JP3114289B2 - 文字パターン発生装置 - Google Patents

文字パターン発生装置

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JP3114289B2
JP3114289B2 JP03298398A JP29839891A JP3114289B2 JP 3114289 B2 JP3114289 B2 JP 3114289B2 JP 03298398 A JP03298398 A JP 03298398A JP 29839891 A JP29839891 A JP 29839891A JP 3114289 B2 JP3114289 B2 JP 3114289B2
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哲郎 河田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字の輪郭を表すデータ
からドットパターンを得る文字パターン発生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、卓上電子出版や高解像度レーザー
ビームプリンタ等の普及に伴い、少ないメモリ容量で文
字の大小にかかわらず常に高品質なドットパターンの文
字を出力できるアウトラインフォント方式の文字パター
ン発生装置が用いられるようになった。
【0003】かかるアウトラインフォント方式の文字パ
ターン発生装置とは、例えば特開昭50−14230号
公報に示されるように、文字の輪郭を再現するにたる座
標情報を記憶しておき、これらの制御点に対して一定の
処理を行なうことにより文字のドットパターンを得るも
のである。
【0004】図4に従来の文字パターン発生装置の構成
を示す。図4において1は文字の輪郭を表すデータを格
納したメモリ、2は線形変換回路、3は補正処理回路、
5はドットパターン変換回路、6はドットパターン格納
メモリ、9及び10はワークメモリである。この従来の
文字パターン発生装置の動作を次に説明する。
【0005】線形変換回路2はメモリ1から入力した文
字の輪郭データである直線や曲線の制御点に対して線形
変換を行ない、変換結果の文字の輪郭を表す座標データ
をワークメモリ9に格納するように出力する。
【0006】補正処理回路3はこの線形変換の演算精度
や出力する座標値の量子化誤差により、最終的に出力さ
れる文字が歪んだり、線がとぎれたりする等、文字パタ
ーン全体のバランスの崩れを補正するため補正処理を行
う。ヒント情報とよばれる文字毎に固有のデータが、補
正処理のために付加的に用いられ線形変換回路2におい
て線形変換される。なおヒント情報とその処理は本発明
と直接関係ないので詳細な説明は省略する。
【0007】ここで補正処理について説明する。図5は
表示装置のドットの格子を実線で上記線形変換後の文字
‘三’のアウトラインを破線で示したものである(白丸
は制御点を表す)。文字‘三’のアウトラインはこの段
階ではドット格子単位以下の、すなわち小数点以下の値
を持っている。このアウトラインを表す値を単に四捨五
入してドット格子に丸めることによって得られただけの
文字パターンが図6である。図6からわかるように文字
‘三’の上の横棒の太さは2ドット分あるのに対し、残
り二本の横棒は1ドット分となり文字のバランスが悪く
なっている。そこでこのような不都合を取り除くため次
ぎに述べるような補正処理を行う。
【0008】文字‘三’の上の横棒を補正処理する場合
のフローチャートを図8に示す。文字‘三’の上の横棒
を表す4つの制御点の線形変換後の座標を図7に示され
るように、(x1,y1),(x2,y1),(x1,
y2),(x2,y2)とする。また、y2を基準とな
るY座標とする。すなわち、文字‘三’の上の横棒で
は、下側の境界線が基準である。この情報は矩形ごとに
持つものとする。
【0009】ステップ1においては、2つのY座標y1
とy2の差をもとめてから丸める。この場合(y1−y
2)はおおよそ1であるので、この場合丸めた結果は1
となる。
【0010】ステップ2においてはy1, y2の値を
それぞれ丸めてから差をとる。y1及びy2はそれぞれ
の上下に丸められ、その差は2となる。ステップ1とス
テップ2の結果が異なるのでステップ3の次にステップ
4に進む。もし、結果が同じであれば現在処理している
矩形についてはステップ2において丸めた結果を採用す
る。
【0011】ステップ4においては、2つのY座標が同
一の方向に丸められるようにステップ2の結果を変更す
る。この場合基準となるy2が下方に丸められているの
で、y1の小数点以下を切り捨てたものを上側の境界と
する。こうして、図4の補正された文字のドットパター
ンが得られる。
【0012】補正処理回路3の出力はワークメモリ10
に格納される。
【0013】ドットパターン変換回路は、ワークメモリ
10から補正処理済みの輪郭を表す制御点の座標データ
を入力し文字のドットパターンに変換してこれをドット
パターン格納メモリ6に格納する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のアウトラ
インフォント方式の文字パターン発生装置では、補正処
理のため全体の変換処理に要する時間が長く、変換時間
全体に占める割合は場合によっては50%を越えること
もある。
【0015】そこで本発明者は文字パターン発生装置が
取り扱う文字のサイズについて分析したところ、変換す
る文字サイズが比較的小さい場合には変換過程における
演算精度や出力する座標値の量子化誤差が相対的に大き
くなるため出力される文字パターンのバランスの崩れは
大きい。反対に、文字サイズが比較的大きい場合、誤差
が相対的に小さくなるため出力される文字パターンのバ
ランスの崩れは小さく、文字品質に視覚上影響を及ぼさ
ないことがわかった。
【0016】そこで本発明は、ある程度の許容量を考慮
に入れ、大サイズの文字を変換する場合には補正処理を
行わず、小サイズの文字を変換する場合には補正処理を
行なうことにより文字品質に視覚上影響を及ぼすことな
く、高速に文字の輪郭情報からドットパターンへの変換
処理を行なうことを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明による画像データ処理装置では、文字輪郭デ
ータから文字サイズに応じた文字の輪郭を示す座標デー
タを算出し、この座標データを量子化してドット展開し
た文字パターンを生成させる文字パターン発生装置であ
って、前記座標データについて所定方法で量子化を行う
第一の量子化手段と、量子化された座標データ間の線巾
が、前記座標データ間の線巾に略等しくなるように、少
なくとも一つの座標データについて他の座標データに対
する量子化の方法とは異なる方法で量子化を行う第二の
量子化手段と、前記出力すべき文字サイズを所定の文字
サイズと比較する比較手段と、前記比較手段により、文
字サイズが前記所定文字サイズよりも小さい場合は、前
記第一の量子化手段に代えて前記第二の量子化手段によ
り前記座標データを量子化し、ドット展開した文字パタ
ーンを生成する手段とを備えることとしている。
【0018】
【作 用】本発明によれば、所定サイズよりも小さな
文字サイズについてのみ、量子化された座標データ間の
線巾が、前記座標データ間の線巾に略等しくなるよう
に、少なくとも一つの座標データについて他の座標デー
タに対する量子化の方法とは異なる方法で量子化するこ
とにより、量子化誤差による生成文字パターンの崩れを
補正処理する。このため、補正処理が省略可能な大きな
文字サイズについては座標データを所定方法で量子化す
る軽い処理ですむので高速に輪郭データから文字パター
ンを生成することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の実施例にかかわる文字パ
ターン発生装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1は文字の輪郭データ、22は線形変換回路、
3は補正処理回路、4は選択回路、5はドットパターン
変換回路、6はドットパターン格納メモリ、7は文字サ
イズ閾値レジスタ、8は文字サイズ比較回路、9及び1
0はワークメモリである。文字の輪郭データを格納する
メモリ1、補正処理回路3、ドットパターン変換回路
5、ドットパターン格納メモリ6、ワークメモリ9及び
10は図4における従来の文字パターン発生装置のもの
と同一のものでよい。
【0020】線形変換回路22は従来の線形変換回路の
動作に加えて変換中の文字のサイズを出力する。これ
は、元の文字サイズに線形変換をほどこすことによって
得られる。
【0021】図2は線形変換回路22の内部構成を示す
ブロック図である。図2において、100は第1の変換
マトリックスレジスタ、101は第2の変換マトリック
スレジスタ、102は第3の変換マトリックスレジス
タ、103は第4の変換マトリックスレジスタ、104
は乗算器、105は累算器、106は文字サイズレジス
タ、107は制御回路である。第1から第4の変換マト
リックスレジスタはホストCPUが値を設定する。これ
らの4つのレジスタには以下で説明するような4つの変
換係数A,B,C,Dが格納される。
【0022】変換前のフォントデータの座標系をP
(x,y)、変換後のフォントデータの座標系をP’
(x’, y’)とするとP→P’の変換は、 x’=A*x+B*y y’=C*x+D*y で表される。上記式における乗算及び加算は乗算器10
4、累算器105において行なう。元のサイズのフォン
トデータの大きさも同様に変換し、文字サイズレジスタ
106に格納しておく。これらの演算やレジスタへの格
納などは制御回路107が出力する制御信号に基づいて
行なわれる。
【0023】文字サイズ閾値レジスタ7には、ホストC
PUによって補正処理を行なうか行なわないかの閾値と
なる文字サイズが格納される。
【0024】文字サイズ比較回路8は文字サイズ閾値レ
ジスタ7の保持する文字サイズの値と線形変換回路2の
出力する変換中の文字サイズの値とを入力して比較し、
前者の値が後者の値よりも大きければ値’1’、そうで
なければ値’0’を出力する。
【0025】選択回路4は入力する選択信号の値が’
0’のときワークメモリ10に格納された値を選択して
出力し、選択信号の値が’1’のときワークメモリ9に
格納された値を選択して出力する。即ち、選択信号の値
が’0’のとき補正処理を行なった文字の輪郭データを
出力し、選択信号の値が’1’のとき補正処理を行なわ
ない文字の輪郭データを出力する。
【0026】図3に補正処理回路の内部構成を表すブロ
ック図を示す。図3において、108は汎用レジスタフ
ァイル、109は演算器、110はメモリインターフェ
イス回路、111はマイクロコード格納メモリ、112
は制御/デコード回路である。マイクロコード格納メモ
リ111には第6図において説明した補正処理を行なう
ソフトウェアが格納されている。制御/デコード回路1
12はマイクロコード格納メモリに対してアドレスを出
力し、そのアドレスに格納されているマイクロコードを
入力する。さらに、入力したマイクロコードをデコード
し、様々な制御信号を生成して汎用レジスタファイル1
08、演算器109、メモリインターフェイス回路11
0、マイクロコード格納メモリ111を制御する。汎用
レジスタファイル108は演算器109の入力/出力を
格納する複数のレジスタから成る。演算器109は汎用
レジスタファイル108やメモリインターフェイス回路
110から入力される値を用いて演算を行ない、結果を
汎用レジスタファイル108やメモリインターフェイス
回路110に出力する。メモリインターフェイス回路1
10は汎用レジスタファイル108及び演算器109と
外部メモリのインターフェイスを司どり、外部メモリへ
の入出力を行なう。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、文
字の輪郭情報からドットパターンに変換する文字パター
ン発生装置において、補正処理が省略可能な比較的大き
い文字サイズについては補正処理を行なわないので高速
に輪郭情報からドットパターンへの変換ができるという
メリットがある。しかも、補正処理が必要な文字サイズ
については、従来通り補正処理を行なった文字品質の良
いドットパターンが得られるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例の線形変換回路22の内部構成
を示すブロック図
【図3】本発明の実施例の補正処理回路の内部構成を表
すブロック図
【図4】従来の文字パターン発生装置の構成
【図5】従来の文字パターン発生装置における線形変換
後の文字‘三’のアウトライン
【図6】従来の文字パターン発生装置における四捨五入
してドット格子に丸めることによって得られただけの文
字パターン
【図7】従来の文字パターン発生装置における補正処理
を行った文字パターン
【図8】従来の文字パターン発生装置における文字
‘三’の上の横棒を補正処理する場合のフローチャート
【符号の説明】
1 …… 文字の輪郭データ 2 …… 線形変換回路 3 …… 補正処理回路 4 …… 選択回路 5 …… ドットパターン変換回路 6 …… ドットパターン格納メモリ 7 …… 文字サイズ閾値レジスタ 8 …… 文字サイズ比較回路 9,10 …… ワークメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/28 G09G 5/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字輪郭データから文字サイズに応じた文
    字の輪郭を示す座標データを算出し、この座標データを
    量子化してドット展開した文字パターンを生成させる文
    字パターン発生装置であって、 前記座標データについて所定方法で量子化を行う第一の
    量子化手段と、 量子化された座標データ間の線巾が、前記座標データ間
    の線巾に略等しくなるように、少なくとも一つの座標デ
    ータについて他の座標データに対する量子化の方法とは
    異なる方法で量子化を行う第二の量子化手段と、 前記出力すべき文字サイズを所定の文字サイズと比較す
    る比較手段と、 前記比較手段により、文字サイズが前記所定文字サイズ
    よりも小さい場合は、前記第一の量子化手段に代えて前
    記第二の量子化手段により前記座標データを量子化し、
    ドット展開した文字パターンを生成する手段とを備えて
    いることを特徴とする文字パターン発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107556060B (zh) * 2017-09-04 2021-01-01 福建华清电子材料科技有限公司 氮化铝陶瓷板金属化的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107556060B (zh) * 2017-09-04 2021-01-01 福建华清电子材料科技有限公司 氮化铝陶瓷板金属化的方法

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