、エステル系,αオレフィン系,
鉱油系基油に防錆剤としてバリウムスルホネート,アミ
ン化合物,亜硝酸ソーダをそれぞれに添加した従来タイ
プのグリースと比較して開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−259097には、増ちょう剤量を2〜35重
量%にすることにより高温で長寿命であると説明してい
るが、その寿命は軸受寿命ではなくグリース寿命のこと
であり、早期剥離については説明できない。また、特開
平3−210394や特開平3−250094において
は、グリース中の添加剤が早期剥離に対し有効であるこ
とを述べているが、グリースの構成成分である増ちょう
剤や基油についての定量的な効果は解明されていない。
【0007】本発明は、従来技術のこうした点に着目し
てなされたものであり、高温,高速,高荷重下において
も早期剥離を生じない転がり軸受を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る本発明は、外輪と内輪との間に複数
の転動体を介装した転がり軸受において、前記外輪と内
輪との少なくも一方が鋼中酸素量6ppm以下の鋼材か
らなり、その軌道面が熱処理されていて必要な硬さに硬
化されておりかつ軸受に封入されている潤滑剤は40
℃での勤粘度が90〜160cStの合成油を基油とし
て含むことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る本発明は、外輪と内
輪との間に複数の転動体を介装した転がり軸受におい
て、前記外輪と内輪との少なくも一方が鋼中酸素量6
pm以下の鋼材からなりその軌道面が熱処理されてい
必要な硬さに硬化されておりかつ軸受に封入されて
いる潤滑剤は合成油を基油として含むとともに、ウレア
化合物からなる増ちょう剤18〜28重量%を含むこと
を特徴とする。 また、請求項3に係る本発明は、外輪と
内輪との間に複数の転動体を介装した転がり軸受におい
て、前記外輪と内輪との少なくも一方が鋼中酸素量6p
pm以下の鋼材からなり、その軌道面が熱処理されてい
て必要な硬さに硬化されており、かつ軸受に封入されて
いる潤滑剤は40℃での動粘度が90〜160cStの
合成油を基油として含むとともに、ウレア化合物からな
る増ちょう剤18〜28重量%を含むことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明者らは、上述のように使用条件が厳しく
変化している自動車電装品、特にオルタネータの軸受の
早期剥離現象について鋭意研究を重ねた結果、その現象
をもたらす幾つかの要因を見出すに到った。特に、潤滑
剤として用いるグリースの基油の種類,粘度及び用いる
増ちょう剤の量と早期剥離現象との間に強い相関関係が
あり、基油の動粘度が40℃で90cSt未満のグリー
スで、増ちょう剤量が18重量%未満のグリースでは、
剥離が顕著になることが認められた。その理由は、その
ようなグリースでは、先に述べたような高温,高速,高
荷重の条件下では必要な油膜厚さが確保できず、適当な
ダンパー効果が得られないためである。
【0011】これに対して、基油に、動粘度が40℃で
90cSt以上〜160cSt以下の合成油を含む潤滑
剤を用いると、高温, 高速, 高荷重の条件下において有
効な油膜厚みが維持され、さらにウレア化合物からなる
増ちょう剤18〜28重量%を含む潤滑剤を用いると、
その油膜厚さのなかで増ちょう剤のウレア化合物が高荷
重に対して有効に作用して、軸受の早期剥離現象が極め
て効果的に防止できることが判明した。なお、40℃で
の動粘度が160cStを越えると、軸受運転時の封入
グリースの攪拌抵抗が過大になり、トルク増大, 発熱等
の現象が顕著になり好ましくない。また、ウレア化合物
が28重量%を越えると潤滑性が悪くなり、高速条件下
で潤滑不良を発生して軸受の焼き付が発生する。
【0012】また早期剥離現象の他の要因として、軸受
材に用いられる鋼中の介在物の影響が認められた。そし
て、その介在物の絶対量を減らして鋼中酸素量を6pp
m以下とした高清浄度材を使用することが、早期剥離現
象の防止に有効であることが判明した。更に、偏荷重が
負荷される外輪の軌道面に浸炭処理,浸炭窒化処理,高
周波焼入れ等の熱処理を施すことにより、軌道面表面部
に炭素原子が拡散して、固溶強化,残留オーステナイト
量の増加,残留圧縮応力の発生がもたらされ、これが早
期剥離現象防止に有効に作用することが判明した。
【0013】発明者らは、これらの知見に基づいて本発
明をなすに到ったものである。以下、実施例に基づい
て、本発明をより詳細に説明する。
【0014】
【実施例】
(第1の実施例):図1は、本発明の第1の実施例の密
封形ラジアル玉軸受(JIS呼び番号6303)の縦断
面図、図2はそのII−II線断面図である。外輪1と内輪
2との間に、転動体3が介挿されている。転動体3は結
合リベット4で一体化された波形保持器5で転動自在に
保持されており、内外輪間には潤滑グリースGが封入さ
れ、シール体6でシールされている。
【0015】この軸受を被試験体とし、主として軸受に
封入した潤滑剤の基油の違いによるハクリ寿命の差異を
検証した。試験は、被試験体をオルタネータのプーリ側
に装着し、所定時間運転した後の軌道面のハクリの有無
を調べる実機試験とし、回転数を9秒毎に9000rp
m,18000rpmに切り換える急加減速耐久試験を
実施した。
【0016】本発明品は、潤滑剤として動粘度が40℃
で90〜160cStの範囲内にあるアルキルジフェニ
ルエーテル油を基油としたグリースを封入したものであ
る。鋼種としては、鋼中酸素量が6ppmのいわゆる高
清浄度浸炭鋼を使用し、外輪の軌道面は浸炭処理を施し
てある。比較例1は、潤滑剤として動粘度が40℃で3
0〜50cStの範囲内にあるエステル系合成油を基油
としたグリースを封入したものである。鋼種としては、
鋼中酸素量が9ppmの高炭素クロム軸受鋼を使用し、
外輪の軌道面は標準熱処理(ずぶ焼き)を施してある。
【0017】比較例2は、潤滑剤として動粘度が40℃
で30〜50cStの範囲内にある合成炭化水素油のポ
リαオレフィン油を基油としたグリースを封入したもの
である。鋼種としては、鋼中酸素量が6ppmのいわゆ
る高清浄度浸炭鋼を使用し、外輪の軌道面は浸炭処理を
施してある。上記の各被試験体の5個づつにつき試験を
行い、比較例1の被試験体のうち最も早くハクリ発生が
認められた時間を基準として、その5倍の運転時間にお
けるハクリ発生の有無を観察した。その結果を図3に示
す。
【0018】この過酷なオルタネータ実機試験の結果に
よれば、従来品である比較例1は全数に早期のハクリ発
生が認められた。また、潤滑剤として従来のグリースを
封入した比較例2は、鋼種,熱処理については本発明品
と同等であるにもかかわらず、被試験体の2/5に早期
ハクリが発生した。これに対して、本発明品は全数にハ
クリの発生が無く、本発明の潤滑剤を使用したことによ
る軸受寿命の延長の顕著な効果が明白である。 (第2の実施例):図1に示した軸受を被試験体とし、
主として軸受に封入した潤滑剤の増ちょう剤量の違いに
よるハクリ寿命の差異を検証した。
【0019】試験は、上記第1の実施例と同じく被試験
体をオルタネータのプーリ側に装着して行う実機試験と
し、エンジン回転数を650rpm(アイドリング)と
6000rpmとに切り換えて行った。プーリ荷重は1
60kgfであった。早期ハクリは組織変化を伴うこと
から、所定時間運転した後の軌道面の組織変化の有無を
調べた。試験時間は500hrを基準とし、各3個づつ
の被験体について試験した。
【0020】本発明品は、潤滑剤として、動粘度が40
℃で100cStのアルキルジフェニルエーテル油また
は合成炭化水素油またはそれらの混合物を基油とし、増
ちょう剤として18〜28重量%のウレア化合物を含む
グリースを封入したものである。比較例1は、潤滑剤と
して動粘度が40℃で32cStのエステル系合成油を
基油とし、増ちょう剤として17重量%のウレア化合物
を含むグリースを封入したものである。
【0021】比較例2は、潤滑剤として動粘度が40℃
で47cStの合成炭化水素油を基油とし、増ちょう剤
として13重量%のウレア化合物を含むグリースを封入
したものである。比較例3は、潤滑剤として動粘度が4
0℃で100cStのエーテル油を基油とし、増ちょう
剤として15重量%のウレア化合物を含むグリースを封
入したものである。
【0022】上記の各被試験体の3個づつにつき試験を
行った結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】このオルタネータ実機試験の結果によれ
ば、比較例1および比較例2では全数に組織変化が認め
られた。また、比較例3では、3個のうちの1個に組織
変化が認められた。これに対して、潤滑剤中のウレア化
合物増ちょう剤の量が18重量%以上である本発明品に
は、全く組織変化が認められず、本発明の潤滑剤を使用
したことによる早期ハクリ防止効果が明白である。 (第3の実施例):軸受軌道輪の浸炭処理による軸受寿
命の延長効果を検証した。
【0025】被試験体としてスラスト玉軸受を使用し、
従来のSUJ2を用いてずぶ焼きしたものと、SCr4
20を用いて浸炭処理したものとについて、寿命比較試
験を行った結果を図4のワイブル・チャートに示す。ス
ラスト型寿命試験機に被試験体を取付け、次の条件で試
験した。 最大ヘルツ応力(Pmax):560kgf/mm2 回転数(N):3000cpm 潤滑油:#150タービン油 温 度:125〜130℃ 図4から、浸炭処理による軸受寿命の延長効果が明らか
である。 (第4の実施例):軸受に用いた鋼材中の酸素量の多少
(すなわち鋼材中の介在物の多少、換言すれば鋼材の清
浄度の程度)が軸受寿命に及ぼす効果の差異を検証し
た。
【0026】被試験体として第3の実施例と同じくスラ
スト玉軸受を使用し、鋼中酸素量9ppmの従来のもの
と、6ppmの高清浄度のものとについて、スラスト型
寿命試験機を用いて次の条件で試験した。 最大ヘルツ応力(Pmax):500kgf/mm2 回転数(N):1000cpm 潤滑油:#68タービン油 結果を図5のワイブル・チャートに示す。
【0027】この図5から、鋼中酸素量6ppmの高清
浄度鋼材の寿命延長効果が明らかである。なお、上記実
施例は熱処理として浸炭処理を施したものを示したが、
その他、浸炭窒化処理や高周波処理、さらには標準熱処
理等も効果的に用いることができる。
【0028】また、本発明の転がり軸受は、上記実施例
における玉軸受に限定されるものではなく、他の形式の
玉軸受及びころ軸受をも包含するものである。また、本
発明は軸受に直接シール体を備えていない形式の転がり
軸受にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転がり軸受において、40℃での動粘度が90〜160
cStの合成油を基油とする潤滑剤を封入したため、高
温, 高速, 高荷重の厳しい条件下にあっても、転動体と
軌道論との間に適切な厚さの油膜が維持でき、更には
ちょう剤として18〜28重量%のウレア化合物を含む
ものを使用することにより、その油膜厚さのなかで増ち
ょう剤のウレア化合物が高荷重に対し有効に作用し, 軸
受の早期剥離現象が効果的に防止されるという効果が得
られる。
【0030】また、上記の潤滑剤の使用とともに、転が
り軸受の軌道輪を、鋼中酸素量が6ppm以下の鋼材で
形成し、かつその軌道面を熱処理によって必要な硬さに
硬化することで、上記の効果はより一層顕著になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の密封形ラジアル玉軸受
の縦断面図である。
【図2】図1に示すもののII−II線断面図である。
【図3】軸受に封入した潤滑剤の違いによる軸受寿命の
差異を説明するグラフである。
【図4】軸受軌道輪の浸炭処理による軸受寿命の延長効
果を説明するグラフである。
【図5】軸受鋼材中の酸素量の低減が軸受寿命の及ぼす
効果を説明するグラフである。
【符号の説明】
1 外輪 2 内輪 3 転動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C10M 105:02 105:18 115:08) C10N 20:02 30:06 30:08 40:02 (56)参考文献 特開 平5−60144(JP,A) 特開 平5−263091(JP,A) 特開 平5−331598(JP,A) 特開 平5−118336(JP,A) 特開 平3−210394(JP,A) 特開 平3−250094(JP,A) 特開 平1−259097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 33/66 F16C 33/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪と内輪との間に複数の転動体を介装
    した転がり軸受において、前記外輪と内輪との少なくも
    一方が鋼中酸素量6ppm以下の鋼材からなり、その軌
    道面が熱処理されていて必要な硬さに硬化されており
    かつ軸受に封入されている潤滑剤は40℃での動粘度が
    90〜160cStの合成油を基油として含むことを特
    徴とする転がり軸受。
  2. 【請求項2】 外輪と内輪との間に複数の転動体を介装
    した転がり軸受において、前記外輪と内輪との少なくも
    一方が鋼中酸素量6ppm以下の鋼材からなりその軌
    道面が熱処理されていて必要な硬さに硬化されており
    かつ軸受に封入されている潤滑剤は合成油を基油として
    含むとともに、ウレア化合物からなる増ちょう剤18〜
    28重量%を含むことを特徴とする転がり軸受。
  3. 【請求項3】 外輪と内輪との間に複数の転動体を介装
    した転がり軸受において、前記外輪と内輪との少なくも
    一方が鋼中酸素量6ppm以下の鋼材からなり、その軌
    道面が熱処理されていて必要な硬さに硬化されており、
    かつ軸受に封入されている潤滑剤は40℃での動粘度が
    90〜160cStの合成油を基油として含むととも
    に、ウレア化合物からなる増ちょう剤18〜28重量%
    を含むことを特徴とする転がり軸受。
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JP2002235759A (ja) * 2000-12-04 2002-08-23 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2002357226A (ja) * 2001-03-28 2002-12-13 Nsk Ltd 玉軸受
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