JP3114349U - 玩具用シール - Google Patents

玩具用シール Download PDF

Info

Publication number
JP3114349U
JP3114349U JP2005005126U JP2005005126U JP3114349U JP 3114349 U JP3114349 U JP 3114349U JP 2005005126 U JP2005005126 U JP 2005005126U JP 2005005126 U JP2005005126 U JP 2005005126U JP 3114349 U JP3114349 U JP 3114349U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
toy
layer
adhesive
material layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005005126U
Other languages
English (en)
Inventor
正敏 戸所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agatsuma Co Ltd
Original Assignee
Agatsuma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agatsuma Co Ltd filed Critical Agatsuma Co Ltd
Priority to JP2005005126U priority Critical patent/JP3114349U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114349U publication Critical patent/JP3114349U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】玩具用シールの表面及び裏面共に、安全性の高いアクリル系素材で形成することによって子供が触れても安全な玩具用シールを提供する。
【解決手段】玩具用のシール10であって、前記シールの上方から、前記シールの表面を保護するアクリル系コーティング層12と、表面に絵柄が表示され塩化ビニール素材で形成された基材層14と、アクリル系エマルジョン型粘着剤を素材とする粘着材層16の順に3層構造とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、玩具用シールに関するものである。
従来、特許第3612355号公報「粘着剤及びその粘着部材」にあるように、粘着剤に有機溶剤を使用したシールがあった。
しかしながら、玩具用シールとして、粘着剤に有機溶剤を使用したシールでは、子供が粘着剤に触れて安全とは言えないものであった。そこで、子供が触れても安全であり、玩具として楽しめるように再剥離再貼付可能な玩具用シールが望まれていた。
特許3612355号
そこで、本考案は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、玩具用シールの表面及び裏面共に、安全性の高いアクリル系素材で形成することによって子供が触れても安全な玩具用シールを提供することを課題とする。
請求項1に記載の考案は、玩具用のシールであって、前記シールの上方から、前記シールの表面を保護するアクリル系コーティング層と、表面に絵柄が表示され塩化ビニール素材で形成された基材層と、アクリル系エマルジョン型粘着剤を素材とする粘着材層の順に3層構造とし、再剥離再貼付を可能とすると共に安全性が優れていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記基材層の表面に蓄光素材を塗布したことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2において、前記基材層の表面にホログラムシートを貼付したことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、シールであって、前記シールの上方から、前記シールの表面を保護するアクリル系コーティング層と、表面に絵柄が表示され塩化ビニール素材で形成された基材層と、アクリル系エマルジョン型粘着剤を素材とする粘着材層の順に3層構造とし、玩具用シールの表面及び裏面共に、安全性の高いアクリル系素材で形成したことによって、子供が触れても安全な玩具用シールを提供することができる。
請求項2の考案によれば、前記基材層の表面に蓄光素材を塗布し、玩具用シールを明るい所から暗所に移動させると、蓄光素材が発光することによって、玩具用シールとしての趣向を高めることができる。
請求項3の考案によれば、前記基材層の表面にホログラムシートを貼付し、玩具用シールの表面に3次元の物体を表示したり、絵柄、図柄、文字を虹色に変化させることによって、玩具用シールとしての趣向を高めることができる。
玩具用のシールであって、前記シールの上方から、前記シールの表面を保護するアクリル系コーティング層と、表面に絵柄が表示され塩化ビニール素材で形成された基材層と、アクリル系エマルジョン型粘着剤を素材とする粘着材層の順に3層構造とし、また前記基材層の表面に蓄光素材を塗布したり、ホログラムシートを貼付している。
以下、図面を参照して本考案に係る玩具用シールの一実施例を詳細に説明する。図1は、玩具用シールの断面構造を示す図であり、図2は、玩具用シールの外観を示す図である。図1及び図2を用いて玩具用シールの構成の説明を行う。図1に示すように、玩具用シール10は、3層構造に形成され、玩具用シール10の表面である1層目には、アクリル系コーティング層12、その下となる2層目には、基材層14、更にその下となる3層目には、粘着材層16となっている。
1層目となるアクリル系コーティング層12は、玩具用シール10の表面の層となり、次の層となる基材層14の保護を行う層である。アクリル系コーティング層12は、アクリル系の素材で形成され、子供が触れても安全である。
2層目となる基材層14は、塩化ビニール素材又はポリプロピレン(PP)素材等で形成され、基材層14の表面に、キャラクターを模した絵柄、図柄、文字などが印刷されている。1層目のアクリル系コーティング層12によって、直接2層目に触れることがない。
3層目となる粘着材層16は、アクリル系エマルジョン型粘着剤で形成されている。このアクリル系エマルジョン型粘着剤はアクリルのパターンと、近似したパターンを示し、子供が触れても安全である。
また、このアクリル系エマルジョン型粘着剤は、粘着材の溶媒として有機溶剤を使用しない環境にやさしいエマルジョン型を使用し、玩具用シール10の再剥離、再貼付可能とする粘着材である。この粘着材層16の接着力(N/25mm)は、180度ピール剥離(JIS Z−0237)の試験で「6」、保持力(h)は、1kg/25mm×25mm(JIS Z−0237)の試験で「24<」、ボールタック(No.)は、J.Dow法(JIS Z−0237)の試験で「14」である。また、各種被着体に、玩具用シール10を貼付し、温度23度・湿度50%の環境下に1ヶ月放置した後、玩具用シール10を剥離した際の粘着材の残りは、PE板、PP板、PET板、アクリル板、ガラス板いずれも、被着体からすっきりと剥離できる。
また、図示しないが玩具用シール10の4層目として、玩具用シール10の3層目の粘着材層16を保護する剥離紙を設けるようにしても構わない。この剥離紙を設けることによって、玩具用シール10の搬送を容易にすることができる。
以上説明したように、子供は、玩具用シール10をあらゆる所に貼付たり、剥離させたりして楽しむことができると共に、玩具用シール10の表面及び裏面共に、安全性の高いアクリル系素材で形成したことによって子供が触れても安全な玩具用シールを提供することが可能である。また、この玩具用シール10は、再剥離、再貼付可能な程度の粘着力な為に、子供の髪の毛などの貼付く場合があっても容易に剥離することが可能である。この為、年齢や成長に応じて貼付するシールを変え、部屋の模様替えをも行うことができる。このように、好ましい実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案はその実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々に以下に示すように改変できる。
例えば、玩具用のシールとしての趣向を高める為に、2層目となる基材層14の表面に、蓄光素材を塗布し、明るい所で光を蓄光し、暗所で、蓄光素材が発光することによって、趣向を高めることも可能である。例えば、蓄光素材でキャラクターなどの絵柄の輪郭に沿って塗布することによって、暗所にて、キャラクターの輪郭を発光するようにすることもできる。また、蓄光素材で文字となるように塗布すると、暗所にて、文字が発光するようにすることもできる。
この蓄光素材は、夜光塗料とも呼ばれ、可視光線、紫外線以下の波長の電磁波やα線などの放射線を受け、そのエネルギーを可視光線に変化させる性質をもつ蛍光体である。主にリン光体を主要顔料とした塗料で、蓄光型と発光型に分別される。蓄光型は、硫化亜鉛を母体とし、これに賦活剤として銅を添加し、融剤を混ぜて焼成した緑色の蛍光体が最も多く用いられ、これを使用した塗膜は、光の刺激で夜間でも十分長時間発光する。また、発光型は、蓄光型にラジウムやストロンチウムなど、α線、β線を放射する元素を微量に加えると自ら発光する。本考案には、蓄光素材として蓄光型の塗料を塗布している。また、先に示すように蓄光素材として、発光型の塗料を塗布することもできる。この蓄光素材は、1層目となるアクリル系コーティング層12に覆われ、直接子供が触れることはできないようになっている。
この蓄光素材を塗布した玩具用シール10で遊んでいる時は、例えばリビングルームの壁やダイニングルームの壁の明るい所で光を受けて蓄光され、寝る時には、先の部屋から剥がして子供部屋の壁やベッドのヘッドボードに貼り、部屋が暗くなると蓄光素材が明るく発光するので、子供にとって大きな楽しみになる。
また、更に玩具用シール10として、趣向を高める為に、2層目となる基材層14の表面に、ホログラムシートを貼付し、3次元の物体を表示したり、絵柄、図柄、文字を虹色に変化させることによって、より趣向を高めることができる。
玩具用シール10は、壁紙装飾シールとして、子供達に夢のある空間(部屋)を与えることができる。なぜならば、子供はお気に入りのキャラクターたちに囲まれた空間が大好きであり、壁紙装飾シールを自分の身の回りに貼ることによって、より夢のある空間に変えられ、素晴らしい世界ができあがるからである。
この玩具用シール10の効果は、簡単に貼って剥がせるシール素材で形成され、玩具用シール10の大きさが、ミニサイズから超ビックサイズまでのバラエティーのあるサイズバリエーションで形成することが可能である。また、玩具用シール10を剥がしても後が残らない安心材質であり、壁紙など貼る場所を選ばない為に、あらゆる場所に貼付することできる。
また、玩具用シール10の基材層14の上面にホログラムやメタリック、蓄光素材など、キャラクターのイメージを高める印刷技術を使った演出が可能である。また、簡単に張り替えられるので子供の成長に合わせて部屋のイメージを変えることができる。例えば、壁紙感覚で装飾できるのでイベントや季節ごとのシールを再剥離再貼付し、誕生日、春の花シリーズ、クリスマスシリーズ等に合わせて部屋の壁紙を変化させることができる。
さらに、玩具用シール10は、任意な形のシールとして形成されており、その基材層14の表面に絵柄が描かれている。子供は、好みに応じた大きさに玩具用シール10を切断して、玩具用シール10を壁などに貼付することが可能となっている。例えば、描かれた絵柄の外周に沿って切断するようにすることによって、工作を楽しむ効果も得られるものである。
本考案の一実施例である玩具用シールの断面構造を示す図である。 本考案の一実施例である玩具用シールの外観を示す図である。
符号の説明
10 玩具用シール
12 アクリル系コーティング層
14 基材層
16 粘着材層

Claims (3)

  1. 玩具用のシールであって、前記シールの上方から、前記シールの表面を保護するアクリル系コーティング層と、表面に絵柄が表示され塩化ビニール素材で形成された基材層と、アクリル系エマルジョン型粘着剤を素材とする粘着材層の順に3層構造とし、再剥離再貼付を可能とすると共に安全性が優れていることを特徴とした玩具用シール。
  2. 請求項1において、前記基材層の表面に蓄光素材を塗布したことを特徴とした玩具用シール。
  3. 請求項1又は2において、前記基材層の表面にホログラムシートを貼付したことを特徴とした玩具用シール。
JP2005005126U 2005-07-01 2005-07-01 玩具用シール Expired - Fee Related JP3114349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005126U JP3114349U (ja) 2005-07-01 2005-07-01 玩具用シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005126U JP3114349U (ja) 2005-07-01 2005-07-01 玩具用シール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3114349U true JP3114349U (ja) 2005-10-27

Family

ID=43276665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005126U Expired - Fee Related JP3114349U (ja) 2005-07-01 2005-07-01 玩具用シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114349U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070065618A1 (en) Decorative article, kit and method employing the same
CA2288636A1 (en) Decorative sheet and process for producing the same
CA2170104A1 (en) Placemats having integrated adhesive stickers or labels
US20130216765A1 (en) Reusable cling decals for plastic toys, building bricks, and accessories
US20070036920A1 (en) Pumpkin decorating device
JP3114349U (ja) 玩具用シール
KR200324789Y1 (ko) 에어층을 갖는 입체 스티커
JP3153276U (ja) メッセージカード
US9296251B2 (en) Removable protective door covering for arts and crafts
CN1322990C (zh) 火山浮石雕刻、粘贴画的制作方法
JP3125701U (ja) シールセット
JP3153410U (ja) 装飾用シート
CN216516582U (zh) 一种多功能墙贴
JP3138835U (ja) 装飾用ストーン
JP4721963B2 (ja) ポッティング加飾物の製造方法
JP3138413U (ja) 掲示用具
CN203113667U (zh) 一种带有音乐播放器和led灯的pvc层层组合墙贴
JP3206875U (ja) 包装用ラベル
JP3114036U (ja) 貼り付けフィルム
CN210085362U (zh) 蓄光单透膜
WO2017046877A1 (ja) 装飾具
CN201494245U (zh) 夜光拼图墙贴
JP3207058U (ja) シートセット及びシートセットシリーズ
JP2005082741A (ja) 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品
JP3136910U (ja) 転着玩具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees