JP3113113B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP3113113B2 JP3113113B2 JP05018491A JP1849193A JP3113113B2 JP 3113113 B2 JP3113113 B2 JP 3113113B2 JP 05018491 A JP05018491 A JP 05018491A JP 1849193 A JP1849193 A JP 1849193A JP 3113113 B2 JP3113113 B2 JP 3113113B2
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- JP
- Japan
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- drain valve
- brake mechanism
- tub
- driving
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる全自動洗濯機に
係わり、中でもその最終脱水行程終了時の排水弁の閉塞
制御について改良をした洗濯機に関する。
係わり、中でもその最終脱水行程終了時の排水弁の閉塞
制御について改良をした洗濯機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、いわゆる全自動洗濯機におい
ては、洗いから最終脱水までの一連の行程を自動的に遂
行するようになっている。又、その最終脱水行程の終了
時には、脱水槽を回転させたモータへの通電を断ってか
ら所定時間後に排水弁を閉塞させるようになっている。
この場合、脱水槽を制動するブレーキ機構を排水弁と連
動させるようになっているものが多く、従って、排水弁
を閉塞させると同時に脱水槽が制動力を受けるようにな
っている。
ては、洗いから最終脱水までの一連の行程を自動的に遂
行するようになっている。又、その最終脱水行程の終了
時には、脱水槽を回転させたモータへの通電を断ってか
ら所定時間後に排水弁を閉塞させるようになっている。
この場合、脱水槽を制動するブレーキ機構を排水弁と連
動させるようになっているものが多く、従って、排水弁
を閉塞させると同時に脱水槽が制動力を受けるようにな
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、脱
水槽は制動力を受けてからもしばらくの間惰性で回転を
続けるもので、このとき、脱水槽の内周面には水が遠心
力で張りついて残り、この水が脱水槽の回転が充分に落
ちてから流下し、すでに閉塞している排水弁部分に至っ
てそこに溜まる。そして、その溜まった水が寒冷地では
凍結して、排水弁の動作に支障を来たすようになるとい
う問題点を有していた。
水槽は制動力を受けてからもしばらくの間惰性で回転を
続けるもので、このとき、脱水槽の内周面には水が遠心
力で張りついて残り、この水が脱水槽の回転が充分に落
ちてから流下し、すでに閉塞している排水弁部分に至っ
てそこに溜まる。そして、その溜まった水が寒冷地では
凍結して、排水弁の動作に支障を来たすようになるとい
う問題点を有していた。
【０００４】又、この場合、ブレーキ機構を排水弁とを
別々の駆動手段で作動させるようにしたものもあるが、
しかし、このものでも、そのブレーキ機構を排水弁とを
同時に作動させるものでは、上記同様の問題点を有して
いた。
別々の駆動手段で作動させるようにしたものもあるが、
しかし、このものでも、そのブレーキ機構を排水弁とを
同時に作動させるものでは、上記同様の問題点を有して
いた。
【０００５】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、最終脱水行程時に脱水され
る水を排水弁部分に残すことなく排出することのできる
洗濯機を提供するにある。
であり、従ってその目的は、最終脱水行程時に脱水され
る水を排水弁部分に残すことなく排出することのできる
洗濯機を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、脱水槽を制動するブレ
ーキ機構と排水弁とを同時に駆動する駆動手段を具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時に上記速度検知手
段による検知結果から脱水槽の回転速度が所定値以下に
なったと判断されたときに上記駆動手段によりブレーキ
機構を作動させると共に排水弁を閉塞させる制御をする
ようにしたことを特徴とする。
に、本発明の洗濯機においては、脱水槽を制動するブレ
ーキ機構と排水弁とを同時に駆動する駆動手段を具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時に上記速度検知手
段による検知結果から脱水槽の回転速度が所定値以下に
なったと判断されたときに上記駆動手段によりブレーキ
機構を作動させると共に排水弁を閉塞させる制御をする
ようにしたことを特徴とする。
【０００７】又、本発明の洗濯機においては、脱水槽を
制動するブレーキ機構を駆動するブレーキ機構駆動手段
と、排水弁を駆動する排水弁駆動手段とを別個に具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時にブレーキ機構駆
動手段によりブレーキ機構を作動させ、その後に上記速
度検知手段による検知結果から上記脱水槽の回転速度が
所定値以下になったと判断されたときに上記排水弁駆動
手段により排水弁を閉塞させる制御をするようにしたこ
とを特徴とする。
制動するブレーキ機構を駆動するブレーキ機構駆動手段
と、排水弁を駆動する排水弁駆動手段とを別個に具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時にブレーキ機構駆
動手段によりブレーキ機構を作動させ、その後に上記速
度検知手段による検知結果から上記脱水槽の回転速度が
所定値以下になったと判断されたときに上記排水弁駆動
手段により排水弁を閉塞させる制御をするようにしたこ
とを特徴とする。
【０００８】
【作用】上記手段によれば、いずれにおいても、最終脱
水行程終了時には、脱水槽の回転速度が所定値以下にな
ってから排水弁が閉塞されるから、脱水された水が排出
されてから排水弁が閉塞されることになる。
水行程終了時には、脱水槽の回転速度が所定値以下にな
ってから排水弁が閉塞されるから、脱水された水が排出
されてから排水弁が閉塞されることになる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の第１実施例につき、図１ない
し図４を参照して説明する。まず図２には洗濯機全体の
外箱１を示しており、内部に水溜槽であり脱水受槽でも
ある外槽２を周知の吊り棒機構等（図示せず）により弾
性支持して配設している。外槽２内には洗濯槽であり脱
水槽でもある多孔状の内槽３を配設しており、内槽３内
の底部に洗濯用の撹拌体４を配設している。
し図４を参照して説明する。まず図２には洗濯機全体の
外箱１を示しており、内部に水溜槽であり脱水受槽でも
ある外槽２を周知の吊り棒機構等（図示せず）により弾
性支持して配設している。外槽２内には洗濯槽であり脱
水槽でもある多孔状の内槽３を配設しており、内槽３内
の底部に洗濯用の撹拌体４を配設している。
【００１０】外槽２の外下方部には、外槽２内（内槽３
内）から排水するための排水弁５及び排水ホース６を配
設すると共に、駆動部７を配設している。上記駆動部７
は、モータ８と、このモータ８の動力を伝達するベルト
伝動機構９、ベルト伝動機構９に伝達された動力を撹拌
体４及び内槽３に選択的に伝えるべく切換えられるクラ
ッチ機構１０、クラッチ機構１０と連動して内槽３を制
動するブレーキ機構１１、並びにハウジンク１２に内設
されて上記ベルト伝動機構９を経て伝達された動力を撹
拌体４に減速して伝える減速機構１３（図３参照）を具
えて構成している。
内）から排水するための排水弁５及び排水ホース６を配
設すると共に、駆動部７を配設している。上記駆動部７
は、モータ８と、このモータ８の動力を伝達するベルト
伝動機構９、ベルト伝動機構９に伝達された動力を撹拌
体４及び内槽３に選択的に伝えるべく切換えられるクラ
ッチ機構１０、クラッチ機構１０と連動して内槽３を制
動するブレーキ機構１１、並びにハウジンク１２に内設
されて上記ベルト伝動機構９を経て伝達された動力を撹
拌体４に減速して伝える減速機構１３（図３参照）を具
えて構成している。
【００１１】ここで、更に減速機構１３のケース１４は
ブレーキドラムとして機能させるようにしており、その
外周には上記ブレーキ機構１１のブレーキバンド１５を
巻装している。ブレーキバンド１５はブレーキレバー１
６に連結しており、このブレーキレバー１６を図２に略
して示すコネクタ１７を介して減速機付きモータ１８に
連結し、且つ、このモータ１８には同じくコネクタ１７
を介して前記排水弁５を連結しており、かくして、モー
タ１８をブレーキ機構１１と排水弁５とを同時に駆動す
る駆動手段として機能させるようにしている。
ブレーキドラムとして機能させるようにしており、その
外周には上記ブレーキ機構１１のブレーキバンド１５を
巻装している。ブレーキバンド１５はブレーキレバー１
６に連結しており、このブレーキレバー１６を図２に略
して示すコネクタ１７を介して減速機付きモータ１８に
連結し、且つ、このモータ１８には同じくコネクタ１７
を介して前記排水弁５を連結しており、かくして、モー
タ１８をブレーキ機構１１と排水弁５とを同時に駆動す
る駆動手段として機能させるようにしている。
【００１２】一方、外箱１上にはトップカバー１９を配
設しており、このトップカバー１９の前部内方にマイク
ロコンピュータ２０を配設している。このマイクロコン
ピュータ２０は、制御手段として機能するもので、図４
に示すように、各種操作スイッチから成る操作部２１よ
り各種操作信号が入力されると共に、外槽２内の水位を
検知するように設けた水位センサ２２より水位検知信号
が入力され、更に上記駆動部７のモータ８に設けた回転
センサ２３より回転検知信号が入力されるようになって
いる。
設しており、このトップカバー１９の前部内方にマイク
ロコンピュータ２０を配設している。このマイクロコン
ピュータ２０は、制御手段として機能するもので、図４
に示すように、各種操作スイッチから成る操作部２１よ
り各種操作信号が入力されると共に、外槽２内の水位を
検知するように設けた水位センサ２２より水位検知信号
が入力され、更に上記駆動部７のモータ８に設けた回転
センサ２３より回転検知信号が入力されるようになって
いる。
【００１３】上記回転センサ２３はモータ８の回転を検
知して回転検知信号を発するもので、マイクロコンピュ
ータ２０はそれを受けてモータ８の回転数をカウント
し、その数をベルト伝動機構９の減速比並びに所要時間
で除して前記内槽３の回転速度を検知するようになって
おり、従って、マイクロコンピュータ２０は回転センサ
２３と共に内槽３の回転速度を検知する速度検出手段と
して機能するようになっている。
知して回転検知信号を発するもので、マイクロコンピュ
ータ２０はそれを受けてモータ８の回転数をカウント
し、その数をベルト伝動機構９の減速比並びに所要時間
で除して前記内槽３の回転速度を検知するようになって
おり、従って、マイクロコンピュータ２０は回転センサ
２３と共に内槽３の回転速度を検知する速度検出手段と
して機能するようになっている。
【００１４】しかして、上述の各入力並びにあらかじめ
記憶された制御プログラムに基づいて、マイクロコンピ
ュータ２０は、各種表示素子から成る表示部２４と、ブ
ザー２５、内槽３内（外槽２内）に給水するように設け
た給水弁２６、モータ８、モータ１８を駆動する駆動回
路２７に駆動制御信号を与えるようになっている。
記憶された制御プログラムに基づいて、マイクロコンピ
ュータ２０は、各種表示素子から成る表示部２４と、ブ
ザー２５、内槽３内（外槽２内）に給水するように設け
た給水弁２６、モータ８、モータ１８を駆動する駆動回
路２７に駆動制御信号を与えるようになっている。
【００１５】そこで、以下には上記マイクロコンピュー
タ２０の機能に基づく作用について述べる。まず、マイ
クロコンピュータ２０は洗いから最終脱水までの一連の
行程を自動的に遂行するもので、その最終脱水行程に至
れば、図１に示すように、モータ１８に通電する（ステ
ップＡ１）。すると、それによって排水弁５が開放され
ると共に、ブレーキ機構１１が内槽３に与えた制動力を
解除するように作動され、更に、クラッチ機構１０がモ
ータ８の動力を撹拌体４と共に内槽３に伝えるべく作動
される。この状態で、マイクロコンピュータ２０はモー
タ８に通電するもので（ステップＡ２）、それにより、
撹拌体４と共に内槽３が回転され、その遠心力による脱
水が行なわれる。
タ２０の機能に基づく作用について述べる。まず、マイ
クロコンピュータ２０は洗いから最終脱水までの一連の
行程を自動的に遂行するもので、その最終脱水行程に至
れば、図１に示すように、モータ１８に通電する（ステ
ップＡ１）。すると、それによって排水弁５が開放され
ると共に、ブレーキ機構１１が内槽３に与えた制動力を
解除するように作動され、更に、クラッチ機構１０がモ
ータ８の動力を撹拌体４と共に内槽３に伝えるべく作動
される。この状態で、マイクロコンピュータ２０はモー
タ８に通電するもので（ステップＡ２）、それにより、
撹拌体４と共に内槽３が回転され、その遠心力による脱
水が行なわれる。
【００１６】その後、マイクロコンピュータ２０は脱水
時間が終了であるか否かの判断をし（ステップＡ３）、
終了であると判断されたところで、上記モータ８の通電
を断つ（ステップＡ４）。すると、内槽３はその後惰性
で回転しその回転速度を徐々に低下させる。
時間が終了であるか否かの判断をし（ステップＡ３）、
終了であると判断されたところで、上記モータ８の通電
を断つ（ステップＡ４）。すると、内槽３はその後惰性
で回転しその回転速度を徐々に低下させる。
【００１７】この状況で、マイクロコンピュータ２０は
回転センサ２３からの回転検知信号をもとに内槽３の回
転速度が所定値以下になったか否かの判断をする（ステ
ップＡ５）。この場合、内槽３の回転速度が低下したこ
とに伴って、遠心力も低下し、内槽３の内周面に張りつ
いて残った水が流下するから、この流下する水を排水弁
５を通して出し切る回転速度までの低下に上記所定値を
設定する。
回転センサ２３からの回転検知信号をもとに内槽３の回
転速度が所定値以下になったか否かの判断をする（ステ
ップＡ５）。この場合、内槽３の回転速度が低下したこ
とに伴って、遠心力も低下し、内槽３の内周面に張りつ
いて残った水が流下するから、この流下する水を排水弁
５を通して出し切る回転速度までの低下に上記所定値を
設定する。
【００１８】しかして、内槽３の回転速度が所定値以下
になったと判断されれば、マイクロコンピュータ２０は
前記モータ１８の通電を断つ（ステップＡ６）。する
と、それによって排水弁５が閉塞されると共に、ブレー
キ機構１１が内槽３に制動力を与えるように作動され
る。
になったと判断されれば、マイクロコンピュータ２０は
前記モータ１８の通電を断つ（ステップＡ６）。する
と、それによって排水弁５が閉塞されると共に、ブレー
キ機構１１が内槽３に制動力を与えるように作動され
る。
【００１９】この後、マイクロコンピュータ２０はブザ
ー２５を作動させて運転の終了報知をし（ステップＡ
７）、作動を終了する（エンド）。
ー２５を作動させて運転の終了報知をし（ステップＡ
７）、作動を終了する（エンド）。
【００２０】このように本構成のものでは、最終脱水行
程終了時に、内槽３の回転速度が所定値以下になってか
ら、モータ１８の通電を断ってブレーキ機構１１を作動
させると共に排水弁５を閉塞させるようにしたもので、
その内槽３の回転速度が所定値以下になった時点では、
脱水された水を全部あるいはほとんど全部排出し切って
おり、従って、脱水された水が排出されてから排水弁５
が閉塞されることになり、従来のもののように排水弁５
部分に水を残さないから、それが凍結することにより排
水弁５の動作に支障を来たすというような不具合の発生
も防止することができる。
程終了時に、内槽３の回転速度が所定値以下になってか
ら、モータ１８の通電を断ってブレーキ機構１１を作動
させると共に排水弁５を閉塞させるようにしたもので、
その内槽３の回転速度が所定値以下になった時点では、
脱水された水を全部あるいはほとんど全部排出し切って
おり、従って、脱水された水が排出されてから排水弁５
が閉塞されることになり、従来のもののように排水弁５
部分に水を残さないから、それが凍結することにより排
水弁５の動作に支障を来たすというような不具合の発生
も防止することができる。
【００２１】以上に対して、図５及び図６は本発明の第
２実施例を示すもので、上記第１実施例との相違点のみ
を述べれば、ブレーキ機構１１をブレーキ機構駆動手段
として機能する第１の減速機付きモータ３１により駆動
し、排水弁５をそれとは別の排水弁駆動手段として機能
する第２の減速機付きモータ３２により駆動するように
して、最終脱水行程の開始時に、それらのモータ３２，
３１に通電して（ステップＢ１）、排水弁５を開放させ
ると共に、ブレーキ機構１１を内槽３に与えた制動力を
解除するように作動させ、そして最終脱水行程の終了時
には、モータ８の断電（ステップＢ４）後、第１の減速
機付きモータ３１を断電して（ステップＢ５）、ブレー
キ機構１１を内槽３に制動力を与えるように作動させ、
その後に内槽３の回転速度が所定値以下になったと判断
されたときに（ステップＢ６）、第２の減速機付きモー
タ３２を断電して（ステップＢ７）、排水弁５を閉塞さ
せる制御をするようにしたところにある。
２実施例を示すもので、上記第１実施例との相違点のみ
を述べれば、ブレーキ機構１１をブレーキ機構駆動手段
として機能する第１の減速機付きモータ３１により駆動
し、排水弁５をそれとは別の排水弁駆動手段として機能
する第２の減速機付きモータ３２により駆動するように
して、最終脱水行程の開始時に、それらのモータ３２，
３１に通電して（ステップＢ１）、排水弁５を開放させ
ると共に、ブレーキ機構１１を内槽３に与えた制動力を
解除するように作動させ、そして最終脱水行程の終了時
には、モータ８の断電（ステップＢ４）後、第１の減速
機付きモータ３１を断電して（ステップＢ５）、ブレー
キ機構１１を内槽３に制動力を与えるように作動させ、
その後に内槽３の回転速度が所定値以下になったと判断
されたときに（ステップＢ６）、第２の減速機付きモー
タ３２を断電して（ステップＢ７）、排水弁５を閉塞さ
せる制御をするようにしたところにある。
【００２２】このようにしても、前述同様に脱水された
水を排出してから排水弁５を閉塞させ得るから、前述同
様の効果が得られ、そのほか、内槽３の回転駆動終了後
直ちにブレーキ機構１１を作動させる分、内槽３の回転
速度を速やかに低下させることができて、水の排出を迅
速にでき、運転終了までの時間を短縮できるという一層
の効果が得られる。
水を排出してから排水弁５を閉塞させ得るから、前述同
様の効果が得られ、そのほか、内槽３の回転駆動終了後
直ちにブレーキ機構１１を作動させる分、内槽３の回転
速度を速やかに低下させることができて、水の排出を迅
速にでき、運転終了までの時間を短縮できるという一層
の効果が得られる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の洗濯機は以上説明したとおりの
もので、下記の効果を奏する。請求項１の洗濯機におい
ては、脱水槽を制動するブレーキ機構と排水弁とを同時
に駆動する駆動手段を具備するものにあって、脱水槽の
回転速度を検知する速度検知手段を具備し、最終脱水行
程の終了時に上記速度検知手段による検知結果から脱水
槽の回転速度が所定値以下になったと判断されたときに
上記駆動手段によりブレーキ機構を作動させると共に排
水弁を閉塞させる制御をするようにしたことにより、最
終脱水行程時に脱水される水を排水弁部分に残すことな
く排出することができて、排水弁の動作に水の凍結によ
る支障を来たすような不具合の発生を防止することがで
きる。
もので、下記の効果を奏する。請求項１の洗濯機におい
ては、脱水槽を制動するブレーキ機構と排水弁とを同時
に駆動する駆動手段を具備するものにあって、脱水槽の
回転速度を検知する速度検知手段を具備し、最終脱水行
程の終了時に上記速度検知手段による検知結果から脱水
槽の回転速度が所定値以下になったと判断されたときに
上記駆動手段によりブレーキ機構を作動させると共に排
水弁を閉塞させる制御をするようにしたことにより、最
終脱水行程時に脱水される水を排水弁部分に残すことな
く排出することができて、排水弁の動作に水の凍結によ
る支障を来たすような不具合の発生を防止することがで
きる。
【００２４】請求項２の洗濯機においては、脱水槽を制
動するブレーキ機構を駆動するブレーキ機構駆動手段
と、排水弁を駆動する排水弁駆動手段とを別個に具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時にブレーキ機構駆
動手段によりブレーキ機構を作動させ、その後に上記速
度検知手段による検知結果から上記脱水槽の回転速度が
所定値以下になったと判断されたときに上記排水弁駆動
手段により排水弁を閉塞させる制御をするようにしたこ
とにより、上述同様の効果を得ることができ、そのほ
か、水の排出を迅速にでき、運転終了までの時間を短縮
できるという効果まで得ることができる。
動するブレーキ機構を駆動するブレーキ機構駆動手段
と、排水弁を駆動する排水弁駆動手段とを別個に具備す
るものにあって、脱水槽の回転速度を検知する速度検知
手段を具備し、最終脱水行程の終了時にブレーキ機構駆
動手段によりブレーキ機構を作動させ、その後に上記速
度検知手段による検知結果から上記脱水槽の回転速度が
所定値以下になったと判断されたときに上記排水弁駆動
手段により排水弁を閉塞させる制御をするようにしたこ
とにより、上述同様の効果を得ることができ、そのほ
か、水の排出を迅速にでき、運転終了までの時間を短縮
できるという効果まで得ることができる。
【図１】本発明の第１実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
チャート
【図２】全体の破断側面図
【図３】駆動部の縦断側面図
【図４】概略電気構成図
【図５】本発明の第２実施例を示す図２相当図
【図６】図１相当図
３は内槽（脱水槽）、５は排水弁、１１はブレーキ機
構、１８はモータ（駆動手段）、２０はマイクロコンピ
ュータ（速度検出手段、制御手段）、２３は回転センサ
（速度検出手段）、３１はモータ（ブレーキ機構駆動手
段）、３２はモータ（排水弁駆動手段）を示す。
構、１８はモータ（駆動手段）、２０はマイクロコンピ
ュータ（速度検出手段、制御手段）、２３は回転センサ
（速度検出手段）、３１はモータ（ブレーキ機構駆動手
段）、３２はモータ（排水弁駆動手段）を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】 洗いから最終脱水までの一連の行程を自
動的に遂行するものにおいて、脱水槽を制動するブレー
キ機構と排水弁とを同時に駆動する駆動手段を具備する
と共に、脱水槽の回転速度を検知する速度検知手段を具
備し、且つ、前記最終脱水行程の終了時に前記速度検知
手段による検知結果から前記脱水槽の回転速度が所定値
以下になったと判断されたときに前記駆動手段によりブ
レーキ機構を作動させると共に排水弁を閉塞させる制御
をする制御手段を具備したことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項２】 洗いから最終脱水までの一連の行程を自
動的に遂行するものにおいて、脱水槽を制動するブレー
キ機構を駆動するブレーキ機構駆動手段と、これとは別
個に排水弁を駆動する排水弁駆動手段とを具備すると共
に、脱水槽の回転速度を検知する速度検知手段を具備
し、且つ、前記最終脱水行程の終了時にブレーキ機構駆
動手段によりブレーキ機構を作動させその後に前記速度
検知手段による検知結果から前記脱水槽の回転速度が所
定値以下になったと判断されたときに前記排水弁駆動手
段により排水弁を閉塞させる制御をする制御手段を具備
したことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05018491A JP3113113B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05018491A JP3113113B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225985A JPH06225985A (ja) | 1994-08-16 |
| JP3113113B2 true JP3113113B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=11973101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05018491A Expired - Lifetime JP3113113B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3113113B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101849132B (zh) * | 2007-07-23 | 2014-06-04 | Cww医药公司 | 连接装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0354243B1 (en) * | 1987-07-24 | 1994-07-20 | JAPAN as represented by MINISTER OF INTERNATIONAL TRADE AND INDUSTRY | Process for concentrating and purifying alchohol |
| CN111453218B (zh) * | 2020-03-13 | 2022-02-01 | 江山市新百丰塑料包装有限公司 | 一种智能型自动排污的储液塑料桶 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP05018491A patent/JP3113113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101849132B (zh) * | 2007-07-23 | 2014-06-04 | Cww医药公司 | 连接装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06225985A (ja) | 1994-08-16 |
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