JP3113855U - 粘性化粧料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体の接続時には収納体の気密性を保つことにより、収納体の内部に収納した粘性化粧料の、外気との接触による劣化、変質、揮発等を防止するとともに、使用時には、収納体内に配置した粘性化粧料を円滑に外部に吐出する粘性化粧料容器の提供。
【解決手段】上端に分配口8を形成した分配皿6を配置した収納体1と、この収納体1の上端に接続し、分配皿6を被覆して分配口8と外気との連通を密閉遮断する蓋体33と、収納体1に回動可能に設けた底部材12と、この底部材12の中心部に配置して収納体1に挿入した螺子軸3を備え、収納体1と外気との連通部を遮断するシール部材18を配置し、収納体1の気密性を保つとともに、底壁4側の中皿2の移動間隔26を蓋体33の開放時に外気と連通し、螺子軸3の回転によって、中皿2を分配皿6方向に摺動し、粘性化粧料を分配口8から外方に吐出する。
【選択図】図1

Description

本考案は、内部に粘性化粧料を挿入した収納体、及びこの粘性化粧料を外方に押し出す中皿を備えた粘性化粧料用容器に関するものである。
従来より、リップグロス等の粘性を有する粘性化粧料を筒状の収納体に収納し、この収納体の先端に、粘性化粧料を吐出するための分配口を形成し、収納体内の粘性化粧料を少量ずつ分配口から外方に吐出させながら、唇等の被塗布部に塗布する粘性化粧料用容器が存在する。そして、このような従来の粘性化粧料用容器の中でも、特許文献1に記載の発明の如く、収納体の先端に蓋体を着脱可能に接続し、この収納体の先端に、ノズル孔を貫通形成した塗布用ノズルを収納体とは別個に形成して接続し、この収納体の内部に中皿を螺着した螺子軸を配置してこの螺子軸を回転させることにより、中皿を塗布用ノズルの方向に摺動させて、この塗布用ノズルの先端から粘性化粧料を外部に吐出可能とした粘性化粧料用容器が公知となっている。
特開平8−229461号公報
しかしながら、特許文献1に記載の粘性化粧料用容器は、端壁の分配口からの粘性化粧料の漏れや揮発を防ぐために、収納体の先端に蓋体を接続可能としているが、収納体に組み付けた蓋体以外の各部材と、収納体との接続部分には、シール部材を配置する等の密閉手段が設けられていない。そのため、収納体の内部が外気と常時連通可能な状態となっていることから、蓋体を接続した場合であっても、収納体の内部に収納した粘性化粧料が常に外気と接触しやすいものとなり、この粘性化粧料が外気と接触した場合には、粘性化粧料の劣化、変質や揮発等が生じやすいものとなる。
そこで本考案は、上述の如き課題を解決しようとするものであって、蓋体の接続時には収納体の気密性を保つことにより、収納体の内部に収納した粘性化粧料の、外気との接触による劣化、変質、揮発等を防止するとともに、使用時には、収納体内に配置した粘性化粧料を円滑に外部に吐出可能とすることを目的としている。
上述の如き課題を解決するため、本願の第1考案は、粘性化粧料を収納し、上端に粘性化粧料の分配口を1個又は複数個形成した分配皿を配置した筒型の収納体と、この収納体の上端に着脱可能に接続し、収納体の分配皿を被覆して分配口と外気との連通を密閉遮断する蓋体と、収納体の底壁の外面に回動可能に設けた底部材と、この底部材の中心部に収納体の軸方向と同軸上に配置して収納体に挿入した螺子軸と、この螺子軸の外周に螺着するとともに収納体の内面に回動不能かつ摺動可能に密接配置した中皿とを備え、蓋体の収納体への接続時における収納体と外気との連通部に、この連通部を遮断するシール部材を配置することにより、収納体の気密性を保つとともに、この収納体の粘性化粧料の収納部とは中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を蓋体の開放時に連通孔を介して外気と連通し、底部材を介した螺子軸の一方向への回転によって、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能に摺動可能とし、この中皿の摺動により、粘性化粧料を分配口から外方に押し出し可能としたものである。
また、本願の第2考案は、粘性化粧料を収納し、上端に粘性化粧料の分配口を1個又は複数個形成した分配皿を配置した筒型の収納体と、この収納体の上端に着脱可能に接続し、収納体の分配皿を被覆して分配口と外気との連通を密閉遮断する蓋体と、収納体の底壁の外面に回動及び上下動可能に設けた底部材と、この底部材の中心部に収納体の軸方向と同軸上に配置して収納体に挿入した螺子軸と、この螺子軸の外周に螺着するとともに収納体の内面に回動不能かつ摺動可能に密接配置した中皿とを備え、蓋体の収納体への接続時における収納体と外気との連通孔に、この連通孔の閉止方向に付勢されたシール部材を配置することにより、収納体の気密性を保つとともに、底部材をシール部材の方向に押圧してシール部材を移動させることにより連通孔を開放して、収納体の粘性化粧料の収納部とは中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を外気と連通し、この連通孔の開放状態において底部材と螺子軸を係合し、この螺子軸を一方向に回転することにより、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能に摺動可能とし、この中皿の摺動により、粘性化粧料を分配口から外方に押し出し可能としたものである。
また、底壁は、底部材の回動時に、この底部材と一体に回動可能としても良い。
また、底壁は、底部材の回動時に、この底部材とは独立して回動不能としても良い。
また、収納体は、軸方向とは垂直方向の外面形状を円形とするとともに、その内面形状を非円形とし、この収納体内に配置する中皿を、収納体の内面形状に対応させた形状とすることにより、中皿を収納体内で回転不能としたものであっても良い。
また、収納体は、軸方向とは垂直方向の外面形状及び内面形状を円形とするとともに、この収納体内に配置する中皿を、収納体の内面形状に対応させた形状とし、収納体の内面軸方向に係合部を形成するとともに、この係合部に係合可能な係合受部を中皿の外周面に設け、収納体の係合部と中皿の係合受け部とを係合させた状態で、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能で摺動可能としたものであっても良い。
また、収納体は、内面が粘性化粧料に接触するとともに上端に分配皿を配置した筒型の内容器と、この内容器の外周に、内容器とは分離可能に配置するとともに上端に蓋体を接続可能な筒型の外容器とで形成し、この収納体の内容器に螺子軸を突設した底壁を回動可能に組み付けて内方体を形成するとともに、外容器に底部材を回動可能に組み付けて外方体を形成し、この外方体の内部に内方体を配置するとともに、内方体の底壁底面に形成した嵌合受部に外方体の底部材に形成した嵌合部を嵌合し、この底部材を回動することにより、内方体の底壁を介して螺子軸を一体に回動可能としたものであっても良い。
また、連通孔は、螺子軸の中皿を隔てた移動間隔側から上端まで軸方向に貫通形成した空気導入路を形成するとともに、分配皿の中央部に空気導入孔を設け、この空気導入孔と空気導入路を連結することにより、蓋体の開放時に空気導入路及び空気導入孔を介して、移動間隔と外気とを連通可能としたものであっても良い。
また、連通孔は、収納体の移動間隔側の側壁又は底壁に、厚さ方向に形成することにより、蓋体の開放時に移動間隔と外気とを連通可能としたものであっても良い。
また、底部材は、外周縁に外筒を形成し、この外筒を収納体の外周に回動可能に装着したものであっても良い。
また、シール部材は、中央に貫通孔を貫通形成した板状に形成し、この貫通孔に螺子軸を挿通して底部材上に配置し、上面を収納体の底壁の内面に密着するとともに、下面を底部材の上面に密着したものであっても良い。
また、シール部材は、底部材と収納体との接続部に周方向に連続して密着配置したものであっても良い。
本考案は、蓋体の収納体への接続時における収納体と外気との連通部に、この連通部を遮断するシール部材を配置することにより、収納体の内部の気密性を保つことを可能としている。また、この蓋体の開放時には、中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を外気と連通することにより、中皿を先端壁方向に摺動可能なものとしている。そのため、蓋体の接続時には収納体の気密性を保ち、収納体の内部に収納した粘性化粧料の外気との接触による変質、劣化、揮発等を防止するとともに、中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を外気とを連通することにより、中皿を円滑に摺動させて粘性化粧料を分配口から外方に吐出可能なものとしている。
まず、本願の第1考案における実施例1を図1及び図2において説明すると、(1)は内部に粘性化粧料を収納するための収納体である。そして、この収納体(1)の内部には、外周に中皿(2)を螺着した螺子軸(3)を配置し、この螺子軸(3)を回転させることにより、中皿(2)を摺動させて、収納体(1)内に収納した粘性化粧料を外部に押し出し可能なものとしている。
本実施例1の粘性化粧料用容器について更に詳細に説明すると、筒状に形成した収納体(1)は、図2に示す如く、軸方向とは垂直方向の外面形状を円形とするとともに、その内面形状を非円形である楕円形としている。そして、図1に示す如く、下端に底壁(4)を一体に形成するとともに、上端には、外周縁に周壁(5)を形成した分配皿(6)を設けている。この分配皿(6)は、収納体(1)の内部に粘性化粧料を収納した後に配置されるものであって、周壁(5)の上端外周には係合鍔(7)を水平方向に突設し、この係合鍔(7)を収納体(1)の上端面に係合することにより、収納体(1)に接続固定している。また、この分配皿(6)には、直径3mmの分配口(8)を4箇所貫通形成しており、この分配口(8)から収納体(1)内の粘性化粧料を外部に吐出可能なものとしている。尚、他の異なる実施例では、分配皿(6)に設ける分配口(8)については、直径を3mmより大径又は小径としても良く、また、個数を3箇所以下又は5箇所以上としても良い。
また、収納体(1)の底壁(4)の中央部には、円形の底壁孔(10)を貫通形成し、この底壁孔(10)には、外周に螺溝を形成した螺子軸(3)を挿通している。この螺子軸(3)は、外周縁に外筒(11)を設けた断面コ字型の底部材(12)の中央に突設されており、下方外周にはテーパ状の段部(13)を周方向に突設している。そして、この段部(13)を底壁孔(10)の内周に突設した内周突部(14)に係合することにより、螺子軸(3)を収納体(1)の内部において回転可能に挿入配置している。またこの螺子軸(3)を設けた底部材(12)の外筒(11)の内周面には、係合溝(15)を環状に設けるとともに、この係合溝(15)に係合可能な係合凸部(16)を、収納体(1)の外周面の上記係合溝(15)に対応した位置に突設し、この係合凸部(16)を係合溝(15)に係合することにより、底部材(12)を収納体(1)に回動可能で分離困難に組み付けることが可能となる。
また、収納体(1)の底壁(4)と底部材(12)との間隔には、中央に貫通孔(17)を貫通形成した円板状のシール部材(18)を、この貫通孔(17)に螺子軸(3)を挿通した状態で配置している。そして、このシール部材(18)の上面(20)を底壁(4)の下面(21)に密着させるとともに、シール部材(18)の下面を底部材(12)の底面(76)に密着させている。そのため、収納体(1)の底壁(4)と底部材(12)との接続部分において、収納体(1)の内部への外気の連通を遮断することが可能となる。
また、収納体(1)の内面には、収納体(1)内を分配皿(6)側の粘性化粧料の収納部(9)と底壁(4)側の移動空間とに区画する楕円平板状の中皿(2)を装着している。そして、この中皿(2)の内周縁及び外周縁には、収納体(1)の軸方向にそれぞれ内周壁(24)及び外周壁(25)を形成しており、この内周壁(24)の内面に螺子軸(3)を螺着している。また、この中皿(2)の外周壁(25)の外面形状を、収納体(1)の内面形状に対応させた形状の楕円形としており、外周壁(25)の外周面は収納体(1)の内周面の全周にわたって密接している。
そのため、この中皿(2)は、収納体(1)内で回動不能となるとともに、収納体(1)内の軸方向に摺動可能となる。尚、以下の実施例2〜4においても本実施例と同様に、収納体(1)の内面形状を楕円形とするとともに中皿(2)の外面形状を、収納体(1)の内面形状に対応させた楕円形とすることによって、中皿(2)を収納体(1)内で回動不能かつ摺動可能に配置している。
尚、本願の実施例1〜4では、収納体(1)の内面形状、外面形状及び中皿(2)の外周壁(25)を上記の如く形成し、中皿(2)を収納体(1)内において回動不能かつ摺動可能に組み付けているが、他の異なる実施例においては、収納体(1)の内面形状、外面形状及び中皿(2)の外周壁(25)を円形とし、収納体(1)の内面軸方向に係合部(図示せず)を形成するとともに、この係合部に係合可能な係合受部(図示せず)を中皿(2)の外周壁(25)に設け、係合部を係合受部に係合することにより、中皿(2)を収納体(2)内で回動不能かつ摺動可能に組み付けることも可能である。
また、螺子軸(3)には、中皿(2)と底壁(4)との間に形成された移動間隔(26)側の側面から上端まで貫通形成した空気導入路(27)を形成している。また、この空気導入路(27)に連通する空気導入孔(28)を分配皿(6)の中央に形成している。そして、この空気導入路(27)と空気導入孔(28)とにより、移動間隔から分配皿の上端まで貫通した連通孔(32)を形成している。
また、収納体(1)の上端には螺着部(19)を介して蓋体(33)を着脱可能に接続している。そして、このように収納体(1)の上端に蓋体(33)を接続することによって、収納体(1)の上端部を密閉し、連通孔(32)が閉止状態となる。従って、この連通孔(32)を介して、収納体(1)内の中皿(2)を隔てた移動間隔(26)と外気との連通を遮断することが可能となる。
また、上記の如く、底壁(4)と底部材(12)との間隔にシール部材(18)を配置しているため、収納体(1)と底部材(12)との接続部分における外気との連通が遮断されることから、収納体(1)に蓋体(33)を接続した場合には、収納体(1)内の気密性を保つことが可能となる。従って、蓋体(33)の接続時には、収納体(1)の内部に収納した粘性化粧料は外気と接触困難となるため、この外気との接触による粘性化粧料の変質、劣化、揮発等を防止することが可能となる。
上記の如く構成したものにおいて、この粘性化粧料用容器が未使用の状態に於いては、中皿(2)は螺子軸(3)の下方に配置されており、収納体(1)内において中皿(2)と分配皿(6)との間隔に粘性化粧料を収納しており、この収納体(1)の上端には、蓋体(33)が螺着され、収納体(1)内を上記の如く密閉状態に保っている。
また使用時には、まず収納体(1)から蓋体(33)を開放することにより、分配皿(6)の分配口(8)及び上壁孔(30)と外気とが連通した状態となる。そして、収納体(1)を保持した状態で、底部材(12)の外筒(11)を一方向に回動させることにより、螺子軸(3)が同一方向に回転し、この螺子軸(3)に螺着した中皿(2)が、回動不能な状態で収納体(1)の分配皿(6)方向に摺動する。この中皿(2)の摺動により、粘性化粧料は分配口(8)を介して分配皿(6)の表面に押し出され、これを手指等ですくい取ることにより粘性化粧料の使用が可能となる。
また、中皿(2)の上昇によって中皿(2)と底壁(4)との間の移動間隔(26)が負圧となるが、連通孔(32)を介して外気が導入され、常圧に保たれる。そのため、外筒(11)を回動することにより中皿(2)を分配皿(6)方向に、分配皿(6)を円滑に摺動させることが可能となる。
また、上記実施例1では、連通孔(32)を螺子軸(3)及び分配皿(6)に貫通して形成しているが、本願の第1考案における実施例2ではこの連通孔(32)を、収納体(1)の移動間隔(26)側の側壁に貫通し、内部容器(35)と外部容器(36)との間隔に設けた空気導入孔(28)により外気と連通可能なものとしている。本実施例2を図3において更に詳細に説明すると、本実施例2は、図3に示す如く、上端に分配皿(6)を固定配置するとともに下端に底壁(4)を一体形成したした断面コ字型の内部容器(35)と、この内部容器(35)の外周に分離不能に接続固定した筒型の外部容器(36)とにより、本実施例の収納体(1)を構成している。
そして、この内部容器(35)の側壁(37)の下方に、連通孔(32)を、この側壁(37)の厚さ方向に貫通形成するとともに、この内部容器(35)と外部容器(36)との間には、内部容器(35)の連通孔(32)と外気とを連通する空気導入孔(28)を形成しており、蓋体(33)の開放時には、この連通孔(32)を介して移動間隔(26)と外気とが連通するものとなる。尚、この空気導入孔(28)を除く内部容器(35)と外部容器(36)との間は密着しており、外気を連通困難なものとしている。また、前記実施例1と同様に、収納体(1)の底壁(4)と底部材(12)との間隔には円板状のシール部材(18)を配置し、このシール部材(18)の配置により、収納体(1)の底壁(4)と底部材(12)との接続部分において、底壁孔(10)を介した外気の連通を遮断可能なものとしている。
また、この底部材(12)の螺子軸(3)を底壁(4)に形成した底壁孔(10)から挿通して収納体(1)内に挿入配置するとともに、この底部材(12)の外周縁に外筒(11)を形成し、この外筒(11)を外部容器(36)の外周下端側に配置する。そして、この外部容器(36)の外周に、環状に突設した係合凸部(16)を外筒(11)の内周に環状に設けた係合溝(15)に係合することにより、底部材(12)を収納体(1)に回動可能に組み付けている。
上記の如く構成したものにおいて、蓋体(33)の密閉時には、分配皿(6)に設けた分配口(8)及び空気導入孔(28)の上端の上端開口部(40)が外気と遮断される。そのため、連通孔(32)が閉止して移動間隔(26)と外気との連通を遮断するとともに、前記実施例1と同様に、底壁(4)と底部材(12)との間隔に配置したシール部材(18)により、収納体(1)と底部材(12)との接続部分における収納体(1)内と外気との連通が密閉遮断される。
また、収納体(1)を密閉した蓋体(33)を開放した時には、中皿(2)と底壁(4)との移動間隔(26)が空気導入孔(28)及び連通孔(32)を介して外気と連通するため、この移動間隔(26)内の気圧が常圧に保たれ、外筒(11)を回動することにより中皿(2)を分配皿(6)方向に、分配皿(6)の内面付近まで円滑に摺動させることが可能となる。
また、上記実施例1及び2では、底部材(12)の回動時に、底壁(4)を独立して回動可能とするとともに、シール部材(18)を円板状に形成して底壁(4)と底部材(12)との間隔に配置しているが、本願の第1考案における実施例3では、底部材(12)の回動時に、底壁(4)を底部材(12)と一体に回動するとともに、シール部材(18)を底部材(12)と収納体(1)との接続部に周方向に連続して配置している。
本実施例3を図4〜図7において更に詳細に説明すると、本実施例3の収納体(1)は、図4に示す如く、筒型の内容器(42)の外周に、同じく筒型に形成した外容器(43)を配置することにより構成している。そして、図6に示す如く、この内容器(42)の上端には、分配口(8)を貫通形成した分配皿(6)を固定配置し、この内容器(42)の下端には、中央に螺子軸(3)を一体に突設した底壁(4)を配置して内容器(42)の下端を閉止するとともに、中皿(2)を外周に螺着した螺子軸(3)を内容器(42)の内部に配置している。
そして、図6に示す如く、この底壁(4)の外周端面に環状の外周突部(47)を形成するとともに、内容器(42)の内周面に、上記外周突部(47)と係合可能な環状の内周凹部(48)を凹設し、この内周凹部(48)に上記外周突部(47)を係合することによって、底壁(4)を内容器(42)に回動可能に組み付けている。また、この内容器(42)の側壁(37)の下方には、この側壁(37)の厚さ方向に連通孔(32)を貫通形成している。
そして、この連通孔(32)は、未使用時には螺子軸(3)の下方外周に螺着した中皿(2)の外周壁(25)によって閉止している。また、図4に示す如く、この内容器(42)の外周には、筒型の外容器(43)を、内容器(42)とは分離可能に配置している。そして、この内容器(42)の外周に外容器(43)を配置した際には、内容器(42)と外容器(43)との間に外気を導入する連通間隔(46)を形成している。
また、この外容器(43)の下端には、外周縁に外筒(11)を設けた断面コ字型の底部材(12)を配置している。そして、底部材(12)の外筒(11)の内周面には、環状の係合溝(15)を形成するとともに、外容器(43)の外周面には、この係合溝(15)に対応する位置に環状の係合凸部(16)を形成し、この係合凸部(16)を底部材(12)の係合溝(15)に係合することにより、底部材(12)を外容器(43)に回動可能に組み付けている。
また、この底部材(12)の底面中央には、図4及び図5に示す如く、断面6角形の嵌合部(51)を突設するとともに、この嵌合部(51)に係合可能な嵌合受部(52)を、図6に示す如く、底壁(4)の下面中央に凹設している。そして、図4に示す如く、この嵌合受部(52)に嵌合部(51)を係合して底部材(12)を回動することにより、内容器に組み付けた底壁(4)がこの底部材(12)と一体に回動するものとなる。また、この底部材(12)の上方には、外容器(43)の外側壁(53)に段部(54)が周方向に連続して突出形成されており、この段部(54)と底部材(12)の外筒(11)の上端面との間隔に、オーリング等のシール部材(18)を配置している。
また、この外容器(43)の上端には、図7に示す如く、蓋体(33)を着脱可能に螺着して接続しており、図4に示す如く内容器(42)の外周に外容器(43)を配置した際には、蓋体(33)を開放することにより、内容器(42)の分配皿(6)の分配口(8)が外気と連通するとともに、外容器(43)と内容器(42)との間の連通間隔(46)を介して、内容器(42)の連通孔(32)と外気とが連通するものとなる。
また、蓋体(33)の接続時には、分配皿(6)の分配口(8)を被覆して分配口(8)と外気との連通を密閉遮断することが可能となる。また、内容器(42)と外容器(43)との間の連通間隔(46)も被覆されるため、この連通間隔(46)及び連通孔(32)を介して、中皿(2)と底壁(4)との移動間隔(26)と外気との連通が遮断される。
また、上記の如く、外容器(43)の段部(54)と底部材(12)の外筒(11)の上端面との間隔にシール部材(18)を配置しているため、収納体(1)と底部材(12)との接続部分における外気との連通が遮断される。従って、収納体(1)に蓋体(33)を螺着接続した場合には、移動間隔(26)と外気との連通が遮断されるとともに、収納体(1)と底部材(12)との接続部分における外気との連通が遮断されるため、収納体(1)内の気密性を保つことが可能となる。そのため、収納体(1)の内部に収納した粘性化粧料の外気との接触が生じにくくなり、外気との接触による粘性化粧料の変質、劣化、揮発等を防止することが可能となる。
また、この蓋体(33)を取り外すとともに、底部材(12)を一方向に回動して中皿(2)を上方に若干移動させることにより、連通孔(32)が開放するため、中皿(2)と底壁(4)との移動間隔(26)が外気と連通し、この移動間隔(26)内の気圧が常圧に保たれることとなる。そのため、底部材(12)の外筒(11)を回動することにより中皿(2)を粘性化粧料の使用に伴って分配皿(6)方向に、分配皿(6)の内面付近まで円滑に摺動させることが可能となる。
また、図6に示す如く、内容器(42)に分配皿(6)と底壁(4)を組み付けて内方体を形成するとともに、図7に示す如く、外容器(43)に底部材(12)を組み付けて、蓋体(33)を接続可能な外方体(58)を形成することにより、図4にの如く構成していた粘性化粧料用容器を、内方体(57)と外方体(58)とに完全に分離することが可能となる。従って、収納体(1)内の粘性化粧料のほぼ全量を使い終わった際には、蓋体(33)を取り外すとともに、外方体(58)から内方体(57)を取り出すことができる。
そして、この外方体(58)内に、図6に示す如く、分配皿(6)の表面に閉止部材(56)を配置して、分配皿(6)の分配口(8)と外気との連通を遮断した新たな内方体(57)を、底壁(4)の嵌合受部(52)を底部材(12)の嵌合部(51)に係合させて挿入配置することにより、再度使用することが可能となる。この様に、内方体(57)に収納した粘性化粧料を使い終わっても、この時使用していた外方体(58)を再度使用することができるため、使用者は内方体(57)とともに外方体(58)も新たに買い換える必要がなく、新たな内方体(57)のみを買い換えれば良いので、使用者にとってより経済的な使用が可能となる。
また、上記実施例1〜3では、蓋体(33)の収納体(1)への接続時における収納体(1)と外気との連通部に、この連通部を遮断するシール部材(18)を配置することにより、収納体(1)の気密を保つとともに、蓋体(33)を開放することにより収納体(1)と外気とを連通可能としているが、本願の第2考案における実施例4では、蓋体(33)の収納体(1)への接続時における収納体(1)と外気との連通部に、この連通部の閉止方向に付勢されたシール部材(18)を配置することにより、収納体(1)の気密性を保つとともに、このシール部材(18)を移動させることにより収納体(1)と外気との連通を蓋体を開放することなく可能とするものである。
本実施例4を図8及び図9において更に詳細に説明すると、本実施例4も上記実施例1と同様に、収納体(1)の上端には、分配口(8)を形成した分配皿(6)を固定配置するとともに、下端には底壁(4)を一体に形成している。また、この底壁(4)の外面には、外周縁に外筒(11)を突設した断面コ字型の底部材(12)を配置するとともに、この外筒(11)の内周面に環状の係合溝(15)を形成するとともに、収納体(1)の外周面に環状の係合凸部(16)を突設し、この係合凸部(16)と係合溝(15)とを係合することにより、底部材(12)を収納体(1)に回動可能に組み付けている。
また、収納体(1)の底壁(4)の中央部を螺子軸(3)と配置間隔を介して移動間隔(26)内に円筒状に立ち上げてハウジング(64)を形成している。また、図8に示す如く、この底部材(12)の中央部に底部開口(65)を貫通形成するとともに、この底部開口(65)の内周縁に筒型の底部内壁(66)を設け、この底部内壁(66)の内部には、螺子軸(3)を回転可能かつ軸方向に摺動可能に挿入配置している。
また、この螺子軸(3)をハウジング(64)の上壁(67)中央に形成した上壁開口(68)に挿通するとともに、底部材(12)の底部内壁(66)をハウジング(64)内に配置している。そして、この底部内壁(66)の上端には、螺子軸(3)の螺溝を形成しない部分に上下動可能に環状内壁(70)を装着し、この環状内壁(70)の外周に環状のシール部材(18)を配置している。また、このシール部材(18)とハウジング(64)の上壁(67)との間隔にはコイルスプリング(73)を配置し、シール部材(18)を底部内壁(66)方向に付勢している。また、収納体(1)の底壁(4)には連通孔(32)を厚さ方向に貫通形成するとともに、この連通孔(32)をシール部材(18)の環状外壁(71)により常時は閉止している。
また、螺子軸(3)の下方外周には係合刃(77)を環状に突設するとともに、この係合刃(77)に係合可能な係合受刃(78)を、底部材(12)の底部内壁(66)に突設している。そして、上記の如く底部材(12)はシール部材(18)を介してコイルスプリング(73)により下方向に付勢されているため、図9に示す如く、係合刃(77)と係合受刃(78)とは、非係合方向に位置するよう保たれている。
そのため、この状態では、図9(b)に示す如く、底部材(12)と螺子軸(3)とが分離した状態となっているため、底部材(12)を回動させても螺子軸(3)は底部材(12)と連動せず回動しない。そして、コイルスプリング(73)の付勢力に抗して底部材(12)を上方向に押圧することにより、図9(a)に示す如く、係合刃(77)と係合受刃(78)がかみ合うため、底部材(12)と螺子軸(3)とが係合した状態となる。そして、このような係合状態において底部材(12)を回動させることにより、この底部材(12)の回動にともなって螺子軸(3)も底部材(12)と一体に回動する。
また、上記の如く、コイルスプリング(73)の付勢力に抗して底部材(12)を上方向に押圧することにより、底部材(12)の底部内壁(66)を介してシール部材(18)が上方向に移動する。そのため、コイルスプリング(73)の付勢状態下では、このシール部材(18)によって閉止していた連通孔(32)が、シール部材(18)の上方向への移動によって開放される。そして、この連通孔(32)は、収納体(1)の底壁(4)と底部材(12)との間隔、及び収納体(1)の側壁(37)と底部材(12)の外筒(11)との間隔を介して外気と連通することとなる。また、コイルスプリング(73)は粘性化粧料を充填した収納体(1)の重量によっては収縮することのない復元力を有するものであることが必要である。
上記の如く構成したものにおいて、収納体(1)に蓋体(33)を接続することにより、分配口(8)と外気との連通が遮断される。また、底部材(12)の非押圧時には、コイルスプリング(73)の付勢力により、収納体(1)の連通孔(32)はシール部材(18)によって閉止された状態となる。従って、蓋体(33)の接続時であって底部材(12)の非押圧時には、分配口(8)と外気との連通が遮断されるとともに、収納体(1)の連通孔(32)はシール部材(18)によって閉止された状態となるため、収納体(1)内が密閉された状態となる。従って、収納体(1)の内部に収納した粘性化粧料が外気と接触しにくくなるため、外気との接触による粘性化粧料の変質、劣化、揮発等を防止することが可能となる。
また、コイルスプリング(73)の付勢力に抗して底部材(12)を上方に押圧することにより、シール部材(18)が上方に移動するため、収納体(1)の連通孔(32)が開放して収納体(1)内と外気とが連通し、収納体(1)内の中皿(2)と底壁(4)との間の移動間隔(26)内を常圧に保つことが可能となる。また、このように底部材(12)を押圧することにより、底部材(12)の係合受刃(78)と螺子軸(3)の係合刃(77)が係合するため、底部材(12)の押圧状態で、この底部材(12)を一方向に回動させることにより、螺子軸(3)が同一方向に回動する。そして、この螺子軸(3)の回動によって中皿(2)が分配皿(6)方向に回動不能に円滑に摺動し、収納体(1)内に収納した粘性化粧料が分配口(8)から外方に吐出される。尚、このような粘性化粧料の吐出は、蓋体(33)の接続時又は開放時のいずれにおいても可能である。
本願の第1考案における実施例1を示す粘性化粧料用容器の断面図。 図1のA−A線断面図。 本願の第1考案における実施例2を示す粘性化粧料用容器の断面図。 本願の第1考案における実施例3を示す粘性化粧料用容器の断面図。 図4のB−B線断面図。 実施例3において、内方体を示す断面図。 実施例3において、外方体の蓋体を開放した状態を示す断面図。 本願の第2考案における実施例4を示す粘性化粧料用容器の断面図。 実施例4において、係合刃と係合受刃の係合又は解除状態を示す部分展開図。
符号の説明
1 収納体
2 中皿
3 螺子軸
4 底壁
6 分配皿
8 分配口
11 外筒
12 底部材
17 貫通孔
18 シール部材
20 上面
21 下面
26 移動間隔
27 空気導入路
28 空気導入孔
30 上壁孔
32 連通孔
33 蓋体
42 内容器
43 外容器
51 嵌合部
52 嵌合受部
57 内方体
58 外方体

Claims (12)

  1. 粘性化粧料を収納し、上端に粘性化粧料の分配口を1個又は複数個形成した分配皿を配置した筒型の収納体と、この収納体の上端に着脱可能に接続し、収納体の分配皿を被覆して分配口と外気との連通を密閉遮断する蓋体と、収納体の底壁の外面に回動可能に設けた底部材と、この底部材の中心部に収納体の軸方向と同軸上に配置して収納体に挿入した螺子軸と、この螺子軸の外周に螺着するとともに収納体の内面に回動不能かつ摺動可能に密接配置した中皿とを備え、蓋体の収納体への接続時における収納体と外気との連通部に、この連通部を遮断するシール部材を配置することにより、収納体の気密性を保つとともに、この収納体の粘性化粧料の収納部とは中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を蓋体の開放時に連通孔を介して外気と連通し、底部材を介した螺子軸の一方向への回転によって、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能に摺動可能とし、この中皿の摺動により、粘性化粧料を分配口から外方に押し出し可能としたことを特徴とする粘性化粧料用容器。
  2. 粘性化粧料を収納し、上端に粘性化粧料の分配口を1個又は複数個形成した分配皿を配置した筒型の収納体と、この収納体の上端に着脱可能に接続し、収納体の分配皿を被覆して分配口と外気との連通を密閉遮断する蓋体と、収納体の底壁の外面に回動及び上下動可能に設けた底部材と、この底部材の中心部に収納体の軸方向と同軸上に配置して収納体に挿入した螺子軸と、この螺子軸の外周に螺着するとともに収納体の内面に回動不能かつ摺動可能に密接配置した中皿とを備え、蓋体の収納体への接続時における収納体と外気との連通孔に、この連通孔の閉止方向に付勢されたシール部材を配置することにより、収納体の気密性を保つとともに、底部材をシール部材の方向に押圧してシール部材を移動させることにより連通孔を開放して、収納体の粘性化粧料の収納部とは中皿を隔てた収納体の底壁側の中皿の移動間隔を外気と連通し、この連通孔の開放状態において底部材と螺子軸を係合し、この螺子軸を一方向に回転することにより、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能に摺動可能とし、この中皿の摺動により、粘性化粧料を分配口から外方に押し出し可能としたことを特徴とする粘性化粧料用容器。
  3. 底壁は、底部材の回動時に、この底部材と一体に回動可能としたことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
  4. 底壁は、底部材の回動時に、この底部材とは独立して回動不能としたことを特徴とする請求項1または2の粘性化粧料用容器。
  5. 収納体は、軸方向とは垂直方向の外面形状を円形とするとともに、その内面形状を非円形とし、この収納体内に配置する中皿を、収納体の内面形状に対応させた形状とすることにより、中皿を収納体内で回転不能としたことを特徴とする請求項1または2の粘性化粧料用容器。
  6. 収納体は、軸方向とは垂直方向の外面形状及び内面形状を円形とするとともに、この収納体内に配置する中皿を、収納体の内面形状に対応させた形状とし、収納体の内面軸方向に係合部を形成するとともに、この係合部に係合可能な係合受部を中皿の外周面に設け、収納体の係合部と中皿の係合受け部とを係合させた状態で、中皿を収納体の分配皿方向に回動不能で摺動可能としたことを特徴とする請求項1または2の粘性化粧料用容器
  7. 収納体は、内面が粘性化粧料に接触するとともに上端に分配皿を配置した筒型の内容器と、この内容器の外周に、内容器とは分離可能に配置するとともに上端に蓋体を接続可能な筒型の外容器とで形成し、この収納体の内容器に螺子軸を突設した底壁を回動可能に組み付けて内方体を形成するとともに、外容器に底部材を回動可能に組み付けて外方体を形成し、この外方体の内部に内方体を配置するとともに、内方体の底壁底面に形成した嵌合受部に外方体の底部材に形成した嵌合部を嵌合し、この底部材を回動することにより、内方体の底壁を介して螺子軸を一体に回動可能としたことを特徴とする請求項1、3、5または6の粘性化粧料用容器。
  8. 連通孔は、螺子軸の中皿を隔てた移動間隔側から上端まで軸方向に貫通形成した空気導入路を形成するとともに、分配皿の中央部に空気導入孔を設け、この空気導入孔と空気導入路を連結することにより、蓋体の開放時に空気導入路及び空気導入孔を介して、移動間隔と外気とを連通可能としたことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
  9. 連通孔は、収納体の移動間隔側の側壁又は底壁に、厚さ方向に形成することにより、蓋体の開放時に移動間隔と外気とを連通可能としたことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
  10. 底部材は、外周縁に外筒を形成し、この外筒を収納体の外周に回動可能に装着したことを特徴とする請求項1、2、3、4または7の粘性化粧料用容器。
  11. シール部材は、中央に貫通孔を貫通形成した板状に形成し、この貫通孔に螺子軸を挿通して底部材上に配置し、上面を収納体の底壁の内面に密着するとともに、下面を底部材の上面に密着したことを特徴とする請求項4の粘性化粧料用容器。
  12. シール部材は、底部材と収納体との接続部に周方向に連続して密着配置したことを特徴とする請求項3の粘性化粧料用容器。
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