JP3111212U - 物干台およびハンガーラック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作により内外管のロックおよびアンロックを可能とし、かつ内管を傷つけて美観を損なうことのない定位構造を有する物干台を提供する。
【解決手段】一端を外管に固定されたトグルを弾性素子により斜めに付勢することで、トグルに設けた内孔の内周面と、内孔に嵌挿された内管とを押圧し、両者の摩擦力により外管と内管とを定位(ロック)することができる。アンロック操作を行う際は、トグルを引き上げることで内孔と内管の摩擦力が解放され、内外管の自由なスライドが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本考案は、外管と内管をスライドさせることによる高さ調整が可能な物干台に関する。
一般家庭の住宅で使用されるハンガーラックは、その両側の立式バーは、高さの調節が可能で、それは、内外管の伸縮調整により定位するものである。従来の伸縮管の定位装置は大部分が螺旋緊接方式により、外管の端に掛座を有し、掛座上に、貫通する螺孔を設け、バーをその中に螺合するものである。バーが中に装入されて内管表面に緊接して、定位を達成する。しかし、バーの締緩強度は制御しにくく、力が不足すると、内管が滑脱する恐れがあり、特に、掛ける服が多い時、バーが完全に締められていないと、内管が滑脱することとなる。一般にバーは金属材質からなり、伸縮管の内外管は、特にステンレス、またはめっき金属管が用いられることが多い。内管は、当初は滑らかな表面であるが、旋転力に緊接力が加えられ、表面が陥没する可能性がある。調整を重ねて使用すると、内管表面は損傷、及び、凹洞を埋めなければならないため、ハンガーラックの美観を損ねてしまう。
このように、従来の手で締めて定位する方式によるハンガーラックは、緩すぎると、内管が滑り落ち、締め過ぎると、内管が損傷したり、凹洞ができたりするという課題があった。またかかる課題はハンガーラックに限らず、物干台の全般に共通する課題である。
これに対し、先行文献1(特許文献1:特開平7−171297号公報)には、内/外管の軸線まわりに捻ることでロックがされる環体を嵌着した物干し具に関する発明が記載されているなど、内外管をスライドさせることで高さ調整を可能とする物干台において、内管を傷つけず、かつ物干し部の高さを定位するための更なる簡易かつ操作性の良い機構の発明が切望されていた。
特開平7−171297号公報
本考案においては、簡単な操作により内外管のスライドおよび定位を可能とし、かつ内管を傷つけて美観を損なうことのない定位構造を有する物干台を提供することを目的とする。
本考案者は上記課題を解決すべく鋭意検討の末、一端を外管に固定されたトグルを弾性素子により斜めに付勢することで、トグルに設けた内孔の内周面と、該内孔に嵌挿された内管とを押圧し、両者の摩擦力により外管と内管とを定位することができるとの知見に基づき、本考案の完成に至った。
すなわち本考案においては、以下の物干台により上記の各課題を解決することが可能である。
(1)外管と、前記外管の一端に摺動自在に嵌挿される内管と、前記内管を外管に対してロックまたはアンロックする定位構造と、前記内管または外管に連結する物干し部とを有し、前記内管を外管に対し摺動させることで前記物干し部の高さを調整することのできる物干台であって、
前記定位構造は、
前記外管の一端に環装され、前記内管を嵌挿する外環体と、
一端を前記外環体に連結し、他端に前記内管を嵌挿する筒状のスリーブと、
前記スリーブの一側面に設けたスロット孔と、
前記スリーブの他側面に設けた固接部と、
前記内管を嵌挿する内孔と、前記固接部と連結する凸片と、前記スロット孔より伸出する操作片とを有し、少なくとも前記内孔の内周面が樹脂からなるトグルと、
前記スリーブに収納され、前記スリーブと前記トグルとの間に付勢を与える弾性素子とからなり、
常態において、前記凸片が前記スリーブに固接された前記トグルは、前記弾性素子の付勢により前記操作片が押し込まれて所定の傾斜角を形成し、前記内孔の内周面が前記内管に押圧され、前記トグルと前記内管との摩擦力により前記物干し部の高さが固定されることを特徴とする物干台。
また本考案においてはその具体的な実施の態様として、以下の関連考案を含むものである。
(2)前記物干し部が網架であり、前記物干台がハンガーラックである(1)記載の物干台。
本考案により、互いにスライドする内/外管の定位構造は、簡易かつ迅速に両管のロックおよびアンロックを行い、更に内管表面を傷つけることがないという効果が得られる。
以下、本考案について図面を用いて具体的に説明する。ただし本考案は、特に内/外管の組み合わせ本数、物干し部の形態、脚部の具体の構造などについて、以下の実施の形態又は図面のみに限られるものではない。図1は本考案にかかる物干台の全体斜視図である。20は基端を固定端とする外管、30は外管の先端に摺動自在に嵌挿される内管、Aは内管と外管をロックまたはアンロックする定位構造、40は物干し部である。ただし、同図においては外管30の固定端に脚部が設けられているが、本考案にかかる物干し台は図1に示すキャスター付きの自立型に限らず、例えば床と天井の間に突っ張り棒の如く固設することも可能であるためその構造は任意である。また外管30と内管20はいずれが脚部となり、いずれが物干し部40と連結する構成であってもよい。さらに、外管30と内管20の組み合わせは同図のように2式であるほか、1式であっても、後述する図6のように4式であっても、またそれ以外であってもよい。
図2は定位構造Aのみを示す斜視図であり、図3はその分解図である。定位構造Aは、外環体10、スリーブ11、トグル12、および弾性素子13からなる。
外環体10は、外管20の先端に環装されるとともに、内管30を嵌挿する環状部材であり、材質は限定されない。また後述するスリーブとの連結部を有していることが好ましい。具体的には、環装する外管20の先端と当接し内管30を嵌挿するための内端上縁の停止縁101、外側上縁にはスリーブを接合するための階段状の接合凹縁102、接合凹縁102の一側にはスリーブの位置決めをする嵌接ブロック103を有する環状体が外環体10として例示される。
スリーブ11は、一端で外環体10の連結部(例えば接合凹縁102)に連結し、他端には内管30を嵌挿する筒状部材であり、材質は特に限定されない。筒状の一側面にはスロット孔111を設け、これと対向する、または所定の角度の他側面には、後述するトグルの凸片を固定する固接部112を有する。またスリーブ11には、外環体10に設けた嵌接ブロック103と嵌合する、位置決め用の切り欠きを設けることが好ましいが、かかる切り欠きはスロット孔111がこれを兼ねても良い。具体的には、嵌挿する内管30に沿った環形端110、固接部の例としての挿接孔112を有する筒状のスリーブ11が図3の如く例示できる。
トグル12は、内管30を嵌挿する内孔121と、固接部112と連結する凸片123と、スロット111から伸出する操作片122とを有する部材である。内孔121の内径は、内管30より僅かに大きいものとし、凸片123を固定端として操作片122を内管30の軸方向に移動させると、内孔121が斜めになることにより内孔121の内周面と内管30の外周が当接する。トグル12のうち、少なくともかかる内周面は樹脂材料からなり、内管30との当接により、両者の間には大きな摩擦力が生じる。
前記内周面を除くトグル12の材質は特に限定されないが、凸片123を固接部112に固定した状態で、操作片122を内管30の軸方向に移動させることが可能であるため、例えば全体をゴム状の弾性体とするか、または凸片123と固接部112とは内管30の軸方向と直交する軸まわりに回転自由として接合することが好適である。
弾性素子13は、スリーブ11に収納され、スリーブ11とトグル12との間に付勢を与える。常態において、弾性素子13は一端をスリーブ11と当接し、他端でトグル12に付勢を与えるため、トグル12は凸片123を固定端とし、操作片122が内管30の軸方向に押し込まれることとなる。これにより、トグル12は所定の傾斜角を形成し、内孔121の内周面が常に内管30に押圧され、両者の摩擦力により内管30がスリーブ11、ひいては外環体10および外管20とロックされた状態となる。弾性素子13は、具体的には圧縮ばねが例示される。
図4は通常時のロック状態を、図5は操作片122を操作してこれをアンロックさせた状態をそれぞれ示す軸方向に沿った断面図である。トグル12は凸片123によりスリーブ11一側の固接部112に挿置される。凸片123を固定されたトグル12は、常態においては図4に示すように、スリーブ11内に圧縮状態で装入された弾性素子13により付勢を受けるため、可動端である操作片122側のみがスロット孔111に沿って押し下げられ、全体として所定の斜角を形成する。これによりトグル12の内孔121は内管30に押圧され、トグル12と内管30は摩擦力により固定される。
トグル12は凸片123を介してスリーブ11と連結し、かつスリーブ11は接合凹縁102と嵌接ブロック103を介して外環体10と連結している。外環体10もまた外管20に環装されており、結果として内管30と外管20とは定位固定される。
一方、図5に示すように、使用者が弾性素子13の付勢力に抗して操作片122を引き上げると、トグル12とともに内孔121は内管30と直交する。すると内孔121の内管30の軸方向に対する投影面積が拡大し、内管30との間の摩擦力が減少し、外管20と内管30のロックは解除される。この状態で使用者が更に操作片122を押し上げると、アンロックされた外管20と内管30は互いにスライドし、内管30に連結する物干し部の高さを上げることができる。逆に操作片122を僅かに引き上げて内管30とトグル12の摩擦力を解除した状態で保持すれば、内管および物干し部の自重により物干し部の高さを下げることができる。このように、外管20と内管30のロック、アンロックの操作は操作片122の引き上げという極めて簡易な動作のみによって行われ、さらに内管30とトグル12の接触部である内孔121の内周面は樹脂材料からなるため、内管30の外表面を傷つける虞があるという従来技術の課題が解決される。
図6は、物干し部が網架40であって、物干台がハンガーラックである場合を示す全体斜視図である。ただし本実施の形態においては、外管20は2本であるがその両端部に内管20を都合4本嵌合させる方式をとっている。これにより、内管30の上下端の距離は不変であって、外管20およびこれと連結する網架40の高さのみが変動するハンガーラックとなる。かかる実施の形態においても、本考案の定位構造Aにより、内管30、外管20間の定位が達成され、簡易な動作により、内管30を傷つけることなくロックおよびアンロックを行うことができる。
本考案は、互いにスライドする内外管のロック及びアンロックを簡易な操作により可能とするものである。よって物干台に限らず、各種ポールやスタンドなどに応用することも可能である。また内管と接触する樹脂材料やトグルの材質の好適な選択により支持可能な重量を大きくすることも可能であるため、各種の応用が図られる。
本考案の実施の形態にかかる物干台の全体斜視図である。 本考案の実施の形態にかかる定位構造の斜視図である。 図2に示す定位構造の立体分解図である。 図2に示す定位構造のロック状態を示す断面図である。 図2に示す定位構造のアンロック状態を示す断面図である。 本考案の他の実施の形態にかかるハンガーラックの全体斜視図である。
符号の説明
A 定位構造
10 外環体
101 停止縁
102 接合凹縁
103 嵌接ブロック
11 スリーブ
110 環形端
111 スロット孔
112 固接部
12 トグル
121 内孔
122 操作片
123 凸片
13 弾性素子
20 外管
30 内管
40 物干し部

Claims (2)

  1. 外管と、前記外管の一端に摺動自在に嵌挿される内管と、前記内管を外管に対してロックまたはアンロックする定位構造と、前記内管または外管に連結する物干し部とを有し、前記内管を外管に対し摺動させることで前記物干し部の高さを調整することのできる物干台であって、
    前記定位構造は、
    前記外管の一端に環装され、前記内管を嵌挿する外環体と、
    一端を前記外環体に連結し、他端に前記内管を嵌挿する筒状のスリーブと、
    前記スリーブの一側面に設けたスロット孔と、
    前記スリーブの他側面に設けた固接部と、
    前記内管を嵌挿する内孔と、前記固接部と連結する凸片と、前記スロット孔より伸出する操作片とを有し、少なくとも前記内孔の内周面が樹脂からなるトグルと、
    前記スリーブに収納され、前記スリーブと前記トグルとの間に付勢を与える弾性素子とからなり、
    常態において、前記凸片が前記スリーブに固接された前記トグルは、前記弾性素子の付勢により前記操作片が押し込まれて所定の傾斜角を形成し、前記内孔の内周面が前記内管に押圧され、前記トグルと前記内管との摩擦力により前記物干し部の高さが固定されることを特徴とする物干台。
  2. 前記物干し部が網架であり、前記物干台がハンガーラックである請求項1記載の物干台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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