JP3111947U - つる植物のつる誘引具 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率の良いつる誘引具の提供。
【解決手段】つる誘引具のリールドラム3部に紐Wを巻回し、支柱に張設した誘引具摺動ガイド用ガイド線GWに誘引具のフック部1aを係止し、紐Wの先端部を端に設けた支柱等の固定手段下端部に固着し、作物の栽培つるが、紐Wに絡みながら伸長し成長するまで様子を見、栽培つるの先端部が、上方所定高さに達したら、誘引具の止め具4頭部を指で押圧し、リールドラム3を開放して紐Wを緩めると栽培つるの総自重で紐Wが引っ張られて作物は地上に達し、リールドラムに巻いた紐が解かれ、新たな紐がセットされ、誘引具を最初に係止した位置から所定間隔P移動して、再度、栽培つるWが伸長し成長するまで様子を見、上記同様の作業を繰り返し、所定の長さまで進む。
【選択図】図6
【解決手段】つる誘引具のリールドラム3部に紐Wを巻回し、支柱に張設した誘引具摺動ガイド用ガイド線GWに誘引具のフック部1aを係止し、紐Wの先端部を端に設けた支柱等の固定手段下端部に固着し、作物の栽培つるが、紐Wに絡みながら伸長し成長するまで様子を見、栽培つるの先端部が、上方所定高さに達したら、誘引具の止め具4頭部を指で押圧し、リールドラム3を開放して紐Wを緩めると栽培つるの総自重で紐Wが引っ張られて作物は地上に達し、リールドラムに巻いた紐が解かれ、新たな紐がセットされ、誘引具を最初に係止した位置から所定間隔P移動して、再度、栽培つるWが伸長し成長するまで様子を見、上記同様の作業を繰り返し、所定の長さまで進む。
【選択図】図6
Description
この考案は、トマトやピーマンや茄子等、誘引を必要とする栽培つる植物のつる誘引具に関するものである。
従来の誘引具は、フックを有するリール本体と、リールのドラムが一体型であった為、つるが伸びて成長する毎に、リールドラムに巻き付けた誘引紐をその都度手作業で解いたり、S字フックに結びつけた紐を解いて、結び直す作業を行っている。その為、数キログラムの重さの作物を支えての作業となり、体力的な負担が大きいだけでなく、作業中に作物を上下左右に揺らす事に成り、果実の落下や枝折れを起こす等の不具合が生じている。
又、こうした作業をする多穫農家にとってみれば、体力的負担が大きい為、多くの作業者が必要に成り、多額の経費が掛かってくる。そこで、誰でも簡単、且つ、楽に誘引具の紐が解けて負担が少なく、作業効率の良いつる誘引具の開発が求められている。
そこで、これまでに出願されている誘引具の特許文献を、参考の為、紹介する。(特許文献1〜2参照。)
特開平9−121691
特開2000−014248
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は誰でも簡単、且つ、楽に誘引具の紐が解けて負担が少なく作業効率の良いつる誘引具の開発・提供する事にある。
この課題を解決する為の手段として、トマトやピーマンや茄子等、誘引を必要とする栽培つる植物の上方所定高さに、両端部及び中間部に複数箇所の支柱等の固定手段で固定し、所定長さを略水平に張設した誘引具摺動ガイド用ワイヤー又は鋼線等のガイド線に係止する誘引具において、該誘引具のリールドラム外周部に誘引用の紐を巻着し、且つ、該紐の先端部を端に設けた支柱等の固定手段下端部に固着して設け、且つ、該誘引具のフック部をガイド線に係止し、栽培つる植物のつるが誘引用の紐を伝わって伸長しながら成長し、所定の高さに達する毎に、誘引具の係止位置を所定間隔移動して延長していくものであって、該誘引具は上方部に係止用フックと、下方部の水平軸先端に抜け出し防止用爪と、リールドラムを回転させる勘合部を設けたリール本体と、リール本体水平軸部に圧縮コイルバネ等の弾性材と、中心軸部に勘合穴部を有するリールドラムと、リール抜け出し防止材を軸着して成り、且つ、リールドラムはリール抜け出し防止用止め具の頭部を押圧すると勘合部が解放されて回転作動し、リールドラムに巻着した紐が解放され、止め具の頭部を手放すとスプリングバックにより再度リールドラムと軸部が勘合状態と成り、リールドラムが回転停止するものである。
この考案の効果として、上方部に係止用フックと、下方部の水平軸先端に抜け出し防止用爪と、リールドラムを回転させる勘合部を設けたリール本体と、リール本体水平軸部に圧縮コイルバネ等の弾性材と、中心軸部に勘合穴部を有するリールドラムと、リール抜け出し防止材を軸着して成り、且つ、リールドラムはリール抜け出し防止用止め具の頭部を押圧すると勘合部が解放されて回転作動し、リールドラムに巻着した紐が解放され、止め具の頭部を手放すとスプリングバックにより再度リールドラムと軸部が勘合状態と成り、リールドラムが回転停止する事で、困難な作業性と作物の落下や枝折れを起こす事無く、円滑で作業者に負担の少ない誘引作業を可能にする等、極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の最良の形態として、つる誘引具のリールドラムの外径寸法と、幅寸法は植物を栽培する場所の奥行きに適合した最適寸法に設定し、且つ、材質は天候や気温や強度やコスト等を考慮してプラスチック等の樹脂系を使用する事が望ましい。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図5に基づいて詳述すると、トマトやピーマンや茄子等、誘引を必要とする栽培つる植物の上方所定高さ(H)に、両端部及び中間部に複数箇所の支柱等の固定手段(PI)で固定し、所定長さ(L)を略水平に張設した誘引具摺動ガイド用ワイヤー又は鋼線等のガイド線(GW)に係止する誘引具において、該誘引具のリールドラム(3)外周部(3a)に誘引用の紐(W)を巻着し、且つ、該紐の先端部を端に設けた支柱等の固定手段(PI)下端部に固着して設け、且つ、該誘引具のフック部(1a)をガイド線(GW)に係止し、栽培つる植物のつる(V)が誘引用の紐(W)を伝わって伸長しながら成長し、所定の高さ(H)に達する毎に、誘引具(T)の係止位置を所定間隔(P)移動して延長していくものであって、該誘引具は上方部に係止用フック(1a)と、下方部の水平軸(1b)先端に抜け出し防止用爪(1c)と、リールドラム(3)を回転させる勘合部(1d)を設けたリール本体(1)と、リール本体水平軸部に圧縮コイルバネ等の弾性材(2)と、中心軸部に勘合穴部(3b)を有するリールドラム(3)と、リール抜け出し防止材(4)を軸着して成り、且つ、リールドラム(3)はリール抜け出し防止用止め具(4)の頭部を押圧すると勘合部が解放されて回転作動し、リールドラムに巻着した紐が解放され、止め具(4)の頭部を手放すとスプリングバックにより再度リールドラムと軸部が勘合状態と成り、リールドラムが回転停止する事を特徴とするつる植物のつる誘引具から構成される。
次に、この考案の詳細について説明すると、まず、材質は圧縮コイルバネ(2)以外は、全てプラスチック等の樹脂製で形成され、リール本体(1)は図1〜図3に示す様に、上方部に係止用フック(1a)を設け、且つ、下方部に圧縮コイルバネ(2)とリールドラム(3)を軸支し先端部を六角形状に形成した勘合部(1d)を有する水平軸部(1b)を設け、且つ、該水平軸部(1b)の先端にリールドラム(3)抜け出し防止用止め具(4)を嵌挿し、軸部先端二箇所に設けた抜け出し防止用爪(1c)で固着されている。
又、図3及び図5に示す様に、リールドラムの左右両縁には二箇所の紐係止用溝(3c)をそれぞれ設けて、保管時や一時的に紐を固定したい時に溝部に紐を引っ掛けて固定できる様に成っている。
図1はリールドラム回転停止状態時の誘引具(T)を示す正面図で、図2はリールドラム回転作動状態時の誘引具(T)を示す正面図である。
次に、この考案の使用方法について説明すると、まず、つる誘引具(T)のリールドラム(3)部に紐(W)を巻回し、そして、図7に示す様に、支柱(PI)の上部に張設した誘引具摺動ガイド用ガイド線(GW)端部に誘引具のフック部(1a)を係止し、且つ、紐(W)の先端部を端に設けた支柱等の固定手段(PI)下端部に固着する。そして、作物の栽培つる(V)が、紐(W)に絡みながら伸長し成長するまで様子を見る。そして、栽培つる(V)の先端部が、上方所定高さ(H)に達したら、誘引具(T)の止め具(4)頭部を指で押圧し、リールドラム(3)を開放して紐(W)を緩めると栽培つるの総自重で紐(W)が引っ張られて作物は地上に達し、リールドラムに巻いた紐が解かれ、新たな紐がセットされる。そして、誘引具(T)を最初に係止した位置から所定間隔(P)移動して、再度、栽培つる(W)が伸長し成長するまで様子を見る。以後は、上記同様の作業を繰り返しながら、所定の長さ(L)まで進んで行く。
この考案のつる植物のつる誘引具は、困難な作業性と作物の落下や枝折れを起こす事無く、円滑で作業者に負担の少ない誘引作業を可能にする事で、多くの農業関係市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
1 リール本体
1a フック
1b 水平軸
1c 抜け出し防止用爪
1d 勘合部
2 弾性材
3 リールドラム
3a 外周部
3b 勘合穴部
3c 紐係止用溝
4 止め具
4a ガイド溝
GW ガイド線
H 所定高さ
L 所定長さ
P 所定間隔
PI 固定手段
T つる誘引具
V つる
W 紐
1a フック
1b 水平軸
1c 抜け出し防止用爪
1d 勘合部
2 弾性材
3 リールドラム
3a 外周部
3b 勘合穴部
3c 紐係止用溝
4 止め具
4a ガイド溝
GW ガイド線
H 所定高さ
L 所定長さ
P 所定間隔
PI 固定手段
T つる誘引具
V つる
W 紐
Claims (1)
- トマトやピーマンや茄子等、誘引を必要とする栽培つる植物の上方所定高さ(H)に、両端部及び中間部に複数箇所の支柱等の固定手段(PI)で固定し、所定長さ(L)を略水平に張設した誘引具摺動ガイド用ワイヤー又は鋼線等のガイド線(GW)に係止する誘引具において、該誘引具のリールドラム(3)外周部(3a)に誘引用の紐(W)を巻着し、且つ、該紐の先端部を端に設けた支柱等の固定手段(PI)下端部に固着して設け、且つ、該誘引具のフック部(1a)をガイド線(GW)に係止し、栽培つる植物のつる(V)が誘引用の紐(W)を伝わって伸長しながら成長し、所定の高さ(H)に達する毎に、誘引具(T)の係止位置を所定間隔(P)移動して延長していくものであって、該誘引具は上方部に係止用フック(1a)と、下方部の水平軸(1b)先端に抜け出し防止用爪(1c)と、リールドラム(3)を回転させる勘合部(1d)を設けたリール本体(1)と、リール本体水平軸部に圧縮コイルバネ等の弾性材(2)と、中心軸部に勘合穴部(3b)を有するリールドラム(3)と、リール抜け出し防止材(4)を軸着して成り、且つ、リールドラム(3)はリール抜け出し防止用止め具(4)の頭部を押圧すると勘合部が解放されて回転作動し、リールドラムに巻着した紐が解放され、止め具(4)の頭部を手放すとスプリングバックにより再度リールドラムと軸部が勘合状態と成り、リールドラムが回転停止する事を特徴とするつる植物のつる誘引具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002550U JP3111947U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | つる植物のつる誘引具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002550U JP3111947U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | つる植物のつる誘引具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3111947U true JP3111947U (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=43274387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005002550U Expired - Fee Related JP3111947U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | つる植物のつる誘引具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111947U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200027613A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 경북대학교 산학협력단 | 넝쿨작물 자중에 의한 유인줄 자동 길이조절장치 |
-
2005
- 2005-04-22 JP JP2005002550U patent/JP3111947U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20200027613A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-13 | 경북대학교 산학협력단 | 넝쿨작물 자중에 의한 유인줄 자동 길이조절장치 |
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