JP3113854B2 - フラッシュドア - Google Patents

フラッシュドア

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Publication number
JP3113854B2
JP3113854B2 JP10029304A JP2930498A JP3113854B2 JP 3113854 B2 JP3113854 B2 JP 3113854B2 JP 10029304 A JP10029304 A JP 10029304A JP 2930498 A JP2930498 A JP 2930498A JP 3113854 B2 JP3113854 B2 JP 3113854B2
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JP
Japan
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flash door
frame
thin plate
ridge
frame core
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10029304A
Other languages
English (en)
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JPH11210337A (ja
Inventor
敏和 副島
Original Assignee
東洋プライウッド株式会社
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12272493&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3113854(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラッシュドアに関
し、より詳しくはフラッシュドアの木口面の両角隅部に
丸い面取りを施す構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフラッシュドアの一形式として、
木口面の両角隅部に丸い面取りを施すため、図4に示す
ように枠芯の表面と裏面に別々の薄板a,bを張り付け
ると共に、予め両端部を丸く面取り加工した厚手の木口
材cを枠心の縦框dの木口面に張り付けた構造が知られ
ている。また、他の形式のフラッシュドアとして、図5
に示すように内面の2箇所に複数本のV溝eを形成した
薄板fを用い、この薄板fを図6に示すようにV溝eの
部分が縦框dの木口面の両角隅部に当たるように枠芯の
表面から裏面にかけて張り渡し、V溝部分eで丸い面取
りを形成した構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来のフラ
ッシュドアの構造では、丸く面取りを施せるだけの厚み
を有する木口材cを用いるので、材料コストが高くな
る。また、薄板a,bを枠芯の表裏両面に押圧して接着
する工程と縦框dの木口面に木口材cを押圧して接着す
る工程が必要なため製造コストが高くなる。また図6に
示すフラッシュドアの構造にあっても、V溝eの部分が
木口面の角隅部からずれると、ドアの見栄えが悪くなる
ので、薄板fを枠芯の表裏両面から圧着するだけてな
く、縦框dの木口面側からも押圧して接着しなければな
らず、製造コストが高くなる。本発明はかかる問題点に
鑑み、低コストにて木口面の両角隅部に丸い面取りを施
すことのできるフラッシュドアを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、左右一対の縦框を横枠材で連結して組立てた枠芯の
表裏に薄板を張り付けて成るフラッシュドアであって、
前記縦框の木口面側の両角隅部に断面形状が略扇形の凸
条を一体に設け、前記薄板の内面に2本の溝部を形成
し、前記各溝部の底面が前記各凸条の湾曲面に嵌合する
ように前記薄板を前記枠芯の表面から裏面にかけて張り
付けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明のフラッシュドアの構造で
は、扇形の凸条の湾曲面に嵌合する溝部によって縦框の
木口面の両角隅部に丸い面取りが形成される。しかして
本発明によれば、溝部が凸条に嵌合することにより縦框
の木口面を被う両凸条間の薄板部分が位置決め固定され
るので、薄板を枠芯の表面から裏面にかけて張り付ける
にあたり、枠芯の表面と裏面の両側から薄板を押圧して
接着するだけで良く、縦框の木口面側から押圧する必要
がない。従って、薄板の押圧工程が簡単になるので、製
造コストを低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1には本発明の一実施形態に係るフラッシュ
ドア10が示されている。当該フラッシュドア10は左
右一対の縦框11と2本の縦枠材12を複数本の横枠材
13〜15及び芯材16で連結して組立てた枠芯10A
を有し、この枠芯10Aの表裏両面に薄板17〜20を
張り付けて構成されている。
【0007】図2に拡大して図示するように、縦框11
の木口面の両角隅部には縦方向に延びる凸条21が一体
に設けられている。この凸条21は湾曲面21aとテー
パ面21bから成る略扇形の断面形状を有している。左
右両側の薄板17,19及び中間部の薄板18,20は
いずれも合板の表面に塩化ビニールシートを貼着した構
造を有し、枠芯10Aに合板面を押圧して接着されてい
る。左右の薄板17,19は図3に展開して図示するよ
うに、内面に2本のU字溝部22が形成されている。こ
の2本のU字溝部22の間隔は凸条21の間隔に合わせ
て設けられている。左右の薄板17,19は縦框11の
木口面を被うように枠芯10Aの表面から裏面にかけて
張り渡して凸条21にU字溝部22を嵌合させ、表裏両
面から枠芯10Aに押圧して接着されている。
【0008】本実施形態に係るフラッシュドア10の構
造は以上の通りであって、断面扇形の凸条21の湾曲面
21aに嵌合するU字溝部22によって縦框11の木口
面の両角隅部に丸い面取りが形成される。しかして本実
施形態によれば、U字溝部22が凸条21に嵌合するこ
とにより縦框11の木口面を被う両凸条21間の薄板1
7の部分が位置決め固定され、これによりずれを防止で
きるので、左右の薄板17,19を枠芯10Aの表面か
ら裏面にかけて張り付けるにあたり、枠芯10Aの表面
と裏面の両側から薄板17,19を押圧して接着するだ
けで良く、縦框11の木口面側に圧着する必要がない。
従って、薄板17,19の押圧工程が簡単になるので、
製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るフラッシュドアを
示す一部破断した正面図である。
【図2】 図1の2−2線から切断した拡大断面図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態に係るフラッシュドアに
用いた薄板を示す平面図である。
【図4】 従来のフラッシュドアの木口面を示す部分拡
大図である。
【図5】 従来の他の形式のフラッシュドアに使われる
薄板を示す平面図である。
【図6】 同フラッシュドアの木口面を示す部分拡大図
である。
【符号の説明】
10…フラッシュドア、10A…枠芯、11…縦框、1
7,19…薄板、21…凸条、22…U字溝部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の縦框を横枠材で連結して組立
    てた枠芯の表裏に薄板を張り付けて成るフラッシュドア
    であって、前記縦框の木口面側の両角隅部に断面形状が
    略扇形の凸条を一体に設け、前記薄板の内面に2本の溝
    部を形成し、前記各溝部の底面が前記各凸条の湾曲面に
    嵌合するように前記薄板を前記枠芯の表面から裏面にか
    けて張り付けたことを特徴とするフラッシュドア。
JP10029304A 1998-01-26 1998-01-26 フラッシュドア Expired - Lifetime JP3113854B2 (ja)

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JPH11210337A JPH11210337A (ja) 1999-08-03
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JP4617067B2 (ja) * 2003-06-30 2011-01-19 株式会社ノダ 扉体

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