JP3110996U - ソファーベッド - Google Patents

Abstract

【課題】
ソファーベッドは、ベッドからソファーへ切り替えるときに持ち上げるのが重かったりたり、折り曲げたりする動作が困難であった。
【解決手段】
折り曲げ自在な前部、中部、後部の三つの台座からなるソファーベッドをソファーとして使用する場合は、台座の前部、台座の後部を重ねて腰掛部分とし、台座の後部の両側板はソファー時には肘掛とし、台座の前部は背もたれ部分として使用し、台座の前部と台座の中部との間の空間に止め具をはめ込んで台座の前部と台座の中部を固定しソファーを構成する。背もたれの部分と腰掛部分を、取り外し可能な止め具によって固定することによりベッドとソファーの切り替えを簡単にした。ベッド時の台座の後部の両側板はソファー時に肘掛として使用できる形状を取る。
【選択図】 図２

Description

本考案は、組立式のソファーベッドに関する。

従来のソファーベッドには、ソファーからベッドに用途を変えるときに、折り曲げる時に二つの台座を持ち上げなければならないものがある。また、ジョイント部分が複雑な構造になっている。
特開２００３−２５０６６２号公報

以上の技術によれば、ソファーからベッドへ切り替えるときに持ち上げるのが重かったり、折り曲げたりする動作が困難であった。そこでこの考案のソファーベッドは、切り替え部分が簡単な構造になっており、折り曲げるときも労力を要しないものを提供することを課題とする。

本考案のソファーベッドは、折り曲げ自在で且つ前部、中部、後部の三つの台座からなり、ソファーとして使用する場合は、台座の中部に、台座の後部を重ねて腰掛部分とし、台座の後部の両側板はソファー時には肘掛とし、台座の前部は背もたれ部分として使用し、台座の前部と台座の中部との間の空間に止め具をはめ込んで台座の前部と台座の中部を固定しソファーの形状にすることを特徴とする。

専用の止め具を使用し、ソファーとベッドが簡単な構造で切り替えられる。
ソファーとして使用する際の占有床面積がベッド時の半分以下になり、部屋を広く使える。
ソファーとベッド、どちらの使用目的にもかかわらず、日用品等の収納スペースが確保できる。

この考案の実施形態を、図１、２、３に基づいて説明する。
ソファーベッドの台座１、２、3は木製であり、図１に示したようにすのこ状になっている。

ベッド時は、丁番金具１２、１３を用いて折り畳み自在に構成されている三つ台座の前部１及びその両側板６、中部２及びその両側板５、後部３及びその両側板４の３つの台座全部を床面と水平にして使用する。両側板と止め具の湾曲した形状により、ソファーとして使用する際に台座と止め具のズレを抑えることができる。安定性をもたらすために、補強棒８、１１をはめこんでいる。

ソファー使用は図２に示したように、台座の後部３を丁番金具１３を中心に180度回転し、台座の中部２の上に重ね、台座の前部１は垂直に立てて背もたれとし、止め具１０をはめ込んで台座の前部１と台座の中部２を固定する。台座後部の両側板４は、ソファー時は、肘掛として使用できる形状を取る。止め具１０の両側板は、台座１の両側板６と台座２の両側板５の境界部分の形状と合致する形状をとる。台座の前部１と台座の後部３は止め穴７、９の穴にねじを入れて固定する。

ベッドとして使用する場合の斜視図である。 ソファーとして使用する場合の分解斜視図である。 止め具をはめ込んだ後のソファーの斜視図である。

符号の説明

１ 台座の前部 ２ 台座の中部
３ 台座の後部 ４ 台座の後部の両側板
５ 台座の中部の両側板 ６ 台座の前部の両側板
７ 止め穴 ８ 補強棒
９ 止め穴 １０ 止め具
１１補強棒 １２、１３ 丁番金具

Claims (1)

1. ソファーベッドは、折り曲げ自在で且つ前部、中部、後部の三つの台座からなり、ソファーとして使用する場合は、台座の中部に、台座の後部を重ねて腰掛部分とし、台座の後部の両側板はソファー時には肘掛とし、台座の前部は背もたれ部分として使用し、台座の前部と台座の中部との間の空間に止め具をはめ込んで台座の前部と台座の中部を固定しソファーの形状にすることを特徴とするソファーベッド。
   

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