JP3110693U - 三輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作の変化と娯楽効果を持つ三輪車を提供する。
【解決手段】 ボディー10は、支持体11と、フロントホーク12とを有する。シート20は、支持体11に固定されている。前輪40は、フロントホーク12に装着されている。伝動機構50は、ボディー10に装着され、クランクアームを有するクランクユニットと、二つのペダルと、第一スプロケットと、第二スプロケットと、チェーンとを有する。平行四連結棒機構60は、前連結棒と、後連結棒と、それらの両側端に連接されている両側連結棒とを有する。前連結棒と後連結棒は相互平行し、両側連結棒も相互平行し、後連結棒が支持体11の後段部位に固定されている。二つのハンドルバー70は、平行四連結棒機構60に固定され、シート20の両側に位置付けられている。二つの後輪80は、両側連結棒に装着されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ボディー10は、支持体11と、フロントホーク12とを有する。シート20は、支持体11に固定されている。前輪40は、フロントホーク12に装着されている。伝動機構50は、ボディー10に装着され、クランクアームを有するクランクユニットと、二つのペダルと、第一スプロケットと、第二スプロケットと、チェーンとを有する。平行四連結棒機構60は、前連結棒と、後連結棒と、それらの両側端に連接されている両側連結棒とを有する。前連結棒と後連結棒は相互平行し、両側連結棒も相互平行し、後連結棒が支持体11の後段部位に固定されている。二つのハンドルバー70は、平行四連結棒機構60に固定され、シート20の両側に位置付けられている。二つの後輪80は、両側連結棒に装着されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、人力車に関し、詳しく言えば、三輪車に関するものである。
図8に示すように、周知の三輪車2、即ち、児童用三輪車は、ボディー90と、シート91と、前輪92と、二つの後輪93から構成される。ボディー90は、支持体901と、方向をコントロールするハンドルバー92(steering)と、支持体901の前端に位置付けられ、かつ方向をコントロールするハンドルバー92に連接されるスプロケット903とを有する。前輪902は、スプロケット903に装着される。かつ前輪92は、クランクアーム94を二つ有し、クランクアーム94にペダル941を有する。二つの後輪93は、支持体901の後端両側に装着される。それによって、児童がシート91に座って両手で方向をコントロールするハンドルバー92を握って両足でペダルを踏めば、三輪車2を駆動して前進させることが可能である。
このような周知の三輪車2は、その機能が前進と方向転換のみで、操作方法が学習性とチャレンジ性に乏しいため、児童にあまり好まれなくなることが当然である。
このような周知の三輪車2は、その機能が前進と方向転換のみで、操作方法が学習性とチャレンジ性に乏しいため、児童にあまり好まれなくなることが当然である。
本考案の主な目的は、操作の変化と娯楽効果を持つ三輪車を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本考案による三輪車は、ボディーは動かないフロントホークを有し、三輪車の前輪はフロントホークに装着され、平行四連結棒機構はボディーの後段部位に装着され、三輪車の二つの後輪は四連結棒機構の両側連結棒に装着され、二つのハンドルバーは平行四連結棒機構に固定され、かつ三輪車のシートの両側に位置付けられることで、使用者は両手で二つのハンドルバーをコントロールして平行四連結棒を作動させ、二つの後輪を方向転換させると同時に車体を方向転換させ、曲がる方向へ傾斜させることが可能である。三輪車のスピードが速い場合、方向転換の操作により三輪車に後滑り(tail slide)の効果が生じる。そうすると、三輪車は操作の変化が多くなり、娯楽効果が高まる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施例による三輪車の外観を示す斜視図である。
図2は、図1に示す三輪車の側面図である。
図3は、図1に示す三輪車の局部を示す平面図である。
図1は、本考案の一実施例による三輪車の外観を示す斜視図である。
図2は、図1に示す三輪車の側面図である。
図3は、図1に示す三輪車の局部を示す平面図である。
図4は、図1に示す三輪車の背面を示す模式図である。
図5は、図4を5−5線で切断した断面図である。
図6は、図1に示す三輪車の後輪を方向転換させている状態を示す平面図である。
図7は、図1に示す三輪車の後輪を方向転換させている状態を示す後面図である。
図5は、図4を5−5線で切断した断面図である。
図6は、図1に示す三輪車の後輪を方向転換させている状態を示す平面図である。
図7は、図1に示す三輪車の後輪を方向転換させている状態を示す後面図である。
図1から図5に示すように、本発明の一実施例による三輪車1は、ボディー10と、シート20と、背もたれ30と、前輪40と、伝動機構50と、平行四連結棒機構60と、二つのハンドルバー70と、二つの後輪80とを備える。
ボディー10は、支持体11と、フロントホーク12とを有する。支持体11は、アッパーパイプ111と、立パイプ112とを有し、そのうちの立パイプ112が後に傾くようにアッパーパイプ111の後端に近い部位に溶接されている。フロントホーク12は、アッパーパイプ111の前端に溶接されている。
シート20と背もたれ30は、別々にアッパーパイプ111と立パイプ112に固定されている。
前輪40は、フロントホーク12に装着されている。
前輪40は、フロントホーク12に装着されている。
伝動機構50は、図2に示すように、クランクユニット51と、二つのペダル52と、第一スプロケット53と、第二スプロケット54と、チェーン55とを有する。クランクユニット51は、アッパーパイプ111の前端に装着され、アッパーパイプ111の両側に位置するクランクアーム511を有する。二つのペダル52は、二つのクランクアーム511に装着されている。第一スプロケット53は、クランクユニット51に固定されている。第二スプロケット54は、単方向伝動スプロケットであって、前輪40に装着されている。チェーン55は、第一スプロケット53と第二スプロケット54に巻かれている。
平行四連結棒機構60は、図3から図5に示すように、前連結棒61と、後連結棒62と、それらの両側端に連接される両側連結棒63とを有する。前連結棒61と後連結棒62は相互平行し、両側連結棒63も相互平行する。また、後連結棒62は、アッパーパイプ111の後端に固定され、前連結棒61と前輪40との間の距離は後連結棒62と前輪40との間の距離より短く、前連結棒61の水平高度は後連結棒62の水平高度より高い。図5に示すように、両側連結棒63は、二つの枢軸631と四つの受け軸632と八つのクッション633により前連結棒61と後連結棒62に連接されることで、平行四連結棒機構60の強度を確保し、かつ平行四連結棒機構60が駆動されている時、棒と棒との間でスムーズに回転することが可能である。
二つのハンドルバー70は、前連結棒61の両側連結棒63に近い部位に固定され、かつシート20の両側に位置付けられている。
二つの後輪80は、両側連結棒63の側壁に装着されている。二つの後輪80が前輪40に平行する場合、二つの後輪80の軸心線と後連結棒62の軸心線は重なる。
二つの後輪80は、両側連結棒63の側壁に装着されている。二つの後輪80が前輪40に平行する場合、二つの後輪80の軸心線と後連結棒62の軸心線は重なる。
また、シート20は使用者(通常、児童を指す)を座らせるものであり、背もたれ30は使用者の背中をもたせかけるものである。使用者が両手で二つのハンドルバー70を握り、二つのペダル52を持続的に踏めば、クランクユニット51により第一スプロケット53を駆動し、チェーン55の伝動により第二スプロケット54を動かすと同時に前輪40を回転させ、使用者を乗せている三輪車1を前進させることが可能である。また、第二スプロケット54は単方向伝動スプロケットであるため、使用者が逆方向で二つのペダル52を踏めば、三輪車1の前進を阻止することが可能である。
図6と図7に示すように、使用者が三輪車1の方向転換をしようとする場合、例えば、三輪車1を右に回転させようとする場合、両手で二つのハンドルバー70を左に引っ張れば、前連結棒61を駆動し、左に平行移動させて両側連結棒63と二つの後輪80を連動させ、後連結棒62に対して左向きの回転をすることが可能である。図6に示すのは、三輪車1を右に回転させる場合である。使用者は、力を入れると、体が自然に右に傾く。また、二つの後輪80を左に回転させる場合、右の後輪と左の後輪は前後に並ぶような状態を呈し、三輪車1は図7に示すように右に傾く。
使用者が比較的速いスピードで曲がる場合、三輪車1の尾部は横向きに急速に滑ることで、後滑りの効果を達成し、三輪車1の娯楽性を増加させることが可能である。また、三輪車1の重心が低く、使用者の体の重心が曲がる方向へ移動し、車体が自然に曲がる方向に傾斜するため、三輪車1に後滑りの現象が生じる場合、横転することはない。
上述により、本実施例による三輪車1は、周知のものと比べて操作の変化が比較的多いため、娯楽効果を持つと同時に児童に注目され、好まれることが明らかである。
上述により、本実施例による三輪車1は、周知のものと比べて操作の変化が比較的多いため、娯楽効果を持つと同時に児童に注目され、好まれることが明らかである。
1 三輪車、10 ボディー、11 支持体、12 フロントホーク、20 シート、30 背もたれ、40 前輪、50 伝動機構、51 クランクユニット、52 ペダル、53 第一スプロケット、54 第二スプロケット、55 チェーン、60 平行四連結棒機構、61 前連結棒、62 後連結棒、63 両側連結棒、70 ハンドルバー、80 後輪、111 アッパーパイプ、112 立パイプ、511 クランクアーム、631 枢軸、632 受け軸、633 クッション
Claims (5)
- 支持体と、その前段部位に固定されているフロントホークとを有するボディーと、
支持体に固定されているシートと、
フロントホークに装着されている前輪と、
ボディーに装着され、クランクアームを二つ有するクランクユニットと、クランクアームに装着されている二つのペダルと、クランクユニットに固定されている第一スプロケットと、前輪に装着されている第二スプロケットと、第一スプロケットと第二スプロケットに巻かれているチェーンとを有する伝動機構と、
前連結棒と、後連結棒と、それらの両側端に連接されている両側連結棒とを有し、そのうちの前連結棒と後連結棒が相互平行し、両側連結棒も相互平行し、後連結棒が支持体の後段部位に固定され、前連結棒と前輪との間の距離が後連結棒と前輪との間の距離より短く、前連結棒の水平高度が後連結棒の水平高度より高い平行四連結棒機構と、
平行四連結棒機構に固定され、シートの両側に位置付けられている二つのハンドルバーと、
両側連結棒に装着されている二つの後輪と、
を備えることを特徴とする三輪車。 - 支持体は、アッパーパイプと、立パイプとを有し、そのうちの立パイプが後に傾くようにアッパーパイプの後端に近い部位に溶接され、フロントホークはアッパーパイプの前端に溶接され、シートはアッパーパイプに固定され、クランクユニットはアッパーパイプの前端に装着され、後連結棒はアッパーパイプの後端に固定され、立てパイプに背もたれを有することを特徴とする請求項1に記載の三輪車。
- 第二スプロケットは、単方向伝動スプロケットであることを特徴とする請求項1に記載の三輪車。
- 二つのハンドルバーは、前連結棒の両側に近い部位に固定され、シートの両側に位置付けられていることを特徴とする請求項1に記載の三輪車。
- 二つの後輪は、両側連結棒の側壁に装着され、二つの後輪が前輪に平行する場合、二つの後輪の軸心線と後連結棒の軸心線が重なることを特徴とする請求項1に記載の三輪車。
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